JP5035219B2 - 通信経路検出方法、通信経路検出プログラム、および通信経路検出装置 - Google Patents
通信経路検出方法、通信経路検出プログラム、および通信経路検出装置 Download PDFInfo
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Description
a)監視対象ネットワーク100のトポロジ情報
ノードとノードの接続情報について自動収集したもの、あるいは管理者が手動で監視プログラム20に入力したもの。
b)監視対象ネットワーク100に存在するルータのVRRP−MIB(Management Information Base :RFC(Request for Comments)規定に基づく公開情報)より収集した、ルータの多重化を行なうためのVRRP情報
c)監視対象ネットワーク100に存在する全ての機器のインターフェース(IPアドレス、MACアドレス、ポート番号) の情報
tracert (Unix(登録商標)ではtraceroute)コマンドは、自ホストから指定したホストまでの到達経路とその中継時間を表示してくれるコマンドを示し、(1)の部分は、自身のルータからホスト名dep.xyzcorp.com とIPアドレスのサーバに至る経路が探索されることを示している。また、(2)の部分は、最大で30個の経路情報を表示することを示し、「30hops」とは、最大30台までのルータをリストアップすることを表している。さらに、(3)の部分は、経路情報の一覧を示し、各行は、順に、「順序番号」、「各ルータへのレスポンス時間(試行3回分のそれぞれの結果で単位はミリ秒)」、「ホスト名」、「IPアドレス」を表している。
1.通信経路検出プログラム10が、機器Aにログインし、機器B に対してtraceroute相当のコマンドを実行する。その結果から、機器A→IPアドレスがV1のルータ→IPアドレスがV2のルータ→機器B というレイヤ3の経路が取得される。
2.1で取得したIPアドレスV1およびV2は、VRRPによって冗長化されたルータによる仮想IPアドレスであるため、このままではルータの特定ができない。そこで、ネットワーク管理プログラムは、予め保持しているルータのVRRP情報を利用して、仮想IPアドレスV1が、ルータRIとR2からなるVRRP構成であること、また、仮想IPアドレスV2が、R3とR4からなるVRRP構成であることを把握する。
3.つぎに、通信経路検出プログラム10は、ルータR1およびR2のVRRP−MIBにアクセスし、VRRPの状態を表すvrrpOperState の値を取得する。R1とR2のうち、この値がRFC(Request for Comments)で定義された規定値(値3=マスター状態)であるときに、実際に稼働しているルータであると判断される(この例では、R1がマスター状態であったと仮定)。
4.経由するルータが、R1、R4であることが判ったため、通信経路検出プログラム10は、R1およびR4にアクセスし、ルーティングテープルの情報を取得する。
機器AのIPアドレスと、ルーティングテープルの情報によって、機器Aからの入力インターフェースを特定することができる。この例の場合、R1の入力インターフェースはP1であり、R4の入力インターフェースはP1であることが判る。
また、機器BのIPアドレスとルーティングテープルの情報によって、機器Bに向かう出力インターフェースを特定することができる。この例の場合、R4の出力インターフェースはP3であり、R4の出力インターフェースはP3であることが判る。ここまでの処理によって、レイヤ3の経路は下記のように特定できる。
機器A→R1のP1→R1のP3→R4のP1→R4のP3→機器B
5.通信経路検出プログラム10は、予め保持しているトポロジ情報により、R1のP3インターフェースに接続されているのが、レイヤ2スイッチSW2のP1インターフェースであることが特定できる。そこで、通信経路検出プログラム10は、SW2にアクセスし、MACアドレステーブルの情報を取得する。
6.ここで、R3とR4がVRRPの構成であった場合、レイヤ2ネットワーク2を流れるフレームの送信先MACアドレスは、VRRPの仮想MACアドレスとなる。通信経路検出プログラム10が、予め保持されているVRRPの情報より、R4のインターフェースP1側の仮想MACアドレスを特定できる。したがって、SW2のMACアドレステーブルでR4のインターフェースP1の仮想MACアドレスが学習されているインターフェース(ポート)がP3であると特定される。
7.通信経路検出プログラム10は、予め保持しているトポロジ情報により、SW2のP3インターフェースに接続されているのがL2スイッチSW5のP2インターフェースであることが特定できる。そこで、次に、通信経路検出プログラム10は、SW5にアクセスし、MACアドレステーブルの情報を取得する。先程と同様に、MACアドレステーブルの情報により、R4のインターフェースP1の仮想MACアドレスが学習されているインターフェース(ポート)がP4であると特定できるため、SW5の出力インターフェースはP4であることがわかる。
R1のP3→SW2のP1→SW2のP3→SW5のP2→SW5のP4→R4のP1
なお、説明は省略するが、レイヤ2ネットワーク1、およびレイヤ2ネットワーク3についても、同様に、通信経路の特定を行うことができる。以上により、機器Aから機器Bに至る全ての通信経路の特定が可能となる。
(1)予め保持しているトポロジ情報から、R1からコスト1のノード(R1に直接接続されているノード) を確定する。R1に直接接続されているノードはSW1、R2、SW2であるが、SW1は、機器AからR1までの経路途中に通過した機器であるため除外する。したがって、R2、SW2が、R1からコスト1で到達可能なノードになる。
(2)つぎに、R1からコスト2で到達可能なノードを求める。(1)で求めたコスト1のノードR2、SW2から先のノードについて考える。R2に接続されているノードは,SW1、R1、SW3であるが、SW1とR1は今までの経路と重なるため除外する。よって、R1−R2−SW3の経路が求められる。
(3)つぎに、R1からコスト3で到達可能なノードを求める。(2)で求めたコスト2のノードSW3、SW4、SW5から先のノードについて考える。
(4)SW4に接続されているノードは、SW2、SW3、SW5、R3であるが、SW2、SW3、SW5はコスト3よりも低いコストで到達可能なノードであるため除外する。よって、R3が、R1からコスト3で到達可能なノードとなる。
(5)SW5に接続されているノードは、SW2、SW3、SW4、R4であるが、SW2、SW3、SW4はコスト3よりも低いコストで到達可能なノードであるため除外する。よって、R4が、R1からコスト3で到達可能なノードとなる。
2 ネットワーク管理プログラム
3 管理者端末
10 通信経路検出プログラム
11 第一の検出部
12 第二の検出部
13 経路推定部
20 監視プログラム
30 データベース
100 監視対象ネットワーク
Claims (5)
- 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出方法であって、
経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出ステップと、
前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出ステップと、
を有することを特徴とする通信経路検出方法。 - 前記第一の検出ステップおよび第二の検出ステップにおいて、いずれも通信経路が特定されない場合、前記2つの機器間にて経由するノード数を最小とする経路選択のアルゴリズムによって経路検出の処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の通信経路検出方法。
- 前記レイヤ2およびレイヤ3の冗長化ネットワークにおける検出処理によって得られた特定の2つの機器間の通信経路の結果を、トポロジマップとして強調表示することを特徴とする請求項1または2に記載の通信経路検出方法。
- 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出プログラムであって、
コンピュータに、
経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出ステップと、
前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出ステップと、
を実行させる通信経路検出プログラム。 - 2つの機器間にスイッチとルータが接続された冗長化ネットワークを管理するネットワーク管理サーバにおける通信経路検出装置であって、
経路探索コマンドの実行によって取得したルータの経由情報をメモリに保持している仮想ルータ冗長プロトコル情報と照合し、該ルータのIPアドレスを特定することによって冗長化されたレイヤ3ネットワークの通信経路を検出する第一の検出手段と、
前記メモリに予め保持している前記ルータのインタフェース情報、前記スイッチのMACアドレステーブル、およびトポロジー情報から、経由スイッチと該スイッチのポート番号を特定することによって冗長化されたレイヤ2ネットワークの通信経路を検出する第二の検出手段と、
を有することを特徴とする通信経路検出装置。
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