図1は、本発明の実施例1に係る複合機の構成を示すブロック図である。
本実施例の複合機10は、ユーザ識別情報としての暗証番号に基づくアクセス制限機能を有する。本実施例の複合機10を利用して、時刻を指定してFAX送信を予約することができる。
複合機10は、図1に示されるように、操作パネル11、操作パネル制御部12、文字列格納部13、記憶部14、認証制御部15、パラメータ格納部16、パラメータ管理部17、時刻管理部18、ジョブ格納部19、ジョブ管理部20、実行部21及び制御部22を備えている。
操作パネル11は、オペレータインタフェースとして、各種情報をオペレータに表示する機能や、各種情報をオペレータに選択させて入力する機能を有する。
図2は、操作パネルの外観を示す図である。
操作パネル11は、図2に示されるように、表示パネル28と、テンキー29と、操作キー30と、スタートボタン31と、キャンセルボタン32とを有する。
表示パネル28は、本実施例では液晶パネルからなり、複合機10の状態やエラーの種類、処理内容等を通知するための通知画面や、各種メニューをオペレータに選択させるための選択画面、各種設定のための設定画面等の表示を行う。
テンキー29は、オペレータの暗証番号としての入力番号や、要求者識別情報としての入力ワード等の入力を行うために、オペレータにより使用される。
操作キー30は、上カーソルキー30−1、右カーソルキー30−2、下カーソルキー30−3、左カーソルキー30−4及びエンターキー30−5からなり、表示パネル28上に表示された選択画面や設定画面において、各種情報の選択や入力を行うために使用される。
スタートボタン31は、各種処理の開始や設定等の動作指示を行うために使用される。
キャンセルボタン32は、動作のキャンセルのために使用される。
操作パネル制御部12は、操作パネル11における各種情報の表示や入力を制御する機能を有し、要求入力部として、後述する切替要求を入力する。また、操作パネル制御部12は、情報入力部として、暗証番号としての入力番号や要求者識別情報としての入力ワード等を入力する。
文字列格納部13は、不揮発性メモリからなり、操作パネル11に表示される文字列を格納している。
図3は、文字列格納部の構成を示す説明図である。
文字列格納部13には、図3に示されるように、表示パネル28に表示するための各文字列が格納されている。これらの文字列は、操作パネル制御部12により読み出され、表示パネル28に表示される。
記憶部14は、不揮発性メモリからなり、図1に示されるように、暗証番号記憶部23及びパスワード記憶部24を備えている。
暗証番号記憶部23は、ユーザ識別情報としての暗証番号が記憶される記憶部である。
図4は、暗証番号記憶部の構成を示す説明図である。
本実施例では、暗証番号記憶部23には、4〜9桁の数字からなる暗証番号が、予め登録されて記憶される。
パスワード記憶部24は、権限者識別情報としての管理パスワードが記憶される記憶部である。
図5は、パスワード記憶部の構成を示す説明図である。
本実施例では、パスワード記憶部24には、6〜12桁の英数字からなる管理パスワードが、予め登録されて記憶される。
認証制御部15は、記憶部14に記憶される暗証番号や管理パスワードの管理機能を有し、暗証番号及び管理パスワードの登録や読み出しを実行する。また、認証制御部15は、認証部として、後述する制御部22から通知された入力番号や入力ワードに対する認証判断を行って、判断結果を制御部22に通知する。
パラメータ格納部16は、不揮発性メモリからなり、複合機10のアクセス制限機能の有効或いは無効を示す制限情報としてのパラメータを格納している。
パラメータ格納部16において、パラメータ「有効」が格納されている場合、複合機10において、アクセス制限機能は有効と設定されている。即ち、複合機10は、各処理の実行に先立ち、暗証番号に基づくユーザ認証処理を実施する。
一方、パラメータ格納部16において、パラメータ「無効」が格納されている場合、複合機10において、アクセス制限機能は無効と設定されている。即ち、複合機10は、ユーザ認証処理を実施することなく、各処理の実行が可能となっている。
パラメータ管理部17は、パラメータ格納部16に格納されるパラメータの管理機能を有する。パラメータ管理部17は、判定部として、パラメータ格納部16からパラメータを読み出して、アクセス制限機能が有効であるか否かを判定する。また、パラメータ管理部17は、切替部として、パラメータ格納部16に格納されているパラメータに上書き処理を行って、アクセス制限機能の切り替えを行う。
時刻管理部18は、複合機10における時刻を管理する機能を有する。
ジョブ格納部19は、不揮発性メモリからなり、未実行の予約ジョブとしての時刻指定ジョブを格納する機能を有する。本実施例では、ジョブ格納部19に格納される時刻指定ジョブは、送信時刻が指定されたFAX送信ジョブである。本実施例では、時刻指定FAX送信ジョブを、予約ジョブと記す。
図6は、ジョブ格納部の構成を示す説明図である。
図6(a)は、アクセス制限機能が無効である場合、即ちパラメータ格納部16にパラメータ「無効」が格納されている場合のジョブ格納部19の構成を示す図であり、図6(b)は、アクセス制限機能が有効である場合、即ちパラメータ格納部16にパラメータ「有効」が格納されている場合のジョブ格納部19の構成を示す図である。
ジョブ格納部19には、図6(a)及び図6(b)に示されるように、各予約ジョブに関して、該予約ジョブの送信先のFAX番号を示すFAX番号情報と、送信するFAX原稿の画像データとが、それぞれ格納されている。また、これらに対応して、ジョブ格納部19には、サイズ項目と送信時刻項目とが設けられ、FAX原稿のサイズを示すサイズ情報と、予約ジョブの送信時刻を示す送信時刻情報とが、それぞれ格納されている。
例えば、図6(a)において、ジョブ格納部19には、FAX番号「123−456−7890」及び画像データ「FAX1」に対応して、サイズ情報「A4」と送信時刻情報「2008/4/1−15:30」とが格納されている。
ジョブ格納部19には、更に、暗証番号項目が設けられている。この暗証番号項目には、アクセス制限機能が有効である場合、対応する予約ジョブを投入したユーザの暗証番号を示す暗証番号情報が格納される。
例えば、図6(b)において、ジョブ格納部19には、FAX番号「123−456−7890」及び画像データ「FAX4」に対応して、サイズ情報「A4」と送信時刻情報「2008/4/2−15:30」とが格納されると共に、更に暗証番号情報「1000」が格納されている。
ジョブ管理部20は、複合機10に投入された各ジョブの管理を行う機能を有し、後述する制御部22からジョブを受け取ると、実行指示と共に該ジョブを実行部21へ送る。また、ジョブ管理部20は、受け取ったジョブに送信時刻情報が含まれる場合、該ジョブが予約ジョブであると判断し、該予約ジョブをジョブ格納部19に格納させる。
更に、ジョブ管理部20は、時刻管理部18により管理される時刻を監視して、ジョブ格納部19に格納されている送信時刻情報に基づき、時刻管理部18により管理される時刻を監視する。そして、該時刻が送信時刻に達すると、対応する予約ジョブを実行すべく、実行指示及び該予約ジョブを実行部21へ送る。そして、実行部21から実行完了が通知されると、ジョブ管理部20は、削除部として、実行済の予約ジョブをジョブ格納部19から削除する。
また、ジョブ管理部20は、判断部として、制御部22からの判断指示に基づき、ジョブ格納部19における予約ジョブの格納の有無を判断し、判断結果を制御部22に通知する。
実行部21は、ジョブ管理部20からの実行指示に基づいて、ジョブを実行する機能を有し、図1に示されるように、印刷部25、スキャナ部26及びFAX部27を有する。
印刷部25は、ジョブ管理部20の制御に基づき、印刷処理を実行する処理部である。
スキャナ部26は、ジョブ管理部20の制御に基づき、スキャン処理を実行する処理部である。
FAX部27は、ジョブ管理部20の制御に基づき、FAX送信処理を実行する処理部である。
制御部22は、複合機10の各部を制御する機能を有する。制御部22は、パラメータ格納部16にパラメータ「有効」が格納されている場合、暗証番号に基づく認証処理を行って、アクセス制限を行う。また、制御部22は、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されている場合、アクセス制限機能の切り替えを禁止する。
次に、本実施例の複合機10の動作について、説明する。
ここでは、まず、ウォーミングアップ終了後、複合機10においてジョブを受け付けるための受付画面が表示されるまでの処理の流れについて、図7に沿って説明する。
図7は、本発明の実施例1に係る複合機の受付画面表示動作を示すフローチャートである。
まず、複合機10において、アクセス制限機能が無効である場合の受付画面表示処理の流れについて、説明する。
複合機10においてウォーミングアップが終了すると、制御部22は、パラメータ管理部17にパラメータの読出指示を送る。そして、パラメータ管理部17が、パラメータ格納部16からパラメータ「無効」を読み出して、制御部22に通知する(ステップS101)。
制御部22は、パラメータが「無効」である、即ちアクセス制限機能が無効であると判断する(ステップS102)と、操作パネル制御部12に無効時受付画面の表示を指示する。
操作パネル制御部12は、制御部22からの指示に基づき、文字列格納部13から対応する文字列を読み出して、操作パネル11の表示パネル28に無効時受付画面を表示させる(ステップS103)。これにより、受付画面表示処理は終了する。
図8は、無効時受付画面の構成を示す説明図である。
無効時受付画面33には、図8に示されるように、アクセス制限機能が無効である場合にオペレータが選択可能な機能を示す各文字列「コピー」、「スキャン」、「ファックス」及び「メニュー」が、それぞれ表示されている。初期状態において、無効時受付画面33では、図8に示されるように、「コピー」機能が選択された状態となっている。
上記のように、アクセス制限機能が無効である場合、複合機10は、ウォーミングアップを終了すると、無効時受付画面33(図8)を表示パネル28に表示する。
次に、アクセス制限機能が有効である場合の受付画面表示処理の流れについて、説明する。
ウォーミングアップ終了後、制御部22がパラメータ管理部17にパラメータの読出指示を送ると、パラメータ管理部17は、パラメータ格納部16からパラメータ「有効」を読み出して、制御部22に通知する(ステップS101)。
制御部22は、パラメータが「有効」である、即ちアクセス制限機能が有効であると判断する(ステップS102)と、操作パネル制御部12に暗証番号入力画面の表示を指示する。
操作パネル制御部12は、制御部22からの指示に基づき、文字列格納部13から対応する文字列を読み出して、表示パネル28に暗証番号入力画面を表示させる(ステップS104)。
図9は、実施例1における暗証番号入力画面の構成を示す説明図である。
図9に示される暗証番号入力画面34において、オペレータが、操作パネル11のテンキー29を操作して、暗証番号として4〜9桁の数字を入力し、エンターキー30−5を押下すると、操作パネル制御部12が、入力された数字を入力番号として制御部22に入力する(ステップS105)。
続いて、制御部22は、認証指示及び入力番号を認証制御部15に送る。そして、認証制御部15が、該入力番号の認証処理を行う(ステップS106)。認証制御部15は、記憶部14の暗証番号記憶部23に、入力番号に一致する暗証番号が記憶されているか否かに基づいて、該入力番号が暗証番号として登録されているか、即ちオペレータが登録されたユーザであるか否かの認証判断を行う(ステップS106)。認証制御部15は、認証判断結果を制御部22に通知する。
入力番号が暗証番号として登録済である、即ち、オペレータが登録されたユーザであると判断される(ステップS106)と、制御部22は、複合機10を該オペレータのログイン状態とし、操作パネル制御部12に有効時受付画面の表示を指示する。
操作パネル制御部12は、制御部22からの指示に基づき、文字列格納部13から各文字列「コピー」、「スキャン」、「ファックス」及び「メニュー」に加えて、更に文字列「ログアウト」を読み出して、有効時受付画面を表示する(ステップS107)。これにより、受付画面表示処理は終了する。
図10は、有効時受付画面の構成を示す説明図である。
有効時受付画面35aには、図10(a)に示されるように、選択可能な機能を示す各文字列「コピー」、「スキャン」、「ファックス」及び「メニュー」が、それぞれ表示されている。また、操作キー30を操作して画面をスクロールさせることにより、図10(b)に示されるように、有効時受付画面35bには、上記した各文字列に加えて、更に文字列「ログアウト」が表示される。
上記のように、アクセス制限機能が有効である場合、複合機10は、ウォーミングアップ終了後、暗証番号入力画面34(図9)を表示し、暗証番号が認証されると、有効時受付画面(図10)を表示する。
なお、ステップS106において、入力番号に一致する暗証番号が暗証番号記憶部23に記憶されていない、即ちオペレータが登録されたユーザではないと判断されると、認証制御部15は、制御部22を介して操作パネル制御部12に、該認証判断結果を通知する。この認証判断結果に基づいて、操作パネル制御部12は、暗証番号の不一致を示すメッセージを表示した後、暗証番号入力画面34(図9)を再度表示する(ステップS104)。
次に、時刻を指定してFAXを送信させるべく予約ジョブが投入される場合の複合機10の動作について、図11に沿って説明する。
図11は、本発明の実施例1に係る複合機のFAX動作を示すフローチャートである。
まず、アクセス制限機能が無効である場合のジョブ予約処理の流れについて、説明する。
アクセス制限が無効である場合、複合機10の表示パネル28には、無効時受付画面33(図8)が表示されている。この無効時受付画面33において、オペレータが操作パネル11の下カーソルキー30−3を用いて、文字列「ファックス」を選択して、エンターキー30−5を押下すると、「ファックス」が選択されたことを示すFAX選択情報が、操作パネル制御部12から制御部22へ入力される(ステップS201)
制御部22は、FAX選択情報が入力されると、ジョブ管理部20に予約ジョブの格納の有無を判断すべく判断指示を送る。
ジョブ管理部20は、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されているか否かを判断し(ステップS202)、判断結果を制御部22に通知する。そして、制御部22が、該判断結果を操作パネル制御部12に通知する。
操作パネル制御部12は、該判断結果に基づいて、文字列格納部13から対応する文字列を読み出して、表示パネル28に処理選択画面を表示させる(ステップS203)。
図12は、処理選択画面の構成を示す説明図である。
予約ジョブが格納されていない場合、表示パネル28には、図12(a)に示されるように、処理選択画面36aが表示される。処理選択画面36aには、FAX番号の入力を選択するための文字列「Fax No.」や、FAX原稿のサイズを選択するための文字列「A4」、予約ジョブの送信時刻の入力を選択するための文字列「送信時刻」が、それぞれ表示されている。
予約ジョブが格納されている場合、表示パネル28には、図12(b)に示されるように、処理選択画面36bが表示される。処理選択画面36bには、上記した各文字列に加えて、更に、予約ジョブのキャンセルを選択するための文字列「キャンセルジョブ」が、表示されている。
処理選択画面(図12)において、オペレータが操作キー30を操作して、「Fax No.」を選択した後、エンターキー30−5を押下すると、表示パネル28には、FAX番号入力画面が表示される。
図13は、FAX番号入力画面の構成を示す説明図である。
図13に示されるFAX番号入力画面37において、オペレータは、テンキー29を操作してFAX番号を入力し、エンターキー30−5を押下する。この押下に基づき、FAX番号情報が操作パネル制御部12に入力され、表示パネル28には処理選択画面(図12)が再表示される。
また、処理選択画面(図12)において、「送信時刻」が選択され、エンターキー30−5が押下されると、表示パネル28には、送信時刻入力画面が表示される。
図14は、送信時刻入力画面の構成を示す説明図である。
送信時刻入力画面38において、オペレータは、テンキー29を操作して、送信時刻を入力する。図14に示される送信時刻入力画面38では、送信時刻として「2008/4/1 15:30」が入力されている。その後、エンターキー30−5が押下されると、送信時刻情報が操作パネル制御部12に入力され、表示パネル28には処理選択画面(図12)が再表示される。
このように、FAX番号情報や送信時刻情報が入力され、また、FAX原稿のサイズ選択が実行された後、オペレータが操作パネル11のスタートボタン31を押下すると、FAX番号情報や送信時刻情報、サイズ情報と共に、FAX送信要求が制御部22に入力される(ステップS204)。
制御部22が、ジョブ管理部20へFAX送信指示と、FAX番号情報、送信時刻情報及びサイズ情報とを送ると、ジョブ管理部20は、該ジョブが予約ジョブであると判断し(ステップS205)、実行部21に原稿読取指示を送る。
そして、実行部21において、スキャナ部26が、図示せぬ載置台に載置されたFAX原稿の画像を読み取って画像データを取得し、ジョブ管理部20へ送る(ステップS206)。
ジョブ管理部20は、受け取った画像データを、FAX番号情報、サイズ情報、送信時刻情報と共に、ジョブ格納部19に格納する(ステップS207)。
格納が完了すると、ジョブ管理部20は、予約完了を制御部22に通知する。制御部22は、FAX送信ジョブの予約が完了したことを示すメッセージを表示パネル28に表示させた後、アクセス制限機能が無効であると判断すると、無効時受付画面33(図8)を表示パネル28に表示させる。これにより、複合機10におけるジョブ予約処理が終了する。
上記のように、複合機10は、予約ジョブを受け入れてジョブ格納部19に格納する。
次に、アクセス制限機能が有効である場合のジョブ予約処理の流れについて、説明する。
アクセス制限機能が有効である場合、オペレータの認証処理が実行された後、複合機10の表示パネル28には、有効時受付画面35a(図10(a))が表示される。この有効時受付画面35aにおいて、文字列「ファックス」が選択され、エンターキー30−5が押下されると、FAX選択情報が操作パネル制御部12から制御部22へ入力される(ステップS201)。
そして、制御部22の指示に基づき、ジョブ管理部20が、ジョブ格納部19における予約ジョブの格納の有無を判断し(ステップS202)、判断結果を通知すると、制御部22の制御に基づき、操作パネル制御部12が、表示パネル28に処理選択画面(図12)を表示させる(ステップS203)。
FAX番号情報や送信時刻情報が入力された後、処理選択画面において、操作パネル11のスタートボタン31が押下されると、FAX番号情報や送信時刻情報、サイズ情報と共に、FAX送信要求が制御部22に入力される(ステップS204)。
制御部22は、FAX送信要求の入力に基づき、FAX送信指示と、FAX番号情報、送信時刻情報及びサイズ情報と共に、更にオペレータの暗証番号を示す暗証番号情報をジョブ管理部20へ送る。ジョブ管理部20は、該ジョブが予約ジョブであると判断すると(ステップS205)、実行部21に原稿読取指示を送る。
そして、実行部21において、スキャナ部26が、FAX原稿の画像を読み取って画像データを取得し、ジョブ管理部20へ送ると(ステップS206)、ジョブ管理部20が、受け取った画像データを、FAX番号情報、サイズ情報、送信時刻情報及び暗証番号情報と共に、ジョブ格納部19に格納する(ステップS207)。
格納が完了すると、ジョブ管理部20は、予約完了を制御部22に通知する。制御部22は、FAX送信ジョブの予約が完了したことを示すメッセージを表示パネル28に表示させた後、アクセス制限が有効であると判断すると、有効時受付画面35a(図10(a))を表示パネル28に表示させる。これにより、複合機10におけるジョブ予約処理が終了する。
上記のように、アクセス制限機能の有効時、複合機10は、予約ジョブを暗証番号情報と共にジョブ格納部19に格納する。
なお、ステップS205において、送信時刻情報が入力されていない場合、ジョブ管理部20は、投入されたジョブが予約ジョブではなくFAX送信ジョブであると判断し、実行部21にFAX送信指示を送る。
そして、実行部21において、スキャナ部26が、FAX原稿の画像を読み取って画像データを取得し(ステップS208)、FAX部27が、該画像データをFAX番号情報に基づき送信する(ステップS209)。
送信が完了すると、ジョブ管理部20は、送信完了を制御部22に通知する。制御部22は、FAXの送信が完了したことを示すメッセージを表示パネル28に表示させた後、アクセス制限機能の有効/無効に応じて、受付画面の表示を操作パネル制御部12に実行させる。これにより、複合機10におけるFAX送信処理が終了する。
次に、予約ジョブをキャンセルする場合の複合機10の動作について、図15に沿って説明する。
図15は、本発明の実施例1に係る複合機の予約キャンセル動作を示すフローチャートである。
まず、アクセス制限機能が無効である場合の予約キャンセル処理の流れについて、説明する。
複合機10の表示パネル28に表示された無効時受付画面33(図8)において、オペレータが操作パネル11の下カーソルキー30−3を用いて、文字列「ファックス」を選択して、エンターキー30−5を押下すると、FAX選択情報が、操作パネル制御部12から制御部22へ入力される(ステップS201)。
そして、制御部22の指示に基づき、ジョブ管理部20が、ジョブ格納部19における予約ジョブの格納の有無を判断する(ステップS202)。ジョブ管理部20は、予約ジョブが格納されていると判断し、該判断結果を制御部22に通知する。
そして、制御部22の制御に基づき、操作パネル制御部12が、表示パネル28に処理選択画面36b(図12(b))を表示させる(ステップS203)。
この処理選択画面36bにおいて、オペレータは、「キャンセルジョブ」を選択して、エンターキー30−5を押下する。この押下に基づき、操作パネル制御部12は、予約ジョブのキャンセルが選択されたことを示すキャンセル選択情報を制御部22に入力する(ステップS301)。
キャンセル選択情報が入力されると、制御部22は、パラメータに基づきアクセス制限機能が無効であると判断し(ステップS302)、全予約ジョブに対応するFAX番号情報を読み出すべくジョブ管理部20に読出指示を送る。そして、ジョブ管理部20が、ジョブ格納部19(図6(a))から、全予約ジョブに対応するFAX番号情報を読み出して、制御部22に通知する(ステップS303)。例えば、ジョブ管理部20は、図6(a)に示されるジョブ格納部19からFAX番号情報「123−456−7890」、「111−222−3333」及び「444−555−6666」を読み出して、制御部22に送る。
制御部22は、キャンセルする予約ジョブを選択するためのキャンセルジョブ選択画面の表示指示と、通知されたFAX番号情報とを、操作パネル制御部12に送る。そして、操作パネル制御部12が、該FAX番号情報を含むキャンセルジョブ選択画面を、表示パネル28に表示する(ステップS304)。
図16は、キャンセルジョブ選択画面の構成を示す説明図である。
キャンセルジョブ選択画面39aには、図16(a)に示されるように、ジョブ格納部19(図6(a))に格納されている各予約ジョブに対応するFAX番号情報が、それぞれ表示されている。
このキャンセルジョブ選択画面39aにおいて、オペレータが、所望の予約ジョブに対応するFAX番号情報を選択して、エンターキー30−5を押下すると、操作パネル制御部12は、選択されたFAX番号情報と、該FAX番号情報に対応する予約ジョブのキャンセルを要求するキャンセル要求とを、制御部22に入力する(ステップS305)。
制御部22は、予約ジョブのキャンセル指示とFAX番号情報とを、ジョブ管理部20に送る。そして、ジョブ管理部20が、該FAX番号情報と、対応する画像データ、サイズ情報及び送信時刻情報とを、ジョブ格納部19から削除する(ステップS306)。
削除が完了すると、ジョブ管理部20は、キャンセル完了を制御部22に通知する。制御部22は、予約ジョブがキャンセルされたことを示すメッセージを表示した後、無効時受付画面33(図8)を再度表示する。これにより、複合機10における予約キャンセル処理が終了する。
上記のように、アクセス制限機能が無効である場合、表示パネル28に表示された全予約ジョブから、所望の予約ジョブを選択してキャンセルさせることができる。
次に、アクセス制限機能が有効である場合の予約キャンセル処理の流れについて、説明する。
複合機10の表示パネル28に表示された有効時受付画面35a(図10(a))において、文字列「ファックス」が選択され、エンターキー30−5が押下されると、FAX選択情報が、操作パネル制御部12から制御部22へ入力される(ステップS201)。
FAX選択情報が入力された後、キャンセル選択情報が制御部22に入力される(ステップS301)までの処理の流れは、アクセス制限が無効である場合と同一であるので、説明を省略する。
キャンセル選択情報が入力されると、制御部22は、パラメータに基づきアクセス制限機能が有効であると判断し(ステップS302)、ジョブ管理部20に、予約ジョブの読出指示と、暗証番号情報とを送る。そして、ジョブ管理部20が、受け取った暗証番号情報に基づいてジョブ格納部19(図6(b))を検索し、対応するFAX番号情報を読み出し、制御部22に通知する(ステップS303)。例えば、暗証番号情報「1000」を受け取ると、ジョブ管理部20は、図6(b)に示されるジョブ格納部19から該暗証番号情報に対応するFAX番号情報「123−456−7890」及び「111−222−3333」を読み出して、制御部22に送る。
制御部22は、キャンセルジョブ選択画面の表示指示と、通知されたFAX番号情報とを、操作パネル制御部12に送る。そして、操作パネル制御部12が、図16(b)に示されるように、該FAX番号情報を含むキャンセルジョブ選択画面39bを、表示パネル28に表示する(ステップS304)。
図16(b)に示されるキャンセルジョブ選択画面39bには、暗証番号情報「1000」に対応してジョブ格納部19(図6(b))に格納されている予約ジョブに対応するFAX番号情報「123−456−7890」及び「111−222−3333」のみが、表示されている。
このキャンセルジョブ選択画面39bにおいて、エンターキー30−5が押下されると、操作パネル制御部12は、キャンセル要求及びFAX番号情報を制御部22に入力する(ステップS305)。
そして、制御部22からジョブ管理部20に、キャンセル指示及びFAX番号情報が送られると、ジョブ管理部20が、該FAX番号情報と、対応する画像データ、サイズ情報、送信時刻情報及び暗証番号情報を、ジョブ格納部19から削除し(ステップS306)、キャンセル完了を制御部22に通知する。
続いて、制御部22は、予約ジョブがキャンセルされたことを示すメッセージを表示した後、有効時受付画面35a(図10(a))を再度表示する。これにより、複合機10における予約キャンセル処理が終了する。
上記のように、アクセス制限機能が有効である場合、オペレータの暗証番号に対応する予約ジョブのみがキャンセル可能となる。
次に、アクセス制限機能の有効時に、複合機10がオペレータのログイン状態を解除する動作について、図17に沿って説明する。
図17は、本発明に係る複合機の実施例1におけるログアウト動作を示すフローチャートである。
複合機10において、オペレータが最後にキー操作を行った後、一定の時間が経過すると、時刻管理部18の管理に基づき、制御部22が、所定のタイムアウト時間が経過したと判断する(ステップS401)。制御部22は、この判断に基づき、オペレータのログイン状態を解除する、即ちログアウトさせると判断する(ステップS402)。
そして、制御部22は、オペレータのログイン状態を解除すると、操作パネル制御部12に、暗証番号入力画面36の表示を指示する。
続いて、操作パネル制御部12が、表示パネル28に暗証番号入力画面36(図12)を表示する(ステップS403)。これにより、複合機10におけるログアウト処理が終了する。
上記のように、タイムアウト時間が経過すると、複合機10は自動的にオペレータのログイン状態を解除する。
また、表示パネル28における有効時受付画面35bの表示時に、オペレータが操作キー30を操作して、図10(b)に示されるように、「ログアウト」を選択した後、エンターキー30−5を押下する(ステップS404)と、操作パネル制御部12は、ログアウト確認画面を表示する(ステップS405)。
図18は、ログアウト確認画面の構成を示す説明図である。
図18に示されるログアウト確認画面40において、オペレータが、文字列「はい」を選択して、エンターキー30−5を押下すると、操作パネル制御部12から制御部22へ、ログアウト選択情報が入力される(ステップS406)。
ログアウト選択情報が入力されると、制御部22は、複合機10におけるオペレータのログイン状態を解除する、即ちログアウトさせると判断する(ステップS402)。ログイン状態が解除されると、表示パネル28には、暗証番号入力画面34(図9)が表示される(ステップS403)。
ログアウト確認画面40(図18)において、文字列「いいえ」が選択され、エンターキー30−5が押下されると、操作パネル制御部12から制御部22へ、ログイン継続選択情報が入力される(ステップS406)。
ログイン継続選択情報が入力されると、制御部22は、複合機10におけるオペレータのログイン状態を継続すると判断する(ステップS407)。そして、制御部22は、操作パネル制御部12に、有効時受付画面の表示を指示する。操作パネル制御部12は、表示パネル28に有効時受付画面35a(図10(a))を表示する(ステップS408)。
上記のように、有効時受付画面35b(図10(b))においてログアウトが選択されると、該オペレータのログイン状態が解除される。
次に、アクセス制限の切り替えが指示される場合の複合機10の動作について、図19及び図20に沿って説明する。
図19は、本発明の実施例1に係る複合機の切替動作を示すフローチャート(その1)であり、図20は、本発明の実施例1に係る複合機の切替動作を示すフローチャート(その2)である。
ここでは、まず、アクセス制限機能を無効から有効へと切り替える処理の流れについて、説明する。
アクセス制限機能の切替を指示する場合、オペレータは、複合機10の表示パネル28に表示された無効時受付画面33(図8)において、操作パネル11の下カーソルキー30−3を用いて、文字列「メニュー」を選択して、エンターキー30−5を押下する。これにより、「メニュー」が選択されたことを示すメニュー選択情報が、操作パネル制御部12に入力される(ステップS501)。
続いて、操作パネル制御部12は、各メニューを選択するためのメニュー選択画面を表示パネル28に表示する(ステップS502)。
図21は、メニュー選択画面の構成を示す説明図である。
メニュー選択画面41には、図21に示されるように、「コピーメニュー」、「スキャンメニュー」、「ファックスメニュー」及び「管理メニュー」の各文字列が表示されている。
メニュー選択画面41(図21)において、オペレータは、「管理メニュー」を選択して、エンターキー30−5を押下する。これにより、「管理メニュー」が選択されたことを示す管理メニュー選択情報が、操作パネル制御部12に入力される(ステップS503)。
続いて、操作パネル制御部12は、管理パスワードを入力するためのパスワード入力画面を表示パネル28に表示する(ステップS504)。
図22は、実施例1におけるパスワード入力画面の構成を示す説明図である。
図22に示されるパスワード入力画面42において、オペレータが、操作パネル11のテンキー29を操作して、管理パスワードとして6〜12桁の英数字を入力し、エンターキー30−5を押下すると、操作パネル制御部12が、入力された英数字を入力ワードとして制御部22に入力する(ステップS505)。
制御部22は、入力ワードの入力を受け、認証指示及び該入力ワードを認証制御部15に送る。そして、認証制御部15が、該入力ワードの認証処理を行う(ステップS506)。認証制御部15は、記憶部14のパスワード記憶部24に、入力ワードに一致する管理パスワードが記憶されているか否かに基づいて、オペレータが管理権限を有する権限者であるか否かの認証判断を行う(ステップS506)。認証制御部15は、認証判断結果を制御部22に通知する。
入力ワードが管理パスワードである、即ち、オペレータが権限者であると判断される(ステップS506)と、制御部22は、操作パネル制御部12に複合機10の管理のための管理メニュー選択画面の表示を指示する。そして、操作パネル制御部12が、管理メニュー選択画面を、表示パネル28に表示する(ステップS507)。
図23は、管理メニュー選択画面の構成を示す説明図である。
図23に示される管理メニュー選択画面43において、権限者であるオペレータは、「システムセットアップ」を選択して、エンターキー30−5を押下する。
続いて、操作パネル制御部12は、システムセットアップのためのセットアップメニュー選択画面を、表示パネル28に表示する(ステップS508)。
図24は、セットアップメニュー選択画面の構成を示す説明図である。
図24に示されるセットアップメニュー選択画面44において、オペレータは、「アクセス制限モード」を選択して、エンターキー30−5を押下する。
次に、操作パネル制御部12は、アクセス制限機能の切替のための切替選択画面45を、表示パネル28に表示する(ステップS509)。
図25は、切替選択画面の構成を示す説明図である。
切替選択画面45には、図25に示されるように、アクセス制限機能の有効への切替を選択するための文字列「ON」と、無効への切替を選択するための文字列「OFF」とが、それぞれ表示されている。
この切替選択画面45において、オペレータは、アクセス制限機能を無効から有効に切り替えるべく、「ON」を選択して、エンターキー30−5を押下する(ステップS510)。この押下に伴い、操作パネル制御部12は、アクセス制限機能の有効への切替を要求する有効切替要求を制御部22に入力する(ステップS511)。
制御部22は、有効切替要求が入力されると、ジョブ管理部20に予約ジョブの格納の有無を判断すべく判断指示を送る。
ジョブ管理部20は、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されているか否かを判断し(ステップS512)、判断結果を制御部22に通知する。
予約ジョブが格納されていないと判断された(ステップS512)場合、制御部22は、アクセス制限機能の切替を許可する(ステップS513)。そして、パラメータ管理部17にパラメータを「有効」に上書きすべく上書き指示を送る。
パラメータ管理部17は、パラメータ格納部16に格納されているパラメータを「有効」に上書きする(ステップS514)。これにより、アクセス制限機能が無効から有効へと切り替えられる。パラメータ管理部17は、切替完了を制御部22に通知する。
切替完了を通知されると、制御部22は、切替完了画面の表示を操作パネル制御部12に指示する。そして、操作パネル制御部12により切替完了画面が表示パネル28に表示される(ステップS515)。これにより、複合機10における切替処理が終了する。
図26は、切替完了画面の構成を示す説明図である。
表示パネル28には、アクセス制限機能が有効に切り替えられたことを示す切替完了画面46aが、図26(a)に示されるように表示される。
上記のように、予約ジョブが格納されていない場合、アクセス制限機能の切替が許可されて、パラメータが「無効」から「有効」に書き換えられる。
ステップS512において、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されていると判断されると、制御部22は、アクセス制限機能の切替を禁止する(ステップS516)。これにより、複合機10における切替処理が終了する。
上記のように、予約ジョブが格納されている場合、アクセス制限機能の切替は禁止される。
次に、アクセス制限機能を有効から無効へと切り替える処理の流れについて、説明する。
アクセス制限機能の切替を指示する場合、オペレータは、複合機10の表示パネル28に表示された有効時受付画面35a(図10(a))において、「メニュー」を選択して、エンターキー30−5を押下する。これにより、メニュー選択情報が操作パネル制御部12に入力される(ステップS501)。
メニュー選択情報が入力された(ステップS501)後、切替選択画面45(図25)が表示パネル28に表示される(ステップS509)までの処理の流れは、アクセス制限が無効である場合と同一であるので、説明を省略する。
切替選択画面45において、オペレータは、アクセス制限機能を有効から無効に切り替えるべく、「OFF」を選択して、エンターキー30−5を押下する(ステップS510)。この押下に伴い、操作パネル制御部12は、アクセス制限機能の無効への切替を要求する無効切替要求を制御部22に入力する(ステップS517)。
制御部22は、無効切替要求が入力されると、ジョブ管理部20に予約ジョブの格納の有無を判断すべく判断指示を送る。そして、ジョブ管理部20が、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されているか否かの判断を行い(ステップS518)、判断結果を制御部22に通知する。
予約ジョブが格納されていないと判断された(ステップS518)場合、制御部22は、アクセス制限の切替を許可する(ステップS519)。そして、パラメータ管理部17にパラメータを「無効」に上書きすべく上書き指示を送る。
パラメータ管理部17は、パラメータ格納部16に格納されているパラメータを「無効」に上書きする(ステップS520)。これにより、アクセス制限機能が有効から無効へと切り替えられる。パラメータ管理部17は、切替完了を制御部22に通知する。
切替完了を通知されると、制御部22は、切替完了画面の表示を操作パネル制御部12に指示する。そして、操作パネル制御部12により切替完了画面が表示パネル28に表示される(ステップS521)。これにより、複合機10における切替処理が終了する。
表示パネル28には、アクセス制限機能が無効に切り替えられたことを示す切替完了画面46bが、図26(b)に示されるように表示される。
上記のように、予約ジョブが格納されていない場合、アクセス制限機能の切替が許可されて、パラメータが「有効」から「無効」に書き換えられる。
ステップS518において、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されていると判断されると、制御部22は、アクセス制限機能の切替を禁止する(ステップS516)。これにより、複合機10における切替処理が終了する。
なお、ステップS506において、入力ワードに一致する管理パスワードが記憶されていない、即ちオペレータが権限者ではないと判断されると、認証制御部15は、制御部22を介して操作パネル制御部12に、該認証判断結果を通知する。この認証判断結果に基づいて、操作パネル制御部12は、管理パスワードの不一致を示すメッセージを表示した後、パスワード入力画面42(図22)を再度表示する(ステップS504)。
以上のように、本実施例の複合機10は、未実行の予約ジョブが格納されている場合、アクセス制限機能の切替を禁止するので、アクセス制限機能の有効時に投入された予約ジョブが他のユーザによりキャンセルされることを確実に防止可能となる。
なお、本実施例では、予約ジョブのキャンセル防止を例に説明を行ったが、予約ジョブの内容変更の防止についても、同様に本発明を適用可能である。
また、本実施例では、アクセス制限機能の切替禁止が判断された場合、複合機10は、直ちに切替処理を終了するが、切替禁止を通知する画面やメッセージを、表示パネル28に表示することも可能である。
図27は、本発明の実施例2に係る複合システムの構成を示すブロック図である。
本実施例の複合システム50は、図27に示されるように、複合機51と、該複合機51と通信可能なPC52とから構成される。
本実施例の複合システム50を利用して、複合機51のユーザは、PC52を介して、時刻を指定してFAX送信を予約する、即ち予約ジョブを投入することや、未実行の予約ジョブのキャンセルを実施させることができる。
PC52は、オペレータにより使用されるパーソナルコンピュータであり、図27に示されるように、PC入力部53、PC表示部54、PCインタフェース部55及びPC制御部56を備えている。
PC入力部53は、例えばキーボード及びマウスからなり、要求入力部として、アクセス制限機能の切替要求を入力する。また、PC入力部53は、入力送信部として、要求者識別情報としての管理パスワードを入力する。
PC表示部54は、例えばディスプレイからなり、webブラウザ機能を有し、各種web画面の表示を行う。
PCインタフェース部55は、インターネットを介して複合機51と通信を行う機能を有し、送信部及び入力送信部として、PC入力部53により入力された切替要求や管理パスワードを複合機51へ送信する。
PC制御部56は、PC52の各部を制御する機能を有する。
複合機51は、画像処理装置として、図27に示されるように、操作パネル11、操作パネル制御部12、文字列格納部13、記憶部14、認証制御部15、パラメータ格納部16、パラメータ管理部17、時刻管理部18、ジョブ格納部19、ジョブ管理部20、実行部21及び制御部57に加えて、更に、webサーバ58及びインタフェース部59を備えている。
webサーバ58は、PC52で表示されるweb画面の画面情報等が格納されるサーバである。
なお、webサーバ58を、複合機51とは別に設ける構成をとることも可能である。
インタフェース部59は、インターネットを介してPC52と通信を行う機能を有し、PC52から送信された切替要求や入力ワード等を受信して、制御部57へ送る。また、インタフェース部59は、webサーバ58から画面情報を取得して、PC52へ送信する。
制御部57は、複合機51の各部を制御する機能を有する。また、制御部57は、アクセス制限機能の切替許可や禁止を判断する機能を有する。
次に、本実施例の複合システム50の動作について、説明する。
ここでは、まず、PC52を介して予約ジョブをキャンセルする場合の複合システム50の動作について、図28及び図29に沿って説明する。
図28は、本発明の実施例2に係る複合システムの予約キャンセル動作を示すフローチャート(その1)であり、図29は、本発明の実施例2に係る複合システムの予約キャンセル動作を示すフローチャート(その2)である。
まず、複合機51のアクセス制限機能が無効と設定されている場合の予約キャンセル処理の流れについて、説明する。
PC52において、オペレータがPC入力部53を操作して、複合機51への接続要求を入力させると、PC制御部56の制御に基づき、PCインタフェース部55が、該接続要求を複合機51へ送信する。
複合機51において、インタフェース部59は、PC52から接続要求を受信すると、webサーバ58から受付画面の画面情報を取得して、PC52へ送信する。
そして、PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が、受付画面を表示する(ステップS601)。
図30は、受付画面の構成を示す説明図である。
受付画面60は、図30に示されるように、複合機51において実施可能な各メニューを選択するための選択ボタン61−1〜61−4を有する。オペレータは、この受付画面において、PC入力部53を操作して、「ファックスメニュー」選択ボタン61−3を押下する。この押下に伴い、PC入力部53からPC制御部56へ、FAX選択情報が入力され、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS602)。
複合機51において、インタフェース部59は、PC52からFAX選択情報を受信すると、webサーバ58からFAXメニュー画面の画面情報を取得して、PC52へ送信する。
そして、PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が、FAXメニュー画面を表示する(ステップS603)。
図31は、FAXメニュー画面の構成を示す説明図である。
FAXメニュー画面62aは、図31(a)に示されるように、各メニューを選択するための選択ボタン63−1〜63−4と、各種情報を表示するための表示領域64と、選択を確定するための「OK」ボタン65と、キャンセルするための「Cancel」ボタン66とを有する。
予約ジョブをキャンセルする場合、オペレータは、FAXメニュー画面62aにおいて、「キャンセルジョブ」選択ボタン63−4を押下する。この押下に伴い、PC入力部53からPC制御部56へ、キャンセル選択情報が入力され、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS604)。
複合機51において、インタフェース部59は、PC52からキャンセル選択情報を受信すると、該受信を制御部57へ通知する。
制御部57は、この通知を受けて、アクセス制限機能が有効であるか否かを判断すべく、パラメータ管理部17にパラメータの読出指示を送る。そして、パラメータ管理部17が、パラメータ格納部16からパラメータ「無効」を読み出して、制御部57に通知する(ステップS605)。
アクセス制限機能が無効であると判断する(ステップS605)と、制御部57は、全予約ジョブに対応するFAX番号情報を読み出すべくジョブ管理部20に読出指示を送る。そして、ジョブ管理部20が、ジョブ格納部19(図6(a))から全予約ジョブに対応するFAX番号情報「123−456−7890」、「111−222−3333」及び「444−555−6666」を読み出して、制御部57に通知する(ステップS606)。
制御部57は、通知されたFAX番号情報と、該FAX番号情報の送信指示とを、インタフェース部59へ送る。そして、インタフェース部59が、これらのFAX番号情報をPC52へ送信する(ステップS607)。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51からFAX番号情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が、受信したFAX番号情報を含むFAXメニュー画面62bを表示する(ステップS607)。
FAXメニュー画面62bには、図31(b)に示されるように、各FAX番号情報を選択可能とする選択領域67が、表示領域64内に表示される。
このFAXメニュー画面62bにおいて、オペレータは、PC入力部53を操作して、所望の予約ジョブをキャンセルすべく、対応するFAX番号を選択し、「OK」ボタン65を押下する。この押下に基づき、選択されたFAX番号情報と、該FAX番号情報に対応する予約ジョブのキャンセルを要求するキャンセル要求とが、PC入力部53からPC制御部56へ入力され、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS608)
複合機51において、インタフェース部59は、PC52からキャンセル要求及びFAX番号情報を受信すると、これらを制御部57へ送る。
そして、制御部57が、予約ジョブのキャンセル指示とFAX番号情報とを、ジョブ管理部20に送る。ジョブ管理部20は、このキャンセル指示に基づいて、該FAX番号情報と、対応する画像データ、サイズ情報及び送信時刻情報とを、ジョブ格納部19(図6(a))から削除する(ステップS609)。
削除が完了すると、ジョブ管理部20は、キャンセル完了を制御部57に通知する。そして、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、キャンセル完了をPC52へ通知する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51からキャンセル完了の通知を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54に、予約ジョブがキャンセルされたことを示すメッセージ或いは画面が表示される。これにより、複合システム50における予約キャンセル処理が終了する。
上記のように、複合機51のアクセス制限機能が無効である場合、web画面に表示された全予約ジョブから、所望の予約ジョブを選択してキャンセルさせることができる。
次に、複合機51のアクセス制限機能が有効である場合の予約キャンセル処理の流れについて、説明する。
PC52において、受付画面60(図30)が表示された(ステップS601)後、FAXメニュー画面62a(図31(a))においてキャンセル選択情報が入力され、複合機51へ送信される(ステップS604)までの処理の流れは、アクセス制限が無効である場合と同一であるので、説明を省略する。
複合機51において、インタフェース部59がPC52からキャンセル選択情報を受信し、制御部57へ通知すると、制御部57は、アクセス制限機能が有効であるか否かを判断すべく、パラメータ管理部17にパラメータの読出指示を送る。そして、パラメータ管理部17が、パラメータ格納部16からパラメータ「有効」を読み出して、制御部57に通知する(ステップS605)。
アクセス制限機能が有効であると判断する(ステップS605)と、制御部57は、オペレータに暗証番号を入力させるべく、インタフェース部59を制御して、webサーバから暗証番号入力画面の画面情報を取得して、該画面情報をPC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が、暗証番号入力画面を表示する(ステップS610)。
図32は、実施例2における暗証番号入力画面の構成を示す説明図である。
暗証番号入力画面68には、図32に示されるように、暗証番号を入力するための入力領域69と、入力を確定するための「OK」ボタン70とが表示されている。この暗証番号入力画面68において、オペレータが、PC入力部53を操作して、暗証番号として4〜9桁の数字を入力し、「OK」ボタン70を押下すると、PC入力部53が、入力された数字を入力番号としてPC制御部56に入力し、PCインタフェース部55が該入力番号を複合機51へ送信する(ステップS611)。
複合機51において、インタフェース部59がPC52から入力番号を受信すると、制御部57が、認証指示及び入力番号を認証制御部15に送る。そして、認証制御部15が、該入力番号の認証処理を行う(ステップS612)。認証制御部15は、記憶部14の暗証番号記憶部23に、入力番号に一致する暗証番号が記憶されているか否かに基づいて、該入力番号が暗証番号として登録されているか、即ちオペレータが登録されたユーザであるか否かの認証判断を行う(ステップS612)。認証制御部15は、認証判断結果を制御部57に通知する。
入力番号が暗証番号として登録済である、即ち、オペレータが登録されたユーザであると判断される(ステップS612)と、制御部57は、該オペレータの暗証番号を暗証番号情報として、読出指示と共にジョブ管理部20に通知する。そして、ジョブ管理部20が、該暗証番号情報に基づいて、ジョブ格納部19(図6(b))から、対応する予約ジョブのFAX番号情報を読み出して、制御部57に通知する(ステップS612)。
そして、制御部57が、通知されたFAX番号情報と、該FAX番号情報の送信指示とを、インタフェース部59へ送り、インタフェース部59が、FAX番号情報をPC52へ送信する(ステップS607)。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51からFAX番号情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が、受信したFAX番号情報を含むFAXメニュー画面62b(図31(b))を表示する(ステップS607)。
このFAXメニュー画面62bにおいて、オペレータが、所望の予約ジョブに対応するFAX番号を選択し、「OK」ボタン65を押下すると、選択されたFAX番号情報とキャンセル要求とが、PC入力部53からPC制御部56へ入力され、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS608)
複合機51において、インタフェース部59は、PC52からキャンセル要求及びFAX番号情報を受信すると、これらを制御部57へ送る。そして、制御部57が、予約ジョブのキャンセル指示とFAX番号情報とを、ジョブ管理部20に送る。ジョブ管理部20は、このキャンセル指示に基づいて、該FAX番号情報と、対応する画像データ、サイズ情報、送信時刻情報及び暗証番号情報とを、ジョブ格納部19(図6(b))から削除する(ステップS609)。
削除が完了すると、ジョブ管理部20は、キャンセル完了を制御部57に通知する。そして、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、キャンセル完了をPC52へ通知する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51からキャンセル完了の通知を受信すると、PC表示部54が、予約ジョブがキャンセルされたことを示すメッセージ或いは画面を表示する。これにより、複合システム50における予約キャンセル処理が終了する。
上記のように、アクセス制限機能が有効である場合、オペレータの認証処理が実行された後、該オペレータに対応する予約ジョブのみがweb画面に表示され、キャンセル可能となる。
なお、ステップS612において、入力番号に一致する暗証番号が暗証番号記憶部23に記憶されていない、即ちオペレータが登録されたユーザではないと判断されると、認証制御部15は、該認証判断結果を制御部57に通知する。そして、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、暗証番号の不一致を通知するための暗証番号不一致画面の画面情報をwebサーバ58から取得して、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が暗証番号不一致画面を表示する(ステップS614)。
図33は、暗証番号不一致画面の構成を示す説明図である。
図33に示される暗証番号不一致画面71において、「OK」ボタン72が押下されると、PC表示部54には、暗証番号入力画面68(図32)が再度表示される(ステップS610)。
次に、アクセス制限の切り替えが指示される場合の複合システム50の動作について、図34及び図35に沿って説明する。
図34は、本発明の実施例2に係る複合システムの切替動作を示すフローチャート(その1)であり、図35は、本発明の実施例2に係る複合システムの切替動作を示すフローチャート(その2)である。
ここでは、まず、複合機51のアクセス制限機能を、無効から有効へと切り替える処理の流れについて、説明する。
PC52のPC表示部54に受付画面60(図30)が表示されると、オペレータは、PC入力部53を操作して、「管理メニュー」選択ボタン61−4を押下する。この押下に基づき、PC入力部53からPC制御部56に管理メニュー選択情報が入力され、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS701)。
複合機51において、インタフェース部59は、PC52から管理メニュー選択情報を受信すると、webサーバ58からパスワード入力画面の画面情報を取得して、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56による制御に基づき、PC表示部54が、パスワード入力画面を表示する(ステップS702)。
図36は、実施例2におけるパスワード入力画面の構成を示す説明図である。
パスワード入力画面81には、図36に示されるように、管理パスワードを入力するための入力領域82と、入力を確定するための「OK」ボタン83とが表示されている。このパスワード入力画面81において、オペレータが、PC入力部53を操作して、管理パスワードとして6〜12桁の英数字を入力し、「OK」ボタン83を押下すると、PC入力部53が、入力された英数字を入力ワードとしてPC制御部56に入力し、PCインタフェース部55が該入力ワードを複合機51へ送信する(ステップS703)。
複合機51において、インタフェース部59がPC52から入力ワードを受信すると、制御部57が、認証指示及び入力ワードを認証制御部15に送る。そして、認証制御部15が、該入力ワードの認証処理を行う(ステップS704)。認証制御部15は、記憶部14のパスワード記憶部24に、入力ワードに一致する管理パスワードが記憶されているか否かに基づいて、オペレータが管理権限を有する権限者であるか否かの認証判断を行う(ステップS704)。認証制御部15は、認証判断結果を制御部57に通知する。
入力ワードが管理パスワードである、即ち、オペレータが権限者であると判断される(ステップS704)と、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59は、webサーバ58から管理メニュー画面の画面情報を取得し、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が管理メニュー画面を表示する(ステップS705)。
図37は、管理メニュー画面の構成を示す説明図である。
PC表示部54には、図37(a)に示されるように、管理メニュー画面74aが表示される。この管理メニュー画面74aにおいて、権限者であるオペレータは、アクセス制限を切り替えるために、各選択ボタン75−1〜75−4から、「システム設定」選択ボタン75−1を選択して押下する。
この押下に基づき、管理メニュー画面の表示領域76には、図37(b)に示されるように、各種システム設定を行うためのプルダウンメニュー77−1〜77−4からなるセットアップメニューが表示される(ステップS706)。
オペレータは、管理メニュー画面74b(図37(b))のセットアップメニューにおいて、アクセス制限を切り替えるためのプルダウンメニュー77−1の表示を、「OFF」から「ON」に変更して、「OK」ボタン78を押下する(ステップS707)。
この押下に伴い、PC入力部53は、アクセス制限機能を有効に切り替えるための有効切替要求を入力する(ステップS708)。このとき、PC入力部53は、他のセットアップ情報、即ちプルダウンメニュー77−2において選択されたパワーセーブタイムの切替要求や、プルダウンメニュー77−3において選択されたスタンバイタイムの切替要求、更にプルダウンメニュー77−4において選択された初期画面の切替要求を共に入力するが、ここでは説明を省略する。PC入力部53により入力された有効切替要求は、PCインタフェース部55により複合機51へ送信される(ステップS708)。
複合機51において、インタフェース部59は、有効切替要求を受信すると、制御部57に該有効切替要求を送る。
そして、制御部57が、ジョブ管理部20に予約ジョブの格納の有無を判断すべく判断指示を送る。
ジョブ管理部20は、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されているか否かを判断し(ステップS709)、判断結果を制御部57に通知する。
予約ジョブが格納されていないと判断された(ステップS709)場合、制御部57は、アクセス制限機能の切替を許可する(ステップS710)。そして、パラメータ管理部17にパラメータ「有効」を上書きすべく上書き指示を送る。
パラメータ管理部17は、パラメータ格納部16に格納されているパラメータを「有効」に上書きする(ステップS711)。これにより、アクセス制限機能が無効から有効へと切り替えられる。パラメータ管理部17は、切替完了を制御部57に通知する。
切替完了を通知されると、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、切替完了をPC52に通知する。
PC52において、PCインタフェース部55が切替完了を通知されると、PC表示部54に切替完了を示すメッセージが表示される。これにより、複合システム50における切替処理が終了する。
上記のように、複合機51に予約ジョブが格納されていない場合、PC52からの有効切替要求に基づき、アクセス制限機能の切替が許可されて、パラメータが「有効」から「無効」に書き換えられる。
ステップS709において、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されていると判断されると、制御部57は、アクセス制限の切替を禁止する(ステップS712)。
そして、インタフェース部59が、制御部57の制御に基づき、アクセス制限の切替禁止を通知するための切替禁止通知画面の画面情報を、webサーバ58から取得し、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が切替禁止通知画面を表示する(ステップS713)。
図38は、切替禁止通知画面の構成を示す説明図である。
図38に示される切替禁止通知画面79において、「OK」ボタン80が押下されると、PC表示部54には、管理メニュー画面74(図37(a))が再度表示される(ステップS705)。
上記のように、予約ジョブが格納されている場合、アクセス制限機能の切替は禁止される。
また、アクセス制限機能を有効から無効へと切り替える場合、オペレータは、PC表示部54に表示された管理メニュー画面74b(図37(b))のセットアップメニューにおいて、アクセス制限機能を切り替えるためのプルダウンメニュー77−1の表示を、「ON」から「OFF」に変更して、「OK」ボタン78を押下する(ステップS707)。
この押下に伴い、PC入力部53が、アクセス制限機能を無効に切り替えるための無効切替要求を入力し、PCインタフェース部55が、該無効切替要求を複合機51へ送信する(ステップS714)。
複合機51において、インタフェース部59は、無効切替要求を受信すると、制御部57に該無効切替要求を送る。そして、制御部57が、ジョブ管理部20に予約ジョブの格納の有無を判断すべく判断指示を送る。
ジョブ管理部20は、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されているか否かを判断し(ステップS715)、判断結果を制御部57に通知する。
予約ジョブが格納されていないと判断された(ステップS715)場合、制御部57は、アクセス制限機能の切替を許可し(ステップS716)、パラメータ管理部17にパラメータ「無効」を上書きすべく上書き指示を送る。
そして、パラメータ管理部17が、パラメータ格納部16に格納されているパラメータを「無効」に上書きする(ステップS717)。これにより、アクセス制限機能が無効から有効へと切り替えられる。切替が完了すると、パラメータ管理部17は、切替完了を制御部57に通知する。
切替完了を通知されると、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、切替完了をPC52に通知する。
PC52において、PCインタフェース部55が切替完了を通知されると、PC表示部54に切替完了を示すメッセージが表示される。これにより、複合システム50における切替処理が終了する。
上記のように、複合機51に予約ジョブが格納されていない場合、PC52からの無効切替要求に基づき、アクセス制限機能の切替が許可されて、パラメータが「無効」から「有効」に書き換えられる。
ステップS709において、ジョブ格納部19に予約ジョブが格納されていると判断されると、制御部57は、アクセス制限機能の切替を禁止する(ステップS712)。
そして、インタフェース部59が、制御部57の制御に基づき、切替禁止通知画面の画面情報を、webサーバ58から取得し、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が複合機51から画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54が切替禁止通知画面79(図38)を表示する(ステップS713)。
なお、ステップS704において、入力ワードに一致する管理パスワードが記憶されていない、即ちオペレータが権限者ではないと判断されると、認証制御部15は、制御部57に該認証判断結果を通知する。そして、制御部57の制御に基づき、インタフェース部59が、管理パスワードの不一致を通知するためのパスワード不一致画面の画面情報を、webサーバ58から取得し、PC52へ送信する。
PC52において、PCインタフェース部55が画面情報を受信すると、PC制御部56の制御に基づき、PC表示部54がパスワード不一致画面を表示する(ステップS718)。
図39は、パスワード不一致画面の構成を示す説明図である。
図39に示されるパスワード不一致画面84において、「OK」ボタン85が押下されると、PC表示部54は、パスワード入力画面81(図36)を再度表示する(ステップS702)。
以上のように、本実施例の複合システム50は、PC52に表示されたweb画面を介して、複合機51に投入された予約ジョブのキャンセルが可能となると共に、複合機51におけるアクセス制限機能を切替可能となるので、利便性が向上される。また、複合機51に未実行の予約ジョブが格納されている場合、アクセス制限機能の切替が禁止されるので、アクセス制限機能の有効時に投入された予約ジョブの他のユーザによるキャンセルが確実に防止される。
なお、本実施例では、予約ジョブのキャンセル防止を例に説明を行ったが、予約ジョブの内容変更の防止についても、同様に本発明を適用可能である。