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JP5115950B2 - 自動改札機 - Google Patents
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本発明は、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時に使用することのできる非接触式の自動改札機に係り、特に、自社線と他社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型に好適なものに関する。
近年、自動改札機は、利用者(旅客)の利便向上を図るために、定期券やSFカード等の乗車券媒体を無線機能を備えたICカードからなる非接触型ICカードとし、この非接触型ICカードを自動改札機の本体に設けられているアンテナに軽くタッチ又はそのアンテナの通信範囲にかざして(本発明では、このタッチもかざしの中に含めている。)入出場(入場又は出場を意味している。)できるようになってきている。また、自社線から他社線への乗り継ぎの利便を図る等の理由により、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場できるようにすることも提案されている(特許文献1,2参照)。
上述の非接触型ICカードを処理することのできる自動改札機においては、自動改札機の本体に設けられているアンテナにかざされた非接触型ICカードの読取・書込処理に先だって、その非接触型ICカードがその自動改札機の本体で処理可能な媒体であるか否かの相互認証処理が行われ、非接触型ICカード複数枚の場合は一枚毎に行われる。すなわち、この相互認証処理は、自動改札機の本体(アンテナ)側からのポーリング出力に対する非接触型ICカードからの応答があれば、各非接触型ICカードに対応したキー情報である所定のエリア・サービスコードリストを送信する形で行われる。
特開2000−123121号 特開2000−276561号
一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場できるようにした場合は、利用者の利便向上が一層図られるという特長が得られる。しかし、複数枚の非接触型ICカードがアンテナにかざされたときに非接触型ICカードの読取・書込処理に先だって行われる相互認証処理は、各非接触型ICカードに対する相互認証処理の順序が決められていないために、非接触型ICカードが誤って認証され、その後の処理に不都合が生じるおそれがあった。
図6を用いて更に説明すると、この図6では、非接触式の自動改札機G′はA1社線とB社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型として示されている。そして、この自動改札機G′はA1社線の鉄道会社によって管理運用されている。したがって、B社線の鉄道会社は自動改札機G′に対して非管理側に相当している。さらにここでは、カードA1及びカードA2はA1社線及びA2社線で共通して使用できる共用の非接触型ICカードであるので、これらカードA1及びカードA2は管理側カードとして示され、そして、カードBはB社線専用の非接触型ICカードの非管理側カードとして示されている。
ところで、上述の非接触型ICカードA1,A2,B及び図示しないその他の鉄道会社の路線で使用される非接触型ICカードのデータフォーマットは、相互乗り入れ等に便利なように似かよった形に形成されている等の原因により誤って相互認証されるおそれがあった。例えば、図6の例において、管理側カードA2が非管理側カードBとバージョンが近似していて、利用者がその自動改札機G′の本体のアンテナgに共に有効なカードA2,Bをかざした場合に、その非管理側カードBが管理側カードとして認証されてしまうおそれがあった。このように、管理側カードと非管理側カードとの認証に誤りが生じると、管理側及び非管理側間の運賃精算処理に不具合が発生したり、あるいは、その後の非接触型ICカードに対する読取・書込処理に不具合が発生して円滑な入出場に支障を来すおそれがあった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、一人の利用者が複数枚の非接触型ICカードを同時にアンテナにかざして入出場する際、相互認証処理後の処理に不都合を生じさせないようにした自動改札機を提供することにある。
本発明に係る一発明の実施の形態例の自動改札機は、上記目的を達成するために、複数枚の非接触型ICカードが自社線と他社線との連絡改札口に設置される自動改札機の本体のアンテナに同時にかざされたときに、それら複数枚の非接触型ICカードの相互認証処理を行い、それら相互認証された複数枚の非接触型ICカードに記録されているカードデータを読み取り、その読み取られたカードデータを基に所定の入出場の演算処理を行い、その演算処理の結果、入出場を許可できると判定されたときに、それら複数枚の非接触型ICカードに入出場に係る新たなデータを書き込む自動改札機であって、前記複数枚の非接触型ICカードのうち、前記自動改札機の本体を管理する管理側に係る非接触型ICカード以外の非管理側に係る非接触型ICカードに対して先に相互認証処理を行うように設定する認証処理設定手段と、前記認証処理設定手段で設定された順序に従って相互認証処理を行う認証処理制御手段とを有することを特徴としている。
そして例えば、管理側に係る非接触型ICカードは、その管理側に係る路線以外の他の路線でも使用可能な共通券を含むことを特徴としている。
また例えば、自動改札機の本体は、一つの改札通路が自社線側から他社線側に通過できるとともに、他社線側から自社線側に通過できることを特徴としている。
更に例えば、自動改札機の本体は、磁気券も処理することを特徴としている。
本発明によれば、誤認証を効果的に防止することができ、したがって、その後の処理を円滑に進めることができる。
請求項2に記載の自動改札機は、管理側の非接触型ICカードが相互に利用できる場合であっても正確に認証処理を行うことができる。
請求項3に記載の自動改札機は、一つの改札通路が自社線側から他社線側に通過できるとともに、他社線側から自社線側に通過できるので、機器の設置面積を小さくして効率よく正確に認証処理を行うことができる。
請求項4に記載の自動改札機は、自動改札機の本体が磁気券も処理することができので、磁気券も効率よく処理を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は本発明に係る自動改札機の本体(以下、「改札機本体」という。)Gを構成する一対の筐体のうち、一方の筐体G1を改札通路P側から見たときの正面図である。この改札機本体Gは、上記図6に示されるように、A1社線とB社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型として示されているとともに、この改札機本体Gは、A1社線の鉄道会社によって管理運用されている。そして、この改札機本体Gの筐体G1の入口側(図1において右側)の上面には、磁気券からなる乗車券(図示せず)を投入するための投入口1が設けられているとともに、その投入口1よりも改札通路Pの内側の上面には、図示しない無線通信機能を備えたICカードからなる非接触型ICカード(以下、「カード」という。)A1,Bと交信するためのアンテナ2が設けられている。
また、この改札機本体Gは、上記図6に示されるように、改札通路Pを挟んで設けられる図示しない他方の筐体も、上述の一方の筐体G1と同様に、投入口1及びアンテナ2を有している。したがって、この改札通路Pは、自社線側から他社線側に通過することができるとともに、他社線側から自社線側に通過することができ、改札口に設置する機器数を減らすことができる。もちろん、改札口には、自社線側から他社線側に通過するための改札機本体と、他社線側から自社線側に通過するための改札機本体との二種類の機器を設置するようにしてもよい。
なお、図示の例では、利用者イが二枚のカードA1,Bを積層して手に直接保持してアンテナ2にかざしている状態が示されているが、これらカードA1,Bが図示しないカードケースに積層して収納し、そのカードケースをアンテナ2にかざす場合であってもよいことはもちろんである。また、図示の例では、上記図6の例と同様に、カードA1及びカードA2は、A1社線及びA2社線で共通して使用できる管理側カードとして、そしてカードBは、B社線専用の非管理側カードとして示されている。したがって、この改札機本体Gでは、共に有効なカードA1及びカードBの二枚をアンテナ2にかざして改札通路Pを通過する場合と、共に有効なカードA2及びカードBの二枚をアンテナ2にかざして改札通路Pを通過する場合とが存在している。
改札機本体Gの筐体G1の出口側の上面には、利用者へ磁気券から乗車券を返却するための取出口3が設けられている。さらに、この改札機本体Gの内側には、図示しないが、投入口1から投入された乗車券を取出口3又は集札箱(図示せず)まで搬送する磁気ヘッド等を備えたカードハンドラが設けられている。
図中、D1,D2はドアであり、このうちドアD1は改札通路Pの出口側(図1に示す例では左側)に設けられ、ドアD2は改札通路Pの入口側に設けられている。これらドアD1,D2は後述する制御器によって開閉制御されて利用者の改札通路Pの通過を許可したり、または阻止できるように構成されている。そして、改札通路Pの出口側のドアD1は、乗車券類(磁気券からなる乗車券及び本発明に係るカード)に記憶されているデータ(カードデータ)を基にして開閉制御され、改札通路Pの入口側のドアD2は、改札通路Pを利用者が逆進してきたとき、すなわち、改札通路Pを出口側から入口側に進入したときに閉じられるとともに、改札機本体Gが稼動停止中に閉じられるように構成されている。
図1中、4a4fは、光電素子からなる透過型人間検知器であって、改札機本体Gの筐体G1の側面に所定の間隔を保って設けられている。さらに、この人間検知器は、改札機本体Gの筐体G1の上面の改札通路Pと反対側で、その改札通路Pの通過方向に沿って設けられたセンサ取付ボックス5内にそれぞれ設けられている赤外線を利用した測距式の反射型人間検知器6a〜6cによっても構成されている。この反射型人間検知器6a〜6cは、改札通路P内の大人の利用者を検知できるように、改札通路Pの床面から所定高さ以上の物体(利用者)を検知できるように構成されている。したがって、透過型人間検知器4a〜4f及び反射型人間検知器6a〜6cの両方で検知されたときは、その利用者を大人の利用者と判定し、反射型人間検知器6a〜6cで検知されることなく透過型人間検知器4a〜4fのみで検知されたときは、その利用者を子供(小児)の利用者と判定することができる。
上記透過型人間検知器4a〜4fは、改札通路P内への利用者の進入及び進出を検出するとともに、改札通路Pのほぼ中央部に設けられている透過型人間検知器4c,4dは、他の透過型人間検知器よりも間隔が狭く設けられていて、これら透過型人間検知器4c,4dの検知順序により利用者の進行方向を検知できるように構成されている。
上記改札機本体Gの筐体G1の側面には、利用者に対して音声により所定の案内を行うためのスピーカ7が取付けられている。また、この改札機本体Gの筐体G1の上面の出口側には、利用者に対して文字により所定の案内を行うための表示画面8が取付けられている。さらに、筐体G1のセンサ取付ボックス5の上面で改札通路Pの出口側には、係員に対して無効券の発生及び利用者が子供である旨を報知するための報知灯Lが設けられている。
図1中、Cは、改札機本体Gの制御動作を司る筐体G1内に設けられた制御器であり、その概略構成を示すブロック図が図2に示されている。この制御器Cは、ROM20に記憶されているシステムプログラム及びRAM21に記憶されているワーキングデータを用いて所定の演算処理を行う中央処理部(CPU)22を有している。そして、このCPU22は、本発明の書込順序設定手段及び書込制御手段の機能を有しているとともに、I/Oユニット23を介して磁気券からなる乗車券を処理するカードハンドラ(図示せず)を駆動制御するカードハンドラドライバ24と、ドアD1,D2のドア駆動機構を駆動制御するドアドライバ25と、各人間検知器4a〜4f,6a〜6cの検知信号を入力するセンサアンプ26とが接続されている。またこのCPU22には、アンテナ2を接続し、カードA,Bを処理するためのリーダライタ27が接続されている。このリーダライタ27は、カードA1,A2,Bとデータ授受を行う機能と、カードA1,A2,Bに電力を供給するための機能とを有している。なお、I/Oユニット23には、表示画面8の表示内容を駆動制御する表示ドライバや報知灯Lを駆動制御するランプドライバ等も接続されているが、ここでは省略されている。
図3は、カードA1,A2,Bの電気的構成を示すブロック図である。これらはカードA1,A2,Bは同一構成であるので、カードA1を例に説明すると、このカードA1Aは、周知の無線通信機能を有する非接触型ICカードと同様に構成されている。すなわち、このカードA1には、アンテナ30と、改札機本体G側と交信するための通信制御部31と、その通信制御部31と図示しないI/Oユニットを介して接続されているCPU32と、システムプログラムデータの他に所定のカードデータの記憶されているメモリ33と、改札機本体Gからの電力波をアンテナ30を介して受信し、カードA1の駆動電力を生成する電力生成回路34とを有している。
上記メモリ33は、カードA1の識別データ(カードID)を記憶するカードIDデータ記憶部33aと、乗車区間や有効期間等の所定の定期券データを記憶する定期券データ記憶部33bと、カードA1が定期券の乗車区間外(定期券データが有効期間切れ等により無効券のときは、定期券の乗車区間内も含む。)で使用されたときに、乗車運賃を減額処理する普通乗車券の機能を有する金額データ(SFデータ)を記憶するSFデータ記憶部33cとを有している。また、図示しないが、このメモリ33には、所定の入場データ及び出場データを記憶する記憶部等も設けられているが、ここでは省略されている。カードBも同様に構成されている。
以下、改札機本体Gが上記図6に示されていると同様に、A1社線とB社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型の自動改札機のときの制御動作を図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。なお、A1社線を自社線とした場合にB社線は他社線となり、B社線を自社線とした場合にA1社線は他社線となる。また、ここでは、改札機本体GはA1社線の鉄道会社によって管理運用されている。したがって、B社線の鉄道会社は改札機本体Gに対して非管理側となる。
今、改札機本体Gが稼動していて、利用者イによって、その改札機本体Gのアンテナ2に管理側カードA2(利用者イがカードA2の代わりにカードA1を所持しているときはカードA1となるが、ここでは、利用者イはカードA2を所持しているものとして説明する。)及び非管理側カードBが同時にかざされたとする(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)。またここでは、これらカードA2,Bは、二枚でこのワンラッチ型の自動改札機を介して通過できる有効券であるとする。さらに、ここでは、管理側カードA2が非管理側カードBとバージョンが近似していて、その非管理側カードBが管理側カードとして誤って認証されてしまうおそれがあるものとする。
カードA2,Bがアンテナ2にかざされると、図5を用いて後に詳述する相互認証処理後(S102、S104肯定)、カードA2,Bにそれぞれ記録(記憶)されているカードデータが読み取られてRAM21に記憶され、その記憶されたカードデータを用いてCPU22により所定の入出場の演算処理が行われ、その演算処理の結果である新たな入出場データがカードA2,Bにそれぞれ送信されてカードA,Bのメモリ33にそれぞれ書き込まれる(記憶される)(S106、S108、S110)。なお、この図4のフローチャートでは省略されているが、上述の演算処理の結果、有効期間切れ等で入出場を許可できないと判定されたときは、ドアD1が閉じられて改札通路Pの通過が阻止されるとともに、スピーカ7及び表示画面8を介して精算処理等の所定の案内が行われる。この場合は、当然、カードA2,Bに対しての新たな入出場データの書込みは行われない。
カードA2,Bのメモリ33に新たな入出場データがそれぞれ書込まれたことを示す所定の信号が所定の時間内に改札機本体G(CPU22)に受信されたときは(S112肯定)、CPU22は、書込処理が完了し、一連の入出場処理が正常に終了したと判定してドアD1が開かれて(改札機本体Gがノーマルオープン型のときは、そのまま)改札通路Pの通過が許可される(S114)。
カードA2,Bのメモリ33に新たな入出場データがそれぞれ書込まれたことを示す所定の信号が所定の時間内に改札機本体G(CPU22)に受信されないときは(S112否定)、ドアD1が閉じられて改札通路Pの通過が阻止されるとともに、スピーカ7及び表示画面8を介して再かざしが案内される(S113)。
さて、上述の相互認証処理について図5のフローチャートを用いて説明する。改札機本体Gのアンテナ2からのポーリング出力信号に対してカードA2(又はカードB)からの応答があれば、最初に非管理側カードBに対応したキー情報である所定の非管理側エリア・サービスコードリストが送信され、次いで、管理側カードA1,A2に対応したキー情報である所定の管理側エリア・サービスコードリストが送信される。このエリア・サービスコードリストの送信は、二枚のカードA2,Bの相互認証処理が終了するまで繰り返される(図5のt参照)。
図示の例では、改札機本体Gで有効とされるカードの組み合わせは、上述のカードA1及びカードBと、カードA2及びカードBとの二種類があるので、上述の相互認証処理に際しては、管理側カードA1用のエリア・サービスコードリストを送信後、カード側から送信されてきたバージョンにより管理側カードA1であるか、管理側カードA2であるかが判断される。
ここで、最初に非管理側のエリア・サービスコードリストを送信する理由は、管理側カードA2及び非管理側カードBのバージョンが近似していて、先に非管理側のカードBが管理側のカードと誤って認証されるとその後の処理に不都合を来すためである。したがって、どちらのエリア・サービスコードリストを最初に送信するかは、相互認証後の処理に不都合を来さないように、改札機本体Gで使用されるカードの組み合わせによって決められる。このエリア・サービスコードリストの送信順序を規制するプログラムデータは、ROM20(又はRAM21)に格納されている。したがって、制御器Cは、カードの相互認証処理時にそのプログラムデータに基づいてリーダライタ27を制御することができる。
上述のように、最初に非管理側のエリア・サービスコードリストが送信されるので、その送信された信号を受信した一枚目のカードがカードBであれば、送信されたエリア・サービスコードリストとバージョンが一致するので、その一枚目のカードは非管理側カードBと認証される(S200a、S201)。このように、カードBが非管理側カードと認証されるので、カードBがその後に管理側カードに誤って認証されるのを効果的に防止することができる。また、その一枚目のカードがカードA2であれば、非管理側エリア・サービスコードリストの次に送信される管理側のエリア・サービスコードリストとバージョンが一致するので、その一枚目のカードは管理側のカードA2と認証される(S200b、S202a、S202)。なお、一枚目のカードがカードA2(利用者イがカードA2の代わりにカードA1を所持しているときはカードA1)でもなく、しかもカードBでもないときは、そのカードは改札機本体Gの処理対象外であるので、当然に入出場は拒否される。
一枚目のカードが非管理側カードBと認証されたときは、二枚目のカードが次回の管理側のエリア・サービスコードリストの送信で管理側カードA2と認証される(S204b、S206a、S208)。また、一枚目のカードが管理側カードA2と認証されたときは、二枚目のカードが次回の非管理側のエリア・サービスコードリストの送信で非管理側カードBと認証される(S204a、S205)。なお、二枚目のカードがカードA2(利用者イがカードA2の代わりにカードA1を所持しているときはカードA1)でもなく、しかもカードBでもないときは、そのカードは改札機本体Gの処理対象外であるので、当然に入出場は拒否される。
以上のように、管理側カード及び非管理側カードからなる二枚のカードA2(又はカードA1),Bの読取・書込処理に先だって行われる相互認証処理は、所定のエリア・サービスコードリストを一定の順序で送信して行うので、その後の処理を円滑に進めることができる。なお、上述の例では、改札機本体Gは磁気券からなる乗車券も処理できるようにしたが、もちろん、カードのみを処理できる形式としてもよい。この場合は、改札機本体G内から磁気券を処理するためのカードハンドラ等の機器を省略でき、機器構成を簡略化できる。しかし、上述のように磁気券からなる乗車券も処理できるようにしたときは、一つの機器でカード及び磁気券が処理できるので、改札口の機器設置数を減らすことができる。
本発明に係る改札機本体を改札通路側から見たときの正面図である。 制御器の電気的構成を示すブロック図である。 カードの電気的構成を示すブロック図である。 制御動作を示すフローチャートである。 書込順序の制御動作を示す説明図である。 1社線とB社線との連絡改札口に設置されるワンラッチ型の自動改札機の説明図である。
符号の説明
1,A2,B 非接触型ICカード(カード)
G 自動改札機の本体(改札機本体)
1 筐体
1,D2 ドア
1 投入口
2 アンテナ
3 取出口
4a〜4f 透過型人間検知器
5 センサ取付ボックス
6a〜6c 反射型人間検知器
7 スピーカ
8 表示画面
L 報知灯
C 制御器
20 ROM
21 RAM
22 CPU
イ 利用者(旅客)

Claims (4)

  1. 複数枚の非接触型ICカードが自社線と他社線との連絡改札口に設置される自動改札機の本体のアンテナに同時にかざされたときに、それら複数枚の非接触型ICカードの相互認証処理を行い、それら相互認証された複数枚の非接触型ICカードに記録されているカードデータを読み取り、その読み取られたカードデータを基に所定の入出場の演算処理を行い、その演算処理の結果、入出場を許可できると判定されたときに、それら複数枚の非接触型ICカードに入出場に係る新たなデータを書き込む自動改札機であって、
    前記複数枚の非接触型ICカードのうち、前記自動改札機の本体を管理する管理側に係る非接触型ICカード以外の非管理側に係る非接触型ICカードに対して先に相互認証処理を行うように設定する認証処理設定手段と、
    前記認証処理設定手段で設定された順序に従って相互認証処理を行う認証処理制御手段と、
    を有することを特徴とする自動改札機。
  2. 請求項に記載の自動改札機において、前記管理側に係る非接触型ICカードは、その管理側に係る路線以外の他の路線でも使用可能な共通券を含むことを特徴とする自動改札機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動改札機において、前記自動改札機の本体は、一つの改札通路が自社線側から他社線側に通過できるとともに、他社線側から自社線側に通過できることを特徴とする自動改札機。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の自動改札機において、前記自動改札機の本体は、磁気券も処理することを特徴とする自動改札機。
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