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JP5084543B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description

本発明は、スキャンデータおよびページ記述データを画像形成出力する画像処理装置等に関するものである。
画像入力機器で入力したビットマップ画像を画像入力機器の解像度に依存しない描画データに変換する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。このようにビットマップ画像を解像度に依存しないデータに変換する処理をベクトル化またはベクタライズと呼び、ベクトル化の結果得られるデータをベクタデータと呼ぶ。これらの技術を利用すれば、入力画像を解像度に依存しないベクタデータに変換し、画像を劣化させることなく任意の大きさで再利用することができる。
また、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)データを複数の描画処理部に分配して描画処理を並列処理する技術が開発されている(例えば、特許文献2)。
また、PDLデータとラスタデータとで使用するCPUや周波数を切替る技術が開発されている(例えば、特許文献3)。
ここで、スキャン画像から生成されるベクタデータは元が画像データであるため、PDLデータから生成されるベクタデータに比べて単純な描画データだが非常に冗長であるという特徴がある。
特開2006―23942号公報 特開平11―170657号公報 特開2007−108861号公報
しかし、スキャン画像から生成されたベクタデータを印刷出力する際には元のデータが何であったかによらずPDLと同様の描画展開処理を行っているため、スキャン画像から生成されたベクタデータの描画展開処理効率が悪いという課題があった。
また、PDLを複数の描画処理部に分配するためにはページデータを走査してPDLデータを分割する処理を行ってから再度解析を行う必要があり、分割のための時間が余計にかかるという課題があった。
また、ベクタデータをPCで表示するためにはPDF(Portable Document Format)などの汎用フォーマットに変換する必要がある。しかし、元がPDLデータの場合には描画モデルの違いにより変換後の汎用フォーマットが非常に冗長になるという課題があった。
さらに、保存されていたベクタデータに対して検索を行う場合、PDLデータから生成されたデータが混在すると文字列での検索が意図したとおりにかからないという課題があった。
特許文献3の技術はPDLデータ解析・レンダリング以外のこのようなさまざまな機能に対しては、なんら解決手段を提供していない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、スキャン画像の印刷出力を高速化することを目的とする。また、本発明はPDLデータの汎用フォーマットへの変換を効率化することを目的とする。さらに、本発明は文書検索の利便性を向上することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段と、前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段と、前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段と、前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段と、外部装置からPDLデータを受信する受信手段と、前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段と、前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段と、前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段と、前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段と、を備え、前記ドキュメントに格納されているベクタデータをビットマップにレンダリングする処理を実行する場合、前記切り替え手段は、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像である場合には、当該ドキュメントに格納されているベクタデータをページ中の部分単位に分割し、異なるプロセッサにて当該分割したベクタデータのレンダリング処理を実行するように切り替えることを特徴とする。
本発明によれば生成されたベクタデータの元データ種別によって処理を切り替えることで高速な印刷出力が可能になる。
また、同様に元データ種別によって処理を切り替えることでベクタデータの汎用フォーマットへの変換の効率化が可能になる。
さらに、同様に元データ種別によって処理を切り替えることで文書検索の利便性を向上することが可能になる。
[実施例1]
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
<画像処理装置の構成>
本実施例を適用するに好適な1Dカラー系MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成について、図1を用いて説明する。
1Dカラー系MFPは、スキャナ、レーザ露光部、感光ドラム、作像部、定着部、給紙/搬送部及び、これらを制御する不図示のプリンタ制御部から構成される。
スキャナは、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する。
レーザ露光部は、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラムに照射する。
作像部は、感光ドラムを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部によって感光ドラム上に形成された潜像をトナーによって現像化し、そのトナー像をシートに転写する。その際に転写されずに感光ドラム上に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスを実行して作像する。その際、シートが転写ベルトの所定位置に巻きつき、4回転する間に、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナーを持つそれぞれの現像ユニット(現像ステーション)が入れ替わりで順次前述の電子写真プロセスを繰り返し実行する。4回転の後、4色のフルカラートナー像を転写されたシートは、転写ドラムを離れ、定着部へ搬送される。
定着部は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、作像部によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫を一つ以上持っており、プリンタ制御部の指示に応じてシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部・定着部へ搬送する。シートは作像部の転写ドラムに巻きつけられ、4回転した後に定着部へ搬送される。4回転する間に前述のYMCK各色のトナー像がシートに転写される。また、シートの両面に画像形成する場合は、定着部を通過したシートを再度作像部へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
プリンタ制御部は、MFP全体を制御するMFP制御部と通信して、その指示に応じて制御を実行すると共に、前述のスキャナ、レーザ露光、作像、定着、給紙/搬送の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示を行う。
<コントローラユニットの構成>
図2は、本実施形態におけるMFPのコントロールユニット(コントローラ)の一構成例を示すブロック図である。図2において、コントロールユニット200は、画像入力デバイスであるスキャナ201や画像出力デバイスであるプリンタエンジン202と接続し、画像データの読み取りやプリント出力のための制御を行う。また、コントロールユニット200は、LAN10や公衆回線204と接続することで、画像情報やデバイス情報をLAN10経由で入出力するための制御を行う。
CPU205はMFP全体を制御するための中央処理装置である。RAM206は、CPU205が動作するためのシステムワークメモリであり、入力された画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。さらに、ROM207はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD208はハードディスクドライブであり、各種処理のためのシステムソフトウェア及び入力された画像データを等格納する。操作部I/F209は、画像データ等を表示可能な表示画面を有する操作部210に対するインタフェース部であり、操作部210に対して操作画面データを出力する。また、操作部I/F209は、操作部210から操作者が入力した情報をCPU205に伝える役割をする。ネットワークインタフェース211は、例えばLANカード等で実現され、LAN10に接続して外部装置との間で情報の入出力を行う。さらにまた、モデム212は公衆回線204に接続し、外部装置との間で情報の入出力を行う。以上のユニットがシステムバス213上に配置されている。
イメージバスI/F214は、システムバス213と、画像データを高速で転送する画像バス215とを接続するためのインタフェースであり、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス215上には、ラスタイメージプロセッサ(RIP)216、デバイスI/F217、スキャナ画像処理部218、プリンタ画像処理部219、画像編集用画像処理部220、カラーマネージメントモジュール(CMM)230が接続される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)216は、ページ記述言語(PDL)コードや後述するベクタデータをイメージに展開する。デバイスI/F部217は、スキャナ201やプリンタエンジン202とコントロールユニット200とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
また、スキャナ画像処理部218は、スキャナ201から入力したスキャン画像データに対して、補正、加工、編集等の各種処理を行う。プリンタ画像処理部219は、プリント出力する画像データに対して、プリンタエンジン202に応じた補正、解像度変換等の処理を行う。画像編集用画像処理220は、画像データの回転や、画像データの圧縮伸長処理等の各種画像処理を行う。カラーマネージメントモジュール(CMM)230は、画像データに対して、プロファイルやキャリブレーションデータに基づいた、色変換処理(色空間変換処理ともいう)を施す専用ハードウェアモジュールである。プロファイルとは、機器に依存した色空間で表現したカラー画像データを機器に依存しない色空間(例えばLabなど)に変換するための関数のような情報である。キャリブレーションデータとは、MFPにおけるスキャナ201やプリンタエンジン202の色再現特性を修正するためのデータである。
<コントローラソフトウェア構成>
図3は、MFPの動作を制御するコントローラソフトウェアの構成を示すブロック図である。
プリンタインターフェイス300は、外部との入出力のための手段である。プロトコル制御部302は、ネットワークプロトコルを解析・送信することによって外部との通信を行う手段である。
ベクタデータ生成部(第1の変換手段)304は、ビットマップイメージから解像度に依存しない描画記述であるベクタデータを生成(ベクタライズ)するものである。
メタデータ生成部(第2の変換手段)306はベクタライズの過程で得られる副次情報をメタデータとして生成するものである。メタデータとは描画処理には必要のない検索用の付加情報データである。
PDL解析部308は、PDLを解析し、より処理しやすい形式の中間コード(DisplayList、以下、「DL」とよぶ。)に変換する手段である。PDL解析部308において生成された中間コードはデータ描画部310に渡されて処理される。データ描画部310は上記中間コードをビットマップデータに展開するものであり、展開されたビットマップデータはページメモリ312に逐次描画されて行く。
ページメモリ312はレンダラが展開するビットマップデータを一次的に保持する揮発性のメモリである。
パネル入出力制御部は操作パネルからの入出力を制御するものである。
ドキュメント記憶部316は入力文書の一塊(ジョブ)単位にベクタデータ、DL、メタデータを包含するデータファイルを記憶する手段であり、ハードディスク等の二次記憶装置によって実現される。なお、このデータファイルを本実施例では「ドキュメント(またはDocument)」と呼ぶ。
スキャン制御部318はスキャナから入力した画像データに対して、補正、加工、編集などの各種処理を行う。
印刷制御部320は、ページメモリ312の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジン部322へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部322は受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像形成するための印刷機構部である。
<コントローラユニットのデータ処理>
次に、ドキュメントを構成するベクタデータ、DL、メタデータがどのように生成されるのかを説明する。
図4、図5、図6は本実施形態におけるコントロールユニット200のデータフローを示している。
図4はコピー動作時のデータフローである。
まず原稿露光部にセットされた紙原稿はスキャン処理d1によってビットマップデータに変換される。次にベクタライズ処理d2とメタデータ生成処理d4によってビットマップデータからそれぞれ解像度に依存しないベクタデータとそれに付随するメタデータが生成される。ベクタデータ、メタデータの具体的な生成方法については後述する。
次にドキュメント生成処理d3によってベクタデータとメタデータが関連付けられたドキュメントが生成される。次にDL生成処理d5によりドキュメント中のベクタデータからDLが生成され、生成されたDLはドキュメントの中に格納されると共にレンダリング処理d7に送られてビットマップに展開される。
展開されたビットマップは印刷処理d8によって紙媒体に記録されて印刷物となる。なお、出力された印刷物をまた原稿露光部にセットすればスキャンd1処理からの処理を行うことができる。
図5は図4で示したメタデータ生成処理d4の具体的なデータフローを示している。まず領域分割処理d1にてビットマップから領域分割を行う。
領域分割とは、入力されたビットマップ画像データを解析して、画像に含まれるオブジェクトの塊毎に領域に分割し、各領域の属性を判定して分類する処理である。属性としては、文字(TEXT)、画像(PHOTO)、線(LINE)、図形(PICTURE)、表(TABLE)等の種類がある。
ここで図7に、入力画像に対して領域分割を行った場合の一例を示す。入力画像71に対して領域分割を行った結果が判定結果72である。判定結果72で、点線で囲った部分が画像を解析した結果のオブジェクトの1単位を表し、各オブジェクトに対して付されている属性の種類が領域分割の判定結果である。
属性毎に分類された領域の中から文字属性の領域はOCR処理d2により文字認識処理され、文字列に変換される。つまり、この文字列は紙面に印字されている文字列である。一方、属性毎に分類された領域の中から画像属性の領域は画像情報抽出処理d3を通して画像情報に変換される。画像情報とは画像の特徴を現す文字列であり例えば「花」や「顔」といった文字列である。画像情報の抽出には画像特徴量(画像を構成するピクセルの周波数や濃度など)検出や顔認識などの一般的な画像処理技術を用いることができる。
生成された文字列と画像情報はフォーマット変換処理d4によって後述するデータフォーマットに整えられてメタデータが生成される。
図6はPDLプリント時のデータフローである。PDLプリントとはPC(Personal Computer)上のアプリケーションソフトから印刷を指示した場合にPC上のプリンタドライバによって生成されたPDLデータを受け取って出力する、プリンタ動作のことである。
まず受信したPDLデータはPDLデータ解析処理d1によって解析され、ベクタデータが生成される。
次にDL生成処理d2によりベクタデータからDLが生成され、生成されたDLはドキュメントの中に格納されると共にレンダリング処理d3に送られてビットマップに展開される。展開されたビットマップは印刷処理d4によって紙媒体に記録されて印刷物となる。この過程で生成されるベクタデータ、DLはドキュメント生成処理d6によってドキュメントに格納される。
さらに、レンダリング処理d3が生成したビットマップからはメタデータ生成処理d5により、コピー動作時と同様に文字列や画像情報がメタデータとして生成され、ドキュメントに格納される。
また、PDLにはLIPS(LBP Image Processing System)やPS(PostScript)など様々な種類が存在するが、PDLによっては文字列情報を持っているものもある。この場合はPDL解析時に文字列からメタデータが生成され、ドキュメントに格納される。
次に、ドキュメント生成処理と印刷処理についてフローチャートを用いて説明する。
図8はドキュメント生成処理を示している。この処理はビットマップデータを受けてベクタデータ、DL、メタデータで構成されるドキュメントを生成する処理である。
まずステップS801で前述した領域分割処理を行う。次に領域の種別(領域属性)をステップS802においてTEXT,GRAPHIC,IMAGEに分類し、それぞれに対して別々の処理を行う。図7では領域属性をTEXT,PHOTO、LINE,PICTURE,TABLEに分類した例を示したが、図7の領域属性はPHOTO、PICUREはIMAGEに、LINE,TABLEはGRAPHICに分類される。
領域属性がTEXTの場合は、ステップS803に進んでOCR処理を行った後、ステップS804において文字列の抽出を行う。その後、ステップS805において文字列をメタデータに変換し、ステップS806に進んで認識した文字輪郭をベクタデータに変換(ベクトル化)する。
ここで、もう少し説明を加えておく。
文字列から生成されるメタデータは文字コードの羅列であるが、文字コードの羅列はキーワード検索に必要な情報である。
しかし、OCR処理では文字コードは認識できても「明朝」、「ゴシック」といった書体や「10pt」、「12pt」といった文字のサイズ、「イタリック」、「ボールド」といった文字修飾までは認識できない。したがって描画用には文字コードを用いるのではなく文字輪郭をベクタデータとして保持する必要がある。
一方、ステップS802において領域属性がIMAGEである場合は、ステップS807に進んで画像情報抽出処理を行う。
ステップS807では前述したように、画像特徴量検出や顔認識などの一般的な画像処理技術を用いて画像の特徴を検知する。次にステップS808に進んで検知した画像の特徴を文字列に変換する。この変換は特徴パラメータと文字列のテーブルを保持しておけば容易である。
その後、ステップS809において文字列をメタデータへ変換する。
IMAGEの領域属性に対してはベクトル化を行わず、イメージデータをそのままベクタデータに保持する。
ステップS802において領域属性がGRAPHICである場合は、ステップS810に進んでベクトル化処理を行う。
ステップS811において、メタデータ又はベクタデータはドキュメントフォーマットに変換される。
図9はPDLからのドキュメント生成・印刷処理を示している。この処理はPDLデータを受けてドキュメントを生成、印刷出力する処理である。
まずステップS901でPDLデータを解析する、解析中に文字列情報などのメタデータがPDLに包含されていたらステップS909に進んでPDLの情報をメタデータに追加する。
一方、ステップS902において文字列情報などのメタデータ以外のデータについてはステップS903に進んでベクタデータに変換した後、ステップS904に進んでドキュメントを生成する。
次にステップS905においてDLを生成し、ステップS906に進んで生成したDLをドキュメントに追加する。
ここまでのフローでドキュメントが生成されるが、その後ステップS907のレンダリング処理、ステップS908の紙媒体への印刷処理を行うと全ての処理を終了する。
<ドキュメントデータ構造>
次に、ドキュメントの構造を説明する。
図11はドキュメントのデータ構造を示している。
ドキュメントは複数ページからなるデータであり、大きく分けるとベクタデータ(a)、メタデータ(b)、DL(c)、で構成されており、ドキュメントヘッダ(x1)を先頭とする階層構造である。ベクタデータ(a)はさらに、ページヘッダ(x2)、サマリ情報(x3)、オブジェクト(x4)で構成されており、メタデータ(b)はさらにページ情報(x5)と詳細情報(x6)で構成されている。DL(c)はさらに、ページヘッダ(x7)と描画展開用のインストラクション(x8)から構成されている。ドキュメントヘッダ(x1)にはベクタデータの格納場所とDLの格納場所が記述されているためベクタデータとDLはドキュメントヘッダ(x1)によって関連付けられている。
ベクタデータ(a)は解像度非依存な描画データ(解像度非依存データ)であるので、ページヘッダ(x2)はページの大きさや向きなどのレイアウト情報が記述される。オブジェクト(x4)にはライン、多角形、ベジェ曲線などの描画データが一つずつリンクされており、複数のオブジェクトがまとめてサマリ情報(x3)に関連付けられている。サマリ情報(x3)は複数のオブジェクトの特徴をまとめて表現するものであり、図7で説明した分割領域の属性情報などが記述される。
メタデータ(b)は描画処理には関係しない検索用の付加情報である。ページ情報(x5)領域には、例えばメタデータがビットマップデータから生成されたものなのか、PDLデータから生成されたものなのか、などのページ情報が、詳細情報(x6)にはOCR情報や画像情報として生成された文字列(文字コード列)が記述される。
また、ベクタデータ(a)のサマリ情報(x3)からはメタデータが参照されており、サマリ情報(x3)から詳細情報(x6)を見つけることができる。
DL(c)はレンダラがビットマップ展開するための中間コードである。ページヘッダ(x7)にはページ内の描画情報(インストラクション)の管理テーブルなどが記述され、インストラクション(x8)は解像度依存な描画情報で構成されている。
<入力データ種別の保存>
次に、入力データ種別の保存処理について説明する。
図10のフローチャートは入力データ種別の保存処理を示している。
この処理は図4および図6で説明した各ドキュメントの生成時に行われる処理である。
まずステップS1001で生成されたドキュメントのメタデータを取得する。次にステップS1002においてこのドキュメントがビットマップ画像から生成されたものであるかを判断する。図5で示したデータフローの直後であればヒットマップ画像から生成されたものである。
ステップS1002においてビットマップ画像から生成されたと判断した場合には、ステップS1003に進んでステップS1001で取得したメタデータのページ情報に入力データ種別=「全面イメージ」を設定する。一方、ステップS1002においてPDLから生成されたと判断した場合には、ステップS1004に進んで入力データ種別を「PDL」に設定する。なお、ステップS1003において既に入力データ種別に「PDL」が設定されていたとしてもこれを「全面イメージ」で上書き設定する。したがって、PDLをレンダリングして生成したイメージ画像はこの処理を通すことによって「全面イメージ」に書き換わることになる。
ここで、図12を用いて入力データ種別についての詳細を説明する。
図12は図11で示したメタデータのデータ構造を示している。
図12において、mp1、mp2はそれぞれ1ページ目、2ページ目のメタデータを示している。mp1はページID md1と入力データ種別 md2、およびページ内を解析して得られる詳細なメタ情報a2で構成されている。mp2も同様の構成であり、全てのページは同様の構成をとる。このように、入力データ種別は各ページに一つだけ保存されるメタデータである。
<入力データ種別による処理の切り替え>
次に、図13、図14、図15を用いてスキャン画像とPDLの特徴について説明する。図13は、ここでの説明に使用する印刷出力されたデータの例である。
黒い矩形o1の上に丸い図形o2を重ねたものであり、o1とo2が重なる部分c1は下地の黒が透けて見えている画である。
この画をスキャン画像から入力した場合の一例を図14に、PDLから入力した場合の一例を図15に示す。
スキャン画像からイメージ画像として入力された画は、前述したようにベクタライズ処理を行うが、図5で説明したように、まず領域分割を行うために図14のように重なり部分は別領域に分割され、s1,s2,s3の3つの領域に分割される。比較的単純なs1、s3は点列で構成されたベクタデータに、複雑なs2はビットマップに変換される場合が多いが、s1,s2,s3は領域分割されているために重なりのない描画データに変換されているという重要な特徴がある。
これに対してPDLとして入力された画は、図15のように黒い矩形p1と丸い図形p2の2つの図形で表現されており、丸い図形p2に透過率50%という指定を行うことによって重なりを実現する。つまり、PDLデータは領域に分割されておらず、より高度で抽象的な表現となる。
また、図14で領域分割されたs1,s2,s3、および図15のp1,p2はドキュメントデータ構造においては、図11のa1,a2のように一塊のブロックに構造化される。
図16はドキュメント印刷処理を示している。この処理は生成されたドキュメントを印刷出力する処理である。
まずステップS1601でドキュメントデータを受け取り、ステップS1602においてドキュメントデータ中のメタデータを取得する。次にステップS1609においてメタデータに保存されている入力データ種別が「全面イメージ」であるか否かを判定する。入力データ種別が「全面イメージ」である場合にはブロック毎にページデータを分割し、S1608においてそれぞれのブロック毎(ページ中の部分単位)にスレッドを割り当ててからステップS1603に進む。一方、ステップS1603で「全面イメージ」でない、すなわち「PDL」であると判定した場合にはそのままステップS1603に進んで処理を続行する。
ステップS1603ではドキュメント中のベクタデータからDLを生成する。次にステップS1604において生成したDLをドキュメントに追加し、ステップS1605でDLをビットマップにレンダリングする。最後にステップS1606において紙媒体への印刷処理を行うと処理を終了する。
すなわち、各スレッドをCPU205の複数のプロセッサで処理すれば入力データ種別が「全面イメージ」の場合には処理を並列化することができるため高速処理が可能となる。
[実施例2]
実施例1では入力データ種別を利用して並列処理を可能にしたが、本実施例では、入力データ種別を利用して余分な処理を行わないよう処理を切り替えることで高速化を図る。
まず、図17、図18を用いてベクタデータを最適化する処理の一例を説明する。
図17はグラデーション描画の例である。
図17(a)では少しずつ色の異なる平行四辺形を接合させてグラデーションを表現しており、一つの平行四辺形は(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)の4点で表現されている。このようなデータではグラデーションが滑らかになればなるほど平行四辺形の数が増え、点列データが膨大になってしまう。そこで、平行四辺形の接合具合や色の変化の割合をチェックして図17(b)のように一つの図形にまとめてしまうという最適化処理を一般的に行っている。
図18は階段状図形描画の例である。
図18(a)では高さが一定(通常は1ピクセル)で幅の異なる長方形を接合させて階段状の菱型を表現しており、一つの長方形は(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)、(x4,y4)の4点で表現されている。このようなデータも点列が膨大になるが、高さが一定であれば図18(b)のように(x1,y1)から(x2,y2)へx方向の差分だけで表現することができる。
図17、図18のような最適化処理はベクタデータを大幅に最適化することができるが、処理に時間がかかってしまう。
ここで、一般にこのような表現を行うのはアプリケーションからの出力であるPDLだけである。
したがって、入力データ種別を利用し、スキャン画像の場合にはこれらの最適化処理を省略することにより高速化を図ることができる。
図19は最適化処理の切り替え処理を示すフローチャートである。
まずステップS1901においてドキュメント中のメタデータを取得する。
次にステップS1901において取得したメタデータに保存されている入力データ種別を検出する。入力データ種別が「PDL」である場合にはステップS1903に進み、前述した最適化処理を実行する。一方、ステップS1902において。入力データ種別が「全面イメージ」である場合には最適化処理は行わずにそのまま処理を終了する。
[実施例3]
本実施例では、入力データ種別を利用して文書検索の利便性を向上する。
まず、図20、図21、図22を用いてスキャン画像から生成される文字列とPDLから生成される文字列の特徴について説明する。
図20はここでの説明に使用する印刷出力されたデータの例である。
図20の画は正体文字st2,st3と、イタリック加工された文字st1,st4とから構成されている。
この画をPDLから入力した場合の一例を図21に示す。
PDLとして入力される文字列は、正体の部分は図21(b)に示すように文字コードとして入力される。一方、イタリック体の部分は図21(a)に示すようにダウンロード文字(ビットマップ文字)として入力される。このように修飾のかかった文字を修飾加工済みのビットマップ文字で表現するか、イタリック加工指令と文字コードで表現するかは一般に文書を作成するアプリケーションに依存する。ダウンロード文字として入力された”PDL”という文字部分は文字コードで表現されないため、文字列が認識できない。
これに対してスキャン画像から入力された場合は、ページ内を一様にOCR処理されるため全ての文字は文字列として認識することができる。
図20の画がPDLとスキャン画像それぞれで入力された場合のドキュメントデータを図22に示す。
図22(a)はPDLで入力された場合のドキュメントデータであり、ダウンロード文字”PDL”(t1)とテキスト文字”data has various”(t2)に分割されて保持される。ここで得られるメタデータはt2の文字コードから得られる文字列だけである。したがってメタデータmtには”data”,”has”,”various”だけが保持され、ページ情報mpの入力データ種別は「PDL」となる。
図22(b)はスキャン画像から入力された場合のドキュメントデータである。スキャン画像は前述したようにベクタライズ処理により文字形はベクトル点列(t1)に変換され、同時にOCR処理によって文字列が抽出される。
したがってメタデータmtには”PDL”,”data”,”has”,”various”が保持され、ページ情報mpの入力データ種別は「全面イメージ(Image)」となる。
このように、メタデータに格納される文字列は、スキャン画像から生成されるものに比べてPDLから生成されるものは情報が欠落するという特徴がある。
したがって、ドキュメントを全文検索して任意の文字列を含むドキュメントをピックアップするという検索機能では操作者の混乱を招く場合がある。印刷出力結果は全く同じ(図20(a))であるにもかかわらず、”PDL”という文字列でドキュメントを検索すると、図22(b)(スキャン画像からの入力)にはヒットするが図22(a)(PDLからの入力)にはヒットしないからである。
図23は操作者が、ボックスに保存したドキュメントの検索を指示する場合における画像処理装置の操作部の表示部へ表示される画面の一例である。図23のu1はボックス内のファイルを一覧表示するための表示部である。
u2は合成ボタンであり、操作者が画面上で複数のファイルを選択し、u2の合成ボタンを押下することにより選択されたファイルが結合されて一つのファイルが生成される。
u3は検索ボタンである。操作者がファイルを探したい場合、検索ボタンを押下し、任意の文字列を入力する(不図示)ことによりボックス内のファイルが検索されて、結果がu1に一覧表示される。
図24は本実施例による検索処理切り替えを示すフローチャートである。
この処理は生成されたドキュメントを検索の対象にするか否かを切り替える処理である。
まずステップS2401でドキュメントデータ中のメタデータを取得する。次にステップS2401においてメタデータに保存されている入力データ種別が「PDL」であるか否かを判定する。入力データ種別が「PDL」である場合にはそのまま処理を終了する。一方、ステップS2402で「PDL」でない、すなわち「全面イメージ」であると判定した場合にはステップS2403に進んでページ内のメタデータの検索処理を続行する。
すなわち、検索対象を入力データ種別がスキャン画像であるドキュメントに限定することで操作者の混乱を防ぐことができる。
[実施例4]
本実施例では、入力データ種別を利用して汎用フォーマットへの変換処理を効率化する。
スキャン画像やPDLから生成されたドキュメントの構造は印刷や検索するには好都合である。しかし、クライアントPCからアプリケーションを使って表示(プレビュー)する場合にはPDF(Portable Document Format)などの汎用フォーマットに変換する必要がある。しかしながら、PDLから生成されたドキュメントは汎用フォーマットへの変換は容易ではない。
たとえば、LIPS(LBP Image Processing System)などのPDLは”ROP(Raster Operation)”という論理演算を用いてクリッピング(型抜き)処理を行うのが一般的である。しかし、汎用フォーマットのPDFの描画モデル(描画表現)にはROPが無い。そこで、ROP処理をクリップ点列など他の描画表現に置き換える必要があり、置き換えによって作成された描画表現は非常に冗長なものとなる。
図26を用いて具体的に説明する。図26(a)は説明に使用する印刷出力されたデータの例であり、型抜きされた画像が描画されている。図26(b)は図26(a)を描画するための、PDLでの描画表現の例である。まずXORで画像イメージを描き、次にANDで型抜き用の黒いイメージを描く。最後にXORで先ほどと同じ画像イメージを描くことにより図26(a)の結果が得られる。図26(c)は図26(a)を描画するための、汎用フォーマットでの描画表現の例である。型抜きの形をした点列をクリップ領域として設定し、画像イメージを描くことにより図26(a)の結果が得られる。
図25は本実施例による汎用フォーマット変換処理(データ変換処理)の切り替えを示すフローチャートである。
この処理は生成されたドキュメントから汎用フォーマットへの変換時にレンダリング処理の実行/不実行を切り替える処理である。
まずステップS2501でドキュメントデータ中のメタデータを取得する。次にステップS2501においてメタデータに保存されている入力データ種別が「PDL」であるか否かを判定する。入力データ種別が「PDL」でない場合にはそのままステップS2505へ進んで汎用フォーマットへの変換処理を行う。
一方、ステップS2502で「PDL」であると判定した場合にはステップS2503に進んで該当ページをレンダリング処理(ビットマップ展開)する。すなわち、入力データ種別(PDL)を画像データに変更する。レンダリング処理されたPDLデータはスキャン画像と同様に全面イメージデータとなるので、ステップS2504においてスキャンデータ処理を行う。スキャンデータ処理は要するに前述したスキャン画像と同一の処理である。その上でステップS2505へ進んで汎用データフォーマットへの変換を行う。この変換はステップS2502からそのままステップS2505へ進んだ場合(すなわち入力データ種別がスキャン画像の場合)と同一の処理である。
すなわち、本実施例ではPDL画像は汎用フォーマットへの変換時に一旦レンダリング処理することで、スキャン画像と同じ変換処理が可能となり、汎用フォーマットが冗長な描画表現に変換されることを回避することができる。
なお、ステップS2505で行う汎用フォーマットへの変換処理はドキュメントのベクタデータを汎用フォーマットの描画表現に一対一に変換するだけであるので説明は省略する。
[他の実施形態]
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネット/イントラネットのウェブサイトからダウンロードしてもよい。すなわち、該ウェブサイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネット/イントラネットを介してウェブサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
また、実施例1ではドキュメントデータをブロック毎にスレッドに割り当てたが、スキャン画像の領域分割処理の単位でありさえすればこれに限定するものではない。例えば領域分割処理が面積分割ではなくレイヤ(層)分割である場合には、レイヤ毎に割り当てることができる。
また、実施例4では汎用フォーマットへの変換時にレンダリング処理を行ったが、ボックスへの保存時にバックグラウンドでレンダリング処理を行っておいても良い。これにより汎用フォーマットの変換時間を短縮することができる。
また、実施例4では汎用フォーマットへの変換時にレンダリング処理を行った。レンダリング処理時に得られる属性情報(一般的にレンダリング時に出力される文字・図形・イメージなどの属性ビット)をスキャン画像処理の領域分割に利用することも考えられる。
本発明の一実施例の印刷装置(MFP)の構造を示す側断面図である。 実施形態における各機器のコントロールユニットの構成例を示すブロック図である。 実施形態におけるコントローラソフトウェアの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態におけるスキャン・コピーのデータフローを示す図である。 実施形態におけるメタデータ生成のデータフローを示す図である。 実施形態におけるPDLプリントのデータフローを示す図である。 実施形態におけるベクトル化処理のブロックセレクションの一例を表す図である。 実施形態におけるイメージからのドキュメント生成のデータフローを示す図である。 スキャン画像とPDLデータの違いを示す図である。 スキャン画像から生成されるデータを示す図である。 PDLから生成されるデータを示す図である。 実施形態における並列処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるPDLの処理を示すフローチャートである。 実施形態における入力データ種別設定処理を示すフローチャートである。 実施形態におけるドキュメントの格納構造を示す図である。 実施形態におけるメタデータの格納構造を示す図である。 ベクタデータ最適化の例を示す図である。 ベクタデータ最適化の例を示す図である。 実施形態における最適化処理の判断処理を示す図である。 入力データの例である。 入力データ種別によるデータの違いを示す図である。 実施形態におけるドキュメントデータの具体例を示す図である。 実施形態における操作部に表示される画面の一例を示す図である。 実施形態における検索処理の判断処理を示す図である。 実施形態における汎用フォーマット変換の判断処理を示す図である。 PDLと汎用フォーマットの描画表現の違いを示す図である。
符号の説明
200 コントロールユニット
201 スキャナ
202 プリンタエンジン
210 操作部
301 ジョブコントロール処理
1101 プロトコル制御部
1102 ベクタデータ生成部
1103 メタデータ生成部
1104 PDL解析部
1105 データ描画部
1106 ページメモリ
1020 パネル入出力制御部
1030 ドキュメント記憶部
1300 出力制御部
1400 プリンタエンジン部
1500 スキャン制御部

Claims (6)

  1. スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段と、
    外部装置からPDLデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段と、
    前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段と、
    前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段と
    を備え、
    前記ドキュメントに格納されているベクタデータをビットマップにレンダリングする処理を実行する場合、前記切り替え手段は、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像である場合には、当該ドキュメントに格納されているベクタデータをページ中の部分単位に分割し、異なるプロセッサにて当該分割したベクタデータのレンダリング処理を実行するように切り替える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段と、
    外部装置からPDLデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段と、
    前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段と、
    前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段と、
    前記ドキュメントに格納されているベクタデータを最適化する最適化処理を実行する手段と、
    を備え、
    前記切り替え手段は、前記メタデータに保存されているデータの種別がPDLデータである場合は前記最適化処理を実行し、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像の場合は前記最適化処理を省略するように切り替える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段と、
    外部装置からPDLデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段と、
    前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段と、
    前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段と、
    前記ドキュメントを汎用データフォーマットへ変換する手段と、
    を備え、
    前記切り替え手段は、前記メタデータに保存されているデータの種別がPDLデータである場合には、汎用データフォーマットに変換する前に前記ドキュメントに対してビットマップ画像へ描画展開し、当該描画展開したビットマップ画像に対して前記ベクタデータ生成手段による処理を実行した後に、前記汎用データフォーマットへ変換する処理を実行するように切り替え、一方、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像である場合は当該ドキュメントに含まれているベクタデータに基づいて前記汎用データフォーマットに変換する処理を実行するように切り替える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段と、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段と、
    外部装置からPDLデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段と、
    前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段と、
    前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段と、
    前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段と、
    を備え、
    前記メタデータとして保持されている前記付加情報を検索する検索処理を実行する場合、前記切り替え手段は、前記データの種別がビットマップ画像であるドキュメントに対しては前記検索処理を実行し、前記データの種別がPDLであるドキュメントに対しては前記検索処理を実行しないように切り替えることにより、当該検索処理の検索対象を限定する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 入力手段が、スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力ステップと、
    ベクタデータ生成手段が、前記入力ステップで入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成ステップと、
    メタデータ生成手段が、前記入力ステップで入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成ステップと、
    第1のドキュメント生成手段が、前記ベクタデータ生成ステップで生成されたベクタデータと前記メタデータ生成ステップで生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成ステップと、
    受信手段が、外部装置からPDLデータを受信する受信ステップと、
    PDL解析手段が、前記受信ステップで受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析ステップと、
    第2のドキュメント生成手段が、前記PDL解析ステップで生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成ステップと、
    データ種別保存手段が、前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存ステップと、
    切り替え手段が、前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替えステップと
    変換する手段が、前記ドキュメントを汎用データフォーマットへ変換するステップと、
    を含み、
    前記切り替えステップは、前記メタデータに保存されているデータの種別がPDLデータである場合には、汎用データフォーマットに変換する前に前記ドキュメントに対してビットマップ画像へ描画展開し、当該描画展開したビットマップ画像に対して前記ベクタデータ生成ステップを実行した後に、前記汎用データフォーマットへ変換するステップを実行するように切り替え、一方、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像である場合は当該ドキュメントに含まれているベクタデータに基づいて前記汎用データフォーマットに変換するステップを実行するように切り替える
    ことを特徴とする画像処理方法。
  6. コンピュータを、
    スキャナによって得られたビットマップ画像を入力する入力手段、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像の少なくとも一部の領域から、ベクタデータを生成するベクタデータ生成手段、
    前記入力手段により入力されたビットマップ画像に対して、文字認識処理または画像情報抽出処理の少なくともいずれかを行うことにより、検索用の付加情報としてのメタデータを生成するメタデータ生成手段、
    前記ベクタデータ生成手段で生成されたベクタデータと前記メタデータ生成手段で生成されたメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第1のドキュメント生成手段、
    外部装置からPDLデータを受信する受信手段、
    前記受信手段で受信したPDLデータを解析することにより、ベクタデータとメタデータとを生成するPDL解析手段、
    前記PDL解析手段で生成されたベクタデータとメタデータとを関連付けて格納したドキュメントを生成する第2のドキュメント生成手段、
    前記ドキュメントの生成に用いたデータの種別が、ビットマップ画像とPDLデータのどちらであるかを示す情報を、前記メタデータに保存するデータ種別保存手段、
    前記ドキュメントのメタデータに保存されているデータの種別の情報に応じて、当該ドキュメントに対して実行する処理を切り替える切り替え手段、
    前記ドキュメントを汎用データフォーマットへ変換する手段、
    を備えた画像処理装置であって、
    前記切り替え手段は、前記メタデータに保存されているデータの種別がPDLデータである場合には、汎用データフォーマットに変換する前に前記ドキュメントに対してビットマップ画像へ描画展開し、当該描画展開したビットマップ画像に対して前記ベクタデータ生成手段による処理を実行した後に、前記汎用データフォーマットへ変換する処理を実行するように切り替え、一方、前記メタデータに保存されているデータの種別がビットマップ画像である場合は当該ドキュメントに含まれているベクタデータに基づいて前記汎用データフォーマットに変換する処理を実行するように切り替える
    画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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