JP5118087B2 - フレームレート変換方法、フレームレート変換装置およびフレームレート変換プログラム - Google Patents
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フレームレートの変換の対象となる高フレームレート映像信号について、フレーム間隔をδt として、時刻t=jδt (j=0, 1, ..... )のフレームにおける位置xの画素値をf(x, t)(x=0, 1, .... ,X−1)と表す。
Wi =(ωi 〔−Δ〕, .... ,ωi 〔Δ〕)
を用いたフィルタリングを行うことにより、図1に示すように、ダウンサンプリング後のフレームを得ることとする。
フィルタ係数Wi =(ωi 〔−Δ〕, .... ,ωi 〔Δ〕)として取り得るフィルタ係数の集合として、N通りの係数Ψn ={ψn 〔−Δ〕, .... ,ψn 〔Δ〕}(n=0, .... ,N−1)を考える。以下では、〜Ψ=(Ψ0 , .... ,ΨN-1 )とおく。なお、以下の表記において、「〜X」(Xは文字)における記号〜は、「X」の上に付く記号を示している。
Σσi 2 〔Wi , Wi-1 〕
但し、Σはi=1〜(J/M−1)の総和で、Jはフレーム数
を最小化したことにはならない。なぜなら、Wi の選択はσi 2 〔Wi+1 , Wi 〕にも影響を与えるからである。
W* J/M-3 =^WJ/M-3 (WJ/M-2 )
・・・・・
W* 0 =^W0 (W1 )
として繰り返す。
“フィルタ係数の決定(その1)”では、フィルタ係数Wi =(ωi 〔−Δ〕, .... ,ωi 〔Δ〕)を用いた式(3)で示されるフィルタリングを行うことによりダウンサンプリング後のフレームを得るようにしたが、“フィルタ係数の決定(その2)”では、下記の式(9)で示されるフィルタリングを行うことによりダウンサンプリング後のフレームを得るようにする。
Σσi 2 〔Wi , Wi-1 , pi , pi-1 〕
但し、Σはi=1〜(J/M−1)の総和で、Jはフレーム数
を最小化したことにはならない。なぜなら、Wi , pi の選択はσi 2 〔Wi , Wi-1 , pi , pi-1 〕にも影響を与えるからである。
W* J/M-3 =^WJ/M-3 (WJ/M-2 , pJ/M-2 )
p* J/M-3 =^pJ/M-3 (WJ/M-2 , pJ/M-2 )
・・・・・
W* 0 =^W0 (W1 , p1 )
p* 0 =^p0 (W1 , p1 )
として繰り返す。
次に、本発明の構成について説明する。
・動きベクトルは、予め与えられた探索範囲−D≦d〔k〕≦D−1内の値から 選択される
・選択の方法は、探索範囲内の全ての候補ベクトルに対して、その候補ベクトル を用いた場合の予測誤差和を算出し、その予測誤差和を最小化するベクトルを d〔k〕とすることで行う
動き補償予測誤差算出部120は、動き推定部1200の推定したベクトルd〔k〕を使い、式(4)や式(10)に基づいて、予測対象フレームと参照フレームとの間の動き補償予測誤差電力を算出する。
次に、第1の実施形態例について説明する。
図8に、第1の実施形態例を実現すべく構成されるダウンサンプリング実行部122の装置構成の一例を図示する。ここで、以下に説明するダウンサンプリング実行部122の処理では、フィルタリングに用いるフィルタ係数の選択基準として、動き補償予測誤差誤差電力を用いる場合を示す。
下記に、このように構成されるダウンサンプリング実行部122の実行するフレームレートダウンサンプリング処理の流れを示す。
2.ダウンサンプリング比Mを読み込む
3.i=1, .... ,J/M−1について以下の処理を行う
4. Wi =Ψ0 , .... ,ΨN-1 について以下の処理を行う
5. Wi-1 =Ψ0 , .... ,ΨN-1 について以下の処理を行う
6. 参照フレームを^f(x−di 〔k〕, (i−1)Mδt , Wi-1 )とする 場合の^f(x, iMδt , Wi )に対する動き補償予測誤差電力(式(4 ))を最小化する動きベクトルを求める。動きベクトルの求め方は外部から与 えられる。例えば、探索範囲内の候補をしらみつぶしにあたる全探索法を用 いる。求めた動きベクトルを用いた場合の動き補償予測誤差電力をσi 2 〔 Wi , Wi-1 〕に格納する
7. σi 2 〔Wi , Wi-1 〕+Si-1 (Wi-1 )の値を算出する
(ただし、i=1の場合には、σ1 2 〔W1 , W0 〕の値を算出する)
8. σi 2 〔Wi , Wi-1 〕+Si-1 (Wi-1 )(Wi-1 =Ψ0 , .... ,ΨN-1 ) の中での最小値をSi (Wi )に格納する
(ただし、i=1の場合には、σ1 2 〔W1 , W0 〕(W0 =Ψ0 , .... , ΨN-1 )の中での最小値をS1 (W1 )に格納する)
9. Si (Wi )を与えるWi-1 を^Wi-1 (Wi )に格納する
10.SJ/M-1 (WJ/M-1 )を最小化するWJ/M-1 をW* J/M-1 に格納する
11.i=J/M−2, .... ,1について以下の処理を行う
12. W* i-1 =^Wi-1 (Wi )を読み出す
13.ダウンサンプリング後の第iフレームとして、^f(x, iMδt , W* i )
(x=0, .... ,X−1)を格納する。
続いて、最終のフレーム位置において算出した動き補償予測誤差電力の総和について、それらの中の最小値を持つフレームを検出することで、最終のフレーム位置における最適なフィルタ係数を検出して、その検出したフィルタ係数を起点として先に特定したフィルタ係数を先頭のフレーム位置に向けて辿ることで、等間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置のそれぞれについて最適なフィルタ係数を抽出し、
最後に、それらの抽出した最適なフィルタ係数を用いて各フレーム位置においてフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換処理を実行するのである。
次に、第2の実施形態例について説明する。
図9に、第2の実施形態例を実現すべく構成されるダウンサンプリング実行部122の装置構成の一例を図示する。ここで、以下に説明するダウンサンプリング実行部122の処理では、フィルタリングに用いるフィルタ係数の選択基準として、動き補償予測誤差誤差電力を用いる場合を示す。
下記に、このように構成されるダウンサンプリング実行部122の実行するフレームレートダウンサンプリング処理の流れを示す。
2.ダウンサンプリング比Mを読み込む
3.i=1, .... ,J/M−1について以下の処理を行う
4. Wi =Ψ0 , .... ,ΨN-1 について以下の処理を行う
5. pi =0, .... ,P−1について以下の処理を行う
6. Wi-1 =Ψ0 , .... ,ΨN-1 について以下の処理を行う
7. pi-1 =0, .... ,P−1について以下の処理を行う
8. 参照フレームを^f(x−di 〔k〕, (i−1)Mδt , Wi-1 , p i-1 )とする場合の^f(x, iMδt , Wi , pi )に対する動き補 償予測誤差電力(式(10))を最小化する動きベクトルを求める。動き ベクトルの求め方は外部から与えられる。例えば、探索範囲内の候補を しらみつぶしにあたる全探索法を用いる。求めた動きベクトルを用いた 場合の動き補償予測誤差電力をσi 2 〔Wi , Wi-1 , pi , pi-1 〕 に格納する
9. σi 2 〔Wi , Wi-1 , pi , pi-1 〕+Si-1 (Wi-1 , pi-1 )の 値を算出する
(ただし、i=1の場合には、σ1 2 〔W1 , W0 , p1 , p0 〕の 値を算出する)
10. σi 2 〔Wi , Wi-1 , pi , pi-1 〕+Si-1 (Wi-1 , pi-1 )(Wi-1 =Ψ0 , .... ,ΨN-1 , pi-1 =0, .... ,P−1)の中での最小値をSi ( Wi , pi )に格納する
(ただし、i=1の場合には、σ1 2 〔W1 , W0 , p1 , p0 〕(W0 = Ψ0 , .... ,ΨN-1 , p0 =0, .... ,P−1)の中での最小値をS1 ( W1 , p1 )に格納する)
11. Si (Wi , pi )を与えるWi-1 , pi-1 を^Wi-1 (Wi , pi ), ^p i-1 (Wi , pi )に格納する
12.SJ/M-1 (WJ/M-1 , pJ/M-1 )を最小化するWJ/M-1 , pJ/M-1 をW* J/M-1 , p* J/M-1 に格納する
13.i=J/M−2, .... ,1について以下の処理を行う
14. W* i-1 =^Wi-1 (Wi , pi )を読み出す
15. p* i-1 =^pi-1 (Wi , pi )を読み出す
16.ダウンサンプリング後の第iフレームとして、^f(x, iMδt , W* i , p* i )(x=0, .... ,X−1)を格納する。
続いて、最終のフレーム位置において算出した動き補償予測誤差電力の総和について、それらの中の最小値を持つフレームを検出することで、最終のフレーム位置における最適なフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を検出して、その検出したフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を起点として先に特定したフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を先頭のフレーム位置に向けて辿ることで、等間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置のそれぞれについて最適なフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を抽出し、
最後に、それらの抽出した最適なフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を用いて各フレーム位置においてフィルタリングを実行することで、高フレームレート映像信号から低フレームレート映像信号へのフレームレート変換処理を実行するのである。
図10〜図12に、図8のように構成されるダウンサンプリング実行部122の実行するフレームレートダウンサンプリング処理のフローチャートの一例を図示する。
ダウンサンプリング実行部122は、フレームレートダウンサンプリング処理の実行要求があると、図10のフローチャートに示すように、まず最初に、ステップS101で、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号と、そのフレーム数Jと、そのフレーム間隔δt と、ダウンサンプリング比Mとを読み込むとともに、フィルタ係数記憶部121に記憶されるフィルタ係数の集合Ψn (n=0〜N−1)を読み込む。
次に、図11のフローチャートに従って、図10のフローチャートのステップS102で実行する処理の詳細について説明する。
次に、図12のフローチャートに従って、図10のフローチャートのステップS103で実行する処理の詳細について説明する。
このように、図8のように構成されるダウンサンプリング実行部122は、まず最初に、予め用意した各フィルタ係数のそれぞれを使って、等間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置の近傍に位置するフレームをフィルタリングすることでフレームを生成して、図3に示すように、その生成したフレームのそれぞれについて、1つ前のフレーム位置において各フィルタ係数の選択に対応付けて同様に生成したフレームのそれぞれとの間で動き補償予測誤差電力を算出し、その算出した動き補償予測誤差電力とその算出対象となった参照フレームの持つ動き補償予測誤差電力の総和との加算値を求めて、それらの中の最小値を特定することで、1つ前のフレーム位置における最適なフィルタ係数を求めるという処理を、最終のフレーム位置まで繰り返して実行する。
図13〜図15に、図9のように構成されるダウンサンプリング実行部122の実行するフレームレートダウンサンプリング処理のフローチャートの一例を図示する。
ダウンサンプリング実行部122は、フレームレートダウンサンプリング処理の実行要求があると、図13のフローチャートに示すように、まず最初に、ステップS401で、フレームレート変換処理の対象となる高フレームレート映像信号と、そのフレーム数Jと、そのフレーム間隔δt と、ダウンサンプリング比Mとを読み込むとともに、フィルタ係数記憶部121に記憶されるフィルタ係数の集合Ψn (n=0〜N−1)を読み込む。
次に、図14のフローチャートに従って、図13のフローチャートのステップS402で実行する処理の詳細について説明する。
次に、図15のフローチャートに従って、図13のフローチャートのステップS403で実行する処理の詳細について説明する。
このように、図9のように構成されるダウンサンプリング実行部122は、まず最初に、各フィルタ係数および各位置補正用パラメータ値のそれぞれを使って、等間隔のダウンサンプリングにより規定されるフレーム位置の近傍に位置するフレームをフィルタリングすることでフレームを生成して、図5に示すように、その生成したフレームのそれぞれについて、1つ前のフレーム位置において各フィルタ係数および各位置補正用パラメータ値の選択に対応付けて同様に生成したフレームのそれぞれとの間で動き補償予測誤差電力を算出し、その算出した動き補償予測誤差電力とその算出対象となった参照フレームの持つ動き補償予測誤差電力の総和との加算値を求めて、それらの中の最小値を特定することで、1つ前のフレーム位置における最適なフィルタ係数および位置補正用パラメータ値を求めるという処理を、最終のフレーム位置まで繰り返して実行する。
次に、本発明の有効性を検証するために行った実験について説明する。
10 高フレームレート映像ファイル
11 低フレームレート映像ファイル
12 フレームレートダウンサンプリング部
120 動き補償予測誤差算出部
121 フィルタ係数記憶部
122 ダウンサンプリング実行部
123 作業用メモリ
1200 動き推定部
1220 入力部
1221 処理フレーム位置選択部
1222 処理フィルタ係数選択部
1223 参照フィルタ係数決定部
1224 全フレーム位置終了判定部
1225 累積予測誤差最小化最終フィルタ係数検出部
1226 決定参照フィルタ係数追跡部
1227 フィルタリング実行部
Claims (9)
- 等間隔のフレーム位置において、予め用意するフィルタ係数集合の中からフィルタ係数を選択し、高フレームレート映像信号の複数フレームをそのフィルタ係数を用いてフィルタリングすることでダウンサンプリングを実行するフレームレート変換方法であって、
等間隔のフレーム位置において、各フィルタ係数を用いる場合に生成される複数フレームのそれぞれについて、規定数前のフレーム位置において生成される複数フレームのそれぞれとの間で、ダウンサンプリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値を算出し、それに基づいて、先頭のフレーム位置からの符号化効率表示値の総和を最小化するつながりを持つフレームの生成に用いられるフィルタ係数を特定することを、先頭のフレーム位置から最終のフレーム位置に向けて繰り返し実行する過程と、
前記繰り返しの実行を終えたフレーム位置において生成される複数フレームの中から、前記符号化効率表示値の総和の最小値を持つフレームを検出することで、その総和の最小値を持つフレームの生成に用いられるフィルタ係数を検出する過程と、
前記検出したフィルタ係数を起点として前記特定したフィルタ係数を辿ることで、各フレーム位置で用いるフィルタ係数を選択する過程とを備えることを、
特徴とするフレームレート変換方法。 - 請求項1に記載のフレームレート変換方法において、
等間隔のフレーム位置を補正する位置補正用パラメータを設定する過程を備え、
前記実行する過程では、前記位置補正用パラメータにより補正されるフレーム位置において生成される複数フレームについても、等間隔のフレーム位置において生成されるフレームに含める形で処理を実行することを、
特徴とするフレームレート変換方法。 - 請求項1または2に記載のフレームレート変換方法において、
前記実行する過程では、前記算出した符号化効率表示値とその算出対象となった規定数前のフレーム位置にあるフレームの持つ符号化効率表示値の総和との加算値を求めて、それらの中の最小値を特定することで、先頭のフレーム位置からの符号化効率表示値の総和を最小化するつながりを持つフレームの生成に用いられるその規定数前のフレーム位置におけるフィルタ係数を特定するとともに、その加算値をその特定元のフレームの持つ符号化効率表示値の総和として設定することを、
特徴とするフレームレート変換方法。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法において、
前記実行する過程では、前記符号化効率表示値として、動き補償予測誤差電力を算出することを、
特徴とするフレームレート変換方法。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法において、
前記実行する過程では、前記符号化効率表示値として、所定の符号化器を用いて符号化する場合に得られる符号化コストを算出することを、
特徴とするフレームレート変換方法。 - 等間隔のフレーム位置において、予め用意するフィルタ係数集合の中からフィルタ係数を選択し、高フレームレート映像信号の複数フレームをそのフィルタ係数を用いてフィルタリングすることでダウンサンプリングを実行するフレームレート変換装置であって、
等間隔のフレーム位置において、各フィルタ係数を用いる場合に生成される複数フレームのそれぞれについて、規定数前のフレーム位置において生成される複数フレームのそれぞれとの間で、ダウンサンプリングにより生成される低フレームレート映像信号の符号化効率を示す値を算出し、それに基づいて、先頭のフレーム位置からの符号化効率表示値の総和を最小化するつながりを持つフレームの生成に用いられるフィルタ係数を特定することを、先頭のフレーム位置から最終のフレーム位置に向けて繰り返し実行する手段と、
前記繰り返しの実行を終えたフレーム位置において生成される複数フレームの中から、前記符号化効率表示値の総和の最小値を持つフレームを検出することで、その総和の最小値を持つフレームの生成に用いられるフィルタ係数を検出する手段と、
前記検出したフィルタ係数を起点として前記特定したフィルタ係数を辿ることで、各フレーム位置で用いるフィルタ係数を選択する手段とを備えることを、
特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項6に記載のフレームレート変換装置において、
等間隔のフレーム位置を補正する位置補正用パラメータを設定する手段を備え、
前記実行する手段は、前記位置補正用パラメータにより補正されるフレーム位置において生成される複数フレームについても、等間隔のフレーム位置において生成されるフレームに含める形で処理を実行することを、
特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項6または7に記載のフレームレート変換装置において、
前記実行する手段は、前記算出した符号化効率表示値とその算出対象となった規定数前のフレーム位置にあるフレームの持つ符号化効率表示値の総和との加算値を求めて、それらの中の最小値を特定することで、先頭のフレーム位置からの符号化効率表示値の総和を最小化するつながりを持つフレームの生成に用いられるその規定数前のフレーム位置におけるフィルタ係数を特定するとともに、その加算値をその特定元のフレームの持つ符号化効率表示値の総和として設定することを、
特徴とするフレームレート変換装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のフレームレート変換方法をコンピュータに実行させるためのフレームレート変換プログラム。
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