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JP5036133B2 - 物品供給装置 - Google Patents
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JP5036133B2 - 物品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品供給装置に関するものである。
従来、電気装置、電子装置等の装置製造工場等において、装置を組立てるために必要なワッシャ等の物品を1つずつ供給するために物品供給装置が使用されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
図2は従来の物品供給装置の断面図である。
図に示される物品供給装置は、電子装置の製造工程において使用されるワッシャを供給するためのワッシャ供給装置であり、ベース101に立設された支持板102、及び、該支持板102に上端が取付けられた棒部材103を有する。そして、該棒部材103には複数のワッシャ104が積層嵌(かん)入され、最上位のワッシャ104の上には錘(おもり)105が載置されている。また、前記ベース101上には、エアシリンダ装置107によって、図における左右方向に移動させられるスライドプレート106が配設され、該スライドプレート106の凹部106aの中央が棒部材103に対応するようになっている。前記凹部106aの深さは、ワッシャ104が1枚だけ嵌入する程度に設定されている。
ここで、エアシリンダ装置107が作動してスライドプレート106を図2に示される状態から左方に移動させると、棒部材103に積層嵌入された複数のワッシャ104のうちの凹部106aに嵌入している最下位のワッシャ104のみがスライドプレート106とともに、左方に移動させられ、他のワッシャ104は棒部材103に積層嵌入された状態を維持する。そして、凹部106aが取出位置108に到達するとスライドプレート106が停止し、図示されない吸引装置等のハンドリング装置によってワッシャ104が凹部106aから取出され、ワッシャ取付位置にまで搬送され、製造中の電子装置の所定位置に取付けられる。これにより、ワッシャ104を1つずつ所定の箇所に供給することができる。
実公平7−48344号公報 実公平7−34034号公報 特許第3173632号公報
しかしながら、前記従来の物品供給装置においては、リベットをかしめることによってコネクタを基板に取付けるためのかしめ装置にワッシャを適切に供給することは困難である。前記かしめ装置は、複数本のリベットピンが取付けられたコネクタを下側かしめヘッドの上面に配設し、前記コネクタ上に基板をセットした後に、各リベットピンにワッシャをセットするようになっている。そのため、上側かしめヘッドと下側かしめヘッドとの間の狭いスペースにおいて、小型のワッシャを複数本のリベットピンにセットする必要があるので、ワッシャを1つずつ供給していると、時間がかかってしまう。また、1本のリベットピンに誤って複数のワッシャをセットした場合には、かしめ不良が発生してしまう。
本発明は、前記従来の物品供給装置の問題点を解決して、物品受容部材に物品供給装置を装着して、操作部材を引くことによって物品を1箇所に1つずつ、かつ、複数箇所に同時に供給するようにして、容易に、短時間で効率的に、かつ、正確に物品を供給することができる物品供給装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の物品供給装置においては、積層された複数の板状の物品を格納し、壁部材に形成された前記物品を供給する複数の供給用貫通孔(こう)と、前記物品を前記供給用貫通孔に向けて積層方向に各々付勢する複数のスプリングとを備え、装置本体部に取付けられた物品格納部と、前記物品が各々通過する複数の物品通過開口を備え、前記物品格納部の壁部材の外側に、前記装置本体部に対してスライド可能に取付けられ、前記物品通過開口の各々が前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放又は閉止する擦(すり)切部材と、該擦切部材の前記物品格納部と反対側に、前記擦切部材に重ねられ、かつ、前記装置本体部及び擦切部材に対してスライド可能に取付けられ、前記物品通過開口の各々の外側端面を開放又は閉止するシャッタ部材と、前記擦切部材をスライドさせる操作部材とを有し、前記シャッタ部材は、前記装置本体部が物品受容部材に取付けられ、該物品受容部材の複数の物品受容部の各々に前記供給用貫通孔の各々が対面するように位置決めされると、前記物品通過開口の各々の外側端面を開放し、前記擦切部材は、前記操作部材が操作されると前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放する。
本発明の他の物品供給装置においては、さらに、前記物品受容部の各々は前記物品を1つのみ収容可能な収容凹部を備え、前記物品通過開口の各々は前記物品を1つのみ収容可能である。
本発明の更に他の物品供給装置においては、さらに、前記装置本体部が物品受容部材に取付けられ、該物品受容部材の物品受容部の各々に前記供給用貫通孔の各々が対面するように位置決めされ、前記シャッタ部材が前記物品通過開口の各々の外側端面を開放し、前記擦切部材が前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放すると、前記物品が収容凹部の各々及び前記物品通過開口の各々に各々1つずつ収容される。
本発明の更に他の物品供給装置においては、さらに、前記擦切部材は、前記物品通過開口の各々に前記物品を収容しつつ、前記供給用貫通孔の各々の外側端面を閉止する。
本発明の更に他の物品供給装置においては、さらに、前記物品は有孔形状のワッシャであり、前記物品受容部材は基板にコネクタを固定するリベットをかしめるコネクタ固定装置に取付けられている。
本発明によれば、物品供給装置は、物品受容部材に物品供給装置を装着して、操作部材を引くことによって物品を1箇所に1つずつ、かつ、複数箇所に同時に供給するようになっている。これにより、容易に、短時間で効率的に、かつ、正確に物品を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置を示す平面図、図4は本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置を示す側面図である。
図3及び4において、10は本実施の形態におけるコネクタ固定装置であり、リベット22a(図15参照)をかしめることによって、プリント配線板等の基板21の表面に電気ケーブル等の配線を電気的に接続するためのコネクタ22を固定するための装置である。なお、図示される例において、基板21は円盤状の形状を備えるものであるが、いかなる形状のものであってもよい。また、複数のコネクタ22が、基板21の外縁の近傍に、円弧を描くように配列されているが、コネクタ22の数及び配列の形態は任意に変更することができる。なお、基板21の表面に固定されるコネクタ22の数は、実際には多数であるが、図3においては図示が省略され、6つのコネクタ22のみが描かれている。また、本実施の形態において、コネクタ固定装置10及び後述されるワッシャ供給マガジン30の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ固定装置10及びワッシャ供給マガジン30の各部が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ固定装置10及びワッシャ供給マガジン30の各部の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。さらに、例示される各部の寸法は、参考のためのものであり、任意に変更することができるものである。
ここで、前記コネクタ固定装置10は、ベース部材11と、該ベース部材11上に配設され、上側かしめヘッド14、下側かしめヘッド15及びかしめ操作ハンドル13を備えるかしめユニット12とを有する。該かしめユニット12は、オペレータがかしめ操作ハンドル13を操作すると、上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15とが相互に接近し、前記上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15との間に位置する基板21とコネクタ22とを連結するためのリベット22aをかしめて、基板21にコネクタ22を固定するようになっている。
また、前記基板21は基板支持テーブルユニット17の上面に取付けられ、該基板支持テーブルユニット17は、テーブル操作ハンドル18を備え、ベース部材11上に取付けられたガイド部材16に沿ってスライドすることができるようになっている。そして、オペレータがテーブル操作ハンドル18を操作すると、図に示される位置から、右方に移動し、コネクタ22が載置された基板21が上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15との間に到達する。これにより、かしめ操作ハンドル13を操作し、上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15とによってリベット22aの先端部22bをかしめ、基板21にコネクタ22を固定することができる。すなわち、リベット22aの先端部22bが変形して、ワッシャ27を基板21の下面に押し付けることによって、コネクタ22は基板21に固定され、さらに、コネクタ22の端子22c(図16参照)は、基板21の上面に形成された導電パッド(図示せず)に押し付けられて、電気的に接触するようになる。
次に、上側かしめヘッド14及び下側かしめヘッド15の要部について説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置の要部を示す側面図であり図4におけるA部拡大図、図6は本発明の実施の形態におけるワッシャホルダの要部を示す斜視図であり図5におけるB部拡大斜視図である。
図5に示されるように、下側かしめヘッド15の上面には、物品としてのワッシャ27を保持する物品受容部材としてのワッシャホルダ24が取付けられている。より詳細には、図6に示されるように、該ワッシャホルダ24の上面に形成された物品受容部としてのワッシャ固定部26の上面、すなわち、基板加圧面26bに形成された収容凹部としてのワッシャ載置凹部26a内にワッシャ27が載置される。また、前記下側かしめヘッド15には、かしめパンチ部材25が上下方向に移動可能に取付けられ、該かしめパンチ部材25が上方に移動して、その先端部がリベット22aの下端を下から押圧して塑性変形させることによって、リベット22aをかしめるようになっている。なお、本実施の形態においては、図5に示されるように、ワッシャ固定部26及びかしめパンチ部材25の数が4つである場合について説明するが、その数は任意に変更することができる。
ここで、ワッシャ27は、中心にリベット22aが通過する貫通孔を備えるドーナツ状、すなわち、有孔形状の薄板材であり、例えば、外径約2〔mm〕、厚さ約0.2〔mm〕の寸法を備える。そして、ワッシャ載置凹部26aは、ワッシャ27の外径及び厚さの寸法と同様の内径及び深さの寸法を備える円形状の凹部であり、内部に載置されたワッシャ27が横方向に移動することがなく、かつ、内部に載置されたワッシャ27の上面が基板加圧面26bとほぼ同一面を形成するようになっている。また、ワッシャ載置凹部26aの底面の中心にはリベット22aが通過する貫通孔が形成されているので、前記底面は内周壁から内方に向けて突出するドーナツ状の周縁部のみが残存する。そして、ワッシャ27の下面はワッシャ載置凹部26aの底面の周縁部によって支持される。なお、ワッシャ載置凹部26aの貫通孔の直径はワッシャ27の貫通孔の直径より大きくなっているので、ワッシャ27の下面の内周部は、ワッシャ載置凹部26aの貫通孔内に突出した状態となる。
そして、所定位置に載置されてリベット22aによって仮固定されたコネクタ22を備える基板21を上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15との間に位置させて、かしめ操作ハンドル13を操作すると、前記リベット22aのかしめが行われる。この場合、基板21の下面は基板加圧面26bに押付けられ、コネクタ22と基板21とを貫通するリベット22aの下端は、ワッシャ27の貫通孔及びワッシャ載置凹部26aの貫通孔を通過して、下方に突出する。この状態で、かしめパンチ部材25が上方に移動し、その先端部の突起がリベット22aの下端を下から押圧して塑性変形させ、拡大させることによって、リベット22aをかしめる。なお、リベット22aの上端は上側かしめヘッド14によって上方から押さえられている。この場合、塑性変形して拡大されたリベット22aの拡大部分は、ワッシャ27の下面に押付けられ、基板21の下面に当接しないようになっている(図17参照)。そのため、リベット22aをかしめる際に、基板21が損傷を受けることがない。
次に、物品供給装置としてのワッシャ供給マガジン30について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す正面図、図7は本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す下面図、図8は本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す側面図、図9は本発明の実施の形態におけるサポートピン組立体の構成を示す正面図である。
本実施の形態において、ワッシャ供給マガジン30は、装置本体部としてのマガジン本体部31、該マガジン本体部31の両側から下方に突出するマガジン装着部32、及び、前記マガジン本体部31の上面から上方に突出するように取付けられた物品格納部としてのワッシャガイド部33を有する。前記ワッシャ供給マガジン30は、マガジン装着部32がワッシャホルダ24の側壁に係合することによって、該ワッシャホルダ24に装着される。なお、前記マガジン装着部32には、ワッシャホルダ24に当接する位置決め部材としてのストッパピン38が取付けられている。そして、前記ワッシャガイド部33の数はワッシャ固定部26及びかしめパンチ部材25の数と同一であり、また、各ワッシャガイド部33の位置は、ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に装着された場合に、ワッシャ固定部26及びかしめパンチ部材25の各々の位置に対応する。
また、図1及び8には、サポートピン組立体50がワッシャガイド部33に取付けられた状態が示されており、該ワッシャガイド部33の上端面から前記サポートピン組立体50のロックナット52の上部が上方に突出している。さらに、図1及び8には、ワッシャ27をワッシャガイド部33に装着するときに使用されるピンヘッド51及びサポートピン53が図示されている。前記ピンヘッド51及びサポートピン53は、ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に装着される際には取外される。
前記サポートピン組立体50は、図9に示されるように、ロックナット52の下端面に接続されたプッシャ組立体55、該プッシャ組立体55及びロックナット52の内部を貫通して延在するサポートピン53、並びに、該サポートピン53の上端部に固定されたピンヘッド51を有する。なお、図9(a)はサポートピン組立体50の正面図、図9(b)はサポートピン組立体50の上面図、図9(c)はプッシャ組立体55の要部拡大図である。図9(c)に示されるように、プッシャ組立体55はコイルスプリングから成るプッシャスプリング58、該プッシャスプリング58の下端部に固定された中空円筒状の部材であるプッシャ56、及び、該プッシャ56がワッシャガイド部33から飛出すことを防止するためにプッシャ56の側壁から半径方向に突出するように形成されたストッパピン57を備える。
そして、ワッシャ27をワッシャガイド部33に装着する場合には、図9(a)に示されるように、サポートピン53を、ロックナット52に形成された図示されない貫通孔、プッシャスプリング58の内部空間、及び、プッシャ56に形成された図示されない貫通孔を貫通させ、先端がプッシャ56の下方に突出するような状態にする。この場合、ピンヘッド51の下面はロックナット52の上面に当接している。そして、ワッシャ27の貫通孔にサポートピン53が挿入されるようにして、該サポートピン53の下端から所定枚数のワッシャ27をサポートピン53の周りに順次嵌(は)め付けて、最上位のワッシャ27がプッシャ56に当接するまで上方に移動させる。これにより、所定枚数のワッシャ27が整列され、かつ、相互に密着して積層された状態でサポートピン53に取付けられる。なお、前記プッシャ56の外径寸法はワッシャ27の外径寸法とほぼ等しい。また、前記所定枚数は、1回にワッシャガイド部33に装填(てん)されるワッシャ27の枚数であり、例えば、40枚である。そして、所定枚数のワッシャ27が取付けられたサポートピン組立体50をワッシャガイド部33に取付けることによって、該ワッシャガイド部33の内部空間に所定枚数のワッシャ27を相互に密着して積層された状態で装填することができる。前記サポートピン組立体50をワッシャガイド部33に取付けると、プッシャスプリング58が圧縮された状態になるので、ワッシャガイド部33の内部空間に装填されたワッシャ27はプッシャスプリング58によって下方に向けて付勢される。なお、ワッシャガイド部33の内部空間にワッシャ27を装填した後には、ピンヘッド51を把持して上方に移動させ、サポートピン53を上方に引抜き、ピンヘッド51及びサポートピン53をワッシャガイド部33から取外すようになっている。また、ワッシャガイド部33の壁部材としての下端壁には、ワッシャ27の外径寸法と同様の内径寸法を備え、ワッシャガイド部33の内部空間と連通する供給用貫通孔としてのワッシャ供給用貫通孔が形成されている。そして、ワッシャガイド部33の外側端面としての下端面は、マガジン本体部31の下方に露出しているので、前記ワッシャ供給用貫通孔を通して、ワッシャ27が落下して下方に供給される。
また、マガジン本体部31の下面には、ワッシャ27を1枚ずつ擦切るための擦切部材としてのゲージプレート43がスライド可能に取付けられている。なお、該ゲージプレート43は、ワッシャ27の厚さ寸法とほぼ同一の厚さ寸法を備える金属、例えば、ばね鋼から成る板部材であり、スライダ42にゲージプレート固定ねじ45によって固定されている。そして、前記スライダ42は、オペレータが操作する操作部材としてのマガジンレバー41に連結され、また、付勢部材としてのスライダスプリング44によって、マガジン本体部31に対して、マガジンレバー41と反対側の方向に向けて付勢されている。これにより、通常、ワッシャガイド部33のワッシャ供給用貫通孔の外側端面としての下端面は、ゲージプレート43によって閉止される、すなわち、塞(ふさ)がれるので、ワッシャ27がワッシャ供給用貫通孔から落下することがない。
さらに、ゲージプレート43の下側には、シャッタ部材としてのシャッタ35がスライド可能に取付けられている。該シャッタ35は、厚板状の部材であり、シャッタ固定部材36によってスライダ42にスライド可能に取付けられ、また、付勢部材としてのシャッタスプリング37によって、スライダ42に対して、マガジンレバー41の方向に向けて付勢されている。なお、ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に装着されない状態では、図7に示されるように、シャッタ35が物品通過開口としてのゲージプレート開口46の外側端面としての下面を閉止している、すなわち、塞いでいる。ゲージプレート開口46は、ワッシャ27を1枚ずつ擦切ることができるようにワッシャ27を1枚ずつ収容するための開口であり、ワッシャ27の外径寸法と同様の内径寸法を備える円形の開口である。前記ゲージプレート開口46の数はワッシャガイド部33の数と同一であり、また、各ゲージプレート開口46の位置は、マガジンレバー41が操作されたときに、各ワッシャガイド部33の位置に対応する。
次に、ワッシャ供給マガジン30からコネクタ固定装置10にワッシャ27を供給する動作について説明する。
図10は本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す正面図、図11は本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す上面図、図12は本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す側面図、図13は本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンの要部を示す部分断面図であり図12におけるC部拡大部分断面図、図14は本発明の実施の形態におけるワッシャ供給装置の動作を示すフローチャートである。
まず、ワッシャ供給マガジン30をセットする。すなわち、該ワッシャ供給マガジン30をコネクタ固定装置10のかしめユニット12における下側かしめヘッド15のワッシャホルダ24に装着する。この場合、オペレータは、手作業によって、ワッシャ供給マガジン30をかしめユニット12の横方向(図3における上下方向)に移動させて装着する。詳細に説明すると、マガジン本体部31の下面が下側かしめヘッド15のワッシャホルダ24の上面と平行になるようにして、マガジン装着部32がワッシャホルダ24の側壁に係合させ、かしめユニット12の横方向、すなわち、図12において矢印Dで示される方向にワッシャ供給マガジン30を移動させる。これにより、図10に示されるように、ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に装着される。
そして、ワッシャ供給マガジン30をワッシャホルダ24に対して矢印Dで示される方向に移動させて、ストッパピン38がワッシャホルダ24の側壁に当接すると、ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に対する停止位置に位置決めされる。ワッシャ供給マガジン30がワッシャホルダ24に対して位置決めされた状態で、シャッタ35は、ワッシャホルダ24のワッシャ固定部26の側壁に当接するので、シャッタスプリング37の付勢力に打勝って、スライダ42に対してマガジンレバー41と反対側の方向に移動する。そのため、図11に示されるように、シャッタ35は、ゲージプレート開口46の下面を開放する。
続いて、オペレータが手作業によってマガジンレバー41を引く。すなわち、図11において左方にマガジンレバー41を移動させる。これにより、該マガジンレバー41に連結されたスライダ42及び該スライダ42に固定されたゲージプレート43が、スライダスプリング44の付勢力に打勝って、シャッタ35の上をワッシャ供給位置に向けて移動する。そして、スライダ42及びゲージプレート43が最終的にワッシャ供給位置に到達すると、ワッシャ供給マガジン30はワッシャ27を供給する。この場合、図11に示される状態から、さらに、移動量αだけオペレータがマガジンレバー41を引くことによってスライダ42及びゲージプレート43がワッシャ供給位置に到達し、図13に示されるように、ワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aと、ゲージプレート開口46と、ワッシャガイド部33のワッシャ供給用貫通孔とが一直線上に配列された状態になる。なお、前記移動量αは、例えば、3〔mm〕程度である。これにより、ワッシャガイド部33の内部空間に装填されたワッシャ27が、プッシャスプリング58の付勢力によって下方に押出され、ワッシャ供給用貫通孔を通って落下し、ワッシャ固定部26に供給される。
この場合、図13に示されるように、ワッシャガイド部33の内部空間に積層された状態で装填されているワッシャ27のうちの最下位のワッシャ27、すなわち、1枚目のワッシャ27−1がワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26a内に収容され、最下位から2番目のワッシャ27、すなわち、2枚目のワッシャ27−2がゲージプレート開口46内に収容される。これは、前述のように、ワッシャ載置凹部26aがワッシャ27の厚さ寸法と同様の深さ寸法を備え、また、ゲージプレート43もワッシャ27の厚さ寸法とほぼ同一の厚さ寸法を備えるためである。
続いて、オペレータがマガジンレバー41を離すと、スライダスプリング44の付勢力によって、スライダ42及びゲージプレート43は、図13に示されるようなワッシャ供給位置から、図13における右方に移動して図11に示される位置、すなわち、ワッシャホールド位置に戻る。これにより、2枚目のワッシャ27−2の擦切が行われる。この場合、2枚目のワッシャ27−2は、ゲージプレート開口46内に収容された状態で、ゲージプレート43とともにワッシャホールド位置に到達する。該ワッシャホールド位置においては、ゲージプレート開口46の上側がワッシャガイド部33の下面によって塞がれ、ゲージプレート開口46の下側がワッシャ固定部26の基板加圧面26bによって塞がれるので、2枚目のワッシャ27−2は、ゲージプレート開口46内に維持される。また、ワッシャ載置凹部26aの上側がゲージプレート43によって塞がれるので、ワッシャ載置凹部26a内には1枚目のワッシャ27−1のみが収容され、他のワッシャ27が進入することがない。さらに、ワッシャガイド部33のワッシャ供給用貫通孔の下側がゲージプレート43によって塞がれるので、ワッシャガイド部33の内部空間に装填されたワッシャ27はワッシャ供給用貫通孔を通って落下することがない。
続いて、オペレータが手作業によってワッシャ供給マガジン30を取外す。この場合、ワッシャ供給マガジン30をワッシャホルダ24に対し、図12において矢印Dで示される方向と反対方向に移動させると、シャッタスプリング37の付勢力によって、シャッタ35がスライダ42及びゲージプレート43に対してマガジンレバー41の方向に移動する。そして、シャッタ35は、ワッシャ固定部26の基板加圧面26bに代わって、ワッシャホールド位置にあるゲージプレート開口46の下側を塞ぐ。そのため、ワッシャ供給マガジン30をワッシャホルダ24から取外しても、2枚目のワッシャ27−2は、シャッタ35の上面とワッシャガイド部33の下面とによって挟み込まれた状態となり、ゲージプレート開口46内に維持される。
これにより、コネクタ固定装置10のかしめユニット12における下側かしめヘッド15のワッシャホルダ24へのワッシャ27の供給が終了する。前述の動作によって、ワッシャホルダ24のすべてのワッシャ固定部26の各々にワッシャ27が1枚ずつ同時に供給される。すなわち、4つのワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26a内の各々にワッシャ27が1枚ずつ収容された状態になる。そして、オペレータは、テーブル操作ハンドル18を操作してコネクタ22が載置された基板21を上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15との間に到達させ、続いて、かしめ操作ハンドル13を操作し、上側かしめヘッド14と下側かしめヘッド15とによって4本のリベット22aを同時にかしめ、基板21にコネクタ22を固定することができる。
そして、1回のかしめ動作が終了すると、オペレータは、かしめ操作ハンドル13及びテーブル操作ハンドル18を操作して、上側かしめヘッド14、下側かしめヘッド15及び基板21を図3及び4に示されるような元の位置に戻し、再度、ワッシャホルダ24へのワッシャ27の供給を行う。なお、以降のワッシャ27の供給動作においては、あらかじめワッシャ27がゲージプレート開口46内に維持されているので、ワッシャ供給マガジン30をセットし、オペレータがマガジンレバー41を引くことによってスライダ42及びゲージプレート43がワッシャ供給位置に到達すると、ゲージプレート開口46内に維持されているワッシャ27がワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26a内に供給され、ワッシャガイド部33から供給された最下位のワッシャ27は、ゲージプレート開口46内に収容されることになる。また、ワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26a内に既にワッシャ27が収容されている場合には、ワッシャ27の供給動作を繰り返しても、ゲージプレート開口46内に維持されているワッシャ27がワッシャ載置凹部26a内に進入することがない。そのため、該ワッシャ載置凹部26aに複数枚のワッシャ27が供給されることはない。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 ワッシャ供給マガジン30をセットする。
ステップS2 オペレータが手作業によってマガジンレバー41を引く。
ステップS3 ワッシャ供給マガジン30はワッシャ27を供給する。
ステップS4 2枚目のワッシャ27−2の擦切が行われる。
ステップS5 ワッシャ供給マガジン30を取外し、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、かしめユニット12のワッシャホルダ24にワッシャ供給マガジン30を装着して、マガジンレバー41を引くことによって、ワッシャ27を1つのワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aに1枚ずつ、かつ、複数のワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aに同時に供給することができるようになっている。そのため、容易に、短時間で効率的に、かつ、正確にワッシャ27をかしめユニット12に供給することができる。
また、ワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26a内に既にワッシャ27が収容されている場合には、他のワッシャ27がワッシャ載置凹部26a内に進入することがないので、1つのワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aに複数枚のワッシャ27が供給されてしまうことがない。ワッシャ27は微細な寸法の部材であるため、複数枚が供給されても、オペレータが視認不可能なことが多く、この場合、かしめ不良等の不具合が発生してしまう。しかし、本実施の形態においては、1つのワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aに複数枚のワッシャ27が供給されてしまうことがないので、複数枚のワッシャ27が供給されてしまうことに起因する不具合が発生することがなく、作業の信頼性が向上する。また、仮に、いずれかのワッシャ固定部26のワッシャ載置凹部26aにワッシャ27が供給されない事態が発生しても、すなわち、ワッシャ27の供給不足箇所が生じても、ワッシャ27の供給動作を繰り返すことによって、供給不足箇所にのみにワッシャ27を確実に供給することができ、ワッシャ27の供給不足を容易に、かつ、確実にリカバリーすることができる。
さらに、かしめユニット12のワッシャホルダ24にワッシャ供給マガジン30を装着して、マガジンレバー41を引くだけで、ワッシャ27をかしめユニット12に供給することができるので、微細な寸法の部材であるワッシャ27をピンセット等の道具によって取扱う必要がなく、オペレータの熟練度に無関係に作業を効率化することができる。
なお、本実施の形態においては、物品がワッシャ27である場合についてのみ説明したが、前記物品はワッシャ27以外のものであってもよく、いかなる種類のものであってもよい。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す正面図である。 従来の物品供給装置の断面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタ固定装置の要部を示す側面図であり図4におけるA部拡大図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャホルダの要部を示す斜視図であり図5におけるB部拡大斜視図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す下面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャ供給マガジンを示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるサポートピン組立体の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す上面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンを示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャホルダに装着されたワッシャ供給マガジンの要部を示す部分断面図であり図12におけるC部拡大部分断面図である。 本発明の実施の形態におけるワッシャ供給装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるリベットを中心で縦に切った断面図である。 本発明の実施の形態におけるコネクタの側面図である。 本発明の実施の形態におけるリベットをかしめてワッシャを基板に押し付けた状態を示す側面図である。
符号の説明
10 コネクタ固定装置
11 ベース部材
12 かしめユニット
13 かしめ操作ハンドル
14 上側かしめヘッド
15 下側かしめヘッド
16 ガイド部材
17 基板支持テーブルユニット
18 テーブル操作ハンドル
21 基板
22 コネクタ
22a リベット
22b 先端部
22c 端子
24 ワッシャホルダ
25 かしめパンチ部材
26 ワッシャ固定部
26a ワッシャ載置凹部
26b 基板加圧面
27、27−1、27−2 ワッシャ
30 ワッシャ供給マガジン
31 マガジン本体部
32 マガジン装着部
33 ワッシャガイド部
35 シャッタ
36 シャッタ固定部材
37 シャッタスプリング
38 ストッパピン
41 マガジンレバー
42 スライダ
43 ゲージプレート
44 スライダスプリング
45 ゲージプレート固定ねじ
46 ゲージプレート開口
50 サポートピン組立体
51 ピンヘッド
52 ロックナット
53 サポートピン
55 プッシャ組立体
56 プッシャ
57 ストッパピン
58 プッシャスプリング

Claims (5)

  1. (a)積層された複数の板状の物品を格納し、壁部材に形成された前記物品を供給する複数の供給用貫通孔と、前記物品を前記供給用貫通孔に向けて積層方向に各々付勢する複数のスプリングとを備え、装置本体部に取付けられた物品格納部と、
    (b)前記物品が各々通過する複数の物品通過開口を備え、前記物品格納部の壁部材の外側に、前記装置本体部に対してスライド可能に取付けられ、前記物品通過開口の各々が前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放又は閉止する擦切部材と、
    (c)該擦切部材の前記物品格納部と反対側に、前記擦切部材に重ねられ、かつ、前記装置本体部及び擦切部材に対してスライド可能に取付けられ、前記物品通過開口の各々の外側端面を開放又は閉止するシャッタ部材と、
    (d)前記擦切部材をスライドさせる操作部材とを有し、
    (e)前記シャッタ部材は、前記装置本体部が物品受容部材に取付けられ、該物品受容部材の複数の物品受容部の各々に前記供給用貫通孔の各々が対面するように位置決めされると、前記物品通過開口の各々の外側端面を開放し、
    (f)前記擦切部材は、前記操作部材が操作されると前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放することを特徴とする物品供給装置。
  2. 前記物品受容部の各々は前記物品を1つのみ収容可能な収容凹部を備え、前記物品通過開口の各々は前記物品を1つのみ収容可能である請求項1に記載の物品供給装置。
  3. 前記装置本体部が物品受容部材に取付けられ、該物品受容部材の物品受容部の各々に前記供給用貫通孔の各々が対面するように位置決めされ、前記シャッタ部材が前記物品通過開口の各々の外側端面を開放し、前記擦切部材が前記供給用貫通孔の各々の外側端面を開放すると、前記物品が収容凹部の各々及び前記物品通過開口の各々に各々1つずつ収容される請求項2に記載の物品供給装置。
  4. 前記擦切部材は、前記物品通過開口の各々に前記物品を収容しつつ、前記供給用貫通孔の各々の外側端面を閉止する請求項3に記載の物品供給装置。
  5. 前記物品は有孔形状のワッシャであり、前記物品受容部材は基板にコネクタを固定するリベットをかしめるコネクタ固定装置に取付けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品供給装置。
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