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JP5111182B2 - 無線基地局制御装置および無線基地局制御方法 - Google Patents
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JP5111182B2 - 無線基地局制御装置および無線基地局制御方法 - Google Patents

無線基地局制御装置および無線基地局制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝送路マルチ化(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術を用いた無線通信システムにおける無線基地局制御装置および無線基地局制御方法に関する。
従来、MIMO技術が無線通信システムの周波数利用効率を向上させる技術の一つとして知られている。図6にMIMO無線通信システムの基本概念図を示す。図6において、送信局は、複数の送信アンテナからそれぞれ別々のデータ信号を同一周波数で無線送信する。受信局は、その送信された無線信号を複数の受信アンテナで受信し復元する。その復元の際に、チャネル行列Hが理想的に分かっていれば、チャネル行列Hの逆行列を受信信号に乗算することで送信信号を分離することができ、図6の例のように4本の送信アンテナから別々のデータ信号を送信した場合には最大で4倍の速度でデータ通信を行うことが可能になる。これにより、周波数利用効率の向上が図られる。また、特許文献1に記載の従来のMIMO無線通信システムは、複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより同時通信を行っている。
特開2007−134844号公報
しかし、上述した特許文献1に記載の従来のMIMO無線通信システムでは、無線端末において各基地局から送信された無線信号の受信電力に差がある場合、受信電力が小さい方の無線信号の受信特性が劣化するため、想定した通信品質が得られないという問題がある。又、無線端末の通信で要求されるQoS(Quality of Service)に応じた通信品質を如何にして提供するのかという点も課題である。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向(基地局から無線端末への方向)の同時通信を行う際に、無線端末における無線受信環境に応じて適切にMIMOを適用するとともに、無線端末の通信で要求されるQoSに応じた通信品質を提供するべく基地局を制御することのできる無線基地局制御装置および無線基地局制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線基地局制御装置は、複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御装置において、無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する基地局間MIMO連携コントローラと、無線端末の通信で要求されるQoSの情報を記憶する要求QoS情報保持部と、MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う無線パケットスケジューラと、を備え、前記無線パケットスケジューラは、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線パケットスケジューラは、基地局のMIMO方式によって無線端末との間で実現可能な通信品質を算出する推定通信品質算出手段を有し、該推定通信品質が無線端末の通信で要求されるQoSを満足するか判断することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線パケットスケジューラは、無線端末における無線受信環境に基づいて、複数の基地局のMIMO方式の組合せとして、周波数効率重視のMIMO方式と通信品質重視のMIMO方式の中から最も周波数効率の高いMIMO方式の組合せを選択し、該選択されたMIMO方式の組合せにおいて、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の方から先に、無線リソースの割当判断を行うことを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線パケットスケジューラは、空き無線リソース量又は要求QoSの不適合の場合に、基地局のMIMO方式の変更を試みることを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線パケットスケジューラは、周波数効率重視から通信品質重視へMIMO方式を変更することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線パケットスケジューラは、既に無線リソースを割当済みのパケットに対して、新たなMIMO方式で無線リソースを確保できるか検証することを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記無線受信環境は、SINR、CINR、受信電力、無線レイヤにおける推定スループット又は無線端末の位置によって表されることを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御装置においては、前記要求QoSのレベルは、IPパケットの遅延時間、ジッター、IPパケットが属するIP通信のスループット又はパケット誤り率を含むことを特徴とする。
本発明に係る無線基地局制御方法は、複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御方法であって、無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する第1のステップと、MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う第2のステップと、を含み、前記第2のステップにおいて、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御することを特徴とする。
本発明によれば、複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う際に、無線端末における無線受信環境に応じて適切にMIMOを適用するとともに、無線端末の通信で要求されるQoSに応じた通信品質を提供するべく基地局を制御することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るMIMO無線通信システムの構成を示す概念図である。図1において、無線基地局制御装置1は、バックボーンネットワーク(インターネットプロトコル(IP)網)に接続されている。複数の基地局2は、無線基地局制御装置1に通信回線で接続されている。無線端末3は基地局2との間で無線通信を行う。
以下の説明では、本発明に係る下り方向(基地局2から無線端末3への方向)の無線通信に係る構成について説明する。
無線端末3は、一つ又は複数の基地局2との間で下り方向の無線通信を行う。複数の基地局2と一つの無線端末3の間では、複数の基地局2が連携したMIMOにより下り方向の同時通信(以下、「MIMO同時通信」と称する)を行う。無線基地局制御装置1は、無線端末3における無線受信環境に応じて適切にMIMO同時通信を適用するとともに、無線端末3の通信で要求されるQoSに応じた通信品質を提供するべく各基地局2を制御する。
図2は、本実施形態に係る無線基地局制御装置1の構成を示すブロック図である。図2において、無線基地局制御装置1は、基地局間MIMO連携コントローラ11、無線パケットスケジューラ12、要求QoS情報保持部13、IPパケットキュー情報保持部14、IPパケットキュー15及び無線パケット構築部16を有する。無線パケット構築部16は、基地局2の各々に対応して設けられる。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、MIMO同時通信を制御する。無線パケットスケジューラ12は、基地局2が無線端末3宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う。送信スケジューリングでは、無線送信周期でIPパケットに対して無線リソースの割当を行う。無線リソースとしては、例えば、時間のリソース、周波数のリソースなどが挙げられる。
要求QoS情報保持部13は、無線端末3が行うIP通信で要求されているQoSの情報を記憶する。その要求QoSのレベルとしては、例えば、IPパケットの遅延時間、ジッター、IPパケットが属するIP通信のスループット、パケット誤り率などが挙げられる。
IPパケットキュー情報保持部14は、IPパケットキュー15に格納されているIPパケットの情報(パケットのアドレス情報(宛先アドレス、発信元アドレス)、パケットサイズ、パケット総数など)を記憶する。IPパケットキュー15は、無線端末3宛に送信されるIPパケットを格納する。無線パケット構築部16は、無線端末3宛のIPパケットを無線パケットに変換する。該無線パケットは、該当の基地局2へ送られる。
次に、基地局間MIMO連携コントローラ11の動作を説明する。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、無線端末3における無線受信環境を表す受信環境情報に基づいて、MIMO同時通信を制御する。受信環境情報は、基地局2ごとの情報を含む。無線端末3は、各基地局2についての自己の無線受信環境を表す受信環境情報を基地局2(図2の例では基地局#1)へ送る。基地局2は、無線端末3から受け取った受信環境情報を無線基地局制御装置1へ送る。受信環境情報としては、例えば、SINR(Signal to Interference and Noise power Ratio)、CINR(Carrier to Interference and Noise power Ratio)、受信電力、無線レイヤにおける推定スループット、無線端末3の位置などの情報が挙げられる。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、受信環境情報に基づいて、MIMO同時通信を行うか否かを判断する。その際、受信環境情報に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判定するための判定条件を事前に定めておく。その判定条件の設定基準は、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できることである。従って、受信環境情報が判定条件を満足する場合は、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できると判断する。以下に、受信環境情報に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する方法について、いくつかの実施例を挙げて説明する。
実施例1では、受信環境情報として、SINR、CINR又は無線レイヤにおける推定スループットの情報を利用する。判定条件には、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できる限界値を用いる。例えば、受信環境情報としてSINRの情報を用いる場合、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できるSINRの限界値を定め、該限界値を判定用の閾値とする。この場合、受信環境情報で表されるSINRが閾値以上である場合、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できると判断する。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、受信環境情報に含まれる各基地局2の情報と判定条件を比較し、複数の基地局2の情報が判定条件を満足する場合に、MIMO同時通信を行うと決定する。そして、最もよく判定条件を満足する方から2以上所定数の基地局2を、当該無線端末3とMIMO同時通信する基地局に選択する。
一方、基地局間MIMO連携コントローラ11は、判定条件を満足する基地局2の台数が1以下である場合には、当該無線端末3とMIMO同時通信することができないと判断する。
実施例2では、受信環境情報として受信電力の情報を利用する。判定条件には、各基地局2からの受信電力の差を用いる。その判定条件として、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できる受信電力差の限界値を定め、該限界値を判定用の閾値とする。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、受信環境情報に含まれる各基地局2の受信電力情報から各受信電力の差を計算し、この計算結果の受信電力差をそれぞれ閾値と比較する。基地局間MIMO連携コントローラ11は、閾値以下の受信電力差が存在する場合に、MIMO同時通信を行うと決定する。そして、その閾値条件を満足する受信電力差に対応する基地局2のグループの中で、受信電力差が最も小さい方から2以上所定数の基地局2を、当該無線端末3とMIMO同時通信する基地局に選択する。
一方、基地局間MIMO連携コントローラ11は、閾値以下の受信電力差が存在しない場合には、当該無線端末3とMIMO同時通信することができないと判断する。
実施例3では、受信環境情報として無線端末3の位置の情報を利用する。判定条件には、無線端末3と各基地局2との間の距離(端末基地局間距離)についての差を用いる。その判定条件として、MIMO同時通信を行うことで通信品質の向上が期待できる端末基地局間距離差の限界値を定め、該限界値を判定用の閾値とする。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、受信環境情報に含まれる無線端末3の位置情報から、当該無線端末3と各基地局2について端末基地局間距離を計算する。基地局2の位置情報は事前に設定しておく。基地局間MIMO連携コントローラ11は、各端末基地局間距離の差を計算し、この計算結果の端末基地局間距離差をそれぞれ閾値と比較する。基地局間MIMO連携コントローラ11は、閾値以下の端末基地局間距離差が存在する場合に、MIMO同時通信を行うと決定する。そして、その閾値条件を満足する端末基地局間距離差に対応する基地局2のグループの中で、端末基地局間距離差が最も小さい方から2以上所定数の基地局2を、当該無線端末3とMIMO同時通信する基地局に選択する。
一方、基地局間MIMO連携コントローラ11は、閾値以下の端末基地局間距離差が存在しない場合には、当該無線端末3とMIMO同時通信することができないと判断する。
なお、実施例3の変形例として、事前に、無線端末3が存在しうる位置に対応する端末基地局間距離差を計算し、この計算結果に基づいた基地局選定データベースを作成しておいてもよい。基地局選定データベースは、無線端末3の位置情報に関連付けて、当該無線端末3とMIMO同時通信を行うことが可能な2以上所定数の基地局2の情報を格納する。この場合、基地局間MIMO連携コントローラ11は、受信環境情報に含まれる無線端末3の位置情報に基づいて基地局選定データベースを検索し、検索結果として当該無線端末3とMIMO同時通信を行う2以上所定数の基地局2の情報を取得する。もし、基地局選定データベースの検索結果なしの場合には、当該無線端末3とMIMO同時通信を行うことができないと判断する。
以上が受信環境情報に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する方法についての実施例である。
基地局間MIMO連携コントローラ11は、無線端末3とMIMO同時通信する2以上所定数の基地局2を、無線パケットスケジューラ12へ指示する。
一方、基地局間MIMO連携コントローラ11は、無線端末3とMIMO同時通信を行うことができないと判断した場合には、無線端末3と一対一で無線通信する基地局2を無線パケットスケジューラ12へ指示する。基地局間MIMO連携コントローラ11は、無線端末3と一対一で無線通信する基地局2として、当該無線端末3における無線受信環境が最良となる基地局2を受信環境情報に基づいて選択する。例えば、SINR、CINR、受信電力、無線レイヤにおける推定スループット、無線端末3の位置のいずれか又は複数の情報に基づいて、無線端末3における最良の無線受信環境となる基地局2を判断する。
次に、無線パケットスケジューラ12の動作を説明する。
無線パケットスケジューラ12は、基地局間MIMO連携コントローラ11から無線端末3とMIMO同時通信する旨の指示を受けた場合、その指示によるMIMO同時通信対象の2以上所定数の基地局2について、MIMO方式の決定と、当該無線端末3宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングと、を行う。この動作の詳細は後述する。
一方、無線パケットスケジューラ12は、基地局間MIMO連携コントローラ11から無線端末3と一対一で無線通信する旨の指示を受けた場合、その指示による一対一無線通信対象の一基地局2について、当該無線端末3宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う。この送信スケジューリングでは、当該無線端末3に係るIP通信で要求されているQoSを考慮することが好ましい。
無線パケットスケジューラ12は、送信スケジューリング結果に従って、IPパケットキュー15からIPパケットを送信基地局2に対応の無線パケット構築部16へ出力させる。さらに、MIMO同時通信する場合には、各基地局2に対してMIMO方式を指示する。
無線パケット構築部16は、IPパケットキュー15から出力されたIPパケットを受信し、該IPパケットを無線パケットに変換して基地局2へ送信する。
次に、図3、図4及び図5を参照して、MIMO同時通信する場合の無線パケットスケジューラ12の動作を詳細に説明する。図3、図4及び図5は、無線パケットスケジューラ12が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。
無線パケットスケジューラ12は、IPパケットキュー15内のIPパケット毎に制御処理を行う。その際、無線パケットスケジューラ12は、IPパケットキュー情報保持部14からIPパケットのアドレス情報を取得し、この取得したアドレス情報によって特定されるIP通信で要求されているQoSの情報を要求QoS情報保持部13から取得する。無線パケットスケジューラ12は、その取得した要求QoS情報に基づいて、当該IPパケットに係る要求QoSを認識する。
以下の説明では、説明の便宜上、MIMO同時通信する基地局2を2つ(以下、基地局#1,#2とする)とし、基地局#1,#2が1つの無線端末3(以下、単に無線端末とする)との間でMIMO同時通信を行うとする。なお、3つ以上の基地局2によりMIMO同時通信する場合にも同様に適用することができる。
まず、図3において、ステップS1では、パケット番号を表す変数iに初期値「0」を設定する。パケット番号は、IPパケットキュー15内のIPパケットの各々に対して一意に付与される。従って、パケット番号は、「0」から「IPパケットキュー15内のパケット総数−1」までである。
次いでステップS2では、無線端末における基地局#1からの無線受信環境及び基地局#2からの無線受信環境に基づいて、基地局#1,#2の各MIMO方式を決定する。このとき、基地局#1のMIMO方式と基地局#2のMIMO方式の組合せは、最も周波数効率が高くなるように、選択する。
MIMO方式としては、例えば、空間多重(Spatial Multiplexing:SM)方式と時空間符号化(Space Time Coding:STC)方式が挙げられる。SM方式は、複数の送信アンテナから各々異なるデータを送信することで、伝送速度を向上させるものであり、周波数効率重視のMIMO方式である。STC方式は、時間方向および空間方向に符号化を行うことで、所要信号対雑音電力比(SNR)を低減させるものであり、通信品質重視のMIMO方式である。
MIMO方式の組合せとしては、SM方式とSM方式の組合せが最も周波数効率が高く、SM方式とSTC方式の組合せが次に周波数効率が高く、STC方式とSTC方式の組合せが最も周波数効率が低い。この周波数効率の順位に各々対応するMIMO方式の組合せの情報は、事前に設定しておく。さらに、無線受信環境によって利用可能なMIMO方式(SM方式もしくはSTC方式、又はSM方式とSTC方式の両方)の情報は、事前に設定しておく。これら情報に基づき、無線端末における基地局#1からの無線受信環境で利用可能なMIMO方式と無線端末における基地局#2からの無線受信環境で利用可能なMIMO方式とを把握し、基地局#1,#2で各々利用可能なMIMO方式の中から最も周波数効率が高くなるMIMO方式の組合せを選択する。この選択結果(基地局#1のMIMO方式と基地局#2のMIMO方式)の情報は記録しておく。
次いでステップS3では、ステップS2で選択した基地局#1のMIMO方式と基地局#2のMIMO方式によって実現可能な通信品質(例えばSNR)を、基地局#1と無線端末間、基地局#1と無線端末間のそれぞれで算出する。この算出値を以下、「推定通信品質」と称する。この基地局#1の推定通信品質の情報と、基地局#2の推定通信品質の情報は記録しておく。
次いでステップS4では、変数iがIPパケットキュー15内のパケット総数以上であるか判断する。変数iがIPパケットキュー15内のパケット総数以上である場合、IPパケットキュー15内の全IPパケットについて処理が完了したので、処理終了となる。一方、変数iがIPパケットキュー15内のパケット総数未満である場合はステップS5に進む。
ステップS5では、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組について、空き無線リソース量が現処理対象のIPパケット(i番パケット)のサイズに不足するか判断する。空き無線リソース量は、無線端末に割り当て可能な無線リソースの内、未割当で残っている無線リソースの量である。ステップS5の結果、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足する場合は図4のステップS9に進む。一方、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに足りる場合はステップS6に進む。
ステップS6では、悪い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足するか判断する。この結果、悪い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足する場合はステップS7に進む。一方、悪い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足しない場合は図5のステップS16に進む。
ステップS7では、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組は空き無線リソース量及び要求QoSともにi番パケットに適合するので、i番パケットに対して該推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の無線リソースを割り当てる。この後、ステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
上記ステップS5の結果、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足する場合、図4のステップS9において、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組について、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足するか判断する。この結果、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足する場合は、今回の送信スケジューリングではi番パケットに無線リソースを割り当てることができないので、i番パケットを次回の送信スケジューリングに繰り越す。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。一方、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに足りる場合はステップS10に進む。
ステップS10では、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足するか判断する。この結果、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足する場合はステップS11に進む。ステップS11では、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組は空き無線リソース量及び要求QoSともにi番パケットに適合するので、i番パケットに対して該推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組の無線リソースを割り当てる。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
一方、ステップS10の結果、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足しない場合、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組の空き無線リソース量はi番パケットのサイズに足りているので、MIMO方式の変更によってi番パケットの要求QoSを満足させることを試みる。まず、ステップS12では、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更可能か判断する。このとき、現MIMO方式よりも周波数効率の低いMIMO方式に変更可能か判断する。つまり、周波数効率を下げて通信品質の向上を図るようにする。現MIMO方式よりも周波数効率の低いMIMO方式を選択することができる場合には、該周波数効率の低いMIMO方式によって無線リソース割当の見直しを行う。これにより、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組の無線リソースを既に割当済みのIPパケットに対して、該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソースを確保できるか検証する。この検証が成功(無線リソース割当済みIPパケットに対して該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソース確保可能)の場合は、該周波数効率の低いMIMO方式に変更可能と判断する。一方、該検証が失敗(無線リソース割当済みIPパケットに対して該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソース確保不可能)の場合は、該周波数効率の低いMIMO方式に変更不可能と判断する。
ステップS12の結果、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更可能な場合はステップS13に進む。一方、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更不可能な場合は、今回の送信スケジューリングではi番パケットの要求QoSを満足させることができないので、i番パケットを次回の送信スケジューリングに繰り越す。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
ステップS13では、ステップS12で変更可能と判断されたMIMO方式により、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末間の推定通信品質を再計算する。ステップS14では、該再計算結果の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足するか判断する。この結果、再計算結果の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足する場合はステップS15に進む。一方、再計算結果の推定通信品質でもi番パケットの要求QoSを満足しない場合は、今回の送信スケジューリングではi番パケットの要求QoSを満足させることができないので、i番パケットを次回の送信スケジューリングに繰り越す。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
ステップS15では、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を、ステップS12で変更可能と判断されたMIMO方式に変更するように、記録を書き換える。さらに、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組の推定通信品質を、ステップS13の再計算結果に変更するように、記録を書き換える。さらに、該MIMO方式を変更した基地局と無線端末の組は空き無線リソース量及び要求QoSともにi番パケットに適合するので、i番パケットに対して該MIMO方式を変更した基地局と無線端末の組の無線リソースを割り当てる。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
上記図3のステップS6の結果、悪い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足しない場合、図5のステップS16において、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組について、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足するか判断する。この結果、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに不足する場合はステップS18に進む。
一方、ステップS16の結果、空き無線リソース量がi番パケットのサイズに足りる場合はステップS19に進み、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足するか判断する。この結果、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足する場合はステップS20に進み、i番パケットに対して該推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組の無線リソースを割り当てる。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。ステップS19の結果、良い方の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足しない場合はステップS18に進む。
ステップS16,S19の結果、推定通信品質が良い方の基地局と無線端末の組ではi番パケットに適合しない場合、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の空き無線リソース量はi番パケットのサイズに足りているので、MIMO方式の変更によってi番パケットの要求QoSを満足させることを試みる。まず、ステップS18では、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更可能か判断する。このとき、周波数効率を下げて通信品質の向上を図るよう、現MIMO方式よりも周波数効率の低いMIMO方式に変更可能か判断する。現MIMO方式よりも周波数効率の低いMIMO方式を選択することができる場合には、該周波数効率の低いMIMO方式によって無線リソース割当の見直しを行う。これにより、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の無線リソースを既に割当済みのIPパケットに対して、該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソースを確保できるか検証する。この検証が成功(無線リソース割当済みIPパケットに対して該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソース確保可能)の場合は、該周波数効率の低いMIMO方式に変更可能と判断する。一方、該検証が失敗(無線リソース割当済みIPパケットに対して該周波数効率の低いMIMO方式で無線リソース確保不可能)の場合は、該周波数効率の低いMIMO方式に変更不可能と判断する。
ステップS18の結果、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更可能な場合はステップS21に進む。一方、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を変更不可能な場合は、今回の送信スケジューリングではi番パケットの要求QoSを満足させることができないので、i番パケットを次回の送信スケジューリングに繰り越す。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
ステップS21では、ステップS18で変更可能と判断されたMIMO方式により、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末間の推定通信品質を再計算する。ステップS22では、該再計算結果の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足するか判断する。この結果、再計算結果の推定通信品質がi番パケットの要求QoSを満足する場合はステップS23に進む。一方、再計算結果の推定通信品質でもi番パケットの要求QoSを満足しない場合は、今回の送信スケジューリングではi番パケットの要求QoSを満足させることができないので、i番パケットを次回の送信スケジューリングに繰り越す。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
ステップS23では、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組のMIMO方式を、ステップS18で変更可能と判断されたMIMO方式に変更するように、記録を書き換える。さらに、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の推定通信品質を、ステップS21の再計算結果に変更するように、記録を書き換える。さらに、該MIMO方式を変更した基地局と無線端末の組は空き無線リソース量及び要求QoSともにi番パケットに適合するので、i番パケットに対して該MIMO方式を変更した基地局と無線端末の組の無線リソースを割り当てる。この後、図3のステップS8に進み、変数iに1加算し、次のIPパケットを処理対象とする。
上述したMIMO同時通信する場合の無線パケットスケジューラ12の制御処理によれば、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の方から先に、i番パケットに対する空き無線リソース量及び要求QoSの適合可否を判断し、無線リソースの割当を行っている。この理由は、推定通信品質が悪い方で要求QoSを提供可能ならば、推定通信品質が良い方では過剰な通信品質となることが予想されるので、先ず推定通信品質が悪い方からi番パケットに適合するか試みることにより不必要に推定通信品質が良い方の無線リソースを使用することを避け、無線リソースの有効活用を図るためである。
なお、上述した実施形態において、どの基地局のどの送信アンテナからi番パケットを送信させるのかまで制御するように構成してもよい。この場合、推定通信品質は送信アンテナ単位で計算する。そして、推定通信品質が悪い方の送信アンテナから順番に、i番パケットに適合するか試みる。
次に、MIMO方式の変更の例をいくつか挙げる。
(1)基地局あたりの送信アンテナが2個の場合、MIMO方式の変更の例が(1)式に示される。(1)式では、2系統の送信シンボルデータS,Sに対して、SM方式からSTC方式に変更している。
Figure 0005111182
(2)基地局あたりの送信アンテナが4個の場合、MIMO方式の変更の例が(2)式に示される。(2)式では、4系統の送信シンボルデータS,S,S,Sに対して、SM方式単独からSM方式及びSTC方式の併用に変更し、さらにSTC方式単独に変更している。
Figure 0005111182
上述したように本実施形態によれば、無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する。これにより、無線端末における無線受信環境に応じて適切にMIMOを適用することができ、通信品質上、有効にMIMOを活用することが可能になる。さらに、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御する。これにより、無線端末の通信で要求されるQoSに応じた通信品質を提供するべく基地局を制御することができる。
又、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
無線端末宛の複数の通信コネクション間で要求するQoSレベルが異なる場合に、各パケットがその要求QoSにあった基地局の送信アンテナから、適切なMIMO方式によりMIMO伝送されるように、基地局を制御することができる。例えば、複数の基地局間で、ある無線端末に対してMIMO同時通信を行っている場合に、要求QoSレベルの低いベストエフォートのデータパケットを通信品質が高い送信アンテナからSM方式により送信することで周波数効率を上げつつ、遅延要求レベルの高い制御パケットをある程度通信品質が確保された送信アンテナからSTC方式により送信することで通信確実性を高める、といった制御を行うことが可能になる。このことにより、無線リソースの効率的な割当てや、QoS保証の実現可能性の向上を図ることに寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係るMIMO無線通信システムの構成を示す概念図である。 同実施形態に係る無線基地局制御装置1の構成を示すブロック図である。 図2に示す無線パケットスケジューラ12が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す無線パケットスケジューラ12が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す無線パケットスケジューラ12が行う制御処理の流れを示すフローチャートである。 MIMO無線通信システムの基本概念図である。
符号の説明
1…無線基地局制御装置、2…基地局、3…無線端末、11…基地局間MIMO連携コントローラ、12…無線パケットスケジューラ、13…要求QoS情報保持部、14…IPパケットキュー情報保持部、15…IPパケットキュー、16…無線パケット構築部

Claims (8)

  1. 複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御装置において、
    無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する基地局間MIMO連携コントローラと、
    無線端末の通信で要求されるQoSの情報を記憶する要求QoS情報保持部と、
    MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う無線パケットスケジューラと、を備え、
    前記無線パケットスケジューラは、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御し、
    前記無線パケットスケジューラは、基地局のMIMO方式によって無線端末との間で実現可能な通信品質を算出する推定通信品質算出手段を有し、該推定通信品質が無線端末の通信で要求されるQoSを満足するか判断する、
    ことを特徴とする無線基地局制御装置。
  2. 複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御装置において、
    無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する基地局間MIMO連携コントローラと、
    無線端末の通信で要求されるQoSの情報を記憶する要求QoS情報保持部と、
    MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う無線パケットスケジューラと、を備え、
    前記無線パケットスケジューラは、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御し、
    前記無線パケットスケジューラは、
    無線端末における無線受信環境に基づいて、複数の基地局のMIMO方式の組合せとして、周波数効率重視のMIMO方式と通信品質重視のMIMO方式の中から最も周波数効率の高いMIMO方式の組合せを選択し、
    該選択されたMIMO方式の組合せにおいて、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の方から先に、無線リソースの割当判断を行う、
    ことを特徴とする無線基地局制御装置。
  3. 前記無線パケットスケジューラは、空き無線リソース量又は要求QoSの不適合の場合に、基地局のMIMO方式の変更を試みることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基地局制御装置。
  4. 前記無線パケットスケジューラは、周波数効率重視から通信品質重視へMIMO方式を変更することを特徴とする請求項に記載の無線基地局制御装置。
  5. 前記無線パケットスケジューラは、既に無線リソースを割当済みのパケットに対して、新たなMIMO方式で無線リソースを確保できるか検証することを特徴とする請求項3又は4に記載の無線基地局制御装置。
  6. 前記無線受信環境は、SINR、CINR、受信電力、無線レイヤにおける推定スループット又は無線端末の位置によって表されることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の無線基地局制御装置。
  7. 複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御方法であって、
    無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する第1のステップと、
    MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う第2のステップと、を含み、
    前記第2のステップにおいて、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御し、
    前記第2のステップにおいて、基地局のMIMO方式によって無線端末との間で実現可能な通信品質を算出し、該推定通信品質が無線端末の通信で要求されるQoSを満足するか判断する、
    ことを特徴とする無線基地局制御方法。
  8. 複数の基地局と一つの無線端末の間でMIMOにより下り方向の同時通信を行う無線通信システムにおける無線基地局制御方法であって、
    無線端末における無線受信環境に基づいてMIMO同時通信を行うか否かを判断する第1のステップと、
    MIMO同時通信を行う場合に、MIMO同時通信対象の複数の基地局について、当該無線端末宛てに無線パケットを送信する際の送信スケジューリングを行う第2のステップと、を含み、
    前記第2のステップにおいて、無線端末の通信で要求されるQoSに基づいて基地局のMIMO方式および送信スケジュールを制御し、
    前記第2のステップにおいて、
    無線端末における無線受信環境に基づいて、複数の基地局のMIMO方式の組合せとして、周波数効率重視のMIMO方式と通信品質重視のMIMO方式の中から最も周波数効率の高いMIMO方式の組合せを選択し、
    該選択されたMIMO方式の組合せにおいて、推定通信品質が悪い方の基地局と無線端末の組の方から先に、無線リソースの割当判断を行う、
    ことを特徴とする無線基地局制御方法。
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