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JP5117737B2 - デッキボード - Google Patents
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Description

本発明は、後部座席の前倒し時に後部座席と床との間に生じる隙間を閉じるためのデッキボードに関する。
従来、後部座席の後方に荷室が形成されたワゴン車等の車両では、後部座席のシートバックを前倒しすることにより、シートバックの裏面を利用して後部座席の領域も荷室として利用されている。
この荷室に設けられるデッキボードとしては、荷室の床材を構成する固定ボードと、その固定ボードに回動可能に連結され固定ボードとシートバックとの隙間を閉じる可動ボードとを備えて構成されたものが知られている。
このようなデッキボードでは、可動ボードをシートバックへ付勢する付勢部材としてのスプリングが設けられ、スプリングの一端部が固定ボードに保持され、スプリングの他端部が可動ボードに保持される。
また、特許文献1には、固定ボードと可動ボードを回動可能に連結するヒンジ部材にスプリングを装着する構成が開示されている。
この構成では、スプリングが装着されたヒンジ部材を固定ボード及び可動ボードに取り付けることにより、スプリングの一端部が固定ボードに保持され、スプリングの他端部が可動ボードに保持される。
特開2006−1403号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、複数のヒンジ部材の回動中心を互いに一致させて固定ボード及び可動ボードに取り付ける必要があり、また、スプリングの付勢力に対抗してヒンジ部材を固定ボード及び可動ボードに取り付ける必要がある。このため、ヒンジ部材の取り付けに手間がかかり、ヒンジ部材を取り付ける作業効率が悪かった。
本発明は、上記事実を考慮し、デッキボードに用いられる付勢部材の取り付け作業の作業効率を向上させることを目的とする。
本発明の請求項1に係るデッキボードは、前倒し可能なシートバックの後方の床部に固定された固定部材と、前記固定部材に回動可能に連結され、前記固定部材と前記シートバックとの隙間を閉じる可動部材と、前記可動部材を前記シートバックへ付勢する付勢部材と、前記固定部材に取り付けられ、前記付勢部材の一端部を保持する第1保持体と、前記第1保持体と連結された連結状態で前記可動部材に取り付けられ、前記付勢部材の他端部を保持し、前記第1保持体と分離可能な第2保持体と、前記第1保持体と前記第2保持体とを前記固定部材及び前記可動部材への取付け前に連結状態に保持する仮止め部材と、を備え、前記仮止め部材は、前記第1保持体と前記第2保持体とを一体的に連結し、前記可動部材が回動することにより破断して前記第1保持体と前記第2保持体とを分離させる連結部であり、前記付勢部材の一端部に対する他端部の回動中心と前記可動部材の回動中心との位置がずれていることを特徴とする。
この構成によれば、前倒し可能なシートバックの後方の床部に固定された固定部材には、可動部材が回動可能に連結されている。
固定部材に回動可能に連結された可動部材は、付勢部材によりシートバックへ付勢されており、シートバックが前倒しされると、可動部材がシートバックに追従して回動し、固定部材とシートバックとの隙間を閉じる。
可動部材を付勢する付勢部材は、固定部材に取り付けられた第1保持体に一端部が保持され、可動部材に取り付けられた第2保持体に他端部が保持されている。
ここで、本発明の請求項1の構成では、第2保持体が、第1保持体と連結された連結状態で可動部材に取り付けられ、可動部材への取付け後には、第1保持体と分離できる。
このため、第1保持体及び第2保持体を固定部材及び可動部材に取り付ける際に、第1保持体と第2保持体とを一体部品として取り扱うことができ、第1保持体及び第2保持体の固定部材及び可動部材への取り付けが容易となり、取り付け作業の作業効率を向上させられる。
さらに、本発明の請求項1の構成によれば、仮止め部材が、第1保持体と第2保持体とを固定部材及び可動部材への取付け前に連結状態に保持するので、第1保持体と第2保持体とが分離することになく連結状態を維持したまま、第1保持体と第2保持体とを固定部材及び可動部材へ取り付けることができる。
さらに、本発明の請求項1の構成によれば、可動部材が回動することにより、第1保持体と第2保持体とを連結する連結部が破断して、第1保持体と第2保持体とを分離させる。
このため、第1保持体と第2保持体が分離するかしないかの分離強度が、連結部の破断強度を調整することにより決定されるので、分離強度の設計が容易である。
本発明の請求項2に係るデッキボードは、請求項1の構成において、前記付勢部材は、前記一端部が前記第1保持体に対して摺動可能とされ、又は前記他端部が前記第2保持体に対して摺動可能とされ、当該摺動は、前記可動部材が、前記シートバックと共に前倒れする前倒位置から、前記底部に対して前記シートバックと共に起立する起立位置に回動したとき、前記第2保持体が前記第1保持体から離れる方向へなされることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るデッキボードは、請求項1又は2の構成において、前記第1保持体及び前記第2保持体は、前記付勢部材を収容する凹状の収容部を備えると共にその収容部の開口が前記固定部材及び前記可動部材のそれぞれに対向するように取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1保持体及び第2保持体にある凹状の収容部に付勢部材を収容して、その収容部の開口が固定部材及び可動部材のそれぞれに対向するように、第1保持体及び第2保持体が取り付けられている。
このため、付勢部材が隠蔽されるので、付勢部材に傷が付きにくく、付勢部材の劣化を低減できる。
本発明は、上記構成としたので、デッキボードに用いられる付勢部材の取り付け作業の作業効率を向上させることができる。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る車両の後部の構成)
まず、本実施形態に係る車両の後部の構成を説明する。図1及び図2には、本実施形態に係る車両の後部の車室が示されている。
図1に示すように、車両50の後部には、車室内に左右に並び設けられた後部座席52が設けられている。後部座席52は、シートクッション54と、シートクッション54の後部に連結されたシートバック56を備えて構成されている。
シートクッション54及びシートバック56は、ウレタン等からなるクッションパッドを皮や合成皮革や布等の表皮で覆うことで構成されている。
シートクッション54とシートバック56との連結部には、リクライニング機構55が設けられており、シートバック56は、リクライニング機構55により、着座時の起立角度を調節されたり、シートクッション54から上方に起立した起立位置(図1参照)と、前倒しされた前倒位置(図2参照)との間を回動可能となっている。
シートバック56の後方には、図1に示すように、所定空間でなる荷室60が形成されている。この荷室60は、図2に示すように、シートバック56を前倒位置に前倒しすることにより、荷室空間が拡大され、折り畳み状態となったシートバック56の上方領域、いわゆる後部座席の領域も荷室として利用できるようになっている。
荷室60には、シートバック56の後方に形成された荷室60の床材を構成する固定部材の一例としての固定ボード14と、固定ボード14に回動可能に連結された可動部材の一例としての可動ボード16とを備えて構成されたデッキボード12が設けられている。
固定ボード14は、車体の床部に固定されて移動できないようになっている。一方、可動ボード16は、車両幅方向に沿って形成された薄肉状の連結部15を介して、固定ボード14と一体に成形され、連結部15をヒンジとして、車両前後方向(図2の矢印R方向)へ回動するようになっている。
なお、固定ボード14と可動ボード16を別体で成形し、ヒンジ部材により、固定ボード14と可動ボード16を回動可能に連結する構成であっても良い。また、固定ボード14は、荷室60の床材の車両前方側の側面に固定される構成であっても良い。
また、可動ボード16は、左右のシートバック56にそれぞれ分離して配置され、後述する付勢装置10により、シートバック56へ付勢され、シートバック56の回動動作に追従し、シートバック56と固定ボード14との隙間を覆って、その隙間を閉じるように構成されている。
本実施形態では、シートバック56が起立位置に起立した状態において、固定ボード14が、荷物を積載する床として機能し、シートバック56が前倒位置に前倒した状態では、固定ボード14及びシートバック56の背面と、シートバック56と固定ボード14との隙間を覆う可動ボード16とが、荷物を積載する床として機能する。
なお、固定ボード14及び可動ボード16についても、車室内への露出面は、皮や合成皮革や布等の表皮又はカーペット(図示省略)によって覆ってもよい。
また、可動ボード16には、図3に示すように、可動ボード16の強度を高める凸部17が、車両幅方向に沿って形成されている。この凸部17は、内部が空洞とされ、側面視にて略台形状の箱状に形成されている。
(本実施形態に係る付勢装置の構成)
次に、デッキボード12に用いられる付勢装置10の構成について説明する。
本実施形態に係る付勢装置10は、可動ボード16をシートバック56へ付勢するためのものであり、図3に示すように、左右の可動ボード16のそれぞれに、可動ボード16と固定ボード14に跨って設けられている。なお、図3においては、シートバック56が左右分割タイプであり、一方(車両の左側)のシートバック56を省略して図示すると共に、一方(車両の左側)の付勢装置10のみを図示している。
付勢装置10は、図4、図5及び図6に示すように、可動ボード16をシートバック56へ付勢する付勢部材の一例としてのコイルスプリング22と、コイルスプリング22の一端部を保持する第1保持体24と、コイルスプリング22の他端部を保持する第2保持体26と、を備えている。
コイルスプリング22は、金属製のコイル素線が多数回に巻き回された巻き部22Aと、巻き部22Aの両端部から径方向へそれぞれ延出した素線端部22B、22Cを有して構成されている。
第1保持体24には、図4、図5及び図6に示すように、コイルスプリング22の巻き部22Aを収容する凹状の収容部28が形成されている。この収容部28は、一端面が開放された箱状に形成され、収容部28内にコイルスプリング22の巻き部22Aが収容される。
収容部28の内壁の対向する両側面には、図6に示すように、巻き部22Aの両端から各々に差し込まれる軸状の差込部30が、互いに同軸的に形成されており、差込部30が巻き部22Aに差し込まれることにより、巻き部22Aが第1保持体24に保持される。
巻き部22Aの軸方向中央部へは、差込部30が差し込まれていないので、巻き部22Aを弾性変形させてから、巻き部22Aの両端から差込部30を嵌め込むことができる。
凹状の収容部28は、コイルスプリング22の一端部、すなわち素線端部22Bを収容する収容空間も有しており、この収容空間に収容された素線端部22Bは、コイルスプリング22の捻り力により、収容部28の底面を押圧している。素線端部22Bが収容部28の底面を押圧することにより、素線端部22Bは、その底面と常時に接触し、第1保持体24に保持された状態となる。
また、収容部28の側壁には、コイルスプリング22の他端部、すなわち素線端部22Cを収容部28から第2保持体26側へ突出させる切欠部29が形成されている。
さらに、第1保持体24には、第1保持体24を固定ボード14に取り付ける取付部材としてのネジ37(図7参照)が挿し通される通し孔38が形成されている。
一方、第2保持体26には、第1保持体24の切欠部29から突出する素線端部22Cを収容する凹状の収容部34が形成されている。この収容部34は、一端面が開放された箱状に形成され、収容部34内にコイルスプリング22の素線端部22Cが収容される。
収容部34に収容された素線端部22Cは、コイルスプリング22の捻り力により、収容部34の底面を押圧している。素線端部22Cが収容部34の底面を押圧することにより、素線端部22Cは、その底面と常時に接触し、第2保持体26に保持された状態となる。
このように、コイルスプリング22の素線端部22Cが、第2保持体26の収容部34の底面を押圧すると共に、コイルスプリング22の素線端部22Bが、第1保持体24の収容部28の底面を押圧することにより、第2保持体26が図中のA方向(図4、図8参照)に付勢される。
このようにして、本実施形態では、コイルスプリング22の捻り力を利用し、可動ボード16を付勢するための付勢力を発生させる。なお、付勢部材としては、圧縮ばねや板ばね等のばねであってもよく、可動ボード16をシートバック56へ付勢する付勢力を発生させるものであればよい。
また、素線端部22Cは、その軸方向に摺動可能に収容されており、第2保持体26に対して摺動するようになっている。また、収容部34には、素線端部22Cを支持し、素線端部22Cが摺動した際の抜け落ちを防止する支持部35が設けられている。
さらに、第2保持体26には、第2保持体26を可動ボード16に取り付ける取付部材としてのネジ39が挿し通される通し孔40が形成されている。
図7に示すように、固定ボード14には、第1保持体24の収容部28の開口が固定ボード14に対向した状態で第1保持体24が嵌め込められる凹部42が形成されている。この凹部42の底面には、ネジ37がネジ込められるねじ孔44が形成されている。
一方、可動ボード16の凸部17には、第2保持体26の収容部34の開口が可動ボード16に対向した状態で第2保持体26が嵌め込められる凹部46が形成されている。この凹部46の底面には、ネジ39がネジ込められるねじ孔48が形成されている。
第1保持体24は、固定ボード14の凹部42に嵌め込まれると共に、通し孔38の挿し通されたネジ37がねじ孔44にねじ込まれて、固定ボード14に取り付けられる。
また、第2保持体26は、可動ボード16の凹部46に嵌め込まれ、通し孔40の挿し通されたネジ39がねじ孔48にねじ込まれて、可動ボード16に取り付けられる。
第1保持体24は、固定ボード14の凹部42に嵌め込まれると、凹部42の内壁の側面に当接して回転しないようになっている。第2保持体24は、可動ボード16の凹部46に嵌め込まれると、凹部46の内壁の側面に当接して回転しないようになっている。このため、第1保持体24及び第2保持体26は、1箇所ずつのネジ止めで固定できるようになっている。
第1保持体24及び第2保持体26は、凹部42、凹部46のそれぞれに嵌め込まれた際は、第1保持体24及び第2保持体26の表面が、固定ボード14及び可動ボード16の表面の略同一面上に位置し、固定ボード14及び可動ボード16の表面から出っ張らないようになっている。
また、第1保持体24と第2保持体26との間には、第1保持体24と第2保持体26とを連結する連結部36が形成されている。
第1保持体24及び第2保持体26は、連結部36を介して、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料により一体成形されており、第1保持体24及び第2保持体26は、一体部品として固定ボード14及び可動ボード16にそれぞれ取り付けられる。なお、第1保持体24、第2保持体26及び連結部36の材料は、必ずしも合成樹脂材料に限られず、金属等の他の材料であっても良い。
第1保持体24及び第2保持体26が、固定ボード14及び可動ボード16のそれぞれ、取り付けられた後、可動ボード16を回動させることにより、連結部36が曲げ力や引張り力を受けて塑性変形することにより破断し、第1保持体24と第2保持体26とは分離される。
連結部36の中央部には、V字状の溝部36Aが形成されており、連結部36の中央部で破断するように構成されている。
なお、第1保持体24及び第2保持体26は、互いに対向する側壁面24A、26Aが当接することにより、第2保持体26がコイルスプリング22の付勢力により回り過ぎないように回動規制を行っている。
可動ボード16の回動中心は、コイルスプリング22の巻き部22Aの軸中心とは、位置がずれている。具体的には、可動ボード16の回動中心は、コイルスプリング22の巻き部22Aの軸中心よりも上方であって車両後方側にある。このため、図8に示すように、可動ボード16を起立位置に回動させると、第2保持体26は、巻き部22Aから遠ざかるようになっている。
第2保持体26が巻き部22Aから遠ざかると、連結部36を破断するための引っ張り力が付与され、また、素線端部22Cが第2保持体26に対して摺動する。なお、図8では、可動ボード16が前倒位置に前倒しされた場合の第2保持体26の位置を実線で示し、可動ボード16が起立位置に起立した場合の第2保持体26の位置を2点鎖線で示している。
本実施形態では、固定ボード14に対して可動ボード16を回動可能に支持する支持機能は、車両幅方向に沿って形成された薄肉状の連結部15が有しており、付勢装置10は、第1保持体24と第2保持体26とが分離し、可動ボード16をシートバック56へ付勢する付勢機能を有している。
(本実施形態の作用)
次に、上記の実施形態について作用を説明する。
本実施形態において、荷室60の荷室空間を拡大したい場合は、後部座席52のシートバック56を前倒位置に前倒しする。
シートバック56が前倒しされると、付勢装置10によりシートバック56へ付勢された可動ボード16は、シートバック56に追従して回動し、固定ボード14とシートバック56との隙間を閉じる。
シートバック56が前倒位置に前倒した状態では、固定ボード14及びシートバック56の背面と、シートバック56と固定ボード14との隙間を覆う可動ボード16とが、荷物を積載する床として機能し、荷室60の荷室空間が拡大される。
ここで、第1保持体24及び第2保持体26は、連結部36を介して、一体成形されているので、第1保持体24及び第2保持体26を固定ボード14及び可動ボード16のそれぞれに取り付ける際に、第1保持体24と第2保持体26とを一体部品として取り扱うことができる。
これにより、第1保持体24及び第2保持体26の固定ボード14及び可動ボード16への取り付けが容易となり、取り付け作業の作業効率を向上させられる。
また、本実施形態では、可動ボード16が回動することにより、第1保持体24と第2保持体26とを連結する連結部36が破断して、第1保持体24と第2保持体26とを分離させる。
このため、第1保持体24と第2保持体26が分離するかしないかの分離強度が、連結部36の破断強度を調整することにより決定されるので、分離強度を調整しやすい。
また、本実施形態では、第1保持体24にある凹状の収容部28及び第2保持体26にある凹状の収容部34に、コイルスプリング22を収容して、その収容部28及び収容部34の開口が固定ボード14及び可動ボード16のそれぞれに対向するように、第1保持体24及び第2保持体26が取り付けられている。
このため、コイルスプリング22が隠蔽されるので、コイルスプリング22に傷が付きにくく、また、コイルスプリング22がさびにくく、コイルスプリング22の劣化を低減できる。
また、第1保持体24と第2保持体26とが分離しない構成では、第2保持体26は、第1保持体24と第2保持体26との連結部を回動支点として回動するため、第1保持体24と第2保持体26との連結部の位置と可動ボード16の回動支点とを一致させる必要があり、第1保持体24及び第2保持体26を取り付ける取付位置に制約がある。これに対して、本実施形態では、第1保持体24と第2保持体26とが分離するので、可動ボード16の回動支点と一致させる必要がなく、第1保持体24及び第2保持体26の取り付け位置に自由度があり、高い取り付け精度を要求されない。
また、本実施形態では、第1保持体24及び第2保持体26が分離させるまでは、コイルスプリング22の両端部は、それぞれ、第1保持体24及び第2保持体26に当接して支持されるので、コイルスプリング22の付勢力に対抗して第1保持体24及び第2保持体26を取り付けるという事態が生ぜず、第1保持体24及び第2保持体26の取り付けが容易となる。
また、本実施形態では、第1保持体24及び第2保持体26は、それぞれ一箇所ずつのネジ止めで取り付けるので、部品点数の低減、取り付け作業の作業工程の低減ができる。
なお、本実施形態では、第1保持体24及び第2保持体26は、連結部36を介して一体成形されていたが、これに限られず、第1保持体24及び第2保持体26を別体で成形し、ピン等の仮止め部材で第1保持体24及び第2保持体26を連結状態に保持し、仮止め部材を取り外すことにより、第1保持体24と第2保持体26とを分離する構成であってよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、シートバックが起立している状態における車両の後部の構成を示す斜視図である。 図2は、シートバックが前倒しされた状態における車両の後部の構成を示す斜視図である。 図3は、可動ボードを車両前方から見た斜視図である。 図4は、図3の付勢装置部分を拡大した図であり、デッキボードに取り付けられた後の付勢装置を表面側から見た斜視図である。 図5は、デッキボードに取り付けられる前の付勢装置を裏面側から見た斜視図である。 図6は、デッキボードに取り付けられる前の付勢装置の正面図である。 図7は、デッキボードへの付勢装置の取り付け状態を説明するための斜視図である。 図8は、付勢装置をその側面から見た動作図である。
符号の説明
12 デッキボード
14 固定ボード(固定部材)
16 可動ボード(可動部材)
22 コイルスプリング(付勢部材)
24 第1保持体
26 第2保持体
28 収容部
34 収容部
36 連結部(仮止め部材)

Claims (3)

  1. 前倒し可能なシートバックの後方の床部に固定された固定部材と、
    前記固定部材に回動可能に連結され、前記固定部材と前記シートバックとの隙間を閉じる可動部材と、
    前記可動部材を前記シートバックへ付勢する付勢部材と、
    前記固定部材に取り付けられ、前記付勢部材の一端部を保持する第1保持体と、
    前記第1保持体と連結された連結状態で前記可動部材に取り付けられ、前記付勢部材の他端部を保持し、前記第1保持体と分離可能な第2保持体と、
    前記第1保持体と前記第2保持体とを前記固定部材及び前記可動部材への取付け前に連結状態に保持する仮止め部材と、
    を備え、
    前記仮止め部材は、前記第1保持体と前記第2保持体とを一体的に連結し、前記可動部材が回動することにより破断して前記第1保持体と前記第2保持体とを分離させる連結部であり、
    前記付勢部材の一端部に対する他端部の回動中心と前記可動部材の回動中心との位置がずれていることを特徴とするデッキボード。
  2. 前記付勢部材は、前記一端部が前記第1保持体に対して摺動可能とされ、又は前記他端部が前記第2保持体に対して摺動可能とされ、
    当該摺動は、
    前記可動部材が、前記シートバックと共に前倒れする前倒位置から、前記底部に対して前記シートバックと共に起立する起立位置に回動したとき、前記第2保持体が前記第1保持体から離れる方向へなされることを特徴とする請求項1に記載のデッキボード。
  3. 前記第1保持体及び前記第2保持体は、前記付勢部材を収容する凹状の収容部を備えると共にその収容部の開口が前記固定部材及び前記可動部材のそれぞれに対向するように取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のデッキボード。
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