JP5114295B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
上記始動口に遊技球が入球もしくは通過すると、遊技データが取得される。この遊技データは、乱数発生手段により取得される乱数やコマンド等からなり、この遊技データが所定のテーブルに基づいて判定される。
また、事前判定手段は、遊技データに基づいて決定される複数の事象全てを判定してもよいし、複数の事象の中から予め設定された特定の事象のみを判定してもよい。
事前判定結果報知制御手段は、事前判定手段によって判定された、1の遊技データによって決定される複数の事象を遊技者に報知すべく、上記報知手段を制御する。また、報知手段による複数の事象の報知は、特別図柄の変動表示が行われるごとに行われる。このとき、遊技者には、特別図柄の変動表示が行われるたびに、事前判定手段によって判定された複数の事象のうち、異なる事象が報知される。ただし、事前判定手段が判定した事象は全て遊技者に報知しなければならないわけではなく、予め設定された事象のみを、予め設定された条件を満たす場合にのみ、遊技者に報知するものであっても構わない。
図1は、本発明の遊技機の一例を示す正面図であり、図2、図3は、当該遊技機の部分拡大図である。遊技機1は、遊技盤101を備えている。遊技盤101の下部位置には、発射部(図4における符号292を参照)を備える操作ハンドル113が配置されている。発射部の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入球口が配設されている。
入賞ゲート106は、遊技球の通過を検出し、第2始動口120を一定時間だけ開放させる普通図柄の抽選を行うために設けられる。図柄表示部104の側部や下方等には普通入賞口107が配設されている。普通入賞口107に遊技球が入球すると、所定の賞球数(例えば10個)の払い出しが行われる。遊技領域103の最下部には、どの入球口にも入球しなかった遊技球を回収する回収口108が設けられている。
図柄表示部104の右下には、後述する第1特別図柄抽選手段300による抽選結果を表示する第1特別図柄表示器84と、第2特別図柄抽選手段320による抽選結果を表示する第2特別図柄表示器86とが設けられている。これら両表示器84,86においては、特別図柄が変動表示された後、最終的に抽選結果が表示される。
枠部材110において、遊技領域103の上側および下側となる2辺には、演出ライト111(ランプユニット)が設けられている。演出ライト111は、それぞれ、複数のライト112を備えている。各ライト112は、遊技機の正面にいる遊技者を照射し、その照射位置が遊技者の頭上から腹部に沿って移動するように、光の照射方向を上下方向に変更することができる。各ライト112は、演出ライト111に設けられたモータ(図示せず)によって、光の照射方向を上下方向に変更するように駆動される。
演出ライト111は、各ライト112から照射される光の照射方向を、上下方向に変更しながら回転させることにより、演出ライト111全体から照射する光の照射方向を3次元に変更することができる。
枠部材110の下部位置には、操作ハンドル113が配置されている。操作ハンドル113は、上記の発射部の駆動によって遊技球を発射させる際に、遊技者によって操作される。操作ハンドル113は、上記の枠部材110と同様に、遊技盤101の盤面から遊技者側に突出する形状を有している。
図4は、遊技機1の制御手段の内部構成を示すブロック図である。制御手段200は、複数の制御基板により構成されている。図示の例では、主制御基板201と、副制御基板202と、賞球制御基板203と、ランプ制御基板206とで構成されている。
この副制御基板202は、主に遊技中における演出の制御をおこなうもので、主制御基板201より送信される演出コマンドに基づき、演出の抽選及び演出処理を実行するCPU202aと、プログラム及び過去の演出パターンを記憶するROM202bと、CPU202aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM202c等を備えている。
なお、このCPU202aは、所定回数変動の過去の演出パターンと比較して、主制御基板201より送信される演出コマンドの範中で連続して同一の演出パターンを発生させないように制御する機能を備えてなるものであってもよい。
ランプ制御基板206は、副制御基板202より送信されたコマンドに基づき演出処理を実行するCPU206aと、各種演出パターンデータを記憶するROM206bと、CPU206aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM206c等を備えて構成される。
図5は、遊技の進行を制御する制御手段200の機能的な構成を概略的に示す機能ブロック図である。
また、ROM201bは、主に第2始動口120への遊技球の入球を契機として機能する手段として、第2特別図柄抽選手段320、第2特別図柄表示制御手段321、第2特別図柄変動制御手段322、第2乱数判定手段323を備えている。
また、ROM201bは、遊技を進行制御する手段として、大当たり遊技制御手段340、確変遊技制御手段341、時短遊技制御手段342、通常遊技制御手段343、事前判定手段330、演出コマンド送信手段332、演出実行コマンド送信手段333を備えている。
さらに、ROM201bは、入賞ゲート106への遊技球の入球を契機として機能する手段として、普通図柄抽選手段360、普通図柄表示制御手段361、普通図柄変動制御手段362、普通図柄抽選結果判定手段363を備えている。
一方、副制御基板202のROM202bには、演出抽選手段501、演出制御手段502、事前判定結果報知制御手段503、シフト回数カウント手段504、および演出コマンド判定手段505を備えている。
また、副制御基板202のRAM202cには、第1演出コマンド記憶手段510および第2演出コマンド記憶手段511を備えている。
なお、上記第1特別図柄抽選手段300および第2特別図柄抽選手段320によって、本発明の遊技データ抽選手段を構成している。以下に、各手段の構成および機能について説明する。
すなわち、入賞ゲート106を遊技球が通過すると、普通図柄表示器82には、あたかも現在抽選が行われているかのように、ランプが点灯あるいは点滅した表示がなされるとともに、こうした点灯あるいは点滅が所定時間なされた後に、最終的に抽選結果が表示される。これが普通図柄の変動表示であるが、この変動表示の時間は、上記したとおり、遊技状態ごとに予め設定されている。
また、第2始動口120は、上記時短遊技状態において普通図柄が当たりに当選すると、1.2秒間の開動作が4回行われるのに対して、時短遊技状態以外の遊技状態において普通図柄が当たりに当選しても、0.2秒の開動作が1回行われるに過ぎない。
このことからも明らかなように、時短遊技状態においては第2始動口120が開状態にある時間が長く、その他の遊技状態においては第2始動口120が閉状態にある時間が長くなる。
図6に示すように、入賞ゲート106を遊技球が通過すると、当該遊技球の通過を入賞ゲート検出部222が検出する。
入賞ゲート検出部222が信号を検出すると、当該検出信号が主制御基板201に送信され、普通図柄抽選手段360が乱数値(例えば0〜250)を取得する。
乱数値が取得されると、普通図柄変動制御手段362が、普通図柄が現在変動中であるか否かを判断する。そして、普通図柄が変動中でないと判断した場合には、当該遊技球の通過に基づいて、後述する図7の変動開始処理が即座に行われる。
一方、乱数値が取得されたときに普通図柄が変動中であった場合には、ステップS103において、普通図柄の保留が上限留保個数である4未満であるか否か、すなわち普通図柄の変動表示の権利が留保可能か否かを判定する。
上記ステップS103において、普通図柄の変動表示の権利が留保可能であると判定された場合には、上記ステップS101で取得された乱数値が、普通図柄保留記憶手段403に記憶される。また、上記ステップS103において、保留が上限留保個数である4であった場合には、普通図柄の変動表示の権利が留保されないので、当該入賞ゲート106への遊技球の通過に基づく制御は終了する。
変動開始処理を行う際には、まず、普通図柄変動制御手段362が、遊技状態記憶手段404に記憶された遊技状態が時短遊技状態であるか、その他の遊技状態であるかを判定する。
上記ステップS201において、時短遊技状態以外の遊技状態(通常遊技状態、確変遊技状態)と判定された場合には、普通図柄通常時当たり判定用テーブルが選択される。そして、この普通図柄通常時当たり判定用テーブルに基づいて、普通図柄抽選結果判定手段363が上記取得した乱数値の当たり判定を行う。なお、上記普通図柄通常時当たり判定用テーブルによれば、0〜250の乱数値のうち、例えば0〜24までの乱数値が当たりと判定され、その他の乱数値はハズレと判定される。つまり、普通図柄通常時当たり判定用テーブルによれば、10%程度の確率で乱数値が当たりと判定されることとなる。
上記ステップS203において、当たり判定を行った結果、ハズレと判定された場合には、当該変動処理を終了し、待機状態もしくは次の保留に基づいて変動処理を行うこととなる。
これに対して、上記ステップS203において、当たりと判定された場合には、ステップS204において通常変動処理が行われる。ここでいう通常変動処理というのは、普通図柄の変動表示が予め設定された時間(10秒)なされる処理である。
上記のように、普通図柄が変動表示を開始して所定時間経過後に停止したタイミングで、CPU201aは、第2始動口開閉ソレノイド120bを制御する信号を送信し、当該信号に基づいて第2始動口120を開状態とする。このとき、第2始動口120は、0.2秒だけ開放された後、再び閉状態に制御される。
また、上記ステップS201において、時短遊技状態と判定された場合には、普通図柄時短時当たり判定用テーブルが選択される。そして、この普通図柄時短時当たり判定用テーブルに基づいて、普通図柄抽選結果判定手段363が上記取得した乱数値の当たり判定を行う。
上記ステップS207において、当たり判定を行った結果、ハズレと判定された場合には、当該変動処理を終了し、待機状態もしくは次の保留に基づいて変動処理を行うこととなる。
これに対して、上記ステップS208において、当たりと判定された場合には、ステップS208において時短変動処理が行われる。ここでいう時短変動処理というのは、普通図柄の変動表示が予め設定された時間(1.5秒)なされる処理である。
上記のように、普通図柄が変動表示を開始して所定時間経過後に停止したタイミングで、CPU201aは、第2始動口開閉ソレノイド120bを制御する信号を送信し、当該信号に基づいて第2始動口120を制御する。時短遊技状態においては、第2始動口120が、1.2秒の開動作を4回繰り返す。
第1始動口105に遊技球が入球したことを第1始動口検出部221が検出すると、当該検出信号が主制御基板201に送信される。当該信号を受信すると、第1特別図柄抽選手段300が、予め用意された乱数値(例えば、0〜600)の中からいずれかの乱数値(本発明の遊技データ)を抽出する。ここで抽出した乱数値には、当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数が含まれている。当たり乱数とは、大当たりか否か、すなわち特別遊技状態へ移行する権利獲得の有無を決定するための乱数である。図柄乱数とは、当たりの種類(長当たり、短当たり)、すなわち、大当たりに当選した場合に、どのような遊技価値が付与される特別遊技状態へ移行するのかを決定するための乱数である。そして、リーチ乱数とは、リーチ演出をするか否かを決定するための乱数である。
一方、大当たりに当選せずにハズレと判定された場合には、図8(c−1)に示す第1特別図柄リーチ乱数判定テーブルに基づいて、リーチ演出有り、および、リーチ演出なしのいずれかが判定される。図8(c−1)からも明らかなように、ハズレ時には、リーチ演出が実行されないことが多くなるものの、リーチ演出の実行される可能性も残される(いわゆるガセ演出、ガセリーチ演出)。
そして、取得した乱数値が大当たり乱数であると判定されると、図9(b)に基づいて、大当たりの種類が決定されるが、この大当たりの種類の抽選確率が、上記図8(b)に示す乱数テーブルと異なっている。
一方、大当たりに当選せずにハズレと判定された場合には、図9(c−1)に示す第2特別図柄リーチ乱数判定テーブルに基づいて、リーチ演出有り、および、リーチ演出なしのいずれかが判定される。図9(c−1)からも明らかなように、ハズレ時には、リーチ演出が実行されないことが多くなるものの、リーチ演出の実行される可能性も残される(いわゆるガセ演出、ガセリーチ演出)。
すなわち、図10は、保留球に拘わる記憶領域の一例を示す図であるが、この図からも明らかなように、第1特別図柄保留記憶手段401は、遊技球が第1始動口検出部221に検出されたことに基づいて取得した乱数値(当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数)を、遊技球が検出された順番と対応付けて保留球として記憶する。言い換えれば、第1始動口105に遊技球が入球すると、特別図柄の変動表示の権利が、第1特別図柄保留記憶手段401に、いわゆる保留球として記憶される。そして、当該記憶手段401に留保された保留球は、当該記憶手段401内で、記憶された順に消化、処理がなされる。
そして、上記したように、第1特別図柄保留記憶手段401に保留球が留保されると、第1特別図柄表示制御手段301が、留保されている保留球の数を、第1特別図柄保留表示器88に表示する。
例えば、図11(a)に示すように、第1特別図柄保留記憶手段401の第1記憶領域401a〜第3記憶領域401cに保留球が留保され、第2特別図柄保留記憶手段402の第5記憶領域402aおよび第6記憶領域402bに保留球が留保されているとする。
また、第1始動口105および第2始動口120に対して、遊技球が入球した順番は、図示のとおり、第1始動口105→第2始動口120→第1始動口105→第2始動口120→第1始動口105であったとする。
本実施形態においては、第2始動口120が優先始動口であるため、この場合には、第5記憶領域402aの保留球が優先して処理され、図11(b)に示す矢印の順に保留球が消化されていく。
図12に示すとおり、まず、第1始動口105もしくは第2始動口120に遊技球が入球したことを、第1始動口検出部221もしくは第2始動口検出部225が検出する。
すると、主制御基板201のCPU201aが、図示しない変動判定プログラムを作動して、特別図柄が変動表示中であるか否かが判定される。このとき、特別図柄は変動表示中ではないと判定された場合には、当該入球に基づく特別図柄の変動表示が即座になされるので、後述する図15の変動開始処理がなされる。
一方、上記ステップS301において、変動中と判定された場合には、第1特別図柄保留記憶手段401もしくは第2特別図柄保留記憶手段402が、第4記憶領域401dもしくは第8記憶領域402dに乱数値が記憶されているかを判定する。具体的には、第1始動口検出部221から入球信号を受信した場合には、第1特別図柄保留記憶手段401における保留球の留保個数が4未満であるかを判断し、第2始動口検出部225から入球信号を受信した場合には、第2特別図柄保留記憶手段402における保留球の留保個数が4未満であるかを判断する。
一方、上記ステップS302において、保留球の留保個数が4未満すなわち保留球を留保すると判断された場合には、第1記憶領域401a〜第4記憶領域401dもしくは第5記憶領域402a〜第8記憶領域402dに遊技データ(当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数)が記憶され、保留球が留保される。
上記ステップS303において、遊技データがいずれかの記憶領域に記憶されたら、事前判定手段330が当該新たに記憶された遊技データを事前判定する。事前判定手段330は、上記第1乱数判定手段303および第2乱数判定手段323と同様に、遊技状態に応じて所定のテーブルを選択し、当該テーブルに基づいて当たり乱数、図柄乱数、およびリーチ乱数の判定を行う。この事前判定手段330の判定により、新たに記憶された遊技データが、特別遊技状態へ移行する権利を獲得するものであるか(大当たりであるか)、大当たりであった場合にいずれの特別遊技状態へ移行するものであるのか(当たりの種類)、当該遊技データに基づく特別図柄の変動表示中に行われる演出の内容はどのようなものであるのか(リーチ演出かリーチ無し演出か)、という3つの事象が判定されることとなる。
上記のように、事前判定手段330が3つの事象について事前判定したら、当該判定結果を演出コマンドとして副制御基板202に送信して、主制御基板201における制御が終了となる。
副制御基板202が演出コマンドを受信すると、当該演出コマンド(演出コマンドが有する情報)を、第1演出コマンド記憶手段510の第1記憶領域510a〜第4記憶領域510dおよび第2演出コマンド記憶手段511の第5記憶領域511a〜第8記憶領域511dのいずれに記憶するかが、所定のプログラムによって確認される。
上記ステップS401で記憶領域を確認すると、当該記憶領域に、演出コマンド、すなわち、大当たりの当否、大当たりの種類、およびリーチ演出の有無(リーチ演出を実行するのかリーチ無し演出を実行するのか)が記憶される。
そして、上記ステップS402において演出コマンドが記憶されたら、当該演出コマンドが、リーチ演出を行うものであるのか、リーチ無し演出を行うものであるのかが、所定のプログラムによって判定される。
上記ステップS403において、新たに記憶された演出コマンドが、リーチ無し演出の実行情報を有する場合(ステップS403の「NO」)には、CPU202aが事前判定結果報知制御手段503を作動して、演出コマンドが新たに記憶された記憶領域に対応する保留数表示ライト130を通常点灯制御する。
なお、演出コマンドが記憶される第1演出コマンド記憶手段510の第1記憶領域510a〜第4記憶領域510dと、第1保留数表示ライト130a〜第4保留数表示ライト130dとが対応している。また、第2演出コマンド記憶手段511の第5記憶領域511a〜第8記憶領域511dと、第5保留数表示ライト130e〜第8保留数表示ライト130hとが対応している。
一方、上記ステップS403において、リーチ演出の実行情報を有する場合(ステップS403の「YES」)には、CPU202aが事前判定結果報知制御手段503を作動して、対応する保留数表示ライト130をリーチ予告点灯制御(青色制御)する。このように、本実施形態においては、保留数表示ライト130を青色に点灯させることによって、当該青色点灯する保留球の変動処理の際に、図柄表示部104にてリーチ演出が行われることを遊技者に認識させるようにしている。
次に、第1特別図柄保留記憶手段401もしくは第2特別図柄保留記憶手段402に留保された保留球を処理する際の、特別図柄の変動開始処理について、図15〜図17に基づいて説明する。
CPU201aは、まず、遊技状態記憶手段404に記憶された遊技状態が確変遊技状態か否かを判定する。
上記ステップS501において、確変遊技状態ではない(通常遊技状態、時短遊技状態)と判定された場合には、第5記憶領域402aに乱数値(保留球)が記憶されているか、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が1以上であるか否かを判断する。
上記ステップS502において、第5記憶領域402aに保留球が記憶されていれば、すなわち保留球が0でなければ(ステップS402におけるYES)、当該第5記憶領域402aに記憶された乱数値を図示しない処理領域にシフトするとともに、第6記憶領域402b〜第8記憶領域402dに記憶された乱数値を1つ前の記憶領域にシフトさせる。なお、第5記憶領域402aのみに乱数値が記憶されている場合(第6記憶領域402b〜第8記憶領域402dが空き領域の場合)には、第5記憶領域402aに記憶されている乱数値を処理領域に記憶させる処理のみが行われる。
上記ステップS501およびステップS502の処理を経てステップS504に到達する場合は、通常遊技状態(時短遊技状態)であって、しかも第5記憶領域402aに保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第2特別図柄通常時当たり判定用テーブル(第2通常時判定テーブルという)を参照して、第1乱数判定手段303が、処理領域にシフトされた乱数の判定処理を行う。
ステップS506では、ステップS505において取得された演出乱数に基づいて演出実行コマンドが決定され、当該演出実行コマンドが演出実行コマンド送信手段333によって副制御基板202に送信される。ただし、リーチ無し演出(ハズレ演出)の場合には演出乱数を取得せずに、ハズレ演出用の演出実行コマンドが送信される。このように、演出実行コマンドが送信されると、CPU201aが第2特別図柄表示制御手段301を作動させて、特別図柄表示器84において特別図柄の変動表示を開始する。なお、特別図柄の変動表示の時間は、上記演出乱数によって決定された時間である。
一方、上記ステップS501において通常遊技状態と判定され、かつ、ステップS502において第5記憶領域402aに保留球が記憶されていない場合、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が0の場合には、第1記憶領域401aに保留球が留保されているか否かが判定される。ここで、第1記憶領域401aに保留球が記憶されていないと判定された場合、つまり、いずれの記憶領域にも保留球がないと判定された場合には処理を終了する。
また、上記ステップS507において、第1記憶領域401aに保留球が留保されていると判定された場合には、上記ステップS503と同様のシフト処理がなされる。
そして、上記ステップS501→ステップS502→ステップS507→ステップS508と処理された場合というのは、通常遊技状態(時短遊技状態)であって、第1特別図柄保留記憶手段401にのみ保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第1特別図柄通常時当たり判定用テーブル(第1通常時判定テーブルという)が選択され、以後、上記ステップS505およびステップS506と同様の処理がなされる。
さらに、上記ステップS501において、確変遊技状態と判定された場合には、ステップS510において、第5記憶領域402aに保留球が留保されているか否かを判定する。
上記ステップS510において、第5記憶領域402aに保留球が留保されていると判定された場合、すなわち、確変遊技状態であって、しかも第2特別図柄保留記憶手段402に保留球が留保されている場合には、上記ステップS503と同様にシフト処理がなされる。
そして、上記したように、確変遊技状態であって、しかも第2特別図柄保留記憶手段402に保留球が留保されている場合には、第2特別図柄確変時当たり判定用テーブル(第2確変時判定テーブルという)が選択される。そして、以後、上記ステップS505およびステップS506と同様の処理がなされる。
一方、上記ステップS501において、確変遊技状態と判定され、かつ、ステップS410において、第5記憶領域402aに保留球が記憶されていない場合、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が0の場合には、第1記憶領域401aに保留球が留保されているか否かが判定される。ここで、第1記憶領域401aに保留球が記憶されていないと判定された場合、つまり、いずれの記憶領域にも保留球がないと判定された場合には処理を終了する。
一方、上記ステップS513において、第1記憶領域401aに保留球が留保されていると判定された場合には、上記ステップS503と同様のシフト処理がなされる。
そして、上記ステップS501→ステップS510→ステップS513→ステップS514と処理された場合というのは、確変遊技状態であって、第1特別図柄保留記憶手段401にのみ保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第1特別図柄確変時当たり判定用テーブル(第1確変時判定テーブルという)が選択され、以後、上記ステップS505およびステップS506と同様の処理がなされる。
演出実行コマンドを受信すると、RAM202cの所定の処理領域に当該演出実行コマンドが記憶される。この演出実行コマンドには、第1記憶領域401aおよび第5記憶領域402aのいずれに係るコマンドであるのか、大当たりおよびハズレのいずれに係るコマンドであるのか、リーチの有無、リーチ演出である場合の種類や尺等が記憶されている。
演出実行コマンドが処理領域に記憶されると、CPU202aが所定のプログラムを作動して、第1演出コマンド記憶手段510の各記憶領域510a〜510d、もしくは第2演出コマンド記憶手段511の各記憶領域511a〜511dに記憶された演出コマンドをシフト処理する。具体的には、受信した演出実行コマンドが、第1特別図柄保留記憶手段401に留保された保留球に係る場合には、第1記憶領域510a〜第4記憶領域510dに記憶された演出コマンドを、一つ前の記憶領域にシフトさせる。例えば、第4記憶領域510dに記憶された演出コマンドは第3記憶領域510cに、第3記憶領域510cに記憶された演出コマンドは第2記憶領域510bに、第2記憶領域510bに記憶された演出コマンドは第1記憶領域510aにシフトする。なお、第1記憶領域510aに記憶されていた演出コマンドは消去される。
上記のように、第1演出コマンド記憶手段510もしくは第2演出コマンド記憶手段511内において、各演出コマンドを1つ前の記憶領域にシフトすると、CPU202aがシフト回数カウント手段504を作動して、各演出コマンドのシフト回数に「1」を加えて記憶する。このシフト回数とは、上記のようにして演出コマンドがシフトした回数を示すものである。例えば、始動口に遊技球が入球したことを契機として、第1演出コマンド記憶手段510の第4記憶領域510dに、演出コマンドが記憶されたとする。この第4記憶領域510dに記憶された演出コマンドは、それ以前に記憶された遊技データに基づく特別図柄の変動表示が開始されることを契機として、第3記憶領域510cにシフトする。このとき、シフト回数は「1」となる。また、次の特別図柄の変動表示が開始されると、第3記憶領域510cから第2記憶領域510bに演出コマンドがシフトし、シフト回数が「2」となる。このように、第1演出コマンド記憶手段510内もしくは第2演出コマンド記憶手段511内で、演出コマンドがシフトするたびに、当該演出コマンドのシフト回数がカウントされ、当該カウント値が演出コマンドとともに各記憶領域に記憶される。
上記ステップS602において各演出コマンドの記憶領域がシフトするとともに、上記ステップS603において各演出コマンドのシフト回数が記憶されたら、CPU202aが事前判定結果報知制御手段503を作動して、保留数表示ライト130を点灯制御する。このとき、保留数表示ライト130の第1保留数表示ライト130a〜第8保留数表示ライト130hは、図17に示すとおりに点灯する。
一方、上記所定のプログラムが大当たりであると判定した場合には、対応する保留数表示ライト130が黄色に点灯制御される。
そして、確変付きの大当たりであった場合には、保留数表示ライト130が赤色に点灯制御され、その他の大当たりであった場合には、保留数表示ライト130をシフト回数「1」のときと同様に黄色に点灯制御する。
以上のようにして保留数表示ライト130を点灯制御したら、処理領域に記憶された演出実行コマンドに基づいて、演出抽選手段501が抽選を行う。この演出抽選手段501による抽選は、図柄表示部104の背景パターンやリーチパターン、あるいは登場キャラクター等詳細な演出内容を決定するものである。この演出の抽選は、演出実行コマンドごとに設けられたテーブルに基づいて決定される。
例えば、受信した演出実行コマンドがリーチ演出用のコマンドで、主制御基板201において変動時間すなわち演出時間が30秒に決定されたとする。副制御基板202のROM202bには、30秒のリーチ演出用テーブルや60秒のリーチ演出用テーブル、さらには、4秒、8秒、12秒のリーチ無し演出用テーブル等が設けられており、これら各テーブルの中から、受信した演出実行コマンドに対応するテーブルが選択される。また、各テーブルには、背景パターンやリーチパターン、あるいは登場キャラクター等がさまざまに組み合わされた演出パターンが複数記憶されている。
上記のようにしてテーブルが選択されたら、演出抽選手段501が、テーブルに記憶された複数の演出パターンの中から1の演出パターンを決定する。
そして、このステップS606において、1の演出パターンが決定されると、演出制御手段502が、これらの演出パターンのとおりに、図柄表示部104、スピーカ277、ランプ112、役物部254を制御する。これにより、特別図柄の変動表示中にさまざまな演出が行われることとなり、遊技者の期待感を高めることとなる。
すなわち、確変遊技状態において、当該確変遊技状態にあるときにのみ大当たりと判定される当たり乱数(例えば図8の「37」)が取得されたとする。また、この当たり乱数を取得した遊技データが、第1特別図柄保留記憶手段401の第4記憶領域401dに記憶されたとする。すると、第4保留数表示ライト130dが白色もしくは青色に点灯し、その後、それ以前の保留球が1つ処理されると、第3保留数表示ライト130cが黄色に点灯する。これにより、大当たりに当選する保留球の存在が遊技者に報知される。
しかしながら、上記実施形態によれば、確変付き大当たりに当選するという情報を有する演出コマンドに基づいて保留数表示ライト130の点灯制御が行われるため、当たり乱数「37」を取得した保留球に係る保留表示は、第2保留数表示ライト130bおよび第1保留数表示ライト130aにおいて赤色に点灯する。つまり、保留数表示ライト130が赤色に点灯したにも関わらず、当該保留球の変動開始処理によってハズレが確定することとなる。
ただし、上記のような、いわゆるガセ報知を行いたくなければ、遊技状態が変わるような事前判定結果を得た場合に、保留数表示ライト130を消灯してしまったり、あるいは、遊技状態が変わることを前提として、正確な報知を行うように制御したりしてもよい。
また、遊技状態が変わる場合には、保留数表示ライト130を全て同一色に点灯して、各事象についての報知を行わないようにしてもよい。さらには、上記のような状態が生じるのは確変遊技状態だけであるため、遊技状態が確変遊技状態にある場合には、保留数表示ライト130による事象の報知を行わず、その他の遊技状態にある場合にのみ、事象の報知を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、始動口を2つ設けた遊技機を用いて説明したが、始動口は1つであっても構わない。
また、上記実施形態においては、特別遊技状態として異なる遊技価値が付与される複数の遊技状態を設けたが、特別遊技状態は1種類だけ設けるようにしてもよい。
105 第1始動口
120 第2始動口
130 本発明の報知手段を構成する保留数表示ライト
200 制御手段
300 第1特別図柄抽選手段
301 第1特別図柄表示制御手段
302 第1特別図柄変動制御手段
303 第1乱数判定手段
320 第2特別図柄抽選手段
321 第2特別図柄表示制御手段
322 第2特別図柄変動制御手段
323 第2乱数判定手段
330 事前判定手段
401 第1特別図柄保留記憶手段
402 第2特別図柄保留記憶手段
503 事前判定結果報知制御手段
Claims (3)
- 通常遊技状態、もしくは該通常遊技状態よりも有利な遊技価値が付与された特別遊技状態にて遊技の進行を制御する制御手段と、
特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより以後の遊技状態を表示する特別図柄変動表示手段と、
遊技球の入球を契機に前記特別図柄変動表示手段による特別図柄の変動表示を開始させる権利を発生させる始動口と、を備えた遊技機であって、
前記制御手段は、
前記始動口への遊技球の入球を契機として、複数の事象を決定する遊技データを取得し、前記特別遊技状態へ移行する権利獲得の抽選を行う遊技データ抽選手段と、
前記特別図柄変動表示手段により特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記始動口に入球したことによって取得された前記遊技データを記憶して、当該入球を契機とする特別図柄の変動表示の権利を留保する特別図柄保留記憶手段と、
前記特別図柄保留記憶手段に記憶された遊技データによって決定される前記複数の事象を、当該遊技データに基づく特別図柄の変動表示の開始前に事前判定する事前判定手段と、
遊技機に設けられ、前記特別図柄保留記憶手段により留保された前記特別図柄の変動表示の権利を表示する表示手段を制御し、前記事前判定手段による事前判定結果として判定された特定の遊技データに対する複数の事象を、当該特定の遊技データに係る前記表示手段に表示されている特別図柄の変動表示の権利において、段階的に報知可能な事前判定結果報知制御手段と、を備え、
前記事前判定結果報知制御手段は、
前記特別図柄の変動表示が行われることを契機に、報知する事象の種類を変更する場合、報知する事象の種類を段階的に変更し、当該変更された事象の種類についての事前判定結果を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。 - 前記特別遊技状態には、異なる遊技価値が付与される複数種類の特別遊技状態が設けられ、
前記遊技データに基づいて決定される事象には、少なくとも特別遊技状態へ移行する権利獲得の有無、および、特別遊技状態へ移行する権利を獲得した場合における特別遊技状態の種類が含まれてなり、
特別遊技状態へ移行する権利を獲得する遊技データが、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されていることを前記事前判定手段によって判定されたとき、
前記事前判定結果報知制御手段は、特別図柄の変動表示が行われることを契機に、前記特別遊技状態へ移行する権利の獲得を報知するとともに、それ以後の特別図柄の変動表示が行われることを契機に、当該特別遊技状態の種類を報知してなることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 遊技機には、前記特別図柄の変動表示中に装飾図柄を変動表示して装飾図柄演出を行う図柄表示部を設ける一方、
前記遊技データに基づいて決定される事象には、前記装飾図柄演出の一形態であるリーチ演出の実行の有無が含まれてなり、
前記リーチ演出を実行する遊技データが、前記特別図柄保留記憶手段に記憶されていることを前記事前判定手段によって判定されたとき、
前記事前判定結果報知制御手段は、特別図柄の変動表示が行われることを契機に、前記リーチ演出が実行されることを他の事象に先立って報知することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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