JP5114726B2 - 地中連続壁用鋼材及び地中連続壁用鋼材の設計方法 - Google Patents
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また、前記(1)の地中連続壁用鋼材よりも、より剛性の高い地中連続壁用鋼材として、U形鋼矢板とH形鋼またはI形鋼あるいはT型鋼を組み合わせた地中連続壁用鋼材も知られている(例えば特許文献3から6参照)。
また、矢板幅寸法を変えずに高い曲げ剛性を有するハット形鋼矢板を安価に容易に製造できない課題を有しているため、現存するまたは将来製造されるハット形鋼矢板を利用して、より剛性の高い安価な地中連続壁用鋼材が望まれる。
本発明は、前記のハット形鋼矢板2の利点を生かしながら、これにH形鋼を組み込む地中連続壁用鋼材で、ハット形鋼矢板2に対するH形鋼の長さ寸法との関係を具体的に規定して、より安価で実用的な地中連続壁用鋼材及び地中連続壁用鋼材の設計方法を提供することを目的とする。これにより、より安価で実用的な土留め壁あるいは地中連続壁を構築可能な地中連続壁用鋼材及び地中連続壁用鋼材の設計方法を提供できる。
また、第2発明では、第1発明の地中連続壁用鋼材において、前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの60%以内の寸法にされ、前記のレベル差寸法分、短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする。
また、第3発明の地中連続壁用鋼材では、フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにするようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材としたことを特徴とする。
また、第4発明では、第3発明の地中連続壁用鋼材において、前記の地中連続壁用鋼材
におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする。
また、第5発明の地中連続壁用鋼材では、フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにするようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材としたことを特徴とする。
第6発明では、第5発明の地中連続壁用鋼材において、前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、前記地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの55%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされ、かつ地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする。
第7発明の地中連続壁用鋼材の設計方法では、フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにするようにすると共にハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする。
第8発明では、第7発明の地中連続壁用鋼材の設計方法において、前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの60%以内の寸法にされ、前記のレベル差寸法分、短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする。
第9発明の地中連続壁用鋼材の設計方法においては、フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにするようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする。
第10発明では、第9発明の地中連続壁用鋼材の設計方法において、前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする。
第11発明の地中連続壁用鋼材の設計方法では、フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにするようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする。
第12発明では、第11発明の地中連続壁用鋼材の設計方法において、前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、前記地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの55%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされ、かつ地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする。
第2発明又は第8発明によると、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを、壁高Hの60%以内に低レベル位置とした実用的に安価な地中連続壁用鋼材とすることができ、これを使用して、一側面側から土圧が作用する土留め壁用の鋼材として使用した場合に、土圧が作用して、土留め壁に土圧が作用する方向に土留め壁天端が変位しても、前記第1発明と同様に前記天端変位Yの10%増以内の変位に抑えることができ、実用上に付される土留め壁用の地中連続壁用鋼材として、安価で軽量な地中連続壁用鋼材を使用して、経済的な土留め壁とすることができる。
第3発明又は第9発明によると、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とした実用的に安価な地中連続壁用鋼材とすることができ、これを使用して、一側面側から土圧が作用する土留め壁用の鋼材として使用した場合に、土圧が作用して、土留め壁に土圧が作用する方向に土留め壁天端が変位しても、前記第1発明と同様に前記天端変位Yの10%増以内の変位に抑えることができ、実用上に付される土留め壁用の地中連続壁用鋼材として、安価で軽量な地中連続壁用鋼材を使用して、経済的な土留め壁とすることができる。
第4発明又は第10発明によると、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に高レベル位置とした実用的に安価な地中連続壁用鋼材とすることができ、これを使用して、一側面側から土圧が作用する土留め壁用の鋼材として使用した場合に、土圧が作用して、土留め壁に土圧が作用する方向に土留め壁天端が変位しても、前記第1発明と同様に前記天端変位Yの10%増以内の変位に抑えることができ、実用上に付される土留め壁用の地中連続壁用鋼材として、安価で軽量な地中連続壁用鋼材を使用して、経済的な土留め壁とすることができる。
第5発明又は第11発明によると、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とすると共に、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とした実用的に安価な地中連続壁用鋼材とすることができ、これを使用して、一側面側から土圧が作用する土留め壁用の鋼材として使用した場合に、土圧が作用して土留め壁の天端が土圧作用方向に変位しても、前記第1発明と同様に前記天端変位Yの10%増以内の変位に抑えることができ、実用上に付される土留め壁として、安価で軽量な地中連続壁用鋼材を使用して、経済的な土留め壁とすることができる。
第6発明又は第12発明によると、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを、壁高Hの55%以内に低レベル位置とすると共に、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に高レベル位置とした実用的に安価な地中連続壁用鋼材とすることができ、これを使用して、一側面側から土圧が作用する土留め壁用の鋼材として使用した場合に、土圧が作用して、土留め壁に土圧が作用する方向に土留め壁天端が変位しても、前記第1発明と同様に前記天端変位Yの10%増以内の変位に抑えることができ、実用上に付される土留め壁用の地中連続壁用鋼材として、安価で軽量な地中連続壁用鋼材を使用して、経済的な土留め壁とすることができる。
この形態では、前記の壁高Hと、ハット形鋼矢板2の長さ寸法L1と、H形鋼6の長さ寸法L2との関係は、H×0.60>(L1−L2)を満足するようにされている。前記の(L1−L2)が、地中連続壁用鋼材1における上端側のハット形鋼矢板2のみで構成される断面を有する部分の長さAである。
この形態では、ハット形鋼矢板2の長さ寸法L1と、H形鋼6の長さ寸法L2との関係は、L1×0.30>(L1−L2)を満足するようにされている。前記の(L1−L2)が、地中連続壁用鋼材1における下端側のハット形鋼矢板2のみで構成される断面を有する部分の長さBである。
この形態では、ハット形鋼矢板2の長さ寸法L1と、H形鋼6の長さ寸法L2と、地中連続壁用鋼材1における上端側のハット形鋼矢板2のみで構成される断面を有する部分の長さAと、地中連続壁用鋼材1における下端側のハット形鋼矢板2のみで構成される断面を有する部分の長さBとの関係は、A+B=L1−L2を満足させ、かつA<H×0.55を満足させ、さらにB<L×0.30を満足するようにされている。
(1)壁高Hは、設計地盤面10から地盤表面9までの高さ寸法
(2)ELは、仮想地盤面11から設計地盤面10までの高さ寸法
(3)根入れ長Lは、仮想地盤面11からハット形鋼矢板2下端までの高さ寸法
なお、前記の図4および図5並びに後記する図6および図7のグラフでは、地盤のN値が10で壁高が4.5mの場合を黒丸で示し、N値が20で壁高が4.5mの場合を白丸で示し、N値が5で壁高が4.5mの場合を白4角で示し、N値が10で壁高が5.0mの場合を黒4角で示している。
また、N値が大きくなると天端変位が小さくなり、壁高Hが高くなると天端変位が大きくなることが予想されるが、これらのグラフからも同様なことがわかる。
したがって、ハット形鋼矢板全長の0%を超え30%以内までH形鋼6をカットすること可能である。また、矢板全長の20%以内までなら天端変位増加割合にほとんど変化がなく、ハット形鋼矢板2とH形鋼6とが同じ長さ寸法とした地中連続壁用鋼材と同等の部材であることがわかる。
その他の構成は前記実施形態の場合と同様である。
2 ハット形鋼矢板
3 ハット形鋼矢板のアーム部
4 ハット形鋼矢板のアーム部
5 ハット形鋼矢板のウェブ
6 H形鋼
6a H形鋼の一方のフランジ
6b H形鋼の他方のフランジ
6c H形鋼のウェブ
7 ハット形鋼矢板のフランジ
8 土留め壁
9 地表面
10 設計地盤面
11 仮想地盤面
12a 溝
12b 溝
13 係止爪部
14 継手
Claims (12)
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材としたことを特徴とする地中連続壁用鋼材。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの60%以内の寸法にされ、前記のレベル差寸法分、短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする請求項1に記載の地中連続壁用鋼材。
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材としたことを特徴とする地中連続壁用鋼材。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする請求項3に記載の地中連続壁用鋼材。
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材としたことを特徴とする地中連続壁用鋼材。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、前記地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの55%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされ、かつ地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされていることを特徴とする請求項5に記載の地中連続壁用鋼材。
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする地中連続壁用鋼材の設計方法。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの60%以内の寸法にされ、前記のレベル差寸法分、短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする請求項7に記載の地中連続壁用鋼材の設計方法。
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルを一致させて、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする地中連続壁用鋼材の設計方法。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする請求項9に記載の地中連続壁用鋼材の設計方法。
- フランジの両端部に外側に向かって広がるように傾斜したウェブが一体に連設され、各ウェブに前記フランジと平行にアーム部が一体に連設され、各アーム部の端部に、継ぎ手が形成されている断面ハット形のハット形鋼矢板と、前記ハット形鋼矢板のフランジと各ウェブとにより形成される溝側のフランジ内面に固定されるH形鋼とからなる地中連続壁用鋼材の設計方法であって、前記ハット形鋼矢板と同じ長さの第2のハット形鋼矢板と第2のH形鋼を全長に渡って溶接した第2の地中連続壁用鋼材を用いた土留め壁における前記第2の地中連続壁用鋼材の設計上の天端水平変位Yの110%以下となるように、前記ハット形鋼矢板の長さ寸法よりもH形鋼の長さ寸法を短くし、かつハット形鋼矢板の長さ寸法内にH形鋼を配設するようにすると共にハット形鋼矢板の上端レベルよりもH形鋼の上端レベルを低レベル位置とし、ハット形鋼矢板の下端レベルよりもH形鋼の下端レベルを高レベル位置とし、横断面で、ハット形鋼矢板のみで構成される横断面と、ハット形鋼矢板とH形鋼で構成される合成断面との両方の横断面とを備えた鋼材となるように設計することを特徴とする地中連続壁用鋼材の設計方法。
- 前記の地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の上端レベルとH形鋼の上端レベルとのレベル差寸法は、前記地中連続壁用鋼材による土留め壁における設計地盤から地表面までの壁高Hの55%以内の寸法に短くカットされたH形鋼とされ、かつ地中連続壁用鋼材におけるハット形鋼矢板の下端レベルとH形鋼の下端レベルとのレベル差寸法は、地中連続壁用鋼材の全長の30%以内の寸法に短くカットされたH形鋼となるように設計することを特徴とする請求項11に記載の地中連続壁用鋼材の設計方法。
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