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JP5088971B2 - ネットワーク試験装置、ネットワーク試験方法及びプログラム - Google Patents
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JP5088971B2 - ネットワーク試験装置、ネットワーク試験方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークに接続されているIP機器が、ネットワークサービスを正常に利用できない場合、ネットワーク上を流れるIPパケットをモニタし、不具合の発生原因を特定し、修復作業を支援するネットワーク試験装置に関する。
従来、一般家庭やオフィスにおいて、ネットワーク接続に不具合が生じ、正常に利用できなくなった場合、ネットワーク上を流れるIPパケットをモニタし、プロトコルが正常に動作しているか否かを調査し、正常に動作していない場合には、不具合の発生原因を特定し、修復する作業が行われる。
一般に、ネットワークの異常を検出する手法として、ネットワーク中を流れるIPパケットをモニタする方法が広く用いられている。たとえばネットワーク上を伝送されるIPパケットを取得し、IPパケットの詳細やIPパケットで構成されているプロトコル、IPパケットを送受信するIP端末のIPアドレスを表示するプロトコルモニタツールが知られている(WireShark, http://www.wireshark.org/参照)。
また、ネットワークに接続されているIP機器の動作状態をモニタする手段として、モニタしたIPパケットに基づいて、IP機器の接続構成を推定し、画面上に可視化することによって、IP機器の接続状況を、人が容易に判断できる手法が知られている(たとえば、非特許文献1参照)。
加藤洋一、宮本勝著「ホームネットワーク故障切り分け方式の検討−効率的な故障診断のための可視化−(ネットワーク管理)」電子情報通信学会技術研究報告、ICM2008-64, 108(481), pp35-40, 2009
ネットワークに接続されているPC等のIP機器が、ネットワークサービスを正常に利用できなくなったときに、IP機器から流れるIPパケットをモニタし、ネットワークサービスの利用に必要な各種プロトコルが正常に動作しているか否かを調べる場合、発生原因および問題を正確に特定するためには、IP機器を操作し、ネットワークサービスの利用に必要なプロトコルを順次発生させ、プロトコルモニタ等でプロトコルのモニタを行う必要がある。
しかし、プロトコルの種別や、IP機器の種別、IP機器がPCである場合には搭載されたOSのバージョン等、様々な要因によって、プロトコルを発生させるための操作手順が異なる。したがって、操作手順の習得に時間を要し、修理する利用者に対して大きな負担である。また、プロトコルの種別によっては、ステップ数が多い手順を順次実行せざるを得ず、作業時間が長くなる。
一方、取得したプロトコルを解析し、プロトコルが正常に到達したか否か、到達した場合には正常に動作しているか、到達はしたがエラーが発生しているか等を診断する場合、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器操作と、モニタリングのためのプロトコルモニタツール操作とを並列して実行する必要があるが、一般家庭やオフィス等の環境では、ネットワークの配線形態とネットワーク端末の設置位置とは、環境によって大きく異なる。特定のプロトコルを発生させるためのIP機器の設置位置と、モニタリングのためのプロトコルモニタツールの設置位置とが離れている場合、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器の設置部屋と、モニタリングのためのプロトコルモニタツールの設置部屋との間を何度も移動する必要があり、多大な労力を必要とするという問題がある。
本発明は、取得したプロトコルを解析し、プロトコルが正常に到達したか否か、到達した場合には正常に動作しているか、到達はしたがエラーが発生しているか等を診断するに際して、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器操作と、モニタリングのためのプロトコルモニタツール操作とを並列して実行する場合、異なる部屋の間を作業者が移動する必要がなく、診断作業に対する作業者の負担が減少し、また、診断のための操作時間を短縮することができるネットワーク試験装置、ネットワーク試験方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明のネットワーク試験装置は、プロトコル発生器と、プロトコル解析器とを具備するネットワーク試験装置であって、上記プロトコル発生器は、IP機器に接続し、所定のネットワークサービスを利用可能であるかどうかを診断するためのプロトコルを保持するプロトコル一覧管理手段と、上記プロトコル一覧管理手段が保持しているプロトコル一覧をディスプレイに表示させ、診断に用いるプロトコルの種類を利用者が選択するためのプロトコル種別選択手段と、選択されたプロトコルを生成してネットワークに送信するプロトコル生成手段とを有し、上記プロトコル解析器は、ネットワークに接続して、IPパケットをモニタし、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断するプロトコル診断手段を有し、上記プロトコル発生器は、接続したIP機器のネットワーク設定情報を取得するネットワーク設定情報取得手段と、ネットワーク情報取得手段が取得した上記IP機器のネットワーク設定情報を、ブロードキャストでネットワークに送信するネットワーク設定情報送信手段とを有し、上記プロトコル解析器は、上記ネットワーク設定情報送信手段からブロードキャストされた上記IP機器のネットワーク設定情報をパケットモニタによって受信するネットワーク設定情報受信手段を有し、上記プロトコル診断手段は、プロトコル解析結果と、ネットワーク設定情報受信手段が受信した上記IP機器のネットワーク設定情報とに基づいて、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断し、否であると判断された場合、IP機器の設定に問題があるのか、または他の箇所に問題があるかを診断する手段である。
本発明によれば、取得したプロトコルを解析し、プロトコルが正常に到達したか否か、到達した場合には正常に動作しているか、到達はしたがエラーが発生しているか等を診断するに際して、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器操作と、モニタリングのためのプロトコルモニタツール操作とを並列して実行する場合、異なる部屋の間を作業者が移動する必要がなく、診断作業に対する作業者の負担が減少し、また、診断のための操作時間を短縮することができるという顕著な効果を奏する。
本発明の実施例1であるネットワーク試験装置NT1を示す図である。 ネットワーク試験装置NT1におけるプロトコル発生器20の詳細を示す図である。 プロトコル発生器20がソフトウェアの形態で、IP機器50上で動作する場合の構成を示す図である。 ネットワーク試験装置NT1におけるプロトコル解析器30の詳細を示す図である。 実施例1において、プロトコル発生器20の動作とプロトコル解析器30の動作とを示すフローチャートである。 本発明の実施例2であるネットワーク試験装置NT2を示す図である。 ネットワーク試験装置NT2におけるプロトコル発生器20aの例を示す図である。 ネットワーク試験装置NT2におけるプロトコル解析器30aの具体例を示す図である。 本発明の実施例3であるネットワーク試験装置NT3を示すブロック図である。 ネットワーク試験装置NT3におけるプロトコル発生器20bの詳細例を示すブロック図である。 ネットワーク試験装置NT3における、プロトコル解析器30bの詳細を示すブロック図である。
発明を実施するための形態は、以下の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるネットワーク試験装置NT1を示す図である。
ネットワーク試験装置NT1は、プロコル発生器20とプロトコル解析器30とによって構成され、IP機器50と接続される。
プロトコル発生器20は、ネットワーク40と接続され、利用者の操作によって、パケット60をネットワーク40に送出する。
プロトコル解析器30は、ネットワーク40と接続され、ネットワーク40を通る全てのパケットをモニタする。
プロトコル発生器20が生成したパケット60は、他のパケットと同様、プロトコル解析器30によってモニタされ、プロトコル解析器30は、プロトコルが到達してないか、プロトコルが到達して正常に動作しているか、またはプロトコルは到達しているが、エラーが発生しているか等を診断する。
図2は、ネットワーク試験装置NT1におけるプロトコル発生器20の詳細を示す図である。
プロトコル発生器20は、プロトコル一覧管理手段21と、プロトコル一覧表示手段22と、プロトコル種別選択手段23と、プロトコル生成手段24とを有する。
プロトコル一覧管理手段21は、プロトコル発生器20が発生可能なプロトコルの一覧を保持する。上記プロトコルの例は、ARP、ICMP、PING、HTTP、DNS、DHCP、SIP、PPPoE等である。
プロトコル一覧表示手段22は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコルの一覧を、ディスプレイDP1に表示する。プロトコル種別選択手段23は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコル一覧の中から、利用者が、入力デバイスID1を利用して、1個以上のプロトコルを選択することが可能である。プロトコル種別選択手段23で選択されたプロトコルの実体を、プロトコル生成手段24が生成し、IP機器50を経由し、ネットワーク40に送信する。
プロトコル発生器20は、IP機器50で動作するソフトウェアによって、プロトコルを発生するようにしてもよい。
図3は、プロトコル発生器20がソフトウェアの形態で、IP機器50上で動作する場合の構成を示す図である。
プロトコル発生器20は、IP機器50で動作するソフトウェアとして動作する。利用者は、ソフトウェアが格納されている外部メディアをネットワーク端末に装着して実行する。外部メディアは、たとえばCD−ROM、USBメモリ等である。ディスプレイDP1および入力デバイスID1は、IP機器50 に接続されているものを利用する。
プロトコル一覧管理手段21は、プロトコル発生器20が発生可能なプロトコルの一覧を保持する。プロトコルは、ARP、ICMP、PING、HTTP、DNS、DHCP、SIP等である。プロトコル一覧表示手段22は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコルの一覧を、ディスプレイDP1に表示する。プロトコル種別選択手段23は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコル一覧の中から、利用者が、入力デバイスID1を介して、1個以上のプロトコルを選択ことが可能である。プロトコル種別選択手段23で選択されたプロトコルの実体が、プロトコル生成手段24で生成され、ネットワーク40に送信される。
図4は、ネットワーク試験装置NT1におけるプロトコル解析器30の詳細を示す図である。
プロトコル解析器30は、パケットモニタ手段31と、プロトコル抽出手段32と、プロトコル診断手段33と、プロトコル表示手段34と、パケット保存手段35と、プロトコル選択手段36と、診断ルール格納手段37とを有する。
診断ルール格納手段37は、ネットワーク試験装置NT1において、試験可能なプロトコルの種類を格納する。たとえばWebアクセスに関する試験を実施する場合、Webサーバのホスト名に関する名前解決とWebサーバへのアクセスとが必要である。具体的には、IP機器50からDNSサーバへ、Webサーバのドメイン名について、DNSリクエストを送信し、DNSサーバからDNS応答が得られ、次にIP機器50からWebサーバへHTTPリクエストが送信され、Webサーバから200 OKというHTTP応答が得られる必要がある。
また、診断ルール格納手段37に、試験の種類(Webアクセス)、必要なプロトコルの送信順序(DNSリクエスト、DNS応答、HTTPリクエスト、HTTP応答)が格納されている。
プロトコル選択手段36は、診断ルール格納手段37に格納されているプロトコルの一覧をディスプレイDP1に表示する。利用者が入力デバイスID1を介して、診断を行いたいプロトコルを選択すると、ディスプレイDP1に、プロトコル発生器20で利用者が発生しようとしているプロコルの種類を表示する。
パケットモニタ手段31は、ネットワーク中のパケットをモニタする。プロトコル抽出手段32は、パケットモニタ手段31がモニタしたパケットを解析し、パケットがどのプロトコルであるのかを特定する。解析の対象でないパケットや、プロトコルの種類を特定できないパケットについては、破棄する。診断対象であるプロトコルについては、プロトコルを構成するパケットが、パケット保存手段35に保存され、また、プロトコル診断手段33に送られる。
プロトコル診断手段33は、診断ルール格納手段37に格納されている診断ルールに従い、プロトコルが正常に動作しているか、またはプロトコルがエラー状態を示しているか、またはモニタしたプロトコルが正しくないかを、プロトコル抽出手段32から送られてきた最新のプロトコルと、パケット保存手段35に保存されている過去のパケットとから診断する。つまり、複数のパケットが順序通りであるかどうか等を診断する場合、過去のどの時点まで正常であったかを判定する必要があるので、最新のプロトコルと過去のパケットとを診断する。
具体的には、上記Webアクセスに関して試験する場合、DNSリクエスト、DNS応答、HTTPリクエスト、HTTP応答の順で、プロトコルを検出すれば、プロトコルが正常に動作していると判断する。
一方、DNSリクエストを検出した後に、一定時間(たとえば30秒)経過しても、DNS応答を検出できなければ、DNSサーバへのアクセスに失敗したという診断結果を、プロトコル表示手段34へ送出する。
または、試験を開始して一定時間(たとえば1分)経過しても、DNSリクエストを検出しなければ、IP機器50が、ネットワークに正常に接続されていないと診断し、診断結果をプロトコル表示手段34へ送出する。
プロトコル診断手段33は、診断において、複数のプロトコルが順次検出されることを診断する必要があるので、これまでどのプロトコルを検出したのかを記憶するために、これまでに診断に用いたプロトコルを、パケット保存手段35に格納する。
プロトコル表示手段34は、プロトコル診断手段33による診断結果を、人が見て理解できる形式で、ディスプレイDP1に表示する。一例として、上記Webアクセスに関して試験する場合、DNSリクエストが検出されなければ、「IP端末からのIPパケットを検出できません。IP端末が正しくネットワークに接続され、正しいIPアドレスが割り当てられていることを確認して下さい。」等と出力する。またDNS応答が検出されなければ、「DNSサーバからの応答を得ることができません。ISPの設定(ID、パスワード)を確認し、インターネット接続が正常に動作していることを調べて下さい。」等と出力する。
なお、プロトコル一覧管理手段21は、IP機器に接続し、所定のネットワークサービスを利用可能であるかどうかを診断するためのプロトコルを保持するプロトコル一覧管理手段の例である。プロトコル種別選択手段23は、上記プロトコル一覧管理手段が保持しているプロトコル一覧をディスプレイに表示させ、診断に用いるプロトコルの種類を利用者が選択するためのプロトコル種別選択手段の例である。また、プロトコル生成手段24は、選択されたプロトコルを生成してネットワークに送信するプロトコル生成手段の例である。さらに、プロトコル診断手段33は、ネットワークに接続して、IPパケットをモニタし、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断するプロトコル診断手段の例である。
図5は、実施例1において、プロトコル発生器20の動作とプロトコル解析器30の動作とを示すフローチャートである。
まず、利用者は、診断するプロトコルを選択するための操作をプロトコル解析器30に行う(S1)に際して、プロトコル解析器30は、プロトコル発生器20において利用者が選択すべきプロトコル種別を、ディスプレイDP1に表示させる(S2)。
プロトコル発生器20において、発生させるプロトコルの種別を利用者が選択する(S11)と、プロトコル発生器20は、選択された種別のプロトコルを発生する(S12)。
発生したプロトコルは、パケットとしてネットワーク40を伝播し、プロトコル解析器30でモニタされる(S21)。モニタしたパケットが、プロトコルエラーであれば、または一定以上経過しても、適切なプロトコルを検出できなければ、エラー状態であると判定し(S22)、画面にエラーを表示する(S23)。
エラー状態が発生していなければ、プロトコルが途中状態であるか否かを判定し(S24)、途中であれば、これまでのパケットを保存し(S25)、引き続きパケットをモニタする(S21)。
プロトコルが最後までエラーとならずに完了すれば、プロトコルが正常であると表示し(S26)、診断を完了する。
つまり、実施例1において、発生したプロトコルは、ネットワーク40を伝播し、プロトコル解析器30に到達する。そして、プロトコル解析器30は、取得したプロトコルを解析し、プロトコルが正常に到達したか否か、正常に到達した場合には正常に動作しているか、到達はしたがエラーが発生されているか等を診断する。また、エラーが発生している場合には、発生箇所と発生原因とを推定する。
実施例1によれば、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器操作と、モニタリングのためのプロトコルモニタツール操作とを並列して実行する場合、異なる部屋の間を作業者が何度も移動する必要がなく、診断作業に対する作業者の負担が減少し、また、診断のための操作時間を短縮することができる。
図6は、本発明の実施例2であるネットワーク試験装置NT2を示す図である。
ネットワーク試験装置NT2は、プロコル発生器20aとプロトコル解析器30aとを有する。
利用者が指定したプロトコルを、パケット60の形式でネットワーク40に送信する。
プロトコル発生器20aは、ネットワーク40に接続されているIP機器50aと接続され、IP機器50aのネットワーク設定情報70を、最初に取得し、パケットの形式で、ネットワーク40に送信する。
プロトコル発生器20aは、プロトコル一覧管理手段21と、プロトコル一覧表示手段22と、プロトコル種別選択手段23と、プロトコル生成手段24と、ネットワーク設定情報取得手段25と、ネットワーク設定情報送信手段26とを有する。
プロトコル発生器20aで生成されたパケット60も、プロトコル解析器30aにモニタされ、プロトコルが正常に動作しているのか、またはプロトコルが到達していないのか、またはプロトコルは到達しているがエラーが発生しているのかを、プロトコル解析器30aが診断する。
図7は、ネットワーク試験装置NT2におけるプロトコル発生器20aの例を示す図である。
プロトコル発生器20aは、IP機器50aで動作するソフトウェアとして動作し、ネットワーク40の端末上で動作する。利用者は、ソフトウェアを格納した外部メディアを、ネットワーク40の端末に装着し、実行する。上記外部メディアは、たとえばCD−ROM、USBメモリ等である。ディスプレイDP1と入力デバイスID1とは、IP機器50a に接続されているものを利用する。
プロトコル一覧管理手段21は、プロトコル発生器20aが発生可能なプロトコルの一覧を保持する。上記プロトコルは、ARP、ICMP、PING、HTTP、DNS、DHCP、SIP等である。プロトコル一覧表示手段22は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコルの一覧を、ディスプレイDP1に表示する。プロトコル種別選択手段23は、プロトコル一覧管理手段21が管理するプロトコル一覧の中から、利用者が、入力デバイスID1を利用して、1個以上のプロトコルを選択することが可能である。プロトコル種別選択手段23を介して選択されたプロトコルの実体が、プロトコル生成手段24で生成され、ネットワーク40に送信される。
ネットワーク設定情報取得手段25は、IP機器50aからネットワーク設定情報を読み取る。上記ネットワーク設定情報は、IP機器50a がネットワーク40に接続するために必要な情報であり、たとえばDHCP利用の有無、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ、Webブラウザのプロキシサーバアドレス、ポート等である。
ネットワーク設定情報送信手段26は、ネットワーク設定情報取得手段25が取得したネットワーク設定情報を、パケットの形式でネットワーク40に送信する。このときに、送信先IPアドレスは、パケットが確実に送信されるアドレスである必要がある。たとえば、ブロードキャストアドレス(255.255.255.255)を用いればよい。
なお、ネットワーク設定情報送信手段26がネットワーク設定情報を送信するタイミングは、利用者が入力デバイスID1を操作することによってプロトコルを選択、送信する前である。
図8は、ネットワーク試験装置NT2におけるプロトコル解析器30aの具体例を示す図である。
プロトコル解析器30aは、ネットワーク40と接続され、ネットワーク40を通る全てのパケットをモニタする。ネットワーク設定情報70は、他のパケットと同様に、プロトコル解析器30aによってモニタされ、IP機器50aのネットワーク設定情報70を取得する。
プロトコル解析器30aは、パケットモニタ手段31と、プロトコル抽出手段32と、プロトコル診断手段33と、プロトコル表示手段34と、パケット保存手段35と、プロトコル選択手段36と、診断ルール格納手段37と、ネットワーク設定情報受信手段38とを有する。
診断ルール格納手段37は、ネットワーク試験装置NT2において、試験可能なプロトコルの種類を格納している。
プロトコル選択手段36は、診断ルール格納手段37に格納されているプロトコルの一覧をディスプレイDP1に表示し、利用者が、入力デバイスID1を使用して、診断を行いたいプロトコルを選択すると、利用者がプロトコル発生器20aで発生すべきプロトコルの種類を、ディスプレイDP1に表示する。
パケットモニタ手段31は、ネットワーク40中のパケットをモニタする。ここで、ネットワーク40中に、プロトコル発生器20aが送信したネットワーク設定情報が含まれているパケットを検出すると、ネットワーク設定情報受信手段38に、該当するパケットを送る。ネットワーク設定情報受信手段38は、パケットモニタ手段31が出力したパケットを解析し、ネットワーク設定情報を抽出する。この抽出されたネットワーク設定情報を、プロトコル診断手段33に送る。
プロトコル抽出手段32は、パケットモニタ手段31がモニタしたパケットを解析し、パケットがどのプロトコルであるかを特定する。解析の対象でないパケットや、プロトコルの種類を特定できないパケットを、破棄する。診断対象となったプロトコルについて、プロトコルを構成するパケットを、パケット保存手段35に保存し、また、プロトコル診断手段33に送る。
プロトコル診断手段33は、診断ルール格納手段37に格納されている診断ルールに従い、プロトコルが正常に動作しているか、またはプロトコルがエラー状態を示しているか、またはモニタしたプロトコルが正しくないかを、プロトコル抽出手段32から送られてきた最新のプロトコルと、パケット保存手段35に保存されている過去のパケットとから診断する。ここで、プロトコルがエラー状態を示していれば、ネットワーク設定情報受信手段38が出力したネットワーク設定情報を検査し、ネットワーク40の端末のネットワーク設定が正しいか否かを診断する。
プロトコル表示手段34は、プロトコル診断手段33の診断結果を、人が見て理解できる形式で、ディスプレイDP1に表示する。
なお、ネットワーク設定情報取得手段25は、接続したIP機器のネットワーク設定情報を取得するネットワーク設定情報取得手段の例である。ネットワーク設定情報送信手段26は、ネットワーク情報取得手段が取得した上記IP機器のネットワーク設定情報を、上記プロトコル解析器に送信するネットワーク設定情報送信手段の例である。また、ネットワーク設定情報受信手段38は、上記ネットワーク設定情報送信手段から上記IP機器のネットワーク設定情報を受信するネットワーク設定情報受信手段の例である。さらに、プロトコル診断手段33は、プロトコル解析結果と、ネットワーク設定情報受信手段が受信した上記IP機器のネットワーク設定情報とに基づいて、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断し、否であると判断された場合、IP機器の設定に問題があるのか、または他の箇所に問題があるかを診断する手段である。
ウェブのプロキシの情報が誤っているかどうかを診断する場合、従来はIP機器を操作する必要があるが、実施例2では、IP機器50a がネットワーク40に接続するために必要な情報であるネットワーク設定情報を、ネットワーク設定情報取得手段25が、IP機器50aから読み取るので、IP機器から情報を取得する操作を省略することができる。
図9は、本発明の実施例3であるネットワーク試験装置NT3を示すブロック図である。
ネットワーク試験装置NT3は、プロトコル発生器20bとプロトコル解析器30bとを有する。
図10は、ネットワーク試験装置NT3におけるプロトコル発生器20bの詳細例を示すブロック図である。
プロトコル発生器20bは、IP機器50bで動作するソフトウェアとして動作する。利用者は、ソフトウェアを格納した外部メディアを、ネットワーク40の端末に装着して実行する。外部メディアは、たとえばCD−ROM、USBメモリ等である。
プロトコル発生器20bは、プロトコル一覧管理手段21と、プロトコル生成手段24と、プロトコル生成信号受信手段27とを有する。
プロトコル一覧管理手段21は、プロトコル発生器20bが発生可能なプロトコルの一覧を保持する。プロトコル生成信号受信手段27は、ネットワーク40を経由してプロトコル解析器30bから送られてきたプロトコル送信指令信号80を受信すると、プロトコル生成手段24に、当該プロトコルの生成と送信とを指示する。
プロトコル生成手段24は、当該プロトコルの実体を生成し、ネットワーク40に送信する。
図11は、ネットワーク試験装置NT3における、プロトコル解析器30bの詳細を示すブロック図である。
プロトコル解析器30bは、パケットモニタ手段31と、プロトコル抽出手段32と、プロトコル診断手段33と、プロトコル表示手段34と、パケット保存手段35と、プロトコル選択手段36と、診断ルール格納手段37と、プロトコル送信指令信号送信手段39とを有する。
診断ルール格納手段37は、ネットワーク試験装置NT3において、試験可能なプロトコルの種類を格納する。プロトコル選択手段36は、診断ルール格納手段37に格納されているプロトコルの一覧を、ディスプレイDP1に表示する。利用者が入力デバイスID1を介して、診断を行いたいプロトコルを選択すると、利用者がプロトコル発生器20bで発生すべきプロトコルの種類を、ディスプレイDP1に表示する。利用者が選択したプロトコルの種類を、プロトコル送信指令信号送信手段39から、プロトコル発生器20bへパケットの形で送信する。また、プロトコル選択手段36からプロトコル抽出手段32へ送られ、プロトコルの抽出に用いられる。
パケットモニタ手段31は、ネットワーク40中のパケットをモニタする。プロトコル抽出手段32は、パケットモニタ手段31でモニタしたパケットを解析し、パケットがどのプロトコルであるのかを特定する。このときに、プロトコル選択手段36から予め得たプロトコル種別であって、ユーザが選択したプロトコル種別を参照し、解析の対象でないパケットや、プロトコルの種類を特定できなかったパケットを、破棄する。診断対象であるプロトコルについては、プロトコルを構成するパケットを、パケット保存手段35に保存し、また、プロトコル診断手段33に送る。
プロトコル診断手段33は、診断ルール格納手段37に格納されている診断ルールに従い、プロトコルが正常に動作しているか、またはプロトコルがエラー状態を示しているか、またはモニタしたプロトコルが正しくないかを、プロトコル抽出手段32が出力した最新のプロトコルと、パケット保存手段35 に保存されている過去のパケットとから診断する。
プロトコル表示手段34は、プロトコル診断手段33の診断結果を、人が見て理解できる形式で、ディスプレイDP1に表示する。
プロトコル送信指令信号送信手段39は、送信すべきパケットの種類を記載したプロトコル送信指令信号80を、プロトコル発生器20bに送信する。
利用者がプロトコル解析器30bを操作することによって、送信すべきパケットの種類を記載したプロトコル送信指令信号80を送信すると、プロトコル発生器20bが受信する。プロトコル発生器20bは、プロトコル送信指令信号80に記載されているプロトコル60を、パケットの形式で、ネットワーク40に送信する。
プロトコル解析器30bは、ネットワーク40と接続され、ネットワーク40を通る全てのパケットをモニタし、プロトコル発生器20bが生成したパケット60を、他のパケットと同様に、プロトコル解析器30bがモニタし、プロトコルが正常に動作しているか、またはプロトコルが到達していないか、またはプロトコルは到達しているがエラーが発生しているかを診断する。
なお、プロトコル送信指令信号送信手段39は、上記プロトコル発生器に対してネットワークを経由して、送信すべきパケットの種類が記載され、プロトコルの送信を指令するプロトコル送信指令信号を送信するプロトコル送信指令信号送信手段の例である。また、プロトコル生成信号受信手段27は、プロトコル発生信号送信手段が送信したプロトコル送信指令信号をネットワークから受信し、上記プロトコル送信指令信号に応じたプロトコルを、上記プロトコル生成手段に生成させるプロトコル生成信号受信手段の例である。
実施例3によれば、IP機器50bを完全にリモートで制御するので、特定のプロトコルを発生させるためのIP機器操作と、モニタリングのためのプロトコルモニタツールとを並列して実施する場合、IP機器を操作するに際して、異なる部屋の間を作業者が移動する必要がなくなる。
また、上記実施例を方法の発明として把握することができる。つまり、上記実施例は、プロトコル発生器とプロトコル解析器とがネットワークを試験する方法であって、上記プロトコル発生器は、IP機器に接続し、所定のネットワークサービスを利用可能であるかどうかを診断するためのプロトコルをプロトコル一覧管理手段が保持するプロトコル一覧管理工程と、上記プロトコル一覧管理工程で保持しているプロトコル一覧をディスプレイに表示させ、診断に用いるプロトコルの種類をプロトコル種別選択手段が利用者に選択させるためのプロトコル種別選択工程と、選択されたプロトコルをプロトコル生成手段が生成してネットワークに送信するプロトコル生成工程とを実行し、上記プロトコル解析器は、ネットワークに接続して、IPパケットをモニタし、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断するプロトコル診断工程を実行するネットワーク試験方法の例である。
また、上記実施例をプログラムの発明として把握することができる。つまり、上記実施例は、上記ネットワーク試験方法をコンピュータに実行させるプログラムの例である。
NT1、NT2、NT3…ネットワーク試験装置、
20、20a、20b…プロトコル発生器、
30、30a、30b…プロトコル解析器、
40…ネットワーク、
50…IP機器、
60…パケット、
70…ネットワーク設定情報、
80…プロトコル送信指令信号。

Claims (3)

  1. プロトコル発生器と、プロトコル解析器とを具備するネットワーク試験装置であって、
    上記プロトコル発生器は、
    IP機器に接続し、所定のネットワークサービスを利用可能であるかどうかを診断するためのプロトコルを保持するプロトコル一覧管理手段と;
    上記プロトコル一覧管理手段が保持しているプロトコル一覧をディスプレイに表示させ、診断に用いるプロトコルの種類を利用者が選択するためのプロトコル種別選択手段と;
    選択されたプロトコルを生成してネットワークに送信するプロトコル生成手段と;
    を有し、
    上記プロトコル解析器は、ネットワークに接続して、IPパケットをモニタし、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断するプロトコル診断手段を有し、
    上記プロトコル発生器は、
    接続したIP機器のネットワーク設定情報を取得するネットワーク設定情報取得手段と;
    ネットワーク情報取得手段が取得した上記IP機器のネットワーク設定情報を、ブロードキャストでネットワークに送信するネットワーク設定情報送信手段と;
    を有し、
    上記プロトコル解析器は、上記ネットワーク設定情報送信手段からブロードキャストされた上記IP機器のネットワーク設定情報をパケットモニタによって受信するネットワーク設定情報受信手段を有し、上記プロトコル診断手段は、プロトコル解析結果と、ネットワーク設定情報受信手段が受信した上記IP機器のネットワーク設定情報とに基づいて、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断し、否であると判断された場合、IP機器の設定に問題があるのか、または他の箇所に問題があるかを診断する手段であることを特徴とするネットワーク試験装置。
  2. プロトコル発生器とプロトコル解析器とがネットワークを試験する方法であって、
    上記プロトコル発生器は、
    IP機器に接続し、所定のネットワークサービスを利用可能であるかどうかを診断するためのプロトコルをプロトコル一覧管理手段が保持するプロトコル一覧管理工程と;
    上記プロトコル一覧管理工程で保持しているプロトコル一覧をディスプレイに表示させ、診断に用いるプロトコルの種類をプロトコル種別選択手段が利用者に選択させるためのプロトコル種別選択工程と;
    選択されたプロトコルをプロトコル生成手段が生成してネットワークに送信するプロトコル生成工程と;
    を実行し、
    上記プロトコル解析器は、ネットワークに接続して、IPパケットをモニタし、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断するプロトコル診断工程を実行し、
    上記プロトコル発生器は、
    接続したIP機器のネットワーク設定情報を取得するネットワーク設定情報取得工程と;
    ネットワーク情報取得工程で取得した上記IP機器のネットワーク設定情報を、ブロードキャストでネットワークに送信するネットワーク設定情報送信工程と;
    を実行し、
    上記プロトコル解析器は、上記ネットワーク設定情報送信工程でブロードキャストされた上記IP機器のネットワーク設定情報をパケットモニタによって受信するネットワーク設定情報受信工程を実行し、上記プロトコル診断工程は、プロトコル解析結果と、ネットワーク設定情報受信工程で受信した上記IP機器のネットワーク設定情報とに基づいて、IP機器が正常にネットワークを利用可能であるか否かを判断し、否であると判断された場合、IP機器の設定に問題があるのか、または他の箇所に問題があるかを診断する工程であることを特徴とするネットワーク試験方法。
  3. 請求項2に記載のネットワーク試験方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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