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本発明は、使用に際して腹側の両側部と背側の両側部とを重ね合わせて、背側と腹側とを接合片により接合する、止着式紙おむつに関するものである。
図8は、従来の止着式紙おむつを示している。この紙おむつは、おむつ外形をなす不透液性裏面シート101と、透液性表面シート102と、これらの間に介在された吸収体103を有すると共に、背側両側縁から側方に突出する接合片105,105を有している。そして、使用に際しては、腹側の両側部と背側の両側部とを近接させ、あるいは重ね合わせた状態で、背側の接合片105,105を腹側表面のターゲットテープ106に接合することにより、身体に装着するようになっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
一般に、接合片105,105とターゲットテープ5との接合手段109としては、粘着剤又はメカニカルファスナーが使用されているが、後者は接合力を強くでき、また剥離を繰り返しても接合力が低下し難いため汎用されている。
実開平6−31726号公報 特開2002−95693号公報 特開2005−160506号公報
しかし、従来のメカニカルファスナーを使用した止着式紙おむつは、狭いスペースでファスニングテープを外すのが困難であるという問題点があった。
例えば、止着式紙おむつを装着した成人男性がトイレで自分で排尿する際、ズボン内でテープの止着を外して性器を取り出すことがある。また、大人、子供、男女を問わず、衣類を着用したまま、衣類とおむつとの間に手を入れてファスニングテープを取り外し、止着位置を調整することもある。これらの場合において、メカニカルファスナーを使用したファスニングテープを取り外すには、ファスニングテープを身体から遠ざかる方向に剥離しなければならないが、この操作を衣類と身体との間のように狭い空間内で行うのは非常に困難であり、メカニカルファスナーの雄材が誤ってズボンの繊維に絡まり、作業が更に煩雑になることもあった。
そこで、本発明の主たる課題は、メカニカルファスナーを使用した止着式紙おむつにおいて、狭いスペースでもファスニングテープを容易に取り外せるようにすることにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
背側の両側部に、ファスニングテープの基端部をそれぞれ連結し、このファスニングテープの先端側の内面に、表面にフック状突起を多数有するフックテープを設け、腹側の外面に、前記フック状突起が着脱可能に掛止される表面を有するターゲットテープを設け、前記背側のファスニングテープをそれぞれ腹側に回り込ませ、前記フックテープを前記ターゲットテープに止着することによって身体に装着するように構成した紙おむつにおいて、
腹側の外面における幅方向中央を基準としてその両側のそれぞれに、前記フックテープの幅に対して半分以下の幅を有するターゲットテープを、おむつ幅方向に複数並設するとともに、各ターゲットテープにおける前記幅方向中央側の端部を腹側の外面に固定し、かつこの固定部よりも幅方向外側の部分を腹側の外面に固定せずに、腹側外面から離間可能な自由部として構成し、前記止着に際して前記フックテープを複数の前記ターゲットテープに跨って止着するように構成した、
ことを特徴とする紙おむつ。
(作用効果)
本発明の紙おむつでは、身体に装着した状態でファスニングテープを幅方向中央側(締め付け方向)に引張ると、その引張力はファスニングテープのフックテープに止着されたターゲットテープにも作用し、ターゲットテープの自由部が固定部側から順に引張方向に捲れ、かつこれに伴って、ターゲットテープが固定部側から順にフックテープから引張方向と反対側に捲れて剥離される。したがって、ファスニングテープを幅方向中央側(締め付け方向)に引張るだけで取り外すことができ、衣類内のように狭いスペース内でも極めて容易に操作でき、フックテープの衣類への誤掛止も起こり難くなる。
一方、身体に装着した状態では、ファスニングテープに対して背側に向う引張力が作用し、ターゲットテープには幅方向外側に向う引張力が作用するが、ターゲットテープは幅方向中央側が固定されているため、捲れることは無く、ターゲットテープの全体を固定した場合と同様の止着性能が発揮される。よって、本発明では、取り外しが容易になるにもかかわらず、止着性能が低下するおそれも無い。
さらに、このように構成されていると、ファスニングテープを取り外す際にファスニングテープを引張る距離は、各ターゲットテープの幅にほぼ等しくなる。一方、止着力については、従来のものと同様に、フックテープとターゲットテープとの止着部分の合計幅により定まる。よって、本項記載の場合、止着力を損ねずに、ファスニングテープを引張る距離を短縮することができ、狭いスペース内での取り外しがより一層容易になる。
<請求項記載の発明>
前記腹側の外面における前記両側のそれぞれにおいて、隣り合うターゲットテープが、フックテープの取り外し時に加わる力により分離可能なように一体化されている、請求項記載の紙おむつ。
(作用効果)
このように構成されていると、ターゲットテープを複数並設するとしても、取り外しまでは全てのターゲットテープが一体化しており、取り外し後においても必要な分しか分離されないため、止着前後にターゲットテープがめくれて作業が煩雑になったり、製品の製造過程でターゲットテープがめくれてトラブルを起こしたりすることがないため、好ましい。
<請求項記載の発明>
前記腹側の外面における前記両側のそれぞれにおいて、隣り合うターゲットテープのうち前記幅方向中央側に位置するターゲットテープにおける幅方向外側の端部が、幅方向外側に位置するターゲットテープにおける前記固定部の上に重なるように並設されている、請求項記載の紙おむつ。
(作用効果)
このように構成されていると、各ターゲットテープは、フックテープ面に対して平行にならず、幅方向外側の端部が固定部がわよりも張り出すようになる。また各ターゲットテープの固定部は隣接する他のターゲットテープの端部により覆われる。そして、このようなターゲットテープに対してフックテープを止着した場合、各ターゲットテープの全表面が均一にフックテープに止着されず、幅方向中央側ほど止着力が弱くなり、固定部に対しては完全に止着されなくなる。よって、止着を取り外す際、弱い力で円滑に剥離を開始できるようになる。これに対して、ターゲットテープの固定部上に隣接する他のターゲットテープが重ねられていない場合、ターゲットテープの固定部にフックテープが止着されることになるが、固定部は捲れないため、剥離開始時に強い力が必要になる。
以上の通り本発明によれば、腹側の両側部と背側の両側部とのずれが効果的に防止され、もって前後位置のずれ等が防止されるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
(第1の実施形態)
図1〜図4は、本発明に係る紙おむつの一例を示しており、この紙おむつは、不透液性バックシート1と、透液性トップシート2との間に、吸収体3が介在されているものである。
不透液性バックシート1としては、ポリエチレンフィルム等の他、ムレ防止の点から遮水性を損なわずに透湿性を備えたシートも用いることができる。この遮水・透湿性シートは、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを用いることができる。肌触りを改善するために、不透液性バックシート1の外面に不織布を貼り付けて被覆することもできる。
透液性トップシート2としては、有孔または無孔の不織布や穴あきプラスチックシートなどが用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができる。
吸収体3としては、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。必要に応じて、吸収体3はクレープ紙(図示せず)により包むことができる。また、吸収体3の形状は適宜定めることができるが、図示のような砂時計形状の他、長方形等のように、股間部の前側から後側まで延在する形状が好適である。
不透液性バックシート1は、吸収体3の周囲より外方に延在して略砂時計形状を成しており、その側方延在部の内面にはバリヤシート4が貼り付けられている。この側方延在部は吸収体3の存在しないサイドフラップ部SFを構成している。
透液性トップシート2は、吸収体3より若干大きめの砂時計形状とされ、吸収体3側縁より若干外方に延在する部分がバリヤシート4と不透液性バックシート1との間に介在され不透液性バックシート1側にホットメルト接着剤により固着されている。バリヤシート6の素材としては、プラスチックシートやメルトブローン不織布を使用することもできるが、肌への感触性の点で、不織布にシリコンなどにより撥水処理をしたものが好適に使用される。
不透液性バックシート1の外面を不織布で覆う場合には、不透液性バックシート1に代えて、外装不織布を吸収体3の周囲より外方に延在させてバリヤシート6の側部とともに、吸収体8の存在しないサイドフラップ部SFを構成することもできる。この場合、不透液性バックシート1をサイドフラップ部SFまで延在させず、トップシート2と同様の形状とすることができる。
紙おむつの前後方向両端部では、不透液性バックシート1および透液性トップシート2が吸収体3の前後端よりも前後両側にそれぞれ延在され、吸収体3の存在しないエンドフラップ部EFが形成されており、このうち背側のエンドフラップ部EFにおいては、複数本、図示の例では3本の糸状弾性伸縮部材7が幅方向に沿って伸張状態で固定されている。この糸状弾性伸縮部材9としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
そして、背側の胴回り形成部分Bにおいて、両サイドフラップ部SF,SFからファスニングテープ5,5が突出されるとともに、これに対応して、腹側の胴回り形成部分Fの外面(図示例では不)にターゲットテープ6が貼り付けられている。
ファスニングテープ5は、おむつ幅方向に沿って延在する帯状の基材シート8と、その先端側の内面に貼り付けられた、表面にフック状突起を多数有するフックテープ9(メカニカルファスナーの雄材)とから構成されており、基材シート8の基端部がサイドフラップ部SFに固定されているものである。基材シート8の基端部は、サイドフラップ部SFの外面または内面に固定しても良いが、図3に示すように、サイドフラップ部SFを構成するシート間(図示例ではバックシート1とバリヤシート4との間)に挟み、ホットメルト接着剤等により固定するのが好ましい。
フックテープ9のフック状突起としては、例えばキノコ状、J字状のもの等を採用することができる。基材シート8としては、種々の素材を使用することができるが、好ましくは坪量40〜80g/m2の単層又は複層の不織布を用いる。この場合、加工法は強度特性に優れたスパンボンドが好ましい。また、基材シート8の一部または全部に、ゴム等の弾性素材、あるいはこれを伸張させた状態で不織布等のシート材に固定したものを用いることによって、接合片8aを弾性伸縮可能にすると、フィット性を確保しながら装着者の胴回りに寸法に合わせてサイズ調整を行うことができるため好ましい。
フックテープ9の寸法は適宜定めることができるが、例えば、長さ(前後方向)y1は10〜80mmの範囲内とすることができ、また幅w1は5〜35mmの範囲内とすることができる。
ターゲットテープ6としては、フック状突起が着脱可能に掛止される表面を有するもの(メカニカルファスナーの雌材)であり、例えば、フックテープと同様の基材シートの表面に多数のループ状の糸を固定したものや、不織布等を使用できる。
特徴的には、図4に示すように、腹側の外面における幅方向中央Cの両側に、幅方向に沿って帯状をなすターゲットテープ6が少なくとも一つずつ配置され、各ターゲットテープ6における幅方向中央C側の端部6cは腹側の外面に固定されるが、この固定部6cよりも幅方向外側の部分6fは腹側の外面に固定されておらず、腹側外面から離間可能な自由部6fとして構成されている。この固定は図示例のようにホットメルト接着剤6bにより行うことができる他、ヒートシール、超音波溶着等により行うこともできる。
ターゲットテープ6の形状や寸法は適宜定めることができる。図示例では、フックテープ9の幅w1に対して半分以下の幅w2を有するターゲットテープ6を、おむつ幅方向に複数並設し、止着に際してフックテープ9を複数のターゲットテープ6,6…に跨って止着するように構成している。ターゲットテープ6は、幅方向に隣接させるのが好ましいが、間隔を空けて配置することもできる。
ターゲットテープ6の形状は、図示例のような短冊状(矩形状)の他、幅方向中央C側から外側に向かうにつれて長さが短くなる横向き台形状や横向き三角形状とすることができる。ターゲットテープ6の長さ(前後方向)y2は例えば30〜350mmとすることができる。ターゲットテープ6の幅w2は、図示例では約1/2.5となっているが、1/3以下であると特に好ましい。もちろん、ターゲットテープ6の幅w2をフックテープ9の幅w1の半分より大きくすることもでき、w1以上とすることもできる。各ターゲットテープ6の形状・寸法は全て同じとする他、必要に応じて、幅方向中央側のもと幅方向外腹側のもとで異ならしめることができる。
腹側外面におけるターゲットテープ6の配設範囲は特に限定されないが、胴回り部分Fにおける幅方向両端部を除いた中間部分に設けるのが好ましく、その幅は胴回り部分Fの幅の70〜95%とすることができる。
かくして構成された紙おむつにおいては、身体の所定部位にあてがった状態で、背側の両サイドフラップSF,SFのファスニングテープ5,5を、腹側外面における幅方向両側のターゲットテープ6,6にそれぞれ止着することで装着することができる。この状態では、図4に示すように、ファスニングテープ5,5に対して胴回り方向に沿って背側に向う引張力F1,F1が作用し、各ターゲットテープ6,6には幅方向外側に向う引張力が作用する。ターゲットテープ6,6は幅方向中央側が固定されているため、捲れたりすることは無く、ターゲットテープ6,6の全体を固定した場合と同様の止着性能が発揮される。
取り外しに際しては、図5に示すように、ファスニングテープ5を幅方向中央側(締め付け方向)に引張る。この引張力F2はファスニングテープ5のフックテープ9に止着された各ターゲットテープ6にも作用し、各ターゲットテープの6自由部6fが固定部6c側から順に引張方向に捲れ、かつこれに伴って、各ターゲットテープ6が固定部6c側から順にフックテープ9から引張方向と反対側に捲れて剥離される。したがって、ファスニングテープ5を幅方向中央側(締め付け方向)に引張るだけで各ターゲットテープ6から取り外すことができ、衣類内のように狭いスペース内でも極めて容易に操作でき、フックテープ9の衣類への誤掛止も起こり難くなる。
特に、図示形態の場合には、ファスニングテープ5を取り外す際、ファスニングテープ5を引張る距離は、各ターゲットテープ6の幅w2にほぼ等しくなる。一方、止着力は、フックテープ9とターゲットテープ6との止着部分の合計幅(図示例ではターゲットテープが隣接配置されているため、フックテープ9の幅w1に等しい)により定まる。よって、止着力を損ねずに、ファスニングテープ5を引張る距離を短縮でき、狭いスペース内での取り外しがより一層容易になる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、ターゲットテープ6の自由部6fが当初から自由になっているため、止着前にターゲットテープ6がめくれて装着作業が煩雑になったり、製品の製造過程でターゲットテープ6がめくれてトラブルを起こしたりするおそれがある。
そこで、隣り合うターゲットテープ6,6を、フックテープ9の取り外し時に加わる力により分離可能なように予め一体化しておくのが好ましい。具体的には、図6に示すように、全ターゲットテープ6,6分の幅を有する一枚のテープ60を形成し、このテープ60に対し、前後方向に沿うミシン目10を幅方向に各ターゲットテープ6分の間隔で形成し、各ミシン目10間の部分6における幅方向中央側の端部を腹側外面にそれぞれ固定することが提案される。この場合、ファスニングテープ5を取り外す際、フックテープ9が止着されているターゲットテープ6部分に対して加わる力により、当該ターゲットテープ6部分と隣り合うターゲットテープ6部分との間のミシン目10が引き裂かれ、分離される。以降は、第1の実施形態と同様に取り外しがなされる。
したがって、ターゲットテープ6を複数並設するとしても、取り外しまでは全てのターゲットテープ6が一体化しており、取り外し後においても必要な分しか分離されないため、止着前後にターゲットテープ6がめくれて作業が煩雑になったり、製品の製造過程でターゲットテープ6がめくれてトラブルを起こしたりし難くなる。
なお、図示形態において幅方向中央のミシン目10は省略することができる。また、図示形態では、幅方向両側の全てのターゲットテープ6,6を一体化したが、これに限られず、一部のみを一体化することもでき、例えば、幅方向に所定の間隔でミシン目による分離線を付与したシートを、幅方向一方側および他方側に対して別々に設けることもできる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、ファスニングテープ5の取り外しを開始する際、先ずフックテープ9とターゲットテープ6の固定部6cとの剥離がなされる。しかし、この固定部6cは腹側外面に固定されており、捲れないため、この部分の剥離に、つまり取り外し開始時に相対的に強い力が必要になる。
そこで、これを解決する形態として、図7に示すように、腹側の外面における両側のそれぞれにおいて、隣り合うターゲットテープ6,6のうち幅方向中央側に位置するターゲットテープ6における幅方向外側の端部が、幅方向外側に位置するターゲットテープ6における固定部6cの上に重なるように並設された形態も提案される。
このように構成されていると、各ターゲットテープ6は、フックテープ9面に対して平行にならず、幅方向外側の端部が固定部6c側よりも張り出すようになる。また各ターゲットテープ6の固定部6cは、隣接する他のターゲットテープ6の端部により覆われる。したがって、このようなターゲットテープ6に対してフックテープ9を止着した場合、各ターゲットテープ6の全表面が均一にフックテープ9に止着されず、幅方向中央C側ほど止着力が弱くなり、固定部6cに対しては完全に止着されなくなる。よって、止着を取り外す際、弱い力で円滑に剥離を開始できるようになる。
本発明は、メカニカルファスナーを用いた止着式紙おむつに適用されるものである。
第1の実施形態の展開状態内面側を示す平面図である。 第1の実施形態の展開状態外面側を示す平面図である。 ファスニングテープ部分の断面図である。 ターゲットテープ部分の要部(吸収体やトップシート、バリヤシートは図示を省略している)を示す断面図である。 剥離時の状態を示す、ターゲットテープ部分の要部(吸収体やトップシート、バリヤシートは図示を省略している)断面図である。 第2の実施形態の展開状態内面側を示す平面図である。 第3の実施形態の要部拡大平面図である。 従来のテープ式紙おむつの展開状態内面側を示す平面図である。
1…不透液性バックシート、2…透液性トップシート、3…吸収体、4…バリヤシート、5…ファスニングテープ、6…ターゲットテープ、7…糸状弾性伸縮部材、8…基材シート、9…フックテープ、10…ミシン目。

Claims (3)

  1. 背側の両側部に、ファスニングテープの基端部をそれぞれ連結し、このファスニングテープの先端側の内面に、表面にフック状突起を多数有するフックテープを設け、腹側の外面に、前記フック状突起が着脱可能に掛止される表面を有するターゲットテープを設け、前記背側のファスニングテープをそれぞれ腹側に回り込ませ、前記フックテープを前記ターゲットテープに止着することによって身体に装着するように構成した紙おむつにおいて、
    腹側の外面における幅方向中央を基準としてその両側のそれぞれに、前記フックテープの幅に対して半分以下の幅を有するターゲットテープを、おむつ幅方向に複数並設するとともに、各ターゲットテープにおける前記幅方向中央側の端部を腹側の外面に固定し、かつこの固定部よりも幅方向外側の部分を腹側の外面に固定せずに、腹側外面から離間可能な自由部として構成し、前記止着に際して前記フックテープを複数の前記ターゲットテープに跨って止着するように構成した、
    ことを特徴とする紙おむつ。
  2. 前記腹側の外面における前記両側のそれぞれにおいて、隣り合うターゲットテープが、フックテープの取り外し時に加わる力により分離可能なように一体化されている、請求項記載の紙おむつ。
  3. 前記腹側の外面における前記両側のそれぞれにおいて、隣り合うターゲットテープのうち前記幅方向中央側に位置するターゲットテープにおける幅方向外側の端部が、幅方向外側に位置するターゲットテープにおける前記固定部の上に重なるように並設されている、請求項記載の紙おむつ。
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