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JP5121666B2 - 充電式アナログ腕時計 - Google Patents
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Description

本発明は、たとえば電磁誘導方式の充電による充電式アナログ腕時計に関するものである。
従来、アナログ腕時計において電磁誘導充電方式のLED照明機能のものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。図4に従来のLED照明付アナログ充電式時計の構成を示す。図4の構成では、ムーブメントホルダー22にムーブメント11を固定し、さらにそのムーブメント11に回路基板13を固定し、回路基板13に2次コイル14を固定し、2次電池15を電池固定板16で固定する。また、電池固定板16の外側はムーブメントホルダー22のフック2Bで固定される。
特開2004−53342号公報
しかしながら、上記に示されるような従来のLED照明付アナログ電磁誘導充電式時計にあっては、一枚の回路基板13に、時計駆動回路13A、充電回路13B、LED駆動回路13C、照明用LED13Dを実装するために回路構成が複雑になり、回路基板13のスペースをできるだけ広く取りたい場合、時計内部は、ムーブメント11のメカ部品が複雑に配置されスペースが取りにくいという問題点があった。
また、2次コイル14を固定するための部材を、ムーブメントホルダー22に取り付けるためには、回路基板13に、2次コイル14を固定するための部材を逃がすためのスペースを空けなくてはならない。しかし、切り欠きを追加するためには、回路基板13のサイズを大きくする必要があり、その結果モジュール全体のサイズが大きくなってしまうことになってしまう。したがって、このスペースが取れないため、2次コイル14を仮固定するのに、回路基板13に両面テープ17で貼り付けて固定していた。このため組立時に作業効率が低下していた。さらに、メンテナンス時も両面テープ17を剥がすときに、回路基板13を壊さないように注意する必要があり、また再度組付けるときに両面テープ17を張りなおすなどの作業が必要であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回路基板にムーブメントホルダーのフック逃がし用の切り欠きを追加することなく、回路基板の部品実装エリアを確保可能とし、かつモジュールサイズを大きくすることなく構成可能で、2次コイルの固定と分解を容易にすることにより、組立性とメンテナンス性を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、時計を運針するためのムーブメントと、前記ムーブメントを固定するためのムーブメントホルダーと、回路基板と、2次コイルと、充電可能な2次電池と、電池固定板と、を有し、前記回路基板は、前記ムーブメントと同一平面にあり、その一部は前記ムーブメントに固定され、時計を駆動するための時計駆動回路と、電磁誘導により2次電池に充電するための充電回路と、を備え、前記回路基板は、前記ムーブメントホルダーの外向きフックの位置に合わせて切り欠き形状があり、前記2次コイルは、前記ムーブメントホルダーに内向きに形成されたフックにより固定され、このムーブメントホルダーのフックには、同じ位置で背中合わせに外向きにフックが構成され、前記2次コイルと前記2次電池は前記電池固定板により、前記ムーブメントホルダーに形成された前記外向きのフックによって前記ムーブメントホルダーに固定されることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1において、LED光による照明機能を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1または2において、ストップウォッチ、アラーム、タイマー、バイブレーション、などの計時機能、および時刻報知機能を備えることを特徴とする。
本発明にかかる充電式アナログ腕時計は、2次コイルを仮固定するための、ムーブメントホルダーのフックと、電池固定板をムーブメントホルダーに固定するためのフックを、同じ位置に背中合わせに構成することで、回路基板にムーブメントホルダーのフック逃がしの切り欠きを追加することなく、回路基板の部品実装エリアを確保することができ、またモジュールサイズを大きくすることなく構成でき、2次コイルの固定と分解を容易にし、組立性とメンテナンス性が向上するという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる充電式アナログ腕時計の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この実施の形態にかかるLED照明付アナログ充電式時計の構成を示す説明図である。この図1において、符号1はムーブメント、符号2はムーブメントホルダー、符号2Aはフック、符号2Bはフック、符号3は回路基板、符号3Aは時計駆動回路、符号3Bは充電回路、符号3CはLED駆動回路、符号3Dは照明用LED、符号4は充電用2次コイル、符号5は2次電池、符号6は電池固定板である。なお、この図1では、ムーブメント1の上部に取り付けられる時針、分針、秒針によるアナログ時計の構成や、リューズ、外部スイッチ、風防ガラスなどを省略してある。
図1に示すように、このLED照明付アナログ充電式時計は、時計を運針するためのムーブメント1と、ムーブメント1を固定するためのムーブメントホルダー2と、回路基板3と、2次コイル4と、充電可能な2次電池5と、電池固定板6によって構成されムーブメント1はムーブメントホルダー2に固定され、回路基板3は、ムーブメント1と同一平面にあり、その一部はムーブメント1に固定され、時計を駆動するための回路3Aと、電磁誘導により2次電池5に充電するための充電回路3Bを備える。
図2は図1における回路基板3の形状を示す説明図であり、図3は図1におけるムーブメントホルダー2の形状を示す説明図である。これらの図に示すように、ムーブメントホルダー2にムーブメント1を固定し、さらにそのムーブメント1に回路基板3を固定し、2次コイル4をムーブメントホルダー2に3箇所のフック2Aで仮固定し、さらに2次電池5と充電用2次コイル4を電池固定板6で固定する構造で、ムーブメント1はムーブメントホルダー2に形成されたフックにより固定され、回路基板3は、時計回路3A、充電回路3B、LED点灯回路3C、照明用LED 3Dが実装され、ムーブメントホルダー2のフック2A、2Bの位置に合わせて切り欠き形状3E(図2参照)があり、前記ムーブメント1に固定される。
充電用2次コイル4は、2次電池5が同一平面でかつその中に収まるように、円筒状に形状が構成され、ムーブメントホルダー2に内向きに形成された3ヶ所のフック2Aにより仮固定される。充電用2次コイル4を仮固定するための、ムーブメントホルダーの3箇所のフック2Aには、充電用2次コイル4と2次電池5を固定するための電池固定板6を固定するためのムーブメントホルダー2のフック2Bが、同じ位置で背中合わせに外向きに構成され、充電用2次コイル4と2次電池5は電池固定板6により、電池固定板6とムーブメントホルダー2に形成された前記3箇所の外向きフック2Bによってムーブメントホルダー2に固定される。
このように、ムーブメントホルダー2のフック2Aの位置に合わせて切り欠き形状3Eが3箇所設けられ(図2参照)、充電用2次コイル4は、ムーブメントホルダー2に内向きに形成されたフック2Aにより固定され、このムーブメントホルダー2のフック2Aには、同じ位置で背中合わせに外向きにフック2Bが構成され、充電用2次コイル4と2次電池5は電池固定板6により、ムーブメントホルダー2に形成された外向きのフック2Bによってムーブメントホルダー2に固定される。
すなわち、ムーブメントホルダー2に形成されたフック2A、2Bによって、充電用2次コイル4がフック2Aにより固定され、充電用2次コイル4と2次電池5は電池固定板6により、ムーブメントホルダー2に形成された外向きのフック2Bによってムーブメントホルダー2に固定されるように構成したので、従来のように充電用2次コイルを仮固定するのに、回路基板に両面テープで貼り付けて固定していたのに対し、この実施の形態では、フックによる組立/分解が可能となるため、組立時に作業効率が低下していた従来の問題点を解消することができる。さらに、従来は先に述べたように、メンテナンス時も両面テープを剥がすときに、回路基板を壊さないように注意する必要であったり、また再度組付けるときに両面テープを張りなおすなどの作業が必要であったが、上記フックによる固定のためこのような煩雑な作業が不要となる。
したがって、上述した実施の形態によれば、充電用2次コイル4を仮固定するための、ムーブメントホルダー2のフック2Aと、電池固定板6をムーブメントホルダー2に固定するためのフック2Bを、同じ位置に背中合わせに構成することで、回路基板3にムーブメントホルダー2のフック逃がしの切り欠きを追加することなく、回路基板3の部品実装エリアを確保することができ、またモジュールサイズを大きくすることなく構成でき、充電用2次コイル4の固定と分解を容易にし、組立性とメンテナンス性を改善できる構成が実現する。
また、上述のLED照明付充電式時計は、照明用LED3Dによる照明機能を備える。照明用LED3Dを不図示のスイッチを押下することにより、照明用LED3Dが点灯し、その光が、文字板(不図示)の開口部を通過して外部を照明する。上記スイッチをさらに押下すると照明用LED3Dが消灯する。なお、このスイッチを押下して照明用LED3Dを消灯しなくてもスイッチ操作後に一定時間経過した場合に自動的に消灯するようにしてもよい。このように、たとえば暗いところで鍵穴などが見えにくいときなど、明かりが必要なところでは、外部操作によりLED駆動回路3Cを働かせて点灯することができる。
また、上述のLED照明付充電式時計は、ストップウォッチ、アラーム、タイマー、バイブレーション、などの計時機能、および時刻報知機能を備える。スイッチ(不図示)の外部操作にしたがって、ストップウォッチ、アラーム、タイマーなどの付加時計機能を働かせるLED駆動態様を備えるので、アナログ表示とともにデジタル表示を行なうことができる腕時計において、さらに機能アップして付加機能を高めることができる。
ところで、この例における腕時計では、使用により二次電池5の電池容量が低下したときは、不図示の充電器上に載せて電磁誘導方式を用いて充電する。つまり、ACコードを介して供給されるAC電流を流して充電器の一次コイルで交流磁界を発生させ、この交流磁界によりこの腕時計の二次コイル32に交流電流を発生させ、整流回路で整流して直流電源として二次電池30を充電する。
電源として二次電池5を使用するので、LEDを多用することにより電池がなくなっても電池交換をすることなく充電するだけでよいので、電池寿命を気にする必要なく、かつ電池交換の煩わしさや費用を気にすることなく、照明機能を存分に使うことができる。これにより、液晶パネルに比べて消費電力の大きいLEDを用いてデジタル表示を行なうことによる欠点を解消することができる。
なお、ここでは、電磁誘導方式を用いて充電回路の二次電池5を充電したが、二次電池5を太陽電池や、直接電源端子を接続して充電することにしてもよい。充電用2次コイル4を備え、電磁誘導方式を用いて二次電池5を充電可能とすると、デザイン上の制約を受けないとともに、防水構造を複雑にすることなく、簡単かつ確実な充電が可能となる。
以上のように、本発明にかかる充電式アナログ腕時計は、時針・分針などの針で文字板上の時字を指し示して時刻を表示するアナログ腕時計に有用であり、特に、照明光源としてLEDを備えるLED表示機能を有する電磁誘電充電式のアナログ腕時計などに適している。
この実施の形態にかかるLED照明付アナログ充電式時計の構成を示す説明図である。 図1における回路基板の形状を示す説明図である。 図3は図1におけるムーブメントホルダーの形状を示す説明図である。 従来におけるLED照明付アナログ充電式時計の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 ムーブメント
2 ムーブメントホルダー
2A,2B フック
3 回路基板
3B 充電回路
3D 照明用LED
3E 切り欠き形状
4 充電用2次コイル
5 2次電池
6 電池固定板

Claims (3)

  1. 時計を運針するためのムーブメントと、前記ムーブメントを固定するためのムーブメントホルダーと、回路基板と、2次コイルと、充電可能な2次電池と、電池固定板と、を有し、
    前記回路基板は、前記ムーブメントと同一平面にあり、その一部は前記ムーブメントに固定され、時計を駆動するための時計駆動回路と、電磁誘導により2次電池に充電するための充電回路と、を備え、
    前記回路基板は、前記ムーブメントホルダーの外向きフックの位置に合わせて切り欠き形状があり、前記2次コイルは、前記ムーブメントホルダーに内向きに形成されたフックにより固定され、このムーブメントホルダーのフックには、同じ位置で背中合わせに外向きにフックが構成され、前記2次コイルと前記2次電池は前記電池固定板により、前記ムーブメントホルダーに形成された前記外向きのフックによって前記ムーブメントホルダーに固定されることを特徴とする充電式アナログ腕時計。
  2. LED光による照明機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の充電式アナログ腕時計。
  3. ストップウォッチ、アラーム、タイマー、バイブレーション、などの計時機能、および時刻報知機能を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の充電式アナログ腕時計。
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