JP5111308B2 - モデル指向開発支援装置、モデル指向開発支援方法及びモデル指向開発支援プログラム - Google Patents
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そこで、特許文献1には、ジェネレータ手段が、モデル要素を所定単位毎に分割してモデル変換時にバージョンを付与しておき、再度のモデル変換の際にはバージョンの異なるモデル要素のみをモデル変換し、更新することで効率よく再モデル変換を行う技術が提案されている。
モデル更新部は、統合手順記憶部に記憶されている統合手順に基づいて、コピーモデル記憶部に記憶された各モデル要素と、モデル記憶部に記憶されたモデル要素とを統合してモデル記憶部に記憶させることを特徴とする。
モデル複製部が、入力部にモデル変換要求が入力されると、第1の工程の各モデル要素を複製してコピーモデル記憶部に記憶させるステップと、モデル要素変換部が、予め定められたモデル変換ルールに基づいて、コピーモデル記憶部に記憶された第1の工程の各モデル要素に応じた第2の工程の各モデル要素を生成してコピーモデル記憶部に記憶させ、かつ、第1の工程の各モデル要素を識別する上流モデル要素識別情報と、第1の工程の各モデル要素に基づいて生成した第2の工程のモデル要素を識別する下流モデル要素識別情報と、第2の工程のモデル要素を生成した日時を示す更新日時とが対応付けられたトレース要素を生成し、トレース要素記憶部に記憶させるステップと、モデル内容比較部が、モデル要素変換部に生成され、コピーモデル記憶部に記憶された第2の工程の各モデル要素の内容と、モデル記憶部に記憶された第2の工程の各モデル要素の内容とを比較し、内容が異なるか否かを判定するステップと、更新日時比較部が、モデル内容比較部により内容が異なると判定された場合、モデル記憶部に記憶された第1の工程の各モデル要素の更新日時と、第2の工程の各モデル要素の更新日時と、モデル要素に対応するトレース要素に含まれる更新日時とを比較し、更新日時が異なるか否かを判定するステップと、モデル更新部が、更新日時比較部により更新日時が異なると判定された場合、予め定められた手順に基づいて、コピーモデル記憶部に記憶された各モデル要素と、モデル記憶部に記憶されたモデル要素とを統合してモデル記憶部に記憶させるステップと、を備えることを特徴とする。
<構成>
図1は、本実施形態によるモデル指向開発支援装置100の構成を示すブロック図である。モデル指向開発支援装置100は、標準化されたモデリング手法に基づいたモデル指向開発によるソフトウェアシステムの設計および開発を支援するコンピュータ装置である。モデル指向開発支援装置100は、入力部、出力部、制御部、演算部、記憶部を備えており、いわゆるPC(パーソナルコンピュータ)やサーバ専用ハードウェア機器が適用できる。モデル指向開発支援装置100は、入力部110と、モデル編集部120と、モデル記憶部130と、制御部140と、コピーモデル記憶部150とを備えている。
モデル編集部120は、ユーザーから入力部110に入力される操作情報に応じて、モデル指向開発における各階層工程のモデル要素を編集し、モデル記憶部130に記憶させる。モデル編集部120は、モデル指向開発における工程毎に異なる編集機能を備えるようにして良い。例えば、本実施形態では、要求検討工程、詳細設計(外部設計)工程、プログラム設計(内部設計)工程の三工程に階層化したモデル指向開発を例として説明する。モデル編集部120には、例えば、要求検討工程、詳細設計(外部設計)工程においてはUMLエディタなどのモデル作成ツールが適用できる。また、プログラム設計工程、実装工程においてはプログラムエディタ、テキストエディタなどが適用できる。
「モデル要素ID」は、モデル要素の識別情報である。例えば、プロジェクトの頂点となるモデル要素には「P_PRJ_0001」、基本設計工程の頂点となるモデル要素には「A_DP_0001」、画面モックアップには「A_CSD_MDES_0001」などの識別情報が対応付けられる。
「モデル最終更新時間」は、対応するモデル要素が生成され、または生成された後に内容が変更されモデル要素記憶部131に記憶された更新日時を示す情報である。例えば、モデル最終更新時間は、「yyyy:mm:dd:hh:mn:ss」のフォーマットで表され、「(西暦4桁):(月2桁):(日2桁):(時2桁):(分2桁):(秒2桁)」の計14桁の数字で表される。
「トレースID」は、トレース要素の識別情報である。「上流要素」は、トレース情報が関連付ける上流工程のモデル要素の識別情報であり、モデル要素記憶部131に記憶されるモデル要素IDに対応する。「下流要素」は、トレース情報が対応付ける下流工程のモデル要素の識別情報であり、モデル要素記憶部131に記憶されるモデル要素IDに対応する。「トレース最終更新時間」は、上流工程のモデル要素に基づいて下流工程のモデル要素が生成され、モデル変換が行われた際にトレース情報が生成された時間を示す情報である。同一の上流工程のモデル要素から同一の下流工程のモデル要素への再度のモデル変換が行われ、下流工程のモデル要素の内容が変更されてモデル要素記憶部131に記憶された場合には、トレース最終更新時間には下流工程のモデル要素の内容が更新されモデル要素記憶部131に記憶された時間を示す情報に更新され記憶される。
モデル取得部141は、入力部110にモデル変換の実行命令が入力されると、モデル記憶部130に記憶されたモデル要素を読み出す。
更新日時比較部146は、モデル内容比較部144により、実モデルとコピーモデルとのモデル要素に情報の内容が異なるモデル要素が存在すると判定され、差分がある場合には、差分があった実モデルのモデル要素の最終更新日時と、そのモデル要素を下流トレースとするトレース要素の最終更新日時またはそのモデル要素に対応する上流工程のモデル要素の最終更新日時とを読み出し、更新日時が異なるか否かを判定する。図9の(c)に示すように、実モデルとコピーモデルとが比較される。
「上流の変更を反映」は、モデル変換後に上流工程のモデル要素の内容に変更が加えられている場合、変更された上流工程のモデル要素に基づいて下流工程のモデル要素を生成し、実モデルに反映させる自動マージを行うことを示す。
「上流の削除を反映」は、モデル変換後に上流工程のモデル要素が削除されている場合、削除された上流工程のモデル要素に対応する実モデルの下流工程のモデル要素を削除する自動マージを行うことを示す。
「下流の変更を維持」は、モデル変換後に下流工程のモデル要素が変更されている場合、対応する上流工程のモデル要素に基づいて生成されたモデル要素に関わらず、実モデルにおける下流工程のモデル要素の変更を維持する自動マージを行うことを示す。
「下流の削除を維持」は、モデル変換後に下流工程のモデル要素が削除されている場合、対応する上流工程のモデル要素に基づいて生成されたモデル要素に関わらず、実モデルにおける下流工程のモデル要素の削除を維持する自動マージを行うことを示す。
モデル更新部145は、マージ方法判定部147によるマージ方法の判定結果に基づいて、モデル記憶部130に記憶された実モデルと、コピーモデル記憶部150に記憶されたコピーモデルとのマージ処理を行う。また、図9に示すように、モデル更新部145は、マージ処理が完了すると、コピーモデル記憶部150に記憶されたコピーモデルを削除する。
次に、図10を参照して、まず、本発明によるモデル指向開発支援装置100が行うモデル変換処理の動作例の概要を説明する。入力部110にモデル変換処理の実行命令が入力されると、モデル取得部141が、モデル記憶部130に記憶されたモデル要素を読み出す。モデル複製部142は、モデル取得部141が読み出したモデル要素を複製し、コピーモデルとしてコピーモデル記憶部150に記憶させる(ステップS1)。
モデル内容比較部144が、上述のステップS3でコピーモデル記憶部150に記憶されたコピーモデルの下流工程のモデル要素と、モデル要素記憶部131に記憶された実モデルの下流工程のモデル要素とに差分があると判定した場合、マージ方法判定部147には、その差分の状態を示す情報が入力される(ステップS10)。
110 入力部
120 モデル編集部
130 モデル記憶部
131 モデル要素記憶部
132 トレース要素記憶部
140 制御部
141 モデル取得部
142 モデル複製部
143 モデル要素変換部
144 モデル内容比較部
146 更新日時比較部
145 モデル更新部
147 マージ方法判定部
150 コピーモデル記憶部
160 マージ方法記憶部
Claims (6)
- 開発対象であるソフトウェアシステムを構成する各機能をモデル化した各モデル要素を、抽象概念により表す上流工程から、ソースコードにより表す下流工程までの複数工程に階層化して行う前記ソフトウェアシステムの設計および開発を支援するモデル指向開発支援装置であって、
前記複数工程のうち第1の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記第1の工程に対応する下流工程となる第2の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記それぞれのモデル要素毎に、当該モデル要素が記憶された日時を示す更新日時とが予め記憶されているモデル記憶部と、
前記第1の工程に含まれる前記各モデル要素が複製されたコピーモデルが記憶されるコピーモデル記憶部と、
前記第1の工程の各モデル要素に基づいて、前記第2の工程の各モデル要素を生成するモデル変換要求の入力を受付ける入力部と、
前記入力部に前記モデル変換要求が入力されると、前記第1の工程の各モデル要素を複製して前記コピーモデル記憶部に記憶させるモデル複製部と、
予め定められたモデル変換ルールに基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素に応じた前記第2の工程の各モデル要素を生成して前記コピーモデル記憶部に記憶させ、かつ、前記第1の工程の各モデル要素を識別する上流モデル要素識別情報と、当該第1の工程の各モデル要素に基づいて生成した前記第2の工程のモデル要素を識別する下流モデル要素識別情報と、前記第2の工程のモデル要素を生成した日時を示す更新日時とが対応付けられたトレース要素を生成するモデル要素変換部と、
前記モデル要素変換部が生成した前記トレース要素が記憶されるトレース要素記憶部と、
前記モデル要素変換部に生成され、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容と、前記モデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容とを比較し、前記内容が異なるか否かを判定するモデル内容比較部と、
前記モデル内容比較部が、前記内容が異なると判定した場合、前記モデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素の前記更新日時と、前記第2の工程の各モデル要素の前記更新日時と、当該モデル要素に対応する前記トレース要素に含まれる前記更新日時とを比較し、更新日時が異なるか否かを判定する更新日時比較部と、
前記更新日時比較部が、前記更新日時が異なると判定した場合、予め定められた手順に基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素とを統合して前記モデル記憶部に記憶させるモデル更新部と、
を備えることを特徴とするモデル指向開発支援装置。 - 前記更新日時比較部が、前記更新日時が異なると判定した場合、前記モデル要素に記憶された前記モデル要素と、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記モデル要素のいずれの前記モデル要素を優先して前記モデル要素を統合するかを示す統合手順が記憶される統合手順記憶部と、
前記モデル更新部は、前記統合手順記憶部に記憶されている前記統合手順に基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素とを統合して前記モデル記憶部に記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載のモデル指向開発支援装置。 - 前記入力部は、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素の内容を変更する変更情報の入力を受付け、
前記入力部に入力される前記変更情報に応じて、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素の内容を変更し、当該モデル要素に対応する前記更新日時として当該変更を行った日時を対応付けて前記モデル記憶部に記憶させるモデル編集部と、
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモデル指向開発支援装置。 - 前記統合手順記憶部には、前記モデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、当該モデル要素に対応する前記トレース要素の存在の有無又はそれぞれの前記更新日時の異同に基づいて定められた条件に応じて前記統合手順が記憶され、
前記モデル更新部は、前記各モデル要素の全てについて、当該モデル要素に対応する前記トレース要素の存在の有無又はそれぞれの前記更新日時の異同が前記条件に一致するか否かを判定し、全て一致すれば、前記予め定められた手順に基づいて前記コピーモデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素とを統合し、一致しないモデル要素が存在すれば、前記入力部に入力される前記モデル要素の前記変更情報に応じて前記統合を行う
ことを特徴とする請求項3に記載されたモデル指向開発支援装置。 - 開発対象であるソフトウェアシステムを構成する各機能をモデル化した各モデル要素を、抽象概念により表す上流工程から、ソースコードにより表す下流工程までの複数工程に階層化して行う前記ソフトウェアシステムの設計および開発を支援し、前記複数工程のうち第1の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記第1の工程に対応する下流工程となる第2の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記それぞれのモデル要素毎に、当該モデル要素が記憶された日時を示す更新日時とが予め記憶されているモデル記憶部と、前記第1の工程に含まれる前記各モデル要素が複製されたコピーモデルが記憶されるコピーモデル記憶部と、前記第1の工程に含まれる前記各モデル要素に対応する前記第2の工程に含まれる前記各モデル要素との関連性を示すトレース要素が記憶されるトレース要素記憶部とを備えるモデル指向開発支援装置を用いたモデル指向開発支援方法であって、
入力部が、前記第1の工程の各モデル要素に基づいて、前記第2の工程の各モデル要素を生成するモデル変換要求の入力を受付けるステップと、
モデル複製部が、前記入力部に前記モデル変換要求が入力されると、前記第1の工程の各モデル要素を複製して前記コピーモデル記憶部に記憶させるステップと、
モデル要素変換部が、予め定められたモデル変換ルールに基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素に応じた前記第2の工程の各モデル要素を生成して前記コピーモデル記憶部に記憶させ、かつ、前記第1の工程の各モデル要素を識別する上流モデル要素識別情報と、当該第1の工程の各モデル要素に基づいて生成した前記第2の工程のモデル要素を識別する下流モデル要素識別情報と、前記第2の工程のモデル要素を生成した日時を示す更新日時とが対応付けられたトレース要素を生成し、前記トレース要素記憶部に記憶させるステップと、
モデル内容比較部が、前記モデル要素変換部に生成され、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容と、前記モデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容とを比較し、前記内容が異なるか否かを判定するステップと、
更新日時比較部が、前記モデル内容比較部により前記内容が異なると判定された場合、前記モデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素の前記更新日時と、前記第2の工程の各モデル要素の前記更新日時と、当該モデル要素に対応する前記トレース要素に含まれる前記更新日時とを比較し、更新日時が異なるか否かを判定するステップと、
モデル更新部が、前記更新日時比較部により前記更新日時が異なると判定された場合、予め定められた手順に基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素とを統合して前記モデル記憶部に記憶させるステップと、
を備えることを特徴とするモデル指向開発支援方法。 - 開発対象であるソフトウェアシステムを構成する各機能をモデル化した各モデル要素を、抽象概念により表す上流工程から、ソースコードにより表す下流工程までの複数工程に階層化して行う前記ソフトウェアシステムの設計および開発を支援し、前記複数工程のうち第1の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記第1の工程に対応する下流工程となる第2の工程に含まれる前記各モデル要素と、前記それぞれのモデル要素毎に、当該モデル要素が記憶された日時を示す更新日時とが予め記憶されているモデル記憶部と、前記第1の工程に含まれる前記各モデル要素が複製されたコピーモデルが記憶されるコピーモデル記憶部と、前記第1の工程に含まれる前記各モデル要素に対応する前記第2の工程に含まれる前記各モデル要素との関連性を示すトレース要素が記憶されるトレース要素記憶部とを備えるモデル指向開発支援装置のコンピュータに、
前記第1の工程の各モデル要素に基づいて、前記第2の工程の各モデル要素を生成するモデル変換要求の入力を受付けるステップと、
前記モデル変換要求が入力されると、前記第1の工程の各モデル要素を複製して前記コピーモデル記憶部に記憶させるステップと、
予め定められたモデル変換ルールに基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素に応じた前記第2の工程の各モデル要素を生成して前記コピーモデル記憶部に記憶させ、かつ、前記第1の工程の各モデル要素を識別する上流モデル要素識別情報と、当該第1の工程の各モデル要素に基づいて生成した前記第2の工程のモデル要素を識別する下流モデル要素識別情報と、前記第2の工程のモデル要素を生成した日時を示す更新日時とが対応付けられたトレース要素を生成し、前記トレース要素記憶部に記憶させるステップと、
前記コピーモデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容と、前記モデル記憶部に記憶された前記第2の工程の各モデル要素の内容とを比較し、前記内容が異なるか否かを判定するステップと、
内容が異なると判定された場合、前記モデル記憶部に記憶された前記第1の工程の各モデル要素の前記更新日時と、前記第2の工程の各モデル要素の前記更新日時と、当該モデル要素に対応する前記トレース要素に含まれる前記更新日時とを比較し、更新日時が異なるか否かを判定するステップと、
更新日時が異なると判定された場合、予め定められた手順に基づいて、前記コピーモデル記憶部に記憶された前記各モデル要素と、前記モデル記憶部に記憶された前記モデル要素とを統合して前記モデル記憶部に記憶させるステップと、
を実行させるモデル指向開発支援プログラム。
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