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JP5136944B2 - 骨材判別装置 - Google Patents
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Description

本発明はコンクリート製造設備における骨材受入ホッパへ投入される骨材が砂利又は砂のいずれであるかを判別するために用いる骨材判別装置に関するものである。
一般に、コンクリート製造設備にて生コンクリートの原料としての粗骨材となる砂利や細骨材となる砂は、車両等により上記コンクリート製造設備へ搬入した後、該搬入された砂利や砂を、それぞれ対応する砂利貯蔵槽と砂貯蔵槽に分別した状態で一旦貯留させるようにしてあり、生コンクリートを製造するときには、上記各貯蔵槽より必要量の砂利や砂をそれぞれバッチャープラントへ適宜供給させて生コンクリート製造に使用するようにしてある。したがって、上記コンクリート製造設備では、車両等により骨材が搬入されるときに、該搬入された骨材が砂利であるか、或いは砂であるかに応じて、それぞれ貯留させるべき貯蔵槽を切り替える必要がある。
このために、図3に示す如く、車両1等により搬送された骨材2を受け入れるようにしてある骨材受入ホッパ3の下流側に、砂利貯蔵槽4及び砂貯蔵槽5(図ではそれぞれ2基ずつ備えた場合を示す。)と、上記骨材受入ホッパ3の下端から上記各貯蔵槽4,5の上方に達するように設置してあるベルトコンベヤ6と、上記各貯蔵槽4,5の上側にて、上記ベルトコンベヤ6にて移送された骨材2を受けると共に、該骨材2の移送先(投入先)を上記砂利貯蔵槽4又は砂貯蔵槽5のいずれか一つに選択的に切替えることができるようにしてあるシャトルベルトコンベヤ7とを備えてなる骨材分配機構8を設け、更に、図示しないが、骨材受入ホッパ3の近傍位置に該骨材受入ホッパ3に投入した骨材2が砂利であるか砂であるかを指示する操作盤が設けてあり、この操作盤上で砂利、砂の指示をすることによりシャトルベルトコンベヤ7が所定の位置へ移動できるようにしてある。
かかる骨材分配機構8を用いて砂利と砂を振り分けて貯蔵する場合において、車両1等より骨材受入ホッパ3に投入された骨材2が砂利である場合には、運搬車両の運転者や作業者が砂利であることを操作盤で指示することにより、上記骨材分配機構8のシャトルベルトコンベヤ7が、その移送先が砂利貯蔵槽4となるように配置されることから、上記骨材受入ホッパ3に受け入れられた砂利を、ベルトコンベヤ6で移送することによりシャトルベルトコンベヤ7より砂利貯蔵槽4へ投入することができ、又、上記骨材受入ホッパ3に受け入れられた骨材2が砂である場合には、同様の指示により上記シャトルベルトコンベヤ7が、その移送先が砂貯蔵槽5となるように配置されることから、上記骨材受入ホッパ3に受け入れられた砂2を、ベルトコンベヤ6で移送することによりシャトルベルトコンベヤ7より砂貯蔵槽5へ投入することができるようにしてある。
しかし、この場合、作業者の勘違いや操作ミス等により、骨材受入ホッパ3に実際に投入した骨材2は砂利であるのに、作業者が操作盤で砂を指示してしまったり、逆に、骨材受入ホッパ3に実際に投入した骨材2は砂であるのに、作業者が操作盤で砂利を指示してしまった場合には、砂貯蔵槽5に砂利が投入されたり、砂利貯蔵槽4に砂が投入されて砂と砂利が混合されてしまう虞があり、この場合、上記のような砂と砂利の混合物が、気付かれずに貯蔵槽4,5よりバッチャープラントへ供給されてしまうと、該バッチャープラントで製造される生コンクリートの品質不良を引き起こしたり、この品質不良の生コンクリートの使用により製造される製品や、施工されるコンクリート工事に欠陥が生じる等の問題を生じる虞がある。又、たとえバッチャープラントへの供給前に砂と砂利との混合に気付いたとしても、上記貯蔵槽4,5に投入されている砂利と砂の混合物を分離するには多大な労力及び時間を要するという問題もある。
そのために、上記のような人為的なミスを防止できるように、骨材受入ホッパ3に受け入れられた骨材2が、砂利であるか或いは砂であるかを判別する装置を設けることが望まれ、従来、次のようなものが提案されている。
従来提案されている骨材判別装置の1つとしては、たとえば、図4に示す如く、ベルトコンベヤ9の下流側端部にヘッドシュート10を設けて該ヘッドシュート10に振動検出器11を取り付けたり、或いは、骨材受入ホッパ12、該骨材受入ホッパ12の下端に連設して該骨材受入ホッパ12より上記ベルトコンベヤ9へ落下供給される骨材をまとめるためのスカート13、該スカート13に設けてベルトコンベヤ9上における骨材の輸送量を調節する輸送量調節部材14等に、振動検出器11を取り付けて、上記ヘッドシュート10や骨材受入ホッパ12、スカート13、輸送量調節部材14を骨材が接触しながら通過するときに、該骨材の接触に伴って上記各部材10,12,13,14に生じる振動を、上記振動検出器11で検出し、砂と砂利との質量の違いにより振動の大きさが異なることを利用して、その振動の大小を基に、骨材受入ホッパ12より貯蔵槽へ搬送される骨材が砂利であるか砂であるかを判別するようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
又、上記砂利や砂等の粒径の異なる粒状物がベルトコンベヤにて搬送されるときに、該粒状物をその粒径に応じて判別できるものとしては、上記ベルトコンベヤにて搬送される粒状物をCCDカメラなどの撮像装置で撮像し、得られた画像データの明暗の階調変化をコンピュータ等の画像処理装置にてフーリエ変換して周波数分布を求め、得られた周波数分布から平均周波数を求めて、該平均周波数により上記粒状物の粒径の大小の判別を行うようにしたものも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開平8−57840号公報 特開平6−180279号公報
ところが、上記特許文献1に示されたものでは、振動検出器11を、ベルトコンベヤ9のヘッドシュート10や、骨材受入ホッパ12のスカート13、あるいは、該スカート13に設けられた輸送量調節部材14に取り付けた場合に、その構成上、ベルトコンベヤ9による搬送を開始した後にしか骨材の判別を行なえず、その分材質の判別が遅くなってしまうという問題がある。特に、ヘッドシュート10に取り付けた振動検出器11で判断する場合は、判別するタイミングが遅すぎて次の自動処理に間に合わない虞れがある。一方、振動検出器11を骨材受入ホッパ12に設置した場合には、該骨材受入ホッパ12に骨材2が投入された時点で骨材受入ホッパ12に振動が生じるため、この振動を上記と同様に振動検出器11で検出することによりベルトコンベヤ9による搬送前に上記骨材2が砂利か砂かの判別を行うことが可能になるが、この場合、骨材受入ホッパ12の内周面には摩耗防止のために通常ゴム部材が用いられており、骨材2がホッパに投入したことによる振動が振動検出器11に伝わり難く、判別を誤る虞が懸念される問題がある。又、ホッパ12に投入された骨材2のレベルが振動検出器11の設置位置を通過して低くなる時点以降は振動を振動検出器11で検出できなくなって骨材2を判別することができないという問題もある。更に、搬送車両より骨材受入ホッパ12へ骨材を投入するときのホッパ内における骨材2の落下位置や搬送車両から骨材を投入する速さ(勢い)等によって該骨材受入ホッパ12に発生する振動が大きく変化する虞があり、したがって、この振動の変化に伴って、判別結果に間違いが発生する虞が懸念されるという問題もある。
上記特許文献2に示されたものでは、構成上、CCDカメラ等の撮像装置、コンピュータ等の画像処理装置を必要とするため高価になるという問題がある。
そこで、本発明は、骨材の量や投入の仕方に影響を受けることなく骨材受入ホッパへ骨材が投入された時点で該骨材が砂利であるか砂であるかの判別ができ、しかも設置コストを安価なものとすることができる骨材判別装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、骨材受入ホッパの側部に、該ホッパ内の骨材中へエアを吐出させるエアノズルを取り付け、該エアノズルへ接続されるエア供給管の途中に、エア圧力センサを取り付け、且つ該エア圧力センサの検出値に基づいて上記骨材が砂利又は砂のいずれかであることを判別して、骨材搬送コンベヤの運転停止を判断する制御装置を備えた構成とする。
又、請求項2に対応して、上記構成における制御装置は、骨材受入ホッパ内の骨材が砂利又は砂であるときのエア圧力を予め求めて砂利又は砂の境界値を定めた判別部と、該判別部での判別結果と骨材受入ホッパへの骨材投入時の砂利又は砂の指示内容とを判断して、不一致の場合に骨材搬送コンベヤの運転停止の指令を発する情報判断部とを有するものとした構成とする。
本発明の骨材判別装置によれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1)骨材受入ホッパの側部に、該ホッパ内の骨材中へエアを吐出させるエアノズルを取り付け、該エアノズルへ接続されるエア供給管の途中に、エア圧力センサを取り付け、且つ該エア圧力センサの検出値に基づいて上記骨材が砂利又は砂のいずれかであることを判別して、骨材搬送コンベヤの運転停止を判断する制御装置を備えた構成としてあるので、骨材受入ホッパに投入された骨材中に吐出されるエア圧力の差により、骨材の量に影響を受けることなく、骨材が容易に砂利か砂かの判別を行なうことができ、迅速に対処することが可能となる。しかも、骨材中に吐出するエア圧力によるので、外的な要因による影響が少ない。
(2)又、制御装置は、骨材受入ホッパ内の骨材が砂利又は砂であるときのエア圧力を予め求めて砂利又は砂の境界値を定めた判別部と、該判別部での判別結果と骨材受入ホッパへの骨材投入時の砂利又は砂の指示内容とを判断して、不一致の場合に骨材搬送コンベヤの運転停止の指令を発する情報判断部とを有する構成としてあるので、エア圧力が予め定めた境界値を超えるか否かの判断で砂利か砂かを判別でき、骨材受入ホッパへの骨材の投入前の砂利又は砂の指示内容と一致しないときは自動的にコンベヤの運転停止の処置がとられるため、砂利と砂が混ざることはない。
本発明の骨材判別装置の実施の一形態を示す概略図である。 図1に示す装置における制御装置の構成例を示す図である。 コンクリート製造設備における骨材分配機構の一例を示す概略図である。 従来提案されている骨材判別装置の一例を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の骨材判別装置の実施の一形態を示すもので、図3に示した場合と同様に、車両等で搬送して来た骨材2を骨材受入ホッパ3に投入して、該骨材受入ホッパ3からベルトコンベヤ6に移して砂や砂利の各貯蔵槽へ送るようにしてあり、且つ骨材受入ホッパ3の近傍位置に、車両等で搬送して来た骨材2が砂であるか砂利であるかを指示する操作盤が設けられている構成において、上記骨材受入ホッパ3の側壁の所要位置に、ホッパ3の外側からホッパ3の内側へエアを吐出させるためのエアノズル15を単数又は複数取り付けると共に、所要高さ位置にレベル計19を設ける。上記エアノズル15は、エア供給管16を介してエアポンプの如きエア供給装置17に接続し、加圧されたエアがエアノズル15より骨材受入ホッパ3内に吐出されるようにする。又、上記レベル計19は上記エア供給装置17に接続して、レベル計19からの信号でエアの吐出が行われるようにする。
上記エア供給管16の途中には、吐出されるエアの圧力を検出するエア圧力センサ18を設けて、エア供給管16内のエア圧力の変化を検出して制御装置20へ入力するようにする。
上記制御装置20は、図2に示す如く、骨材受入ホッパ3内に投入される骨材2が砂利である場合と砂である場合において、エアノズル15から吐出されるエア圧力を、予めエア圧力センサ18で求めて、砂利であるときの圧力値と砂であるときの圧力値との境界値を設定値として定め、実際に骨材受入ホッパ3に投入された骨材2にエアノズル15から吐出されるエア圧力が上記設定値としての境界値を超えているか、超えていないかを判断して、境界値を超えた場合を「砂利」、超えない場合を「砂」として判別するようにしてある判別部21と、該判別部21で判別された砂又は砂利の実際の情報と前記操作盤に指示された砂又は砂利の指示信号とが一致しているか否かを判断する情報判断部22とを有してなり、更に、該情報判断部22での判断結果が一致の場合は、ベルトコンベヤ6の運転を停止することなくそのまま運転を継続させ、不一致の場合は、ベルトコンベヤ6の駆動装置へ運転停止の指令を発し、又、警報装置へ警報発生指令を与えるような機能を有する構成としてある。
骨材受入ホッパ3に投入される骨材2が砂利である場合には、砂と比べて粒径が大きいため、粒子間に隙間を有し、骨材2同士の空隙が大きい。一方、骨材2が砂の場合には、粒径が小さいため、粒子間の隙間が生じにくく、骨材2同士の空隙が小さい。したがって、堆積した骨材2の側面から一定量のエアを吐出した場合では、砂利の方が砂よりもエアの圧力が外部に逃げ易くなり、相対的に砂利の場合はエアの圧力が低く、砂の場合はエアの圧力が高いものとなる。
このような現象を利用して骨材2の判別を行う場合には、車両等で搬送されて来た骨材2を骨材受入ホッパ3へ投入するに先立って、先ず、オペレータが搬送されて来た骨材2が砂であるか砂利であるかの指示を操作盤上で行い、その指示に従って砂又は砂利の各貯蔵槽へ貯留できるようにする。
次に、搬送されて来た骨材2を骨材受入ホッパ3に投入して該ホッパ3の底部より堆積させるようにする。
骨材受入ホッパ3に堆積される骨材2のレベルが或るレベルに達すると、レベル計19が作動してエア供給装置17にエア供給の指令が与えられる。これによりエア供給装置17から所定圧力に加圧されたエアがエアノズル15を通して骨材受入ホッパ3内の骨材2に向けて吐出される。上記骨材2が砂利である場合には、砂利中に吐出されるエアの圧力は低いので、その圧力がエア圧力センサ18で検出されて制御装置20の判別部21へ送られる。判別部21では、予め定められた境界値が設定してあるので、入力されたエア圧力センサ18からの圧力レベルが境界値を超えるか超えないかの判断がされ、砂利の場合のエア圧力は、境界値を超えないため、判別部21では「砂利」として判別される。一方、骨材受入ホッパ3内の骨材2が砂である場合は、エアノズル15から砂中に吐出されるエア圧力は高くなるので、そのエア圧力がエア圧力センサ18で検出されて上記制御装置20の判別部21へ送られる。該判別部21では境界値を超えるか超えないかの判断が行われるが、骨材2が砂である場合のエア圧力は高いので、境界値を超えるため、判別部21では「砂」と判別される。
このように判別部21で「砂利」又は「砂」と判断されると、操作盤への指示内容と一致しているか一致していないかの判断が情報判断部22で行われる。この判断結果が一致の場合は、そのままベルトコンベヤ6の運転が継続される。一方、判断結果が不一致の場合は、直ちにベルトコンベヤ6の駆動装置へ指令が送られ、運転停止が行われ、注意を促すための警報が発せられるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、骨材受入ホッパ3の側面に、エアノズル15の設置位置の近くにレベル計19を設けて、骨材受入ホッパ3に骨材2が投入されるとき自動的にエア供給が行われるようにした場合を示したが、レベル計19がない場合でも本発明は実施できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 骨材
3 骨材受入ホッパ
6 ベルトコンベヤ
15 エアノズル
16 エア供給管
18 エア圧力センサ
20 制御装置
21 判別部
22 情報判断部

Claims (2)

  1. 骨材受入ホッパの側部に、該ホッパ内の骨材中へエアを吐出させるエアノズルを取り付け、該エアノズルへ接続されるエア供給管の途中に、エア圧力センサを取り付け、且つ該エア圧力センサの検出値に基づいて上記骨材が砂利又は砂のいずれかであることを判別して、骨材搬送コンベヤの運転停止を判断する制御装置を備えた構成を有することを特徴とする骨材判別装置。
  2. 制御装置は、骨材受入ホッパ内の骨材が砂利又は砂であるときのエア圧力を予め求めて砂利又は砂の境界値を定めた判別部と、該判別部での判別結果と骨材受入ホッパへの骨材投入時の砂利又は砂の指示内容とを判断して、不一致の場合に骨材搬送コンベヤの運転停止の指令を発する情報判断部とを有するものとした請求項1記載の骨材判別装置。
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