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JP5083945B2 - U字溝切断用レール位置決め装置 - Google Patents
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JP5083945B2 - U字溝切断用レール位置決め装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レールを固定する位置決め装置、特にU字溝の所定箇所を切断する切断機本体の移動用レールの位置決めを行う装置に関する。
車道の側部にはU字溝が設けられており、雨水を導き入れているが、最近は車の増加と車体の重量増加によって、U字溝の縁部が破損してしまうことがある。そこでU字溝の縁部を切断して取除き、新しい縁部に取り替えるためのU字溝切断装置が使用に供されている。
本出願人によりU字溝切断装置が先に提案されている(特許文献1)。このU字溝切断装置はU字溝内の下部に配置したジャッキの伸縮部先端でU字溝側壁を押圧して固定し、ジャッキの上に走行用のレールを載置する。このレールの上に走行自在な架台を設け、該架台にU字溝の内側上部に切込みを行うための切込駆動装置と、前記レールに沿って走行させるための送り駆動装置とで構成される切断機本体を配設して切断作業を行い、U字溝の切断作業が早く綺麗に仕上がっている。
しかし、レールはジャッキの中央固定部に載置されるため、U字溝の内幅が異なる際は、切込駆動装置の切込角度を大きくふらねばならず、装置に負荷をかけることがあり、時には切断機本体を大きなものに交換しなければならなかった。
また、U字溝の切断機本体には、油圧モータ又は電動モータへのエネルギー供給のための電気ケーブル又は油圧ホースが切断刃の無い後部に連結されており、屈曲したU字溝や行き止まりとなったU字溝では、ケーブルやホースが邪魔をすることがあった。
特開2006−192677号公報
本発明は、上記問題を解決するために、切断機本体を移動させるレールの位置を移動可能として、切込駆動装置の切込角度を小さくし負荷を小さくし、切断機本体の交換をしなくてすむと共にU字溝の幅の影響を無くしたU字溝切断装置を提供することを目的とする。
また、レールを基盤板から取り外してレールごと切断機本体の向きを変え、再びレールを基盤板に固定して全ての箇所のU字溝を切断可能とした装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、U字溝の所定位置を切断する切断機本体の移動用レールの位置決めを行うU字溝切断用レール位置決め装置において、U字溝(2)内に設置されたレール(3)と、該レール(3)を位置決めする固定装置と、前記レール(3)上に走行自在に設けた架台(4)と、該架台(4)上に設置された、U字溝(2)の内側上部に切込みを行うための切込駆動装置(6)と、前記レール(3)に沿って走行させるための送り駆動装置(7)とで構成される切断機本体(5)とを備え、前記固定装置は、固定部材(81)とその両側に伸縮自在に設けられた保持部材(82)とを有するレール支持体(8)とからなり、前記固定部材(81)には基盤板(9)が固着された締結部材(91)が固定され、前記保持部材(82)はU字溝(2)の内部側面を押圧してレール支持体(81)を固定し、前記基盤板(9)にレール(3)の下面が載置されており、前記基盤板(9)を固着している締結部材(91)を緩め、レール支持体(8)の固定部材(81)の上で締結部材(91)を左右方向にスライドした後、締結部材(91)を固定部材(81)に固定することで、基盤板(9)上に載置されたレール(3)をU字溝(2)内で移動可能に設置させるようになっている。
また本発明によれば、U字溝の所定位置を切断する切断機本体の移動用レールの位置決めを行うU字溝切断用レール位置決め装置において、U字溝(2)内に設置されたレール(3)と、該レール(3)を位置決めする固定装置と、前記レール(3)上に走行自在に設けた架台(4)と、該架台(4)上に設置された、U字溝(2)の内側上部に切込みを行うための切込駆動装置(6)と、前記レール(3)に沿って走行させるための送り駆動装置(7)とで構成される切断機本体(5)とを備え、前記固定装置は、固定部材(81)とその両側に伸縮自在に設けられた保持部材(82)とを有するレール支持体(8)とからなり、前記固定部材(81)には基盤板(9)が固着された締結部材(91)が固定され、前記保持部材(82)はU字溝(2)の内部側面を押圧してレール支持体(81)を固定し、前記基盤板(9)にレール(3)の下面が載置されており、前記締結部材(91)を介する基盤板(9)に載置されたレール(3)を外し、レールの向きを変えて再び基盤板(9)に載置し、切断刃(51)によるU字溝(2)内部側壁の切断方向を変えるようになっている。
請求項1に係る発明によれば、切断機本体が移動走行するレールを固定するため、固定部に固定される基盤板とU字溝の内部側面を押圧し伸縮自在な保持部とでレール支持体を構成したので、レール支持体はU字溝の大小等の形状に関係なくU字溝内部の任意の位置に場所をとらず確実に固設することができる。
請求項2に係る発明によれば、レールを載置する基盤板はレール支持体の固定部間で移動自在であるから切断機本体をU字溝の幅の任意の位置で設置でき、かつレールを移動させることができる。
請求項3に係る発明によれば、レールを基盤板から簡単に取り外して切断機本体の向きを変えられるので、ケーブルやホース等に邪魔されず屈曲したU字溝や行き止まりのU字溝でも全て切断できる。
請求項4に係る発明によれば、切断刃は取付側片面のみのフランジで固着されているので、切断刃の多面に突起物が無くレールの高さ位置近傍までの深い位置を切断でき、かつ切断刃の交換時に取付部品を紛失することがなく早く交換できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のU字溝切断装置用レール位置決め装置の一実施形態を示す断面正面図、図2の図1のレール位置決め装置の側面図である。
図1及び図2において、全体を符号Aで示すU字溝切断装置用レール位置決め装置は、U字溝2内の下方部分に配置可能とされ、レール3と、レール3をU字溝の所定位置に固設支持するレール支持体8を有する。
レール支持体8は、切断箇所に応じて設置場所が決まるもので、U字溝内の何れの場所にも固設可能である。
レール3上に切断機本体5を含む移動部分1がガイドされて移動する。即ち、移動部分1は、図2に示すように、レール3に係合しつつ、レール3上を移動可能に設けられた架台4と、該架台上に設置されたU字溝2の内側即ち内側壁を部分的に切断する切断機本体5と、該架台4上に設置され、該切断機本体5の先端部を左右に揺動させ、U字溝2の内側に切込みを形成する切込駆動装置6と、該架台4上に設置され、移動部分1全体を前記レール3に沿って移動させる送り駆動装置7とで構成されている。
レール3は、例えばレール床材31と、該レール床材31の両側面に溶接等により固着された一対のレール部材32とを有する。図示例ではレール床材31は角鋼管で構成され、レール部材32は等辺山形鋼で構成されている。
架台4は、切断機本体5等の移動部分1の主要部を載置するために、筐体として形成されている。架台4の下方には、複数(図示の例では6本)の架台脚41が設けられている。架台脚41の下端には、ガイドローラ42が架台脚41に対して回転自在に軸支されている。
詳細には、架台4の下方には、先端にガイドローラ42を回転自在に軸支した架台脚41が、U字溝2の長さ方向(溝の流れ方向)に2列に配置されており、2列のうちのU字溝2における幅方向で対称位置の各対のガイドローラ42が、レール部材32の等辺山形鋼の三角頂点に係合し、且つレール3を各対のガイドローラ42、42で挟み込むように構成されている。
切断機本体5は、複数サイズの直径を有し交換可能な円盤状の切断刃51と、該切断刃51を回転駆動させる切断刃駆動用モータ52と、該切断刃駆動用モータ52の回転数を落とすための減速機53と、一端が減速機53に接続され、減速機53の回転方向を直角に変換する回転方向変換機54と、該回転方向変換機54の他端に接続され切断刃軸を収容する切断刃コラム55とを備えている。
切込駆動装置6は、旋回台61と、減速機62を備えた切り込み用駆動モータ63とで構成される。
送り駆動装置7は、送り用電動機71と、該電動機71の回転速度を減速する減速機72と、該減速機72の出力軸に取り付けられたスプロケット73を有している。スプロケット73は、レール3に取り付けられたチェーン33に係合して、ガイドローラ42、即ち移動部分1をレール3に沿って移動可能としている。
なお、駆動用動力源としては本実施形態では電動機を用いたが、電気に限らず油圧を用いても良く、この場合は油圧作動のための公知の機器が用いられる。
図6に示すように、チェーン33はエンドレスでなく不連続であり、その不連続部分の2箇所の端部が固定具34によってレール3のレール床材31上に固定されている。
図3に示すように、前記レール3を支持するレール支持体8は、断面が円形のパイプからなる細長い固定部材81と、該固定部材81内にその両端から伸縮自在すなわち進退自在に挿入された保持部材82を有する。
固定部材81の長さは、切断作業をするU字溝2の幅によって変えなければならないが、複数サイズを用意すれば十分である。
固定部材81の端部に螺旋孔831が穿設されており、螺旋孔831に固定ボルト83を螺着し、伸縮長さを調整した保持部材82の軸棒85を押圧固定する。
保持部材82はU字溝2の内壁を押圧する押圧部材84と、該押圧部材84に連結され、前記パイプで構成された固定部材82内に出入自在な軸棒85と、固定部材82の端部に回転自在に設けられ、該軸棒85に螺合した長さ調整用のナット86を有する。
長さ調整用のナット86を回転することにより、保持部材82の軸棒85に伸長方向の力を与えて押圧部材84をU字溝3の内壁に押圧させ、レール支持体8を固定させて移動部分1の高さ位置を決める。
前記ナット86は、固定部材81に固定し、軸棒85を回転自在とすることにより該軸棒85を固定部材81に対し出入自在としてもよい。
前記レール支持体8の固定部材81に、図4、5に示すように、締結部材91を介して矩形の基盤板9が固定されている。締結部材91は一対の半円筒状のクランプ部材91a、91bを有しており、夫々のクランプ部材91a、91bは、内側即ち内面が固定部材81を把持するように円形で、外側が台形をなしている。クランプ部材91a、91bの内側は、固定部材81の外形に応じて成形される。
2分割されたクランプ部材91a、91bは、締結部材により締結することによりそれらの内面でレール支持体8の固定部材81を把持固定する。即ち、クランプ部材91a、91bの一端は互いにピン911により回転自在に連結されており、クランプ部材91aの他端にピン912により締結ボルト913を枢支し、該締結ボルト913をクランプ部材91bの他端に設けた開放溝(図示せず)に挿通し、ナット914を螺合することにより、クランプ部材91a、91bは、それらの内面でレール支持体8の固定部材81を把持固定することになる。
レール支持体8の上側に配置される一方のクランプ部材91aには、固定ボルト92が外側に向かって突設されている。
基盤板9は、長方形の板状体であり、その長辺は固定部材81の伸長方向乃至軸方向と平行であり、その両面は好ましくは平滑な面とされている。
基盤板9の長手方向の両端部に前記固定ボルト92が貫通するボルト挿通孔921が穿設され、該ボルト挿通孔921に前記クランプ部材91aに突設された固定ボルト922を挿通し、ナット921を螺合することにより、基盤板9はクランプ部材91aに固定され、結果的にレール支持体8の固定部材81に固定されることになる。
該基盤板9の上面にレール3が載置され、必要に応じて、図示しない固定手段により両者を固定させる。
なお、レール支持体8を本実施形態では断面円形のパイプとしたが、これに限らず、断面を長方形や正方形等の多角形に変形したものを使用しても構わない。
切断機本体5の回転方向変換機54における他端に接続された切断刃軸に固着される切断刃51は、図7(a)に示すように、切断刃軸側となる切断機本体5側の中心部に孔部56とその周辺に、例えば、6箇所に螺設されたねじ孔にボルトを螺着して、切断刃51と固着した円柱状のボス乃至フランジ57が設けられ、図7(b)に示すように、反対のレール3側は、中心部に孔部56と周囲6箇所にねじ孔が設けられているが、突出部分の無い切断刃51のみの表面が現れる。
以上のような構成からなるU字溝切断用レール位置決め装置Aの作用を説明する。
補修すべきU字溝3内部の設定位置に、レール支持体8の軸棒85を伸長して、押圧部材84をU字溝内壁に当接し、次に、保持部材82と固定部材81を固定してレール支持体8を動かないようにする。
レール支持体8を予め基盤板9が固定された締結部材91で挟み込んで固定する。必要に応じ締結部材91でレール支持体8を挟持固定した後に、基盤板9を締結部材91にボルト92、ナット922で固定してもよい。
基盤9の上面にレール3を載置し、更にレール3に移動部分1を設置して切断作業を行う。切断作業は、U字溝2の上縁部から内側壁上部まで、即ち内側壁の保持部材82の高さ近傍まで行うことができる。その際、U字溝の幅に応じて切断機本体5における切込駆動装置6の左右揺動操作を行う。
U字溝の幅が広く、切断機本体5における切込駆動装置6の左右揺動操作だけでは、左右両方のU字溝2側壁を切断できないときは、レール支持体8の固定部材81と固定している締結部材91を緩め、切断できない側の方に締結部材91を固定部材81上でスライドした後、締結部材91を固定部材81に固定することで、1台の切断機5のみで、かつ締結部材91の左右の移動に伴うレール3の移動のみで、切断作業を行うことができる。
U字溝3は全て直線とは限らず途中で屈曲したり、或いは行き止まりになっていることがある。このような場合、直線部分のU字溝2側壁を切断した後、基盤板9から移動部分1を載せた状態のままのレール3を持ち上げ、レール3の向きを変えて、再度基盤板9に載置固定し側壁切断を再開する。
即ち、ケーブルやホース等が切断機本体5の後方に配設されていて、切断の邪魔になって全て切断できなかった従来技術に対して、ケーブル等の配設を考慮する必要がなくなり、簡単に作業を行うことができる。
また、切断作業開始時や終了時、或いは切断刃51が破損した時は、切断刃軸とフランジ57との螺着を解除するだけで、切断刃51の取り外し、交換を簡単に行うことができる。
さらに、切断刃51の下面には何の突起物が無いので、U字溝2内側壁の底面に近い部分までの深い場所も切断可能である。
本発明の実施形態におけるU字溝切断装置用レール位置決め装置の断面正面図。 図1のレール位置決め装置の側面図。 レール支持体の平面図。 固定部材、締結部、基盤板の関係示す斜視図。 固定部材を断面で示す締結部と基盤板の関係示す図。 チェーンを含むレールの平面図。 切断刃の面を示す図で、(a)はその表面を示し、(b)は裏面を示す。
符号の説明
1・・・移動部分
2・・・U字溝
3・・・レール
31・・・レール床材
32・・・レール部材
4・・・架台
42・・・ガイドローラ
5・・・切断機本体
6・・・切込駆動装置
7・・・送り駆動装置
8・・・レール支持体
81・・・固定部材
82・・・保持部材
84・・・押圧部材
9・・・基盤板
91・・・締結部材
91a、91b・・・クランプ部材

Claims (2)

  1. U字溝の所定位置を切断する切断機本体の移動用レールの位置決めを行うU字溝切断用レール位置決め装置において、U字溝(2)内に設置されたレール(3)と、該レール(3)を位置決めする固定装置と、前記レール(3)上に走行自在に設けた架台(4)と、該架台(4)上に設置された、U字溝(2)の内側上部に切込みを行うための切込駆動装置(6)と、前記レール(3)に沿って走行させるための送り駆動装置(7)とで構成される切断機本体(5)とを備え、前記固定装置は、固定部材(81)とその両側に伸縮自在に設けられた保持部材(82)とを有するレール支持体(8)とからなり、前記固定部材(81)には基盤板(9)が固着された締結部材(91)が固定され、前記保持部材(82)はU字溝(2)の内部側面を押圧してレール支持体(81)を固定し、前記基盤板(9)にレール(3)の下面が載置されており、前記基盤板(9)を固着している締結部材(91)を緩め、レール支持体(8)の固定部材(81)の上で締結部材(91)を左右方向にスライドした後、締結部材(91)を固定部材(81)に固定することで、基盤板(9)上に載置されたレール(3)をU字溝(2)内で移動可能に設置させたことを特徴とするU字溝切断用レール位置決め装置。
  2. U字溝の所定位置を切断する切断機本体の移動用レールの位置決めを行うU字溝切断用レール位置決め装置において、U字溝(2)内に設置されたレール(3)と、該レール(3)を位置決めする固定装置と、前記レール(3)上に走行自在に設けた架台(4)と、該架台(4)上に設置された、U字溝(2)の内側上部に切込みを行うための切込駆動装置(6)と、前記レール(3)に沿って走行させるための送り駆動装置(7)とで構成される切断機本体(5)とを備え、前記固定装置は、固定部材(81)とその両側に伸縮自在に設けられた保持部材(82)とを有するレール支持体(8)とからなり、前記固定部材(81)には基盤板(9)が固着された締結部材(91)が固定され、前記保持部材(82)はU字溝(2)の内部側面を押圧してレール支持体(81)を固定し、前記基盤板(9)にレール(3)の下面が載置されており、前記締結部材(91)を介する基盤板(9)に載置されたレール(3)を外し、レールの向きを変えて再び基盤板(9)に載置し、切断刃(51)によるU字溝(2)内部側壁の切断方向を変えるようにしたことを特徴とする切断用レール位置決め装置。
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