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JP5046147B2 - 造花スタンド及びその収納ケース - Google Patents
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本発明は、造花を支持するための造花スタンドと、この造花スタンドを収納したり搬送したりするための収納ケースに関するものである。
従来、造花を販売する際の陳列台として使用したり、式典や葬式等の式場を造花で装飾する際の装飾台として使用したりするための造花スタンドとして、造花の茎部を立てた状態で支持するものが用いられている。
このような造花スタンドの一例として、特許文献1には、スポンジや発砲スチロール製の支持部材を備え、この支持部材に造花の茎部を直接差し込んで支持する花器が提案されている。
特開2000−210171号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の花器においては、比較的強度の弱いスポンジや発泡スチロール製の支持部材に造花の茎部を直接差し込むことで凹部を形成し、この凹部で茎部の周面及び端面を支持するようにしているため、造花の茎部を安定して支持することが難しいという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、造花の茎部を安定して支持することができる造花スタンド及びその収納ケースを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明に係る造花スタンドは、全体が板材で構成された箱体からなり、この箱体をなす少なくとも1つの板材に、造花の茎部を貫通可能な複数の貫通孔が設けられ、この箱体の内部に、前記貫通孔を貫通させた前記茎部の周面又は端面の少なくとも一方を固定可能な固定部材が設けられていることを特徴としている。
本発明に係る造花スタンドによれば、全体が板材で構成された板材からなり、この箱体をなす少なくとも一つの板材に設けられた複数の貫通孔と、箱体の内部に設けられた固定部材との二箇所で、造花の茎部を支持するようにしたため、造花の茎部を安定して支持することができる。
また、本発明に係る造花スタンドにおいて、前記固定部材は、前記茎部の周面を固定可能な複数の孔部が側面に設けられたダンボール板を複数積層した積層体で構成され、この積層体をなす板材の側面が前記貫通孔の貫通方向に対して略垂直に配置されている
これによれば、造花の茎部を、貫通孔が設けられた板材に対して略垂直に立てた状態でより安定して支持することが可能となる。
また、茎部を固定するダンボール板の位置を適宜変更することで、一度造花を貫通させた貫通孔に別の造花を差し替えることができるため、造花スタンドを繰り返し使用することができるとともに、造花の差し込み角度を調整することができる。
さらに、本発明に係る造花スタンドにおいて、前記箱体をなす板材は、ダンボール板で構成してもよい。
これによれば、造花スタンド全体を軽量で耐久性に優れた構成にできるため、造花スタンドの搬送性及び耐久性をより向上できるとともに、造花スタンドの製造に要するコストを低減できる。また、箱体をなす板材をダンボール板で構成することで、この箱体をなす板材に設けられた貫通孔の耐久性をより向上させることができるため、造花の茎部を長期間安定して支持することができるとともに、造花スタンドを繰り返し使用することができる。
ところで、本発明に係る造花スタンドでは、前記固定部材ダンボール板で構成されている
これによれば、固定部材を軽量で耐久性に優れた構成にできるため、造花スタンドの搬送性及び耐久性をより向上できるとともに、ダンボール板の側面に設けられた複数の孔部を、茎部を固定する孔部として用いることができるため、造花スタンドの製造に要するコストをより低減できる。また、固定部材をダンボール板で構成することで、造花の茎部を長期間安定して支持することができるとともに、造花スタンドを繰り返し使用することができる。
本発明に係る造花スタンド用収納ケースは、本発明に係る造花スタンドを収納する収納ケースであって、全体が箱体からなり、この箱体の内部に、造花を支持した状態の前記造花スタンドを収納可能な収納部が設けられていることを特徴としている。
本発明に係る造花スタンド用収納ケースによれば、本発明に係る造花スタンドに造花を支持した状態で収納可能な収納部が設けられているため、造花スタンドに造花を安定して支持した状態で、収納したり搬送したりすることができる。
また、本発明に係る造花スタンド用収納ケースにおいて、前記箱体をなす板材は、ダンボール板で構成してもよい。
これによれば、造花スタンド用収納ケース全体を軽量で耐久性に優れた構成にできるため、造花スタンド用収納ケースの搬送性及び耐久性をより向上させることができるとともに、造花スタンド用収納ケースの作製に要するコストを低減できる。
本発明に係る造花スタンドによれば、造花の茎部を安定して支持することが可能となる。
本発明に係る造花スタンド用収納ケースによれば、造花スタンドに造花を安定して支持した状態で、収納したり搬送したりすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る造花スタンドの一例を示す斜視図である。
この造花スタンド10は、図1に示すように、全体がダンボール板(板材)で構成された略直方体状のダンボール箱(箱体)からなる。この造花スタンド10をなすダンボール箱は、上下面をなす長方形状のダンボール板(板材)11,12と、上下面を囲むように設けられた側面をなす長方形状のダンボール板(板材)13と、で構成されている。
この造花スタンド10の上面をなすダンボール板11には、図1(a)に示すように、造花の茎部を貫通可能な複数個(本実施形態では10個)の貫通孔1が、等間隔で二列にわたって設けられている。ここで、貫通孔1の孔径は、造花の茎部を貫通させた状態で、茎部の周面を固定して支持するために、貫通させる茎部の外径以下とすることが好ましい。
また、この造花スタンド10の下面をなすダンボール板12は、図1(b)に示すように、造花スタンド10をなすダンボール箱に対して開閉自在となるように、その長辺をなす一端部12Aが側面をなすダンボール板13に連結され、その長辺をなす他端部12Bには、この下面をなすダンボール板12を閉じた状態で固定する突起部3Aが設けられている。
ここで、突起部3Aは、造花スタンド10の一側面をなすダンボール板13の側面に設けられた凹部3Bに嵌合可能な第1の突起部3aと、造花スタンド10の一側面をなすダンボール板13の内部側面に嵌合可能な第2の突起部3bと、で構成されている。
さらに、造花スタンド10の上面をなすダンボール板11の内部側には、このダンボール板11に対して略垂直方向に突出した状態で固定部材2が設けられている。
この固定部材2は、長方形状のダンボール板が複数枚(本実施形態では3枚)積層されて貼り付けられた積層体で構成されている。この積層体をなす各ダンボール板は、その長辺が上下面をなすダンボール板11,12の長辺と略同一寸法で、その短辺が側面をなすダンボール板13の短辺よりも短い寸法となっている。
また、固定部材2をなす各ダンボール板は、その側面に存在するダンボール板特有の孔部2Aが略円形状となっている。この孔部2Aの孔径は、造花スタンド10に貫通させる茎部21の外径以下となっている。
そして、この固定部材2は、その積層方向が上面をなすダンボール板11に対して略垂直となるように、その長辺が、造花スタンド10の上面をなすダンボール板11の内部側に固定され、その短辺が、造花スタンド10の側面をなすダンボール板13の内部側に固定されている。
すなわち、本実施形態の造花スタンド10では、複数のダンボール板の積層体からなる固定部材2において、積層体をなす各ダンボール板の側面に存在するダンボール板特有の孔部2Aが、貫通孔1に貫通させた造花20の茎部21の周面を固定する孔部として機能するようになっている。
以下、本実施形態に係る造花スタンドの一使用例について図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明に係る造花スタンドに造花を支持した状態を示す斜視図である。
まず、造花20の茎部21を、造花スタンド10の上面をなすダンボール板11の外部側から内部側に向かって、所定の貫通孔1を貫通させた後、固定部材2をなす積層体のうち、所定のダンボール板の側面に存在する孔部2Aに、造花20の茎部21を貫通させた状態で固定する。
この時、固定部材2に貫通させる茎部21の長さを変えることで、造花スタンド10に支持する造花20の高さを調整することができる。また、造花20の茎部21を固定する固定部材2の孔部2Aを変えることで、造花スタンド10に支持する造花20の差込角度を調整することができる。
次に、このような手順で必要な複数の造花20を全てセットした後、造花スタンド10の下面をなすダンボール板12を底面とした状態で、造花スタンド10を店舗等の陳列台として使用する。
本実施形態に係る造花スタンド10によれば、全体がダンボール箱で構成され、このダンボール箱の上面をなすダンボール板11に設けられた貫通孔1に造花20の茎部21を貫通させた後、この茎部21をダンボール箱の内部に設けられた固定部材2で固定する構成となっているため、造花20の茎部21は貫通孔1と固定部材2との二箇所で支持される。よって、この造花スタンド10によれば、造花20の茎部21を安定して支持することができる。
さらに、本実施形態に係る造花スタンド10によれば、造花20の茎部21を固定する固定部材2を複数のダンボール板を積層した積層体で構成することにより、茎部21をより安定して支持することができる。
また、本実施形態に係る造花スタンド10によれば、茎部21を固定する固定部材2の孔部2Aの位置を変えることで、一度造花20を貫通させた貫通孔1に別の造花20を差し替えることができるため、繰り返し使用することができる。
さらに、本実施形態に係る造花スタンド10によれば、固定部材2をなす各ダンボール板の側面を、貫通孔1の貫通方向に対して略垂直に設けたことにより、造花20の茎部21を、造花スタンド10の上面をなすダンボール板に対して略垂直に安定して支持することができる。
さらに、本実施形態に係る造花スタンド10によれば、その下面をなすダンボール板12を開閉自在に設けたことにより、造花20の茎部21を貫通孔1に貫通させる作業や、茎部21を固定部材2に固定する作業を、必要に応じて茎部21の位置を確認しながら行うことができるため、所定位置に造花20を安定して支持することができる。
なお、本実施形態に係る造花スタンド10は、必要な造花20を全てセットした状態で、店舗等の陳列台として使用する場合について説明したが、これに限らず、造花スタンド10をなすダンボール箱の外面に式典や葬儀用等の装飾を施し、造花20をセットした状態の造花スタンド10をそのまま式典や葬儀等の装飾台として使用するようにしてもよい。
図3は、本発明に係る造花スタンドを収納する造花スタンド用収納ケースの一例を示す分解斜視図である。
この収納ケース30は、図3に示すように、一部に開口面を有する略直方体状の下部ダンボール箱(箱体)30Aと、この下部ダンボール箱(箱体)30Aと略同一形状の上部ダンボール箱(箱体)30Bとで構成されている。
ここで、下部ダンボール箱30A及び上部ダンボール箱30Bは、それらの下面をなす略正方形のダンボール板と、それらの側面をなす略長方形状のダンボール板とからなり、それぞれ上面が開口した構成となっている。
また、下部ダンボール箱30A及び上部ダンボール箱30Bにおいて、それらの下面をなすダンボール板の一辺は、収納する造花スタンド10をなすダンボール箱の長辺と略同一寸法となっている。
下部ダンボール箱30Aには、その内部に、造花スタンド10に造花20を立てて支持した状態で収納可能な収納部31が設けられている。この下部ダンボール箱30Aは、その側面をなす1対のダンボール板の対向面に、上述した造花スタンド10の上面をなすダンボール板11と側面をなすダンボール板13との角部を支持可能な支持部材31Aがそれぞれ突設されている。
この支持部材31Aは、長方形状のダンボール板で構成され、このダンボール板の長辺は、下部ダンボール箱30Aの側面をなすダンボール板の短辺と略同一寸法となっている。
以下、本実施形態に係る造花スタンド用収納ケース30の一使用例について説明する。
まず、必要な造花20を全てセットした状態の造花スタンド10を下部ダンボール箱30A内の収納部31に収納する。このとき、造花スタンド10の上面をなすダンボール板11と側面をなすダンボール板13の角部は、下部ダンボール箱30Aの内部に設けられた支持部材31Aで支持される。
次に、この下部ダンボール箱30Aの開口側に、上部ダンボール箱30Bの開口側を対向させた状態で被せることで、造花20を立てて支持した状態の造花スタンド10を、造花スタンド用収納ケース30内に収納することができる。
そして、この造花スタンド用収納ケース30は、造花20を立てて支持した状態の造花スタンド20を、収納したり搬送したりする際に使用する。
本実施形態に係る造花スタンド用収納ケース30によれば、下部ダンボール箱30Aの内部に、造花20を立てて支持した状態の造花スタンド10を収納可能な収納部31を設けたことにより、造花20を安定して支持した状態で、収納したり搬送したりすることができる。
また、本実施形態に係る造花スタンド用収納ケース30によれば、軽量で耐久性に優れた構成にできるため、造花スタンド用収納ケース30の搬送性及び耐久性をより向上させることができるとともに、造花スタンド用収納ケース30の作製に要するコストを低減できる。
なお、本実施形態の造花スタンド用収納ケース30においては、造花スタンド10を収納可能な収納部31を1つ設けた構成としたが、これに限らず、収納部31を2つ以上設けた構成としてもよい。
また、本実施形態の造花スタンド用収納ケース30においては、搬送性を考慮して、上部及び下部ダンボール箱30A,30Bの少なくとも一部に把持部を設けるようにしても構わない。
さらに、本実施形態の造花スタンド用収納ケース30においては、造花スタンド10の収納部31を有する下部ダンボール箱30Aと、蓋部として機能する上部ダンボール箱30Bとで構成したが、これに限らず、全体が箱体からなり、その一面に蓋部を備え、その内部に造花スタンド10の収納部31を備えた構成としてもよい。
本発明に係る造花スタンドの一例を示す斜視図である。 本発明に係る造花スタンドの一使用例を示す斜視図である。 本発明に係る造花スタンド用収納ケースの一例を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 貫通孔
2 固定部材
10 造花スタンド
20 造花
21 茎部
30 造花スタンド用収納ケース
31 収納部

Claims (4)

  1. 全体が板材で構成された箱体からなり、この箱体をなす少なくとも1つの板材に、造花の茎部を貫通可能な複数の貫通孔が設けられ、この箱体の内部に、前記貫通孔を貫通させた前記茎部の周面又は端面の少なくとも一方を固定可能な固定部材が設けられ、前記固定部材は、前記茎部の周面を固定可能な複数の孔部が側面に設けられたダンボール板を複数積層した積層体で構成され、この積層体をなすダンボール板の側面が前記貫通孔の貫通方向に対して略垂直に設けられていることを特徴とする造花スタンド。
  2. 前記箱体をなす板材は、ダンボール板であることを特徴とする請求項1に記載の造花スタンド。
  3. 請求項1または請求項2に記載の造花スタンドを収納する収納ケースであって、
    全体が箱体からなり、この箱体の内部に、造花を支持した状態の前記造花スタンドを収納可能な収納部が設けられていることを特徴とする造花スタンド用収納ケース。
  4. 前記箱体をなす板材は、ダンボール板であることを特徴とする請求項3に記載の造花スタンド用収納ケース。
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