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JP5082583B2 - トイレルーム用複合キャビネット - Google Patents
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Description

本発明は、トイレルームに設置されるキャビネットに関する。さらに詳しくは、手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなるトイレルーム用の複合キャビネットの構造に関する。
近年、生活の高級化志向を考慮し、また高齢者が使いやすいようにグリップ等を備えたキャビネットをトイレルームに設置することが普及しつつある。例えば、下記特許文献1にはトイレルーム内で便器側へ突出する棚が設けられたキャビネットが提案され、この棚が上キャビネットと下キャビネットの仕切り板から構成されている場合や、この棚に手摺り、グリップを設け、さらには、ペーパーホルダーも設けることが可能なトイレのキャビネットが提案されている。
そして、上記キャビネットは壁面に固定されているため、手摺りやグリップを上記棚にしっかりと後付けすることができ、壁面に孔開け加工等をすることなく容易に後付け可能であり、また、ペーパーホルダーの取り付け角度を適宜変更し、便器の使用者の方向に向かせて棚に取り付ければロールペーパーを容易に引き出せるとの効果も記載されている。
特開2000−201859号公報(第23〜25頁、第1、第2図、第3図)
しかしながら、上記特許文献1に記載のトイレのキャビネットは、例えば、ペーパーホルダーの取り付け角度は調節自在であるが、適宜調節して一旦取り付けた後は、その角度の変更はできないため、他の使用者にとっては必ずしも適切な位置とはならない。したがって、高齢者や、身体の不自由な人達にとっては場合によっては使い勝手の悪いものとなる。
本発明はこのような問題を解決して、ペーパーホルダーを使い勝手のよいように壁面に沿って移動自在とし、回動も可能とすることにより、高齢者や身体の不自由な人達も無理な姿勢を取らずにトイレットペーパーを使用することのできるトイレルーム用の複合キャビネットを提供することを、その課題とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、つぎのような技術的手段を講じている。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、トイレルームに用いられる複合キャビネットであって、該複合キャビネットはトイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットのカウンターの下方で該手洗いキャビネットのカウンターの長さ方向に沿って移動自在とされ、かつ、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面は木桟で裏打ちされるとともに、この木桟の下面には凹溝が延設され、この凹溝にペーパーホルダーキャビネットの天板に突設されたガイドが遊嵌合し、その底面板にはキャスターが転動自在に取り付けられたトイレルーム用複合キャビネットが提供される。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは、請求項に記載の発明に加えて上記ペーパーホルダーキャビネットを壁面から離して配設するとともに、上記ガイドを天板の略中央部に一つ設け、上記ガイドを軸としてペーパーホルダーキャビネットを回動することも可能とされる。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは、トイレルームに用いられる複合キャビネットであって、該複合キャビネットはトイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットのカウンターの下方で該手洗いキャビネットのカウンターの長さ方向に沿って移動自在とされ、かつ、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面は木桟で裏打ちされるとともに、この木桟の下面にガイドレールが延設され、このガイドレールにペーパーホルダーキャビネットの天板に設けられたローラーが掛着され、このローラーを介してペーパーホルダーキャビネットがスライド自在に吊持される。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは、請求項1または3に記載の発明に加えて、上記ペーパーホルダーキャビネットの内部は予備のロールペーパーを収納する収納部とされる。
請求項1に記載の発明にかかるトイレルーム用複合キャビネットは上記のとおりであり、トイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットの手洗いキャビネットのカウンターの下方でその長さ方向に沿って移動自在とされているため、こどもがトイレを使用する際、ペーパーホルダーキャビネットを、把手を介して手元に引き寄せ、使い勝手よくロールペーパーからトイレットペーパーを引き出して使用することができる。また、高齢者等、身体の不自由な人達がトイレを使用するときも、手を伸ばして無理な姿勢をとることなく、上記と同様に、使い勝手よくロールペーパーからトイレットペーパーを引き出して使用することができる。
更に、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面を裏打ちする木桟の下面には凹溝が延設され、この凹溝にペーパーホルダーキャビネットの天板に突設されたガイドが遊嵌合し、その底面板にはキャスターが転動自在に取り付けられるため、小さな力で壁面に沿って容易に水平移動することができる。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは上記のとおりであり、請求項のトイレルーム用複合キャビネットの有する効果に加え、上記ペーパーホルダーキャビネットを壁面から離して配設するとともに、上記ガイドを天板の略中央部に一つ設け、上記ガイドを軸としてペーパーホルダーキャビネットを回動することもできるため、水平移動のみならず、回動運動も加わって、ペーパーホルダーキャビネットを容易に使用者に近付け、さらに使い勝手よくトイレットペーパーを引き出して使用することができる。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは上記のとおりであり、トイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットのカウンターの下方でその長さ方向に沿って移動自在とされているため、こどもがトイレを使用する際、ペーパーホルダーキャビネットを、把手を介して手元に引き寄せ、使い勝手よくロールペーパーからトイレットペーパーを引き出して使用することができる。また、高齢者等、身体の不自由な人達がトイレを使用するときも、手を伸ばして無理な姿勢をとることなく、上記と同様に、使い勝手よくロールペーパーからトイレットペーパーを引き出して使用することができる。更に、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面を裏打ちする木桟の下面にガイドレールが延設され、このガイドレールにペーパーホルダーキャビネットの天板に設けられた
ローラーが掛着され、このローラーを介してペーパーホルダーキャビネットがスライド自在に吊持されるため、ペーパーホルダーキャビネットの下方は自由空間となり、トイレルームの床面を容易に清掃することができる。
請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネットは上記のとおりであり、請求項1または3のトイレルーム用複合キャビネットの有する効果に加え、ペーパーホルダーキャビネット内はロールペーパーを収納する収納部とされているため、トイレ空間を有効に利用して予備のロールペーパーをストックしておくことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、トイレルームに設置された本発明の第1実施形態にかかる複合キャビネットAを示す外観斜視図である。図2は、上記複合キャビネットAを設置したトイレルームを示す部分断面平面図である。図1、図2に示されているように、複合キャビネットAは、壁面Wに固定され手洗いボウル11とカウンター12とを備えた手洗いキャビネット1とペーパーホルダーキャビネット2とからなり、このペーパーホルダーキャビネット2は上記手洗いキャビネットのカウンター(以下、手洗いカウンターと記す場合がある)12の下方に配設されている。
図1に示されているように、ペーパーホルダーキャビネット2は、その底面にキャスター5が付設されるとともに、正面には把手9が設けられ、手洗いカウンター12の下方で床面Fの上を手洗いカウンター12の長さ方向に沿って移動自在とされている。また、ペーパーホルダーキャビネット2はペーパーホルダー6を備え、このペーパーホルダー6はロールペーパー7を保持する。一方、上記トイレルーム内にはロータンクを備えた便器8が設置されている。
図3は、図1に示すX−X線に沿う断面図である。図3に示されているように、手洗いカウンター12の裏面は木桟3で裏打ちされるとともに、この木桟3の下面には凹溝31が延設され、この凹溝31にペーパーホルダーキャビネット2の天板21に突設されたガイド4が遊嵌合する。また、ペーパーホルダーキャビネット2の底面板22にはキャスター5が転動自在に取り付けられ、上記凹溝31に遊嵌合したガイド4に案内されて図1に矢印で示すように、手洗いカウンター12の長さ方向に沿って左右に移動する。
上記は、手洗いカウンター12の長さ方向に沿って左右に移動する場合について述べたが、ペーパーホルダーキャビネット2を壁面から離して配設し、ガイド4を上記天板21の長さ方向略中央部に一つ設けることにより、上記左右水平移動に加えて回動させることもできる。このようにすることにより、ペーパーホルダー6に保持されたロールペーパー7をより使い勝手よく、使用者の手元へ近付け、トイレットペーパーを引き出して使用することができる。
図4は、本発明の第2実施形態にかかる複合キャビネットBを示す側断面図である。図4に示すように、本実施形態においては、第1実施形態における凹溝31に替えてガイドレール31aが延設されるとともに、このガイドレール31aの溝部にペーパーホルダーキャビネット2の天板21に設けられたローラー4aを掛着させる。本実施形態においては、ペーパーホルダーキャビネット2は、ローラー4aを介してガイドレール31aにスライド自在に吊持されるため、第1実施形態におけるキャスター5は不要となる。そのため、ペーパーホルダーキャビネット2の下方は自由空間となり、トイレルームの床面の清掃が容易となる。
上記第1、第2実施形態において、例えば、こどもが便器8に座り、用を足した後、ロールペーパー7を引き出しやすいように把手9を手元に引き寄せれば、ペーパーホルダーキャビネット2はこどもの側に寄り、使い勝手よく、トイレットペーパーを使用することができる。高齢者等、身体の不自由な人達がトイレを使用するときも、把手9を手元に引き寄せることによって、手を伸ばして無理な姿勢をとることなく、使い勝手よくトイレペーパーを使用できる。
なお、上記実施形態においては、ガイド4やキャスター5等を使用し、あるいはガイドレール31aにローラー4a等を掛着した形態を示したが、単にキャスター5のみをペーパーホルダーキャビネット2の底面に付設し、手洗いカウンター12の長さ方向にスライド自在、回動自在としてもよい。このように、本発明は種々設計変更自在であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り、本発明の技術的範囲に属する。
本発明の第1実施形態にかかる複合キャビネットを示す外観斜視図である。 上記第1実施形態の複合キャビネットを設置したトイレルームを示す部分断面平面図である。 図1に示すX−X線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる複合キャビネットを示す側断面図である。
符号の説明
A 本発明の第1実施形態にかかる複合キャビネット
W 壁面
F 床面
1 手洗いキャビネット
11 手洗いボウル
12 手洗いカウンター
2 ペーパーホルダーキャビネット
21 天板
22 底面板
3 木桟
31 凹溝
4 ガイド
5 キャスター
6 ペーパーホルダー
7 ロールペーパー
8 便器
9 把手
B 本発明の第2実施形態にかかる複合キャビネット
31a 第2実施形態におけるガイドレール
4a 第2実施形態におけるローラー

Claims (4)

  1. トイレルームに用いられる複合キャビネットであって、該複合キャビネットはトイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットのカウンターの下方で該手洗いキャビネットのカウンターの長さ方向に沿って移動自在とされ、かつ、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面は木桟で裏打ちされるとともに、この木桟の下面には凹溝が延設され、この凹溝にペーパーホルダーキャビネットの天板に突設されたガイドが遊嵌合し、その底面板にはキャスターが転動自在に取り付けられたトイレルーム用複合キャビネット。
  2. 上記ペーパーホルダーキャビネットを壁面から離して配設するとともに、上記ガイドを天板の略中央部に一つ設け、上記ガイドを軸としてペーパーホルダーキャビネットに回動させることも可能とされた請求項に記載のトイレルーム用複合キャビネット。
  3. トイレルームに用いられる複合キャビネットであって、該複合キャビネットはトイレルームの壁面に固定される手洗いキャビネットとペーパーホルダーキャビネットとからなり、上記ペーパーホルダーキャビネットは手洗いキャビネットのカウンターの下方で該手洗いキャビネットのカウンターの長さ方向に沿って移動自在とされ、かつ、上記手洗いキャビネットのカウンターの裏面は木桟で裏打ちされるとともに、この木桟の下面にガイドレールが延設され、このガイドレールにペーパーホルダーキャビネットの天板に設けられたローラーが掛着され、このローラーを介してペーパーホルダーキャビネットがスライド自在に吊持されるトイレルーム用複合キャビネット。
  4. 上記ペーパーホルダーキャビネットの内部は予備のロールペーパーを収納する収納部とされた請求項1または3に記載のトイレルーム用複合キャビネット。
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