JP5116533B2 - 滑り軸受装置およびポンプ装置 - Google Patents
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Description
軸受体の径方向の荷重の増加分ΔPに対する軸受体の径方向の変位の増加分をΔRとすると、軸受装置のばね定数がΔP/ΔRで定義され、
前記ばね定数は、軸受体の径方向への変位が所定値を超えると、径方向への変位が所定値以下のときよりも、大きな値になるように構成されており、
弾性体は第一の弾性部材と第二の弾性部材とを有し、
第二の弾性部材が軸受体の軸方向の両端に位置し、
第一の弾性部材が第二の弾性部材間に位置し、
第一の弾性部材は、径方向の荷重が作用していないときであっても軸受体に接しているか又は近接しており、
第二の弾性部材は、径方向の荷重が作用していないとき軸受体から径方向に所定の間隔をあけて離間しており、
軸受体と第二の弾性部材との径方向の間隔が軸受体と第一の弾性部材との径方向の間隔よりも大きく、
第二の弾性部材は、軸受体の径方向への変位が所定値に達したときに軸受体に接するように構成され、
第一の弾性部材の弾性率が第二の弾性部材の弾性率よりも小さいものである。
また、ドライ状態(揚水しない軽負荷時)等には、軸受装置の中央部で主軸を保持するので、主軸が傾く方向に変位しても大きな反力が発生せず、このため共振し難くなる。
また、径方向の変位が所定値を超えた際に、軸受装置のばね定数が増大する軸受装置を簡単な構造で実現できる。
本第2発明は、第一の弾性部材は軸受体の軸方向の中央部に接触しているものである。
これによると、製作および組み立てが容易になる。
これによると、径方向の変位が所定値を超えた際に、軸受装置のばね定数が増大する軸受装置を簡単な構造で実現できる。
回り止め部材は周方向において弾性体に係合しているものである。
これによると、主軸の回転に伴って軸受体が回転してしまうのを防止することができる。そして、従来では、回り止め部材を軸方向に設けるために、軸受体にフランジ部を設けていたが、本第5発明によれば、軸受体にフランジ部を設ける必要は無くなる。これにより、軸受体の軽量化が可能になり、慣性力を減少させることができるため、大きな反力が発生せず、共振し難くなる。
これによると、主軸の回転方向および軸方向の荷重が軸受体に作用した場合の反力が減少するので、共振しにくくなる。
揚水を行う揚水運転と揚水を行わない待機運転とに切り替え可能であるものである。
図1,図2に示すように、1は先行待機運転が行える立軸斜流ポンプ装置(ポンプ装置の一例)である。立軸斜流ポンプ装置1のケーシング2の下端には吸込口3が形成されている。ケーシング2内には主軸4が挿通されており、主軸4の下端に羽根車5が設けられている。ケーシング2の上方には、主軸4を回転駆動させるモータ等の駆動装置6が設けられている。
上記滑り軸受装置11は以下のように構成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
尚、Mは主軸4の質量、eは比不釣合量(主軸4の図心と重心との距離)である。
また、主軸4が回転しているときの摩擦力Fとその偶力−Fとは下記の式2,式3で示される。
尚、μは摩擦係数である。
−F=−μ×M×e×ω2 式3
上記式3に示すように、偶力−Fは主軸4の角速度の2乗に比例するため、本実施の形態のポンプ装置1が固有振動数B1(図10のグラフ(ホ))で共振しているときの偶力−F1は、上記角速度ωが低いので、従来のポンプ装置が固有振動数B2(図10のグラフ(ニ))で共振しているときの偶力−F2よりも大幅に小さくなる。これにより、主軸4の重心が主軸4の回転方向Cとは反対方向へ移動することによって生じる自励振動(後ろ回り振動)を抑制することができる。
また、第5の実施の形態として、図12に示すように、弾性体22を、保持部材26と、保持部材26の内周面に取り付けられた円筒状のゴム製の弾性部材45とで構成してもよい。弾性部材45の内周面には径方向内側へ突出する突出部46が全周にわたり形成されている。
上記各実施の形態では、図3に示すように、主軸4は軸本体4aとスリーブ4bとで構成されているが、スリーブ4bが無く、軸本体4aのみで構成されているものでもよい。この場合、摺接部材24が軸本体4aの外周面に摺接する。
4 主軸
11,12 滑り軸受装置
20 軸受体
21 ハウジング
22 弾性体
26 保持部材
27 第一の弾性部材
28 第二の弾性部材
31 凹部
32 凸部
35 回り止めねじ(回り止め部材)
40 緩衝部材
A 所定値
P 径方向の荷重
R 径方向の変位
S 所定の間隔
Claims (7)
- 主軸と摺接する軸受体と、軸受体の周囲に設けられたハウジングと、軸受体とハウジングとの間に設けられた弾性体とを備えたポンプ用の滑り軸受装置であって、
軸受体の径方向の荷重の増加分ΔPに対する軸受体の径方向の変位の増加分をΔRとすると、軸受装置のばね定数がΔP/ΔRで定義され、
前記ばね定数は、軸受体の径方向への変位が所定値を超えると、径方向への変位が所定値以下のときよりも、大きな値になるように構成されており、
弾性体は第一の弾性部材と第二の弾性部材とを有し、
第二の弾性部材が軸受体の軸方向の両端に位置し、
第一の弾性部材が第二の弾性部材間に位置し、
第一の弾性部材は、径方向の荷重が作用していないときであっても軸受体に接しているか又は近接しており、
第二の弾性部材は、径方向の荷重が作用していないとき軸受体から径方向に所定の間隔をあけて離間しており、
軸受体と第二の弾性部材との径方向の間隔が軸受体と第一の弾性部材との径方向の間隔よりも大きく、
第二の弾性部材は、軸受体の径方向への変位が所定値に達したときに軸受体に接するように構成され、
第一の弾性部材の弾性率が第二の弾性部材の弾性率よりも小さいことを特徴とする滑り軸受装置。 - 第一の弾性部材は軸受体の軸方向の中央部に接触していることを特徴とする請求項1記載の滑り軸受装置。
- 第一および第二の弾性部材は保持部材の内側に設けられたゴムであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の滑り軸受装置。
- 弾性体の内周面に、周方向において複数の凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。
- 軸受体に回り止め部材が設けられ、
回り止め部材は周方向において弾性体に係合していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。 - ハウジングに、軸受体の一端部に対向する緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。
- 前記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の滑り軸受装置を備えたポンプ装置であって、
揚水を行う揚水運転と揚水を行わない待機運転とに切り替え可能であることを特徴とするポンプ装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2008090840A JP5116533B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 滑り軸受装置およびポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008090840A JP5116533B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 滑り軸受装置およびポンプ装置 |
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| JP2012078473A Division JP5496239B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 滑り軸受装置およびポンプ装置 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2008090840A Active JP5116533B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 滑り軸受装置およびポンプ装置 |
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