JP5083266B2 - 判定装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents
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Description
手段の焦点の位置ずれを簡易的に判定することのできる判定装置、画像形成装置及びプログラムを提供することを目的としている。
すなわち、濃度パッチの濃度は、種々の要因によりずれることがあるが、全体的に一定の方向(例えば濃くなる方向)にシフトすることが通常である。これに対し、露光手段の焦点の位置が正常でない(ずれている)状態においては、低濃度と高濃度とで異なる方向にずれるという濃度特性を本発明の発明者は見出した。
他の要因により偶然生じたような場合にも、誤判定を防止することが可能となる。
また、例えば請求項4に記載の判定装置では、判定手段は、測定結果に基づく測定濃度ラインと、正常時の濃度に基づく正常濃度ラインとの差の積分値に基づき、濃度特性を有するか否かを判定する。
なお、本発明の判定装置は、例えば請求項5に記載のように、画像形成装置の構成要素とすることができる。すなわち、請求項5に記載の画像形成装置は、複数の発光素子で感光体の表面を露光する露光手段により感光体の表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置であって、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の判定装置を備える。
[1.第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態の画像形成装置1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における左側を前方とし、図1における手前側を右とする。
ら覆うトップカバー5は、画像形成装置1の後方上端を中心に開閉可能に設けられている(図2参照)。このトップカバー5を開放することにより、後述の画像形成ユニット30及びベルトユニット20を筐体2の内部から上方へ引き出すことが可能となる。
される値)とを比較し、入力レベルがしきい値以上の場合にその箇所のドットをオンにし、入力レベルがしきい値未満の場合にその箇所のドットをオフにする。こうして生成した各色の2値画像データに基づき、各色に対応するLEDヘッド40により感光ドラム31の表面に2値画像データの表す画像を静電潜像として形成する。
次に、画像形成装置1の電気的構成について、図4のブロック図を用いて説明する。なお、本発明の特徴部分との関連性の薄い構成については図示及び説明を省略する。
制御部70は、画像形成装置1の各部を統括制御するコンピュータであり、CPU、ROM、RAM等を備える。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従い、後述する位置ずれ判定処理(図9)などを実行する。
表示部72は、各種情報をユーザが視認可能な画像として表示するための出力装置であり、小型の液晶ディスプレイが用いられる。
記憶部74は、記憶データを書き換え可能な不揮発性の記憶装置であり、本実施形態ではフラッシュメモリが用いられている。
次に、第1実施形態の画像形成装置1で実行される処理の概要について説明する。
画像形成装置1においては、LEDヘッド40の組み付け時の位置ずれや、トップカバー5の開閉などにより生じる位置ずれ、部材精度のばらつき、部材劣化など、種々の要因により、LEDヘッド40と感光ドラム31との位置関係にずれが生じることが考えられる。
は位置ずれありの状態での暗部の拡大画像である。
図7に示す実線のラインであり、判定基準値としてあらかじめ記憶されている。)との差の積分値に基づき、位置ずれ特性を有するか否かを判定する。
次に、前述した処理を実現するために制御部70が実行する具体的な処理手順について説明する。
制御部70は、この位置ずれ判定処理を開始すると、まずS101で、濃度パッチP(図8(A))を搬送ベルト23上に形成するための処理を行う。
そして、S104で、位置ずれ特性を有しないと判定した場合には、S105へ移行し、位置ずれなしの状態であると判定する。その後、S107へ移行する。
S107では、CMYK4色すべてについて判定を終了したか否かを判定する。
の1つ)に変更する。その後、S103へ戻る。
[1−5.効果]
以上説明したように、第1実施形態の画像形成装置1では、濃度パッチPの濃度を測定し、その測定結果が位置ずれ特性を有する場合に(S104:YES)、LEDヘッド40の焦点の位置が正常でない(位置ずれありの状態である)と判定する(S106)。このため、感光ドラム31の表面に対するLEDヘッド40の焦点の位置ずれ(位置ずれありの状態)を簡易的に判定することができる。
なお、第1実施形態では、感光ドラム31が感光体に相当し、LEDヘッド40が露光手段(LEDが発光素子)に相当する。また、S103〜S108の処理を実行する制御部70が判定手段に相当する。
次に、第2実施形態について説明する。
[2−1.全体構成]
第2実施形態の画像形成装置1は、制御部70の実行する位置ずれ判定処理の内容が第1実施形態の画像形成装置1と相違する。その他、基本的な構成は第1実施形態と共通しているため、共通部分については同一の符号を流用するとともに説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態の画像形成装置1で実行される処理の概要について説明する。
第2実施形態の画像形成装置1は、位置ずれなしの状態及び位置ずれありの状態のうちいずれであるかを判定する判定方法が第1実施形態の画像形成装置1と相違する。すなわち、第1実施形態の画像形成装置1では、位置ずれなしの状態及び位置ずれありの状態のうちいずれであるかの判定を、濃度パッチPの測定結果が位置ずれ特性を有するか否かにより行うようにしている。
低濃度部確認画像110Kには、正方形の枠113の中に4個の目視用ドット112が配置された確認マーク111が、縦横にそれぞれ4個ずつ(計16個)配置されており、各確認マーク111における目視用ドット112の大きさは、その確認マーク111の配置位置に応じて異なっている。
次に、第1実施形態の位置ずれ判定処理(図9)に代えて制御部70が実行する位置ずれ判定処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。この位置ずれ判定処理は、第1実施形態と同様、画像形成装置1の電源がオンされたことを契機に実行される。
続いて、S202では、S201で搬送ベルト23上に形成した濃度パッチPの濃度を内部センサ60で測定するための処理を行う。なお、S201,S202の処理は、キャリブレーション処理として実行される処理である。
続いて、S204では、CMYK各色の濃度パッチPの測定結果の中に、位置ずれ特性を有する色が存在するか否かを判定する。
一方、S204で、位置ずれ特性を有する色が1色でも存在すると判定した場合には、S205へ移行し、目視確認用画像100を用紙4に印刷する処理を行う。
そして、S207で、判定結果が「ずれあり」でないと判定した場合には、S208へ移行し、位置ずれなしの状態であると判定する。その後、S210へ移行する。
S210では、CMYK4色すべてについて判定結果を入力したか否かを判定する。
[2−4.効果]
以上説明したように、第2実施形態の画像形成装置1では、濃度パッチPの濃度を測定し、その測定結果が位置ずれ特性を有することを条件として(S204:YES)、LEDヘッド40の焦点の位置が正常でない(位置ずれありの状態である)と判定する(S209)。具体的には、測定結果が位置ずれ特性を有する場合には(S204:YES)、目視確認用画像100を用紙4に印刷し、この目視確認用画像100に基づきユーザから入力される指示(判定結果)に従い、位置ずれあり/なしの状態を判定する(S205〜S209)。
り偶然生じたような場合にも、誤判定を防止することが可能となる。
なお、第2実施形態では、S203〜S211の処理を実行する制御部70が判定手段に相当する。
次に、第3実施形態について説明する。
[3−1.全体構成]
第3実施形態の画像形成装置1は、第2実施形態の位置ずれ判定処理(図13)に代えて、パッチ判定処理(図14(A))及びユーザ判定処理(図14(B))を実行する点が第2実施形態の画像形成装置1と相違する。その他、基本的な構成は第2実施形態と共通しているため、共通部分については同一の符号を流用するとともに説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第3実施形態で実行するパッチ判定処理(S301〜S305)は、第2実施形態の位置ずれ判定処理(S201〜S211)からS206〜S211の処理を除いたものである。一方、第3実施形態で実行するユーザ判定処理(S401〜S406)は、第2実施形態の位置ずれ判定処理(S201〜S211)のうちS206〜S211の処理と同一である。つまり、第3実施形態の画像形成装置1は、第2実施形態の位置ずれ判定処理(図13)を、パッチ判定処理(図14(A))及びユーザ判定処理(図14(B))の2つに分けて実行する。
以上説明した第3実施形態の画像形成装置1によれば、第2実施形態の画像形成装置1と同様の効果が得られる。特に、第3実施形態の画像形成装置1では、目視確認用画像100が印刷された場合にも、判定結果の入力を行う必要がないため、ユーザが煩雑な操作を強いられないようにすることができる。
なお、第3実施形態では、S303〜S305,S401〜S406の処理を実行する制御部70が判定手段に相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
装置1を例示したが、これに限定されるものではなく、中間転写ベルトに形成する構成であってもよく、また、用紙4等の被記録媒体に形成する構成であってもよい。
加えて、上記各実施形態では、本発明の判定装置を画像形成装置1の構成要素とした場合について例示したが、これに限定されるものではなく、画像形成装置とは別体のものとしてもよい。例えば、画像形成装置に対応するプリンタドライバがインストールされたパーソナルコンピュータを、本発明の判定装置として機能させることも可能である。具体的には、画像形成装置1からパーソナルコンピュータへ濃度パッチPの測定結果を送信し、その測定結果に基づく判定をパーソナルコンピュータ側で行う構成であれば、前述した位置ずれ判定処理と同様の処理をパーソナルコンピュータで実行することが可能となる。
Claims (6)
- 複数の発光素子で感光体の表面を露光する露光手段により前記感光体の表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置における前記露光手段の焦点の位置が正常であるか否かを判定する判定装置であって、
前記画像形成装置により形成された複数段階の濃度を表す濃度パッチの濃度の測定結果が、低濃度の濃度パッチが正常時の濃度よりも薄くかつ高濃度の濃度パッチが正常時の濃度よりも濃い濃度特性を有することを条件として、前記露光手段の焦点の位置が正常でないと判定する判定手段を備えること
を特徴とする判定装置。 - 前記画像形成装置は、複数段階の濃度を表す濃度パッチを形成してその濃度を測定することにより画像形成特性を補正するキャリブレーション処理を行うものであり、
前記測定結果は、前記キャリブレーション処理のために形成された濃度パッチの測定結果であること
を特徴とする請求項1に記載の判定装置。 - 前記判定手段は、前記測定結果が前記濃度特性を有する場合には、その濃度特性をユーザに視認させるための画像を形成し、この画像に基づきユーザから入力される指示に従い、前記露光手段の焦点の位置が正常であるか否かを判定すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の判定装置。 - 前記判定手段は、前記測定結果に基づく測定濃度ラインと、正常時の濃度に基づく正常濃度ラインとの差の積分値に基づき、前記濃度特性を有するか否かを判定すること
を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の判定装置。 - 複数の発光素子で感光体の表面を露光する露光手段により前記感光体の表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置であって、
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の判定装置を備えること
を特徴とする画像形成装置。 - 複数の発光素子で感光体の表面を露光する露光手段により前記感光体の表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させて画像を形成する画像形成装置における前記露光手段の焦点の位置が正常であるか否かを判定する判定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記画像形成装置により形成された複数段階の濃度を表す濃度パッチの濃度の測定結果が、低濃度の濃度パッチが正常時の濃度よりも薄くかつ高濃度の濃度パッチが正常時の濃度よりも濃い濃度特性を有することを条件として、前記露光手段の焦点の位置が正常でないと判定する判定手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とするプログラム。
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