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JP5113689B2 - ピエゾファン - Google Patents
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Description

この発明は、圧電セラミックス板などからなる圧電素子の伸縮すなわち振動によって送風板を駆動するピエゾファンに関するものである。
電子機器の局所的発熱源を冷却するためのピエゾファンが提案されている(特許文献1および特許文献2)。このピエゾファンは、低消費電力、長寿命、コンパクトサイズおよび低ノイズなどのメリットがあるため、電子機器に限られることなく、一般的な送風装置としての可能性も有している。
図10および図11は、ピエゾファン30の基本的な構造を示している。細長い平板状の送風板31と、送風板31の固定端側(図10および図11において左端側)の一方の面に接着された方形もしくは矩形の圧電素子32とを備えている。圧電素子32は、厚さ方向で電圧を印加すると長さ方向で伸縮する。印加する電圧を交流として伸縮を繰り返して振動させると、送風板31も共振し、送風板31の自由端側は図11の点線で示すように上下に大きく振動し、空気の流れを発生させる。
特開昭59−224500号公報 特開昭63−32975号公報
前記の如くのピエゾファンにおいて、圧電素子と送風板とは接着剤で接着されていた。ここで接着剤は、圧電素子が発生する動エネルギーをできるだけ送風板に伝達できることが望ましいことから、できるだけ薄く、しかも強い接着力を発揮できるものが必要とされている。しかしながら、圧電素子が振動することにより送風板に生じる変形は、その固定端と自由端とを結んだ長手方向での曲げだけではなく、これに直交する方向での曲げ変形もあり、このような複雑な変形に伴う応力が、圧電素子と送風板とを剥離させる力として作用する。そのため、接着剤の厚みがある値より薄くなると、粘着性および強度が低下し、送風板の振動に耐えなくなり、ついには送風板と圧電素子とが次第に剥離し、ピエゾファンとしての寿命が短くなる。また塗布厚を厚くすると、圧電素子から送風板へ伝達される動エネルギーが少なくなり、送風板の最大変位(振幅)が小さくなるといった問題があった。
また、一般に、接着剤の接着力は、高温で低下する傾向がある。そのため、接着剤を高温の雰囲気で使用すると、圧電素子と送風板との接着が常温より高い速度で剥がれる。図12は、室温で1ヶ月駆動しても性能が変わらないピエゾファンを高温雰囲気で使用した時の性能の調査結果を示している。ピエゾファンをその共振周波数で駆動した間に、雰囲気温度を室温と100℃との間に繰り返し変化させる。雰囲気温度が100℃になる度には1時間継続した。図12に示された共振周波数および振幅は雰囲気温度が室温になるときに測定されたデータである。
図12に示されているように、共振周波数が徐々に低下し、測定開始から3時間経過の時点では共振周波数、最大振幅が共に急減し、ファンとしての機能が失われるに至っている。
このような性能の低下は、圧電素子と送風板の接着の剥離が原因となっている。図11において、送風板31の自由端部が図の上側の点線で示した位置に向かって変位する時には、送風板31から圧電素子32に押圧力が作用するが、図の下側に点線で示した位置に向かって変位する時には送風板31と圧電素子32の接着部分に剥離応力が作用する。この剥離応力によって送風板31と圧電素子32の接着が徐々に剥がれ、ファンとしての性能も前記の測定結果のように変化するものと説明できる。
送風板と圧電素子の接着の剥離の問題を解決する手段として、図10および図11に示したモノモルフタイプのピエゾファンを、図13に示したバイモルフタイプのピエゾファンとする手段がある。すなわち、送風板31の固定端側の表裏両面に圧電素子32,32を接着した構成のものである。このようなバイモルフタイプのピエゾファンは、一方の圧電素子が他方の圧電素子と送風板の接着部分に作用する剥離応力を緩和し、高温雰囲気での使用でも性能の低下を避けることが考えられるが、2枚の圧電素子を必要とし、コストを上昇させる問題が残っている。
前記特許文献1のピエゾファンの構造を図14に示した。このピエゾファンでは、2枚の圧電素子33,33がシム材34を挟み、送風板35の固定端に形成したクリップ部36が2枚の圧電素子33とシム材34の先端部をクリップする構造とされている。この構造では、送風板35の振動によって圧電素子33とシム材34の接着を剥離する応力は作用しないと認められるが、送風板35がクリップ部36を備えるため合成樹脂の成形品とする必要があり、材料、製造法上の制約が生ずると共に、送風板35をクリップ部36を介して圧電素子33に連結されることから、圧電素子33が発生する動エネルギーの利用効率が小さくなるといった問題をあげることができる。
この発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造でコストの上昇を避け、しかも高温雰囲気での使用によっても性能の低下しないピエゾファンを提供することを目的としている。
上記の目的を達成する請求項1の発明は、一端部が固定される板状の圧電素子における表裏両面のいずれか一方の面に、薄板状の送風板が接着され、かつその送風板の一方の端部が前記圧電素子の自由端側から更に延びていて前記圧電素子によって振動させられるように構成されたピエゾファンにおいて、前記送風板における前記圧電素子に接着された面とは反対側の面で、かつ前記圧電素子の自由端側端縁部に対向する部分に、前記送風板の他の部分より板厚の厚い厚肉部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記厚肉部は、前記送風板における前記圧電素子に接着された面とは反対側の面に接着した支持ブロックによって構成されていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記厚肉部は、前記送風板における該厚肉部とは反対側の面に接着されている前記圧電素子の幅と同じ長さのビード状の部分であり、前記送風板は該厚肉部と前記圧電素子とによって挟まされていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記厚肉部は、方形もしくは矩形の貫通孔を有する細幅の支持リングによって構成され、前記貫通孔に送風板と圧電素子の端縁部が挿通されて、支持リングが圧電素子と送風板の外周を囲んだ構成とされていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記厚肉部は、中央背板部分と両端の脚部分で断面を凹字形とした細幅の支持ブロックで構成されるとともに、該支持ブロックが前記圧電素子の自由端側の端縁と平行に設けられて、前記中央背板部分と圧電素子とが送風板を挟み、前記両端の脚部分が圧電素子と送風板の側縁に接した構成とされていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記中央背板部分と両端の前記脚部分を備えた前記支持ブロックは、中央背板部分に更に短突起を有しており、この短突起が送風板に予め設けられた開口部に嵌め込まれていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項7の発明は、請求項5の発明において、前記中央背板部分と両端の前記脚部分を備えた前記支持ブロックは、中央背板部分に複数の短突起を有しており、各短突起が送風板の自由端部に予め形成したスリットに嵌め込まれていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの発明において、前記圧電素子が複数枚積層され、その積層された圧電素子が、前記送風板の少なくとも一方の側面に接着されていることを特徴とするピエゾファンである。
請求項1の発明に係るピエゾファンによれば、圧電素子の自由端側端縁部に対向する位置に設けた厚肉部が、圧電素子に対する送風板の相対的な変形を抑制するので、送風板と圧電素子の接着部分に作用する剥離応力が緩和され、送風板と圧電素子の接着を剥離させる不具合をなくすることができる。この為、圧電素子を1枚としてコストの上昇を抑え、しかも高温雰囲気でも性能が低下することなく安定して駆動を継続できるピエゾファンを得ることができる。
請求項2の発明によれば、厚肉部が送風板に接着された支持ブロックによって構成されているので、請求項1の発明の効果に加えて、全体としての構造を簡素化することができる。そして、支持ブロックを細幅のものとすれば、圧電素子の駆動すなわち変位に対する影響が小さく、圧電素子の動エネルギーの利用効率を良くし、送風板を大きな振幅で振動させることができる効果も得られる。
請求項3の発明によれば、圧電素子における自由端部において送風板と圧電素子との相対変位が大きくなるが、この部分における送風板の表裏両面側に剛性もしくは厚さが、支持ブロックを設けたことにより近似したものとなり、その結果、圧電素子と送風板との剥離を防止もしくは抑制することができる。
請求項4の発明によれば、前記厚肉部が方形もしくは矩形の貫通孔を有する細幅の支持リングによって構成されているので、請求項1あるいは請求項2の発明と同様の効果に加えて、支持リングの装着あるいは位置決めを簡単に行うことができ、製造の容易なピエゾファンとすることができる効果が得られる。
請求項5の発明によれば、厚肉部が断面を凹字形とした細幅の支持ブロックによって構成されているので、請求項1あるいは請求項2の発明と同様の効果に加えて、組立の自動化への対応が容易であり、高速で能率の良い製造を可能とする効果が得られる。
また、請求項6の発明によれば、断面を凹字形とした細幅の支持ブロックの中央背板部分に短突起を設け、この短突起を送風板の開口部に嵌め込んだ構成であるので、送風板の長手方向における支持ブロックの位置決めを短突起を介して行うことができる。したがって、請求項4の発明と同様の効果に加えて、組立の自動化の際の位置決め精度を向上できる効果を得ることができる。
そして、請求項7の発明によれば、断面凹字形の細幅の支持ブロックの中央背板部分の短突起を複数として、送風板に形成したスリットに嵌め込んだ構成なので、この複数の短突起を、ピエゾファンと冷却対象部品の組立の際の基準面として利用できるようになる。したがって、請求項5の発明の効果に加えて、実装の自動化、精度向上に寄与できる効果を得ることができる。
またさらに、請求項8の発明によれば、上述した請求項1ないし7の発明と同様の作用・効果を得ることができ、これに加えて振動特性を多様に変化させることが容易であり、また送風板を振動させる起振力を相対的に大きくすることができる。
以下、この発明の実施の形態を添付の図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態のピエゾファン10の斜視図である。幅Wに比べて長さLが長い細長い平板状の送風板11の固定端側(図の左側)下面に、送風板11の幅Wに略等しい幅と、送風板11の長さLの約半分の長さとした方形の圧電素子12が固定端縁を揃えるようにして接着されている。また、送風板11の上面には、圧電素子12の自由端側端縁部12aに略対向する位置に、送風板11の幅Wに略等しい長さlと細い幅wを有する支持ブロック13が圧電素子12の端縁部12aと略平行として接着されている。その幅wは、一例として、圧電素子12の長さが41mmの場合、2mm程度である。したがって、支持ブロック13は、送風板11の幅方向に延びたビード状部分を形成している。
上記の送風板11は、金属板、樹脂、ガラス繊維やカーボン繊維と樹脂との複合材で構成することができる。圧電素子はd31方向を使用するものである。また、支持ブロック13の素材は限られないが、重いものを使うとピエゾファンが撓むため、エポキシガラスなど軽くて強度がある材料が望ましい。
上記の圧電素子12を振動させた場合、その圧電素子12の自由端側で、圧電素子12と送風板11との相対変位が大きくなるが、前記支持ブロック13は、圧電素子12の自由端に相当する位置における送風板11の一方の面(圧電素子12とは反対側の面)に接着されている。したがって、この部分での送風板11の剛性(もしくは断面二次モーメント)が他の部分より大きくなっている。すなわち、支持ブロック13がこの発明における厚肉部を構成している。したがって、送風板11が圧電素子12と共振して振動した場合、送風板12はその固定端と自由端とを結んだ線に沿って湾曲するとともに、その線に直交する方向(すなわち幅方向)にも僅かなりとも撓もうとするが、支持ブロック13が設けられていることにより、圧電素子12に対する送風板11の相対的な変位が抑制される。また、このような作用は、圧電素子12の自由端部における送風板11の表裏両面側の厚さあるいは剛性が、支持ブロック13によって近似させられていることに伴って生じるものと思われる。
その結果、上記のように構成されたピエゾファン10によれば、送風板11の上面に接着した支持ブロック13によって、送風板11が図の上側に変位した際に、送風板11と圧電素子12の接着面に作用する剥離応力が緩和され、両者の剥離による性能低下を防止もしくは抑制することができる。また、支持ブロック13の幅wは細幅であるために、圧電素子12の自由端の変位に対する影響はなく、圧電素子12の駆動エネルギーを送風板11側に十分に伝達し、大きな振幅で振動させることが可能である。
送風板11の最大応力を有限要素法でコンピュータ解析した。それによれば、圧電素子12の端縁部12aに対応する部分の応力は、前記支持ブロック13を設けることによって、支持ブロック13を設けない場合(図10および図11のものに対応)に比べて平均的に50%とできることが判明した。
また、前記図12の結果を得た試験と同様の高温雰囲気のテストも試みた。すなわち、ピエゾファン10を先ず常温雰囲気で共振周波数で駆動し、その後周囲雰囲気温度を100℃として駆動を継続した。それから周囲雰囲気温度を常温に下げ、共振周波数と最大振幅の変化を測定した。その結果を示したのが図2である。図に明らかなように、共振周波数、最大振幅共に加熱前と変化はなく、支持ブロック13の設置による接着部に対する剥離応力の低減効果を確認することができた。
図3は、この発明の第2の実施形態のピエゾファン10を示す。第1の実施形態と同様に、細長い平板状の送風板11の固定端側下面に方形もしくは矩形の圧電素子12が接着されている。そして、図4に示したような金属製の支持リング14が圧電素子12の自由端側端縁部に略対向する位置に設けられ接着によって固定されている。支持リング14は、前記支持ブロック13と同様に細幅のものであり、送風板11とこれに接着された圧電素子12をそれらの固定端側から挿通できる方形もしくは矩形の貫通孔15が形成されている。したがって、送風板11と圧電素子12を挿通して、圧電素子12の端縁に揃うように位置設定するだけで、簡単に取り付けることができる。支持リング14を装着すると、重ねられた送風板11と圧電素子12の外周を支持リング14が囲んだ構成となる。ピエゾファン10の製造を簡単にすることができる。
図5は、この発明の第3の実施形態のピエゾファン10を示す。この例においても、前記各実施形態と同様に、平板状の送風板11の固定端側下面に方形もしくは矩形の圧電素子12が接着されている。そして、図6に示したような細幅の支持ブロック16が、送風板11の上面側に、圧電素子12の自由端側端縁部と略対向する位置に接着によって取り付けられている。支持ブロック16は、細幅の中央背板部分17の両端に脚部分18,18を有し、断面凹字形とされている。脚部分18,18の内法寸法が送風板11および圧電素子12の幅に略等しくしてある。この結果、支持ブロック16を送風板11の上面側から装着することで、送風板11の幅方向における支持ブロック16の位置決めが自動的になされることになる。支持ブロック16を装着すると、中央背板部分17と圧電素子12の端縁部が送風板11を挟んだ構成となり、また両端の脚部分18,18がそれぞれ送風板11と圧電素子12の側縁に接した構成となる。このように構成される第3の実施形態では、支持ブロック16の位置決めの一部が自動的にできるから、ピエゾファン10の組立の自動化への対応が容易となり、高速で能率の良い製造を可能にすることができる。
次に、図7はこの発明の第4の実施形態のピエゾファン10を分解して示した図である。この実施形態では、前記断面を凹字形とした細幅の支持ブロック16の中央背板部分17に短突起19が設けてある。この短突起19に対応して、送風板11には予め開口部20が設けられている。支持ブロック16を装着する際には、短突起19を開口部20に嵌め込むようにする。この結果、この第4の実施形態では、支持ブロック16の装着に際し、支持ブロック16の送風板11の幅方向における位置決めを、両端の脚部分18,18と送風板11および圧電素子12の側縁を係合させることにより自動的に行わせ、送風板11の長手方向における位置決めを、短突起19と開口部20を係合させることにより自動的に行わせることができるようになる。このように、支持ブロック16の位置決めが二方向で自動的に行われるので、自動組み立てにおける組立精度をより向上させることが可能となる。
図8は、この発明の第5の実施形態のピエゾファン10を分解して示した図である。この実施形態では、細幅の中央背板部分17に設けられる短突起19を複数としてある。これは、送風板11の自由端側にスリット21を複数設けて、送風板11の自由端側を細幅のフィン22に分割し、各フィン22を放熱部材、例えば放熱ブロック(図示せず)の放熱フィン間に挿入して使用するようなピエゾファン10の使用態様に対応させたものである。
前記スリット21は、圧電素子12の自由端側端縁部に重なる位置まで形成される。支持ブロック16の装着に際しては、両側の脚部分18が送風板11と圧電素子12の側縁に接するようにすると共に、複数の短突起19の一つ一つを対応するスリット21の中に嵌め込むようにする。この実施形態によっても、支持ブロック16の位置決めを直交する二方向で自動的に行うことができるので、自動組立の組立精度の向上が可能である。そして更に、前記複数の短突起19は、ピエゾファン10を実機に実装する際の位置決めの基準面として利用することが可能である。この為、放熱部材やピエゾファン10の自動実装に寄与し、実装精度を向上することができる。
さらに、この発明では、送風板の一方の側面側、もしくは両面側に、複数枚の圧電素子を積層して配置してもよい。その場合、圧電素子の間に金属板を挟み込む構成を採用することもできる。その例を図9に示してあり、二枚の圧電素子12,12がこれらの圧電素子12,12より薄い電極となる金属板Mを挟んだ状態で互いに接着され、その結果、三層構造の圧電素子ユニット12Aが構成されている。その圧電素子ユニット12Aの一方の面(図9では下面)に送風板11が接着され、その送風板11の自由端部が圧電素子ユニット12Aの自由端部から延び出ている。そして、圧電素子ユニット12Aに電圧を印加してこれを振動させることにより送風板12の自由端部が振動するように構成されている。
なお、この発明における厚肉部は、上述した支持ブロックによって構成する以外に、送風板にビードを肉盛りして形成したり、あるいは送風板の製造過程で一体に形成したりして設けたものであってもよい。
この発明の第1の実施形態の斜視図である。 第1の実施形態の高温雰囲気のテストにおける測定結果のグラフである。 この発明の第2の実施形態の斜視図である。 第2の実施形態で用いた支持リングの平面図である。 この発明の第3の実施形態の斜視図である。 第3の実施形態で用いた支持ブロックの斜視図である。 この発明の第4の実施形態の分解斜視図である。 この発明の第5の実施形態の分解斜視図である。 圧電素子を積層した例を示す側面図である。 従来のピエゾファンの斜視図である。 同じく従来のピエゾファンの動作を説明する正面図である。 従来のピエゾファンの高温雰囲気のテストにおける測定結果のグラフである。 従来のバイモルフタイプのピエゾファンの斜視図である。 従来の更に別の構成のピエゾファンの斜視図である。
符号の説明
10…ピエゾファン、 11…送風板、 12…圧電素子、 12a…端縁部、 12A…圧電素子ユニット、 13…支持ブロック、 14…支持リング、 15…貫通孔、 16…支持ブロック、 17…中央背板部分、 18…脚部分、 19…短突起、 20…開口部、 21…スリット、 22…フィン。

Claims (8)

  1. 一端部が固定される板状の圧電素子における表裏両面のいずれか一方の面に、薄板状の送風板が接着され、かつその送風板の一方の端部が前記圧電素子の自由端側から更に延びていて前記圧電素子によって振動させられるように構成されたピエゾファンにおいて、
    前記送風板における前記圧電素子に接着された面とは反対側の面で、かつ前記圧電素子の自由端側端縁部に対向する部分に、前記送風板の他の部分より板厚の厚い厚肉部が設けられていることを特徴とするピエゾファン。
  2. 前記厚肉部は、前記送風板における前記圧電素子に接着された面とは反対側の面に接着した支持ブロックによって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のピエゾファン。
  3. 前記厚肉部は、前記送風板における該厚肉部とは反対側の面に接着されている前記圧電素子の幅と同じ長さのビード状の部分であり、前記送風板は該厚肉部と前記圧電素子とによって挟まされていることを特徴とする請求項1または2に記載のピエゾファン。
  4. 前記厚肉部は、方形もしくは矩形の貫通孔を有する細幅の支持リングによって構成され、前記貫通孔に送風板と圧電素子の端縁部が挿通されて、支持リングが圧電素子と送風板の外周を囲んだ構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のピエゾファン。
  5. 前記厚肉部は、中央背板部分と両端の脚部分で断面を凹字形とした細幅の支持ブロックで構成されるとともに、該支持ブロックが前記圧電素子の自由端側の端縁と平行に設けられて、前記中央背板部分と圧電素子とが送風板を挟み、前記両端の脚部分が圧電素子と送風板の側縁に接した構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のピエゾファン。
  6. 前記中央背板部分と両端の前記脚部分を備えた前記支持ブロックは、中央背板部分に更に短突起を有しており、この短突起が送風板に予め設けられた開口部に嵌め込まれていることを特徴とする請求項5に記載のピエゾファン。
  7. 前記中央背板部分と両端の前記脚部分を備えた前記支持ブロックは、中央背板部分に複数の短突起を有しており、各短突起が送風板の自由端部に予め形成したスリットに嵌め込まれていることを特徴とする請求項5に記載のピエゾファン。
  8. 前記圧電素子が複数枚積層され、その積層された圧電素子が、前記送風板の少なくとも一方の側面に接着されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のピエゾファン。
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