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JP5129309B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置の1つとしてNAND型フラッシュメモリが注目されている。NAND型フラッシュメモリは、小型で大容量データを記憶できる不揮発性半導体記憶装置であり、NOR型フラッシュメモリと比較して、高集積化、大容量化に優れている。
近年、ビット単価を下げ、大容量化を実現するために、NAND型フラッシュメモリは、更なる微細化が求められている。そのためには、ビット線BLおよびワード線WLの配線幅および配線間の間隔(ライン・アンド・スペース)を縮小する必要がある。この場合、ビット線BLに接続されたセンスアンプSAの配置幅(ピッチ)も狭くしなければならない。
即ち、ビット線BLのピッチを縮小するほど、センスキャパシタは、ビット線BLの延伸方向へ(メモリセルアレイの外側へ)長くする必要が生じる。センスキャパシタが一方向に細長くなると、センスキャパシタの面積に対して互いに隣接するセンスキャパシタ間の間隙の面積の占める割合が高くなる。これは、センスアンプSAのレイアウト面積に無駄が多くなることを意味する。
特開2006−147111号公報
ビット線幅あるいはビット線間隔の狭小化が進んでも、センスアンプのレイアウト面積の無駄を抑制することができる半導体記憶装置を提供する。
本実施形態による半導体記憶装置は、第1の方向に延伸する複数のワード線と、前記ワード線と交差するように第2の方向に延伸する複数のビット線と、前記ワード線と前記ビット線とに接続された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイとを備える。複数のセンスアンプは、前記メモリセルから前記ビット線を介してセンスノードに伝達されたデータを検出する検出部、および、前記センスノードと基準電位との間に接続されたキャパシタを含み、複数の前記ビット線の少なくとも一端から前記第2の方向に配列するように設けられている。k個(k≧2)の前記検出部に対応するk個の前記キャパシタは、それぞれ前記k個の検出部の幅に対応した幅を有し、前記第2の方向に配列され、前記k個の前記検出部は、前記第1の方向に配列されている。
本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部構成を示すブロック図。 図1のメモリセルアレイMCA内のカラム方向のNANDストリングNSの回路構成を示す回路図。 センスアンプSAの内部構成の一例を示す回路図。 ビット線BLとセンスアンプSAとの関連を示す平面レイアウト図。 1つのセンスアンプペアSAPの構成を示す平面レイアウト図。 本実施形態によるセンスアンプペアSAPの構成を詳細に示すレイアウト図。 本実施形態のセンスキャパシタSCおよびその周辺の構成を示す平面レイアウト図。 図7の8−8線に沿った断面図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、図1のメモリセルアレイMCA内のカラム方向のNANDストリングNSの回路構成を示す回路図である。尚、本実施形態は、NOR型フラッシュメモリなどのNAND型フラッシュメモリ以外の半導体記憶装置に容易に適用できる。
NANDストリングNSは、直列に接続された複数のメモリセルMと、その両端に接続された2つの選択ゲートトランジスタSGSTr、SGDTrから成る。ソース側の選択ゲートトランジスタSGSTrはソース線SRCに、ドレイン側の選択ゲートトランジスタSGDTrはビット線BLにそれぞれ接続されている。
図1に示すように、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイMCAと、ロウデコーダRDと、センスアンプSAと、カラムデコーダCDと、データ入出力バッファIOBと、アドレスバッファADBと、入出力パッドIOPと、とを備える。
メモリセルアレイMCAは、第1の方向としてのロウ方向に延伸する複数のワード線WLと第2の方向としてのカラム方向に延伸する複数のビット線BLとにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含む。本実施形態において、ワード線WLはビット線BLと直交している。メモリセルMは、ワード線WLとビット線BLとの交点に対応して設けられており、メモリセルのゲートはいずれかのワード線WLに接続され、メモリセルMのドレインはいずれかのビット線BLに接続されている。図2に示すように、複数のメモリセルMが直列に接続されてNANDストリングを構成している。
ロウデコーダRDは、ワード線駆動回路を含み、入力されたアドレスに応じて、メモリセルアレイMCAのワード線を選択し、かつ、これを駆動する。
センスアンプSAは、書き込み動作および読み出し動作時にビット線の電圧またはビット線に流れる電流をセンスする。
カラムデコーダCDは、入力されたアドレスに応じて、メモリセルアレイMCAのビット線の選択を行う。通常、選択は1バイト単位で行われる。すなわち、カラムデコーダCDは、隣接する8本のビット線の選択を行う。
データ入出力バッファIOBは、データ読み出し時に読み出されたデータを一時的に格納し、このデータを入出力パッドIOPを介してチップの外部へ出力する。
アドレスバッファADBは、入出力パッドIOPを介して外部から受け取ったメモリセルMのアドレスを一時的に格納し、このアドレスをロウデコーダRDまたはカラムデコーダCDに転送する。
その他、図示しないが、メモリは、制御信号発生回路、内部電圧発生回路等を備えている。
チップ外部から入出力パッドIOPに対して、チップイネーブル信号CE、書込みイネーブル信号WE、読出しイネーブル信号RE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号が入力される。メモリ100は、これらの信号に従って読み出し、書き込み、消去等の各種動作を実行する。
図2に示すメモリセルMは、シングルビットデータまたはマルチビットデータを格納することができる。即ち、本実施形態によるメモリセルは、シングルビットセルあるいはマルチビットセルのいずれでもよい。センスアンプS/Aは、ビット線BLを介してメモリセルMのデータを検出する。
図3は、センスアンプSAの内部構成の一例を示す回路図である。センスアンプSAは、電源VDDとラッチ回路LCとの間に接続されたP型トランジスタTP0を備えている。トランジスタTP0のゲートは、センスノードSENに接続されており、センスノードSENの電圧に応じた電流を流すように構成されている。
センスノードSENは、センスキャパシタSCを介して基準電位源VSSに接続されている。センスキャパシタSCは、センスノードSENに伝達されたノイズを抑制し、センスノードSENの検出感度を良好に維持するために設けられている。
センスノードSENは、センスノードSENのプリチャージ時にオン状態となるN型トランジスタTN0を介して電源VDDに接続されている。さらに、センスノードSENは、N型トランジスタTN1、P型トランジスタTP1、N型トランジスタTN2を介してビット線BLに接続されている。
プリチャージ時には、トランジスタTN0、TN1、TP1、TN2がオン状態となり、センスノードSENを高レベル電圧VDDに充電する。ビット線BLは、トランジスタTN2をビット線電圧VBL+Vtnにすることで、所望の電圧にプリチャージする(例えば、VBL=0.5V)。また、トランジスタTN7はVBL+Vtn+α(例えばα=0.2V)にすることで、検出時にビット線BLの電圧を一定に保つことが可能である。メモリセルMのデータを検出するときには、トランジスタTN0がオフになることによって、電源VDDがセンスノードSENおよびビット線BLから切断される。このとき、メモリセルMの導通状態に応じた電流がセンスノードSENからビット線BLを介してメモリセルMに流れる。メモリセルMが導通状態(例えば、データ“1”)であれば、センスノードSENの電位が低下し、トランジスタTP0がオン状態になる。メモリセルMが非導通状態(例えば、データ“0”)であれば、センスノードSENの電位は低下せず、トランジスタTP0はオフ状態を維持する。このとき、トランジスタTN2がビット線BLおよびメモリセルMへ流れる電流を制御してセンスノードSENの電位の低下速度を決定する。P型トランジスタTP2は、センスノードSENの電位をラッチ回路LCに伝達するタイミングをストローブ信号STBにより決定する。
ノードINVは、検出動作前においてリセットトランジスタTN3を介して低レベル電圧VSSにセットされている。そして、検出時においてノードINVは、トランジスタTP0の導通状態に応じた電圧をラッチ回路LCに伝達する。トランジスタTP0がオンした場合には、ノードINVは、高レベル電圧VDDに接続によって論理ハイとなる。ノードLATは、INVとは逆論理のデータを保持するので、論理ロウを保持する。一方、トランジスタTP0がオフ状態のままである場合には、ノードINVは論理ロウを維持し、ノードLATは論理ハイを保持する。
ラッチ回路LCに保持されたデータは、バスBUSを介して入出力パッドIOPから出力され得る。
N型トランジスタTN4は、動作後、ビット線BLを低レベル電圧VSSに固定するために設けられたリセットトランジスタである。ビット線BLは、検出動作後、トランジスタTN4およびトランジスタTP1(またはトランジスタTN5)を介して低レベル電圧VSSにリセットされる。
トランジスタTN6は、書込み時にビット線BLを介してメモリセルMに低レベル電圧VSSを印加するために設けられている。
図4は、ビット線BLとセンスアンプSAとの関連を示す平面レイアウト図である。図4において、センスアンプSAは、便宜的にロウ方向に長く(横長に)表示されているが、通常、センスアンプSAは、カラム方向に長く(縦長に)形成されている。
センスアンプSAは、メモリセルアレイMCAのカラム方向側の側面に設けられている。即ち、センスアンプSAは、ビット線BLの一端側に設けられている。センスアンプSAは、複数のビット線BLの幅に対応する幅に形成されている。例えば、センスアンプSAの幅は、16本のビット線BLのピッチ(ライン・アンド・スペース)に対応する幅W16BLに形成されている。ここで、ビット線BLの配線自体の幅とビット線BLのライン・アンド・スペース幅とを区別するために、ビット線BLのライン・アンド・スペース幅を“ピッチ”とも呼ぶ。幅W16BLは、16本のビット線BLのピッチに相当する。
本実施形態において、センスアンプSAは、各ビット線BLごとに設けられている。従って、センスアンプSAの数とビット線BLの本数は等しい。16本のビット線BLに対応する16個のセンスアンプSAは、該16本のビット線BLのピッチに対応する幅で、ビット線BLの一端からカラム方向に配列するように設けられている。即ち、16個のセンスアンプSA1〜SA16は、ビット線BLの一端(メモリセルアレイMCAの端)からカラム方向に縦列配置されている。
ロウ方向に隣接する2つのセンスアンプSAは、センスアンプペアSAPを成す。例えば、センスアンプSA1とSA17は、1つのセンスアンプペアSAPを成す。同様に、センスアンプSA2、SA18、センスアンプSA3、SA19、・・・センスアンプSA16、SA32は、それぞれセンスアンプペアSAPを成す。
尚、一般に、センスアンプSAは、1本のビット線BLのピッチ(ライン・アンド・スペース)の整数倍(例えば、8倍)でレイアウトされている。センスアンプSAが各ビット線BLに対応して設けられている場合、x本(xは整数)のビット線BLに対応するx個のセンスアンプSAは、それぞれx本のビット線BLのピッチに対応する幅に形成され、かつ、ビット線BLの延伸方向にメモリセルアレイの外側に向かって配列されていた。従って、ビット線BLのピッチを縮小すると、センスアンプSAの平面レイアウトのピッチ(幅)も狭くしなければならない。
通常、センスアンプSA内のトランジスタで形成される増幅回路やラッチ回路等は、ビット線BLのピッチの縮小に合わせて縮小可能である。しかし、センスアンプSA内のセンスノードに接続されたセンスキャパシタは、センス感度を良好に保ち、ノイズに対する耐性を高めるために、縮小が困難である。つまり、センスアンプSAは、どの世代のメモリもほぼ同じサイズ(面積)のセンスキャパシタを備えている。
図5は、1つのセンスアンプペアSAPの構成を示す平面レイアウト図である。センスアンプペアSAPは、例えば、センスアンプSA1、SA17から構成されるものとする。センスアンプSA1は、センスキャパシタSC1の形成領域およびLVトランジスタ回路LVT1の形成領域を含む。センスアンプSA17は、センスキャパシタSC2の形成領域およびLVトランジスタ回路LVT2の形成領域を含む。
尚、センスキャパシタSC1、SC2は、図3に示すセンスキャパシタSCに相当する。LVトランジスタ回路LVT1、LVT2は、図3に示すトランジスタTN0〜TN7、TP0、TP1、ラッチ回路LCを構成するトランジスタ等センスアンプSAを構成する低電圧トランジスタに相当する。従って、LVトランジスタ回路LVT1、LVT2は、メモリセルMからビット線BLを介してセンスノードSENに伝達されたデータを検出する検出部として機能する。センスキャパシタSCは、センスノードSENと基準電位VSSとの間に接続され、ノイズを抑制する。
センスアンプペアSAP内の2個のセンスキャパシタSC1、SC2は、それぞれ同じセンスアンプペアSAP内の2個のLVトランジスタ回路LVT1、LVT2の幅に対応した幅に形成されている。そして、センスキャパシタSC1、SC2は、センスアンプペアSAPの領域内においてカラム方向に縦列配置されている。即ち、センスキャパシタSC1、SC2は、カラム方向に隣接する複数のセンスアンプSAの領域にわたって配置されている。
LVトランジスタ回路LVT1は、図4で示したように、対応する16本のビット線BLのピッチに対応する幅に形成されている。LVトランジスタ回路LVT2も、対応する16本のビット線BLのピッチに対応する幅に形成されている。同一のセンスアンプペアSAP内の2つのLVトランジスタ回路LVT1とLVT2は、ロウ方向に配列されている。
カラム方向に隣接する2つのセンスキャパシタSC1、SC2は、それらの間のロウ方向の線L1を軸として互いに鏡像配置されている。通常、センスアンプSA内においてセンスキャパシタSCが形成されるウェルとLVトランジスタ回路LVTが形成されるウェルとの間を絶縁するために、両者の間には或る程度の距離が必要である。しかし、本実施形態では、センスキャパシタSC1、SC2が隣接しかつ鏡像配置されているので、センスキャパシタSC1、SC2が形成されるウェルは1つに連結させることができる。これにより、センスアンプペアSAPのレイアウト面積を縮小できる。
また、ロウ方向に隣接する2つのLVトランジスタ回路LVT1、LVT2の領域は、それらの間のカラム方向の線L2を軸として互いに鏡像配置されている。これにより、隣接するセンスアンプSA1,SA17が配線(例えば、電源線)を共有することができる。従って、さらに、センスアンプSAのレイアウト面積を縮小できる。
図6(A)は、本実施形態によるセンスアンプペアSAPの構成を詳細に示すレイアウト図である。図6(B)は、比較例によるセンスアンプペアSAPの構成を示すレイアウト図である。
図6(A)に示すように、本実施形態では、LVトランジスタ回路LVT1、LVT2がそれぞれ16本のビット線BLのピッチに対応する幅W16BLに形成されており、センスキャパシタSC1、SC2は、それぞれ2個のLVトランジスタ回路LVT1、LVT2のピッチに対応する幅W32BLに形成されている。幅W32BLは、幅W16BLの2倍となる。そして、センスキャパシタSC1、SC2は、カラム方向(縦方向)に配列されている。
図7は、本実施形態のセンスキャパシタSCおよびその周辺の構成を示す平面レイアウト図である。図8は、図7の8−8線に沿った断面図である。
図8に示すように、センスキャパシタSCは、素子分離領域STI(Shallow Trench Isolation)によって分離されたアクティブエリアAA上に形成されている。センスキャパシタSCは、LVトランジスタ回路LVTと同一の製造プロセスで形成される。従って、センスキャパシタSCの各要素(材料)は、LVトランジスタ回路LVTを構成する要素(材料)と共通である。
例えば、センスキャパシタSCは、アクティブエリアAA上に設けられたゲート絶縁膜GDと、ゲート絶縁膜GD上に設けられたフローティングゲートFGと、フローティングゲートFG上に設けられた層間絶縁膜ILDと、層間絶縁膜ILD上に設けられたコントロールゲートGCとを備えている。尚、いずれの構成要素も、LVトランジスタ回路LVTではトランジスタを構成するために用いられているが、図8では、センスキャパシタSCを構成するために用いられている。従って、フローティングゲートFG、コントロールゲートGD等は、本来の機能とは異なり、センスキャパシタSCの電極として機能することに留意されたい。
1つのセンスキャパシタSCにおいてコントロールゲートGCは、絶縁膜領域GEによって2つのコントロールゲート部分GC1、GC2に絶縁分離されている。コントロールゲート部分GC1は、層間絶縁膜ILD内に形成された金属プラグEIによってフローティングゲートFGと電気的に接続されている。一方、コントロールゲート部分GC2は、図8では図示しないが、アクティブエリアAA(半導体基板SUB)に電気的に接続されている。尚、金属プラグEIは、図2に示す選択ゲートSGS,SGDにおいてコントロールゲートとフローティングゲートとを接続するために用いられている。本実施形態では、この金属プラグEIをセンスキャパシタSCに利用している。
1つのセンスキャパシタSCは、サブキャパシタSCAP1と、サブキャパシタSCAP2とを含む。サブキャパシタSCAP1は、コントロールゲート部分GC2およびフローティングゲートFGを電極として有し、コントロールゲート部分GC2とフローティングゲートFGとの間の層間絶縁膜ILDを電極間絶縁膜として有する。サブキャパシタSCAP2は、フローティングゲートFGおよびアクティブエリアAA(半導体基板SUB)を電極として有し、ローティングゲートFGとアクティブエリアAAとの間のゲート絶縁膜GDを電極間絶縁膜として有する。
コントロールゲート部分GC2は、半導体基板SUBに電気的に接続されているので、サブキャパシタSCAP1とサブキャパシタSCAP2とは、互いに並列に接続されることになる。従って、センスキャパシタSCのトータルの容量は、サブキャパシタSCAP1の容量とサブキャパシタSCAP2の容量との和となる。このように、本実施形態によるメモリ100のセンスキャパシタSCは、フローティングゲートFGおよびコントロールゲートGCを利用することによって、センスキャパシタSCのレイアウト面積を抑制しつつ、その容量を増大させることができる。
尚、メモリセルMが微細化されても、メモリセルMのW(チャネル幅)およびL(チャネル長)は、両方とも縮小されるため、メモリセルMのW/Lはあまり変わらない。メモリセルMのW/Lが変化しない場合、データ検出時にメモリセルMを流れるセル電流も変化しない。このため、メモリセルMが微細化されても、センスキャパシタSCを同様に縮小することはできず、センスキャパシタSCがセンスアンプSAに占めるレイアウト面積の割合は増大する。従って、センスキャパシタSCの容量を変えずにそのレイアウト面積を縮小することは重要である。
半導体基板SUBは、通常動作において基準電位(例えば、VSS)に固定されている。一方、コントロールゲート部分GC1は、LVトランジスタ回路LVT(センスノードSEN)に接続されている。
図7に示すように、コントロールゲートGCは、容量を増大させるためにロウ方向においてアクティブエリアAAの端から張り出している。アクティブエリアAAから張り出しているコントロールゲートGCの幅をWAA−GCとする。また、カラム方向に隣接するコントロールゲートGC間の間隔をWGC−GCとする。幅WAA−GCおよびWGC−GCは、プロセス時のアライメントずれを考慮すると、狭くすることはできない。即ち、ロウ方向に隣接するセンスキャパシタSC間の間隔は、ビット線BLおよびワード線WLのピッチを狭くしてもあまり変わらない。
従って、ビット線BLのピッチが狭くなると、幅WAA−GCおよびWGC−GCを保持したまま、センスキャパシタSCのロウ方向の幅をさらに狭くする必要がある。
図6(A)を再度参照する。下層金属で形成された配線M0で形成された配線(以下、M0配線ともいう)がカラム方向に延伸している。M0配線は、LVトランジスタ回路LVT1とセンスキャパシタSC1とを接続し、かつ、LVトランジスタ回路LVT2とセンスキャパシタSC2とを接続している。また、M0配線は、図8に示したコントロールゲート部分GC2と半導体基板SUBとを接続している。
コンタクトEI−M0は、センスキャパシタSC1の一方の電極として機能する金属プラグEI(コントロールゲート部分GC1)とM0配線との間を接続するコンタクトである。センスキャパシタSC1は、M0配線およびコンタクトEI−M0を介してLVトランジスタ回路LVT1のセンスノードSENに接続される。センスキャパシタSC2は、M0配線およびコンタクトEI−M0を介してLVトランジスタ回路LVT2のセンスノードSENに接続される。
コンタクトGC−M0は、サブキャパシタSCAP1の電極としてのコントロールゲート部分GC2とサブキャパシタSCAP2の電極としての半導体基板SUBとの間を接続するコンタクトである。さらに、コンタクトGC−M0は、M0の上層の金属配線M1にも接続されている。尚、さらに多層配線構造がM1上に形成され得るが、ここでは省略する。
図6(B)に示す比較例では、LVトランジスタ回路LVT10、LVT11がそれぞれ16本のビット線BLのピッチに対応する幅W16BLに形成されている点では、図6(A)に示す本実施形態と同様である。しかし、センスキャパシタSC10、SC11は、それぞれに対応するLVトランジスタ回路LVT10、LVT11のピッチに対応する幅W16BLに形成されている。つまり、比較例では、各センスアンプSAの全体が幅W16BLに形成されており、16個のセンスアンプSAは、カラム方向(縦方向)に配列されている。
ビット線BLのピッチが狭くなり、センスアンプSAの形成幅が狭くなると、センスアンプSAが必然的にカラム方向に細長くなる。特に、比較例では、縮小化の困難なセンスキャパシタSC10、SC11は、レイアウト面積を維持するためにカラム方向に大きく引き延ばす必要がある。このような場合、コントロールゲート間の距離WGC−GCおよびコントロールゲートGC部分の幅WAA−GCの割合がセンスキャパシタSCの幅に対して大きくなる。よって、ビット線BLのピッチが小さくなるほど、センスアンプSAの面積に占めるセンスキャパシタSCの面積が減少する。逆に、センスキャパシタSCの容量を維持するためには、センスアンプSAのレイアウト面積を増大させる必要がある。これでは、メモリの微細化の妨げとなる。
これに対し、図6(A)に示す本実施形態では、センスキャパシタSC1、SC2は、ロウ方向に隣接する2つのセンスアンプSA(センスアンプペアSAP)にわたって形成される。これにより、センスキャパシタSC1、SC2は、それらの間のコントロールゲート間の距離WGC−GCおよびコントロールゲートGC部分の幅WAA−GCを省略できる。また、センスキャパシタSC1、SC2の幅は、比較例のセンスキャパシタSC10、SC11の幅の2倍となる。これにより、センスキャパシタSC1、SC2の形状は、細長い長方形ではなく、正方形により近くなる。このため、ビット線BLのピッチが狭くなり、センスアンプSAの形成幅が狭くなっても、センスアンプSAのカラム方向の長さが増大することを抑制できる。さらに、カラム方向に隣接するセンスキャパシタSC1とSC2との間に間隙、距離WGC−GCを考慮に入れてもセンスアンプSAの面積増加が抑制可能である。
ここで、センスアンプSAの幅がどの程度狭くなったときに、本実施形態の効果が得られるかを考察する。
図8に示すサブキャパシタSCAP1の容量をCとし、サブキャパシタSCAP2の容量をCとする。サブキャパシタSCAP1、SCAP2の各面積をSa、Sbとする。さらに、層間絶縁膜ILDの比誘電率をεa、層間絶縁膜ILDの膜厚をda、ゲート絶縁膜GDの比誘電率をεb、ゲート絶縁膜GDの膜厚をdbとする。ここでは、εa、da、εb、dbは一定でよいので、εa/daをCaとし、εb/dbをCbと表す。この場合、式1、式2が成り立つ。
=Ca*Sa (式1)
=Cb*Sb (式2)
図7に示すように、センスアンプSAのロウ方向の幅をxとし、コントロールゲートGCのカラム方向の長さ(フローティングゲートFGのカラム方向の長さ)をyとする。さらにコントロールゲート部分GC1および絶縁膜領域GEのカラム方向の長さの和をdyとする。
この場合、サブキャパシタSCAP1、SCAP2のロウ方向の幅Wcapは、x−dxである。尚、dxは、式3で表され、ここでは一定値である。
dx=2*(WAA−GC+WGC−GC/2) (式3)
サブキャパシタSCAP1のカラム方向の長さはy−dyであり、サブキャパシタSCAP2のカラム方向の長さは、yである。
これにより、サブキャパシタSCAP1およびSCAP2のそれぞれの容量CおよびCは、式4、式5のように表される。
=Ca*(x−dx)*(y−dy) (式4)
=Cb*(x−dx)*y (式5)
従って、センスキャパシタSCのトータル容量Ctotalは、式6で表される。
total=Ca*(x−dx)*(y−dy)+Cb*(x−dx)*y
(式6)
図6(B)の比較例に対して、図6(A)の本実施形態では、センスアンプSAのピッチが2倍である(W32BL=2W16BL)。従って、センスアンプSAのピッチがxである場合のy(以下、y(x)という)とセンスアンプSAのピッチが2xである場合のy(以下、y(2x)という)とを比較する。そして、2*y(2x)+WGC−GCがy(x)よりも小さければ(2*y(2x)+WGC−GC<y(x))、本実施形態は、トータル容量Ctotal(センスキャパシタSCの面積)を変更することなく、比較例よりもセンスアンプSAのレイアウト面積を小さくすることができる。
2*y(2x)+WGC−GC<y(x) (式7)
式7は、換言すると、2個のセンスアンプSAの幅(LVトランジスタLVTの幅)で形成されたセンスキャパシタSC1、SC2のカラム方向の長さ(y(2x))およびセンスキャパシタSC1とSC2との間の距離WGC−GCの和は、1個のセンスアンプSAの幅で形成されたセンスキャパシタSC10、SC11におけるカラム方向の長さの(y(x))の1/2よりも短い。
具体例として、Ctotalが20fF、WGC−GCが0.1μm、WAA−GCが0.1μm、dxが0.3μm、dyが0.8μm、Caが2.6*10−3F/m、Cbが、4.6*10−3F/mとすると、x<1.258μmとなる。即ち、本実施形態は、センスアンプSA(LVトランジスタLVT領域)のロウ方向のピッチが1.25μm以下の場合に、比較例よりもセンスアンプSAのレイアウト面積を小さくすることができる。
xが1.25μmである場合、ビット線BLのピッチ(ライン・アンド・スペース)は、約78nmとなる。即ち、ビット線BLのピッチが約78nm未満に狭小化されたときに、本実施形態は比較例よりもセンスアンプSAのレイアウト面積を小さくすることができる。もちろん、この具体例に限定されず、Ctotal、dx、dy、Ca、Cbの数値を変更することによって、本実施形態のセンスアンプSAのレイアウト面積が比較例のそれよりも小さくなる臨界値が変わる。
近年の微細化の要求を考慮すれば、本実施形態によるセンスキャパシタSCの縮小効果の影響は、益々大きくなるものと考えられる。
このように本実施形態によれば、ロウ方向に隣接する複数のLVトランジスタLVTに対応する複数のセンスキャパシタSCは、該複数のLVトランジスタLVTの幅に対応した幅に形成され、カラム方向に隣接するように縦列配置される。これにより、センスキャパシタSCの容量を変更することなく、センスアンプSAにおけるセンスキャパシタSCの面積の割合を増大させ、センスキャパシタSC自体の面積を小さくすることができる。換言すると、本実施形態は、センスアンプSAにおける素子分離領域STIの面積、隣接するコントロールゲート間の面積およびコントロールゲートGC部分の面積の割合を減少させることができる。その結果、ビット線幅あるいはビット線間隔の狭小化が進んでも、センスアンプSAのレイアウト面積の無駄を抑制することができる。
上記実施形態では、ロウ方向に隣接する2つのLVトランジスタLVTに対応する2つのセンスキャパシタSCが、該2つのLVトランジスタLVTの幅に対応した幅に形成され、カラム方向に隣接するように縦列配置されている。しかし、ビット線BLのピッチを縮小し、或いは、センスキャパシタSCの容量値を増加する場合、ロウ方向に配列されたk個(kは3以上の整数)のLVトランジスタLVTに対応するk個のセンスキャパシタSCが、該k個のLVトランジスタLVTの幅に対応した幅に形成され、カラム方向に縦列配置されてもよい。この場合、k個のLVトランジスタ回路LVTおよび対応するk個のセンスキャパシタSCは、それぞれk個のセンスアンプSAを構成する。そして、これらのk個のセンスアンプ
SAは、1つの組(グループ)として形成される。
この場合、k個のセンスアンプSAの幅(LVトランジスタLVTの幅)で形成されたセンスキャパシタSC1〜SCkのカラム方向の長さ(y(k*x))は、1個のセンスアンプSAの幅で形成されたセンスキャパシタSC10、SC11におけるカラム方向の長さの(y(x))の1/kよりも短い。これが、本実施形態の適用条件となる。つまり、式8のような一般式が成り立つ。
k*y(k*x)+(k−1)WGC−GC<y(x) (式8)
このように、本実施形態では、LVトランジスタLVTの幅のk倍のピッチでレイアウトされたセンスキャパシタSCを配置することができる。これにより、センスアンプSAの面積の増大をさらに抑制することができる。
さらに、センスキャパシタSCのカラム方向の幅(ピッチ)を広げることによって、センスキャパシタSCに接続されるコンタクトの位置の自由度が増大する。また、上記実施形態では、センスキャパシタSCのカラム方向の幅が広いので、図6(A)と図6(B)との比較して分かるように、M0配線の屈曲部分が従来よりも少ない。配線の屈曲が少ないので、M0配線の形成工程においてリソグラフィが比較的容易となる。従って、本実施形態は、製造容易という観点でも従来と比べて優位である。
MCA・・・メモリセルアレイ、M・・・メモリセル、WL・・・ワード線、BL・・・ビット線、SA・・・センスアンプ、SC1,SC2・・・センスキャパシタ、LVT1,LVT2・・・LVトランジスタ回路、SAP・・・センスアンプペア、EI・・・金属プラグ、GE・・・絶縁膜領域、AA・・・アクティブエリア、WAA−GC・・・コントロールゲートの張出し幅、WGC−GC・・・コントロールゲート間の間隔、EI−M0,GC−M0,M0−SUB・・・コンタクト

Claims (5)

  1. 第1の方向に延伸する複数のワード線と、
    前記ワード線と交差するように第2の方向に延伸する複数のビット線と、
    前記ワード線と前記ビット線とに接続された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルから前記ビット線を介してセンスノードに伝達されたデータを検出する検出部、および、前記センスノードと基準電位との間に接続されたキャパシタを含む複数のセンスアンプとを備え、
    複数の前記センスアンプは、複数の前記ビット線の少なくとも一端から前記第2の方向に配列するように設けられており、
    k個(k≧2)の前記検出部に対応するk個の前記キャパシタは、それぞれ前記k個の検出部の幅に対応した幅を有し、前記第2の方向に配列され、
    前記k個の前記検出部は、前記第1の方向に配列されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. k個の前記検出部とそれらに対応するk個の前記キャパシタはそれぞれk個の前記センスアンプを構成し、
    該k個のセンスアンプは、センスアンプの組を構成することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記kは2であり、2個の前記検出部は、それらの間の前記第2の方向の線を軸として互いに鏡像配置されており、
    2個の前記キャパシタは、それらの間の前記第1の方向の線を軸として互いに鏡像配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記センスアンプは、前記ビット線のそれぞれに対応して設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記k個の検出部の幅で形成された前記キャパシタにおける前記第2の方向の長さは、それぞれ1つの前記検出部の幅で形成された場合の前記キャパシタにおける前記第2の方向の長さの1/kよりも短いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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