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JP5035219B2 - 通信経路検出方法、通信経路検出プログラム、および通信経路検出装置 - Google Patents
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JP5035219B2 - 通信経路検出方法、通信経路検出プログラム、および通信経路検出装置 - Google Patents

通信経路検出方法、通信経路検出プログラム、および通信経路検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、サーバやネットワーク機器で構成されるIT(Information Technology)システムにおけるネットワークを監視し、ネットワーク接続上の問題の検出と解決を支援する技術に関する。
従来、ネットワークに接続する機器について、その監視対象機器のネットワークの接続情報を収集し、トポロジマップとして機器間の物理結線を画面に表示するネットワーク管理技術が提案され一般的になってきている(例えば、特許文献1参照)。しかし、冗長化されたネットワークにおいては、ある機器と別な機器との間の途中の通信経路を正確に特定するには不十分であった。
特開2004−208068号公報
従来技術において、例えば、機器Aと機器Bが通信を行う場合、その経路について冗長性が確保されている場合には、通信経路は一意には決まらない。そのため、ネットワーク管理者が機器Aと機器Bが通信を行う経路について正しく把握することは困難となる。また、通信経路途中のネットワーク機器が故障した場合などは、ネットワーク機器側の高信頼化の機能により、通信経路が自動的に切り替わる場合があるが、ネットワーク管理者にとって経路の変更内容について正確に把握することはできなかった。
特定の機器間の通信における回線の品質や性能を監視したいといった場合に、どこを監視すればよいのかが明確でないために、結局、ネットワーク全体を監視する必要があった。そこで、本発明では、上述した問題を解決するため、冗長構成のネットワーク環境において、ネットワーク管理プログラムが、特定の2つの機器間(機器Aと機器B)の通信経路を検出する手法を提供する。
本発明は、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのレイヤ3(第三層またはネットワーク層)において、機器Aから機器Bに至る通信経路の探索を行う経路探索コマンド(tracerouteコマンド) を実行して、どのルータを経由したかの経由情報を取得し、その経由情報とメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル(VRRP:Virtual Router Redundancy Protocol)情報とを照合することで、ルータのIP(Internet Protocol )アドレスを特定することによって、冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出し、その後に、レイヤ2(第二層またはデータリンク層)において、予めメモリに保持された該ルータのインタフェース情報、スイッチのMAC(Media Access Control)アドレステーブル、およびトポロジー情報から、機器Bまでの経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出し、さらに、上記レイヤ3およびレイヤ2ネットワークにおいて、いずれも通信経路が特定されない場合には、2つの機器間にて経由するノード数を最小とする経路選択のアルゴリズムを適用する構成とすることによって、冗長化されたネットワークにおいても機器間の通信経路を検出することが可能となる。
以上、本発明によれば、冗長構成のネットワークであっても、レイヤ2/レイヤ3ネットワークでの特定の2つの機器間の通信経路が検出され、ネットワーク管理者が、自端末にて、正しく把握することが可能となる。
また、SNMP(Simple Network Management Protocol:簡易ネットワーク管理プロトコル)エージェントやTelnet(Tele-communications Network )サーバを標準装備とするネットワーク機器で構成されたネットワークであれば、本方法を実現するネットワーク管理プログラムを組み込むだけでよく、本発明による経路検出のための特別な装置等は必要としない。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態になる冗長ネットワークにおける通信経路検出の基本システム構成を示す。
冗長化ネットワークにおける本通信経路検出システムは、監視対象ネットワーク100からのネットワーク情報を管理するネットワーク管理サーバ1と管理者端末3とから構成され、ネットワーク管理サーバ1上で動作するネットワーク管理プログラム2は、ネットワークに接続する、サーバ、ルータ、スイッチなどのネットワーク機器から、特定の機器間の通信経路を検出する通信経路検出プログラム10と、監視対象ネットワーク100の構成情報を収集し、データベース30に格納する監視プログラム20とから構成されている。
さらに、通信経路検出プログラム10は、レイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出部11、レイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出部12、および第一の検出部および第二の検出部において、いずれも通信経路が特定されない場合、2つの機器間にて経由するノード数を最小とする経路選択のアルゴリズムを適用して経路を推定処理する経路推定部13とから構成されている。
ここで、ネットワーク管理サーバ1は、図示していないが、CPU、メモリを備えたコンピュータであり、フレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトディスクなどの記録媒体に蓄えられたネットワーク管理プログラム2は、起動時にメモリに展開され、CPUによって実行される。
なお、ネットワーク管理プログラム2における監視プログラム20によって、下記の情報は、予めデータベース30に格納されているものとする。
a)監視対象ネットワーク100のトポロジ情報
ノードとノードの接続情報について自動収集したもの、あるいは管理者が手動で監視プログラム20に入力したもの。
b)監視対象ネットワーク100に存在するルータのVRRP−MIB(Management Information Base :RFC(Request for Comments)規定に基づく公開情報)より収集した、ルータの多重化を行なうためのVRRP情報
c)監視対象ネットワーク100に存在する全ての機器のインターフェース(IPアドレス、MACアドレス、ポート番号) の情報
図2は、本発明の実施の形態になる経路探索コマンドの例を示す。
tracert (Unix(登録商標)ではtraceroute)コマンドは、自ホストから指定したホストまでの到達経路とその中継時間を表示してくれるコマンドを示し、(1)の部分は、自身のルータからホスト名dep.xyzcorp.com とIPアドレスのサーバに至る経路が探索されることを示している。また、(2)の部分は、最大で30個の経路情報を表示することを示し、「30hops」とは、最大30台までのルータをリストアップすることを表している。さらに、(3)の部分は、経路情報の一覧を示し、各行は、順に、「順序番号」、「各ルータへのレスポンス時間(試行3回分のそれぞれの結果で単位はミリ秒)」、「ホスト名」、「IPアドレス」を表している。
実施例では、コマンドの実行によって、サーバ名dep.xyzcorp.com (IPアドレス10.90.141.124)に至る通信経路上に存在するルータが、w10002.bs.joy.xyzcorp.com およびw10005.bs.joy.xyzcorp.com であることを示している。
図3は、本発明の実施の形態になるルータのVRRP情報テーブルのデータ構成例を示す。ネットワーク管理プログラム2の監視プログラム20によって監視対象ネットワーク100から取得され、データベース30に保持される仮想ルータのVRRP情報を示している。
VRRP情報テーブルは、「INDEX(項番)」、「仮想IPアドレス」、「実IPアドレス」、および「管理IPアドレス」の項目からなる複数のレコードから構成され、仮想ルータの「仮想IPアドレス」と「実IPアドレス」を関連付けている。例えば、INDEX1、2では、実IPアドレスがaaa.bbb.ccc.1 とaaa.bbb.ccc.2 の2台のルータで、仮想のIPアドレスaaa.bbb.ccc.0 を持つ仮想ルータとなっていることを示している。一方のルータに故障が発生しても、他方のルータによって通信経路が確保される。このVRRP情報は、ルータにログインしてコマンドを実行するか、RFC2787で規定されているVRRP−MIBより取得される。
図4は、本発明の実施の形態になる監視対象ネットワークのトポロジ情報テーブルのデータ構成を示す。トポロジ情報は、ノード間の接続情報で自動収集したもの、あるいは管理者が手動で監視プログラム20に入力したものである。図4は、各レコードのノードLのIPアドレスを持つ機器のポートLで示されるインターフェースと、ノードRのIPアドレスを持つ機器のポートRで示されるインターフェースとが接続されていることを示している。
図5は、本発明の実施の形態になるレイヤ2スイッチのMACアドレステーブルのデータ構成例を示す。MACアドレステーブルは、レイヤ2ネットワークのスイッチを特定する物理アドレス(MACアドレス)とポート番号を関連付けたもので、例えば、第一のレコードでは、このスイッチのポート4の先に、MACアドレスが00−0C−13−24−44−44のインターフェースを持つ機器が接続されていることを示している。
図6は、本発明の実施の形態になるルータの持つルーティングテーブルのデータ構成例を示す。ルーティングテーブルは、送受信するパケットの行先を記録したもので、マスク形式(先頭から24ビットまでの範囲)で表現された「宛先ネットワークアドレス」、宛先ネットワークまでの距離の単位としての経由ルータ数「METRIC」、次のルータの宛先である「NextHop」、および「出力インタフェースのポート番号」の項目からなる複数のレコードから構成されている。
例えば、第三のレコードでは、宛先IPアドレスが、10.90.162.3のパケットは、上記のルーティングテーブルを持つルータによって、FastEthernet0/2 (Ethernet(登録商標)ポート番号)のインターフェースから172.16.2.254のルータ宛に転送される。宛先IPアドレスにより、出力インターフェースが特定できる。なお、項目「NextHop」の「直接」は、ルータ自身が接しているネットワークを示している。
図7は、本発明の実施の形態になるネットワーク管理サーバにおける通信経路検出処理の全体フローを示す。実施例では、2つの機器(機器A、機器B)間に、冗長化されたレイヤ3ネットワークおよびレイヤ2ネットワークを介して複数のネットワーク機器が接続されている例を取り上げる。
まず、ステップS11において、通信経路検出プログラム10は、レイヤー3ネットワークの通信経路の検出を行う。機器Aにログインし、機器Bに対してtracerouteコマンドを実行して、機器Aから機器Bに通信した場合の経由するルータを特定する。ルータがVRRPで冗長化されていた場合、ここで得られた情報は、仮想ルータのIPアドレスの可能性があるため、予めデータベースに格納された監視対象ネットワークに存在するルータのVRRP情報と照らし合わせることにより、VRRPを構成する実際のルータの管理IPアドレスを特定する。
続いて、途中経路にあるルータが持つルーティングテープルの情報を収集し、機器Aと機器BのIPアドレスとをマッチングさせることによって、ルータの入出力インターフェースを特定する。これによって、VRRPによる冗長構成であっても、正確なレイヤ3ネットワークの経路検出が可能となる。
つぎに、ステップS12において、レイヤ2ネットワークにつき、ネットワーク数分の通信経路の検出処理を行う。機器Aから機器Bの通信経路中に、レイヤ2スイッチを含むレイヤ2のネットワークが存在する場合、当該ネットワークの両端となるルータ(あるいは機器AまたはB) のインターフェース情報と、予めデータベースに格納された監視対象ネットワークのトポロジ情報を参照し、途中経路の候補となるレイヤ2スイッチを限定することができる。
続いて、途中経路の候補となるレイヤ2スイッチのMACアドレステーブルの情報を収集し、レイヤ2ネットワークの両端となるルータ(あるいは機器AまたはB)のインターフェースのMACアドレスの情報と照らし合わせることによって、レイヤ2 ネットワークの中で経由するレイヤ2スイッチと、その入出力インターフェース(ポート番号)とが特定され、レイヤ2ネットワーク内での通信経路が特定される。
つぎに、ステップS13において、上記ステップS11およびステップS12の通信経路検出処理において、特定されない通信経路があるかを判定する。
例えば、レイヤ2のネットワークにおいて、ネットワーク機器が、ネットワーク機器間をつなぐ回線の数を増やして論理的に一つの太い回線として扱うリンクアグリゲーションを使用している場合などでは、MACアドレステーブルの情報からポート番号を特定できないケースがある。
判定の結果、特定されない不明な通信経路がある場合には、ステップS14において、SPF(Shortest Path Find: 最短経路発見)アルゴリズムによる不明経路の推定処理を行う。例えば、ノードCとノードDの間の経路が不明である場合、ノードCから最短(経由するノードの数が最も少ない)でノードDに到達する経路を選択する。これは、ネットワーク管理プログラムが保持しているトポロジ情報に、SPFアルゴリズムを適用することで求めることができる。SPFアルゴリズムは、レイヤ3におけるルーティングプロトコルであるOSPF(Open Shortest Path Find )で用いられているが、レイヤー2ネットワークにおいて、本発明では、通信経路を推定するために使用することを特徴としている。
以上、上述してきたレイヤ3の経路検出処理とレイヤ2の経路検出処理に、不明経路の推定処理を組み合わせることにより、機器Aから機器Bの通信経路を特定(あるいは推定)することが可能となる。
図8は、本発明の実施の形態になる経路探索対象となる冗長化ネットワークの構成例を示す。本実施例では、図8に示すように、通信経路が冗長化されたネットワークにおいて、機器Aと機器Bが通信を行っていると仮定する。
以下に、ネットワーク管理サーバ1上で動作している通信経路検出プログラム10が、機器Aから機器Bへの通信経路を求める処理を説明する。
1.通信経路検出プログラム10が、機器Aにログインし、機器B に対してtraceroute相当のコマンドを実行する。その結果から、機器A→IPアドレスがV1のルータ→IPアドレスがV2のルータ→機器B というレイヤ3の経路が取得される。
2.1で取得したIPアドレスV1およびV2は、VRRPによって冗長化されたルータによる仮想IPアドレスであるため、このままではルータの特定ができない。そこで、ネットワーク管理プログラムは、予め保持しているルータのVRRP情報を利用して、仮想IPアドレスV1が、ルータRIとR2からなるVRRP構成であること、また、仮想IPアドレスV2が、R3とR4からなるVRRP構成であることを把握する。
3.つぎに、通信経路検出プログラム10は、ルータR1およびR2のVRRP−MIBにアクセスし、VRRPの状態を表すvrrpOperState の値を取得する。R1とR2のうち、この値がRFC(Request for Comments)で定義された規定値(値3=マスター状態)であるときに、実際に稼働しているルータであると判断される(この例では、R1がマスター状態であったと仮定)。
同様に、ルータR3およびR4のVRRP−MIBにアクセスし、VRRPの状態を表すvrrpOperState の値を取得する(この例では、R4がマスター状態であったと仮定する)。
以上の処理により、VRRP構成のネットワークにおいて、機器Aから機器Bへの通信において経由するルータが確定する。この例では、機器A→R1→R4→機器Bというレイヤ3の経路が確定される。
4.経由するルータが、R1、R4であることが判ったため、通信経路検出プログラム10は、R1およびR4にアクセスし、ルーティングテープルの情報を取得する。
機器AのIPアドレスと、ルーティングテープルの情報によって、機器Aからの入力インターフェースを特定することができる。この例の場合、R1の入力インターフェースはP1であり、R4の入力インターフェースはP1であることが判る。
また、機器BのIPアドレスとルーティングテープルの情報によって、機器Bに向かう出力インターフェースを特定することができる。この例の場合、R4の出力インターフェースはP3であり、R4の出力インターフェースはP3であることが判る。ここまでの処理によって、レイヤ3の経路は下記のように特定できる。
機器A→R1のP1→R1のP3→R4のP1→R4のP3→機器B
つぎに、通信経路上のレイヤ3機器の間に存在するレイヤ2ネットワーク内の経路探索の例について説明する。今回の例においては、R1とR4の間にあるレイヤ2ネットワーク2の通信経路を特定する。
5.通信経路検出プログラム10は、予め保持しているトポロジ情報により、R1のP3インターフェースに接続されているのが、レイヤ2スイッチSW2のP1インターフェースであることが特定できる。そこで、通信経路検出プログラム10は、SW2にアクセスし、MACアドレステーブルの情報を取得する。
6.ここで、R3とR4がVRRPの構成であった場合、レイヤ2ネットワーク2を流れるフレームの送信先MACアドレスは、VRRPの仮想MACアドレスとなる。通信経路検出プログラム10が、予め保持されているVRRPの情報より、R4のインターフェースP1側の仮想MACアドレスを特定できる。したがって、SW2のMACアドレステーブルでR4のインターフェースP1の仮想MACアドレスが学習されているインターフェース(ポート)がP3であると特定される。
7.通信経路検出プログラム10は、予め保持しているトポロジ情報により、SW2のP3インターフェースに接続されているのがL2スイッチSW5のP2インターフェースであることが特定できる。そこで、次に、通信経路検出プログラム10は、SW5にアクセスし、MACアドレステーブルの情報を取得する。先程と同様に、MACアドレステーブルの情報により、R4のインターフェースP1の仮想MACアドレスが学習されているインターフェース(ポート)がP4であると特定できるため、SW5の出力インターフェースはP4であることがわかる。
以上5〜7の処理により、レイヤ2ネットワーク2での以下の通信経路が確定する。
R1のP3→SW2のP1→SW2のP3→SW5のP2→SW5のP4→R4のP1
なお、説明は省略するが、レイヤ2ネットワーク1、およびレイヤ2ネットワーク3についても、同様に、通信経路の特定を行うことができる。以上により、機器Aから機器Bに至る全ての通信経路の特定が可能となる。
つぎに、図9、10を用い、通信経路を推定する場合の動作について説明する。
図9、10は、本発明の実施の形態になる通信経路の推定動作を説明する図である。図9は、推定結果(1)〜(3)を示し、図10は、推定結果(4)及び(5)を示している。
図8のネットワークにおいて、機器Aから機器Bまでの通信経路を求める場合、上述してきた1〜4の処理で、レイヤ3の経路は求めることができたが、今、レイヤ2ネットワーク2に存在するスイッチのMACアドレステーブルの内容から、ルータR1からルータR4間の経路が不明であったと仮定する。この際に、ルータR1からルータR4間の経路を以下のように推定する。
なお、経路の推定では、R1からの距離をコストと考えて、R1から最小のコストでR4に到達する経路について求めるものとする。
(1)予め保持しているトポロジ情報から、R1からコスト1のノード(R1に直接接続されているノード) を確定する。R1に直接接続されているノードはSW1、R2、SW2であるが、SW1は、機器AからR1までの経路途中に通過した機器であるため除外する。したがって、R2、SW2が、R1からコスト1で到達可能なノードになる。
(2)つぎに、R1からコスト2で到達可能なノードを求める。(1)で求めたコスト1のノードR2、SW2から先のノードについて考える。R2に接続されているノードは,SW1、R1、SW3であるが、SW1とR1は今までの経路と重なるため除外する。よって、R1−R2−SW3の経路が求められる。
また、SW2に接続されているノードは、R1、SW3、SW4、SW5であるが、R1は今までの経路と重なるため除外する。よって、R1−SW2−SW3、R1−SW2−SW3、R1−SW2−SW5の3つの経路が求められる。これら、SW3、SW4、SW5が、R1からコスト2で到達可能なノードになる。
(3)つぎに、R1からコスト3で到達可能なノードを求める。(2)で求めたコスト2のノードSW3、SW4、SW5から先のノードについて考える。
SW3に接続されているノードは、R2、SW2、SW4、SW5であるが、今までの経路と重なるか、コスト3よりも低いコストで到達可能なノードであるため除外する。したがって、SW3を経由してコスト3で到達可能なノードは存在しないことになる。
(4)SW4に接続されているノードは、SW2、SW3、SW5、R3であるが、SW2、SW3、SW5はコスト3よりも低いコストで到達可能なノードであるため除外する。よって、R3が、R1からコスト3で到達可能なノードとなる。
(5)SW5に接続されているノードは、SW2、SW3、SW4、R4であるが、SW2、SW3、SW4はコスト3よりも低いコストで到達可能なノードであるため除外する。よって、R4が、R1からコスト3で到達可能なノードとなる。
以上の(3)〜(5)により、R1からコスト3で到達可能なノードが、R3とR4の2つに確定できる。これによって、R1からR4への最短経路が、R1−SW2−SW5−R4に確定する。
以上述べたように、R1からR4への最小コストの経路を求めることによって、通過経路を推定することが可能となる。
つぎに、上述してきた通信経路検出の結果を管理者端末に表示させる画面例を図11〜13に示す。
図11は、本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その1:特定された経路の強調表示)を示す。実施例では、通信経路が特定された192.168.1.43のノードから192.168.2.234のノードへの経路を太線で強調表示することで表現している。
図12は、本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その2:障害発生経路の表示)を示す。実施例では、192.168.1.43のノードから、192.168.2.234のノードへの経路の途中で障害が発生している経路を、点線や色付けなどによって強調表示することで表現している。
図13は、本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その3:推定経路の表示)を示す。192.168.1.43のノードから192.168.2.234のノードへの経路の内、192.168.1.43のノードから192.168.1.3のノードへの経路は推定の経路であることを多重線によって強調表示している。
以上の画面例に示したように、トポロジマップ上で特定ノード間の経路を強調表示させることで、通信経路上で障害が発生していることを一目瞭然とさせることができる。また、推定により経路を求めた経路については点線で表示するなどの工夫をすることにより、確実な経路と推定の経路の区別をすることができる。
本発明の実施の形態になる冗長ネットワークにおけ通信経路検出の基本システム構成を示す図である。 本発明の実施の形態になる経路探索コマンドの例を示す図である。 本発明の実施の形態になるルータのVRRP情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になる監視対象ネットワークのトポロジ情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になるレイヤ2スイッチのMACアドレステーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になるルータの持つルーティングテーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になるネットワーク管理装置における通信経路検出処理の全体フローを示す図である。 本発明の実施の形態になる冗長化ネットワークにおける2つの機器間の通信経路例を示す図である。 本発明の実施の形態になる通信経路の推定動作を説明する図(その1)である。 本発明の実施の形態になる通信経路の推定動作を説明する図(その2)である。 本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その1:特定された経路の強調表示)を示す図である。 本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その2:障害発生経路の表示)を示す図である。 本発明の実施の形態になる経路検出結果を表示する画面例(その3:推定経路の表示)を示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク管理サーバ
2 ネットワーク管理プログラム
3 管理者端末
10 通信経路検出プログラム
11 第一の検出部
12 第二の検出部
13 経路推定部
20 監視プログラム
30 データベース
100 監視対象ネットワーク

Claims (5)

  1. 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出方法であって、
    経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出ステップと、
    前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出ステップと、
    を有することを特徴とする通信経路検出方法。
  2. 前記第一の検出ステップおよび第二の検出ステップにおいて、いずれも通信経路が特定されない場合、前記2つの機器間にて経由するノード数を最小とする経路選択のアルゴリズムによって経路検出の処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の通信経路検出方法。
  3. 前記レイヤ2およびレイヤ3の冗長化ネットワークにおける検出処理によって得られた特定の2つの機器間の通信経路の結果を、トポロジマップとして強調表示することを特徴とする請求項1または2に記載の通信経路検出方法。
  4. 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出プログラムであって、
    コンピュータに、
    経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出ステップと、
    前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出ステップと、
    を実行させる通信経路検出プログラム。
  5. 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出装置であって、
    経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出手段と、
    前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出手段と、
    を有することを特徴とする通信経路検出装置。
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