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JP5075044B2 - 機器設定変更システム、ネットワーク機器及びプログラム - Google Patents
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JP5075044B2 - 機器設定変更システム、ネットワーク機器及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク機器の設定項目を変更可能な機器設定変更システム、ネットワーク機器及びプログラムに関するものである。
この種のシステムは、ネットワーク機器(例えば、画像形成装置)やクライアント装置(例えば、PC(Personal Computer))とともに、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続されており、画像形成装置はPCの要求に応じて種々のサービスを提供する。
ここで、この画像形成装置の設定変更は、その操作パネルの他、アプリケーションを利用すればPCからも実行することができる。
そして、複数のPCがネットワークに接続されている場合に、一方のPCによる設定変更があったときには、他方のPCによる設定変更を拒否する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−318904号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、一方のPCによる設定変更と他方のPCによる設定変更との関係について単に示されるのみであり、操作パネルによる設定変更とPCによる設定変更との関係については意図されていない。したがって、いずれの設定変更が優先されるかの具体的な基準が明らかではない。
より詳しくは、画像形成装置の設定項目には、例えば、認証IDを要する設定項目や、複数の画像形成装置での共有を要する設定項目など、重要性の異なる項目が種々存在しているが、上記技術の如く、いずれのPCによる設定変更を単に採用するかだけでは、この設定項目の重要性に即した変更が困難になるとの問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、設定項目の重要性に即した変更が可能な機器設定変更システム、ネットワーク機器及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の機器設定変更システムは、ネットワーク機器に対する設定変更を要求するネットワーク機器本体と、ネットワークを介してネットワーク機器に接続されており、ネットワーク機器に対する設定変更を要求するクライアント装置とを具備する。更に、機器設定変更システムにおいてネットワーク機器は、ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、ネットワーク機器本体による設定変更とクライアント装置による設定変更のうち、いずれの設定変更を優先するかを判定する優先判定部と、優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部とを具備する。
上記本発明の機器設定変更システムによれば、ネットワーク機器及びクライアント装置はネットワークを介して接続されており、機器本体及びクライアント装置は、いずれもネットワーク機器に対する設定変更が要求可能に構成されている。
ここで、ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、機器本体による設定変更とクライアント装置による設定変更とのうち、いずれか一方による設定変更が優先されている。そして、この一方による設定変更が優先された場合には、他方による設定変更が阻止される。
よって、仮に、機器本体及びクライアント装置からほぼ同時に同じ設定項目の変更が要求されたとしても、いずれの設定変更が有効であるかが明確になる。しかも、このいずれの設定変更が有効であるかはネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて判定される。この結果、いずれの設定変更が優先されるかの基準が明らかにされていない従来に比して、設定項目の重要性に即した変更が可能になる。
本発明の機器設定変更システムにおいて、優先判定部は、ネットワーク機器本体からネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合には、クライアント装置による設定変更中であるか否かに係わらず、ネットワーク機器本体による設定変更を優先するようにしてもよい。
このような構成とすれば、ネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合に、ネットワーク機器本体による設定変更が優先され、クライアント装置による設定変更が阻止される。従って、クライアント装置による認証のすり抜けを防止することができ、システムの信頼性向上に寄与する。
本発明の機器設定変更システムにおいて、ネットワーク機器は、ネットワーク機器本体からネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目でないとき、クライアント装置による設定変更中であるか否かを判定するデータ解析部を加え、このデータ解析部が前記クライアント装置による設定変更中であると判定した場合には、ネットワーク機器本体による設定変更を阻止するようにしてもよい。
このような構成とすれば、設定変更の内容が認証IDを要しない場合には、クライアント装置による設定変更を保障しつつも、クライアント装置による設定変更中でなければネットワーク機器本体による設定変更も可能となる。
本発明の機器設定変更システムにおいて、優先判定部は、クライアント装置からネットワーク機器に対する設定変更の内容が、複数のネットワーク機器での共有を要する設定項目である場合には、ネットワーク機器本体による設定変更中であるか否かに係わらず、クライアント装置による設定変更を優先するようにしてもよい。
このような構成とすれば、ネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数のネットワーク機器での共有を要する設定項目である場合に、クライアント装置による設定変更が優先され、機器本体による設定変更が阻止される。従って、総てのネットワーク機器に対する設定変更を速やかに、且つ、確実に実行することができ、システムの信頼性向上に寄与する。
本発明の機器設定変更システムにおいて、優先判定部は、クライアント装置からネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数のネットワーク機器での共有を要する設定項目でないとき、ネットワーク機器本体又は他のクライアント装置による設定変更中であるか否かを判定するデータ解析部を加え、データ解析部が、ネットワーク機器本体又は他のクライアント装置による設定変更中であると判定した場合には、クライアント装置による設定変更を阻止するようにしてもよい。
このような構成とすれば、設定変更の内容が複数のネットワーク機器での共有を要しない場合には、ネットワーク機器本体又は他のクライアント装置による設定変更を保障しつつも、ネットワーク機器本体及びクライアント装置による設定変更中でなければネットワーク機器本体による設定変更も可能となる。
本発明のネットワーク機器は、クライアント装置にネットワークを介して接続しており、ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、ネットワーク機器本体による設定変更とクライアント装置による設定変更とのうち、いずれの設定変更を優先するかを判定する優先判定部と、優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部とを具備する。
上記本発明のネットワーク機器によれば、仮に、機器本体及びクライアント装置からほぼ同時に同じ設定項目の変更が要求されたとしても、いずれの設定変更が有効であるかが明確になる。しかも、このいずれの設定変更が有効であるかはネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて判定されるので、設定項目の重要性に即した変更が可能になる。
本発明の機器設定変更プログラムは、機器本体を有し、クライアント装置にネットワークを介して接続されたネットワーク機器に対する設定変更を、前記ネットワーク機器のコンピュータに実行させる。この機器設定変更プログラムは、ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、機器本体からの設定変更とネットワークを介して接続されたクライアント装置からの設定変更とのうち、いずれか一方からの設定変更を優先する手順と、前記一方からの設定変更が優先された場合に、他方からの設定変更を阻止する手順とをコンピュータに実行させる。
上記本発明のプログラムよれば、仮に、機器本体及びクライアント装置からほぼ同時に同じ設定項目の変更が要求されたとしても、いずれの設定変更が有効であるかが明確になる。しかも、このいずれの設定変更が有効であるかはネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて判定されており、設定項目の重要性に即した変更が可能になる。
本発明によれば、機器本体及びクライアント装置からほぼ同時に同じ設定項目の変更が要求されたとしても、いずれの設定変更が有効であるかが明確になる。また、設定項目の重要性に即した変更が可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る機器設定変更システムの構成図であり、システム1は、例えばLAN等のネットワーク2を用いて構成され、画像形成装置(ネットワーク機器)4,4a,4b,4c及びリモートPC(クライアント装置)6がネットワーク2にそれぞれ接続されている。
図2は画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置はデジタル複合機であり、いわゆる複合機(Multiple Function Peripheral、以下、MFPと称する)である。ここで、MFP4、4a,4b及び4cは、同様の構成を備えている。以下、特に述べない限りMFP4の構成として説明する。MFP4は、ネットワークインタフェース26を介してネットワーク2に接続され、さらに、公衆回線にも接続されている。そして、MFP4はプログラムの命令にしたがって各種動作を実行する。
MFP4は、コントローラ10を有する。更にMFP4は、HDD32、ネットワークインタフェース26、FAX通信部24、スキャナ部22、プリントエンジン20、操作パネル28及びメモリ30を有しており、それぞれ、コントローラ10とバスを介して接続されている。
HDD32は、ハードディスクドライブであり、スキャナ部22で読み込まれたデータ、リモートPC6から送信されたデータや、FAX通信部24にて受信したデータ等の種々の電子ファイルを逐次保存する。また、HDD32は、上述した種々の電子ファイルの他、リモートPC6を操作する各ユーザのアドレス帳や顧客情報等も保存する。
ネットワークインタフェース26は、リモートPC6から送信されたデータを受信する。また、ネットワークインタフェース26は、HDD32に保存されたデータをネットワーク2を介して相手先に送信する。
FAX通信部24は、電話回線又はネットワークに接続されており、外部からファクシミリ送信されてきたデータを受信する。逆にHDD32に保存されたデータを相手先にファクシミリ送信する。
スキャナ部22は、原稿を画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)を有しており、複数枚の原稿の画像を順次、読み取る。
プリントエンジン20は、HDD32に保存されたデータを用紙に印刷する。
なお、MFP4は、図示しない用紙を供給する用紙供給部、印刷済みの用紙にソート又は穴開けやステープル処理等を行う後処理装置等に接続されている。
操作パネル(機器本体)28はタッチ操作用のボタンを有する。操作パネル28は、ユーザのタッチ操作を受け付けて各種のサービスをリモートPC6等に提供する他、MFP4の設定変更を実行できる。そして、操作パネル28が受け付けたユーザの操作内容をコントローラ10に通知する。さらに、この操作パネル28は、文字情報や案内画像等を用いて当該ユーザへのメッセージも表示する。
メモリ30はROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を有しており、印刷に伴う設定データや、各種のプログラムが格納されている。
このMFP4の各種動作はコントローラ10で制御される。コントローラ10はコンピュータとして機能する要素であり、CPU(Central Processing Unit)等のハードウエア資源を有している。そして、コントローラ10は、このハードウエア資源を用いて所定のプログラムを実行しており、上述のプリントエンジン20、スキャナ部22やFAX通信部24を操作する。
コントローラ10は、優先判定部12、データ解析部14及び処理実行部16を有する。本実施形態のコントローラ10は、操作パネル28による設定変更とリモートPC6による設定変更とのうち、いずれか一方による設定変更を優先して行い、他方による設定変更を阻止する。
詳しくは、コントローラ10は、操作パネル28からの設定変更要求をバスを介して受信する。更に、コントローラ10は、リモートPC6からの設定変更要求もネットワークインタフェース26を介して受信する。ここで、操作パネル28およびリモートPCからの設定変更要求には、設定変更するためのコマンド、変更する設定項目の識別子及びその設定内容(設定値、設定文字列等)が含まれている。
なお、「操作パネル28による設定変更」とは、操作パネル28からの設定変更要求の対象となる設定項目について、当該設定変更要求に含まれる設定内容をMFP4に反映させることを言う。同様に「リモートPC6による設定変更」とは、リモートPC6からの設定変更要求の対象となる設定項目について、当該設定変更要求に含まれる設定内容をMFP4に反映させることを言う。
コントローラ10の優先判定部12は、設定変更要求に対応する、MFP4の変更される設定項目が、認証IDを要する設定項目であるか、或いは、同じネットワーク2内の各MFPでの共有を要する設定項目であるかを判定する。その判定結果に基づいて操作パネル28による設定変更とリモートPC6による設定変更とのいずれを優先するかを判定する。
優先判定部12は当該判定結果をデータ解析部14に出力する。データ解析部14は、現在、操作パネル28又はリモートPC6からの設定変更要求があるか否かを管理しており、その管理結果を処理実行部16に出力する。
次いで、この処理実行部16は、優先判定部12によって操作パネル28及びリモートPC6のいずれか一方による設定変更が優先された場合には、その優先された設定変更をメモリ30やHDD32等に随時反映する。同時に、優先されなかった他方による設定変更を阻止する。
以下、上記の如く構成されたMFP4の本実施形態に係る作用について説明する。
図3は、MFP4に対する設定変更について、プログラムがMFP4のコントローラ10に実行させる処理を示しており、操作パネル28からの設定変更要求があった場合のフローチャートである。
まず、図3のステップS301では、データ解析部14は、にMFP4の操作パネル28からの設定変更要求があるまで待機し、操作パネル28からの設定変更要求があればステップS302に進む。
続いて、ステップS302では、優先判定部12が、この操作パネル28からの設定変更要求に対応する設定項目に応じて、操作パネル28による設定変更を優先すべきか否かを判定する。そして、今回の設定変更の内容が、例えば、カウンタクリアやHDD32のデータ消去等、認証IDを要する設定項目である場合、すなわちYesと判定したときには、リモートPC6による設定変更中であるか否かに係わらず、この操作パネル28による設定変更を優先すると判定してステップS303に進む。
なお、「リモートPC6による設定変更中」とは、今回の操作パネル28からの設定変更要求に前後して、断続的にリモートPC6からの設定変更要求がある状態のことを言う。本実施形態では、操作パネル28からの設定変更要求があったときに、リモートPC6からの設定変更要求(設定内容がMFP4へ反映されなかった設定変更要求を除く。)から所定時間(例えば1分)経過していない状態を指すものとする。この場合、リモートPC6からの設定変更要求が1回だけ発生して、所定時間経過していない状況も含まれる。しかしながら、所定時間内にリモートPC6から次の設定変更要求がなされる蓋然性があるため、本実施形態ではこのような場合も「リモートPC6による設定変更中」と見なすものとする。
ステップS303では、処理実行部16が操作パネル38による設定変更を、MFP4に反映させて処理を終了する。ここでは、処理実行部16が、カウンタクリアやデータ消去等の認証IDを要する設定項目について、設定内容を変更する。例えば、カウンタクリアであればメモリ30内のカウント値を「000000」に変更し、データ消去であればスキャナ部22やリモートPC6よりHDD32に取り込んだ画像データのリストを変更する。
一方、上述したステップS302にて、操作パネル28からの設定変更要求があるものの、今回の設定変更の内容が操作パネル28による設定変更を優先しないと判定した場合、すなわちNoと判定したときにはステップS304に進む。
ステップS304では、データ解析部14が、リモートPC6による設定変更中であるか否かを判定し、リモートPC6による設定変更中ではない場合、すなわちNoと判定したときにはステップS303に進む。ステップS303では、処理実行部16が操作パネル38による設定変更をMFP4に反映させて処理を終了する。ここでは、処理実行部16が、手差し用紙設定や原稿サイズ登録など認証IDを要しない設定項目について、設定内容を変更する。例えば手差し用紙設定であればメモリ30内の手差し用紙サイズを変更し、原稿サイズ設定であれば、メモリ30内の原稿サイズを変更する。
ステップS304にて、データ解析部14が、リモートPC6による設定変更中であると判定した場合、すなわちYesと判定したときにはステップS305に進む。
ステップS305では、処理実行部16は、操作パネル28による設定変更を阻止する。更に、処理実行部16は、操作パネル28上に、例えば「リモートPCから現在設定変更中です。」とのメッセージを表示し、ユーザに操作パネル28による設定変更を断念するよう促して処理を終了する。
なお、データ解析部14がステップS304でYesと判定した場合、MFP4は、後述するステップS502でYes又はステップS504でNoと判定したときの処理を実行する。
ところで、リモートPC6は、MFP4,4a,4b及び4cのそれぞれの設定変更を行なうことができる。リモートPC6が変更できる設定項目の中には、これら複数のMFPで共有を要するものもある。例えば、共通のアドレス帳や顧客情報などが該当する。リモートPC6が各MFPに対する共通の設定変更要求を送信することにより、一括して設定変更することができる。このように、複数のMFPで共有を要する設定項目について設定変更する場合は、リモートPC6による設定変更を優先しても良い。
図4は、MFP4に対する設定変更について、プログラムがMFP4のコントローラ10に実行させる処理を示しており、リモートPC6からの設定変更要求があった場合のフローチャートである。
まず、図4のステップS500では、データ解析部14は、リモートPC6からの設定変更の要求があるまで待機し、リモートPC6からの設定変更要求があればステップS501に進む。
ステップS501では、データ解析部14が、複数のMFP4,4a,4b及び4cでの共有を要する設定項目について、図示しない他のリモートPCによる設定変更中か否かを判定する。他のリモートPCによる設定変更中でない、すなわちNoと判定したときには、ステップS502に進む。
なお、「他のリモートPCによる設定変更中」とは、今回のリモートPC6からの設定変更要求に前後して、断続的に他のリモートPCからの設定変更要求がある状態のことを言う。本実施形態では、リモートPC6からの設定変更要求があったときに、他のリモートPCからの設定変更要求(設定内容がMFP4へ反映されなかった設定変更要求を除く。)から所定時間(例えば1分)経過していない状態を指すものとする。この場合、他のリモートPCからの設定変更要求が1回だけ発生して、所定時間経過していない状況も含まれる。しかしながら、所定時間内に他のリモートPCから次の設定変更要求がなされる蓋然性があるため、本実施形態ではこのような場合も、データ解析部14は「他のリモートPCによる設定変更中」と判定するものとする。
続いて、ステップS502では、優先判定部12が、このリモートPC6からの設定変更要求に対する設定項目に応じて、リモートPC6による設定変更を優先すべきか否かを判定する。そして、今回の設定変更の内容が、例えば、アドレス帳や顧客情報の更新、削除又は追加等、複数のMFP4,4a,4b及び4cでの共有を要する設定項目である場合、すなわちYesと判定したときには、操作パネル28による設定変更中であるか否かに係わらず、このリモートPC6による設定変更を優先すると判定してステップS503に進む。
なお、「操作パネル28による設定変更中」とは、今回のリモートPC6からの設定変更要求に前後して、断続的に操作パネル28からの設定変更要求がある状態のことを言う。本実施形態では、リモートPC6からの設定変更要求があったときに、操作パネル28からの設定変更要求(設定内容がMFP4へ反映されなかった設定変更要求を除く。)から所定時間(例えば1分)経過していない状態を指すものとする。この場合、操作パネル28からの設定変更要求が1回だけ発生して、所定時間経過していない状況も含まれる。しかしながら、所定時間内に操作パネル28から次の設定変更要求がなされる蓋然性があるため、本実施形態ではこのような場合も、データ解析部14は「操作パネル28による設定変更中」と判定するものとする。
ステップS503では、処理実行部16がリモートPC6による設定変更を、MFP4に反映させて処理を終了する。ここでは、処理実行部16が、アドレス帳や顧客情報の変更、削除又は追加等の複数のMFP4,4a,4b及び4cでの共有を要する設定項目について、設定内容を変更する。例えば、アドレス帳であればHDD32内のメールアドレス、顧客情報であればHDD32内の顧客先電話番号の更新、削除又は追加を行う。
一方、上述したステップS502にて、リモートPC6のアクセスがあるものの、今回の設定変更の内容がリモートPC6による設定変更を優先しないと判定した場合、すなわちNoと判定したときにはステップS504に進む。
ステップS504では、データ解析部14が、操作パネル28による設定変更中であるか否かを判定し、操作パネル28による設定変更中ではない場合、すなわちNoと判定したときにはステップS503に進む。ステップS503では、処理実行部16がリモートPC6による設定変更をMFP4に反映させて処理を終了する。ここでは、処理実行部16が、手差し用紙設定や原稿サイズ登録などMFP毎に設定する設定項目について、設定内容を変更する。例えば手差し用紙設定であればメモリ30内の手差し用紙サイズを変更し、原稿サイズ設定であれば、メモリ30内の原稿サイズを変更する。
ステップS504にて、データ解析部14が、操作パネル28による設定変更中であると判定した場合、すなわちYesと判定したときにはステップS505に進む。
上述したように、ステップS501又はステップS504でYesと判定した場合、ステップS505に進む。このステップS505では、処理実行部16は、リモートPC6による設定変更を阻止する。更に、処理実行部16は、設定変更が阻止された旨のメッセージを表示するための要求を生成する。ネットワークインタフェース26は、設定変更が阻止されたリモートPC6へ表示要求を送信して、リモートPC6のアプリケーション画面上に、例えば「パネル(或いはリモートPC)から現在設定変更中です。」とのメッセージを表示し、ユーザに操作パネル28による設定変更を断念するよう促して処理を終了する。
なお、データ解析部14がステップS504でYesと判定した場合、MFP4は、上述のステップS302でYes又はステップS304でNoと判定したときの処理を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、MFP4及びリモートPC6はネットワーク2を介して接続されており、MFP4の操作パネル28やリモートPC6は、いずれもMFP4の設定変更が要求可能に構成されている。
ここで、MFP4の設定変更の内容に応じて、操作パネル28による設定変更とリモートPC6による設定変更とのうち、いずれか一方による設定変更が優先された場合には、他方による設定変更が阻止される。
また、優先判定部12が、操作パネル28による設定変更及びリモートPC6による設定変更のいずれも優先するとは判定していない場合、すなわちステップS302及びステップS502でNoと判定したときは、より早い設定変更要求が採用される。
よって、仮に、同じ設定項目がほぼ同時に変更されたとしても、操作パネル28やリモートPC6のいずれの設定変更が有効であるかが明確になるし、しかも、このいずれの設定変更が有効であるかはMFP4の設定変更の内容に応じて判定される。この結果、リモートPCとリモートPCとの関係について単に示され、さらに、いずれの設定変更が優先されるかの具体的な基準が明らかにされていない従来に比して、設定項目の重要性に即した変更が可能になる。
また、MFP4の設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合、例えば、カウンタをクリア、HDD32のデータを消去する如く、重要性の高い設定項目である場合には、認証のすり抜けを防止する必要がある。そこで、この場合には、操作パネル28による設定変更が優先され、リモートPC6による設定変更が阻止されることから、システム1の信頼性向上に寄与する。
さらに、MFP4の設定変更の内容が複数のMFP4,4a,4b及び4cでの共有を要する設定項目である場合、例えば、アドレス帳や顧客情報を更新、追加又は削除するように、共有化する点に比重の大きな設定項目である場合には、同じネットワーク2の総てのMFP(MFP4,4a,4b及び4c)の設定変更を速やかに、且つ、確実に実行する必要がある。そこで、この場合には、リモートPC6による設定変更が優先され、操作パネル28による設定変更が阻止されるので、この点もシステム1の信頼性向上に寄与する。
なお、上述したデータ解析部14を備えていれば、現在及び過去のアクセスも管理できるので、管理データを他の管理情報としても有効に利用可能になる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、上述したMFP4は画像形成装置の一例であり、本発明は、複写機、プリンタやファクシミリ等にも当然に適用可能である。更に、画像形成装置以外のネットワーク機器、例えばATM(Automatic Teller Machine)、券売機などにも適用可能である。
また、設定項目の中に設定変更するための認証IDが必要で且つ、複数のネットワーク機器で共有の設定項目がある場合には、当該項目について機器本体による設定変更とクライアント装置による設定変更の何れを優先するか、予めネットワーク機器に設定しておけばよい。
また、機器本体及びクライアント装置の一方による設定変更を優先しないと判定した場合には、必ず他方による設定変更を優先すると判定してもよい。
また、機器本体による設定変更を優先しない場合、機器本体からの設定変更要求と同一の設定項目について、クライアント装置による設定変更中のときのみ、操作パネルによる設定変更を阻止してもよい。更に、クライアント装置による設定変更を優先しない場合、クライアント装置からの設定変更要求と同一の設定項目について、機器本体又は他のクライアント装置による設定変更中のときのみ、当該クライアント装置による設定変更を阻止してもよい。
また、設定変更の対象となるネットワーク機器とネットワークを介して接続されている他のネットワーク機器を、クライアント装置としてもよい。
本実施形態に係る機器設定変更システムの構成図である。 図1のMFPの概略構成図である。 図1のコントローラによる設定変更に関するフローチャートである。 他の実施形態による設定変更に関するフローチャートである。
符号の説明
1 機器設定変更システム
2 ネットワーク
4,4a,4b,4c MFP(ネットワーク機器)
6 クライアント装置(リモートPC)
10 コントローラ(コンピュータ)
12 優先判定部
16 処理実行部
28 操作パネル(機器本体)

Claims (8)

  1. ネットワーク機器に対する設定変更を要求するネットワーク機器本体と、
    ネットワークを介して前記ネットワーク機器に接続されており、前記ネットワーク機器に対する設定変更を要求するクライアント装置とを具備し
    前記ネットワーク機器は、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更と前記クライアント装置による設定変更のうち、いずれの設定変更を優先するかを判定し、前記ネットワーク機器本体から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合には、前記クライアント装置による設定変更中であるか否かに係わらず、前記ネットワーク機器本体による設定変更を優先する優先判定部と、
    前記優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部
    を有することを特徴とする機器設定変更システム。
  2. 請求項1に記載の機器設定変更システムであって、
    前記ネットワーク機器は、
    前記ネットワーク機器本体から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目でないとき、前記クライアント装置による設定変更中であるか否かを判定するデータ解析部を有し、
    前記データ解析部が、前記クライアント装置による設定変更中であると判定した場合には、前記ネットワーク機器本体による設定変更を阻止することを特徴とする機器設定変更システム。
  3. ネットワーク機器に対する設定変更を要求するネットワーク機器本体と、
    ネットワークを介して前記ネットワーク機器に接続されており、前記ネットワーク機器に対する設定変更を要求するクライアント装置とを具備し、
    前記ネットワーク機器は、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更と前記クライアント装置による設定変更のうち、いずれの設定変更を優先するかを判定し、前記クライアント装置から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数の前記ネットワーク機器での共有を要する設定項目である場合には、前記ネットワーク機器本体による設定変更中であるか否かに係わらず、前記クライアント装置による設定変更を優先する優先判定部と、
    前記優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部と
    を有することを特徴とする機器設定変更システム。
  4. 請求項3に記載の機器設定変更システムであって、
    前記ネットワーク機器は、
    前記クライアント装置から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数の前記ネットワーク機器での共有を要する設定項目でないとき、前記ネットワーク機器本体又は他のクライアント装置による設定変更中であるか否かを判定するデータ解析部を具備し、
    前記データ解析部が、前記ネットワーク機器本体又は他のクライアント装置による設定変更中であると判定した場合には、前記クライアント装置による設定変更を阻止することを特徴とする機器設定変更システム。
  5. ネットワーク機器本体を有し、クライアント装置にネットワークを介して接続されたネットワーク機器であって、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更と前記クライアント装置による設定変更とのうち、いずれの設定変更を優先するかを判定し、前記ネットワーク機器本体から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合には、前記クライアント装置による設定変更中であるか否かに係わらず、前記ネットワーク機器本体による設定変更を優先する優先判定部と、
    前記優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部と
    を具備することを特徴とするネットワーク機器
  6. ネットワーク機器本体を有し、クライアント装置にネットワークを介して接続されたネットワーク機器であって、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更と前記クライアント装置による設定変更とのうち、いずれの設定変更を優先するかを判定し、前記クライアント装置から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数の前記ネットワーク機器での共有を要する設定項目である場合には、前記ネットワーク機器本体による設定変更中であるか否かに係わらず、前記クライアント装置による設定変更を優先する優先判定部と、
    前記優先判定部が優先すると判定しなかった方による設定変更を阻止する処理実行部
    具備することを特徴とするネットワーク機器。
  7. ネットワーク機器本体を有し、クライアント装置にネットワークを介して接続されたネットワーク機器に対する設定変更を、前記ネットワーク機器のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更とネットワークを介して接続されたクライアント装置による設定変更とのうち、いずれか一方による設定変更を優先する手順と、
    前記設定変更を優先する手順にて、前記ネットワーク機器本体から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が認証IDを要する設定項目である場合には、前記クライアント装置による設定変更中であるか否かに係わらず、前記ネットワーク機器本体による設定変更を優先する手順と、
    前記一方による設定変更が優先された場合に、他方による設定変更を阻止する手順と
    を前記コンピュータに実行させるための機器設定変更プログラム。
  8. ネットワーク機器本体を有し、クライアント装置にネットワークを介して接続されたネットワーク機器に対する設定変更を、前記ネットワーク機器のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容に応じて、前記ネットワーク機器本体による設定変更とネットワークを介して接続されたクライアント装置による設定変更とのうち、いずれか一方による設定変更を優先する手順と、
    前記設定変更を優先する手順にて、前記クライアント装置から前記ネットワーク機器に対する設定変更の内容が複数の前記ネットワーク機器での共有を要する設定項目である場合には、前記ネットワーク機器本体による設定変更中であるか否かに係わらず、前記クライアント装置による設定変更を優先する手順と、
    前記一方による設定変更が優先された場合に、他方による設定変更を阻止する手順と
    を前記コンピュータに実行させるための機器設定変更プログラム。
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