JP5037841B2 - 有機半導体素子、電界効果型トランジスタおよびそれらの製造方法 - Google Patents
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例えば、下田らはポリビニルフェノール(PVP)を絶縁層に使用し、電極と有機半導体層をインクジェット法で形成したFETを作成している(非特許文献3参照)。一方、ベレスらは比誘電率の低い絶縁層上にポリトリアリルアミンを有機半導体層に設けた電界効果型トランジスタを作成している(非特許文献5参照)。彼らは、いずれも絶縁層を形成する材料には熱可塑性樹脂を用いている。そのため、加工性が高い反面、耐溶剤性や熱安定性の問題が残るので多層化には不向きであり、薄膜で十分な絶縁性を示す緻密な層を形成することは困難である。
該絶縁層の一部もしくは全部が樹脂と架橋剤との硬化物からなり、
該樹脂が水酸基を有する有機樹脂を含み、該架橋剤が2個以上の架橋基を有する化合物を含み、該架橋基の少なくとも一つがメチロール基もしくはNH基であり、
前記樹脂と前記架橋剤との総量100重量部中の前記架橋剤の混合量が15重量部以上45重量部以下であり、
前記2個以上の架橋基を有する化合物が下記一般式1で表される化合物であることを特徴とする有機半導体素子である。
(式中、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 は、それぞれ独立に、−CH 2 OH、−H、−CH 2 OR 16 、炭素数1以上12以下のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシル基、アルキルチオ基、ヒドロキシアルキル基、アシル基、より選ばれる少なくとも1種である。ただし、R 6 、R 7 、R 8 、R 9 、R 10 、R 11 のうち少なくとも一つは−CH 2 OHまたは−Hである。)
絶縁体は、電極である導電体を覆うなどして、複数の導電体の間の電気的な絶縁や導電体と有機半導体との間の電気的な絶縁を図るために設けられる。これらの例としては、層間絶縁膜、素子分離膜、ゲート絶縁膜などが含まれる。また、通常は封止材や保護材と呼ばれる有機半導体や導電体と外界との間に設けられる部材も、本明細書でいうところの絶縁体に含まれる。
本形態に係る電界効果型トランジスタは、有機半導体層と、絶縁体と、導電体とを少なくとも有する素子である。ここで、電界効果型トランジスタの有する導電体としては、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極が挙げられる。そして、有機半導体層はゲート電極に印加される電圧に応答する。具体的には、有機半導体層は、ゲート電極への電圧印加に起因する電界によって電気的特性が変化する層である。更に具体的には有機半導体層の導電率、つまり有機半導体層を流れる電流が電界の変化に応じて変化する層である。また、電界効果型トランジスタの有する絶縁体のうち少なくとも一つは、ゲート電極と有機半導体層との間に存在するゲート絶縁層である。
電界効果型トランジスタの有する絶縁体としては、ゲート絶縁層以外にも、各電極や有機半導体層と外界との間の絶縁を図るための絶縁層(封止材)や、複数の電極間やトランジスタ間の絶縁を図るための絶縁層(層間絶縁膜や素子分離膜)が挙げられる。
本発明に用いられる架橋剤は2個以上の架橋基を有し、該架橋基の少なくとも一つがメチロール基もしくはNH基であることを特徴とする化合物である。
そのようなNH基としては。例えば、メラミン骨格のアミノ基上の水素原子の片方が架橋基で置換されたNH基が挙げられる。また、メラミン骨格のアミノ基(−NH2)もH−NH−と表現することができるため、アミノ基中のNHも本明細書で言うNH基に含まれる。なお、NH基を含む化合物としてより好ましいものは、−N=CR20−NH−で表される基(R20は、プロトン以外の有機基であり、−N=CR20は環構造を形成していてもよい)を含むものである。かかる構造中のHは極めて脱離しやすいからである。
本発明の架橋剤のうち、1個以上のメチロール基を有する化合物として好ましい例を以下に挙げるが、例示された化合物に限定されるわけではない。
本発明の熱硬化性樹脂を硬化させる際の加熱温度は100℃以上200℃以下であることが好ましい。また、加熱し硬化するまでの間に溶融した熱硬化性樹脂を流動させることによって基板表面の凹凸を平坦化し、表面を平滑化することもできる。硬化温度が100℃未満であると、硬化が不十分なため熱変形温度が高く、強度のある膜が得られない恐れがある。硬化温度が200℃を超えると、急激な加熱によって熱硬化性樹脂が十分に流動する前に硬化してしまう場合があるため、基板表面の凹凸を埋めて平坦化することができない恐れがある。加熱方法としては様々あるが、熱風循環オーブン、真空オーブン、電気炉、ホットプレート、赤外線ランプなどが用いられる。
前記有機半導体層6の配向を均一にしたり結晶成長を促進したりするために、ゲート絶縁層3、ソース電極4またはドレイン電極5の表面を改質することもできる。その方法としてはオゾン、プラズマ、ヘキサメチルジシラザンガスを用いた乾式処理や、有機溶剤にテトラアルコキシシラン、トリクロロシラン、界面活性剤などを溶解した溶液を用いた湿式処理などが挙げられる。また、前記両電極4、5と有機半導体層6とが接触する上で抵抗にならなければゲート絶縁層表面や両電極表面などに極薄いポリマーの膜を形成することでも有機半導体層6の配向を均一にしたり、結晶成長を促進したりすることができる。
また、本形態では、主に電界効果型トランジスタのゲート絶縁層に関して説明してきたが、絶縁層からのマイグレーション防止等の効果は、本形態の絶縁層をトランジスタ間に設けられる絶縁層や封止材として用いた場合や他の有機半導体素子中の絶縁層や封止材として用いたにも同様に得られるものであることは言うまでもない。したがって、本発明が電界効果型トランジスタに限定されるものではないことは当然である。
・ITO電極付きガラス基板1
厚さ0.7mmのガラス基板上に膜厚約150nmの酸化インジウム錫(以下、ITOと略す)膜を形成したITO電極付きガラス基板をアセトン、イソプロピルアルコールで洗浄し、乾燥させた。表面粗さを走査型プローブ顕微鏡(セイコーインスツルメンツ(株)社製SPI3800)で測定したところ、このITO電極付きガラス基板のITO電極表面の表面面粗さ(Ra’)は7nmであった。
厚さ1mmのガラス基板をアセトン、イソプロピルアルコールで洗浄し、乾燥させた。この基板表面に銀微粒子アルコール分散液(日本ペイント製、商品名ファインスフェアSVE102)をディッピング法でコートし、180℃の熱風循環オーブン中で30分焼成した。膜厚150nmの銀電極が付いたガラス基板2を作成した。この銀電極付きガラス基板の銀電極表面の表面面粗さ(Ra’)は10nmであった。
厚さ188μmのPET基材(帝人デュポン製、製品名HLA−188)上に、フェノールノボラック樹脂/メラミン架橋剤(日本サイテック製、商品名サイメル303)/酸触媒(日本サイテック製、商品名カタリスト4040)との重量比60:40:2の硬化物からなる厚さ3μmの平坦化層を設けた、樹脂基板表面に銀微粒子アルコール分散液(日本ペイント製、商品名ファインスフェアSVE102)をディッピング法でコートし、180℃の熱風循環オーブン中で30分焼成した。膜厚150nmの銀電極が付いた樹脂基板3を作成した。この銀電極付き樹脂基板の銀電極表面の表面面粗さ(Ra’)は10nmであった。
厚さ200μmの有機−無機ハイブリッド基板(新日鐵化学製、製品名HT基板)表面に銀微粒子アルコール分散液(日本ペイント製、商品名ファインスフェアSVE102)をディッピング法でコートし、180℃の熱風循環オーブン中で30分焼成した。膜厚150nmの銀電極が付いた樹脂基板4を作成した。この銀電極付き樹脂基板の銀電極表面の表面面粗さ(Ra’)は10nmであった。
樹脂としてフェノールノボラック樹脂(PN、数平均分子量770、分子量分布1.5、ナトリウム含量0.1ppm以下)9.75gを、架橋剤として下記式(2)に示す2,6−ジヒドロキシメチル−4−メチルフェノール(DHMP、ナトリウム含量3ppm以下)3.25gを用い、これらを87gの1−ブタノール/エタノールの1:1混合溶媒に室温で完全に溶解した後、φ0.2μmのPTFE製メンブランフィルタで濾過し、有機樹脂溶液1を調製した。
樹脂をフェノールノボラック樹脂(PN、数平均分子量770、分子量分布1.5、ナトリウム含量0.1ppm以下)9.1gに、架橋剤を下記式(3)に示す2,2−ビス(3,5−ジヒドロキシメチル−4−ヒドロキシ)プロパン(BDHP、ナトリウム含量3ppm以下))3.9gに代えた以外は有機樹脂溶液1と同様の方法で有機樹脂溶液2を調製した。
架橋剤を下記式(4)に示す1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼン(THMB、ナトリウム含量3ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液2と同様の方法で有機樹脂溶液3を調製した。
架橋剤を下記式(5)に示すNH基とメチロール基を有するメラミン化合物を含む架橋剤(三和ケミカル製、商品名ニカラックMX−750LM、ナトリウム含量0.2ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液2と同様の方法で有機樹脂溶液3を調製した。
樹脂をo−クレゾールノボラック樹脂(o−CN、数平均分子量840、分子量分布1.2、ナトリウム含量0.1ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液2と同様の方法で有機樹脂溶液5を調製した。
樹脂をo−クレゾールノボラック樹脂(o−CN、数平均分子量840、分子量分布1.2、ナトリウム含量0.1ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液4と同様の方法で有機樹脂溶液5を調製した。
樹脂としてポリ(4−ビニルフェノール)(日本曹達製、商品名VP−8000、数平均分子量11000、分子量分布1.1、ナトリウム含量1ppm以下)6.3gを用い、架橋剤として2,2−ビス(3,5−ジヒドロキシメチル−4−ヒドロキシ)プロパン(ナトリウム含量3ppm以下)2.7gを用い、これらを91gの1−ブタノール/エタノールの1:1混合溶媒に室温で完全に溶解した後、φ0.2μmのPTFE製メンブランフィルタで濾過し、有機樹脂溶液7を調製した。
架橋剤をNH基とメチロール基を有するメラミン架橋剤(三和ケミカル製、商品名ニカラックMX−750LM、ナトリウム含量0.2ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液7と同様の方法で有機樹脂溶液8を調製した。
架橋剤を下記式(6)に示すメチル化メチロールメラミン架橋剤(三和ケミカル製、商品名ニカラックMW−100LM、ナトリウム含量0.2ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液2と同様の方法で有機樹脂溶液9を調製した。
触媒にp−トルエンスルホン酸一水和物(PTS)0.2gを加えた以外は有機樹脂溶液9と同様の方法で有機樹脂溶液10を調製した。
樹脂をポリ(4−ビニルフェノール)(日本曹達製、商品名VP−8000、数平均分子量11000、分子量分布1.1、ナトリウム含量1ppm以下)に代えた以外は有機樹脂溶液9と同様の方法で有機樹脂溶液11を調製した。
触媒にp−トルエンスルホン酸一水和物(PTS)0.2gを加えた以外は有機樹脂溶液10と同様の方法で有機樹脂溶液12を調製した。
(絶縁層形成及び膜厚測定)
電極付き基板1乃至4上にディッピング法で有機樹脂溶液1乃至12をそれぞれ塗布し、熱風循環型オーブン180℃で1時間加熱して、有機樹脂の熱硬化樹脂層(絶縁層)を形成した。この時の熱硬化樹脂層(絶縁層)の膜厚を大塚電子製の反射分光膜厚計FE−3000(商品名)で測定した。
セイコーインスツルメンツ製の走査型プローブ顕微鏡SPI3800(商品名)で熱硬化樹脂層(絶縁層)表面の平均面粗さ(Ra)を測定した。
前記熱硬化樹脂層(絶縁層)を室温に保ったジメチルホルムアミド(DMF)に5分間浸漬した後の膜厚測定を行い、DMF浸漬前後の膜厚変化が±2%未満の熱硬化樹脂層(絶縁層)を十分な硬化が進んでいるものと判断した。
前記熱硬化樹脂層(絶縁層)上に200μm□の金電極を真空蒸着により形成した。さらにAgilent製のパラメーターアナライザー4156C(商品名)を用いて、膜厚方向に0V以上40V以下の電圧を印加した際のリーク電流密度を測定し、40V印加時の体積抵抗率を下記数式1から求めた。また、20点測定した内の絶縁破壊を起こさなかった点の個数(非破壊個数)を記録した。
実施例1乃至19および比較例1乃至5の絶縁層の特性を表1乃至3にまとめた。なお、対溶剤性試験において、DMF浸漬前後の膜厚変化が±2%未満の熱硬化樹脂層(絶縁層)を○で示し、それ以外を×で示している。
(TFT(FET)特性評価)
・無金属ベンゾポルフィリンTFT1
図2は、本発明の実施例1乃至19および比較例2乃至5の絶縁層付き基板を用いて作成したトランジスタを示す概略断面図である。7は基板、8はゲート電極、9は本発明によるゲート絶縁層、10は表面処理層、11は有機半導体層、12はソース電極、13はドレイン電極である。
Id=μ(CiW/2L)(Vg−Vth)2 (数式2)
ここで、Ciはゲート絶縁膜の単位面積あたりの静電容量(F/cm2)、W、Lはそれぞれ上記のチャネル幅(mm)、チャネル長(μm)である。またId、Vg、Vthはそれぞれドレイン電流(A)、ゲート電圧(V)、しきい値電圧(V)である。また、Vd=−40Vを固定し、Vgを−40から40Vまでスイープさせた時の(|Id|の最大値)/(|Id|の最小値)をOn・Off比とした。実施例20乃至36および比較例6乃至9の無金属テトラベンゾポルフィリンTFTの特性を表4に示した。
(TFT(FET)特性評価)
・テトラベンゾポルフィリン銅錯体TFT2
実施例2乃至19、比較例2乃至5の絶縁層付き基板上に、上記実施例20乃至36と同様に塗布で形成した下記式(9)で表されるテトラビシクロポルフィリン銅錯体の薄膜を、220℃のホットプレート上で5分間焼成し、下記式(10)で表されるテトラベンゾポルフィリン銅錯体の有機半導体層6を形成した以外は上記無金属ポルフィリンTFT1と同様の方法でトランジスタの作成および評価を行った。
・有機樹脂溶液13乃至16の調製
フェノールノボラック樹脂(PN、数平均分子量770、分子量分布1.5、ナトリウム含量0.1ppm以下)と、NH基とメチロール基を有するメラミン化合物を含む架橋剤(三和ケミカル製、商品名ニカラックMX−750LM、ナトリウム含量0.2ppm以下)との総重量が13gになるように、87gの2−メトキシ−1−アセトキシプロパンに室温で完全に溶解した。この溶液をφ0.2μmのPTFE製メンブランフィルタで濾過し、有機樹脂溶液13乃至16を調製した。ここで、有機樹脂溶液13乃至16は、PNとMX−750LMの総量を100とした時のMX−750LMの混合量がそれぞれ20、30、40、50重量部となるように調製した。
・有機樹脂溶液17の調製
NH基とメチロール基を有するメラミン化合物を含む架橋剤(三和ケミカル製、商品名ニカラックMX−750LM、ナトリウム含量0.2ppm以下)15gのみを85gの1−ブタノール/エタノールの7:3混合溶媒に室温で完全に溶解した後、φ0.2μmのPTFE製メンブランフィルタで濾過し、有機樹脂溶液17を調製した。
(絶縁層の形成)
銀電極が表面に付いた樹脂基板3上にディッピング法で有機樹脂溶液13乃至17をそれぞれ塗布し、熱風循環型オーブン180℃で1時間加熱して、膜厚約400nmの有機樹脂の熱硬化樹脂層(絶縁層)を形成した。
(耐溶剤性試験)
前記熱硬化樹脂層(絶縁層)を、室温に保ったジメチルホルムアミド(DMF)に5分間浸漬した。有機樹脂溶液17から形成した熱硬化樹脂層のみDMF浸漬前後の膜厚変化が10%を超えた。
(表面処理層の形成)
前記熱硬化樹脂層(絶縁層)上に、メチルシルセスキオキサンラダーポリマー(昭和電工製、商品名グラスレジンGR−650)/メチルトリメトキシシラン(重量比3:1)との硬化物からなる膜厚5nmの表面処理層10を形成した。
(TFT(FET)特性評価)
・テトラベンゾポルフィリン銅錯体TFT3
上記表面処理層上に、1%のテトラビシクロポルフィリン銅錯体クロロホルム溶液をスピンコートし、テトラビシクロポルフィリン銅錯体の薄膜を形成した。この薄膜を210℃のホットプレート上で15分間焼成し、膜厚100nmのテトラベンゾポルフィリン銅錯体の有機半導体層11を形成した。この有機半導体層11上に、金属蒸着マスクを用いてソース電極12及びドレイン電極13を真空蒸着法により作製し、前述した無金属ポルフィリンTFT1の特性評価を行った方法と同様の方法でTFT特性評価を行った。
樹脂と架橋剤の総量100に対して架橋剤の混合量が50重量部またはそれ以上の時、トランジスタ特性の低下が見られた。一方、架橋剤の混合量が20重量部以上40重量部以下の範囲では高い移動度と高いOn・Off比を示した。
2 ゲート電極
3 ゲート絶縁層
4 ソース電極
5 ドレイン電極
6 有機半導体層
7 基板
8 ゲート電極
9 ゲート絶縁層
10 表面処理層
11 有機半導体層
12 ソース電極
13 ドレイン電極
Claims (7)
- 有機半導体層と、絶縁層とを少なくとも有する有機半導体素子において、
該絶縁層の一部もしくは全部が樹脂と架橋剤との硬化物からなり、
該樹脂が水酸基を有する有機樹脂を含み、該架橋剤が2個以上の架橋基を有する化合物を含み、該架橋基の少なくとも一つがメチロール基もしくはNH基であり、
前記樹脂と前記架橋剤との総量100重量部中の前記架橋剤の混合量が15重量部以上45重量部以下であり、
前記2個以上の架橋基を有する化合物が下記一般式1で表される化合物であることを特徴とする有機半導体素子。
(式中、R 6、R7、R8、R9、R10、R11は、それぞれ独立に、−CH2OH、−H、−CH2OR16、炭素数1以上12以下のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルコキシル基、アルキルチオ基、ヒドロキシアルキル基、アシル基、より選ばれる少なくとも1種である。ただし、R6、R7、R8、R9、R10、R11のうち少なくとも一つは−CH2OHまたは−Hである。) - 前記水酸基を有する樹脂がフェノール性水酸基を有する樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の有機半導体素子。
- 前記フェノール性水酸基を有する樹脂がポリビニルフェノールおよび/またはフェノール樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の有機半導体素子。
- 前記絶縁層の体積抵抗率が1×1013Ω・cm以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の有機半導体素子。
- 樹脂を含む基板を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の有機半導体素子。
- 前記有機半導体素子は電界効果型トランジスタであり、ゲート電極とソース電極とドレイン電極を更に有し、前記絶縁層はゲート絶縁層であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の有機半導体素子。
- 前記有機半導体層がポルフィリン化合物を含むことを特徴とする請求項6に記載の有機半導体素子。
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