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JP5069050B2 - 接合方法および接合体 - Google Patents
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本発明は、SiCで構成される多孔体と、接合材とを接合させる接合方法またはその接合方法により製造される接合体に関する。
SiCは、耐熱性、耐食性に優れているため、従来から半導体製造装置部材や自動車部品として多く用いられている。このSiCの焼結は、焼結温度が高く、雰囲気も不活性ガス下で行なうことから、大きさに制限があると共に、複雑な形状とすることが困難であった。それを解決するための接合技術が、種々提案されている。接合で特に問題となるのは、接合材との熱膨張差による残留応力である。残留応力が大きい場合、接合後に残留ひずみが発生し、接合部の強度が低下する。それを解決するために、従来、SiCと熱膨張係数が近い金属シリコンが接合材として用いられている。金属シリコンは、SiC表面上に残留するC成分と反応してSiCを形成するというメカニズムで接合するため、更に熱膨張差が小さくなるという利点がある。
近時、半導体製造装置部材および自動車部品としてSiCの用途は、更なる広がりをみせてきており、SiCの緻密な焼結体以外にも多孔体の要求が高まっている。そして、緻密な焼結体と同様に、複雑な形状が求められ、多孔体による接合技術が望まれている。
特許文献1には、含珪素セラミックからなる多孔質体の開放気孔中に、金属シリコンを含浸した複数のセラミック・金属複合体製の2つの基材からなるセラミック部材が開示されている。この基材同士は、金属シリコンからなる接合層を介して接合されている。
また、特許文献2には、炭化ケイ素多孔質セラミックスの接合方法が開示されている。この技術は、750℃以上1700℃以下で熱処理することにより、炭化ケイ素からなる多孔質セラミックスの内外表面に酸化膜を形成させ、シリコン系ろう材を用いて、その酸化膜が形成した面に他の炭化ケイ素セラミックス材を接合させる。
特開2002−11653号公報 特開2007−153700号公報
上記のようなSiCの多孔体は、その使用範囲は広いため、幅広い形状が要求されている。しかし、SiC多孔体は、セラミックスであるため、製造できる形状に限界がある。このため、必要な形状を作製するためには、SiC多孔体同士の接合やSiCの緻密体との接合が必要不可欠である。
上記のように、SiCの緻密体や多孔体を接合する場合、通常、熱膨張差を考慮して金属シリコンが接合材として用いられている。金属シリコンは、粉末や薄板など自由に形状を決めることができると共に、容易に手に入る材料であるため、SiC緻密体同士の接合に広く用いられている。また、熱膨張差だけでなく、SiC表面にある残留カーボンと反応するため、濡れ性が良く、接合材として良好にその特性を発揮する。
しかし、SiCの多孔体については、多孔体内部にも残留カーボンが多く存在するため、接合材である金属シリコンが接合面のみに留まらず、内部にまで過剰に浸透してしまい、接合材として十分な機能を果たすことができない。このような状況では、SiC多孔体を用いて、複雑な形状を有する接合体を実現することが困難である。
また、従来から、金属シリコンにアルミニウムやチタン等を加えたシリコン合金からなる「ろう材」を接合剤として用いることが行なわれている。このようなろう材は、金属シリコンよりも低融点であるため、接合温度を下げることができ、また、SiCとの濡れを制御できる点で有利である。しかしながら、特許文献2に記載されている技術のように、金属シリコンに異種金属を加えたろう材を用いると、熱膨張率が変化するため、十分な接合強度が得られないおそれがある。また、金属シリコンは凝固膨張する金属であるため、金属シリコン単体では引け巣のポアは発生しにくいが、アルミニウムのような凝固収縮する金属をろう材に添加することにより、接合層に引け巣によるポアが発生し、強度が低下することもある。さらに、汚染を嫌う半導体製造装置用部材としては、金属シリコン以外の金属を加えたろう材を用いることは好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、接合時にSiC多孔体の内部に接合材が過剰に侵入することを防ぐと共に、十分な接合強度が得られる接合方法またはその接合方法により製造される接合体を提供することを目的とする。
(1)本発明は、上記の目的を達成するために、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の接合方法は、SiCで構成される多孔体と、接合材とを接合させる接合方法であって、前記多孔体を、大気中において第1の温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去する工程と、前記第1の温度で熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体と前記接合材とを接合させる工程と、を少なくとも含むことを特徴としている。
通常のSiC多孔体の表面には、未反応のカーボンや多孔体を作製する際のバインダーが残留している。このため、例えば、接合材として金属シリコンを用いた場合、金属シリコンとカーボンとが容易に反応し、SiCを形成する。その際の反応エネルギーによって、金属シリコンは、SiC多孔体の内部に過剰に浸透してしまう。本発明者は、この点に着目し、SiC多孔体と接合材(例えば、金属シリコン)との濡れ性を悪化させることにより、SiC多孔体内部への接合材の過剰な侵入を防ぐことを可能とした。すなわち、本発明は、SiC多孔体を、大気中において第1の温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去するので、接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。
(2)また、本発明の接合方法は、SiCで構成される多孔体と、接合材とを接合させる接合方法であって、前記多孔体を、大気中において第2の温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させる工程と、前記第2の温度で熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体と前記接合材とを接合させる工程と、を少なくとも含むことを特徴としている。
通常のSiC多孔体の表面には、未反応のカーボンや多孔体を作製する際のバインダーが残留している。このため、例えば、接合材として金属シリコンを用いた場合、金属シリコンとカーボンとが容易に反応し、SiCを形成する。その際の反応エネルギーによって、金属シリコンは、SiC多孔体の内部に過剰に浸透してしまう。本発明者は、この点に着目し、SiC多孔体と接合材(例えば、金属シリコン)との濡れ性を悪化させることにより、SiC多孔体内部への接合材の過剰な侵入を防ぐことを可能とした。特に、発明者は、接合材として金属シリコンを用いた場合、金属シリコンとSiOとの濡れ性が悪いことから、SiC多孔体の表面を酸化させることにより、高い効果が得られることを見出した。すなわち、本発明は、SiC多孔体を、大気中において第2の温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させるので、SiC多孔体と接合材との濡れ性が悪くなり、接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。
本発明においては、多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程が含まれる。カーボンの除去またはSiCの表面の酸化により濡れ性が悪くなった多孔体の接合面にカーボンを塗布することで、接合面の強固な接合が可能となる。カーボンを塗布することにより除去したカーボンを補うだけでなく、接合面近傍のSiOを炭素還元することにより接合材である金属シリコンと適切に接合させることが可能となる。また、カーボンを塗布する際にSiC多孔体へのカーボンの染み込み深度を適切に調整することにより、接合材の過剰な侵入を防ぐことができ、適度なアンカー効果により強固な接合が可能となる。カーボンの染み込み深度はスプレーの照射時間を制御することにより調整することができる。
(3)また、本発明の接合方法において、前記第1の温度は、700℃から1000℃の間のいずれかの温度であることを特徴としている。
SiC多孔体の表面には、未反応のカーボンが残留していたり、多孔体を作製する際に用いるバインダーが残留していたりするが、このように、第1の温度が、700℃から1000℃の間のいずれかの温度であるので、これらの残留カーボンを燃焼させて除去することが可能となる。一方、1000℃を越えると、SiCが酸化してしまって、メカニズムが変わってしまう。このため、本発明では、第1の温度を700℃から1000℃の間のいずれかの温度とした。これにより、接合時に、SiC多孔体内部への接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。
(4)また、本発明の接合方法において、前記第2の温度は、1000℃から1200℃の間のいずれかの温度であることを特徴としている。
SiOは、金属シリコンとの濡れ性が悪いことが知られていると共に、SiCの酸化は、1000℃から始まることが知られている。本発明では、第2の温度は、1000℃から1200℃の間のいずれかの温度とすることによって、SiC多孔体の表面を酸化させ、接合材との濡れ性が悪くなるようにしている。一方、1200℃を越えるとSiCの酸化が進みすぎてSiC自体が劣化してしまう。その結果、接合ができたとしても強度に欠けることになってしまう。このため、本発明では、第2の温度を1000℃から1200℃の間のいずれかの温度とした。これにより、接合時に、SiC多孔体と接合材との濡れ性が悪くなり、接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。
(5)また、本発明の接合方法において、前記接合材は、金属シリコンであることを特徴としている。
このように、接合材が、金属シリコンである場合、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。特に、従来から知られているように、接合材として、金属シリコンにアルミニウムやチタン等を加えたシリコン合金からなる「ろう材」を用いる技術では、熱膨張率が変化するため、十分な接合強度が得られないおそれがある。また、金属シリコンは凝固膨張する金属であるため、金属シリコン単体では引け巣のポアは発生しにくいが、アルミニウムのような凝固収縮する金属をろう材に添加することにより、接合層に引け巣によるポアが発生し、強度が低下することもある。さらに、汚染を嫌う半導体製造装置用部材としては、金属シリコン以外の金属を加えたろう材を用いることは好ましくない。これに対し、本発明によれば、接合材として金属シリコンのみを使用するため、半導体製造装置用部材として好適であると共に、十分な接合強度を得ることが可能となる。
(6)また、本発明の接合方法において、前記接合材は、金属シリコン粉末を固めたシートまたは金属シリコン粉末に有機バインダーを混入させて固めたシートであることを特徴としている。
このように、接合材が、金属シリコン粉末を固めたシートまたは金属シリコン粉末に有機バインダーを混入させて固めたシートであっても、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。
(7)また、本発明の接合材は、SiCで構成される多孔体を、大気中において700℃から1000℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去する工程と、前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体と金属シリコンとを接合させる工程と、を少なくとも含む接合方法を用いて製造され、または、SiCで構成される多孔体を、大気中において1000℃から1200℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させる工程と、前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体と金属シリコンとを接合させる工程と、を少なくとも含む接合方法を用いて製造された接合体であって、前記接合面において、前記金属シリコンの前記多孔体への侵入量が、前記多孔体の気孔径の5倍以内であることを特徴としている。
この構成により、接合材である金属シリコンが、SiC多孔体の内部にまで過剰に透することなく、接合材として十分に機能させることが可能となる。
本発明によれば、SiC多孔体と接合材(例えば、金属シリコン)との濡れ性を悪化させることにより、SiC多孔体内部への接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。すなわち、本発明は、SiC多孔体を、大気中において第1の温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去するので、接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。また、本発明は、SiC多孔体を、大気中において第2の温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させるので、SiC多孔体と接合材との濡れ性が悪くなり、接合材の過剰な侵入を防ぐことが可能となる。その結果、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。また、本発明では、接合材として金属シリコンのみを使用するため、半導体製造装置用部材として好適であると共に、十分な接合強度を得ることが可能となる。
本発明は、SiC多孔体内部に、接合材である金属シリコンが過剰に侵入しないように、SiC多孔体と金属シリコンとの濡れ性を悪化させ、金属シリコンの過剰な侵入を防ぐことにより、接合を良好に行なうものである。通常のSiC多孔体の表面には、未反応のカーボンやSiC多孔体を作製する際のバインダーが残留している。金属シリコンは、カーボンと容易に反応し、SiCを形成する。その際の反応エネルギーによって金属シリコンはSiC多孔体の内部に過剰に侵入してしまい、適切な接合が阻害されてしまう。
本発明では、SiC多孔体内部にある残留カーボンを大気中で昇温して燃焼することにより金属シリコンの過剰な侵入を防ぐ。また、金属シリコンとSiOの濡れ性が不良であることから、さらに高温で処理を行ない、SiCの表面をSiO化することにより、金属シリコンの過剰な侵入を防ぐ。また、残留カーボンの燃焼およびSiCの表面をSiO化は、大気中の他、例えば酸素濃度が23〜30%の酸素富化空気中で行なうことも可能である。酸素富化空気により多孔体内にある微細なポア部の残留カーボンの燃焼およびSiO化を促進できることが期待される。
ただし、完全に濡れ性を悪化させると、接合材である金属シリコンとSiC多孔体とが濡れず、接合しなくなってしまう。そこで、本発明では、表面から100μm以下(気孔径の5倍以内)の深度までカーボン材を塗布または浸透させることにより、接合面近傍のみ金属シリコンが濡れ、接合ができるようにした。
このように、SiC多孔体を大気中で昇温処理することにより多孔体内部にある残留カーボンを除去、もしくはSiC表面を酸化することにより、接合材である金属シリコンがSiC多孔体内部に過剰に侵入することを防ぎ、金属シリコンを接合材として有効に機能させることができる。
[実施例1〜12]
以下、本発明の各実施例について説明する。SiC多孔体として、気孔率40%で気孔径15μmのもの(多孔体(1))と気孔率65%で気孔径20μmのもの(多孔体(2))を使用した。これらの形状は50mm×50mm×t10mmである。またこれらと同形状のSiC緻密体(相対密度98%)と多孔体との接合も行なった。SiC多孔体を熱処理した後、接合面にカーボンスプレーを塗布した。その際、カーボン成分がSiC多孔体に浸透した深さを確認するために切断し、マイクロスコープで観察したところ、40〜80μmであった。
接合方法は、金属シリコン粉末を有機バインダーで固め、厚さ300μmの金属シリコンシートを接合材とし、Ar中で1450℃−1hr(昇温速度100℃/hr)の条件で行なった。また、接合が良好に行なわれるように荷重をかけた。具体的には、SiCの焼結体を500gのせた。
[評価方法]
接合後の評価は、接合層の厚さと接合材としての金属シリコンがSiC多孔体に侵入した距離をマイクロスコープで観察し、その値で評価を行なった。表1は、熱処理温度が800℃と950℃である場合の結果を示す。また、表2は、熱処理温度が1050℃と1200℃である場合の結果を示す。
Figure 0005069050
Figure 0005069050
表1および表2に示すように、接合層の厚さは、いずれも100μm前後の値であり、もとの金属シリコンシートと比較すると半分以下につぶれていた。金属シリコンの侵入距離は、55μmから80μmの範囲となった。金属シリコンのSiC多孔体への侵入距離はすべて気孔径の5倍以下と微量であり、多孔体としての特性を十分残すものであった。
[比較例1〜4]
大気中での熱処理温度を650℃とした以外は、上記各実施例と同様の方法で多孔体の作製および評価を行なった。評価結果を表3に示す。
また、カーボンの塗布していないものとして比較例4を実施した。評価結果を合わせて表3に示す。
Figure 0005069050
上記各実施例と比較して、比較例1〜3の方が接合層の厚さが薄く、金属シリコンの侵入距離が大きかった。これは、650℃の熱処理では、残留カーボンが完全に除去できず、そのため金属シリコンの染み込みが多くなり、その分接合層が薄くなったと考えられる。その結果、接合体としては、十分な接合強度が確保できないものと予想される。また比較例4では接合面にカーボンを塗布していないため、金属シリコンと多孔体との濡れ性が悪く、十分な接合がされていなかった。
以上説明したように、SiC多孔体を、700℃〜1000℃もしくは1000℃〜1200℃の大気中で熱処理することにより、残留カーボンを除去し、さらにSiO膜をSiC表面上に形成することができる。これにより、SiC多孔体と、接合材である金属シリコンとの濡れ性を悪くし、SiC多孔体内部に金属シリコンが浸透しなくなり、さらに接合面にカーボンを塗布することにより、SiC多孔体と接合材とを適切に接合させることが可能となる。また、SiC多孔体同士もしくはSiC多孔体とSiC緻密体を接合する場合も、同様の結果を得ることが可能となる。これにより、本発明は、自動車の排気ガス処理装置に使用されるハニカムや腐食下で使用される触媒担体やフィルタに、さらに耐食性や耐熱性を必要とする半導体製造装置部材などに好適であることが明らかとなった。

Claims (5)

  1. SiCで構成される多孔体と、SiCで構成される接合対象とを接合材により接合させる接合方法であって、
    前記多孔体を、大気中において700℃から1000℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去する工程と、
    前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、
    前記接合面において、前記多孔体と前記接合対象とを金属シリコンを含む接合材を用いて接合させる工程と、を少なくとも含むことを特徴とする接合方法。
  2. SiCで構成される多孔体と、SiCで構成される接合対象とを接合材により接合させる接合方法であって、
    前記多孔体を、大気中において1000℃から1200℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させる工程と、
    前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、
    前記接合面において、前記多孔体と前記接合対象とを金属シリコンを含む接合材を用いて接合させる工程と、を少なくとも含むことを特徴とする接合方法。
  3. 前記接合材は、金属シリコンであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の接合方法。
  4. 前記接合材は、金属シリコン粉末を固めたシートまたは金属シリコン粉末に有機バインダーを混入させて固めたシートであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の接合方法。
  5. SiCで構成される多孔体を、大気中において700℃から1000℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体内の残留カーボンを除去する工程と、前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体とSiCで構成される接合対象とを金属シリコンにより接合させる工程と、を少なくとも含む接合方法を用いて製造され、または、
    SiCで構成される多孔体を、大気中において1000℃から1200℃の間のいずれかの温度で熱処理し、前記多孔体の表面を酸化させる工程と、前記熱処理がされた多孔体の接合面にカーボンを塗布する工程と、前記接合面において、前記多孔体とSiCで構成される接合対象とを金属シリコンにより接合させる工程と、を少なくとも含む接合方法を用いて製造された接合体であって、
    前記接合面において、前記金属シリコンの前記多孔体への侵入距離が、前記多孔体の気孔径の5倍以内であることを特徴とする接合体。
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