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JP5119085B2 - 共同購入支援装置 - Google Patents
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JP5119085B2 - 共同購入支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、データ処理技術に関し、特に、複数のユーザによる共同購入を支援する共同購入支援装置に関する。
電子商取引が盛んに行われている現在、複数のユーザによる商品の共同購入サービスを提供するウェブサイト(以下、適宜「共同購入サイト」ともいう)が開設されている。この共同購入サイトでは、各ユーザの商品購入量が合算され、販売者に対して一括して商品を発注する。販売者は商品をある程度まとめて販売できるため販売価格を低減する。この結果、商品の単価が低減し、各ユーザは比較的安価に商品を取得できる。
以下の特許文献1では、商品を共同購入するユーザ間でリアルタイムに情報を交換する共同購入システムが開示されている。
特開2007−249557号公報
共同購入により商品の単価を低減するためには、複数のユーザそれぞれの購入量について、その合計が所定量以上であることが条件とされることがある。したがって、共同購入を実現するためには、共同購入についての合意が複数のユーザ間で形成される必要がある。
特許文献1では、共同購入を実行する複数のユーザは、あらかじめ対応付けられている必要があった。また、共同購入に新たなユーザを追加する技術は示されているが、その新たなユーザを発見するための技術については開示されていない。
しかし、購入量の合計が所定量未満である場合など、共同購入を希望するユーザは、その共同購入を一緒に実行する別のユーザを探し出す必要があった。本発明者は、ユーザが共同購入を希望したときに、その共同購入にリアルタイムに参加可能な別のユーザに対して参加を促すことで、共同購入の実現を支援できると考えた。
本発明は、本発明者の上記着目に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、複数のユーザによる共同購入の実現を支援する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の共同購入支援装置は、複数のユーザによる共同購入を支援する装置であって、自装置にログインしたユーザに対して、ログアウトするまでは有効なセッションIDを発行するID発行部と、ユーザに発行されたセッションIDをセッション情報として格納し、そのセッションIDが有効な間はセッション情報を有効なものとして保持するセッション情報テーブルと、所定の商品の共同購入を希望する旨のデータが第1のユーザから受け付けられたとき、セッション情報テーブルの有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中である第2のユーザを特定する検索部と、商品の共同購入を促すメッセージを第2のユーザに通知する通知部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数のユーザによる共同購入の実現を支援できる。
本発明の実施の形態について、その構成を説明する前に概要を説明する。本実施の形態では、複数のユーザによる共同購入の実現を支援する共同購入支援システムを提案する。この共同購入支援システムでは、共同購入を希望するユーザ(以下、適宜「共同購入希望ユーザ」ともいう)と、その共同購入を一緒に実行する別のユーザとの連携を支援する。特に、共同購入希望ユーザが共同購入を希望したとき、その共同購入に対してリアルタイムに参加可能な別のユーザ(以下、適宜「共同購入候補ユーザ」ともいう)を特定し、共同購入候補ユーザに対してその共同購入への参加を促す。
図1は、本発明の実施の形態である共同購入支援システム100の構成を示す。共同購入支援システム100は、ユーザ端末10で総称されるAユーザ端末10a、Bユーザ端末10b、Cユーザ端末10cと、電子商取引装置20と、共同購入支援装置30とを備える。ユーザ端末10および電子商取引装置20は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等、公知の通信手段を介して、共同購入支援装置30と接続される。
ユーザ端末10は、ユーザにより操作される一般的なPC端末であり、ウェブブラウザを搭載し、共同購入サイトのウェブページを共同購入支援装置30から取得して表示装置に表示させる。また、ユーザ端末10は、共同購入に関するユーザの入力データを検出して、その入力データを共同購入支援装置30に送信する。
電子商取引装置20は、商品の販売元の企業に設置されており、商品の購入を要求するデータ(以下、適宜「購入要求データ」ともいう)を共同購入支援装置30から受信して、その商品の販売処理を実行する。この電子商取引装置20では、特定の商品について、所定数以上の販売量がある場合には、その商品の単価を値下げするよう設定されている。例えば、商品「α鉛筆」について、販売量が「50本」以上であるときには、α鉛筆の単価を「50円」から「40円」に値下げするように設定されている。したがって、α鉛筆が「45本」販売される場合にはその販売価格は「2250円」であるが、α鉛筆が「50本」販売される場合にはその販売価格は「2000円」となる。
共同購入支援装置30は、一般的なウェブサーバ機能を有し、インターネット上に共同購入サイトを開設して、ユーザ端末10に共同購入サービスを提供する。共同購入支援装置30は、ユーザ端末10から取得要求されたウェブページを要求元のユーザ端末10に提供する。また、共同購入支援装置30は、ユーザ端末10から購入対象として指定された商品について、その商品の購入要求データを電子商取引装置20に送信する。また、共同購入支援装置30は、特定の商品について、複数のユーザ端末10から共同購入の要求がある場合、複数のユーザ端末10それぞれの購入量を集計し、その商品について統合された購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
図2は、図1の共同購入支援装置30の機能構成を示すブロック図である。共同購入支援装置30は、データ保持部40と、データ処理部50とを有する。データ保持部40は所定の記憶装置に確保されたデータ記憶領域であり、データ処理部50は共同購入サービスに関する様々なデータ処理を実行する。なお、ウェブサーバの機能については公知技術であるため、その詳細な説明は省略する。
本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところであり、これらのいずれかに限定されるものではない。
データ保持部40は、商品情報テーブル42と、セッション情報テーブル44とを含む。商品情報テーブル42およびセッション情報テーブル44は、共同購入支援装置30にインストールされたRDBMS(Relational DataBase Management System)におけるテーブルでもよい。
商品情報テーブル42は、共同購入の対象となる商品(以下、適宜「共同購入対象商品」ともいう)に関する情報を保持する。図3は、図2の商品情報テーブル42の構造を示す。商品名欄70は、共同購入の対象となる商品の識別情報が格納される領域である。共同購入下限量欄72は、商品を共同購入する際に最低限必要となる購入数量が格納される領域である。この購入数量には、典型的には、電子商取引装置20において商品の販売単価が値下げされる条件となる販売数量が設定される。
図3の関連操作欄74は、共同購入支援装置30が提供するウェブページに対するユーザ端末10による操作内容が格納される領域である。特に、共同購入対象商品に関連づけられた操作内容(以下、適宜「関連操作」ともいう)が格納される。この関連操作には、商品名欄70の商品を共同購入してもよいと考えるユーザが実行する可能性が高いと想定される操作が設定される。例えば、関連操作「α鉛筆紹介ページを参照」は、商品「α鉛筆」を紹介するウェブページがユーザ端末10に提供されたことを示している。また例えば、関連操作「α鉛筆を購入」は、商品購入のためのウェブページにおいて「α鉛筆」の購入操作が実行されたことを示している。なお、同図の「β鉛筆」は、「α鉛筆」と同じ商品カテゴリ「鉛筆」に属する商品であり、「α鉛筆」に関連する商品として位置づけられる。図2に戻る。
セッション情報テーブル44は、共同購入サイトにログインしたユーザ端末10に発行されたセッションIDと、そのユーザ端末10によるウェブページ操作の実績とが対応づけられたセッション情報を保持する。図4は、図2のセッション情報テーブル44の構造を示す。セッションID欄80は、ユーザ端末10に発行されるセッションIDが格納される領域である。操作内容欄82は、ユーザ端末10において実行されたウェブページ操作の内容が格納される領域である。パラメータ欄84は、ウェブページ操作に関する属性を示すパラメータ情報、例えば、α鉛筆を共同購入する場合のその購入本数、α鉛筆の購入をキャンセルする場合のそのキャンセル本数などが格納される。なお、図4の(a)(b)(c)(d)については後述する。図2に戻る。
データ処理部50は、ログイン処理部52と、ID発行部54と、ページ提供部56と、更新部58と、購入実行部60と、検索部62と、ユーザ情報提供部64と、属性値設定部66と、通知部68とを含む。
ログイン処理部52は、ユーザ端末10から共同購入サイトへのログイン要求を受信して、ログイン認証用のウェブページをそのユーザ端末10に送信する。ログイン処理部52は、ユーザ端末10のログイン認証に成功すると、後述するID発行部54にその成功を通知する。また、ログイン処理部52は、ユーザ端末10がログアウトしたことを検出して、そのログアウトをID発行部54に通知する。
ID発行部54は、ユーザ端末10に対するログイン認証の成功をログイン処理部52から通知されたとき、そのユーザ端末10に対して新規のセッションIDを発行し、図示しないセッションID保持テーブルにそのセッションIDのレコードを格納する。また、ID発行部54は、ユーザ端末10のログアウトをログイン処理部52から通知されたとき、そのユーザ端末10に対して発行していたセッションIDを無効にする。すなわち、ID発行部54において発行されるセッションIDは、一時的に有効なものであり、時限性を有する。セッションIDを無効にするために、例えば、図示しないセッションID保持テーブルにおけるそのセッションIDのレコードを削除してもよく、そのレコードに無効を示すフラグを設定してもよい。このとき、ID発行部54は、無効にしたセッションIDを後述する更新部58に通知する。
ページ提供部56は、ユーザ端末10からウェブページのアドレス、典型的にはURL(Uniform Resource Locator)が指定されたページ取得要求を受信して、そのウェブページをユーザ端末10に送信する。また、ページ提供部56は、ユーザ端末10における入力データがページ取得要求に含まれるとき、ウェブページに規定された方法にしたがって、その入力データを処理する。
具体的には、ページ提供部56は、商品を紹介するウェブページをユーザ端末10に提供する。また、商品の購入操作のためのウェブページをユーザ端末10に提供し、ユーザ端末10から送信された共同購入を希望する旨のデータ(以下、適宜「共同購入希望データ」ともいう)を受信する。この共同購入希望データにはユーザ端末10が共同購入対象商品を購入する数量を示す数値データが含まれる。ページ提供部56は、ウェブページに対するユーザ端末10の操作内容、典型的にはウェブページの参照操作や商品の購入操作を後述する更新部58に通知する。
また、ページ提供部56は、共同購入希望データを受信すると、セッション情報テーブル44を参照して、共同購入対象商品について、複数のユーザ端末10における購入量の合計(以下、適宜「共同購入量」ともいう)が共同購入下限量以上か否かを判定する。共同購入量が共同購入下限量以上であるとき、共同購入対象商品およびその共同購入量を購入実行部60に通知する。共同購入量が共同購入下限量未満であるとき、共同購入対象商品を検索部62に通知する。
更新部58は、ウェブページに対するユーザ端末10の操作内容がページ提供部56から通知されたとき、そのユーザ端末10に発行されたセッションIDと操作内容とをセッション情報としてセッション情報テーブル44に格納する。また、更新部58は、無効にされたセッションIDがID発行部54から通知されたとき、セッション情報テーブル44に保持されたセッション情報のうち、そのセッションIDを含むセッション情報を無効にする。例えば、セッション情報テーブル44からそのセッション情報を削除してもよく、そのセッション情報に対して無効を示すフラグを設定してもよい。上述したように、セッションIDは時限性があり一時的に有効なものであるため、セッション情報もまた時限性を有することとなる。
購入実行部60は、共同購入対象商品およびその共同購入量をページ提供部56から通知されたとき、その共同購入対象商品を共同購入量だけ購入する旨を示す購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
検索部62は、共同購入対象商品がページ提供部56から通知されたとき、商品情報テーブル42を参照して、共同購入対象商品の関連操作として対応づけられている操作を特定する。検索部62は、セッション情報テーブル44の有効なセッション情報を参照して、共同購入希望ユーザ以外で共同購入支援装置30にログイン中であり、かつ、共同購入対象商品の関連操作を実行したユーザを共同購入候補ユーザとして特定する。ユーザ情報提供部64は、検索部62において特定された共同購入候補ユーザに関する情報、例えばユーザ名や関連操作等のユーザ属性情報を共同購入希望ユーザのユーザ端末10に送信する。
属性値設定部66は、特定の共同購入候補ユーザが指定された、共同購入対象商品の共同購入を促すメッセージを共同購入希望ユーザのユーザ端末10から受信する。属性値設定部66は、セッション情報テーブル44を参照して共同購入希望ユーザの購入量を特定し、共同購入下限量からその購入量を差し引いた値を、指定された共同購入候補ユーザに購入を打診する量である購入打診量として決定する。属性値設定部66は、決定した購入打診量をメッセージのデータに設定する。通知部68は、属性値設定部66において購入打診量が設定されたメッセージを、共同購入希望ユーザにより指定された購入候補ユーザのユーザ端末10に送信する。
以上の構成による動作を以下説明する。
図5は、共同購入支援装置30の動作を示すフローチャートである。共同購入支援装置30のページ提供部56は、共同購入希望ユーザのユーザ端末10から共同購入希望データを受信する(S10)。ページ提供部56は、セッション情報テーブル44を参照して、1以上の共同購入希望ユーザによる共同購入量を特定する。共同購入量が共同購入下限量以上であるとき(S12のY)、購入実行部60は、購入要求データを電子商取引装置20に対して送信する(S14)。共同購入量が共同購入下限量未満であるとき(S12のN)、検索部62は、セッション情報テーブル44を参照して共同購入候補ユーザを特定する(S16)。ユーザ情報提供部64は、共同購入候補ユーザに関する情報を共同購入希望ユーザのユーザ端末10に送信する(S18)。属性値設定部66は、共同購入希望ユーザのユーザ端末10から共同購入を促すメッセージを取得し(S20)、そのメッセージに購入打診量を設定する(S22)。通知部68は、共同購入希望ユーザにより指定された共同購入候補ユーザのユーザ端末10にそのメッセージを送信する(S24)。
次に、図4の(a)(b)(c)(d)を参照して、共同購入支援装置30の動作をさらに説明する。なお、セッションID「A001」、「B002」、「C003」のそれぞれは、Aユーザ端末10a、Bユーザ端末10b、Cユーザ端末10cに対して発行されたこととする。また、図3で示されるように、共同購入対象商品は「α鉛筆」であり、その共同購入下限量は「50本」であることとする。
図4の(a)は、共同購入対象商品を参照したユーザにメッセージを送信する場合のセッション情報を示している。Bユーザ端末10bは、α鉛筆を紹介するウェブページを参照した(レコード110)。Aユーザ端末10aは、自身の購入数量を30本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード112)。共同購入支援装置30はレコード110を参照し、共同購入候補ユーザとしてBユーザ端末10bを特定してAユーザ端末10aに通知した。α鉛筆の共同購入を促すメッセージをAユーザ端末10aから取得した共同購入支援装置30は、そのメッセージに購入打診量20本を設定してBユーザ端末10bに通知した。Bユーザ端末10bは、自身の購入数量を20本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード114)。共同購入支援装置30は共同購入量が共同購入下限量以上になったことを検出して、α鉛筆の購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
図4の(b)は、共同購入対象商品の関連商品を参照したユーザにメッセージを送信する場合のセッション情報を示している。Bユーザ端末10bは、α鉛筆に関連するβ鉛筆を紹介するウェブページを参照した(レコード120)。Aユーザ端末10aは、自身の購入数量を20本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード122)。共同購入支援装置30はレコード120を参照し、共同購入候補ユーザとしてBユーザ端末10bを特定してAユーザ端末10aに通知した。α鉛筆の共同購入を促すメッセージをAユーザ端末10aから取得した共同購入支援装置30は、そのメッセージに購入打診量30本を設定してBユーザ端末10bに通知した。Bユーザ端末10bは、自身の購入数量を30本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード124)。共同購入支援装置30は共同購入量が共同購入下限量以上になったことを検出して、α鉛筆の購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
図4の(c)は、共同購入対象商品を単独で購入したユーザにメッセージを送信する場合のセッション情報を示している。Cユーザ端末10cは、α鉛筆を購入するウェブページにアクセスし、購入数量を10本として、単独での購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード130)。Aユーザ端末10aは、自身の購入数量を30本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード132)。共同購入支援装置30はレコード130を参照し、共同購入候補ユーザとしてCユーザ端末10cを特定してAユーザ端末10aに通知した。α鉛筆の共同購入を促すメッセージをAユーザ端末10aから取得した共同購入支援装置30は、そのメッセージに購入打診量20本を設定してCユーザ端末10cに通知した。Cユーザ端末10cは、まず、α鉛筆の購入をキャンセルするウェブページにアクセスし、α鉛筆の単独購入をキャンセルした(レコード134)。続いて、Cユーザ端末10cは、自身の購入数量を20本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード136)。共同購入支援装置30は共同購入量が共同購入下限量以上になったことを検出して、α鉛筆の購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
図4の(d)は、共同購入対象商品の関連商品を単独で購入したユーザにメッセージを送信する場合のセッション情報を示している。Cユーザ端末10cは、β鉛筆を購入するウェブページにアクセスし、購入数量を10本として、単独での購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード140)。Aユーザ端末10aは、自身の購入数量を30本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード142)。共同購入支援装置30はレコード140を参照し、共同購入候補ユーザとしてCユーザ端末10cを特定してAユーザ端末10aに通知した。α鉛筆の共同購入を促すメッセージをAユーザ端末10aから取得した共同購入支援装置30は、そのメッセージに購入打診量20本を設定してCユーザ端末10cに通知した。Cユーザ端末10cは、まず、β鉛筆の購入をキャンセルするウェブページにアクセスし、β鉛筆の単独購入をキャンセルした(レコード144)。続いて、Cユーザ端末10cは、自身の購入数量を20本としてα鉛筆の共同購入希望データを共同購入支援装置30に送信した(レコード146)。共同購入支援装置30は共同購入量が共同購入下限量以上になったことを検出して、α鉛筆の購入要求データを電子商取引装置20に送信する。
この共同購入支援システム100によれば、共同購入希望ユーザが共同購入を希望したときに、共同購入サイトにログイン中の他のユーザが共同購入候補ユーザとして特定され、共同購入候補ユーザに共同購入への参加を促すメッセージが通知される。共同購入にリアルタイムで参加可能な他のユーザが共同購入候補ユーザとして特定されるため、その共同購入候補ユーザは共同購入に参加が容易で、共同購入の実現を促進できる。また、共同購入希望ユーザが共同購入を希望してから短時間のうちにその共同購入を実現しやすくなる。
また、共同購入支援システム100によれば、共同購入対象商品に関連づけられたウェブページに対して所定の操作を実行したユーザが共同購入候補ユーザとして特定される。
これにより、共同購入対象商品に興味を持っているユーザ、言い換えれば共同購入対象商品の購入確度が比較的高いユーザが共同購入候補ユーザとして特定されるため、共同購入の実現を促進できる。
共同購入対象商品に関連づけられたウェブページには、共同購入対象商品そのものについて記載されたウェブページだけでなく、共同購入対象商品の関連商品について記載されたウェブページが含まれる。また、所定の操作には、例えば参照や商品の購入操作が含まれる。すなわち、共同購入対象商品に興味を持っているユーザが実行する可能性が高いと想定されるウェブページの操作を、企業の知見や実験等に基づいて決定して共同購入候補ユーザを特定するための条件に加重できる。言い換えれば、共同購入対象商品の購入確度が比較的高いユーザを共同購入候補ユーザとして特定できる。
さらに、共同購入支援システム100によれば、共同購入希望ユーザには共同購入候補ユーザに関する情報が提供され、共同購入候補ユーザに対して通知する共同購入への参加を促すメッセージを共同購入希望ユーザが設定できる。これにより、共同購入希望ユーザは、共同購入候補ユーザの情報に基づいて、メッセージ内容を柔軟に設定できる。
さらにまた、共同購入支援システム100によれば、共同購入候補ユーザに通知する共同購入への参加を促すメッセージにおいて購入打診量が自動的に設定される。これにより、共同購入希望ユーザが購入打診量を設定することによる負担を軽減するとともに、そのミスを排除できる。また、購入打診量が共同購入候補ユーザに提示されることで、共同購入候補ユーザの意思決定を支援できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下変形例を示す。
変形例を説明する。実施の形態の共同購入支援装置30は、共同購入候補ユーザに関する情報を共同購入希望ユーザに一旦提供して、共同購入希望ユーザが共同購入候補ユーザに対するメッセージを設定した。変形例として、共同購入支援装置30の検索部62が共同購入候補ユーザを特定した時点で、共同購入支援装置30においてあらかじめ設定されたメッセージを通知部68が1以上の共同購入候補ユーザに対して同報送信してもよい。なお、属性値設定部66において共同購入候補ユーザに対する購買打診量がそのメッセージに設定されることが好ましい。この変形例によれば、共同購入希望ユーザにおけるメッセージ設定の負担を軽減できるとともに、共同購入希望ユーザが共同購入を希望してから共同購入候補ユーザへメッセージが通知されるまでの時間を短縮できる。
別の変形例を説明する。実施の形態の共同購入支援装置30は、共同購入希望ユーザから送信された共同購入希望データを受信したとき、自動的に共同購入候補ユーザを特定した。変形例として、共同購入候補ユーザを検索することを要求する明示的な検索要求が共同購入希望ユーザから受け付けられたときに共同購入候補ユーザを特定して、その共同購入候補ユーザに関する情報を共同購入希望ユーザに提供してもよい。この場合、ユーザ端末10に提供されるウェブページには、その検索要求を実行するための検索ボタンが表示されてもよい。この変形例によれば、共同購入希望ユーザの検索意思を反映して、共同購入候補ユーザの検索を実行できる。例えば、共同購入希望ユーザにおいてあらかじめ別のユーザが共同購入に参加するとわかっている場合には共同購入候補ユーザを検索しないでおくことができ、共同購入支援装置30における処理の負荷を低減しやすくなる。
さらに別の変形例を説明する。実施の形態の共同購入支援装置30における属性値設定部66は、共同購入候補ユーザへのメッセージに購入打診量を設定した。実施の形態での購入打診量は、共同購入下限量から共同購入希望ユーザによる購入量を差し引いた差分量であった。変形例として、共同購入候補ユーザが複数存在する場合、この差分量を共同購入候補ユーザの数により按分した数値が購買打診量として設定されてもよい。この変形例によれば、共同購入候補ユーザ1人あたりの購買打診量が小さくなり、共同購入の実現を促進できる。
また属性値設定部66は、購入打診量以外にも、共同購入に関する属性を示す他の数値をメッセージに設定してもよい。例えば、共同購入における購入金額の合計が共同購入成立の条件である場合には、共同購入候補ユーザに打診する共同購入における購入金額をメッセージに設定してもよい。打診する購入金額は、共同購入に最低限必要な購入金額から共同購入希望ユーザの購入金額を差し引いた差分額でもよく、その差分額を共同購入候補ユーザの数で按分した額でもよい。さらにまた、属性値設定部66は、共同購入を実行するか否かを決定する期限や、その期限までの時間をメッセージに設定してもよい。
さらに別の変形例を説明する。実施の形態の商品情報テーブル42は、共同購入下限量として1つの値を保持した。変形例として、電子商取引装置20における値引きの設定に応じて、共同購入下限量を複数保持してもよい。例えば、α鉛筆に関して第1の共同購入下限量は「50本」、第2の共同購入下限量は「100本」と設定されてもよい。また、共同購入支援装置30は、共同購入希望ユーザに第1または第2の共同購入下限量のいずれかを選択させてもよい。また、ページ提供部56における共同購入可否の判定および属性値設定部66における購買打診量の設定において、共同購入量が第1の共同購入下限量未満であるときには第1の共同購入下限量を基準とし、共同購入量が第1の共同購入下限量以上で第2の共同購入下限量未満であるときには第2の共同購入下限量を基準としてもよい。
さらに別の変形例を説明する。実施の形態では、共同購入対象商品の関連商品として、商品カテゴリが同一の商品を例示した。この関連商品は、様々な観点から共同購入対象商品に関連すると想定される商品が含まれてよい。例えば、商品名が類似する商品でもよく、販売業者が同一の商品でもよく、販売単価の差異が所定範囲内の商品でもよく、企業の知見や社会通念において類似すると想定される商品でもよい。また、共同購入支援装置30において、ユーザの購入履歴を記録し、公知の統計処理により、第1の商品を購入したユーザが第1の商品とは異なる第2の商品を購入しやすいとの傾向情報をあらかじめ導出してもよい。この場合、第1の商品が共同購入対象商品であるとき、第2の商品をその関連商品としてもよい。また、購入実績の代わりに、ウェブページの参照履歴に基づいて、傾向情報を導出してもよい。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
請求項における「セッションID」とは、共同購入支援装置がユーザの端末とのセッションを識別するために、ユーザの端末に対して発行したデータを意味する。したがって、識別番号を示す文字列や数値列には限定されず、様々な形式のデータを含む。セッションIDは、ユーザの端末側で保持され、典型的には、ブラウザのクッキーに記憶される。入札者の端末が情報提供装置に再接続するときに、セッションIDは情報提供装置に通知される。
また、請求項における「ページ」とは、共同購入支援装置とユーザの端末との間の1単位の通信において、共同購入支援装置からユーザの端末に提供される電子データを意味する。典型的には、ユーザの端末からのリクエストに対するレスポンスとして、共同購入支援装置が提供するひとまとまりの電子データであり、この電子データにはユーザの端末に表示させるためのデータが含まれる。この「ページ」には、例えば、ウェブサーバからウェブクライアントに提供されるウェブページが含まれる。また、「ページ」のデータ形式に制限はなく、プレーンテキストでもよく、XHTML(Extensible HyperText Markup Language)ファイル等、所定の形式のファイルデータでもよい。
また、請求項における「ページに対するユーザの操作」とは、ページの取得、参照、特定のページに対するデータの送信等を制限無く含む。例えば、HTTPにおけるGETメソッドやPOSTメソッド等各種メソッドによる操作を含む。
本発明の実施の形態である共同購入支援システムの構成を示す図である。 図1の共同購入支援装置の機能構成を示すブロック図である。 図2の商品情報テーブルの構造を示す図である。 図2のセッション情報テーブルの構造を示す図である。 共同購入支援装置30の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ユーザ端末、 20 電子商取引装置、 30 共同購入支援装置、 40 データ保持部、 42 商品情報テーブル、 44 セッション情報テーブル、 50 データ処理部、 52 ログイン処理部、 54 ID発行部、 56 ページ提供部、 58 更新部、 60 購入実行部、 62 検索部、 64 ユーザ情報提供部、 66 属性値設定部、 68 通知部、 70 商品名欄、 72 共同購入下限量欄、 74 関連操作欄、 80 セッションID欄、 82 操作内容欄、 84 パラメータ欄、 100 共同購入支援システム。

Claims (7)

  1. 複数のユーザによる共同購入を支援する装置であって、
    自装置にログインしたユーザに対して、ログアウトするまでは有効なセッションIDを発行するID発行部と、
    ユーザに発行されたセッションIDをセッション情報として格納し、そのセッションIDが有効な間はセッション情報を有効なものとして保持するセッション情報テーブルと、
    所定の商品の共同購入を希望する旨のデータが第1のユーザから受け付けられたとき、前記セッション情報テーブルの有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中である第2のユーザを特定する検索部と、
    前記商品の共同購入を促すメッセージを前記第2のユーザに通知する通知部と、
    共同購入の対象となる商品に関連づけられた情報が電子的に記載されたページを、ログインしたユーザに提供するページ提供部と、
    を備え
    前記セッション情報テーブルには、ユーザのセッションIDと、前記ページに対するユーザの操作内容とが対応づけられた情報が前記セッション情報として格納され、
    前記検索部は、前記共同購入の対象となる商品について共同購入を希望する旨のデータが第1のユーザから受け付けられたとき、前記セッション情報テーブルの有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中であり、かつ、前記ページに対して所定の操作を実行した第2のユーザを特定することを特徴とする共同購入支援装置。
  2. 前記ページ提供部は、前記共同購入の対象となる商品の内容が記載されたページをユーザに提供し、
    前記検索部は、前記有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中であり、かつ、前記商品の内容が記載されたページを取得したユーザを前記第2のユーザとして特定することを特徴とする請求項に記載の共同購入支援装置。
  3. 前記ページ提供部は、前記共同購入の対象となる商品に関連すると想定される別の商品について、その内容が記載されたページをユーザに提供し、
    前記検索部は、前記有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中であり、かつ、前記別の商品の内容が記載されたページを取得したユーザを前記第2のユーザとして特定することを特徴とする請求項1または2に記載の共同購入支援装置。
  4. 前記検索部において特定された第2のユーザに関する情報を前記第1のユーザに提供するユーザ情報提供部をさらに備え、
    前記通知部は、前記第1のユーザから受け付けられた、前記商品の共同購入を促すメッセージを前記第2のユーザに通知することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の共同購入支援装置。
  5. 前記メッセージには、前記商品の共同購入に関する属性を示す数値データが含まれ、
    前記通知部は、前記商品の共同購入に関して前記第1のユーザが指定した数値データにしたがって決定された数値データが前記属性を示す数値データとして設定されたメッセージを前記第2のユーザに通知することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の共同購入支援装置。
  6. 前記メッセージには、前記属性を示す数値データとして、前記商品について前記第2のユーザに購入を打診する量である購入打診量が含まれ、
    前記通知部は、前記商品の共同購入に必要な購入量から前記第1のユーザの購入量を差し引いた値にしたがって決定された数値データが前記購入打診量として設定されたメッセージを前記第2のユーザに通知することを特徴とする請求項に記載の共同購入支援装置。
  7. 複数のユーザによる共同購入を支援する装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記装置にログインしたユーザに対して、ログアウトするまでは有効なセッションIDを発行する機能と、
    ユーザに発行されたセッションIDをセッション情報として所定の記憶装置に記憶させ、そのセッションIDが有効な間はそのセッション情報を有効なものとして前記記憶装置に保持させる機能と、
    所定の商品の共同購入を希望する旨のデータが第1のユーザから受け付けられたとき、前記記憶装置に保持された有効なセッション情報を参照して、前記装置にログイン中である第2のユーザを特定する機能と、
    前記商品の共同購入を促すメッセージを前記第2のユーザに通知する機能と、
    共同購入の対象となる商品に関連づけられた情報が電子的に記載されたページを、ログインしたユーザに提供する機能と、
    を前記装置に実現させ
    前記セッション情報には、ユーザのセッションIDと、前記ページに対するユーザの操作内容とが対応づけて記録され、
    前記特定する機能は、前記共同購入の対象となる商品について共同購入を希望する旨のデータが第1のユーザから受け付けられたとき、前記記憶装置に保持された有効なセッション情報を参照して、自装置にログイン中であり、かつ、前記ページに対して所定の操作を実行した第2のユーザを特定することを特徴とするコンピュータプログラム。
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