JP5142104B2 - 蓋体付きカップ状容器および飲食品包装体 - Google Patents
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Description
胴部上端の開口部に外鍔状のフランジを連設したカップ状の合成樹脂製容器本体と、フランジ上面に熱溶着され容器本体の開口部を密封する密封シートと、フランジに外嵌組付きして密封シートを覆い隠す有頂筒状の蓋体とから成る蓋付きカップ状容器において、
蓋体の頂壁の周縁部の下面に、周突条状のシール弾片を垂下設すると共にこのシール弾片の外側に凸状の当接リブ片を配設形成し、
シール弾片は、斜め内側下方に垂下設し、このシール弾片が垂下基端部を支点として片持ち状に斜め内側上方に弾性変形した状態で密封シートに弾接する構成とし、
当接リブ片は、蓋体の、頂壁とフランジに外嵌する側壁から形成されるコーナー部に形成する構成とし、
容器本体のフランジに蓋体を外嵌組付きした状態で、シール弾片の先端部が密封シートのフランジに支持された部分に周状に弾接すると共に、当接リブ片の密封シートへの当接により、シール弾片の変形限界を決める構成とする。
そこで、上記構成中の当接リブ片はシール弾片の過剰な変形による、折れ曲がりや、破損を防ぐ機能を発揮するものであり、蓋体をフランジに外嵌する際に、当接リブ片の密封シートへの当接によりシール弾片の過剰な変形を確実に防止することができる。
シール弾片を斜め内側下方に垂下設し、このシール弾片が垂下基端部を支点として片持ち状に斜め内側上方に弾性変形した状態で密封シートに弾接する構成とすることにより、シール弾片の変形量を大きくしてシール機能を十分に発揮させることができ、またシール弾片の先端部の外側側部が密封シートに弾接する姿勢でシールするので内容液の漏れをより確実に防ぐことができる。
リブ片の形状、配設個数、配設位置等は、密封シートへの当接状態、シール弾片の形状、蓋体周縁部のフランジへの外嵌様式等を考慮して決めることができ、複数個の当接リブ片を等中心軸に配設したり、突条周リブとしたりすることができる。
本発明の蓋付きカップ状容器は非常に利便性の高いものであるため、とくに内容液を飲食品とした場合にもっとも本発明のカップ状容器の効果を享受することができる。ここに飲食品の形態としては、いわゆる液状のものに限られるわけではなく、半液状、流動状、固液混合状のものもあり、これらを含めて内容液として合成樹脂製容器本体に収納する。
すなわち、シール弾片の先端部の弾接によるシールにより、部材の成形精度に係る形状のバラツキや、蓋体のフランジへの嵌合による変形を十分吸収することができ、密封シートの開放後も、内容液の漏れを心配することなく安心して内容液を飲んだり、内容液が残った状態で持ち歩いたりすることができる。
図1〜4は本発明の蓋付きカップ状容器の一実施例を示し、図1は全体縦断面図、図2は平面図、図3は斜め上からみた斜視図、そして図4は図1中の円で囲った部分の要部拡大縦断面図である。なお、図1においては内容液の図示は省略しており、また内容液を図示する場合であっても特段の符号は付していない。
容器本体1は、合成樹脂射出成形品、合成樹脂製シートからの熱成形品、さらには合成樹脂発泡成形品等であり、薄肉のカップ状に成形されており、やや上方に拡径した円筒状の胴部2の上端に、外鍔状のフランジ4を連設している。
そしてこの密封シート11をフランジ4の上面に周状に熱溶着することにより容器本体1の上端開口部を密閉する。
また、後述するようにこの蓋体21の頂壁22には、使用時に密封シート11をワンタッチで部分的に切り開くための、開封機構Pを一体設している。
このように、シール弾片24をかなり変形させて、密封シート11に弾接させているので、容器本体1や蓋体21の成形精度に係る形状のバラツキや、蓋体21のフランジ4への嵌合に伴なう変形を十分吸収することができ、密封シート11を部分的に切り開いた状態において、確実で安定なシール機能が発揮される。
なお、本実施例では複数の当接リブ25を等中心角度位置に8ケ、コーナー部に配設する例を示したが、当接リブ片25の形状、配設個数、配設位置は密封シート11への当接状態、シール弾片24の形状、蓋体21周縁部のフランジ4への外嵌様式等を考慮して決めることができる。
この開封機構Pを配設するため、頂壁22の中央部にオーバーキャップ部31を形成している。このオーバーキャップ部31は密封シート11に距離を隔てて対面する天面壁31aと、この天面壁31aの縁部に一体連結する周壁31cからなり、天面壁31aの中央域には前方から後方にかけて径方向にこの天面壁31aを二分する区画凹所31bが設けられている。
また、区画凹所31bの前端部に付設するヒンジ部35を介して、全体として矩形板状の開封可動片33が、区画凹所31bに水平な姿勢で一体設されている。
この開封可動片33は刃部33aと、この刃部33aの後部につながる操作片33bからなり、上記ヒンジ部35を支点にして回動させることができるようになっている。
また、刃部33aには矩形状の窓孔34が形成されており、開口部32と共に、内容液の注出口、あるいは飲み口としての機能を発揮する。
密封シート11を押し切って容器を開封した後は、図6に示すように開封可動片33を初期姿勢(水平姿勢)に復帰させ、容器を傾けて内容液を注出したり、直接口を付けて内容液を飲むことができる。
たとえば、シール弾片の形状はその変形あるいは弾接様式、シール効果、強度等を考慮して様々な態様のものの中から選択することができる。
2 ;胴部
3 ;底部
4 ;フランジ
11;密封シート
21;蓋体
22;頂壁
23;側壁
24;シール弾片
25;当接リブ片
26;係止片
31;オーバーキャップ部
31a;天面壁
31b;区画凹所
31c;周壁
32;開口部
33; 開封可動片
33a;刃部
33b;操作片
34;窓孔
35;ヒンジ部
P ;開封機構
Claims (4)
- 胴部(2)上端の開口部に外鍔状のフランジ(4)を連設したカップ状の合成樹脂製容器本体(1)と、前記フランジ(4)上面に熱溶着され前記容器本体(1)の開口部を密封する密封シート(11)と、前記フランジ(4)に外嵌組付きして密封シート(11)を覆い隠す有頂筒状の蓋体(21)とから成り、
前記蓋体(21)の頂壁(22)の周縁部の下面に、周突条状のシール弾片(24)を垂下設すると共に該シール弾片(24)の外側に凸状の当接リブ片(25)を配設形成し、
前記シール弾片(24)は、斜め内側下方に垂下設し、該シール弾片(24)が垂下基端部を支点として片持ち状に斜め内側上方に弾性変形した状態で密封シート(11)に弾接する構成とし、
前記当接リブ片(25)は、蓋体(21)の、頂壁(22)とフランジ(4)に外嵌する側壁(23)から形成されるコーナー部に形成する構成とし、
前記容器本体(1)のフランジ(4)に蓋体(21)を外嵌組付きした状態で、前記シール弾片(24)
の先端部が密封シート(11)のフランジ(4)に支持された部分に周状に弾接すると共に、前記当接リブ片(25)の密封シート(11)への当接により、前記シール弾片(24)の変形限界を決める構成とした蓋付きカップ状容器。 - 当接リブ片(25)を複数個、等中心角度の位置に配設する構成とした請求項1記載の蓋付きカップ状容器。
- 当接リブ片(25)を突条周リブとした請求項1記載の蓋付きカップ状容器。
- 請求項1、2または3に記載の蓋付きカップ状容器における合成樹脂製容器本体(1)に飲食品を充填密封してなる飲食品包装体。
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| JP2008082536A JP5142104B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 蓋体付きカップ状容器および飲食品包装体 |
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