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JP5065859B2 - フレーム構造体 - Google Patents
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JP5065859B2 - フレーム構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、共有空間を画定する所定位置に立設される少なくとも一対のポールと、前記ポール同士にそれぞれ連結されることで、ほぼ水平状態に支持されるフレームとの組み合わせからなるフレーム構造体に関する。
従来、オフィス等のオープン化を図り、コミュニケーションを活発化させるという目的から、共有空間を画定する床面の所定位置にポールを安定的に立設させ、互いのポールの上部にフレームを連結し、フレームをほぼ水平状態に支持させることにより、それ以外の外部空間と充分開放された関係で連接している共有空間構造体(フレーム構造体)が知られている。この共有空間構造体には、上方に配置されたフレームと床面に配置された下部受材との間にパネル体(閉塞部材)を設けることで安定的に自立するとともに、強度を向上させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−139804号公報(第5,6頁、第8図)
しかしながら、特許文献1に記載の共有空間構造体(フレーム構造体)にあっては、パネル体(閉塞部材)による支持によって強度を向上させているため、荷重に耐えられるようにパネル体を充分に厚く形成して強度を高める必要がある。そのためパネル体の重量が増大されてしまい、共有空間構造体を組み立てる際に、パネル体の取り扱いが作業者の負担になるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、共有空間を画定するポールとフレームとの組み合わせからなるフレーム構造体において、フレーム構造体の強度を向上させるとともに、閉塞部材の重量を低減できるフレーム構造体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のフレーム構造体は、
共有空間を画定する所定位置に立設される少なくとも一対のポールと、前記ポール同士にそれぞれ連結されることで、ほぼ水平状態に支持されるフレームとの組み合わせからなるフレーム構造体であって、
前記フレームは、前記ポールにおける上部位置に連結される上部フレームと、前記ポールにおける中間部位置に連結される中間部フレームと、により構成されており、前記上部フレームと前記中間部フレームと前記ポールとで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞する第1閉塞部材を、前記上部フレームと前記中間部フレームとにより支持するとともに、前記中間部フレームと前記ポールと床面とで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞する第2閉塞部材を、前記中間部フレームと前記床面とにより支持することを特徴としている。
この特徴によれば、ポールにおける中間部同士を連結する中間部フレームを設けることで、フレーム構造体の強度を向上させることができ、かつ第1及び第2閉塞部材に荷重が加わり難くなるため、第1及び第2閉塞部材を軽く形成できるようになり、第1及び第2閉塞部材の重量を低減でき、フレーム構造体を組み立てる際に、パネル体の取り扱いを容易に行うことができるばかりか、中間部フレームには、第1パネル体の重量が加わるだけで済むようになり、中間部フレームの歪み等も防止できるようになる。
本発明の請求項2に記載のフレーム構造体は、請求項1に記載のフレーム構造体であって、
前記第2閉塞部材は、前記中間部フレームと前記床面との間で突っ張ることで支持されており、該第2閉塞部材が、前記中間部フレームと前記床面とを離間させる方向に荷重を加えることを特徴としている。
この特徴によれば、第2閉塞部材の内部には、中間部フレームと床面とを離間させるための荷重によって応力が働くようになり、その応力によって第2閉塞部材の強度を向上させることができ、かつ第2閉塞部材による荷重によって中間部フレームが床面に安定的に支持される。
本発明の請求項3に記載のフレーム構造体は、請求項1または2に記載のフレーム構造体であって、
前記中間部フレームの上面には、前記第1閉塞部材の下端縁を保持する一対の保持片を有して上方に開口された嵌合溝が設けられるとともに、前記中間部フレームの下面には、前記第2閉塞部材を保持するあり溝が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、嵌合溝とあり溝という上下両溝の形状を中間部フレームの上下面で異なる構成として、保持形態の異なる各閉塞部材を中間部フレームの上下面に保持させることができる。
本発明の請求項4に記載のフレーム構造体は、請求項3に記載のフレーム構造体であって、
前記嵌合溝及び前記あり溝を、前記中間部フレームの長手方向の略全長に渡って設けることを特徴としている。
この特徴によれば、第1及び第2閉塞部材を中間部フレームにおける長手方向のいずれの位置であっても設けることができるばかりか、第1及び第2閉塞部材を中間部フレームの長手方向の略全長に渡って設けることもできる。
本発明の請求項5に記載のフレーム構造体は、請求項1ないし4のいずれかに記載のフレーム構造体であって、
前記上部フレームまたは前記中間部フレームにおける前後両面の少なくとも一方には、オプション部材を取り付ける取付溝が長手方向の略全長に渡って形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、それぞれのフレームの前後面に電子機器支持装置やパネル装置等の様々なオプション部材を取り付けることができる。
本発明の請求項6に記載のフレーム構造体は、請求項5に記載のフレーム構造体であって、
前記中間部フレームに沿って配線収納部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、中間部フレームに電力供給が必要な電子機器等のオプション部材を取り付けた際に、オプション部材まで延設される配線を配線収納部によって隠蔽できる。
本発明に係るフレーム構造体を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本実施例における共有空間構造体の全体像を示す斜視図であり、図2は、共有空間構造体を示す正面図であり、図3は、フレームとポールの連結状態を示す要部拡大正面図であり、図4は、図2における上部フレームを示すA−A拡大縦断側面図であり、図5は、図2における中間部フレームを示すA−A拡大縦断側面図であり、図6は、図2におけるポールを示すB−B横断平面図であり、図7(a)は、上部エンドカバーを示す平面図であり、図7(b)は、上部エンドカバーを示す側面図であり、図7(c)は、上部エンドカバーを示す正面図であり、図8(a)は、下部エンドカバーを示す平面図であり、図8(b)は、下部エンドカバーを示す側面図であり、図8(c)は、下部エンドカバーを示す正面図であり、図9は、第2閉塞部材が中間部フレームに取り付けられる状態を示す縦断側面図である。以下、図2及び図3の紙面手前側を共有空間構造体の正面側(前方側)とし、図4、図5、図9の紙面左方側を共有空間構造体の正面側(前方側)とし、図6の紙面下方側を共有空間構造体の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された共有空間構造体(フレーム構造体)であり、この共有空間構造体1はオフィス等の屋内空間で使用され、コミュニケーションスペース(共有空間)を他のオフィス等の空間(外部空間)と区別するものであり、オフィス等の床面Yの所定位置に立設されている。また、この共有空間構造体1は、天井近傍までの高さを有する円柱状の4本のポール2と、隣り合う2本のポール2間の上部に水平状態に渡される4本の上部フレーム3から構築されている。
この共有空間構造体1には、隣り合う2本のポール2,2と、この2本のポール2,2の上端部間に架設された上部フレーム3と、によって形成された開放領域4が複数(4面)設けられている。また、これら複数の開放領域4うち2つの開放領域4には、2本のポール2,2間の上下方向の中央位置よりも若干下方位置に、上部フレーム3と平行をなす中間部フレーム5が架設されている。
1つの開放領域4における上部フレーム3には、上部を吊持され、床面Yに脚で立設したパネル装置7等が備えられている。また、中間部フレーム5が架設された2つの開放領域4,4における上部フレーム3と中間部フレーム5との間には、掲示物を貼り付けたり、マジックペンにより連絡事項等を記入可能な本実施例における第1閉塞部材としてのホワイトボード部8を構成するパネル体13,14が複数枚設けられているとともに、中間部フレーム5と床面Yとの間には、共有空間を外部空間から隠蔽する本実施例における第2閉塞部材としてのブラインド部9が設けられ、これらホワイトボード部8及びブラインド部9により開放領域4,4が閉塞されている。
この中間部フレーム5の正面及び背面には、オプション部材を取り付けるための上下一対の取付溝15が左右方向に渡って設けられており、これら取付溝15には、電子機器としてのノートパソコンPを載置するパソコン支持台12などのオプション部材が取り付けられる。パソコン支持台12は、共有空間構造体1における内方側及び外方側のいずれにも配置することができる。また、上部フレーム3にも中間部フレーム5と同様の取付溝16が形成されており、前述したパネル装置7の上部は、上部フレーム3の取付溝16に吊持されている。
尚、中間部フレーム5とブラインド部9との間には、中間部フレーム5に沿って延設された本実施例における配線収納部における配線ダクト10が設けられており、室内のコンセント等の外部電源から延設された電源ケーブル(図示略)や電源タップ(図示略)や信号ケーブル(図示略)等の配線を収納することができる。
図2に示すように、ホワイトボード部8には、1枚の固定パネル体13と2枚の移動パネ体14とが配置されており、これらパネル体13,14の正面及び背面の表面がホワイトボードとして形成されている。尚、移動パネル体14は、上部及び中間部フレーム3,5の長手方向(左右方向)に移動可能になっているとともに、固定パネル体13は、上部及び中間部フレーム3,5に対して移動不能に取り付けられている。
移動パネル体14は、その上下方向の長さが上部及び中間部フレーム3,5間の長さと略同一となっており、その左右方向の長さが上部及び中間部フレーム3,5の左右方向の長さよりも短寸に形成されている。そして、移動パネル体14の上端縁が上部フレーム3の下面に取り付けられた上部支持レール17に支持されるとともに(図4参照)、その下端縁が中間部フレーム5の上面に取り付けられた下部支持レール18に支持されている(図5参照)。尚、上部及び下部支持レール17,18は、上部及び中間部フレーム3,5の長手方向の全長に渡って延設されており、上部及び下部支持レール17,18の長さは、上部及び中間部フレーム3,5の長さとほぼ同じになっている。
また、固定パネル体13は、その上下方向の長さが上部及び中間部フレーム3,5間の長さと略同一となっており、その左右方向の長さが上部及び中間部フレーム3,5の左右方向の長さと同寸に形成されている。そして、固定パネル体13の上端縁が上部フレーム3の下面に取り付けられた上部支持レール17に支持されるとともに(図4参照)、その下端縁が中間部フレーム5の上面に取り付けられた下部支持レール18に支持されている(図5参照)。更に、固定パネル体13の左右方向の長さは、上部及び中間部フレーム3,5の長手方向の長さと略同一となっており、固定パネル体13の左右側端縁は、ポール2に取り付けられた側部支持レール19に支持されている(図6参照)。
図3及び図6に示すように、本実施例のポール2には、垂直方向に8本の溝条20が等間隔に形成されている。この8本の溝条20は、それぞれ外周方向に開口するあり溝形状に形成されている。ポール2の端部から溝条20内に、溝条20に嵌合される取付部材21が挿設され、上部及び中間部フレーム3,5に対応する位置に取付部材21が配置される。
また、上部及び中間部フレーム3,5の左右端部には、支持ブラケット22が取り付けられており、この支持ブラケット22は、挿通孔23内に挿通されたボルト25によって上部及び中間部フレーム3,5に螺着される。更に、支持ブラケット22には、斜め方向にボルト26を挿設可能な傾斜挿通孔24が形成されている。この傾斜挿通孔24内に、後述する上部及び中間部フレーム3,5の上下面に形成された係合溝27,28内からボルト26が挿通されて取付部材21に螺着されることで、支持ブラケット22がポール2に連結されるようになっている。
尚、支持ブラケット22を上部及び中間部フレーム3,5に連結するボルト25は、取付部材21により隠蔽されるとともに、支持ブラケット22を取付部材21に連結するボルト26は、上部及び中間部フレーム3,5の係合溝27,28内に配置されるため、外部から見え難いようになっている。
図4及び図5に示すように、上部及び中間部フレーム3,5は、同一形状をなしており、その前後両面には、前述した取付溝15,16が形成されているとともに、その上面及び下面には、前述した係合溝27,28が形成されている。尚、取付溝15,16及び係合溝27,28は、開口部よりも内部が広がっており、側面視で略C字形状をなすあり溝として形成されている。
図4及び図5に示すように、上部及び中間部フレーム3,5に取り付けられる上部及び下部支持レール17,18は、上部及び中間部フレーム3,5の上下面に形成された係合溝27,28に係合される係合凸部29,30を有している。また、上部及び下部支持レール17,18の幅方向(前後方向)の中央部には、固定パネル体13の上下端縁を支持する第1溝条31,32が形成されている。更に、上部及び下部支持レール17,18の幅方向(前後方向)の中央部は、上部及び中間部フレーム3,5の幅方向(前後方向)の中央部と同一位置となっている。
尚、第1溝条31,32は、前後に設けられた一対の保持片31a,32aにより形成され、第1溝条31,32の幅方向の寸法は、固定パネル体13の厚みとほぼ同じ寸法に形成されており、第1溝条31,32に上下端縁が嵌合された固定パネル体13は、ぐらつくことなく支持される。更に尚、第1溝条31,32の奥面には、貫通孔31b,32bが形成されており、螺子部材35,36が第1溝条31,32内から貫通孔31b,32bに挿設されて上部及び中間部フレーム3,5に螺着されることで、上部及び下部支持レール17,18が上部及び中間部フレーム3,5に取り付けられるようになっている。
また、上部及び下部支持レール17,18における第1溝条31,32の前部及び後部には、移動パネル体14の上下端縁を支持する第2溝条33,34が形成されている。尚、本実施例では、前部に形成された第2溝条33,34に移動パネル体14が支持される構成となっているが、後部に形成された第2溝条33,34に移動パネル体14を支持させてもよい。
更に、上部及び下部支持レール17,18の第1溝条31,32の奥行寸法(深さ)は、第2溝条の奥行寸法(深さ)よりも大きくなるように形成されており、第1溝条31,32は固定パネル体13を強固に支持するとともに、第2溝条33,34は移動パネル体14を着脱可能に支持するようになっている。尚、移動パネル体14の上下端縁には、該上下端縁の左右方向に延設された端縁部材37が設けられている。この端縁部材37の表面は、側面視で略U字形状をなしており、湾曲するラウンド面37aが形成されている。
図4に示すように、上部支持レール17の第2溝条33の開口部には、外方に向かって突出された突出条38が形成され、この突出条38は、上方に行くに従い上部支持レール17の幅方向の中央部に向かって傾斜される傾斜面38aを有している。そのため第2溝条33が上方に行くに従って広がる形状となり、移動パネル体14の上端縁を斜め下方から第2溝条33に挿入し、その後、移動パネル体14を垂直状態に立設すれば、移動パネル体14の上端縁が第2溝条33の開口部により前後両面から支持されるようになる。
図5に示すように、下部支持レール18の第2溝条34の奥面(底面)には、移動パネル体14の下縁に設けられた端縁部材37が摺接される摺接部材39が、第2溝条34の長手方向に沿って貼り付けられている。この摺接部材39は、その表面にフッ素樹脂加工が施されており、移動パネル体14を左右方向に移動させた際に、下方の端縁部材37が下部支持レール18に摺接されることで生じる摩擦抵抗を低減させるようになっている。
また、下部支持レール18の第2溝条34の幅方向の寸法は、移動パネル体14の厚み、すなわち端縁部材37の厚みとほぼ同じ寸法に形成されており、第2溝条34に下端縁が嵌合された移動パネル体14は、その下端がぐらつくことなく支持される。
図3に示すように、上部支持レール17の左右端部とポール2との間には、上部エンドカバー40が取り付けられるとともに、下部支持レール18の左右端部とポール2との間には、下部エンドカバー41が取り付けられるようになっている。
図7(a)に示すように、上部エンドカバー40には、ポール2の溝条20に係合される係合凸部42が設けられている。また、上部エンドカバー40には、ポール2の外周面に沿って配置されるように湾曲面43が形成されている。また、図7(b)に示すように、上部エンドカバー40の中央部には、固定パネル体13の上端角部が嵌合される嵌合溝44が形成されている。更に、図7(c)に示すように、上部エンドカバー40には、上部支持レール17に向かって突出する3つの突出凸部45が設けられており、各々の突出凸部45は、第1及び第2溝条31,33の内面に嵌合されるようになっている(図4参照)。
図8(a)に示すように、下部エンドカバー41には、ポール2の溝条20に係合される係合凸部46が設けられている。また、下部エンドカバー41には、ポール2の外周面に沿って配置されるように湾曲面47が形成されている。また、図8(b)に示すように、下部エンドカバー41の中央部には、固定パネル体13の下端角部が嵌合される嵌合溝48が形成されている。更に、図8(c)に示すように、下部エンドカバー41には、下部支持レール18に向かって突出する4つの突出凸部49が設けられており、前後2つの突出凸部49は、第2溝条34の内面に嵌合されるとともに、中央の2つの突出凸部49は、下部支持レール18の第1溝条32と第2溝条34との間に形成された空隙部に嵌合されるようになっている(図5参照)。
図3及び図6に示すように、上部エンドカバー40と下部エンドカバー41との間には、固定パネル体13の左右側端縁を支持する側部支持レール19が設けられている。この側部支持レール19は、上部エンドカバー40と下部エンドカバー41との間で、ポール2に沿って上下方向に延設されており、ポール2の溝条20に係合される係合凸部50を有している。尚、側部支持レール19における固定パネル体13側には、固定パネル体13の側端縁を支持する溝条51が形成さている。
このように上部及び下部エンドカバー40,41と側部支持レール19とで、固定パネル体13の側縁とポール2との間が完全に閉塞されるようになっており、上部フレーム3と中間部フレーム5とポール2とで囲まれた領域を、固定パネル体13と上部及び下部エンドカバー40,41と側部支持レール19とで、完全に閉塞できるようになっている。
図3を参照して固定パネル体13の取付方法について説明すると、共有空間構造体1を組み立てる際に、最初にポール2を立設した状態で2本のポール2の間に中間部フレーム5を配置し、中間部フレーム5の左右端の支持ブラケット22の2つの傾斜挿通孔24にボルト26を挿通してポール2と連結する。
次に、中間部フレーム5の上面に下部支持レール18を螺着するとともに、左右のポール2に側部支持レール19を取り付ける。そして、固定パネル体13を下部支持レール18及び側部支持レール19に支持させて、その後、予め上部支持レール17が螺着された状態の上部フレーム3を固定パネル体13の上方に配置し、上部フレーム3の左右端の支持ブラケット22の2つの傾斜挿通孔24のうち、上方の傾斜挿通孔24のみにボルト26を挿通してポール2と連結する。尚、下方の傾斜挿通孔24には、固定パネル体13が配置されるため、ボルト26を挿通できないようになっている。
図2に示すように、中間部フレーム5の下方には、前述したブラインド部9が設けられている。このブラインド部9には、左右方向に延びる角柱形状をなす複数の矩形部材52が上下方向に並んで配置されており、これらの矩形部材52は床面Yから中間部フレーム5まで延びるように配置された支柱部材53により互いに連結されている。
尚、本実施例では、矩形部材52と支柱部材53とによりブラインド部9が構成されている。このようにブラインド部9を複数の並設された矩形部材52により構成することで、ブラインド部9を用いて共有空間を外部空間から隠蔽しつつ、矩形部材52同士に隙間から共有空間構造体1の中にいる人の足元を確認できるため、ホワイトボード部8の外方側にいる者が、共有空間構造体1内部の共有空間が、使用中なのか否かを容易に確認できるようになっている。
図5及び図9に示すように、支柱部材53は、その下端に取り付けられたアジャスタ54により床面Yに立設されている。また、支柱部材53の上端には、T字状支持具55が取り付けられており、T字状支持具55が中間部フレーム5の下面の係合溝28に係合されることで、支柱部材53が中間部フレーム5に取り付けられる。
図9に示すように、T字状支持具55は略円筒形に形成され、上部材56と下部材57とに分割できるようになっている。上部材56及び下部材57は、それぞれ形設した段部56a,57a同士を嵌め合わせて全体が略円筒形状になっており、水平方向から下部材57の孔部57bに挿通されて上部材56に螺合されるネジ58によって、両部材56,57が互い連結されるようになっている。尚、上部材56には、上端が略T字形状をなす係合T字状部56bが形成されている。
支柱部材53を中間部フレーム5に取り付ける際には、先ず、T字状支持具55を分割した状態で、その上部材56の係合T字状部56bを中間部フレーム5の下面の係合溝28に下方から挿入して、上部材5690°回転させる。すると、係合T字状部56bはあり溝形状をなす係合溝28から抜けない状態となり、この状態で水平方向から支柱部材53の上端に取り付けられた下部材57をネジ58により螺合させる。
このようにすることで、中間部フレーム5とポール2と床面Yとで囲まれた領域が、支柱部材53により連結された複数の矩形部材52によって閉塞される。そして、支柱部材53の下端のアジャスタ54を操作することで、支柱部材53が中間部フレーム5と床面Yとの間で突っ張り支持される。尚、このとき支柱部材53は、中間部フレーム5と床面Yとを離間させる方向に荷重を加えるようになっている。
図5に示すように、最上段の矩形部材52の上面には、側面視で上方に開口する略コ字形状をなすダクトカバー受材59が固着されている。尚、本実施例では、矩形部材52の上面の3箇所にダクトカバー受材59が配置されており(図2参照)、このダクトカバー受材59に対応した位置に、クリップ部60aを有するダクトカバー60が設けられている。
ダクトカバー60は、クリップ部60aをダクトカバー受材59の前後の端片59aに取り付けることで、ダクトカバー受材59の前後に取り付けられるようになっている。このダクトカバー受材59とダクトカバー60とで、前述した配線ダクト10が形成される。尚、配線ダクト10内に配線を行う際は、ダクトカバー受材59の前後に取り付けられたダクトカバー60のいずれか一方を取り外した状態で配線を行い、その後再びダクトカバー60をダクトカバー受材59に取り付ければよい。
以上説明したように、本発明の実施例としての共有空間構造体1にあっては、上部フレーム3と中間部フレーム5とポール2とで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞するホワイトボード部8を、上部フレーム3と中間部フレーム5とにより支持するとともに、中間部フレーム5とポール2と床面Yとで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞するブラインド部9を、中間部フレーム5と床面Yとにより支持することで、ポール2における中間部同士を連結する中間部フレーム5を設けることで、フレーム構造体1の強度を向上させることができ、かつホワイトボード部8及びブラインド部9に荷重が加わり難くなるため、ホワイトボード部8及びブラインド部9を軽く(薄く)形成できるようになり、ホワイトボード部8及びブラインド部9の重量を低減でき、フレーム構造体1を組み立てる際に、ホワイトボード部8及びブラインド部9の取り扱いを容易に行うことができるばかりか、中間部フレーム5には、ホワイトボード部8の重量が加わるだけで済むようになり、中間部フレーム5の歪み等も防止できるようになる。
また、支柱部材53は、中間部フレーム5と床面Yとの間で突っ張ることで支持されており、支柱部材53が、中間部フレーム5と床面Yとを離間させる方向に荷重を加えることで、支柱部材53内部には、中間部フレーム5と床面Yとを離間させるための荷重によって応力が働くようになり、その応力によって支柱部材53の強度を向上させることができ、かつ支柱部材53による荷重によって中間部フレーム5が床面Yに安定的に支持される。
また、中間部フレーム5の上面には、パネル体13,14の下端縁を保持する一対の保持片31a,32aを有して上方に開口された第1溝条32(嵌合溝)が設けられるとともに、中間部フレーム5の下面には、支柱部材53を保持する係合溝28(あり溝)が設けられることで、嵌合溝形状をなす第1溝条32とあり溝形状をなす係合溝28という上下両溝28,32の形状を中間部フレーム5の上下面で異なる構成として、保持形態の異なるホワイトボード部8及びブラインド部9を中間部フレーム5の上下面に保持させることができる。
また、第1溝条32(嵌合溝)及び係合溝28(あり溝)を、中間部フレーム5の長手方向の略全長に渡って設けることで、ホワイトボード部8及びブラインド部9を中間部フレーム5における長手方向のいずれの位置であっても設けることができるばかりか、ホワイトボード部8及びブラインド部9を中間部フレーム5の長手方向の略全長に渡って設けることもできる。
また、上部フレーム3または中間部フレーム5における前後両面の少なくとも一方には、オプション部材を取り付ける取付溝15,16が長手方向の略全長に渡って形成されていることで、それぞれのフレーム3,5の前後面にパソコン支持台12やパネル装置7等の様々なオプション部材を取り付けることができる。
また、中間部フレーム5に沿って配線ダクト10が設けられていることで、中間部フレーム5に電力供給が必要なノートパソコンP等のオプション部材を設置した際に、オプション部材まで延設される配線を配線ダクト10によって隠蔽できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、第2閉塞部材としてのブラインド部9を矩形部材52と支柱部材53とにより構成しているが、第2閉塞部材を第1閉塞部材と同様にパネル体により形成してもよいし、第1閉塞部材をパネル体13,14ではなく、第2閉塞部材と同様にブラインド部9として形成してもよい。
また、前記実施例では、第1閉塞部材としてのホワイトボード部8を構成する固定パネル体13によって、上部フレーム3と中間部フレーム5とポール2とで囲まれた領域の全部を閉塞するようにしているが、該領域の少なくとも一部が固定パネル体13によって閉塞されればよく、例えば、パネル体13の左右方向の長さを、上部及び中間部フレーム3,5の左右方向の長さよりも短寸に形成し、上部及び中間部フレーム3,5に対して左右方向に移動可能なパネル体13としてもよい。
本実施例における共有空間構造体の全体像を示す斜視図である。 共有空間構造体を示す正面図である。 フレームとポールの連結状態を示す要部拡大正面図である。 図2における上部フレームを示すA−A拡大縦断側面図である。 図2における中間部フレームを示すA−A拡大縦断側面図である。 図2におけるポールを示すB−B横断平面図である。 (a)は、上部エンドカバーを示す平面図であり、(b)は、上部エンドカバーを示す側面図であり、(c)は、上部エンドカバーを示す正面図である。 (a)は、下部エンドカバーを示す平面図であり、(b)は、下部エンドカバーを示す側面図であり、(c)は、下部エンドカバーを示す正面図である。 第2閉塞部材が中間部フレームに取り付けられる状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 共有空間構造体(フレーム構造体)
2 ポール
3 上部フレーム
4 開放領域
5 中間部フレーム(下部フレーム)
7 パネル装置(オプション部材)
8 ホワイトボード部(第1閉塞部材)
9 ブラインド部(第2閉塞部材)
10 配線ダクト(配線収納部)
12 パソコン支持台(オプション部材)
13 固定パネル体(第1パネル体)
14 移動パネル体(第2パネル体)
15,16 取付溝
17 上部支持レール(支持体)
18 下部支持レール(支持体)
19 側部支持レール
27,28 係合溝(あり溝)
29,30 係合凸部
31,32 第1溝条(嵌合溝)
31a,32a 保持片
33,34 第2溝条
35,36 螺子部材
38 突出条
38a 傾斜面
52 矩形部材
53 支柱部材
54 アジャスタ
55 T字状支持具
Y 床面

Claims (6)

  1. 共有空間を画定する所定位置に立設される少なくとも一対のポールと、前記ポール同士にそれぞれ連結されることで、ほぼ水平状態に支持されるフレームとの組み合わせからなるフレーム構造体であって、
    前記フレームは、前記ポールにおける上部位置に連結される上部フレームと、前記ポールにおける中間部位置に連結される中間部フレームと、により構成されており、前記上部フレームと前記中間部フレームと前記ポールとで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞する第1閉塞部材を、前記上部フレームと前記中間部フレームとにより支持するとともに、前記中間部フレームと前記ポールと床面とで囲まれた領域の少なくとも一部を閉塞する第2閉塞部材を、前記中間部フレームと前記床面とにより支持することを特徴とするフレーム構造体。
  2. 前記第2閉塞部材は、前記中間部フレームと前記床面との間で突っ張ることで支持されており、該第2閉塞部材が、前記中間部フレームと前記床面とを離間させる方向に荷重を加えることを特徴とする請求項1に記載のフレーム構造体。
  3. 前記中間部フレームの上面には、前記第1閉塞部材の下端縁を保持する一対の保持片を有して上方に開口された嵌合溝が設けられるとともに、前記中間部フレームの下面には、前記第2閉塞部材を保持するあり溝が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム構造体。
  4. 前記嵌合溝及び前記あり溝を、前記中間部フレームの長手方向の略全長に渡って設けることを特徴とする請求項3記載のフレーム構造体。
  5. 前記上部フレームまたは前記中間部フレームにおける前後両面の少なくとも一方には、オプション部材を取り付ける取付溝が長手方向の略全長に渡って形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のフレーム構造体。
  6. 前記中間部フレームに沿って配線収納部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のフレーム構造体。
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