JP5100360B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
1.[ステレオ法の原理]
まずステレオ法の原理について説明する。図1はステレオ法の原理を説明する説明図である。図1に示すように、2台のカメラ1、2が、光軸が平行で、カメラレンズ1、2の主点から撮影面としてのCCD(Charge Coupled Device)面までの距離aが等しく、CCDは光軸に直角に置かれているものとする。また、カメラ1、2の間隔と等しい、2つの光軸間距離(基長線)をlとする。このとき、物体上の点P(x、y、z)と、画像1上の点P1(x1、y1)、画像2上の点P2(x2、y2)の座標の間には、以下のような関係がある。
次にステレオ画像作成についての原理を説明する。ステレオ画像作成の原理は、ステレオ法が成立するように画像を修正すればよい。ステレオ画像とは、対象物に対して2枚の画像が平行であり、かつ、縦視差が除去されているものである。図2は、ステレオ画像を説明する説明図である。例えば、図2(A)に示されている画像では、左右の画像間でいくらオーバーラップしている領域があっても、左右画像の縮尺が異なり、さらに回転や縦視差があるために、3次元計測することができない。しかしながら、図2(B)のように左右画像の倍率を合わせ、回転を補正し縦視差を除去すれば、ステレオ法を成り立たせることができる。
相互標定は、画像中の6点以上の対応点によりカメラの相対的な位置と傾きを求める原理である。図4は相互標定を説明する説明図である。相互標定では、以下の共面条件式により各パラメータを求める。
(1)初期近似値は通常0とする。
(2)数5の共面条件式を近似値のまわりにテーラー展開し、線形化したときの微分係数の値を数6、数7式により求め、観測方程式をたてる。
(3)最小二乗法をあてはめ、近似値に対する補正量を求める。
(4)近似値を補正する。
(5)補正された近似値を用いて、(2)〜(5)までの操作を収束するまで繰り返す。
上記ステレオ法は2枚のステレオ画像から3次元座標を求める方法であるが、動画像の場合には、複数のステレオペア画像が存在する。このため、複数のステレオペア画像間の傾き、縮尺を統一して同一座標系として接続する処理が必要となる。この処理を接続標定という。接続標定は、ステレオペア画像間に3点以上の同一の対応点が必要となる。ステレオペア画像間の同一の対応点をタイポイントという。図5(A)はタイポイントを説明する説明図である。2組のステレオペア画像間で共有する点が3点以上存在する場合には、一方の標定要素は固定し、他方の標定要素だけを操作して接続する処理が行われる。この処理を行った場合、以下の数8式で表される接続較差を算出する。算出した結果、ΔZjおよびΔDjが、所定値(例えば、0.0005(1/2000))以下なら接続標定が正常に行われたと判定する。接続標定が正常に行われると、複数のステレオ画像から3次元計測が可能となる。図5(B)は3次元計測の結果を示す図である。
上記相互標定および接続標定を行うためには、左右画像から対応点を抽出しなければならない。対応点は、左右一方の画像から特徴点を抽出し、他方の画像から対応する特徴点の追跡を行うことにより自動で実行される。特徴点の抽出には、例えばモラベックオペレータが使用される。モラベックオペレータは、表1に示すように上下、左右、対角の4方向で、各方向上にある各画素の値と中心画素の値との差の2乗の和を計算し、4つの値から最小値を選択するものである。この計算式を数9に示す。そして、この最小値を初期設定値であるモラベックオペレータ閾値を比較することにより、特徴点が抽出される。
左画像から特徴点が抽出されたら、右画像で対応する点の追跡が行われる。特徴点の追跡には、例えば高速なテンプレートマッチングである残差逐次検定法(SSDA法)が使用される。図6はSSDA法を説明する説明図である。図6に示すようにN×N画素のテンプレート画像をM×M画素の追跡画像内の探索範囲(M−N+1)2上で動かし、数10の残差が最小になった位置で、対応点が追跡されたとみなす。なお、(a,b)は追跡画像内におけるテンプレート画像の左上位置を示し、I(a,b)(m,n)は追跡画像の部分画像、T(m,n)はテンプレート画像、R(a,b)は追跡画像の部分画像とテンプレート画像との残差である。なお、本発明に係る画像処理装置においては、左画像で抽出された特徴点と右画像で追跡された対応点とを結ぶ移動ベクトルの距離と方向を初期設定値である距離判定閾値と方向判定閾値と比較することにより、誤った対応点を除去する処理を行う。
以下、上記ステレオ法を利用した本発明に係る画像処理装置および画像処理システムの一例について説明する。図7は、本発明に係る画像処理装置および画像処理システムのブロック図である。本発明に係る画像処理装置は、第1画像処理装置10および/または第2画像処理装置20で構成される。第1画像処理装置10は、第2画像処理装置20で行われる標定処理や3次元計測などに必要な追跡データを取得して各フレーム画像に埋め込んで出力する。一方、本発明に係る画像処理システムは、さらに撮影部30、GPS受信機40、姿勢センサ50、基準時計60を組み合わせた構成である。以下、各装置の構成について追跡データの項目ごとに説明する。
撮影部30は、例えば動画像を撮影可能なCCDカメラであり、受光部で光電変換した信号をNTSC信号として出力する。撮影部30は、対象物と自身とが少しずつ相対移動しながら動画像を撮影する。撮影部30により取得された動画像は、第1画像処理装置10に入力される。
GPS受信機40は、GPS衛星から電波を受信して、撮影部30の絶対位置を測位演算する。撮影部30の測位情報が得られると、上述した接続標定により統一された相対座標系を絶対座標系に変換することができる。GPS受信機40により測位演算された撮影部30の絶対位置は、第1画像処理装置10に入力される。この撮影部30の位置情報は、撮影部30により撮影されたフレーム画像内に埋め込まれる。なお、GPS受信機40を利用しない構成の場合には、既知の基準点の絶対座標を入力することができる。基準点は、図7に示す表示部71に表示された画面上で操作部70により指定され、その基準点の絶対座標が表示部71に表示された入力欄に入力される。また、絶対座標が既知でない場合には、既知の2点間の実距離を入力することで相対座標系を実スケールにすることができる。2点間の実距離は、図7に示す表示部71に表示された画面上で2点が操作部70により指定され、その2点間の実距離が表示部71に表示された入力欄に入力される。このような場合には、フレーム画像内にはGPS情報が埋め込まれず、GPS情報が存在しないという情報が埋め込まれる。
姿勢センサ50は、撮影部30の光軸をZ軸と規定した場合、このZ軸とこれに直交するX軸とさらにこれらに直交するY軸からなる3軸回り回転角(または回転角速度、回転加速度)を算出することができるセンサであり、例えば3軸回りの回転角速度を計測するジャイロである。姿勢センサ50は、相互標定によりカメラの各軸周りの回転角が算出できなかった場合に有効である。また、撮影時には撮影部30が突発的にブレを生じる場合があるが、画像内に埋め込まれた姿勢センサ50の姿勢情報に基づいてその状況を検出することができる。このため、ブレを生じた画像は計測に選択しないなどといった判断が可能となる。姿勢センサ50により計測された撮影部30の姿勢情報は、第1画像処理装置10に入力され、撮影部30により撮影されたフレーム画像内に埋め込まれる。
基準時計60は、例えば電波時計であり、基準時刻を取得する。この基準時刻は、各フレーム画像の撮影タイミング、GPS受信機40による測位演算タイミング、姿勢センサ50による回転角速度の計測タイミングの同期をとるために利用される。基準時計60により取得された基準時刻は、第1画像処理装置10に入力される。この基準時刻は、撮影部30により撮影されたフレーム画像内に埋め込まれる。
第1画像処理装置10は、撮影画像取得部11、特徴点抽出部12、特徴点追跡部13、埋め込み部14、出力部15を備えている。
撮影画像取得部11は、撮影部30からインターレース又はプログレッシブで順次フレーム画像を取得する。撮影画像取得部11により入力されたフレーム画像は、連番のフレーム番号が割り当てられる。このフレーム番号、インターレース又はプログレッシブという画面情報は、各フレーム画像内に埋め込まれる。
特徴点抽出部12は、撮影画像取得部11により入力されたフレーム画像から特徴点を抽出する。特徴点の抽出には、上述した表1および数9のモラベックオペレータが使用される。モラベックオペレータにより出力された値は、モラベックフィルター閾値と比較することにより特徴点として抽出するか否かが判定される。このモラベックフィルター閾値は、図7に示す操作部70から入力することで初期設定される。設定されたモラベックフィルター閾値は、各フレーム画像内に埋め込まれる。なお、モラベックフィルター以外の特徴点の抽出法として、ハリスフィルターやスーザンフィルター等を利用することができる。この場合にはそれらの閾値がフレーム画像内に埋め込まれる。
また、特徴点抽出部12により抽出された点は、点番号が割り当てられ、X座標およびY座標と共に、各フレーム画像内に埋め込まれる。相互標定はこのX座標およびY座標に基づいて行われる。また、特徴点抽出部12により抽出された特徴点は、パスポイントおよびタイポイントとして利用されるため、抽出された特徴点数がフレーム内特徴点数閾値(例えば3点)以上か否かが判定される。このフレーム内特徴点数閾値も、各フレーム画像内に埋め込まれる。
特徴点追跡部13は、特徴点抽出部12により抽出された特徴点に対応する点を次フレーム画像または前フレーム画像(隣接するフレーム画像)内で追跡する。特徴点の追跡には、上述したテンプレートマッチングであるSSDA法が使用される。追跡中のテンプレート画像は、表示部71に表示可能であり、テンプレート画像の表示色(テンプレート色)は、操作部70により設定できる。また、上述したSSDA法によるテンプレート画像と追跡画像との残差(マッチング評価値)は、マッチング評価閾値と比較される。マッチング評価値がマッチング評価閾値より小さい場合には、候補対応点として選別される。そして、特徴点追跡部13は、特徴点と候補対応点との移動ベクトルを算出する。移動ベクトルの距離は、距離判定閾値と比較され、距離判定閾値より小さい場合には、さらに候補対応点として選別される。また、移動ベクトルの方向は、方向判定閾値と比較され、方向判定閾値の移動方向と大きく異なる場合には、候補対応点から除去される。このような段階を経て、候補対応点の中から特徴点に対応する点が確定される。以上のテンプレート色、マッチング評価値、マッチング評価値閾値、距離判定閾値、方向判定閾値は、各フレーム画像内に埋め込まれる。なお、各点のマッチング評価値は、標定点として使用するか否かの判断材料となる。なお、SSDA法以外のテンプレートマッチングとしては、正規化相関法や符号照合法等を利用することができる。
特徴点追跡部13が、特徴点に対応する全点について追跡を完了すると、追跡したフレーム画像における特徴点の生存又は消滅(点の状態)が確定する。これにより、フレーム画像内の総点数も確定する。また、特徴点追跡部13が追跡できた点数が6点以下の場合には、特徴点抽出部12が新たに特徴点を再抽出する。この際、特徴点抽出部12がこれまでに抽出した回数は、世代数として各フレーム画像内に埋め込まれる。ここで、世代とは、言い換えればステレオペア画像が連続した画像群のことを意味する。この世代数が各フレーム画像内に埋め込まれることにより、世代数が共通する2枚の画像を動画像内から選択することによって相互標定に必要なステレオペア画像を容易に選択することができる。また、世代間で引き継がれた点数は、世代継続点数閾値(例えば6点)と比較される。世代間で引き継がれた点数が3点以上の場合、その世代同士は接続標定が可能となる。以上の点の状態、フレーム内総点数、世代数、世代継続点数閾値は、フレーム画像内に埋め込まれる。なお、特徴点抽出部12が再抽出した場合は、特徴点追跡部13が追跡した点数と特徴点抽出部12が再抽出した点数とを合計した点数がフレーム内総点数となる。このフレーム内総点数は、標定点として利用できる点の多少を判断する指標となる。相互標定の際、総点数の多少に基づいて使用する画像を選択することができる。
また、世代が更新されると、フレーム画像3で特徴点■1、■8、■9が再抽出される。このように、抽出→追跡→世代更新→抽出→追跡→世代更新→抽出→・・・といった抽出および追跡という2種類の処理状態(抽出または追跡)が繰り返される。そして、フレーム画像5には、世代1で抽出されたX3、X5、X6と、世代2で抽出された■8、■9が併存している。したがって、これらを識別するために、各点は各点が抽出された世代を示す世代番号が付与される。具体的には、フレーム画像5におけるX3、X5、X6の世代番号は1であり、■8、■9の世代番号は2であり、●1、●4の世代番号は3となる。また、各点には抽出された世代から引き継がれた世代数(世代引き継ぎ数)も付与される。具体的には、フレーム画像5におけるX3、X5、X6の世代引き継ぎ数は世代1から世代3まで引き継がれているため、2である。同様に■8、■9の世代引き継ぎ数は1であり、●1、●4の世代引き継ぎ数は0となる。以上の処理状態、世代番号、世代引き継ぎ数は、各フレーム画像内に埋め込まれる。世代引き継ぎ数が1以上の点はタイポイントとして利用でき、このタイポイントがフレーム画像内に3点以上ある場合には接続標定が可能な画像であると判断できる。
また、抽出または追跡された点の画像内における配置を統計した点配置統計値が算出される。図9は点配置統計値の算出方法を説明する説明図である。点配置統計値とは、点がフレーム画像内でどのように偏って配置されているかを表す。点配置統計値は、画像の中心座標を(0、0)として、各点のX座標の合計値およびY座標の合計値として算出される。例えば、640×480ピクセルのフレーム画像内に座標値が(−150、20)、(50、−80)、(250、40)、(35、−180)、(−300、200)からなる5つの点が存在していた場合、X方向の点配置統計値は−150+50+250+35−300=−115となり、Y方向の点配置統計値は20−80+40−180+200=0となる。すなわち、点配置統計値は(−115、0)となり、フレーム画像の右側に点が偏っていることになる。各フレーム画像における点の偏り具合は相互標定の計算が収束するか否かに影響を及ぼすため、フレーム画像に埋め込まれた点配置統計値に基づいて点の偏り具合を見極め、そのフレーム画像を相互標定で使用するか否かを判断することができる。このフレーム内点配置統計値は、フレーム画像内に埋め込まれる。
図10(A)に示すように、埋め込み部14は、追跡データを各フレーム画像の先頭の画素から順に埋め込む。フレーム画像の先頭領域は使用されない場合が多いため、追跡データの格納領域として好適である。また、第2画像処理装置20がフレーム画像から追跡データを読み出す処理が容易であり、読み出し時間も短時間で済む。
また、図10(B)に示すように、埋め込み部14は、追跡データをフレーム画像内で手動設定した領域に埋め込む。手動設定領域は、表示部71に表示された画像上で、操作部70により矩形領域として設定される。この際、手動設定領域の左上の画素座標と右下の画素座標が、フレーム画像の先頭に埋め込まれる。これにより、第2画像処理装置20は追跡データが埋め込まれた手動設定領域を認識することができる。このモードは、フレーム画像の使用しない領域が特定できる場合に有効である。この態様によれば、追跡データが埋め込まれた動画像は、再利用可能なデータとなる。
さらに、図10(C)に示すように、埋め込み部14は、フレーム画像の対象物の位置を上述したフレーム内点配置統計値に基づいて自動判別して、自動判別領域(対象物が存在しない領域)に追跡データを埋め込む。この際、自動判別領域の左上の画素座標と右下の画素座標がフレーム画像の先頭に埋め込まれる。これにより、第2画像処理装置20は、追跡データが埋め込まれた自動判別領域を認識することができる。この態様によれば、追跡データが埋め込まれた動画像は、再利用可能なデータとなる。
第2画像処理装置20は、入力部21、相互標定部22、接続標定部23、選別部24、3次元計測部25、パノラマ画像作成部26、撮影軌跡解析部27を備えている。
標定処理を行うために必要な追跡データは多種類のデータで構成され、各画像に密接に関連している。この追跡データが各画像に埋め込まれることによって、標定処理を行う際の追跡データの管理が容易になる。また、追跡データが埋め込まれた画像は第1画像処理装置10から順次出力されるため、第2画像処理装置20は、この画像に基づいて逐次標定処理を行うことができる。すなわち、第2画像処理装置20は、動画像の入力完了を待たずに標定処理を開始することができる。このため、標定処理に相応しい画像であるか否かを早期に判断することができる。さらに、第1画像処理装置10は、追跡データを画像内に埋め込んで出力するため、画像を出力するインターフェースのみ備えていればよく、追跡データ用に専用のインターフェースを備える必要がない。このため、第1画像処理装置10は部品点数が少なく、標定処理に必要なデータの転送時間も高速である。また、埋め込み部14が以下の追跡データを埋め込むことにより、表2に示す効果を奏する。
以下、単写真標定部を備えた画像処理装置および画像処理システムの一例について説明する。図12は単写真標定部を備えた画像処理装置および画像処理システムのブロック図である。第2画像処理装置は、相互標定部22と接続標定部23との間に単写真標定部28を備えている。単写真標定部28は、以下に説明する単写真標定もしくはDirect Linear Transformation(DLT)法を用いて、単一の画像に埋め込まれた追跡データに含まれる点の画像座標と3次元座標との関係を求める。
単写真標定とは、1枚の写真の中に写された基準点に成り立つ共線条件を用いて、写真を撮影したカメラの位置(X0,Y0,Z0)およびカメラの傾き(ω,φ,κ)を求め、写真座標x,yと地上座標X,Y,Zの間の関係を求めるものである。共線条件とは、投影中心、写真像および地上の対象物が一直線上にあるという条件である。また、カメラの位置(X0,Y0,Z0)とカメラの傾き(ω,φ,κ)は外部標定要素と呼ばれる。
DLT法は、写真座標と被写体の対象空間座標(3次元座標)との関係を3次の射影変換式で近似したものである。DLT法の基本式は以下の数15となる。
単写真標定部28は、入力部21が入力した単一の画像に対して上記単写真標定またはDLT法を実行する。この際、単写真標定部28は、相互標定部22により求められたモデル座標系における4点の対象空間座標を数11および数12に代入し、撮影部30の位置および傾きを求め、数13の画像座標と対象空間座標との関係式を求める。また、操作部70により入力された4点以上の基準点の実座標がある場合には、単写真標定部28は、それらを利用してモデル座標系を実座標系に変換できる。この単写真標定部28を設けることにより、相互標定部22がステレオペアを組まなかった単一の画像に埋め込まれた追跡データに含まれる点の3次元座標やその画像を撮影した撮影部30の位置および姿勢情報を求めることができる。
Claims (12)
- 対象物と撮影部とが少しずつ相対移動して撮影された複数の連続する画像を取得する撮影画像取得部と、
前記撮影画像取得部により取得された画像から特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された特徴点に対応する点を前記複数の連続する画像内で追跡する特徴点追跡部と、
前記特徴点抽出部により抽出された点のデータおよび前記特徴点追跡部により追跡された点のデータを含む追跡データを各画像内に埋め込む埋め込み部と、
前記埋め込み部により前記追跡データが埋め込まれた複数の連続する画像を順次出力する出力部と
を備え、
前記特徴点追跡部が追跡できた点数が所定値未満の場合には、前記特徴点抽出部は特徴点を再抽出すると共に、前記埋め込み部は、前記特徴点抽出部がこれまでに抽出した回数を世代数として各画像内に埋め込むことを特徴とする画像処理装置。 - 前記特徴点追跡部は、前記特徴点抽出部により抽出された特徴点をテンプレートマッチングにより追跡すると共に、前記埋め込み部は、前記テンプレートマッチングの算出結果であるマッチング評価値を各画像内に埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記特徴点抽出部が抽出した特徴点は、前記特徴点追跡部により複数の連続する画像内で追跡されることによって前記世代間で引き継がれ、前記埋め込み部は、前記特徴点が世代間で引き継がれた数を各画像内に埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記埋め込み部は、前記特徴点抽出部および前記特徴点追跡部が抽出および追跡した点の画像内における総点数を各画像内に埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 対象物と撮影部とが少しずつ相対移動して撮影された複数の連続する画像を取得する撮影画像取得部と、
前記撮影画像取得部により取得された画像から特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
前記特徴点抽出部により抽出された特徴点に対応する点を前記複数の連続する画像内で追跡する特徴点追跡部と、
前記特徴点抽出部により抽出された点のデータおよび前記特徴点追跡部により追跡された点のデータを含む追跡データを各画像内に埋め込む埋め込み部と、
前記埋め込み部により前記追跡データが埋め込まれた複数の連続する画像を順次出力する出力部と
を備え、
前記埋め込み部は、前記特徴点抽出部および前記特徴点追跡部により抽出および追跡された点の画像内における配置を統計した点配置統計値を各画像内に埋め込むことを特徴とする画像処理装置。 - 撮影部の位置座標を求めるGPS受信機を備え、
前記埋め込み部は、前記GPS受信機から取得した前記撮影部の位置情報を画像内に埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 撮影部の姿勢情報を求める姿勢センサを備え、
前記埋め込み部は、前記姿勢センサから取得した前記撮影部の姿勢情報を画像内に埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記埋め込み部は、各画像内の先頭領域に前記追跡データを埋め込むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記埋め込み部は、画像上で手動設定された手動設定領域に前記追跡データを埋め込むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記埋め込み部は、前記点配置統計値に基づいて自動判別された領域に前記追跡データを埋め込むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記追跡データが埋め込まれた複数の連続する画像を順次入力する入力部と、
前記入力部により入力された画像から前記追跡データに基づいてステレオペア画像を選択し、前記ステレオペア画像に対して相互標定を行う相互標定部と、
前記相互標定部により相互標定されたステレオペア画像と他の画像の座標系を接続する接続標定部と、
前記接続標定部により接続された座標系に基づいて、前記追跡データに含まれる点の3次元座標を計測する3次元計測部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記追跡データが埋め込まれた複数の連続する画像を順次入力する入力部と、
前記入力部により入力された単一の画像に対して共線条件式もしくはDLT(Direct Linear Transformation)法を用いて、前記画像に埋め込まれた追跡データに含まれる点の画像座標と3次元座標との関係を求める単写真標定部とを備えることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
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