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JP5089331B2 - 制御基板収納ボックス及び遊技機 - Google Patents
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本発明は、ロック装置を備えた遊技機用の制御基板収納ボックス及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機に関する。
特許文献1には、制御基板を収納するケースにカバーを装着した遊技機用制御基板収納ボックスにおいて、ケースに固定された一方のロック部材の連結部とカバーに固定された他方のロック部材の被連結部を係止して、ケースとカバーとをロックするロック装置が開示されている。
特開平11−76569号公報
特許文献1に記載の従来技術においては、制御基板の検査等の際、ケースからカバーを取り外すためにロック装置がカバーから切り離されることになる。しかし、被連結部の一端部が他方のロック部材の係止孔を通って一方のロック部材の嵌合孔に打ち込まれているので、嵌合が解けず、また、被連結部の他端部の外径が他方のロック部材の係止孔の内径よりも大きいので被連結部を他方のロック部材からケース側に引き抜くことができない。従って、ロック装置の一部を破壊しなければ、一方のロック部材、及び他方のロック部材を部材ごとに分解することができず、ロック装置を再利用できないという問題がある。
そこで、本発明は、ロック装置の一部を破壊することなく、連結したロック部材同士を部材ごとに分解することができ、再利用できるロック装置を備えた遊技機用制御基板収納ボックス、及びこの制御基板収納ボックスを備えた遊技機を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、制御基板を収納するケースと、ケースに装着するカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた遊技機用制御基板収納ボックスであって、ロック装置は、一方のロック部材と、他方のロック部材とを備え、一方のロック部材は連結部を備え、他方のロック部材は連結部と連結する被連結部を備え、被連結部は、連結部と係止する係止部と係止解除部とを周方向に備え、連結部は係止部を係止する被係止部を連結部の外周に備え、一方のロック部材と他方のロック部材とでケースとカバーの合わせ部分を挟持して固定すると共に係止部を被係止部に係止して連結部と被連結部とを係止しており、合わせ部分を切断して一方及び他方のロック部材を相対的に回動させて被係止部から係止部を外して係止解除部を被係止部に対面させることにより係止を解除することを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、連結部は板ばねをコ字状にしたものであり、被連結部は、一方のロック部材側に突出して連結部のコ字の開口から空間内に入り込んでおり、先端程細くなるテーパ形状であり、テーパの最大径部が連結部のコ字の対辺の間隔よりも大きく、テーパの最大径部に係止部及び係止解除部が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、連結部は、被連結部を基端に向け付勢する付勢部を備え、連結部と被連結部との係止状態を維持することを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明において、被係止部は貫通孔であり、係止部は貫通孔に入り込んで係止され、係止部の貫通孔から突き出た部分に付勢部の付勢方向に突出した突設部を設けたことを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の制御基板収納ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機である。
請求項1に記載の発明によれば、ケースとカバーの合わせ部分を一方及び他方のロック部材で挟持して係止すると共に一方及び他方のロック部材同士を固定することにより、ケースとカバーとをロックすることができる。制御基板収納ボックス本体から切り離したロック装置の一方及び他方のロック部材同士を相対的に回動させて、係止部を被係止部から外して係止解除部を被係止部に対面させることにより係止を解除するので、ロック装置の一部を破壊することなく、固定した一方及び他方のロック部材を部材ごとに分解することができ、ロック装置を再利用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、一方及び他方のロック部材同士を装着するときに被連結部のテーパにより連結部を広げて係止部を被係止部にスムーズに係止することができる。制御基板収納ボックス本体から切り離した一方及び他方のロック部材を相対的に回動させることにより係止解除部が連結部を押し広げるので、一方及び他方のロック部材同士をスムーズに引き離すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、付勢部により連結部と被連結部との係止状態を維持して、連結部と被連結部との遊びをなくしているので、ロック装置の外部からの抉じ開けを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様な効果を奏すると共に、突設部により付勢部の付勢方向に交差する方向への係止部の移動を規制しているので、係止部が貫通孔(被係止部)から外れることを防止し、ロック装置の外部からの抉じ開けを確実に防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の効果を奏する制御基板収納ボックスを備えた遊技機を提供できる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの図5に示すA−A断面図であり、図2は本実施の形態に係るロック装置の図1に示すB−B断面図であり、図3は本実施の形態に係る他方のロック部材と連結部を示す斜視図であり、図4(a)は本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの分解斜視図であり、図4(b)は図4(a)におけるFを下側から見た部分拡大図である。図5は本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの平面図あり、図6は本実施の形態に係る制御基板収納ボックスを取り付けた遊技機である。
図6に示すように、制御基板収納ボックス1は、遊技機(パチンコ台)3の制御基板を収納するものであり、遊技機の内部のパネル5に装着される。図4に示すように、御基板収納ボックス1は、制御基板を収納する樹脂製のケース7と、ケース7に装着する樹脂製のカバー9と、ケース7とカバー9とをロックするロック装置11とを備えている。ロック装置11は、一方のロック部材13と他方のロック部材15と連結部17とから構成される。
図1に示すように、ケース7は、一方のロック部材13を装着する一方の装着部21を備えている。一方の装着部21はケースの側部23の上部25に連続してケース7の下面27に平行に張り出している。一方の装着部21には下方に開口した円筒状の突起29が形成されており、突起29の周囲には凹み31が形成されている。尚、図4(a)に示すように、一方の装着部21はケース7に4つ設けられている。
図1に示すように、カバー9は、他方のロック部材15を装着する他方の装着部35を備えている。他方の装着部35はカバーの側部37の下部39に連続してカバー9の上面41に平行に張り出している。他方の装着部35には上方に開口した円筒状の突起43が形成されており、突起43の周囲には凹み45が形成されている。尚、図4(a)に示すように、他方の装着部35はカバー9に4つ設けられている。
一方の装着部21と他方の装着部35は、同形・同大であり、カバー9がケース7に装着されたときに一方の装着部21の下面47と他方の装着部35の上面49が密着するように設けられている。
図1に示すように、ロック装置11は、一方のロック部材13と、他方のロック部材15と、一方のロック部材13と他方のロック部材15とを連結する連結部17とを備えている。尚、一方のロック部材13及び他方のロック部材15はアルミダイキャスト製である。
図4(a)に示すように、一方のロック部材13は、連結部17を収納する収納部53と、連結部17を固定する突起(固定部)55a、55bと、ケース7の一方の装着部21と嵌合する一方の嵌合部57とを備えている。
図1に示すように、収納部53は、一方のロック部材13の下部59付近から上面61までの円柱状の空洞であり、一方のロック部材13の前側に位置している。
図2及び図4(a)に示すように、突起55a、55bは、収納部53の下端63の中央に2つ並んで立設されている。
図1に示すように、一方の嵌合部57は、一方のロック部材13の後側に位置し、円柱状の凸部65と、凸部65の周囲を囲む凹部67とを備えている。凹部67の下面69は一方のロック部材本体の上面61と平行である。凸部65は一方の装着部21の円筒状の突起29に嵌るようになっている。
他方のロック部材15は、被連結部を18備えており、被連結部18は、一方のロック部材13側に基端70から突出した支持部81と、連結部17に係止する一方及び他方の係止部89a、89bと、一方及び他方の係止部89a、89bと連結部17との係止を解除する係止解除部77と、連結部17を押し広げる押し広げ部79と、ケース7の他方の装着部35と嵌合する他方の嵌合部83とを備えている。尚、他方のロック部材15は、一方のロック部材13と横断面の外周の形状が同一である。
図3の部分拡大断面図に示すように、支持部81の横断面は前後にある2つの直線85a、85bと左右にある2つの円弧87a、87bに囲まれた形状である。
一方及び他方の係止部89a、89bは、支持部81に連続した円柱状の中間部91の上面93にあり、互いに支持部81を挟んだ対称的な位置にある。
係止解除部77は、支持部81における横断面が円弧状の一側部97aと、一側部97aに対向する円弧状の他側部97bと、一側部97aに連続する中間部91の外周部98aと、他側部97bに連続する中間部91の外周部98bとから成る。
押し広げ部79は、円錐形状(テーパ形状)であり、上面(円錐の底面)103が中間部の下面105に連続している。尚、押し広げ部の上面103の径は中間部91の径と同じ長さである。
図1及び図4(b)に示すように、他方の嵌合部83は、他方のロック部材15の後側に位置し、円柱状の凸部105と、凸部105の周囲を囲む凹部107とを備えている。凹部107の上面109は他方のロック部材15の下面111と平行である。凸部105は他方の装着部35の円筒状の突起43に嵌るようになっている。
連結部17は、板ばねをコ字状にしたものであり、コ字の対辺である両側部115a、115bの各々に、被連結部18の一方及び他方の係止部89a、89bを挿通して係止する被係止部(貫通孔)117a、117bが形成されている。両側部115a、115b同士の間隔は支持部81の横断面の2直線85a、85bの間隔Lと同じ位である。
両側部115a、115bを連結する中間部119には突起55a、55bを挿通する2つの挿通孔121a、121bが形成されている。挿通孔121a、121bに挿通した突起55a、55bをかしめて連結部17を一方のロック部材13に固定する。尚、連結部17はSWP(ピアノ線材を熱処理した後、冷間加工したもの)製である。
以下に、本実施の形態に係る制御基板収納ボックス1の組み立て手順を説明する。図4に示すように、ケース7にカバー9を装着して、ケース7の一方の装着部21と一方のロック部材13の一方の嵌合部57とを嵌合させる。このとき一方の嵌合部57の円柱状の凸部65が一方の装着部21の円筒状の突起29に嵌る。カバー9の他方の装着部35と他方の嵌合部83とを嵌合させる。このとき他方の嵌合部83の円柱状の凸部105が他方の装着部35の円筒状の突起43に嵌る。これで、一方のロック部材13及び他方のロック部材15は、ケース7及びカバー9と係止して装着方向に直角な方向に外れなくなる。他方のロック部材15が一方のロック部材13に装着される際、押し広げ部79が連結部17を押し広げていき、中間部91が連結部17の被係止部117a、117bに嵌る。図1に示すように、中間部91の係止部75側の径は連結部17の両側部115a、115b同士の間隔よりも大きく、一方及び他方の係止部89a、89bは被係止部117a、117bの縁118a、118bに係止して、他方のロック部材15は一方のロック部材13から外れなくなる。このようにして、一方のロック部材13と他方のロック部材15とが固定されることによりケース7とカバー9とがロックされる。
次に、本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの分解手順を説明する。先ず、一方及び他方の装着部21、35を切断して、他方のロック部材15と一方のロック部材13とを連結したロック装置11をケース7及びカバー9から切り離す。一方のロック部材13と他方のロック部材15とを装着方向を軸に相対的に90度回転させる。このとき、一方及び他方の係止部89a、89bが被係止部117a、117bから外れて、係止解除部77で連結部17を押し広げる。この状態で、他方のロック部材15と一方のロック部材13を引き離す。
以下に、本実施の形態に係る制御基板収納ボックスの作用・効果を説明する。本実施の形態によれば、ケース7とカバー9の合わせ部分(互いに密着させた一方及び他方の装着部21、35を)を一方及び他方のロック部材13、15で挟持して係止すると共に一方及び他方のロック部材13、15同士を固定することにより、ケース7とカバー9とをロックすることができる。
制御基板収納ボックス本体から切り離したロック装置11の一方及び他方のロック部材13、15同士を相対的に回動させて、一方及び他方の係止部89a、89bを被係止部(貫通孔)117a、117bから外して係止解除部77を被係止部117a、117bに対面させることにより係止を解除するので、ロック装置11の一部を破壊することなく、固定した一方及び他方のロック部材13、15を部材ごとに分解することができ、ロック装置11を再利用することができる。
一方及び他方のロック部材13、15同士を装着するときに被連結部18のテーパにより連結部17を広げて一方及び他方の係止部89a、89bを被係止部117a、117bにスムーズに係止することができる。
制御基板収納ボックス1本体から切り離した一方及び他方のロック部材13、15を相対的に回動させることにより係止解除部77が連結部17を押し広げるので、一方及び他方のロック部材13、15同士をスムーズに引き離すことができる。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。
第2実施の形態では、他方のロック部材15の一方及び他方の係止部89a、89bの各縁に他方のロック部材15の下面111側に突出した一方及び他方の突設部123a、123bが設けられている。図7及び図8に示すように、一方及び他方の突設部123a、123bは被係止部(貫通孔)117a、117bから突出した一方及び他方の係止部89a、89bの円弧状の縁の一部に沿って立設されている。また、連結部113に、連結部113の中間部119の一部を切り上げた切り上げ部(付勢部)125を設けている。
図8に示すように、本実施の形態では、他方のロック部材15が一方のロック部材13に装着されたとき、押し広げ部79の下端(被連結部18の先端)127が切り上げ部125と圧接して、一方及び他方の係止部89a、89bを連結部17の被係止部117a、117bの上端129a、129bに付勢する。
本実施の形態によれば、他方のロック部材15を一方のロック部材13に装着したときに、切り上げ部125により一方及び他方の係止部89a、89bを被係止部117a、117bの上端129a、129bに常時付勢して係止部89a、89bと被係止部117a、117bとの遊びをなくしているので、ロック装置11の外部からの抉じ開けを防止できる。
突設部123a、123bにより、切り上げ部125の付勢方向に直角な方向への係止部89a、89bの移動を規制しているので、一方及び他方の係止部89a、89bが被係止部117a、117bから外れることを防止し、ロック装置11の外部からの抉じ開けを確実に防止できる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。
上述の実施形態では、制御基板収納ボックス1にロック装置11を4つ設けているが、これに限らず、例えばロック装置を8つ設けても良い。
上述の実施形態では、他方のロック部材15に一方及び他方の係止部89a、89b及び係止解除部77が設けられ、一方のロック部材13に連結部17が固定されているが、これに代えて、他方のロック部材に連結部を固定して一方のロック部材に係止部及び係止解除部を設けるような構成にしても良い。
第1実施の形態に係る制御基板収納ボックスの図5に示すA−A断面図である。 第1実施の形態に係るロック装置の図1に示すB−B断面図である。 第1実施の形態に係る他方のロック部材と連結部を示す斜視図である。 (a)は第1実施の形態に係る制御基板収納ボックスの分解斜視図であり、(b)は(a)におけるFを下側から見た部分拡大図である。 第1実施の形態に係る制御基板収納ボックスの平面図ある。 第1実施の形態に係る制御基板収納ボックスを取り付けた遊技機である。 第2実施の形態に係る他方のロック部材と連結部を示す斜視図である。 第2実施の形態に係る制御基板収納ボックスのロック装置付近を抜き出して示す縦断面図である。
符号の説明
1 制御基板収納ボックス
3 遊技機(パチンコ台)
7 ケース
9 カバー
11 ロック装置
13 一方のロック部材
15 他方のロック部材
17 連結部
18 被連結部
21 一方の装着部(ケースとカバーの合わせ部分)
35 他方の装着部(ケースとカバーの合わせ部分)
70 基端
77 係止解除部
89a、89b 一方の被係止部、他方の被係止部
113 連結部
125 切り上げ部
127 押し広げ部の下端(被連結部の先端)

Claims (5)

  1. 制御基板を収納するケースと、ケースに装着するカバーと、ケースとカバーとをロックするロック装置とを備えた遊技機用制御基板収納ボックスであって、ロック装置は、一方のロック部材と、他方のロック部材とを備え、一方のロック部材は連結部を備え、他方のロック部材は連結部と連結する被連結部を備え、被連結部は、連結部と係止する係止部と係止解除部とを周方向に備え、連結部は係止部を係止する被係止部を連結部の外周に備え、一方のロック部材と他方のロック部材とでケースとカバーの合わせ部分を挟持して固定すると共に係止部を被係止部に係止して連結部と被連結部とを係止しており、合わせ部分を切断して一方及び他方のロック部材を相対的に回動させて被係止部から係止部を外して係止解除部を被係止部に対面させることにより係止を解除することを特徴とする制御基板収納ボックス。
  2. 連結部は板ばねをコ字状にしたものであり、被連結部は、一方のロック部材側に突出して連結部のコ字の開口から空間内に入り込んでおり、先端程細くなるテーパ形状であり、テーパの最大径部が連結部のコ字の対辺の間隔よりも大きく、テーパの最大径部に係止部及び係止解除部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の制御基板収納ボックス。
  3. 連結部は、被連結部を基端に向け付勢する付勢部を備え、連結部と被連結部との係止状態を維持することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御基板収納ボックス。
  4. 被係止部は貫通孔であり、係止部は貫通孔に入り込んで係止され、係止部の貫通孔から突き出た部分に付勢部の付勢方向に突出した突設部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の制御基板収納ボックス
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の遊技機用機板ボックスを内部に設けたことを特徴とする遊技機。
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