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JP5087812B2 - 電源装置、異常報知装置、救助用無線装置、防犯用装置、盗難防止警報装置、緊急無線装置及び電源装置の制御方法 - Google Patents
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JP5087812B2 - 電源装置、異常報知装置、救助用無線装置、防犯用装置、盗難防止警報装置、緊急無線装置及び電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、異常報知装置、救助用無線装置、防犯用装置、盗難防止警報装置、緊急無線装置及び電源装置の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源装置、異常報知装置、救助用無線装置、防犯用装置、盗難防止警報装置、緊急無線装置及び電源装置の制御方法に関し、例えば2次電池を使用したPDA(Personal Digital Assistants )等の情報端末機器、移動体通信機器等に適用することができる。本発明は、2次電池の温度を検出し、温度検出結果に応じて2次電池の温度を制御することにより、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、リチウムイオン2次電池等においては、軽量で、寿命が長く、かつエネルギー密度が高いことにより、ノート型パーソナルコンピュータ、各種モバイバル機器等に適用して、移動時の電源として使用されるようになされている。なおこのような機器においては、例えば負荷電流と使用時間の積算により2次電池の使用量を計算し、この計算結果より2次電池の残量を検出してユーザーに通知することにより、ユーザーの使い勝手を向上するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこのような2次電池の使用においては、屋外で使用される場合も考えられ、このような使用環境においては、地域、季節、天候で環境が大きく異なり、多大な環境負荷が年、日、時単位で加わることが考えられる。2次電池における充放電機構は、化学反応であることから、このような環境の変化の中でも、低温時における反応速度の低下が著しく性能に現れる。具体的に、2次電池においては、温度の低下により内部抵抗が上昇し、充放電可能な容量が著しく低下することになる。
【0004】
このように充放電可能な容量が著しく低下すると、残量を正しく検出することが困難になり、2次電池が満充電になっていないとの検出結果が得られているにもかかわらず、充電することが困難になったりする。またこれとは逆に2次電池に残量が残っているとの検出結果が得られているにもかかわらず、実際には2次電池を使用することが困難であったり、さらには残量の検出結果では2次電池を使い切っているにもかかわらず、2次電池に使用可能な容量が残っている場合があった。
【0005】
因みに、図5は、温度25度を基準にして、リチウムイオン2次電池の内部抵抗の相対的な変化を示す特性曲線図である。この特性曲線図によれば、温度の低下による著しい内部抵抗の増大を確認することができる。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができる電源装置、異常報知装置、救助用無線装置、防犯用装置、盗難防止警報装置、緊急無線装置及び電源装置の制御方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1の発明は、外部からの制御に応じて、2次電池の第1の温度を検出する温度検出部と第1の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量で2次電池を加熱するように制御する温度制御部とを備え、所定の操作子に対する操作がなされると、温度検出部は、2次電池の第2の温度を検出し、温度制御部は、第2の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量より大きい第2の発熱量で2次電池を加熱するように制御する電源装置である。
【0008】
また、請求項8の発明は、外部からの制御に応じて、2次電池の第1の温度を検出し、第1の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量で2次電池を加熱するように制御し、所定の操作子に対する操作がなされると、2次電池の第2の温度を検出し、第2の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量より大きい第2の発熱量で2次電池を加熱するように制御する電源装置における制御方法である。
【0009】
請求項1の構成によれば、電源装置に適用して、外部からの制御に応じて、2次電池の第1の温度を検出する温度検出部と第1の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量で2次電池を加熱するように制御する温度制御部とを備え、所定の操作子に対する操作がなされると、温度検出部は、2次電池の第2の温度を検出し、温度制御部は、第2の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量より大きい第2の発熱量で2次電池を加熱するように制御することで、ユーザーにおいて確認可能にして、2次電池の温度を一定温度以上に保持することができ、これにより温度が低下して内部抵抗が増大することによる容量の変化を緩和することができる。
【0010】
これにより請求項の構成によれば、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができる電源装置の制御方法を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0012】
(1)実施の形態の構成
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置を示すブロック図である。この電源装置1は、情報携帯機器に接続される電源装置であり、商用電源等の電力により2次電池ユニット2を充電し、またこの2次電池ユニット2の電力を所定の機器に出力する。
【0013】
ここで2次電池ユニット2は、1組のリチウムイオン型電池による2次電池4を並列接続して1つのブロックが構成され、このブロックが所定個数だけ直列に接続されて構成される。2次電池ユニット2は、このようにして接続された2次電池4が絶縁テープにより絶縁された後、所定の抵抗値による抵抗電線が全体に巻き付けられて各2次電池4を効率良く加熱できるようにヒータ6が配置されようになされている。またそれぞれサーミスター等による温度検出センサー7が配置され、2次電池4の温度を検出できるようになされている。2次電池ユニット2は、所定の回路素子を介してそれぞれ正極及び負極の電極がコネクタ8に接続され、このコネクタ8を介して供給される電力により充電され、さらには充電した電力を出力できるようになされている。
【0014】
FET9及び10は、このコネクタ8と2次電池ユニット2の正極電極との間の充放電経路に配置され、充放電制御回路11の制御によりオンオフ動作する。これにより電源装置1は、コネクタ8より2次電池ユニット2に充電用の電力を供給し、またこれとは逆に2次電池ユニット2の電力をコネクタ8に出力する。
【0015】
充放電制御回路11は、上位のコントローラからの通知による温度制御回路15の指示により動作を開始し、コネクタ8の端子電圧、電圧検出回路14で検出される2次電池ユニット2全体の端子電圧に応じて、これらFET9、10、の動作を制御し、2次電池ユニット2の電力をコネクタ8より外部に供給し、またこれとは逆に、コネクタ8より入力される電力により2次電池ユニット2を充電する。充放電制御回路11は、この充電の処理の際に、例えば定電圧、定電流、さらにはこれらの組み合わせ等の所定の特性により2次電池ユニット2を充電する。また充放電制御回路11は、これら充放電電流の制御において、後述する電圧検出回路14で検出される各種電圧により2次電池の異常を監視し、2次電池の異常を検出すると、充放電の処理を中止する。
【0016】
電圧検出回路14は、2次電池4による各ブロックの端子電圧、2次電池ユニット2全体の端子電圧を検出して充放電制御回路11に出力する。
【0017】
温度検出回路19は、各2次電池4に配置された温度検出センサー7により各2次電池4の温度を検出し、この検出結果を温度制御回路15に出力する。
【0018】
温度制御回路15は、この電源装置1の動作を制御するコントローラであり、コネクタ8を介してこの電源装置1が接続されてなる機器より動作の開始が指示されると、動作を立ち上げ、各回路ブロックに動作の開始を指示する。さらにこの処理において、図3に示す処理手順を実行し、コネクタ8を介してこの機器より入力される制御信号ENに応じて、ヒータ6を駆動して2次電池ユニット2の温度を制御する。
【0019】
すなわち温度制御回路15は、上位の機器の指示による動作を開始すると、ステップSP1からステップSP2に移り、制御信号ENの信号レベルを判定することにより、この機器より2次電池ユニット2の温度制御が指示されているか否か判断する。ここで否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP3に移り、通常の動作モードにより充放電の処理を実行するように、全体の動作を制御する。なおここで通常の動作モードは、何らヒータ6により2次電池ユニットを加熱しないで充放電する動作モードである。
【0020】
このようにして動作モードを設定すると、温度制御回路15は、ステップSP4に移り、上位の機器より動作の終了が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP5に移り、内蔵のタイマーにより制御信号ENの信号レベルを判定した後、所定時間経過したか否か判断する。ここで否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP4に戻り、これにより所定時間の経過を待機する。さらに所定時間経過すると、ステップSP5で肯定結果が得られることにより、ステップSP2に戻り、改めて制御信号ENの信号レベルを判定する。これにより温度制御回路15は、一定の時間間隔により上位の機器より2次電池ユニット2の温度制御が指示されるか否か監視して充放電の処理を実行するようになされている。
【0021】
これに対してステップSP4で肯定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP6に移り、この処理手順を終了する。
【0022】
これに対して上位の機器より2次電池ユニット2の温度制御が指示されると、温度制御回路15においては、ステップSP2で肯定結果が得られ、ステップSP7に移る。ここで温度制御回路15は、温度検出回路19から2次電池4の現在温度Tnowを取得する。なお温度制御回路15は、複数の2次電池4より得られる温度検出結果の平均値を2次電池4の現在温度Tnowとして取得する。
【0023】
このようにして現在温度Tnowを取得すると、温度制御回路15は、ステップSP8に移り、ここで制御データテーブルの記録を参照して、現在温度Tnowが所定の判定基準温度T0より高いか否か判断する。ここでこの判定基準温度T0は、2次電池ユニット2における内部抵抗の増大により充放電可能な容量の変化が外部の機器において無視できなくなると考えられる温度である。
【0024】
このステップSP8において、肯定結果が得られると、この場合、2次電池ユニット2が十分に温まった状態であることにより、温度制御回路15は、ステップSP9に移る。ここで温度制御回路15は、それまで発光ダイオードによる警告灯20を点灯している場合には、この警告灯20の点灯を中止した後、ステップSP3に移る。これにより温度制御回路15は、2次電池ユニット2の温度が所定温度以上の場合、何ら2次電池ユニット2を加熱することなく充放電の処理を実行するようになされている。
【0025】
これに対してステップSP8で否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP10に移る。ここで温度制御回路15は、警告灯20を点灯してユーザーに警告を発する。ここでこの場合、電源装置1では、2次電池ユニット2の温度が著しく低下している場合であることにより、内部抵抗の増大により充放電容量が少なくなっている場合である。これにより温度制御回路15は、警告灯20の点灯により、残容量の検出等に誤差の発生する可能性をユーザーに通知するようになされている。
【0026】
かくするにつきこのようにして警告灯20を点灯すると、温度制御回路15は、ステップSP11に移り、温度データテーブルを参照して、小さな発熱量により2次電池ユニット2を加熱するようにヒータ6の動作を制御し、これにより動作モードを加温モードに設定した後、ステップSP3に移る。
【0027】
これらにより温度制御回路15は、2次電池ユニット2の温度変化を緩和し、その分、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和するようになされている。
【0028】
さらに温度制御回路15は、このような制御において、ユーザーにより操作子21が押圧操作されると、割り込みの処理により、2次電池ユニット2の温度を制御する。すなわち温度制御回路15は、図4に示すように、操作子21が押圧操作されると、ステップSP21からステップSP22に移り、上述したステップSP7と同様にして、2次電池4の現在温度Tnowを取得する。
【0029】
さらに温度制御回路15は、ステップSP23に移り、ここで制御データテーブルの記録を参照して、現在温度Tnowが判定基準温度T0より高いか否か判断する。ここで否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP27に移り、元の処理に戻る。
【0030】
これに対してステップSP23で肯定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP24に移り、ここで警告灯20を点灯する。さらに続くステップSP25において、温度データテーブルを参照して、大きな発熱量により2次電池ユニット2を加熱するようにヒータ6の動作を制御し、これにより動作モードを加温モードに設定する。温度制御回路15は、このようにして2次電池の加熱を開始すると、ステップSP26に移り、ここで内蔵のタイマーによりこの割り込みの処理を開始して所定時間経過したか否か判断する。ここで否定結果が得られると、温度制御回路15は、ステップSP26を繰り返し、これにより所定時間の経過を待機する。さらに所定時間経過すると、ステップSP26で肯定結果が得られることにより、ステップSP27に移って、元の処理に戻る。
【0031】
これによりこの温度制御回路15は、操作子21が操作された場合も、2次電池ユニット2の温度変化を緩和し、その分、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和するようになされている。またこのように操作子21が操作された場合には、上位の機器からの制御信号ENにより温度制御が指示された場合に比して、大きな発熱量により2次電池ユニット2を加熱して短時間で2次電池ユニット2を所定温度以上に暖めるようになされ、これによりこの操作子21を操作してユーザーの使い勝手を向上するようになされている。
【0032】
(2)実施の形態の動作
以上の構成において、この電源装置1は(図1)、接続された機器より動作の開始が指示されると、充放電制御回路11の制御により、コネクタ8に充電用の電源が供給されている場合には、この電力により2次電池ユニット2を充電し、またコネクタ8に負荷が接続されている場合には、2次電池ユニット2の電力をこの負荷に供給する。またこのような電力がコネクタ8に供給されていない場合であって、負荷がコネクタ8に接続されていない場合、待機の状態に保持される。
【0033】
電源装置1では、このような充電の状態、放電の状態、待機の状態において、接続された機器より制御信号ENが出力されると、制御データテーブルの記録に従って、温度検出回路19で検出される2次電池ユニット2の温度Tnowが所定温度T0以上か否か判断され、温度T0以上の場合、何らヒータ6により2次電池ユニット2を加熱することなく、充放電の処理が実行される。これに対して温度T0より現在の温度Tnowが低い場合、電源装置1では、温度制御回路15の制御によりヒータ6が駆動され、このヒータ6の発熱により2次電池ユニット2の温度が上昇される。
【0034】
また充電の状態、放電の状態、待機の状態において、ユーザーが操作子21を操作すると、同様に、制御データテーブルの記録に従って、温度検出回路19で検出される2次電池ユニット2の温度Tnowが所定温度T0以上か否か判断され、温度T0以上の場合、何らヒータ6により2次電池ユニット2を加熱することなく、充放電の処理が実行される。これに対して温度T0より低い場合、電源装置1では、温度制御回路15の制御によりヒータ6が駆動され、このヒータ6の発熱により2次電池ユニット2の温度が上昇される。
【0035】
これによりこの電源装置1では、機器の制御により、又は操作子の操作に応動して、2次電池ユニット2の温度を制御し、これにより著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができる。またこのようにして温度制御することにより、2次電池の性能を最大限に引き出す効果も得ることができる。
【0036】
電源装置1では、このようにして温度制御するにつき、ユーザーにより操作子21が操作された場合には、高い発熱量により発熱するようにヒータ6を駆動し、これにより速やかに温度が立ち上げるられる。これにより電源装置1では、例えば機器の運用を開始する前に、この操作子21を操作して短い待ち時間により十分に2次電池ユニット2の温度を立ち上げることができる。
【0037】
またこのように機器からの制御信号により温度制御を実行することにより、この電源装置1が種々の装置に装着されて使用される場合に、例えば外部に携帯して使用する機器においては、このような温度制御の処理を機器側より指示することができ、これにより必要に応じて適切に温度制御の処理を実行することができる。
【0038】
因みに、図5について上述したように、2次電池セルを1度以上の温度で放電させる場合、日常の使用温度と考えられる0度〜40度近傍でも、内部抵抗が変動し、大電流により放電する場合には、使用可能時間が大きく変化することになる。また出力電圧に関して、電圧値はセルの直列接続数により決まるが、装置全体を軽量化、小型化する場合には、セルの直列接続数を少なくし、セル単体で見たとき大電流により使用することが望まれる。
【0039】
この実施の形態においては、必要に応じて適切に温度制御の処理を実行できることにより、所望の放電電圧、放電電流を少ない直列接続数により確保することができる。
【0040】
かくするにつき電源装置1では、このようにして2次電池ユニット2の温度が所定温度T0以下であり、ヒータ6を駆動している場合には、警告灯20が点灯され、これによりユーザーへの注意が喚起される。
【0041】
(3)実施の形態の効果
以上の構成によれば、2次電池の温度を検出し、その温度検出結果に応じて2次電池の温度を制御することにより、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができる。
【0042】
また所定の操作子の操作により、2次電池を加熱することにより、ユーザーの指示により温度制御を実行して使い勝手を向上することができる。
【0043】
また2次電池の電力を送受する機器からの制御により、2次電池の温度を制御することにより、必要に応じて適切に温度制御の処理を実行することができる。
【0044】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、操作子の操作に応じて、又は機器からの制御信号に応じて、2次電池を温度制御する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて常時、温度制御の処理を実行するようにしてもよい。また操作子と制御信号との論理和による制御に代えて、排他的論理和、論理積等により制御するようにしてもよい。
【0045】
また上述の実施の形態においては、ヒータの駆動を2段階で切り換える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の駆動方法により2次電池を加熱する場合に広く適用することができる。
【0046】
また上述の実施の形態においては、情報形態機器の電源に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の電源に広く適用することができ、特に、緊急時の異常警報、異常信号、救助用無線等の電源、さらには人目に付かない箇所に設置する防犯用装置の電源等に適用して、小型軽量で、簡易な構成による電源を提供することができる。
【0047】
因みに、このような防犯用装置においては、例えばバイクの盗難防止警報装置に適用することが考えられ、この場合、第3者には発見できないような箇所に電源を配置し、通常のバイクに保持された鉛蓄電池によりこの電源を充電し、また温度を制御するようにし、車体の異常な傾き、鉛蓄電池の取り外し等を検出したときに、この電源により盗難の警報を発生し、また以後、位置情報を無線通信手段により通知することが考えられる。またこのような緊急時の電源としては、海難事故、登山等の防災グッズである緊急無線装置等が考えられる。
【0048】
また上述の実施の形態においては、リチウムイオン電池による電源装置に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の2次電池による電源装置に広く適用することができる。
【0049】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、2次電池の温度を検出し、その温度検出結果に応じて2次電池の温度を制御することにより、著しく環境温度変化の激しい屋外等で使用される場合であっても、容量の変化を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電源装置を示すブロック図である。
【図2】図1の電源装置において制御データテーブルを示す図表である。
【図3】図1の電源装置における温度制御回路の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図3の温度制御回路の割り込み処理手順を示すフローチャートである。
【図5】2次電池の内部抵抗の温度特性を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
1……電源装置、2……2次電池ユニット、6……ヒータ、9、10……FET、11……充放電制御回路、15……温度制御回路、19……温度検出回路

Claims (8)

  1. 外部からの制御に応じて、2次電池の第1の温度を検出する温度検出部と
    前記第1の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量で前記2次電池を加熱するように制御する温度制御部と
    を備え、
    所定の操作子に対する操作がなされると、前記温度検出部は、前記2次電池の第2の温度を検出し、
    前記温度制御部は、前記第2の温度が前記所定の温度より低い場合に、前記第1の発熱量より大きい第2の発熱量で前記2次電池を加熱するように制御する電源装置。
  2. 前記第1の温度または前記第2の温度が前記所定の温度より低いことを通知する通知部を備える請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記2次電池の電力を送受する外部機器に接続するための接続部を備え、
    前記温度検出部は、前記接続部を介して供給される所定の制御信号に応じて、前記第1の温度を検出する請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源装置を備える、異常報知装置または救助用無線装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源装置を備える防犯用装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源装置を備える盗難防止警報装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の電源装置を備える緊急無線装置。
  8. 外部からの制御に応じて、2次電池の第1の温度を検出し、
    前記第1の温度が所定の温度より低い場合に、第1の発熱量で前記2次電池を加熱するように制御し、
    所定の操作子に対する操作がなされると、前記2次電池の第2の温度を検出し、
    前記第2の温度が前記所定の温度より低い場合に、前記第1の発熱量より大きい第2の発熱量で前記2次電池を加熱するように制御する電源装置における制御方法。
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