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JP5084271B2 - 自転車用錠装置の取付け構造および自転車 - Google Patents
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JP5084271B2 - 自転車用錠装置の取付け構造および自転車 - Google Patents

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Description

本発明は、サークル錠等の自転車用錠装置を自転車のフレームに設けられた取付用台座に取り付ける直付け型式の自転車用錠装置の取付け構造および自転車用錠装置の取付け構造を備えた自転車に関する。
従来、この種の自転車用錠装置の取付け構造としては、例えば自転車にサークル錠を取付けたものがある。すなわち、下記特許文献1の第3図に示されるように、サークル錠に取付用バンドを左右一対設け、自転車のフレームの左右一対のバックホークを取付用バンドで挟んでサークル錠を取付けたバンド取付け型式のものがある。このようなバンド取付け型式のものでは、取付け構造が複雑になったり、取付け作業が面倒であるため、バンド取付け型式とは別の取付け型式として、図26(a)に示すような直付け型式のものがある。
すなわち、直付け型式では、自転車のフレームの左右一対のバックホーク73間に馬蹄形状のブリッジ74が架設されており、ブリッジ74にサークル錠71が左右一対の取付ねじ75によって締結されて直付けされている。
尚、直付け型式のものについては、例えば下記特許文献1の第1図に記載されている。
実開平3−38294号公報
しかしながら前記の従来形式では、自転車を走行しているときの振動やサークル錠71の施錠および開錠操作の際の衝撃等によって取付ねじ75が緩み、万一、いずれか一方の取付ねじ75が脱落した場合、図26(b)に示すように、残った他方の取付ねじ75を中心にしてサークル錠71が矢印方向へ回動し、サークル錠71の本体71aが後輪76に巻き込まれ、サークル錠71や後輪76のスポーク77が損傷するという課題を有していた。
本発明は、直付け型式であって、万一、片方のねじが脱落しても、自転車用錠装置が回動して車輪に巻き込まれることを防止できる自転車用錠装置の取付け構造および自転車を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、錠装置が左右に振り分けられたねじにより取付用台座に締結され、錠装置が左右片方のねじを中心に回動することを防止するための回り止め部材が錠装置に設けられ、回り止め部材は前記回動方向において取付用台座に係止し、錠装置が取付用台座から浮上ることを防止するための浮上り防止部材が回り止め部材に設けられ、浮上り防止部材は取付用台座に裏側から係合するものである。
本構成によると、万一、ねじが緩んで、左右いずれか一方のねじが脱落しても、回り止め部材が取付用台座に係止しているため、錠装置が回動して車輪に巻き込まれることを防止でき、安全性が向上する。
以上のように本発明によると、万一、ねじが緩んで、左右いずれか一方のねじが脱落しても、回り止め部材が取付用台座に係止しているため、錠装置が回動して車輪に巻き込まれることを防止でき、安全性が向上する。
本第1発明は、車輪のスポーク間に閂を挿入して車輪の回転を阻止する馬蹄形の自転車用錠装置が自転車のフレームに取付用台座を介して取付けられる自転車用錠装置の取付け構造であって、錠装置が左右に振り分けられたねじにより取付用台座に締結され、錠装置が左右片方のねじを中心に回動することを防止するための回り止め部材が錠装置に設けられ、回り止め部材は前記回動方向において取付用台座に係止し、錠装置が取付用台座から浮上ることを防止するための浮上り防止部材が回り止め部材に設けられ、浮上り防止部材は取付用台座に裏側から係合するものである。
これによると、万一、ねじが緩んで、左右いずれか一方のねじが脱落しても、回り止め部材が取付用台座に係止するため、錠装置が前記脱落した左右一方のねじとは反対側の左右他方のねじを中心に回動することは防止される。したがって、錠装置が回動して車輪に巻き込まれることを防止できる。
この際、浮上り防止部材が取付用台座に裏側から係合して錠装置が取付用台座から浮上ることを防止しているため、錠装置が取付用台座から浮上って回り止め部材が取付用台座から離脱し前記のような回動防止機能が働かなくなるといった不具合の発生を防止することができる。
また、錠装置をねじによって取付用台座に直に締結することにより、前記従来のバンド取付け型式のものに比べて、錠装置の取付け構造が簡素化され、錠装置の取付け作業が容易に行える。
本第2発明は、取付用台座は馬蹄形状に形成され、回り止め部材は、錠装置の内周部に設けられて、回動方向において取付用台座の内周縁に係止するものである。
これによると、回り止め部材を錠装置の内周部に設けているため、回り止め部材を錠装置の外周部に設けた場合と比べて、手で錠装置を施錠又は開錠操作する際、手が回り止め部材に接触し難くなり、安全性が向上する。
本第3発明は、回り止め部材は、錠装置に少なくとも左右一対設けられ、左右一対のねじ間を通る直線上に位置しているものである。
これによると、万一、ねじが緩んで、左右いずれか一方のねじが脱落しても、左右一対の回り止め部材が取付用台座に係止するため、錠装置が前記脱落した左右一方のねじとは反対側の左右他方のねじを中心に回動することは防止される。
この際、左右一対の回り止め部材は左右一対のねじ間を通る直線上に位置しているため、錠装置の前記回動方向へのがたつきが減少する。
本第発明は、前記第1発明から第発明のいずれか1項に記載の自転車用錠装置の取付け構造を備えたことを特徴とする自転車である。
以下、本発明における実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
先ず、実施の形態1を図1〜図7を参照しながら説明する。
図1に示すように、1は自転車であり、フレーム2の前後に、前輪3と後輪4とを備えている。フレーム2の左右一対のバックホーク6には取付用台座7(ブリッジ)が架設されている。取付用台座7には、自転車用の馬蹄形の錠装置8(サークル錠)が取付けられている。
図2〜図4に示すように、前記錠装置8は、後輪4のスポーク5間に閂11を挿入して後輪4の回転を阻止するものであり、馬蹄形の筒状構造をした本体ケース12と、本体ケース12内に設けられた出退自在な前記閂11と、閂11に設けられた操作用つまみ13と、開錠時に閂11を本体ケース12内へ退入させるためのリターン用ばね(図示省略)と、鍵14が差し込まれる鍵穴15等を有している。本体ケース12の内周部には、左右一対の円弧形状の取付板部16が形成され、これら両取付板部16には取付孔17が形成されている。また、両取付板部16の裏面にはそれぞれ、複数の突起部18(図4(b),図6参照)が形成されている。
操作用つまみ13を操作して、閂11の先端部を本体ケース12から突出させて後輪4のスポーク5間に挿入させ、鍵14を鍵穴15から引き抜くことによって、錠装置8が施錠される。また、鍵14を鍵穴15に差し込んで回すことによって、閂11がリターン用ばねの付勢力により後輪4のスポーク5間から脱抜されて本体ケース12内に退入し、これにより、錠装置8が開錠される。
図4(a)に示すように、取付用台座7は、馬蹄形の台板21と、バックホーク6に溶接等で取付けられた複数の脚部22とで構成されている。尚、台板21は、左右一対の側板部34a,34bと、両側板部34a,34bの上部間に連結された連結板部35とで構成されている。台板21には左右一対のねじ孔23が形成されている。
前記錠装置8は、取付用台座7の台板21上に載置され、左右一対のねじ25a,25bをそれぞれ取付孔17に挿入してねじ孔23に螺合することで、取付用台座7に締結されている。
図2に示すように、錠装置8には左右一対の回り止め部材26a,26bが設けられている。これら回り止め部材26a,26bは、錠装置8が左右片方のねじ25a,25bを中心とした回動方向A,Bへ回動するのを防止するためのものである。尚、回動方向Aは左右一方のねじ25aを中心とした錠装置8の回動方向を示し、回動方向Bは左右他方のねじ25bを中心とした錠装置8の回動方向を示している。図5に示すように、両回り止め部材26a,26bはそれぞれ、取付板30と、取付板30から屈曲された回り止め板31とでL形に構成されている。取付板30には複数の挿入孔32が形成されている。
図4,図6に示すように、各回り止め部材26a,26bの取付板30を錠装置8の取付板部16の裏面に当て付け、取付板部16の突起部18を取付板30の挿入孔32に挿入し、突起部18の先端部分をかしめる(コーキングする)ことによって、両回り止め部材26a,26bが錠装置8の両取付板部16の裏側に取付けられる。
尚、前記突起部18は、元来、バンド取付け型式において、錠装置8に取付用バンドを設ける際に利用されているものである。
錠装置8を取付用台座7に締結した状態では、図7に示すように、両回り止め部材26a,26bの回り止め板31が、前記回動方向A,Bにおいて、取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁に係止している。また、図2(a)に示すように、両回り止め部材26a,26bは、左右一対のねじ25a,25b間を通る左右方向の直線L上に位置している。
以下、上記構成における作用を説明する。
錠装置8を開錠している状態で、万一、ねじ25a,25bが緩んで、左右いずれか一方のねじ25aが脱落しても、両回り止め部材26a,26bの回り止め板31が取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁に係止するため、錠装置8が他方のねじ25bを中心に回動方向Bへ回動することは防止される。これにより、錠装置8の本体ケース12の一端部が後輪4に巻き込まれるという不具合を防止することができる。
また、他方のねじ25bが脱落した場合、同様に、錠装置8が一方のねじ25aを中心に回動方向Aへ回動することは防止され、錠装置8の本体ケース12の他端部が後輪4に巻き込まれるという不具合を防止することができる。
また、錠装置8を2本のねじ25a,25bによって取付用台座7に直に締結することにより、前記従来のバンド取付け型式のものに比べて、錠装置8の取付け構造が簡素化され、錠装置8の取付け作業が容易に行える。
また、図2(a)に示すように、両回り止め部材26a,26bは両ねじ25a,25b間を通る直線L上に位置しているため、錠装置8の前記回動方向A,Bへのがたつきが減少する。
さらに、両回り止め部材26a,26bは錠装置8の本体ケース12の内周部に設けられているため、回り止め部材26a,26bを本体ケース12の外周部に設けた場合と比べて、手で操作用つまみ13を操作して錠装置8を施錠又は開錠操作する際、手が回り止め部材26a,26bに接触し難くなり、安全性が向上する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2を図8〜図12を参照しながら説明する。
図8に示すように、両回り止め部材26a,26bの回り止め板31の先端部には、左右外側方へ折り返された浮上り防止片37(浮上り防止部材の一例)が設けられている。図9,図10に示すように、ねじ25a,25bを用いて錠装置8を取付用台座7に取付けた状態において、各浮上り防止片37は取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁の裏面に係合している。
以下、上記構成における作用を説明する。
万一、ねじ25a,25bが緩んで、左右いずれか一方のねじ25aが脱落しても、両回り止め部材26a,26bの回り止め板31が取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁に係止するため、錠装置8が他方のねじ25bを中心に回動方向Bへ回動することは防止される。
また、他方のねじ25bが脱落した場合、同様に、錠装置8が一方のねじ25aを中心に回動方向Aへ回動することは防止される。
この際、図10に示すように、各浮上り防止片37は取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁の裏面に係合して錠装置8が取付用台座7から浮上ることを防止している。このため、錠装置8が前記取付用台座7から浮上って回り止め部材26a,26bの回り止め板31が前記側板部34a,34bから離脱し前記のような回動防止機能が働かなくなるといった不具合の発生を防止することができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3を図13〜図18を参照しながら説明する。
図13に示すように、取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁にはそれぞれ、内側に向かって突出した上下一対の凸部41,42が形成され、上部の凸部41と下部の凸部42との間には凹部43が形成されている。また、前記台板21の連結板部35の外周縁の上端部には凹部44が形成されている。
錠装置8には回り止め部材26a,26b,26cが設けられている。これら回り止め部材26a〜26cは、錠装置8が回動方向A,B(図15(a)参照)へ回動するのを防止するためのものである。このうち、左右一対の回り止め部材26a,26bは、前記実施の形態1,2と同様に、錠装置8の両取付板部16の裏面に取付けられている。また、回り止め部材26cは錠装置8の本体ケース12の上端部裏面に取付けられている。
図16に示すように、各回り止め部材26a〜26cはそれぞれ取付板30とフック体45とで構成されている。フック体45は、取付板30から直角に屈曲された基板部46と、基板部46の先端から取付板30に向かって折り返されて山形状に傾斜した抜止板部47(浮上り防止部材の一例)と、抜止板部47の遊端に形成された係止片48とを有している。尚、抜止板部47は、その頂点47aと基板部46との間隔D1が拡縮する方向に、弾性変形自在である。また、前記間隔D1は、係止片48の付け根部分と基板部46との間隔D2よりも大きく設定されている。
左右一対のねじ25a,25bを用いて錠装置8を取付用台座7に締結した状態において、図15,図17に示すように、左右一対の回り止め部材26a,26bのフック体45がそれぞれ取付用台座7の左右両側板部34a,34bの凹部43に表側から裏側へ挿入されて嵌め込まれ、これら回り止め部材26a,26bの係止片48が側板部34a,34bの内周縁に係止するとともに、図18に示すように、上端部の回り止め部材26cのフック体45が凹部44に表側から裏側へ挿入されて嵌め込まれ、この回り止め部材26cの係止片48が連結板部35の外周縁に係止している。
以下、上記構成における作用を説明する。
これによると、万一、ねじ25a,25bが緩んで、左右いずれか一方のねじ25aが脱落しても、左右一対の回り止め部材26a,26bのフック体45が取付用台座7の側板部34a,34bの内周縁に係止するとともに、上端部の回り止め部材26cのフック体45が取付用台座7の連結板部35の外周縁に係止するため、錠装置8が他方のねじ25bを中心に回動方向Bへ回動することは防止される。
また、他方のねじ25bが脱落した場合、同様に、錠装置8が一方のねじ25aを中心に回動方向Aへ回動することは防止される。
また、取付用台座7の裏側から表側への方向をフック体45の引き抜き方向Cとすると、この引き抜き方向Cにおいて、左右一対の回り止め部材26a,26bの抜止板部47が前記側板部34a,34bの内周縁に裏側から係合するとともに、上端部の回り止め部材26cの抜止板部47が前記連結板部35の外周縁に裏側から係合する。これにより、万一、全てのねじ25a,25bが脱落した場合であっても、左右一対の回り止め部材26a,26bのフック体45が凹部43から引き抜き方向Cへ引き抜かれるのを防止するとともに上端部の回り止め部材26cのフック体45が凹部44から引き抜き方向Cへ引き抜かれるのを防止することができる。したがって、錠装置8が取付用台座7から脱落してしまうのを防止することができ、錠装置8が確実に取付用台座7の台板21に固定される。
尚、前記のように各回り止め部材26a〜26cのフック体45が各凹部43,44から引き抜き方向Cへ引き抜かれるのを防止することが可能であるため、錠装置8が取付用台座7から浮上るのを防止することができる。
前記実施の形態3では、ねじ25a,25bを用いて錠装置8を取付用台座7に締結しているが、各回り止め部材26a〜26cの強度が充分であれば、ねじ25a,25bを不要にしてもよい。
(実施の形態4)
次に、実施の形態4を図19〜図25を参照しながら説明する。
図19に示すように、取付用台座7の側板部34a,34bの外周縁にはそれぞれ、外側に向かって突出した凸部54が形成されている。また、取付用台座7の連結板部35には貫通孔55が形成されている。
錠装置8には回り止め部材26a,26b,26cが設けられている。これら回り止め部材26a〜26cは、錠装置8が回動方向A,B(図21(a)参照)へ回動するのを防止するためのものである。このうち、左右一対の回り止め部材26a,26bは、前記実施の形態1〜3と同様に、錠装置8の取付板部16の裏面に取付けられている。また、回り止め部材26cは、前記実施の形態3と同様に、錠装置8の本体ケース12の上端部裏面に取付けられている。
図22に示すように、左右一対の回り止め部材26a,26bはそれぞれ、取付板30と、取付板30から屈曲された回り止め板57とでL形状に構成されている。回り止め板57には、上下両端部と内側方とが開放された凹形状の差込溝58(浮上り防止部材の一例)が形成されている。
図23に示すように、回り止め部材26cは取付板30とフック体59とで構成されている。フック体59は、取付板30から屈曲されたL形状の基板部60と、基板部60の先端から折り返され且つ取付板30に向かって突出した楔状の抜止板部61と、抜止板部61の遊端に形成された係止片62(浮上り防止部材の一例)とを有している。尚、抜止板部61は、取付用台座7の裏側から、貫通孔55に対して嵌脱自在である。
左右一対のねじ25a,25bを用いて錠装置8を取付用台座7に締結した状態において、図21,図24に示すように、取付用台座7の左右両凸部54が左右一対の回り止め部材26a,26bの差込溝58に差し込まれているとともに、図21,図25に示すように、回り止め部材26cの抜止板部61が取付用台座7の裏側から貫通孔55に嵌め込まれ、回り止め部材26cの係止片62が連結板部35の裏面に当接している。
以下、上記構成における作用を説明する。
錠装置8を取付用台座7に取付ける際、図21(b)の矢印Dで示すように、錠装置8を取付用台座7の上方から台板21に沿って下降させ、図24に示すように、側板部34a,34bの凸部54を左右一対の回り止め部材26a,26bの差込溝58に差し込むとともに、図25に示すように、回り止め部材26cの抜止板部61を取付用台座7の裏側から連結板部35の貫通孔55に嵌め込む。その後、ねじ25a,25bを取付孔17に挿入してねじ孔23に螺合することで、錠装置8が取付用台座7に締結される。
万一、ねじ25a,25bが緩んで、左右いずれか一方のねじ25aが脱落しても、左右一対の回り止め部材26a,26bの回り止め板57が取付用台座7の台板21を左右両側から抱き込むとともに、回り止め部材26cの抜止板部61が台板21の貫通孔55に嵌まり込んでいるため、錠装置8が他方のねじ25bを中心に回動方向Bへ回動することは防止される。
また、他方のねじ25bが脱落した場合、同様に、錠装置8が一方のねじ25aを中心に回動方向Aへ回動することは防止される。
また、図24に示すように、側板部34a,34bの凸部54が回り止め部材26a,26bの差込溝58に差し込まれているとともに、図25に示すように、回り止め部材26cの係止片62が連結板部35の裏面に当接しているため、錠装置8が取付用台座7から浮上るのを防止することができる。
また、図21,図25に示すように、台板21に沿った下側から上側への方向を引き抜き方向Eとすると、この引き抜き方向Eにおいて、回り止め部材26cの抜止板部61が連結板部35の貫通孔55に嵌まり込んで引っ掛かる。これにより、万一、全てのねじ25a,25bが脱落した場合であっても、錠装置8が不用意に取付用台座7から引き抜き方向Eへ引き抜かれるのを防止することができる。したがって、錠装置8が取付用台座7から脱落してしまうのを防止することができ、錠装置8が確実に取付用台座7の台板21に固定される。
前記実施の形態4では、ねじ25a,25bを用いて錠装置8を取付用台座7に締結しているが、各回り止め部材26a〜26cの強度が充分であれば、ねじ25a,25bを不要にしてもよい。
前記各実施の形態では、取付用台座7をフレーム2のバックホーク6に設けているが、取付用台座7をフレーム2の前ホーク65(図1参照)に設け、錠装置8で前輪3の回転を阻止する自転車1であってもよい。
本発明は、サークル錠を取付用台座に直に取付ける直付け型式の取付け構造に最適であり、普通の自転車や電動自転車、その他特殊な自転車等、多種多様な自転車に適用できる。
本発明の実施の形態1における錠装置を取付けた自転車の側面図 実施の形態1であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面図、(b)はその側面図 実施の形態1であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態1であって、(a)は錠装置を取付用台座から取り外した状態での正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態1における錠装置の回り止め部材の斜視図 実施の形態1における錠装置と回り止め部材との連結部分の断面図 図2(a)におけるX−X矢視図 本発明の実施の形態2における錠装置の回り止め部材の斜視図 実施の形態2であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面図、(b)はその背面図 図9(a)におけるX−X矢視図 実施の形態2であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態2における錠装置を取付用台座から取り外した状態での裏面側の斜視図 実施の形態3であって、(a)は錠装置を取付用台座から取り外した状態での正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態3であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態3であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面図、(b)はその背面図 実施の形態3であって、(a)は錠装置の回り止め部材の斜視図、(b)は(a)におけるZ−Z矢視図 図15(a)におけるX−X矢視図 図15(a)におけるY−Y矢視図 実施の形態4であって、(a)は錠装置を取付用台座から取り外した状態での正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態4であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面側の斜視図、(b)はその裏面側の斜視図 実施の形態4であって、(a)は取付用台座に取付けられた錠装置の正面図、(b)はその背面図 実施の形態4であって、(a)は錠装置の回り止め部材の斜視図、(b)は(a)におけるZ−Z矢視図 実施の形態4であって、(a)は錠装置の回り止め部材の斜視図、(b)は(a)におけるZ−Z矢視図 図21(a)におけるX−X矢視図 図21(a)におけるY−Y矢視図 従来の錠装置の取付け構造であって、(a)は取付用台座に正常に取付けられた錠装置の正面図、(b)は片方のねじが脱落して回動した錠装置の正面図
符号の説明
1 自転車
2 フレーム
4 後輪(車輪)
5 スポーク
7 取付用台座
8 錠装置
11 閂
25a,25b ねじ
26a〜26c 回り止め部材
37 浮上り防止片(浮上り防止部材)
47 抜止板部(浮上り防止部材)
58 差込溝(浮上り防止部材)
62 係止片(浮上り防止部材)
A,B 回動方向
L ねじ間を通る直線

Claims (4)

  1. 車輪のスポーク間に閂を挿入して車輪の回転を阻止する馬蹄形の自転車用錠装置が自転車のフレームに取付用台座を介して取付けられる自転車用錠装置の取付け構造であって、
    錠装置が左右に振り分けられたねじにより取付用台座に締結され、
    錠装置が左右片方のねじを中心に回動することを防止するための回り止め部材が錠装置に設けられ、
    回り止め部材は前記回動方向において取付用台座に係止し、
    錠装置が取付用台座から浮上ることを防止するための浮上り防止部材が回り止め部材に設けられ
    浮上り防止部材は取付用台座に裏側から係合することを特徴とする自転車用錠装置の取付け構造。
  2. 取付用台座は馬蹄形状に形成され、
    回り止め部材は、錠装置の内周部に設けられて、回動方向において取付用台座の内周縁に係止することを特徴とする請求項1記載の自転車用錠装置の取付け構造。
  3. 回り止め部材は、錠装置に少なくとも左右一対設けられ、左右一対のねじ間を通る直線上に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自転車用錠装置の取付け構造。
  4. 前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自転車用錠装置の取付け構造を備えたことを特徴とする自転車。
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