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JP5120197B2 - 電子文書変換サーバ - Google Patents
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Description

本発明は、電子文書変換サーバ、その制御方法及びプログラムに関し、特に、電子文書閲覧作業の効率化に関する。
本発明に関連する技術が記載された文献として、特許文献1を挙げる。特許文献1には、例えば、第3頁左上第11行目ないし左下第10行目を参照すると、文書等のドキュメントの画像ファイルにアクセスがかかると、当該ドキュメントの第1頁がまず読み出されディスプレイに表示され、また、任意の指定されたページをアクセスし表示することについて記載がある。
しかしながら、特許文献1は、メモリ上にあるあらかじめ用意された画像情報一覧(静的な状態で保存された情報一覧)から、新に表示するページを「人的な操作により該当ページを指定」してCRTディスプレイに効率的に表示することを目的としたシステム構成となっている。
特開平02−072424号公報
従来、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant/Personal Data Assistance)等、対応する文書形式の閲覧ソフトウェアが存在しない環境で文書の閲覧を行う際、文書をページ単位で静止画に変換して出力する方法があった。方法としては、単に一括変換してしまうやり方と、ページ単位で一枚一枚変換していくやり方とが考えられる。
しかしながら、電子文書の画像への単なる一括変換では、文書のページ数に応じた時間がかかるため、文書が長い場合に使い勝手が悪い。一方、1枚ずつの変換は毎回変換の指示をユーザが出さなければならず、手間が掛かる。
そこで、ファイルの種別やユーザの閲覧特性に基づいて文書の変換枚数をページ単位で調節することによって、効率良く電子文書閲覧作業が行えるようにする。
しかしながら、このような変換枚数の調節によっても、いくつかの問題点ないし改善点が残る。
一つは、文書の概要を短時間で把握したい場合のことを考慮していない点である。単に変換枚数を調節するだけでは、変換した文書を開かなければ、概要を十分に確認できなかったり、最初(若しくは最後)の数ページを変換しても、読み進めるべき文書かどうか判断しかねたりする。そのため、その文書の概要を把握したい場合は、結局変換回数や変換時間が多くなり、体感時間をまだ十分削減できない。
また、別の問題点としては、どのようなタイプの電子文書に対しても、最初から(若しくは最後から)の一部を変換することに留まっている点である。例えば、文書の最初に「タイトル・目次・問題提示」、最後に「解決方法・まとめ」が記載されている傾向の強いプレゼンテーション文書は、上記の部分さえ変換すれば概要の把握が可能である。ところが、変換範囲を文書の最初から、ある割合のところまでとすれば、最後の「解決方法・まとめ」が変換されない。これを閲覧するために、結局全ページ変換しなくてはならない。なお、プレゼンテーション文書とは、部下から上司への報告書や、売上げの報告書などの文書のことを示す。
本発明では、上で述べたような問題点に対し、プレゼンテーション文書のページの最初に「タイトル・目次・問題提示」が、最後に「解決方法・まとめ」が入っている傾向が強いことに着目する。すなわち、電子文書の一部を画像等、別のファイル形式に変換するにあたって、電子文書の概要把握が可能である蓋然性が高い部分を、優先的な変換対象とする。
本発明は、上述した問題点等に鑑みてなされたものであって、電子文書の一部を別のファイル形式へ変換するにあたって、効率的な変換を行い、変換されたものを閲覧するユーザが感じる体感時間を削減することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、クライアント装置から受けた変換命令の対象となる電子文書がプレゼンテーション文書であるか否かを判別する文書種識別手段と、前記文書種識別手段が前記電子文書をプレゼンテーション文書であると判別した場合に、前記電子文書の所定の部分を、クライアント装置が閲覧可能な形式に変換する変換手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、クライアント装置から受けた変換命令の対象となる電子文書がプレゼンテーション文書であるか否かを判別する文書種識別工程と、前記文書種識別工程にて前記電子文書がプレゼンテーション文書であると判別された場合に、前記電子文書の所定の部分を、クライアント装置が閲覧可能な形式に変換する変換工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、クライアント装置から受けた変換命令の対象となる電子文書がプレゼンテーション文書であるか否かを判別する文書種識別手段と、前記文書種識別手段が前記電子文書をプレゼンテーション文書であると判別した場合に、前記電子文書の所定の部分を、クライアント装置が閲覧可能な形式に変換する変換手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、電子文書の一部を別のファイル形式へ変換するにあたって、効率的な変換を行い、変換されたものを閲覧するユーザが感じる体感時間を削減することが可能となる。
次に、本発明による実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1ないし図3を参照して本実施形態の構成について説明する。
図1を参照すると、本実施形態を含む全体システムの構成が示されている。本実施形態を含む全体システムは、クライアント装置1と、サーバ装置2と、ネットワーク3と、文書情報管理装置4を有する。
クライアント装置1は、送受信部11と閲覧率取得部12を含む。具体的には、例えば、携帯電話機やPDAやUMPCを用いることができる。
サーバ装置2は、送受信部21、閲覧情報管理データベース23、ユーザ情報管理データベース24、文書ファイル管理データベース25、カウンタ221、変換率決定部222、文書種識別部223、変換部224を含む。各部の詳細な構成については後述する。
文書情報管理装置4とは、ユーザがクライアント装置1から、ファイルが存在することを知る装置である。具体的には、ウェブページ等を提供するウェブサーバ等がそれに当たる。
次に、サーバ装置2の有する各部の詳細な構成について説明する。
カウンタ221は、閲覧回数、アクセス回数をカウントし、そのカウント数を保持する。なお、ここでいう「アクセス」というのは人為的アクセスのことであり、ユーザが1ファイルに対し1回の閲覧をする際、ページを連続で変換閲覧していく際にするアクセスのことを示す。カウンタ221は、サーバ装置2の備えるメモリ上に構成する。
閲覧情報管理データベース23は、電子文書の様々なファイルの情報を保持し、ファイル毎に閲覧情報やファイル情報を記録したテーブルを保持している。
ファイル毎に閲覧情報を記録したテーブルの例を図2(a)に示す。本実施形態における閲覧情報とは、ファイルに一意につくファイルID、電子文書のファイル種別ごとにカウントする(あくまで、ファイル種別毎であって、ファイル毎のカウントはしない)閲覧回数、ファイル種別毎に更新しファイルを最初のページからどれくらい変換するかを表す変換率[%]、実際にユーザが閲覧した閲覧ページ数のことである。
なお、一般的な傾向として、ユーザは文書を最初から閲覧する場合が多いため、本実施形態における変換率[%]は、最初のページからとした。
本実施形態では、最初のページとは、プレゼンテーション文書の場合は、変換単位で区切った部分の最初のページのことを示し、プレゼンテーション文書以外の場合は、文書自体の最初のページのことを示す。
ファイル毎にファイル情報を記録したテーブルの例を図2(b)に示す。本実施形態におけるファイル情報とは、一意にファイルにつくファイルID、ファイルがある場所を示すパス、電子文書のファイル種別、そのファイルの総ページ数のことである。
変換率決定部222は、閲覧情報から、該当ファイルの変換率を決定する。
文書種識別部223は、電子文書の様々なファイルの種類を識別したり、特に取得したファイル種別の情報がプレゼンテーション文書のものであるか否かを判別したりする。判別方法としては、本実施形態では拡張子での判別を想定している。
ユーザ情報管理データベース24は、ユーザ情報を保持する。
本実施形態におけるユーザ情報の例を図3に示す。本実施形態におけるユーザ情報とは、一意にユーザにつくユーザID、電子文書のファイル種別、実際にそのユーザが電子文書のファイル種別毎に閲覧した閲覧率のことである。
文書ファイル管理データベース25は、様々なファイルそのものを保持する。
変換部224は、変換率決定部222から受け取った情報(変換率[%])を元に、文書ファイル管理データベース24から受け取った該当ファイルを画像へ変換し、その画像を保持する。
次に、図4ないし図7を参照して、本実施形態の動作について説明する。図4ないし図7は、本実施形態に係るサーバ装置2の動作を示すフローチャートである。
図4の動作フローの前に、まず、ユーザは、クライアント装置1の送受信部11からネットワーク3を通じて文書情報管理装置4にアクセスする。クライアント装置1の送受信部11は、文書情報管理装置4から電子文書に係るファイルが存在するという情報を受け取る。そこで、ユーザが変換したい電子文書を選択し、変換ボタンをクリックする等の操作をすると、クライアント装置1の送受信部11から、ファイル変換の命令がネットワーク3を通じて、サーバ装置2の送受信部21に送られる。
図4において、電子文書の変換命令は、送受信部21を通して、変換率決定部222へ送られる(ステップS101)。命令を受け取った変換率決定部222は、変換途中であるかどうかを判別する(ステップS102)。ファイルIDが一致しなかった場合(ステップS102/No)、変換率決定部222は、閲覧情報管理データベース23から閲覧情報・ファイル情報を取得する(ステップS103)。
図8(a)に変換率決定部222が閲覧情報管理データベース23から取得する閲覧情報の例、図8(b)にファイル情報の例を示す。初回アクセスであれば、ステップ102においてファイルIDは(null)をとり、ファイルIDが一致しなかった場合となるためステップ103に進む。図8に示した例では、初回アクセスの場合を示している。
以下に、ファイルIDが一致しなかった場合を示す。一致した場合(ステップS102/Yes)、ステップ119(図6)へ進む。
ステップ103で生成・取得した閲覧情報・ファイル情報には初期値若しくは以前のデータが存在する。図8に示したように、閲覧情報・ファイル情報の変数としては、総ページ数をp[枚]、閲覧回数をn[ファイル目]、変換率をi[%]とする。
次に、変換率決定部222を通じて変換命令を受け取った文書種識別部223は、ファイル種別の識別を行う(ステップS104)。文書種識別部223は、識別結果を変換率決定部222に返す。文書種識別部223からファイル種別の情報を受け取った変換率決定部222は、閲覧情報管理データベース23の閲覧情報にファイル種別を書き込む(ステップS105)。なお、ファイル種別を書き込む閲覧情報には、ファイルIDを適宜設定する。図9にファイル種別を書き込んだ後の閲覧情報の例を示す。
また、変換率決定部222は、ユーザ情報管理データベース24からユーザ情報を取得する(ステップS106)。その際、通常は、ユーザ情報には初期値若しくは以前のデータが存在する。図10に変換率決定部222がユーザ情報管理データベース24から取得したユーザ情報の例を示す。なお、ユーザ情報が存在しない場合は、ユーザ情報管理データベース24において新規ユーザ登録が必要となるが、当業者によく知られている技術を適用すればよい為、本実施形態においては説明しない。
ユーザ情報の変数としては、閲覧率をkn[%]とする。knのnとは、上記で定義した閲覧回数のことを示す。
図1を用いて説明したように、サーバ装置2のメモリ上にはカウンタ221を構成し、一時的に、一意のファイルにつき人為的アクセスをカウントするアクセス回数を保持する。初回アクセスの場合、アクセス回数には初期値0が入っている(ステップS107)。なお、変数としては、アクセス回数をcount[回]とする。
次に、変換率決定部222は、文書ファイル管理データベース25から該当ファイルの実体を取得する(ステップS108)。
次に、文書種識別部223は、取得したファイル種別の情報がプレゼンテーション文書のものであるか否かを判別する(ステップS109)。
以下に、ステップS109でプレゼンテーション文書であるとみなされた場合を示す。みなされなかった場合は、ステップS123(図7)へ進む。
変換部224には、プレゼンテーション文書の変換に関する設定値(特に設定しなければ、初期値)が存在する。図11に、本実施形態のプレゼンテーション文書の変換に関する設定値の一例を示す。
図11に示すように、プレゼンテーション文書の変換に関する設定値の変数としては、最初をf[枚]、最後をb[枚]、変換開始位置をpf[枚目]、変換終了位置をpb[枚目]とする。
以下、図5を参照する。
総ページ数が、1回目の変換枚数よりも多かった場合(ステップS110/Yes)、プレゼンテーション文書の最初と最後の設定枚数を画像へ変換する(ステップS111)。それらの情報は、変換部224へ送られる。
なお、総ページ数が、1回目の変換枚数と同じ枚数、若しくは変換枚数よりも少なかった場合(ステップS110/No)は、ステップS123(図7)へ進む。ステップS123(図7)以降の各ステップについては、まず、図6に示す各ステップについて説明してから後述する。
図6を参照する。
ステップS102で、ファイルIDが一致した場合はステップS119へ進む。ステップS119では、ファイル種別がプレゼンテーション文書のものであるか否かを判別する。
判別の結果、ファイル種別がプレゼンテーション文書のものでなかった場合は(ステップS119/No)、プレゼンテーション文書の変換に関する設定値の更新をせず、ステップS122へ進む。ファイル種別がプレゼンテーション文書のものであった場合は(ステップS119/Yes)、プレゼンテーション文書の変換に関する設定値の更新を行い(ステップS120,121)、ステップS122へ進む。ここで、プレゼンテーション文書の変換に関する設定値の更新は、変換開始位置pf[枚目]と変換終了位置をpb[枚目]については、pf=f+1pf[枚目]、pb=p−b[枚目]とし、総ページ数pについては、p=p−b−fpf[枚目]とする。
ステップS122において、アクセス回数countが2回以上であった場合は、ステップS126へ進み、1回以下であった場合は、ステップS123に進む。
ステップS123(図7)において、変換部224は、カウンタ221に閲覧回数を1加算し、ステップS124へ進む。
変換率決定部222は、閲覧回数が1回か否かを判断する(ステップS124)。閲覧回数が1であれば(ステップS124/Yes)、変換率は、閲覧情報データベース23から取得した値そのままの値とする。一方で、閲覧回数が1でなければ(ステップS124/No)、ユーザ情報から閲覧率の平均をとり、変換率を変更する(ステップS125)。図8ないし図10に示した例で説明すると、変換率iは、下記式の値となる。
i=(k1+k2+・・・+kn)/n
それらの情報は、変換部224へ送られる。
変換部224は、文書ファイル管理データベース25から変換命令の対象である電子文書に係るファイルを取得し、変換率iに基づいて電子文書を画像へ変換する(ステップS126)。
図5に戻る。
次に、変換部224は、カウンタ221にアクセス回数を1加算する(ステップS112)。アクセス回数countは、count=count+1の値となる。
次に、変換部224は、閲覧情報管理データベース23の閲覧情報に対して、変換率を更新する(ステップS113)。ただし、ステップS125が実行されなかった場合は、更新しても変換率iは変わらない。
次に、変換部224から送受信部21を通して、クライアント装置1の送受信部11へ画像が送られる(ステップS114)。ユーザは、クライアント装置1において、閲覧したい文書を画像として閲覧する。
次に、クライアント装置1の送受信部11からサーバ装置2の送受信部21へ、変換したページのうちユーザが実際に見た閲覧ページ数の情報が送られる(ステップS115)。ユーザ情報管理データベース24は、送受信部21が受信した閲覧ページ数の情報に基づいて、ユーザ情報に新たな閲覧率を計算して書き込む(ステップS116)。
ユーザは、クライアント装置1において、再度変換ボタンをクリックする、若しくは終了ボタンをクリックする等をして、クライアント装置1の送受信部11から変換、若しくは終了命令を出す。
クライアント装置1の送受信部11からサーバ装置2の送受信部21へ再度変換命令がある場合には(ステップS117/Yes)、ステップS101へ進む。クライアント装置1の送受信部11からサーバ装置2の送受信部21へ再度変換命令がない(つまり終了命令がある)場合には(ステップS117/No)、変換部224にある文書ファイル管理データベース24より取得した該当ファイルを削除する(ステップS118)。
以上により、ユーザは閲覧したい文書がプレゼンテーション文書であれば、アクセス回数が1のときにおいて、最初と最後の設定枚数を変換・閲覧し、それ以外であれば、調整された変換率で変換された画像を携帯電話等のクライアント装置1で閲覧することができる。以下に、もう一度本実施形態の概略を説明する。
本実施形態は、電子文書のファイルの種類やユーザ毎にデータを管理し、統計を取っていく。まず、ファイルがプレゼンテーション文書であるかどうかを拡張子で判断する。プレゼンテーション文書の拡張子に該当するのであれば、変換順序とページの並びを変えた上で所定の変換率に基づいた画像変換を行う(後述)。
該当しない場合は、まず、あるファイルの種類において、あるユーザが閲覧したことがない場合、1ファイル目の閲覧は全ページ(変換率100[%])を変換するものとする。2ファイル目の閲覧以降は、それまでのユーザの閲覧率の平均値をとり(2回目の場合は、1回目の閲覧率がそのまま変換率となる)、その結果に基づいて変換率を更新し、変換する。以下は、該当する場合について述べる。
変換対象がプレゼンテーション文書であるので、1回目の閲覧は、対象ファイルの最初と最後の各2ページを変換するものとする。2ページという数字は、対象ファイルの最初に[タイトル・目次・問題提示]が、最後に[解決方法・まとめ]が入っているだろうと予測してのものであり、これに限定するものではない。
さらに、2回目の変換命令がない場合は変換を終了する。以下は、さらに2回目の変換命令がある場合について述べる。
2回目以降の変換は、上記した、変換対象がプレゼンテーション文書に該当しない場合の変換方法を適用する。すなわち、対象ファイルにおいて、あるユーザが閲覧したことがない場合、1ファイル目の閲覧は全ページ(変換率100[%])を変換するものとする。2ファイル目の閲覧以降は、それまでのユーザの閲覧率の平均値をとり(2回目の場合は、1回目の閲覧率がそのまま変換率となる)、その結果に基づいて変換率を更新し、変換する。
以上により、電子文書の最初の数枚を急ぎで閲覧したい際には、2ファイル目以降の閲覧においては、少ない変換時間で作業を行うことが出来る。また、全ページの電子文書を閲覧したいときも、総合変換時間は従来方法と変わりなく、作業を行うことが出来る。また、ユーザがいつもどの位の枚数を閲覧しているかを表す閲覧率[%]をメディア毎に統計をとることで、1回の変換率を適切な値へと、その種類のファイルについて、2ファイル目以降調節していくことが可能である。したがって、ユーザが利用すればする程、最適な変換率の値が期待できる。
さらに、上記構成によれば、最初と最後の項目を迅速に確認することができるので、その段階で概要を把握でき、また、さらに読み進めるべき文書かを判断することができる。
換言すれば本実施形態の効果は次の2点である。
第1の効果は、概要だけを把握したいユーザにとって無駄な変換時間や手間(余分なページを変換し、閉じる作業)が不要になることにある。その理由は、プレゼンテーション文書の1回目の変換は最初と最後の各2ページのみとし、その他はアクセス回数に応じ、変換枚数を調節するためである。また、プレゼンテーション文書の全ページ目を通さなくても、最低枚数で文書の確認有無(読むべき/読み進めるべき文書なのか)を確認することができるためである。
第2の効果は、マシンの変換に必要なリソースの無駄が低減できる。その理由は、プレゼンテーション文書の1回目の変換は最初と最後の各2ページのみとしているためや、ファイルの種類毎にアクセス回数を統計し、それに応じ、変換枚数を調節できるためである。
さらに付言するならば、上記実施形態による構成では、まだ存在しない画像ファイルをユーザの要求に応じて個々に生成する(動的な状態で要求毎に生成する)際に、「過去の閲覧実績などのパラメータ因子を活用して自動的に変換」することを課題の少なくとも一つとしたシステム構成である。
かかるシステム構成により、画像の表示ではなく、「画像への変換効率(どのページの画像をどの程度の単位範囲で選択して変換するか)の手段の改善」により、先に「先に閲覧させるべきページをユーザに自動的に提供」して閲覧時間を短縮する。そのため、文書等のドキュメントの画像ファイルへのアクセスがかかる事に対する表示の効率化という効果が得られる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
上記実施形態では、文書種識別部223は、様々なファイルの種類を判別したり、特に取得したファイル種別の情報がプレゼンテーション文書のものであるか否かを判別したりする判別方法として、拡張子での判別を想定したが、ファイル名・プロパティ・コンテンツ格納対象文書等他の適切な判別方法を用いてもよい。
また、上記実施形態では、変換率(i)の初期値を100[%]としているが、予め、変換枚数が少ないと予測可能な場合は、他の数値を初期値として設定することも可能である。
また、上記実施形態の判定方法では、閲覧回数が1であれば、変換率は初期値としたが、閲覧回数が1の限りでなくても良いものとする。
また、変換率[%]、は、ファイル種別毎に更新しファイルを最初のページからどれくらい変換するかを表すものとしたが、最初でなく最後のページからの変換としてもよいものとする。
また、図7のステップS125では、平均をとったが、他に適切な統計的手法があれば、それらを適用してもよい。
なお、本発明は、携帯電話において、電子文書を閲覧するといった用途に適用できる。特に、メールに添付された電子文書の閲覧に有効である。さらに、それらの条件上で、プレゼンテーション文書に関して、特に効力を発揮するのは次のような場合である。
・読むべき文書を判別したいとき(急いでいるとき)。すなわち、概要だけの理解で事足りる場合である。
・メーリングリスト等、直接自分に関わらないメールが大量に送られてきて、どの添付文書をじっくり読んでよいか即座に判別しにくく、文書を開いて初めて読んだ方がよい文書だと気付く可能性がある場合。すなわち、まずは、概要が把握できるだけのページの変換でよい場合である。
上記の際の、業務の効率化や業務の質の向上化の役に立つ。
また、ディスクの処理が制限されている場合や、コンテンツを使い捨てする場合にも有効である。メールに添付された電子文書の閲覧は一度きりである場合が多く、特に有効である。
上記より、リアルタイムに変換するシチュエーションに有効であることが分かる。
本発明の実施形態を含む全体システムの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態の閲覧情報管理データベースの構成を説明するための図である。 本発明の実施形態のユーザ情報管理データベースの構成を説明するための図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャート(その1)である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャート(その2)である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャート(その3)である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャート(その4)である。 本発明の実施形態の閲覧情報・ファイル情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態のファイル種別書き込み後の閲覧情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態のユーザ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態のプレゼンテーション文書の変換に関する設定値の一例を示す図である。
符号の説明
1 クライアント装置
2 サーバ装置
3 ネットワーク
4 文書情報管理装置
21 送受信部
23 閲覧情報管理データベース
24 ユーザ情報管理データベース
25 文書ファイル管理データベース
221 カウンタ
222 変換率決定部
223 文書種識別部
224 変換部

Claims (3)

  1. クライアント装置から受けた変換命令の対象となる電子文書がプレゼンテーション文書であるか否かを電子文書のファイル種別の情報により判別する文書種識別手段と、
    前記文書種識別手段が前記電子文書をプレゼンテーション文書であると判別した場合に、前記電子文書の所定の部分を、クライアント装置が閲覧可能な形式に変換する変換手段と、
    前記変換命令が最初のものであるか否かを判別する手段を有し、
    前記変換命令が最初のものでなく、前記文書種識別手段がプレゼンテーション文書であると判別した場合に、前記変換手段は、前回までに変換した部分を除いた部分の所定の部分を、変換し、
    さらに、ユーザが電子文書全体の枚数に対してどの位の枚数を閲覧したかを表す閲覧率をユーザ毎かつ閲覧回数毎に記憶するユーザ情報管理手段と
    規な電子文書の変換命令を受けた際に閲覧回数毎の閲覧率を統計的に計算して変換率を決定し、前記変換命令を受けた際に前記決定された変換率に基づいて変換する部分を前記変換手段に指示する変換率決定手段と、を有することを特徴とする電子文書変換サーバ。
  2. 前記所定の部分が、文書の最初から数ページと最後から数ページであることを特徴とする、請求項1記載の電子文書変換サーバ。
  3. 前記電子文書のファイル種別の情報が拡張子であることを特徴とする、請求項1記載の電子文書変換サーバ。
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