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JP5083178B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description

本発明は、開閉自在に形成されるとともに、接触を検知する静電パッドを備えた電子機器であって、具体的には、電子機器の開閉状態に基づいて静電パッドを制御する電子機器に関する。
現在、携帯電話機等の電子機器の多機能化に伴い、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるスライド型、クラムシェル型、スイーベル型等、機能性及び携帯性に優れた形状をもつ電子機器が開発されるようになってきた。このような電子機器においてユーザが所定の機能を起動使用とした場合に、その機能が起動されるまでの操作が煩雑になってしまうという問題があった。
そこで、カメラやメール機能を備えた開閉自在な携帯電話機において、操作の煩雑さを軽減するとともに所望の機能の起動までの待ち時間を短縮した携帯電話機が提案されている(特許文献1参照)。この携帯電話機は、開閉動作がされたことを検出するセンサを備え、特定キーが押下されながら開閉動作がされたことを検出した際に、カメラ機能やメール機能等の所定機能を起動することにより、ユーザが簡便な操作できるようにしたものである。
特開2007−215218号公報
複数の筐体がスライド自在に結合されてなるスライド型の電子機器(例えば携帯電話機)において、上外に静電パッドが設けられていた場合に、ユーザがこの携帯電話機の各々の筐体を相互にスライドさせて開閉動作を行おうとしたときに、誤って携帯電話機を保持する指等が静電パッドに接触してしまうことがある。この場合、ユーザが携帯電話機の開閉のみを意図しているのにも関わらず、携帯電話機は、静電パッドに接触があったことにより、静電パッドによる入力に伴った動作を行ってしまう。この動作はユーザが意図していない動作である。
また、このような携帯電話機が鞄に収納されている状態で携帯電話機に着信があった際に、ユーザが携帯電話機を鞄から取り出そうとしたときに、誤ってユーザの指や鞄の収納物等が静電パッドに接触してしまうことがある。この場合、ユーザによるこの着信に対して応答したい、拒否したい等の意図に関わらず、静電パッドに接触があったことにより、携帯電話機は静電パッドによる入力に伴った動作を行ってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされてものであり、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるとともに上外に静電パッドが設けられている電子機器であって、開閉動作時、着信時等に静電パッドの誤入力を防止することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、少なくとも2つの筐体を備え、それらの筐体間の関係が少なくとも第1の状態とその第1の状態とは異なる第2の状態とに遷移可能な電子機器であって、接触により指示を入力する入力手段と、前記電子機器における前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の開始を検出する遷移開始検出手段と、前記電子機器における前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の終了を検出する遷移終了検出手段と、前記遷移開始検出手段により遷移動作の開始が検出されてから、前記遷移終了検出手段により遷移動作の終了が検出されるまでの間、前記入力手段による入力を無効にする入力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、少なくとも2つの筐体を備え、それらの筐体間の関係が少なくとも第1の状態とその第1の状態とは異なる第2の状態とに遷移可能な電子機器であって、接触により指示を入力する入力手段と、前記電子機器における前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の開始を検出する遷移開始検出手段と、前記入力手段による入力が開始されてから終了されるまでに、前記遷移開始検出手段により前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の開始が検出された場合、この入力を無効にする入力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、少なくとも2つの筐体を備え、それらの筐体間の関係が開かれた第1の状態と閉じられた第2の状態とに遷移可能な電子機器であって、接触により指示を入力する入力手段と、前記電子機器の状態が前記閉じられた第2の状態であり、かつ着信状態にある間、前記入力手段による入力を無効にする入力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器によると、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるとともに上外に静電パッドが設けられている電子機器において、開閉動作時、着信時等に静電パッドの誤入力を防止することが可能となる。
〔第1実施形態〕
本発明に係る電子機器の第1実施形態について、図1乃至図11を参照しながら説明する。本発明に係る電子機器として、複数の筐体が相互にスライド自在に結合されてなる開閉自在の携帯電話機1を例にあげて説明する。
図1(A)は、携帯電話機1の閉じた状態を示す斜視図、図1(B)は、携帯電話機1の開いた状態を示す斜視図である。携帯電話機1は、図1(A)及び図1(B)に示すように、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とが、閉じた状態で、相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。これらの上筐体10及び下筐体11は、所定方向(例えば長手方向)に相互に所定長さだけスライド可能なように結合されていて、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形する。
上筐体10の外面(下筐体11に対面しない側の面)には、文字や画像等からなる画面を表示するためのディスプレイ12、音声を出力するためのスピーカ13が設けられている。また、上筐体10の外面には、接触を感知するセンサでありユーザが指等で触れることにより指示を入力する複数の静電パッド14、ユーザが回転させることによりその回転方向や回転角度に基づいて指示を入力する回転キー15が設けられている。また、回転キー15の中心には、押下されることにより指示を入力する操作キー15aが設けられている。
静電パッド14は、パッドの下に微小な電極が多数配置されることにより構成され、電荷が変化した位置を検出できるものである。これらの電極に、絶縁体であるパッドをはさんでユーザの指や専用ペン等の電気を通す導体が接近すると、電極と指を極板とするコンデンサが形成される。電極と指からなるコンデンサには非常に微量であるが電荷が蓄えられるため、これを電極側で検出することによって指の接触が検知される。
これらのディスプレイ12、スピーカ13、静電パッド14、及び回転キー15は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出するように設けられている。よって、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、ユーザはディスプレイ12の画面を視認したり静電パッド14や回転キー15を介して指示を入力したりすることができる。
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)には、音声を集音するためのマイクロフォン16、ユーザが押下することにより指示を入力するための複数の操作キー17が設けられている。これらのマイクロフォン16や操作キー17は、携帯電話機1が閉じた状態のときには、上筐体10により覆われていて外部に露出していないが、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせて開いた状態に変形させたときには、外部に露出される。よって、携帯電話機1が開いた状態のときには、ユーザは操作キー17を介して指示を入力することができるが、携帯電話機1が閉じた状態のときには、ユーザは操作キー17を介して指示を入力することができない。ユーザは携帯電話機1を開いた状態に変形させてから操作キー17を介して指示を入力する。
下筐体11の側面には、ユーザが押下することにより指示を入力するための複数のサイドキー17aが設けられている。これらのサイドキー17aは、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出するように設けられている。よって、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、ユーザはサイドキー17aを介して指示を入力することができる。
次に、携帯電話機1の機能について、図2に示すブロック図を用いて説明する。携帯電話機1は、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及び開閉検出部27がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、後述する静電パッド制御処理、その他の様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部21はバッテリ等の電源供給源を具備し、ユーザによる操作キー17を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合に電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
操作入力制御部22は静電パッド14、回転キー15、操作キー17、及びサイドキー17aに対する入力インタフェースを備え、回転キー15の回転、操作キー17やサイドキー17aの押下等の操作を検出すると、それらの操作を示す信号を生成して、この信号を主制御部20に伝送する。また操作入力制御部20は、静電パッド14における接触を検知すると、接触があった旨を示す接触検知信号を生成して主制御部20に対して送信する。さらに操作入力制御部20は、静電パッド14の接触を検知した後に静電パッド14の開放を検知すると、静電パッド14の開放があった旨を示す開放検知信号を生成して主制御部20に対して送信する。
表示制御部23はディスプレイ12に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、文書や画像等からなる画面をディスプレイ12に表示する。
音声制御部24は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部24は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、スピーカ13から音声として出力する。
通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、基地局(図示せず)からアンテナ25aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部24に伝送されてスピーカ13から出力されたり、表示制御部23に伝送されてディスプレイ12に表示されたり、または記憶部26に記録されたりする。また通信制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン16で集音された音声データや静電パッド14や回転キー15、操作キー17等を介して入力されたデータや記憶部26に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ25aを介して送信する。
記憶部26は、主制御部20が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、データベース、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成される。また、主制御部20が後述する静電パッド制御処理を行う際の処理プログラムは、例えばROMに記憶されているものとする。
開閉検出部27は、複数のホールIC30a、30bと単数のマグネット31とを備え、ホールIC30a、30bによりマグネット31の磁気を検出することにより、携帯電話機1が閉じた状態にあるか開いた状態にあるかを検出する。ホールICは、磁気センサであるホール素子とその出力信号をデジタル信号に変換するICが1パッケージ化された素子であり、電源端子、GND端子、S極検出用の出力端子、N極検出用の出力端子の4端子で構成されている。
そして開閉検出部27は、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形が開始された場合に、開放開始検出信号を生成して主制御部20に対して送信し、携帯電話機1が完全に開かれた状態に変形された場合に、開放終了検出信号を生成して主制御部20に対して送信する。また開閉検出部27は、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形が開始された場合に、閉塞開始信号を生成して主制御部20に対して送信し、携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形された場合に、閉塞終了信号を生成して主制御部20に対して送信する。
図3(A)及び図3(B)は、上筐体10及び下筐体11に内蔵された複数のホールIC30a、30bと磁石31とを用いて、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形を検知する方法を示す概略図である。また、図4(A)及び図4(B)は、上筐体10及び下筐体11に内蔵された複数のホールIC30a、30bと磁石31とを用いて、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形を検知する方法を示す概略図である。図3(A)及び図3(B)、図4(A)及び図4(B)に示すように、上筐体10の所定位置にホールIC30a、30bが設けられている。また、下筐体11の所定位置にマグネット31が設けられている。
これらのホールIC30a、30b、マグネット31は、図3(A)に示すように、携帯電話機1が閉じた状態のときに、ホールIC30aとマグネット31とが対面するとともに、図4(A)に示すように、携帯電話機1が開いた状態のときに、ホールIC30bとマグネット31とが対面する位置にそれぞれ設けられている。ホールIC30a、30bが、例えばS/N極の磁気を検出するものである。
図3(A)及び図3(B)に示すように、開閉検出部27は、ホールIC30aがマグネット31の磁気を検出している間は、携帯電話機1は閉じた状態にあるものと判定でき、ホールIC30aがマグネット31の磁気を検出しなくなったことに基づいて、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形が開始されたものと判定できる。また開閉検出部27は、ホールIC30bがマグネット31の磁気を検出したことに基づいて、携帯電話機1が完全に開いた状態に変形されたものと判定できる。
また、図4(A)及び図4(B)に示すように、開閉検出部27は、ホールIC30bがマグネット31の磁気を検出している間は、携帯電話機1は開いた状態にあるものと判定でき、ホールIC30bがマグネット31の磁気を検出しなくなったことに基づいて、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形が開始されたものと判定できる。また開閉検出部27は、ホールIC30aがマグネット31の磁気を検出したことに基づいて、携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されたものと判定できる。
なお、開閉検出部27は、複数のホールIC30a、30bと単数のマグネット31の代わりに、単数のホールIC30と複数のマグネット31a、31bとを備えていても良い。図5(A)及び図5(B)は、上筐体10及び下筐体11に内蔵されたホールIC30と複数の磁石31a、31bとを用いて、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形を検知する別の方法を示す概略図である。また、図6(A)及び図6(B)は、上筐体10及び下筐体11に内蔵されたホールIC30と複数の磁石31a、31bとを用いて、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形を検知する方法を示す概略図である。
図5(A)及び図5(B)、図6(A)及び図6(B)に示すように、上筐体10の所定位置にホールIC30が設けられている。また、下筐体11の所定位置にマグネット31a、31bが設けられている。これらのホールIC30、マグネット31a、31bは、図5(A)に示すように、携帯電話機1が閉じた状態のときに、ホールIC30とマグネット31aとが対面するとともに、図6(A)に示すように、携帯電話機1が開いた状態のときに、ホールIC30とマグネット31bとが対面する位置にそれぞれ設けられている。ホールIC30は、例えばS/N極の磁気を検出するものである。
図5(A)及び図5(B)に示すように、開閉検出部27は、ホールIC30がマグネット31aの磁気を検出している間は、携帯電話機1は閉じた状態にあるものと判定でき、ホールIC30がマグネット31aの磁気を検出しなくなったことに基づいて、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形が開始されたものと判定できる。また開閉検出部27は、ホールIC30がマグネット31bの磁気を検出したことに基づいて、携帯電話機1が完全に開いた状態に変形されたものと判定できる。
図6(A)及び図6(B)に示すように、開閉検出部27は、ホールIC30がマグネット31bの磁気を検出している間は、携帯電話機1は開いた状態にあるものと判定でき、ホールIC30がマグネット31bの磁気を検出しなくなったことに基づいて、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形が開始されたものと判定できる。また開閉検出部27は、ホールIC30がマグネット31aの磁気を検出したことに基づいて、携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されたものと判定できる。
図7(A)は、ユーザが携帯電話機1を開いた状態から閉じた状態へと変形させる直前の様子を示す概略図、図7(B)は、ユーザが携帯電話機1を開いた状態から閉じた状態へと変形させた直後の様子を示す概略図である。図7(A)及び図7(B)に示すように、携帯電話機1が開閉自在であるとともに、閉じた状態において静電パッド14が外部に露出している場合等に、ユーザが携帯電話機1を閉じた状態から開いた状態に変形させたときに、ユーザの指が静電パッド14に誤って触れてしまうと、携帯電話機1がこの静電パッド14における接触を感知して入力が行われたものと判断し、ユーザの意図に反した動作をしてしまう恐れがある。
そこで携帯電話機1は、静電パッド14を介した入力があった場合に、この入力がユーザの意図によって入力されたものか、ユーザの意図に反して入力されたものかを判定し、ユーザの意図に反して入力されたと判断された場合にはこの入力を無効にする静電パッド制御処理を行う。携帯電話機1がこの静電パッド制御処理を行う際の手順を、図8、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略する。
始めに、静電パッド14による入力が開始された後で携帯電話機1の開閉の有無を判断する場合について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。まず主制御部20は、静電パッド14による入力があったか否かを判断する(S101)。この際、主制御部20は、操作入力制御部22から静電パッド14の接触検知信号を受信したことに基づいて、静電パッド14による入力があったものと判断する。静電パッド14による入力がなかった場合(S101のNo)は、主制御部20は静電パッド14による入力があるまで待機する。
静電パッド14による入力があった場合(S101のYes)は、主制御部20は、携帯電話機1の開閉が検出されたか否かを判断する(S103)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から開放開始検出信号または閉塞開始検出信号を受信したことに基づいて、開閉が検出されたものと判断する。
開閉が検出されていない場合(S103のNo)は、主制御部20は、静電パッド14が開放されたか否かを判断する(S105)。この際、主制御部20は、操作入力制御部22から静電パッド14の開放検知信号を受信したことに基づいて、静電パッド14が開放されたものと判断する。静電パッド14の開放が検出されていない場合(S105のNo)は、ステップS103に戻って、主制御部20は再び携帯電話機1の開閉が検出されたか否かを判断する。
静電パッド14の開放が検出された場合(S105のYes)は、携帯電話機1の開閉を伴わずに静電パッド14による入力が完了されたため、主制御部20は、この入力をユーザの意図による入力であると判定し、ステップS101にて検出された静電パッド14による入力を有効にする(S107)。例えば図9に示すように、静電パッド14による入力がされている間に、携帯電話機1の開閉がされなかった場合には、この入力が有効になる。
開閉が検出された場合(S103のYes)は、携帯電話機1が開閉されている間に静電パッド14の入力がされているため、主制御部20は、この入力をユーザの意図に反した入力であると判定し、ステップS101にて検出された静電パッド14による入力を無効にする(S109)。例えば図9に示すように、静電パッド14による入力がされている間に、携帯電話機1の開閉がされた場合には、この入力が無効になる。
このようにして携帯電話機1は、静電パッド14の接触を検知してから静電パッドの開放を検知するまでの間に、携帯電話機1の開閉を検出したときに、静電パッド14による入力が誤入力であるものと判定して、この入力を無効にする。また携帯電話機1は、静電パッド14の接触を検知してから静電パッドの開放を検知するまでの間に、携帯電話機1の開閉を検出しなかったときには、静電パッド14による入力が正常の入力であるものと判定して、この入力を有効にする。これにより、ユーザが携帯電話機1を開閉する際に誤って静電パッド14に触れてしまった場合であっても、携帯電話機1がこの入力に基づいてユーザが意図しない動作を行ってしまうことが防止される。
次に、携帯電話機1の開閉の有無に基づいて静電パッド14の制御を行なう場合について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。まず主制御部20は、携帯電話機1の開閉が開始されたか否かを判断する(201)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から開放開始検出信号または閉塞開始検出信号を受信したことに基づいて、携帯電話機1の開閉が開始されたものと判断する。
携帯電話機1の開閉が開始されていない場合(S201のNo)は、主制御部20は携帯電話機1の開閉が開始されるまで待機する。携帯電話機1の開閉が開始された場合(S201のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を無効にする(S203)。
主制御部20は、携帯電話機1の開閉が終了されたか否かを判断する(S205)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から開放終了検出信号または閉塞終了検出信号を受信したことに基づいて、携帯電話機1の開閉が終了されたものと判断する。
携帯電話機1の開閉が終了されていない場合(S205のNo)は、主制御部20は携帯電話機1の開閉が終了されるまで、静電パッド14による入力を無効にしたままで待機する。携帯電話機1の開閉が終了された場合(S205のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にする(S207)。
図11(A)は、携帯電話機1を閉じた状態から開いた状態に変形させたときの、静電パッド14の入力動作を示す図である。図11(A)に示すように、携帯電話機1が閉じた状態にあるときには、静電パッド14による入力が有効になっていて、携帯電話機1の開閉動作が開始されてから終了されるまでの間は、静電パッド14による入力が無効になり、携帯電話機1が開いた状態に変形したときには、静電パッド14による入力が再び有効になる。
また、図11(B)は、携帯電話機1を開いた状態から閉じた状態に変形させたときの、静電パッド14の入力動作を示す図である。図11(B)に示すように、携帯電話機1が開いた状態にあるときには、静電パッド14による入力が有効になっていて、携帯電話機1の開閉動作が開始されてから終了されるまでの間は、静電パッド14による入力が無効になり、携帯電話機1が閉じた状態に変形したときには、静電パッド14による入力が再び有効になる。
このようにして携帯電話機1は、携帯電話機1の開閉が開始されてから開閉が終了されるまでの間、静電パッド14による入力を無効にする。これにより、ユーザが携帯電話機1を開閉する際に誤って静電パッド14に触れてしまった場合であっても、携帯電話機1がこの入力に基づいてユーザが意図しない動作を行ってしまうことが防止される。
第1実施形態によると、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるとともに上外に静電パッド14が設けられている電子機器(携帯電話機1)において、開閉動作時に静電パッド14の誤入力を防止することが可能となる。
〔第2実施形態〕
本発明に係る電子機器の第2実施形態について、図12乃至図15を参照しながら説明する。第2実施形態の電子機器として、第1実施形態と同様に、複数の筐体が相互にスライド自在に結合されてなる開閉自在の携帯電話機1を例に挙げて説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2実施形態の携帯電話機1は、図1(A)及び図1(B)に示すように、第1実施形態の携帯電話機1と同一の構成を備えている。また第2実施形態の携帯電話機1は、第1実施形態の携帯電話機1と同様に、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及び開閉検出部27がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
第1実施形態では、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形された時と、開いた状態から閉じた状態に変形された時との双方において、静電パッド14による入力を無効にする例について説明したが、第2実施形態では、携帯電話機1が開いた状態から閉じた状態に変形された時には静電パッド14による入力を無効にするが、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形された時には静電パッド14による入力を有効にする例について説明する。
ユーザが携帯電話機1を閉じる時に携帯電話機1を用いて何らかの操作を行うことは考えにくく、静電パッド14による入力を受け付けてしまった場合には携帯電話機1が閉じられているのにも関わらず処理が実行されてしまう恐れがある。一方で、ユーザが携帯電話機1を開く時には、ユーザは携帯電話機1に用いて何らかの操作を行う意図があり、開くのと同時に静電パッド14の操作を行うことが想定し得るからである。
携帯電話機1が、静電パッド14を介した入力があった場合に、この入力がユーザの意図によって入力されたものか、ユーザの意図に反して入力されたものかを判定し、ユーザの意図に反して入力された場合にはこの入力を無効にする静電パッド制御処理を行う際の手順を、図12、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
始めに、静電パッド14による入力が開始された後で携帯電話機1の開閉の有無を判断する場合について、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。まず主制御部20は、静電パッド14による入力があったか否かを判断する(S301)。この際、主制御部20は、操作入力制御部22から静電パッド14の接触検知信号を受信したことに基づいて、静電パッド14による入力があったものと判断する。静電パッド14による入力がなかった場合(S301のNo)は、主制御部20は静電パッド14による入力があるまで待機する。
静電パッド14による入力があった場合(S301のYes)は、主制御部20は、携帯電話機1の開閉が検出されたか否かを判断する(S303)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から開放開始検出信号または閉塞開始検出信号を受信したことに基づいて、開閉が検出されたものと判断する。
開閉が検出されていない場合(S303のNo)は、主制御部20は、静電パッド14が開放されたか否かを判断する(S305)。この際、主制御部20は、操作入力制御部22から静電パッド14の開放検知信号を受信したことに基づいて、静電パッド14が開放されたものと判断する。静電パッド14の開放が検出されていない場合(S305のNo)は、ステップS303に戻って、主制御部20は再び携帯電話機1の開閉が検出されたか否かを判断する。
静電パッド14の開放が検出された場合(S305のYes)は、携帯電話機1の開閉を伴わずに静電パッド14による入力が完了されたため、主制御部20は、この入力をユーザの意図による入力であると判定し、ステップS301にて検出された静電パッド14による入力を有効にする(S307)。例えば図13に示すように、静電パッド14による入力がされている間に、携帯電話機1が開いた状態から閉じた状態への変形がされなかった場合には、この入力が有効になる。
開閉が検出された場合(S303のYes)は、主制御部20は、この開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であるか否かを判断する(S309)。この際、主制御部20は、ステップS303にて開閉検出部27から閉塞開始検知信号を受信したことに基づいて、この開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であるか否かを判断する。
携帯電話機1の開閉が閉じた状態から開いた状態への変形であった場合(S309のNo)は、携帯電話機1が開かれている間に静電パッド14による入力がされているため、主制御部20は、この入力をユーザの意図による入力であると判定し、ステップS301にて検出された静電パッド14による入力を有効にする(S307)。例えば図13に示すように、静電パッド14による入力がされている間に、携帯電話機1の開いた状態から閉じた状態への変形がされなかった場合には、この入力が有効になる。
携帯電話機1の開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であった場合(S309のYes)は、ユーザにより携帯電話機1が閉じられている間に静電パッド14の入力がされているため、主制御部20は、この入力をユーザの意図に反した入力であると判定し、ステップS301にて検出された静電パッド14による入力を無効にする(S311)。例えば図13に示すように、静電パッド14による入力がされている間に、携帯電話機1の閉じた状態から開いた状態への変形がされた場合には、この入力が無効になる。
このようにして携帯電話機1は、静電パッド14の接触を検知してから静電パッドの開放を検知するまでの間に、携帯電話機1の閉塞を検出したときに、静電パッド14による入力が誤入力であるものと判定して、この入力を無効にする。また携帯電話機1は、静電パッド14の接触を検知してから静電パッドの開放を検知するまでの間に、携帯電話機1の開放を検出したとき、及び、静電パッド14の接触を検知してから静電パッドの開放を検知するまでの間に、携帯電話機1の開閉を検出しなかったときには、静電パッド14による入力が正常の入力であるものと判定して、この入力を有効にする。これにより、ユーザが携帯電話機1を開閉する際に誤って静電パッド14に触れてしまった場合であっても、携帯電話機1がこの入力に基づいてユーザが意図しない動作を行ってしまうことが防止される。
次に、携帯電話機1の開閉の有無に基づいて静電パッド14の制御を行う場合について、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。まず主制御部20は、携帯電話機1の開閉が開始されたか否かを判断する(401)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から開放開始検出信号または閉塞開始検出信号を受信したことに基づいて、携帯電話機1の開閉が開始されたものと判断する。
携帯電話機1の開閉が開始されていない場合(S401のNo)は、主制御部20は携帯電話機1の開閉が開始されるまで待機する。携帯電話機1の開閉が開始された場合(S401のYes)は、主制御部20は、この開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であるか否かを判断する(S403)。この際、主制御部20は、ステップS401にて開閉検出部27から閉塞開始検出信号を受信したことに基づいて、この開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であるものと判断する。
携帯電話機1の開閉が閉じた状態から開いた状態への変形であった場合(S403のNo)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にしたまま、静電パッド制御処理を終了する。
携帯電話機1の開閉が開いた状態から閉じた状態への変形であった場合(S403のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を無効にする(S405)。そして主制御部20は、携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されたか否かを判断する(S407)。この際、主制御部20は、開閉検出部27から閉塞終了検出信号を受信したことに基づいて、携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されたものと判断する。
携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されていない場合(S407のNo)は、主制御部20は携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形されるまで、静電パッド14による入力を無効にしたままで待機する。携帯電話機1が完全に閉じた状態に変形された場合(S407のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にする(S207)。
図15(A)は、携帯電話機1を閉じた状態から開いた状態に変形させたときの、静電パッド14の入力動作を示す図である。図15(A)に示すように、携帯電話機1が閉じた状態にあるときには、静電パッド14による入力が有効になっていて、携帯電話機1の開閉動作が開始されてから終了されるまでの間は、静電パッド14による入力が無効になり、携帯電話機1が開いた状態に変形したときには、静電パッド14による入力が再び有効になる。
また、図15(B)は、携帯電話機1を開いた状態から閉じた状態に変形させたときの、静電パッド14の入力動作を示す図である。図15(B)に示すように、携帯電話機1が開いた状態にあるときから、携帯電話機1の開閉動作が開始されてから終了されるまでの間、携帯電話機1が閉じた状態に変形するまで、継続して静電パッド14による入力が有効になっている。
このようにして携帯電話機1は、携帯電話機1の閉塞が開始されてから閉塞が終了されるまでの間、静電パッド14による入力を無効にする。これにより、ユーザが携帯電話機1を閉じようとした際に誤って静電パッド14に触れてしまった場合であっても、携帯電話機1が閉じられた状態においてこの入力に基づいてユーザが意図しない動作を行ってしまうことが防止される。
第2実施形態によると、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるとともに上外に静電パッド14が設けられている電子機器(携帯電話機1)において、開閉動作時に静電パッド14の誤入力を防止することが可能となる。
〔第3実施形態〕
本発明に係る電子機器の第3実施形態について、図16乃至図17を参照しながら説明する。第3実施形態の電子機器として、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、複数の筐体が相互にスライド自在に結合されてなる開閉自在の携帯電話機1を例に挙げて説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第3実施形態の携帯電話機1は、図1(A)及び図1(B)に示すように、第1実施形態及び第2実施形態の携帯電話機1と同一の構成を備えている。また第3実施形態の携帯電話機1は、第1実施形態及び第2実施形態の携帯電話機1と同様に、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、音声制御部24、通信制御部25、記憶部26、及び開閉検出部27がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
第1実施形態及び第2実施形態では、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形された時、または、開いた状態から閉じた状態に変形された時に、静電パッド14による入力を無効にする例について説明したが、第3実施形態では、携帯電話機1に着信があった時に静電パッド14による入力を無効にする例について説明する。
例えば携帯電話機1がユーザの鞄の中に収納されている状態で携帯電話機1に着信があった際に、ユーザが携帯電話機1を取り出そうとしたときに静電パッド14が何かしらに接触して、携帯電話機1が静電パッド14による入力を受け付けてしまう可能性がある。この場合には、ユーザの意図に反して携帯電話機1で通話が開始されてしまったり、または着信を拒否/転送してしまったりする。
そこで携帯電話機1は、着信があった際に、携帯電話機1が着信状態の間、静電パッド14による入力を無効にし、通話が開始されたり着信が切断されたりすることにより着信状態でなくなったことに基づいて、静電パッド14による入力を有効に戻す静電パッド制御処理を行う。携帯電話機1がこの静電パッド制御処理を行う際の手順を、図16に示すフローチャート、図17(A)乃至図17(C)に示す画面図に基づいて説明する。
まず主制御部20は、携帯電話機1に着信があったか否かを判断する(S501)。携帯電話機1に着信がなかった場合(S501のNo)は、主制御部20は着信があるまで待機する。携帯電話機1に着信があった場合(S501のYes)は、主制御部20は、携帯電話機1が閉じた状態であるか否かを判断する(S502)。そして携帯電話機1が開いた状態であった場合(S502のNo)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にする(S509)。
また、携帯電話機1が閉じた状態であった場合(S502のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を無効にする(S503)。図17(A)は、着信状態において静電パッド14による入力が無効にされた場合のディスプレイ12の表示画面40の一例である。図17(A)に示すように、表示画面40には、着信情報を表示してユーザの着信状態を通知するための着信通知欄41、メニューを表示するためのメニューボタン42が表示されている。このとき、静電パッド14による入力が無効であるため、静電パッド14に対応するボタンは表示されていない。なお、メニューボタン42は静電パッド14ではない所定の操作キー17または回転キー15の中心の操作キー15aが割り当てられると良い。
図17(B)は、着信状態においてメニューが選択された場合のディスプレイ12の表示画面40の一例である。ユーザによりメニューボタン42が選択された場合には、主制御部20は、図17(B)に示すように、表示画面40に操作一覧提示欄43を表示する。操作一覧提示欄43において、例えばこの着信に対する「応答」、「拒否」、「転送」等の操作が提示される。ユーザは、回転キー15や操作キー15a、サイドキー17a等を用いて操作を選択する。
主制御部20は、解除操作が行われたか否かを判断する(S505)。この際、主制御部20は、予め設定された操作(例えば携帯電話機1の開閉操作、特定の操作キー17の押下、特定のサイドキー17aの押下等)がされたことに基づいて、解除操作が行われたものと判断する。
解除操作が行われていない場合(S505のNo)は、主制御部20は、携帯電話機1が閉じた状態のままであるか否かを判断する(S506)。そして、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に変形していた場合(S506のYes)、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にする(S509)。
また、携帯電話機1が閉じた状態のままであった場合(S506のNo)、主制御部20は、次に、着信状態でなくなったか否かを判断する(S507)。この際、主制御部20は、例えばユーザの指示により着信に応答して通話が開始されたこと、着信元によりこの着信が切断されたこと等に基づいて、着信状態でなくなったものと判断する。着信状態でなくなっていない場合(S507のNo)は、ステップS505に戻って、主制御部20は再び解除操作が行われたか否かを判断する。
解除操作が行われた場合(S505のYes)、または、着信状態でなくなった場合(S507のYes)は、主制御部20は、静電パッド14による入力を有効にする(S509)。図17(C)は、携帯電話機1に着信があったときに解除操作がされた場合、または携帯電話機1が着信中に閉じた状態から開いた状態に遷移した場合のディスプレイ12の表示画面40の一例を示す図である。このとき主制御部20は、図17(C)に示すように、着信通知欄41、メニューボタン42に加えて、この着信を拒否するための拒否ボタン44、この着信を転送するための転送ボタン45を表示する。これらの拒否ボタン44や転送ボタン45は、静電パッド14に対応するボタンであり、ユーザは静電パッド14を触れることによりボタンを選択して、指示を入力する。ユーザが静電パッド14に触れて拒否ボタン44または転送ボタン45を選択した場合には、主制御部20は、この選択に基づいて、この着信を拒否したり転送したりする。
このようにして携帯電話機1は、着信があった際に、携帯電話機1が閉じた状態で、かつ着信状態が継続している間は静電パッド14による入力を無効にしていて、この着信状態において着信に応答したり、相手から着信が切断されたり、携帯電話機1が閉じた状態から開いた状態に遷移したり、ユーザにより解除操作が行われたりした場合は、静電パッド14による入力を有効にする。これにより、携帯電話機1に着信があった際に、ユーザが携帯電話機1を取り出そうとしたとき等に誤って静電パッド14に接触があった場合であっても、携帯電話機1がこの入力に基づいてユーザが意図しない動作を行ってしまうことが防止される。
第3実施形態によると、複数の筐体が開閉自在に結合されてなるとともに上外に静電パッド14が設けられている電子機器(携帯電話機1)において、着信時に静電パッド14の誤入力を防止することが可能となる。
本発明の説明として、携帯電話機1について説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯カメラ機、携帯ゲーム機、携帯テレビ等、開閉自在に形成された電子機器であれば、任意の電子機器であって良い。
(A)は、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の閉じた状態を示す斜視図、(B)は、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の開いた状態を示す斜視図。 本発明に係る電子機器(携帯電話機)を示す機能ブロック図。 (A)及び(B)は、上筐体及び下筐体に内蔵された複数のホールICと磁石とを用いて、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の閉じた状態から開いた状態への変形を検知する方法を示す概略図。 (A)及び(B)は、上筐体及び下筐体に内蔵された複数のホールICと磁石とを用いて、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の開いた状態から閉じた状態への変形を検知する方法を示す概略図。 (A)及び(B)は、上筐体及び下筐体に内蔵されたホールICと複数の磁石とを用いて、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の閉じた状態から開いた状態への変形を検知する方法を示す概略図。 (A)及び(B)は、上筐体及び下筐体に内蔵されたホールICと複数の磁石とを用いて、本発明に係る電子機器(携帯電話機)の開いた状態から閉じた状態への変形を検知する方法を示す概略図。 (A)は、ユーザが本発明に係る電子機器(携帯電話機)を開いた状態から閉じた状態へと変形させる直前の様子を示す概略図、(B)は、ユーザが本発明に係る電子機器(携帯電話機)を開いた状態から閉じた状態へと変形させた直後の様子を示す概略図。 第1実施形態の電子機器(携帯電話機)が静電パッド制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 第1実施形態の電子機器(携帯電話機)における静電パッド制御処理を説明するための図。 第1実施形態の電子機器(携帯電話機)が静電パッド制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 (A)及び(B)は、第1実施形態の電子機器(携帯電話機)における静電パッド制御処理を説明するための図。 第2実施形態の電子機器(携帯電話機)が静電パッド制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 第2実施形態の電子機器(携帯電話機)における静電パッド制御処理を説明するための図。 第2実施形態の電子機器(携帯電話機)が静電パッド制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 (A)及び(B)は、第2実施形態の電子機器(携帯電話機)における静電パッド制御処理を説明するための図。 第3実施形態の電子機器(携帯電話機)が、静電パッド制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 (A)乃至(C)は、第3実施形態の電子機器(携帯電話機)が静電パッド制御処理を行う際の表示画面の一例を示す画面図。
符号の説明
1…携帯電話機,10…上筐体,11…下筐体,12…ディスプレイ,13…スピーカ,14…静電パッド,15…回転キー,15a、17…操作キー,16…マイクロフォン,17a…サイドキー,20…主制御部,21…電源回路部,22…操作入力制御部,23…表示制御部,24…音声制御部,25…通信制御部,25a…アンテナ,26…記憶部,27…開閉検出部,30、30a、30b…ホールIC,31、31a、31b…マグネット,40…表示画面,41…着信通知欄,42…メニューボタン,43…操作一覧提示欄,44…拒否ボタン,45…転送ボタン。

Claims (7)

  1. 少なくとも2つの筐体を備え、それらの筐体間の関係が少なくとも第1の状態とその第
    1の状態とは異なる第2の状態とに遷移可能な電子機器であって、
    接触により指示を入力する入力手段と、
    前記電子機器における前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の開始及び終了を検出する第1移検出手段と、
    前記電子機器における前記第の状態から前記第の状態への遷移動作の開始及び終了を検出する第2移検出手段と、
    前記遷移が前記第1状態から第2状態への変化であるか否かを判断し、前記第1状態から前記第2状態への変化である場合は、前記第1移検出手段により遷移動作の開始が検出されてから、前記遷移動作の終了が検出されるまでの間、前記入力手段による入力を無効にし、前記第2状態から前記第1状態への変化である場合は、前記入力を有効にする入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 開閉自在に形成された電子機器であって、
    接触により指示を入力する入力手段と、
    前記電子機器における開状態から閉状態への変化を検出する第1開閉検出手段と、
    前記電子機器における閉状態から開状態への変化を検出する第2閉検出手段と、
    前記開状態から閉状態への変化であるか否かを判断し、前記開状態から閉状態への変化である場合は、前記第1閉検出手段により動作の開始が検出されてから、前記閉動作の終了が検出されるまでの間、前記入力手段による入力を無効にし、前記閉状態から開状態への変化である場合は、前記入力を有効にする入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 少なくとも2つの筐体を備え、それらの筐体間の関係が少なくとも第1の状態とその第
    1の状態とは異なる第2の状態とに遷移可能な電子機器であって、
    接触により指示を入力する入力手段と、
    前記電子機器における前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作を検出する第1移検出手段と、
    前記電子機器における前記第2の状態から前記第1の状態への遷移動作を検出する第2遷移検出手段と、
    前記入力手段による入力が開始されてから終了されるまでに、前記第1移検出手段により前記第1の状態から前記第2の状態への遷移動作の開始が検出された場合、この入力
    を無効にし、前記入力手段による入力が開始されてから終了されるまでに、前記第2遷移検出手段により前記第2の状態から前記第1の状態への遷移動作の開始が検出された場合、この入力を有効にする入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 開閉自在に形成された電子機器であって、
    接触により指示を入力する入力手段と、
    前記電子機器における開状態から状態への変化を検出する第1閉検出手段と、
    前記電子機器における閉状態から開状態への変化を検出する第2開閉検出手段と、
    前記入力手段による入力が開始されてから終了されるまでに、前記第1閉検出手段に
    より動作の開始が検出された場合、この入力を無効にし、前記入力手段による入力が開始されてから終了されるまでに、前記第2開閉検出手段により開動作の開始が検出された場合、この入力を有効にする入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  5. 着信の有無を検出する着信検出手段、
    をさらに有し、
    前記入力制御手段は、前記電子機器の状態が前記第2の状態であり、かつ着信状態にある間、前記入力手段による入力を無効にすることを特徴とする請求項1又は3記載の電子機器。
  6. 着信の有無を検出する着信検出手段、
    をさらに有し、
    前記入力制御手段は、前記電子機器の状態が前記閉状態であり、かつ着信状態にある間、前記入力手段による入力を無効にすることを特徴とする請求項2又は4記載の電子機器。
  7. 前記電子機器が着信状態にある間、入力無効の解除指示を受け付ける受付手段を備え、
    前記入力制御手段は、前記受付手段により解除指示が受け付けられた場合、前記入力手
    段による入力を有効にすることを特徴とする請求項5又は6記載の電子機器。
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