JP5114892B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
図22(a)にゲート長方向が<110>方向、図22(b)にゲート長方向が<100>方向である半導体基板を適用した場合にNチャネルトランジスタ,Pチャネルトランジスタに対して半導体装置を構成するトランジスタの性能を向上させるための応力の印加方向を示す。チャネル形成領域に対して、図22に示す方向に応力を印加して性能を向上する技術の一つとして、コンタクトエッチングストッパー膜(以下CESLとも称する)として高い応力を印加させる膜を適用することにより、トランジスタの電流値を高めることができる構造が知られている(非特許文献1参照)。
従来使用されてきたHDP(高密度プラズマ)法により形成された酸化シリコンからなるSTI(shallow Trench Isolation)型の素子分離絶縁膜においても、その応力の影響がデザインの縮小化に伴い問題が顕在化している。HDP法により形成された酸化シリコンからなるSTI型の素子分離絶縁膜を形成する際、活性領域も酸化されるためより大きな圧縮応力が発生して、HDP法により形成された酸化シリコンからなるSTI型の素子分離絶縁膜が形成されている部分によっては、半導体装置を構成するトランジスタの性能劣化を引き起こしている。
さらに、このような状況下で、DSL膜を形成しても、チャネル形成領域幅の縮小に伴って、半導体装置を構成するトランジスタの性能改善効果が得られないことも知られている(非特許文献3参照)。
上記構成の本発明の半導体装置において、半導体基板における素子分離絶縁膜の構成を選択的に変えることにより、チャネル形成領域に対し選択的に引張応力又は圧縮応力を印加させることができる。そのため、チャネル領域に対し、トランジスタの電流駆動能力を向上させる方向に応力を印加させることができる。これにより、さらに電流駆動能力を向上させることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置として、ゲート長方向が<110>方向である半導体基板を適用した場合の半導体装置及び半導体装置の性能を向上させるための印加させる応力方向を示す平面図である。また、図2(a)は、本発明の第1の実施形態に係る図1中のA−A'における断面図であり、図2(b)は、本発明の第1の実施形態に係る図1中のB−B'における断面図である。図3(a)は、本発明の第1の実施形態に係る図1中のC−C'における断面図であり、図3(b)は、本発明の第1の実施形態に係る図1中のD−D'における断面図である。
図1に示すように、細い矢印は素子分離絶縁膜2及び素子分離絶縁膜6aにより印加される応力方向を示し、太い矢印は被覆応力膜14a及び被覆応力膜14bにより印加される応力方向を示す。
また、PTrにおいて、活性領域1dにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により引張応力を印加させ、ゲート長方向に対し素子分離絶縁膜6a及び被覆応力膜14bにより圧縮応力を印加させる。以上の応力を印加させることにより、半導体装置の性能を向上させることができる。
図2に示すように、上記のp型半導体領域1aの活性領域(不図示)を区画するように、例えば、プラズマ酸化膜、LP−酸化膜、プラズマ窒化膜、LP−窒化膜、ポリシラザン、HSQ(Hydrogen Silsesquioxane)、カーボン含有酸化シリコン、SOG(塗布酸化膜)などの塗布膜からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
またゲート電極8aの両側部には、サイドウォール絶縁膜10aが形成されている。
また、ソース・ドレイン領域11aのチャネル形成領域側におけるp型半導体領域1aの表層部にはエクステンション領域9aが形成されている。
上記のようにNTrが形成されている。
上記の素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14aが形成されているため、さらにトランジスタの電流駆動能力が向上し、半導体装置の性能が向上する。
図3に示すように、n型半導体領域1bの活性領域(不図示)を区画するように、例えば、プラズマ酸化膜、LP−酸化膜、プラズマ窒化膜、LP−窒化膜、ポリシラザン、HSQ、カーボン含有酸化シリコン、SOGなどの塗布膜からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
さらに、n型半導体領域1bの後述のソース・ドレイン領域11bの両端部において活性領域(不図示)を区画するように例えば、HDPプラズマ酸化膜、熱酸化膜、フッ素あるいは窒素、あるいはカーボン含有プラズマ酸化膜からなり、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる素子分離絶縁膜6aが形成されている。
またゲート電極8bの両側部には、サイドウォール絶縁膜10bが形成されている。
サイドウォール絶縁膜10bは、前述したNTrのサイドウォール絶縁膜10aと同じ絶縁材料で形成されている。
また、ソース・ドレイン領域11bのチャネル形成領域側におけるn型半導体領域1bの表層部にはエクステンション領域9bが形成されている。
上記のようにPTrが形成されている。
また、上記のチャネル形成領域に印加させる引張応力の絶対値が0.5GPa/cm2以上、圧縮応力の絶対値が0.5GPa/cm2以上であることが好ましい。
上記の素子分離絶縁膜6a及び被覆応力膜14bが形成されているため、さらにトランジスタの電流駆動能力が向上し、半導体装置の性能が向上する。
図4から図9は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
ドライエッチング法などにより窒化シリコン膜3を除去し、活性領域1c及び活性領域1dの表面に熱酸化法などにより、酸化シリコンを成膜して、ゲート絶縁膜7a及びゲート絶縁膜7bを形成する。そして、ゲート絶縁膜7a及びゲート絶縁膜7bの上層に、例えば、CVD法などによりポリシリコンなどの導電層を形成させ、当該導電層の上層にフォトレジスト膜を形成する。そして、ゲート電極のパターンを形成したフォトレジスト膜をマスクとして、RIEなどのドライエッチングによりゲート電極8a及びゲート電極8bを形成する。
次に、PTr形成領域において、ゲート電極8bをマスクとしてp型の導電性不純物をn型半導体領域1bの活性領域1dにおける表層部分にイオン注入することにより、エクステンション領域9bを形成する。
次に、PTr形成領域を開口するレジスト膜をパターン形成し、PTr形成領域において、TEOS膜10を全面にエッチバックして、TEOS膜であるサイドウォール絶縁膜10bを形成する。
次に、例えば、PTr形成領域において、サイドウォール絶縁膜10b及びゲート電極8bをマスクとして、p型の導電性不純物をn型半導体領域1bの活性領域(不図示)における表層部分にイオン注入することで、ソース・ドレイン領域11bを形成する。
次に、例えば、PTr形成領域において、素子分離絶縁膜2、素子分離絶縁膜6a、ゲート電極8b、サイドウォール絶縁膜10b及びソース・ドレイン領域11b上にスパッタリングなどの物理蒸着法により、Ti、Coなどからなるシリサイド膜12bを形成する。
次に、例えば、PTr形成領域において、アニールなどの熱処理によりシリサイド膜12bとゲート電極8b及びシリサイド膜12bとソース・ドレイン領域11bをシリサイド化反応させ、ゲート電極8b及びソース・ドレイン領域11bにシリサイド13bを形成する。
以上の工程により、図2に示すNTrが形成される。
次に、例えば、PTr形成領域において、CVD法などにより窒化シリコンなどからなる圧縮応力を印加させる被覆応力膜14bを形成する。
以上の工程により、図3に示すPTrが形成されている。
また、本実施形態において、引張応力を印加させる素子分離絶縁膜として、プラズマ酸化膜、LP−酸化膜、プラズマ窒化膜、LP−窒化膜、ポリシラザン、HSQ、カーボン含有酸化シリコン、SOGを用い、圧縮応力を印加させる素子分離絶縁膜として、HDPプラズマ酸化膜、熱酸化膜、フッ素あるいは窒素、あるいはカーボン含有プラズマ酸化膜を用いたが、これには限定されず、引張応力を印加させる材料、圧縮応力を印加させる材料を用いてもよい。
また、本実施形態において、NTr形成領域における被覆応力膜14aとして引張応力を印加させる材料を用い、PTr形成領域における被覆応力膜14bとして引張応力を印加させる材料を用いたが、NTr形成領域における被覆応力膜14a及びPTr形成領域における被覆応力膜14bともに引張応力を印加させる材料を用いてもよい。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置として、ゲート長方向が<110>方向である半導体基板を適用した場合の半導体装置及び半導体装置の性能を向上させるための印加させる応力方向を示す平面図である。また、図11(a)は、本発明の第2の実施形態に係る図10中のE−E'における断面図であり、図11(b)は、本発明の第1の実施形態に係る図10中のF−F'における断面図である。図12(a)は、本発明の第2の実施形態に係る図10中のG−G'における断面図であり、図12(b)は、本発明の第2の実施形態に係る図10中のH−H'における断面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置は、PTrにおける素子分離絶縁膜2a以外は第1の実施形態に係る半導体装置と同じである。そのため、重複する箇所については、記載を省略する。
図10に示すように、細い矢印は素子分離絶縁膜2により印加される応力方向を示し、太い矢印は被覆応力膜14a及び被覆応力膜14bにより印加される応力方向を示す。
NTrにおいて、活性領域1cにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により引張応力を印加させ、ゲート長方向に対し素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14aにより引張応力を印加させる。
また、PTrにおいて、活性領域1dにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により引張応力を印加させ、ゲート長方向に対し被覆応力膜14aにより圧縮応力を印加させる。以上の応力を印加させることにより、半導体装置の性能を向上させることができる。
PTrにおいて、図12に示すように、n型半導体領域1bの活性領域(不図示)を区画するように例えば、プラズマ酸化膜、LP−酸化膜、プラズマ窒化膜、LP−窒化膜、ポリシラザン、HSQ、カーボン含有酸化シリコン、SOGなどの塗布膜からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
さらに、n型半導体領域1bのソース・ドレイン領域11bの両端部において活性領域(不図示)を区画するように、素子分離絶縁膜2と同じ材料からなる素子分離絶縁膜2aが、当該膜の表面が活性領域(不図示)の表面より低い位置となるように形成されている。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。
図14(a)は、本発明の第3の実施形態に係り、図1中のA−A'に相当する部分の断面図であり、図14(b)は、本発明の第3の実施形態に係り、図1中のB−B'に相当する部分の断面図である。図15(a)は、本発明の第3の実施形態に係り、図1中のC−C'に相当する部分の断面図であり、図15(b)は、本発明の第3の実施形態に係り、図1中のD−D'に相当する部分の断面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板以外は第1の実施形態に係る半導体装置と同じである。そのため、半導体装置を示す平面図は第1の実施形態における半導体装置を示す平面図である図1と同じである。また、本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法と同じである。そのため、重複する箇所については、記載を省略する。
本実施形態において、ゲート長方向が<110>方向である半導体基板として、絶縁基板の上に半導体層が形成されている基板を用いている。
上記基板のp型半導体領域1aにはNTrが形成されており、n型半導体領域1bにはPTrが形成されている。
図14に示すように、上記のp型半導体領域1aの下層に絶縁基板15が形成されている。
さらに、上記のp型半導体領域1aの活性領域(不図示)を区画するように、絶縁基板15の上に例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜2と同じ材料からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
図15に示すように、上記のn型半導体領域1bの下層に絶縁基板15が形成されている。
さらに、n型半導体領域1bの活性領域(不図示)を区画するように、絶縁基板15の上に例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜2と同じ材料からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
さらに、n型半導体領域1bのソース・ドレイン領域11bの両端部において活性領域(不図示)を区画するように、絶縁基板15の上に例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aと同じ材料からなり、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる素子分離絶縁膜6aが形成されている。
図16(a)は、本発明の第4の実施形態に係り、図10中のE−E'に相当する部分の断面図であり、図16(b)は、本発明の第4の実施形態に係り、図1中のF−F'に相当する部分の断面図である。図17(a)は、本発明の第4の実施形態に係り、図1中のG−G'に相当する部分の断面図であり、図17(b)は、本発明の第4の実施形態に係り、図1中のH−H'に相当する部分の断面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体基板以外は第2の実施形態に係る半導体装置と同じである。そのため、半導体装置を示す平面図は第2の実施形態における図10と同じである。また、本実施形態に係る半導体装置の製造方法は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法と同じである。そのため、重複する箇所については、記載を省略する。
例えば、ゲート長方向が<110>方向である半導体基板として、絶縁基板の上に半導体層が形成されている基板を用いている。
上記の基板のp型半導体領域1aにはNTrが形成されており、n型半導体領域1bにはPTrが形成されている。
さらに、n型半導体領域1bの活性領域(不図示)を区画するように例えば、第2の実施形態における素子分離絶縁膜2と同じ材料からなり、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる素子分離絶縁膜2が形成されている。
さらに、上記のn型半導体領域1bのソース・ドレイン領域11bの両端部において活性領域(不図示)を区画するように素子分離絶縁膜溝5が形成されている。
さらに、PTrを被覆して、例えば、窒化シリコンからなり、PTrに圧縮応力を印加させる被覆応力膜14bが形成されている。
図18は、本発明の第5の実施形態に係る半導体装置としてゲート長方向が<100>方向である半導体基板を適用した場合の半導体装置を示す平面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、素子分離絶縁膜及び被覆応力膜の材質以外は第1の実施形態に係る半導体装置と同じである。そのため、重複する箇所については、記載を省略する。
図18に示すように、細い矢印は素子分離絶縁膜2及び素子分離絶縁膜6aにより印加される応力方向を示し、太い矢印は被覆応力膜14a及び被覆応力膜14bにより印加される応力方向を示す。
NTrにおいて、活性領域1cにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により圧縮応力を印加させ、ゲート長方向に対し素子分離絶縁膜6a及び被覆応力膜14aにより引張応力を印加させる。
また、PTrにおいて、活性領域1dにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により圧縮応力を印加させ、ゲート長方向に対し素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14bにより圧縮応力を印加させる。以上の応力を印加させることにより、半導体装置の性能を向上させることができる。
本実施形態におけるNTrの構造は、素子分離絶縁膜2、素子分離絶縁膜6a及び被覆応力膜14a以外は第1の実施形態と同じである。
本実施形態における素子分離絶縁膜2は、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aと同じ材料により形成されている。また、素子分離絶縁膜6aは、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜2と同じ材料により形成されている。また、被覆応力膜14aは、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における被覆応力膜14aと同じ材料により形成されている。
上記のようにNTrが形成されている。
本実施形態におけるPTrの構造は、素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14b以外は第1の実施形態と同じである。
本実施形態における素子分離絶縁膜2は、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aにより形成されている。また、被覆応力膜14bは、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における被覆応力膜14bにより形成されている。
上記のようにPTrが形成されている。
図19は、本発明の第6の実施形態に係る半導体装置としてゲート長方向が<100>方向である半導体基板を適用した場合の半導体装置を示す平面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、素子分離絶縁膜2、被覆応力膜14a及び被覆応力膜14bの材質以外は第2の実施形態に係る半導体装置と同じである。そのため、重複する箇所については、記載を省略する。
図19に示すように、細い矢印は素子分離絶縁膜2により印加される応力方向を示し、太い矢印は被覆応力膜14a及び被覆応力膜14bにより印加される応力方向を示す。
NTrにおいて、活性領域1cにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により圧縮応力を印加させ、ゲート長方向に対し被覆応力膜14aにより引張応力を印加させる。
また、PTrにおいて、活性領域1dにおけるゲート電極の延伸方向に対し素子分離絶縁膜2により圧縮応力を印加させ、ゲート長方向に対し素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14bにより圧縮応力を印加させる。以上の応力を印加させることにより、半導体装置の性能を向上させることができる。
本実施形態におけるNTrの構造は、素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14a以外は第2の実施形態と同じである。
本実施形態における素子分離絶縁膜2は、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aにより形成されている。
また、素子分離絶縁膜2aは、p型半導体領域1aのソース・ドレイン領域11aの両端部において活性領域(不図示)を区画するように、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aにより形成されており、第2の実施形態のPTrにおける素子分離絶縁膜2aと同様に素子分離絶縁膜2aの表面が活性領域(不図示)の表面より低い位置となるように形成されている。また、被覆応力膜14aは、チャネル形成領域に対し引張応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における被覆応力膜14aにより形成されている。
上記のようにNTrが形成されている。
本実施形態におけるPTrの構造は、素子分離絶縁膜2及び被覆応力膜14b以外は第2の実施形態と同じである。
本実施形態における素子分離絶縁膜2は、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における素子分離絶縁膜6aにより形成されている。また、被覆応力膜14bは、チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加させる、例えば、第1の実施形態における被覆応力膜14bにより形成されている。
上記のようにPTrが形成されている。
図20中の矢印の向きは、実験3の場合の半導体装置に印加される応力方向であり、細い矢印は、素子分離絶縁膜2により印加される応力方向を示し、太い矢印は被覆応力膜により印加される応力方向を示す。
本実験で使用した半導体装置は図20中の活性領域1dにおけるゲート電極の延伸方向の長さBに比べゲート長方向の長さAが長いため、素子分離絶縁膜により印加されるゲート長方向への応力は無視することができる。
実験1において、以下に示す条件の半導体装置を使用した。
(1)ゲート長方向が<110>方向である半導体基板。
(2)Pチャネルトランジスタ。
(3)素子分離絶縁膜として、引張応力を印加させる膜。
(4)被覆応力膜として、応力を印加させない膜。
(1)ゲート長方向が<110>方向である半導体基板。
(2)Pチャネルトランジスタ。
(3)素子分離絶縁膜として、圧縮応力を印加させる膜。
(4)被覆応力膜として、圧縮応力を印加させる膜。
(1)ゲート長方向が<110>方向である半導体基板。
(2)Pチャネルトランジスタ。
(3)素子分離絶縁膜として、引張応力を印加させる膜。
(4)被覆応力膜として、圧縮応力を印加させる膜。
(1)素子分離絶縁膜
引張応力膜:SOG膜
圧縮応力膜:HDPプラズマ酸化膜
(2)ゲート電極:ポリシリコン
(3)被覆応力膜:窒化シリコン膜
(4)ゲート幅 :0.5μm
以上に示す半導体装置を使用して、相互コンダクタンス(以下gmとも称する)の改善率を測定した。
図21中における△は実験1の測定結果を、●は実験2の結果を、□は実験1と実験2の和を、◆は実験3の結果をそれぞれ示す。
ここで実験1はチャネル形成領域に応力を印加させる膜が素子分離絶縁膜のみの測定結果であり、実験2はチャネル形成領域に応力を印加させる膜が被覆応力膜のみの測定結果であり、実験3はチャネル形成領域に応力を印加させる膜が素子分離絶縁膜及び被覆応力膜の測定結果である。
Claims (5)
- 半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、活性領域を区画する素子分離絶縁膜と、
前記半導体基板における前記活性領域に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板中に形成されたソース・ドレイン領域と、
前記ソース領域と前記ドレイン領域の間における前記活性領域に形成されたチャネル形成領域と
を有しているNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとを有し、
前記活性領域におけるゲート長方向が、<110>方向であり、前記素子分離絶縁膜は、前記チャネル形成領域に対し引張応力を印加する引張応力膜により形成されており、前記Nチャネルトランジスタにおける前記ソース・ドレイン領域の両端部を除き、前記Pチャネルトランジスタにおける前記ソース・ドレイン領域の両端部に位置する前記素子分離絶縁膜の表面が、前記活性領域の表面より低い位置に形成されている
半導体装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板に形成され、活性領域を区画する素子分離絶縁膜と、
前記半導体基板における前記活性領域に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の両側部における前記半導体基板中に形成されたソース・ドレイン領域と、
前記ソース領域と前記ドレイン領域の間における前記活性領域に形成されたチャネル形成領域と
を有しているNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとを有し、
前記活性領域におけるゲート長方向が、<100>方向であり、前記素子分離絶縁膜は、前記チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加する圧縮応力膜により形成されており、前記Pチャネルトランジスタにおける前記ソース・ドレイン領域の両端部を除き、前記Nチャネルトランジスタにおける前記ソース・ドレイン領域の両側部に位置する前記素子分離絶縁膜の表面が、前記活性領域の表面より低い位置に形成されている
半導体装置。 - 前記トランジスタにおける前記ゲート電極と前記活性領域及び前記素子分離絶縁膜を被覆して、前記チャネル形成領域に対し応力を印加させる被覆応力膜を有し、
前記Nチャネルトランジスタにおける前記被覆応力膜が前記チャネル形成領域に対し引張応力を印加する引張応力膜により形成されており、
前記Pチャネルトランジスタにおける前記被覆応力膜が前記チャネル形成領域に対し圧縮応力を印加する圧縮応力膜により形成されている
請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板が、絶縁基板の上に半導体層が形成されており、
前記素子分離絶縁膜の形成領域において前記半導体基板に素子分離絶縁膜溝が形成されており、
前記Pチャネルトランジスタにおける前記ソース・ドレイン領域の両端部に位置する前記素子分離絶縁膜溝が空隙である
請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。 - 前記被覆応力膜による前記引張応力の絶対値が0.5GPa/cm2以上であり、前記被覆応力膜による前記圧縮応力の絶対値が0.5GPa/cm2以上である
請求項3に記載の半導体装置。
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