JP5067207B2 - 車載用の電気接続箱 - Google Patents
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Description
このように後入れ部品を収容する電気接続箱において、後入れ部品の収容部側に面して位置するバスバー等の導体と電線端末の端子とをボルト締め接続する必要がある場合、該電線と後入れ部品との干渉を防止する必要がある。
前記特許文献1では、前記電線端末の端子とバスバーとをボルト締め接続した後に、該ボルト締め接続部及び電線を覆うカバーを設け、電線を後入れ部品と干渉させない構成としている。
さらに、バスバーと電線端末の端子との接続を解いてメンテナンスする際には、ボルト締結部がカバーで閉鎖されているため、カバーを折り曲げ式としている場合には折り曲げたカバーとケース本体との係止を解除して開く必要があり、別体のカバーではケース本体との連結を解いてカバーを取り除く必要がある。
前記ケース本体に装着している電気部品に接続された電線と、前記後入れ部品の収容部に収容する後入れ部品との干渉防止用の仕切壁を前記収容部の内側壁として設け、
前記仕切壁の前記開口に面する部分に、前記ケース本体に装着する前記電気部品をメンテナンスするためのメンテナンス用穴を設け、該メンテナンス用穴に面して、前記ケース本体に装着する前記電気部品を構成するヒューズまたはリレーの端子に、前記バスバーと電線端末の端子のいずれか一方または両方をボルト締結するボルト締結部を位置させ、
前記ボルト締結部に対して、前記収容部の開口より前記仕切壁のメンテナンス用穴を通してボルト用治具の挿入を可能としていることを特徴とする車載用の電気接続箱を提供している。
このように、仕切壁をケース本体に一体に設けているため、特許文献1のように電線配線後にカバーを折り曲げたり、カバーを後組みつけする必要はなく、部品点数を増加させず、かつ、後入れ部品の組付作業性を改善することができる。
さらに、該仕切壁にメンテナンス用穴を設けているため、収容部と仕切壁を介して配置した前記バスバーやヒューズ等の電気部品に対して、前記開口から後入れ部品の収容部にメンテナンス用治具を挿入し、仕切壁に設けたメンテナンス用穴を通してメンテナンスを行うことができる。
前記左右側壁に前記後入れ部品とロック結合するロック部を設け、該収容部の下部は前記ケース本体に結合するロアカバーで覆っている。
該PDは、ケース本体の外周壁を大きく開口して設けた収容部に収容し、その放熱板を開口に面して位置させて、PDの放熱性能を高めている。
電気接続箱はリレーボックスからなり、リレーボックス1はケース本体2と、該ケース本体2の下部にロック結合するロアカバー3、ケース本体2の上部にロック結合するアッパーカバー(図示せず)を備えている。
前記左右側壁11、12の内面にはロック枠11a、12aを設け、かつ、保持枠部13の上面に嵌合用溝部13aを設けている。
収容部6にPDからなる後入れ部品5を収容した状態で、外面側の開口2cに後入れ部品5の放熱板を位置させ、放熱効果を高めている。
該仕切壁10の下部には、収容部6側に向けて僅かに屈曲させて突出部10cを設けている。この突出部10cは仕切壁10を補強すると共に、下部を収容部6側へ屈曲させていることで、仕切壁10に隔てられた内側に装着する後述するヒューズブロック21のヒューズキャビテイへ電線を下から挿入する際の挿入作業性を高めると共に、上部側は突出させていないことで上方からの後入れ部品5の挿入作業性を高めている。
かつ、前記突出部10cを挟む上下位置に矩形状のメンテナンス用穴10dを左右一対で設けている。これらのメンテナンス用穴10dは上側角部を円弧状として、後述するボルト用治具50の挿入ガイドとしている。
ヒュージブルリンク7の端子7aと電線端末の端子8とバスバーの端子部15とをボルト9で接続した後に、図6に示すように、該ボルト締結部Aを閉鎖する蓋部21xを着脱自在に下方よりキャビテイ21cの周壁部に取り付けている。
蓋部21xは、その両側部に設けたガイド部21x−1を前記キャビテイ21cの周壁部の外端に向けたガイドレール部21c−1にスライド自在に嵌合し、取付位置で簡易ロック(図示せず)がかかるようにし、蓋部21xを下方より引っ張ると簡易ロックが解除されて引き出されるようにしている。
前記後入れ部品5及び前記ヒューズブロック21、リレーブロック23、24に取り付けるヒューズ20、リレー22に接続する電線の引出口をヒューズブロック21の下方の底壁3aとケース本体の外周壁2aの下端との間に形成している。
其の際、前記ヒューズブロック21のヒュージブルリンク7の端子7aと電線W1の端末の端子8と、バスバーの端子部15をボルト結合して電線W1も前記電線と共にロアカバー3側へ引き出している。また、仕切壁10の内面側に接触する前記ヒューズブロック21のヒューズキィビテイ並設部21bの下端から引き出される電線W2は仕切壁10の内面と前記蓋部21xと空間Cを通してロアカバー3側へと引き出している。該電線W2は配線位置が位置決めされ、仕切壁10の外面側に後入れされる後入れ部品5との干渉を防止している。
この後入れ部品5の挿入時に、収容部6側のヒューズブロック21のヒューズキィビテイ並設部21bから引き出される電線Wは仕切壁10により後入れ部品5と干渉せず、電線Wの保護を図ることができる。この後入れ部品5に接続した電線はロアカバー3側に引き出され、前記ブロック21、23、24に接続した電線や前記電線W1、W2と共に電線引出口から外方へ引き出している。
この状態で、図6(A)に示すように、仕切壁10のメンテナンス用穴10dを通してボルト用治具50をボルト締結部Aに到達させ、ボルト9の締結解除、再度の締結を行えるようにしてメンテナンス性を確保している。
かつ、該仕切壁10にメンテナンス用穴10dを設けているため、電線保護用の仕切壁10が存在しても、該メンテナンス用穴10dを通してメンテナンス用のボルト用治具50を挿入でき、ボルト締結部Aのメンテナンス作業を行うことができる。
かつ、ケース本体2にメンテナンス用穴10dを設けた仕切壁10を一体的に成形して設けるだけであるため、従来のケース本体2との形状変化が少なく、ケース本体成形用の金型の変更部分が少ないため、金型製作用のコストを低下することができる。
さらに、後入れ部品はPDに限定されず、また、仕切壁に設けるメンテナンス用穴の個数及び形状は限定されず、ヒュージブルリンク7の端子と電線端末の端子とのボルト締結部と対向する箇所に所要の個数のメンテナンス用穴を設ければよい。さらに、ケース本体はヒューズブロック、リレーブロックを嵌合する構成とせずに、ケース本体にヒューズやリレーの収容部を設けた構成としてもよい。
2 ケース本体
2a 外周壁
2b フレーム部
2c 開口
3 ロアカバー
3a 底壁
5 後入れ部品
6 後入れ部品の収容部
7 ヒュージブルリンク
10 仕切壁
10d メンテナンス用穴
11、12 左右側壁
13 保持枠部
15 バスバーの端子部
21 ヒューズブロック
21b ヒューズキャビテイ並設部
21d ボルト締結部のバスバーを収容したキャビテイ
21x 蓋部
23、24 リレーブロック
40、41、42 空洞
50 締結用の治具
A ボルト締結部
C 空間
W1 バスバーと端子接続する電線
W2 ヒューズと接続する電線
Claims (3)
- バスバー、ヒューズおよびリレーを含む電気部品を装着するケース本体の一側を開口して後入れ部品の収容部を設け、
前記ケース本体に装着している電気部品に接続された電線と、前記後入れ部品の収容部に収容する後入れ部品との干渉防止用の仕切壁を前記収容部の内側壁として設け、
前記仕切壁の前記開口に面する部分に、前記ケース本体に装着する前記電気部品をメンテナンスするためのメンテナンス用穴を設け、該メンテナンス用穴に面して、前記ケース本体に装着する前記電気部品を構成するヒューズまたはリレーの端子に、前記バスバーと電線端末の端子のいずれか一方または両方をボルト締結するボルト締結部を位置させ、
前記ボルト締結部に対して、前記収容部の開口より前記仕切壁のメンテナンス用穴を通してボルト用治具の挿入を可能としていることを特徴とする車載用の電気接続箱。 - 前記メンテナンス用穴に面する前記電気部品のボルト締結部を開閉する蓋部を、前記電気部品に取り付けている請求項1に記載の車載用の電気接続箱。
- 前記仕切壁の左右両端から前記後入れ部品の収容部の左右側壁を設け、該左右側壁の外端に連結する前記ケース本体の外周壁は、前記後入れ部品の外面を露出させる前記開口とすると共に該後入れ部品の下端を保持する保持枠を前記左右側壁と連続して設け、
前記左右側壁に前記後入れ部品とロック結合するロック部を設け、かつ、該収容部の下部は前記ケース本体に結合するロアカバーで覆っている請求項1または請求項2に記載の車載用の電気接続箱。
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Applications Claiming Priority (1)
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