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JP5083155B2 - 辞書機能を備えた電子装置およびプログラム - Google Patents
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JP5083155B2 - 辞書機能を備えた電子装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示された辞書情報の発音音声を出力することが可能な辞書機能を備えた電子装置およびプログラムに関する。
従来から、電子辞書装置には発音音声を出力する機能が搭載されたものがある。この音声出力機能により、例えば辞書検索されて選択表示させた単語や例文などの発音音声データを再生し、目と耳で学習することができる。
また、英会話教材などのテキストを読み上げる発音音声データをその再生時間と対応付けて予め記憶させておき、ユーザが当該テキストの任意の位置を指定すると、指定されたテキストの位置と対応付けられた発音音声データの再生時間から当該発音音声データを再生させることができるテキスト同期音声再生制御装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−189454号公報
前記従来の発音音声データを再生可能な電子装置によれば、ユーザにより選択的に表示させたテキストと共に、当該テキストを読み上げる発音音声データを再生させて、その場で目と耳とによってリアルな学習ができるものの、このユーザ所望のテキストに同期した音声再生機能を利用して、さらなる学習効率の向上が可能になる技術の開発が望まれる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、ユーザ所望のテキストに合わせた音声の再生が行えるだけでなく、当該音声再生したテキストをより効率的に学習することが可能になる辞書機能を備えた電子装置およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の辞書機能を備えた電子装置は、表示手段と、複数の見出し語と当該各見出し語に対応する辞書情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、この辞書情報記憶手段により記憶される複数の見出し語のうちユーザ任意の見出し語である単語を単語帳として登録する単語帳登録手段と、この単語帳登録手段により登録された単語のうちユーザ操作に応じて指定された単語を見出し語として当該見出し語に対応付けられた辞書情報を前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中から読み出して前記表示手段により表示させる単語帳データ表示制御手段とを有する辞書機能を備えた電子装置であって、複数の単語からなる文字列を前記表示手段により表示させる文字列表示制御手段と、記表示手段による表示に対しユーザ操作に応じて任意に指定された指定位置を検出する操作位置検出手段と、この操作位置検出手段により検出された指定位置が前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語の位置であった場合に、当該単語から続く文字列の音声を順次再生する音声再生手段と、この音声再生手段により所定回数再生された単語を前記単語帳登録手段により単語帳として登録させる単語帳登録制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の辞書機能を備えた電子装置は、前記請求項1に記載の辞書機能を備えた電子装置において、前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、当該音声再生された文字列の位置である場合には、その音声再生を一時停止する音声再生一時停止手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の辞書機能を備えた電子装置は、前記請求項1または請求項2に記載の辞書機能を備えた電子装置において、前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、当該音声再生された文字列の位置で且つ移動された場合には、その移動速度に応じて前記音声再生手段による音声の再生速度を変更する再生速度変更手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の辞書機能を備えた電子装置は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置において、前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、音声再生された文字列に続く音声未再生の文字列の位置である場合には、その位置の文字列が含まれる単語まで前記音声再生手段により音声を再生させて停止させる再生停止制御手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の辞書機能を備えた電子装置は、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置において、前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語を、前記音声再生手段による当該単語の音声再生回数に応じて識別表示させる識別表示制御手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の辞書機能を備えた電子装置は、前記請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置において、前記文字列表示制御手段により表示される複数の単語からなる文字列は、前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中からユーザ任意の見出し語に対応して読み出された辞書情報であることを特徴としている。
請求項7に記載のプログラムは、表示手段と、複数の見出し語と当該各見出し語に対応する辞書情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、音声出力手段とを備えた電子装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記辞書情報記憶手段により記憶される複数の見出し語のうちユーザ任意の見出し語である単語を単語帳として登録する単語帳登録手段、この単語帳登録手段により登録された単語のうちユーザ操作に応じて指定された単語を見出し語として当該見出し語に対応付けられた辞書情報を前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中から読み出して前記表示手段により表示させる単語帳データ表示制御手段、複数の単語からなる文字列を前記表示手段により表示させる文字列表示制御手段、記表示手段による表示に対しユーザ操作に応じて任意に指定された指定位置を検出する操作位置検出手段、この操作位置検出手段により検出された指定位置が前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語の位置であった場合に、当該単語から続く文字列の音声を前記音声出力手段により順次再生させる音声再生制御手段、この音声再生制御手段により所定回数再生された単語を前記単語帳登録手段により単語帳として登録させる単語帳登録制御手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザ所望のテキストに合わせた音声の再生が行えるだけでなく、当該音声再生したテキストをより効率的に学習することが可能になる辞書機能を備えた電子装置およびプログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の辞書機能を備えた電子装置の実施形態に係る電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この辞書機能を備えた電子装置は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器(電子辞書装置10)として構成されるか、辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機などとして構成される。
この電子辞書装置10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、主記憶領域(フラッシュメモリ)12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記憶媒体13から記憶媒体読み書き部14を介して前記主記憶領域12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)20から通信制御部15を介して前記主記憶領域12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、作業領域(RAM)16に各種の作業データを格納し回路各部の動作を制御する。
前記主記憶領域12に記憶された装置制御プログラムは、入力部17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信制御部15を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ20…との通信信号、あるいは記憶媒体読み書き部14を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリ・カード(記憶媒体)13との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記主記憶領域12、記憶媒体読み書き部14、通信制御部15、作業領域16、入力部17が接続される他に、表示部18、音声出力部19などが接続される。
主記憶領域12に記憶される装置制御プログラムとしては、当該電子辞書装置10の全体の動作を司るシステムプログラムや通信制御部15を介してインターネットN上の各Webサーバ20…や図示しないユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、検索文字列のキー入力に応じた見出し語検索処理や選択見出し語に対応した各種辞書情報(訳語・意味内容・例文(用例)など)の読み出し表示処理、選択表示された辞書情報の発音音声出力処理など、同主記憶領域12内に記憶された辞書データベース12bに基づく処理全般を制御するための各種処理プログラム12aが記憶される。
前記辞書データベース12bが有する複数種類の辞書コンテンツ12b1,12b2,…としては、「英和辞典」「和英辞典」「国語辞典」「漢字辞典」「四字熟語辞典」「百科事典」など、種類の異なる辞書データが予め、あるいはダウンロードされて複数辞書記憶される。
各辞書コンテンツ12b1,12b2,…は、それぞれの言語に応じた所定の順番で配列された見出し語WO、各見出し語WOに対応付けられた当該見出し語の訳語・意味内容・例文(用例)などの辞書情報DI、辞書情報DI内の例文(用例)に対応した読み上げ音声である例文音声データSO、前記例文の単語単位でその例文音声データSOの再生時間を対応付けた例文音声時間−単語対応情報テーブルST(図2参照)、前記例文を表示させた場合のその表示画面における単語単位の表示範囲情報HWなどを有する。
図2は、前記電子辞書装置10の辞書コンテンツ12bnが有する例文音声時間−単語対応情報テーブルSTの具体例を示す図である。
前記主記憶領域12には、前記例文音声データSOの再生に伴う単語毎の発音回数に応じた当該単語の表示範囲(HW)での背景表示の濃さ情報12c、ユーザ操作に応じて重要とされた単語が登録される単語帳データ12d、及び各種の表示制御プログラム12eも記憶される。
各種表示制御プログラム12eとしては、文字列表示制御プログラム12e1、輪郭表示制御プログラム12e2、濃さ表示制御プログラム12e3、単語帳表示制御プログラム12e4が組み込まれる。
文字列表示制御プログラム12e1は、前記見出し語検索処理や各種辞書情報の読み出し表示処理に従った「見出し語」WOや「辞書情報」DIの表示、ならびに外部から取り込んだテキストデータの表示を制御する。
輪郭表示制御プログラム12e2は、前記文字列表示制御プログラム12e1によって「見出し語」WOや「辞書情報」DIなどのテキストデータが表示された状態での当該テキストの音声データ(SO)の再生に伴い、その音声データ(SO)が再生されたところのテキストを順次、輪郭B(図4参照)で囲んで表示制御する。
濃さ表示制御プログラム12e3は、前記文字列表示制御プログラム12e1によって「見出し語」WOや「辞書情報」DIなどのテキストデータが表示された際に、当該テキストの音声データ(SO)の再生による単語毎の発音回数に応じた前記背景表示の濃さ情報12cに従い、当該各単語の表示範囲(HW)の背景色濃度を制御する。
単語帳表示制御プログラム12e4は、前記単語帳データ12dに登録された単語を一覧表示し、ユーザ任意の単語が選択された際に、当該単語を「見出し語」WOとする「辞書情報」DIを前記辞書データベース12bから読み出して表示制御する。
作業領域16は、表示部18の表示画面に対応した表示データの記憶領域、入力部17によりユーザ入力された文字・数字・記号などの入力データの記憶領域、辞書検索処理された「見出し語」WOや「辞書情報」DIの記憶領域など、前記各種のプログラム12a,12eに従いCPU11に入出力される種々のデータが必要に応じて記憶される種々の記憶領域を有する。
そして、前記作業領域16には、表示中のテキストにおける音声データ(SO)の再生に伴う単語毎の発音回数が記憶される単語毎発音回数メモリ16a、前記音声データ(SO)が再生されるテキスト中の単語について当該単語を前記単語帳データ12dに自動登録するための判断基準となる発音回数が設定される単語帳登録発音回数設定メモリ16b、表示中のテキストに対応する音声データ(SO)の再生速度、つまり発音速度がユーザ操作に応じて可変設定される発音速度設定メモリ16cなどが備えられる。
入力部17には、辞書コンテンツキー17a、文字入力キー17b、訳/決定キー17c、音声キー17d、表示部18の表示画面に重ねて設けられる透明タッチパネル17eなどが備えられる。
次に、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能について説明する。
図3は、前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理を示すフローチャートである。
図4は、前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その1)を示す図である。
図5は、前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その2)を示す図である。
図6は、前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その3)を示す図である。
図7は、前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その4)を示す図である。
例えば図4(A)に示すように、辞書コンテンツキー17aにより英和辞典の辞書コンテンツ12b1を選択し見出し語「touch」WOを検索すると共に、その辞書情報DIに含まれる例文R「The seek bar is operated with the touch pen.」を辞書情報表示画面Gとして表示部18に表示させる。
ここで、前記例文Rの発音音声を再生させて学習するために、音声キー17dが操作されると、発音音声再生モードに設定されて図3における処理が開始される。
先ず、図4(B)に示すように、辞書情報表示画面Gに表示された例文Rの先頭の単語「The」がタッチペンPによりタッチされると(ステップS1(YES))、この例文R「The … pen.」に対応付けられた例文音声データSOが読み出される。そして、当該タッチされた単語「The」を開始点として、前記図2で示したような例文音声時間−単語対応情報テーブルSTの再生設定時間に従い、その発音音声が音声出力部19により順次再生される(ステップS2)。
この際、前記発音開始点として設定された単語「The」からその発音音声の再生に伴い、当該発音された単語の文字列を順次囲んで示す輪郭Bが表示される(ステップS3)。
また、単語毎発音回数メモリ16aにて記憶管理される前記発音音声が再生された単語の発音回数が[1]追加加算され、その発音回数に応じて設定された背景表示の濃さ情報12cに従い、当該発音された単語の前記輪郭Rにより囲まれた背景が着色表示Cされる(ステップS4)。
本実施形態において、発音回数(16a)が1回である単語に対応した背景表示の濃さ情報12cに従った低濃度の着色表示をC、発音回数(16a)が2回である単語に対応した背景表示の濃さ情報12cに従った中濃度の着色表示をC’、発音回数(16a)が3回である単語に対応した背景表示の濃さ情報12cに従った高濃度の着色表示をC’’として説明する。
こうして、前記辞書情報表示画面Gに表示された例文Rの発音音声が順次再生されるのに伴い、当該例文Rの文字列が順次輪郭Bで囲み表示されると共に、単語毎の発音回数に応じた色濃度でその背景が着色表示Cされて行く。この状態で、図4(C)に示すように、例えば例文Rの単語「bar」が発音されている段階で未発音の単語「operated」の文字がペンタッチされると(ステップS5(YES))、前記例文音声時間−単語対応情報テーブルST(図2参照)に従い、当該タッチされた文字を含む単語「operated」までその発音音声が再生され一時停止される(ステップS6)。
この一時停止の状態において、図5(A)に示すように、発音音声が再生された文字列の輪郭B内がペンタッチされると(ステップS7(YES))、その一時停止が解除されて続く未発音の単語「with」からの発音音声の再生が再開される(ステップS8)。
ここで、図5(B)に示すように、発音音声が再生されている文字列の輪郭B内がペンタッチされると共にその右方向、つまり当該文字列の発音音声が再生されて行く方向に輪郭B内がドラッグ操作Xされると(ステップS9(YES))、このドラッグ操作Xの移動速度に応じて、前記例文音声時間−単語対応情報テーブルST(図2参照)に従った発音音声の再生速度が変更され発音速度設定メモリ16cに設定される(ステップS10)。この発音音声再生速度の変更は、前記輪郭B内のドラッグ操作Xの移動速度を、予め設定された速度閾値と比較して、当該ドラッグ操作Xの移動速度が大きいほど発音音声の再生速度も大きく変更され、またドラッグ操作Xの移動速度が小さいほど発音音声の再生速度も小さく変更される。
この後、前記例文R「The seek bar is operated with the touch pen.」の文字列の最後までその発音音声(例文音声データSO)が再生されると(ステップS11(YES))、図5(C)に示すように、各単語毎の発音回数に応じた背景の着色表示Cはそのままに、発音音声再生に伴う輪郭Bの表示が消去され、当該音声再生処理が停止される(ステップS12)。
こうして、前記例文R「The seek bar is operated with the touch pen.」に対応する発音音声の再生が停止された後に、例えば図6(A)に示すように、「seek」の文字がペンタッチされると(ステップS1(YES))、当該タッチされた文字を含む単語「seek」を始点として発音音声(例文音声データSO)の再生が開始される(ステップS2)。そして、この発音音声の再生に伴う文字列を囲んだ輪郭Bの表示処理と、発音された単語毎の発音回数の追加加算処理、当該発音回数に応じた色濃度による背景の着色表示C〜C’’も開始される(ステップS3,S4)。
ここで、例えば今回発音音声の再生を開始した前記例文Rの単語「seek」のみが発音された時点で、図6(B)に示すように、当該「seek」の文字が再びペンタッチされると、輪郭B内のペンタッチと判断され(ステップS7(YES))、今回の発音音声の再生が一時停止される(ステップS8)。
この際、図6(B)で示したように、今回発音された単語「seek」の発音回数(16a)は2回になるので、当該単語「seek」の背景部分のみ中濃度での着色表示C’になる。
そして、図6(C)に示すように、前記辞書情報表示画面Gにおける文字列以外の位置がペンタッチされると(ステップS13(YES))、各単語毎の発音回数に応じた背景の着色表示C,C’はそのままに輪郭Bの表示が消去され、当該音声再生処理が停止される(ステップS12)。
この後、例えば図7(A)に示すように、「seek」の文字が再びペンタッチされると(ステップS1(YES))、前記同様に、当該タッチされた文字を含む単語「seek」を始点とした発音音声(例文音声データSO)の再生が開始される(ステップS2)。そして、この発音音声の再生に伴う文字列を囲んだ輪郭Bの表示処理と、発音された単語毎の発音回数の追加加算処理、当該発音回数に応じた色濃度による背景の着色表示C〜C’’も開始される(ステップS3,S4)。
この際、図7(B)に示すように、今回発音された単語「seek」の発音回数(16a)は3回になるので、当該単語「seek」の背景部分のみ高濃度での着色表示C’’になる。
ここで、前記例文Rについて、今回発音された単語「seek」の発音回数(16a)が3回となり、単語帳登録発音回数設定メモリ16bに予め設定された所定の回数「3」に到達したと判断されると(ステップS14(YES))、当該単語「seek」について単語帳登録するか否かの選択[Y/N]をユーザに促す単語帳登録メッセージ画面Mがウインドウ表示される(ステップS15)。
この単語帳登録メッセージ画面Mにおいて、ユーザにより入力部17の[Y]キーが操作されると(ステップS16(YES))、登録対象とされた単語「seek」が単語帳データ12dに登録される(ステップS17)。
すると、前記単語帳登録された単語「seek」の次の単語「bar」が始点とされ(ステップS18)、その発音音声(例文音声データSO)の再生が開始される(ステップS3)。そして、この発音音声の再生に伴う文字列を囲んだ輪郭Bの表示処理と、発音された単語毎の発音回数の追加加算処理、当該発音回数に応じた色濃度による背景の着色表示C〜C’’も開始される(ステップS4)。
この後、前記例文Rの文字列の最後「…pen.」までその発音音声(例文音声データSO)が再生されると(ステップS11(YES))、図7(C)に示すように、各単語毎の発音回数に応じた背景の着色表示C〜C’’はそのままに、発音音声再生に伴う輪郭Bの表示が消去され、当該音声再生処理が停止される(ステップS12)。
この場合、同図7(C)で示したように、前記発音音声の再生を行った例文R「The seek bar is operated with the touch pen.」うち、先頭の単語「The」の発音回数(16a)は1回になるので、当該単語「The」の背景部分は低濃度での着色表示Cになり、また次の単語「seek」の発音回数(16a)は3回になるので、当該単語「seek」の背景部分は高濃度での着色表示C’’になり、さらに次の各単語「bar is operated with the touch pen.」の発音回数(16a)は何れも2回になるので、当該各単語の背景部分は中濃度での着色表示C’になる。
したがって、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能によれば、辞書情報表示画面Gに表示させた例文Rの文字列をペンタッチすると、当該例文Rの音声データSOが読み出され、ペンタッチされた文字が含まれる単語を始点として発音音声の再生が開始されると共に、発音された文字列を囲んだ輪郭Bの表示および単語毎の発音回数に応じた色濃度による背景着色表示C〜C’’が行われる。そして、当該例文Rの単語毎に記憶管理される発音回数(16b)が所定の回数(例えば3回)になると、該当の単語について単語帳データ12dとして登録するか否か[Y/N]のメッセージ画面Mが表示され、[Y]キーの1キー操作で単語帳登録できる。このため、前記例文Rに合わせた読み上げ音声の再生がユーザ任意の単語から自在に行えるだけでなく、当該音声再生を所定回数繰り返したユーザにとって重要と思われる単語を自動的に判断して単語帳データ12dに登録することができ、当該単語帳データ12dを開くことによってもより効率的に学習することが可能になる。
また、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能によれば、前記例文Rの音声データSOの再生中において、当該再生された単語の範囲を囲んで示す輪郭B内がペンタッチされると、その音声再生は一時停止され、続いて同輪郭B内が再びペンタッチされると、一時停止されている音声再生が再開されるので、発音音声の再生を自在に停止/再開させて効率的に学習することが可能になる。
また、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能によれば、前記例文Rの音声データSOの再生中において、当該再生された単語の範囲を囲んで示す輪郭B内がペンタッチされてドラッグされると、そのドラッグ速度の大小に応じて音声再生の速度も大小変更設定(16b)されて再生されるので、この発音音声の再生速度をユーザが聞き易い速度に適宜変化させて効率的に学習することが可能になる。
また、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能によれば、前記例文Rの音声データSOの再生中において、未だ輪郭Bに囲まれていない未発音部分の文字列がペンタッチされると、当該ペンタッチされた文字が含まれる単語までその発音音声が再生されて停止されるので、ある例文Rの中でもその発音音声の再生範囲をユーザが適宜区切って効率的に学習することが可能になる。
さらに、前記構成の電子辞書装置10による発音音声再生モードでの辞書情報表示機能によれば、前記例文Rの発音音声の再生において、音声再生された例文Rは、その単語毎に発音された回数が発音回数メモリ16aに記憶され、当該例文Rの各単語はその発音回数に応じた色濃度により背景部分が着色表示C〜C’’されて識別表示されるので、ユーザが過去に発音学習した例文Rについてその単語毎の学習度を認識して効率的に学習することが可能になる。
なお、前記実施形態では、発音音声の再生対象が辞書情報DIに含まれる例文Rである場合について説明したが、外部記憶媒体13から読み込まれた各種のテキストやネットワークN上のWebサーバ20からダウンロードされた各種のテキストであっても、例えば当該テキストに合わせた合成音声の生成により、前記同様の読み上げ音声再生処理およびテキスト表示処理を行わせることが可能である。
前記実施形態において記載した電子辞書装置10による各処理の手法、すなわち、図3のフローチャートに示す発音音声再生モード処理での各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体13に格納して配布することができる。そして、辞書データベース12bおよび音声出力部19を有する電子装置(10)のコンピュータは、この外部記憶媒体13に記憶されたプログラムを記憶装置12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した発音音声再生モードでの辞書情報表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続された辞書データベース12bおよび音声出力部19を有する電子装置(10)のコンピュータに通信制御部15によって取り込むことで、前述した発音音声再生モードでの辞書情報表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の辞書機能を備えた電子装置の実施形態に係る電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書装置10の辞書コンテンツ12bnが有する例文音声時間−単語対応情報テーブルSTの具体例を示す図。 前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その1)を示す図。 前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その2)を示す図。 前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その3)を示す図。 前記電子辞書装置10の発音音声再生モード処理に伴うユーザ操作に対応した辞書情報の表示動作(その4)を示す図。
符号の説明
10 …電子辞書装置
11 …CPU
12 …主記憶領域
12a…各種処理プログラム
12b…辞書データベース
12bn…辞書コンテンツ
WO …見出し語
DI …辞書情報
SO …例文音声データ
ST …例文音声時間−単語対応情報テーブル
HW …単語の表示範囲情報
12c…単語背景濃さ情報
12d…単語帳データ
12e…表示制御プロクラム
12e1…文字列表示制御プログラム
12e2…輪郭表示制御プログラム
12e3…濃さ表示制御プログラム
12e4…単語帳表示制御プログラム
13 …外部記憶媒体
14 …記憶媒体読み書き部
15 …通信制御部
16 …作業領域
16a…単語毎発音回数メモリ
16b…単語帳登録発音回数設定メモリ
16c…発音速度設定メモリ
17 …入力部
17a…辞書コンテンツキー
17b…文字入力キー
17c…訳/決定キー
17d…音声キー
17e…タッチパネル(表示部一体)
18 …表示部
19 …音声出力部
20 …Webサーバ
N …通信ネットワーク(インターネット)
G …辞書情報表示画面
P …タッチペン
B …輪郭
C,C’,C’’…着色表示
X …ドラッグ操作
M …単語帳登録メッセージ画面

Claims (7)

  1. 表示手段と、複数の見出し語と当該各見出し語に対応する辞書情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、この辞書情報記憶手段により記憶される複数の見出し語のうちユーザ任意の見出し語である単語を単語帳として登録する単語帳登録手段と、この単語帳登録手段により登録された単語のうちユーザ操作に応じて指定された単語を見出し語として当該見出し語に対応付けられた辞書情報を前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中から読み出して前記表示手段により表示させる単語帳データ表示制御手段とを有する辞書機能を備えた電子装置であって、
    複数の単語からなる文字列を前記表示手段により表示させる文字列表示制御手段と、
    記表示手段による表示に対しユーザ操作に応じて任意に指定された指定位置を検出する操作位置検出手段と、
    この操作位置検出手段により検出された指定位置が前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語の位置であった場合に、当該単語から続く文字列の音声を順次再生する音声再生手段と、
    この音声再生手段により所定回数再生された単語を前記単語帳登録手段により単語帳として登録させる単語帳登録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする辞書機能を備えた電子装置。
  2. 前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、当該音声再生された文字列の位置である場合には、その音声再生を一時停止する音声再生一時停止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の辞書機能を備えた電子装置。
  3. 前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、当該音声再生された文字列の位置で且つ移動された場合には、その移動速度に応じて前記音声再生手段による音声の再生速度を変更する再生速度変更手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の辞書機能を備えた電子装置。
  4. 前記音声再生手段により文字列の音声が順次再生されている状態で、前記操作位置検出手段により検出された指定位置が、音声再生された文字列に続く音声未再生の文字列の位置である場合には、その位置の文字列が含まれる単語まで前記音声再生手段により音声を再生させて停止させる再生停止制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置。
  5. 前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語を、前記音声再生手段による当該単語の音声再生回数に応じて識別表示させる識別表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置。
  6. 前記文字列表示制御手段により表示される複数の単語からなる文字列は、前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中からユーザ任意の見出し語に対応して読み出された辞書情報であることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の辞書機能を備えた電子装置。
  7. 表示手段と、複数の見出し語と当該各見出し語に対応する辞書情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、音声出力手段とを備えた電子装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記辞書情報記憶手段により記憶される複数の見出し語のうちユーザ任意の見出し語である単語を単語帳として登録する単語帳登録手段、
    この単語帳登録手段により登録された単語のうちユーザ操作に応じて指定された単語を見出し語として当該見出し語に対応付けられた辞書情報を前記辞書情報記憶手段により記憶された辞書情報の中から読み出して前記表示手段により表示させる単語帳データ表示制御手段、
    複数の単語からなる文字列を前記表示手段により表示させる文字列表示制御手段、
    記表示手段による表示に対しユーザ操作に応じて任意に指定された指定位置を検出する操作位置検出手段、
    この操作位置検出手段により検出された指定位置が前記文字列表示制御手段により表示された文字列に含まれる単語の位置であった場合に、当該単語から続く文字列の音声を前記音声出力手段により順次再生させる音声再生制御手段、
    この音声再生制御手段により所定回数再生された単語を前記単語帳登録手段により単語帳として登録させる単語帳登録制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能なプログラム。
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