JP5147782B2 - 収容ケース、流動体の流速低下構造、及び、舶用電子機器 - Google Patents
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Description
図2に示すように、本実施形態の収容ケース1は、収容本体10と、収容本体10に着脱可能に当接して取付けられるベース体20と、収容本体10にベース体20が当接されることにより形成される流路30と、流路30内の流路面に突出された本体側突出部40、及び、ベース体側突出部50とを有している。
図3は、収容ケース1を示す分解斜視図である。図3に示すように、ベース体20が着脱された収容本体10は、パネル13と、カバー14と、内圧調整用フィルタ15と、パッキン16とから構成される。
図3に示すように、パネル13は、中空で一面が開放された直方体形状を有している。図2に示すように、パネル13は、収容本体10の上部を構成し、この開放面が垂直方向のベース体20側となるように配置される。パネル13の内部には、電子回路基板4を取り付けるための4つの固定部材10bが形成されている。各固定部材10bは、パネル13の開放面に対向する閉鎖面内側の各コーナー部に配置されている。各固定部材10bの頂部には、電子回路基板4をねじ部材により取付け可能にねじ孔が形成されている。各固定部材10bは、閉鎖面から同じ長さで形成されているため、電子回路基板4を閉鎖面と平行に保持することができるようになっている。
図3に示すように、カバー14は、中空で一面が開放された直方体形状を有している。図2に示すように、カバー14は、収容本体10の下部を構成し、開放面がパネル13の開放面に嵌合される。このように、パネル13の開放面と、カバー14の開放面とを接合することで、収容本体10の内部に電子回路基板4を収容する収容空間11を形成することができるようになっている。
内圧調整用フィルタ15は、通気性を有した円状のフィルタであり、外部との圧力差を調整することが可能となっている。内圧調整用フィルタ15は、通気部14bの開放面に密着するように貼り付けられる。即ち、内圧調整用フィルタ15は、通気孔12の収容空間11側を覆うように設けられている。
パッキン16は、図3に示すように、ロの字型のゴム部材で形成されている。図2に示すように、パッキン16は、パネル13及びカバー14の接合部に挟まれている。これにより、パッキン16は、パネル13及びカバー14の接合部における外部から収容空間11への流動体の進入を防止するようになっている。
次に、ベース体20の構成について説明する。ベース体20は、本体側取付け面10aが当接されるベース側取付け面20aを有している。即ち、ベース体20は、ベース側取付け面20aが本体側取付け面10aに当接した状態で、収容本体10に着脱可能に取付けられている。
ここで、本体側取付け面10aと、ベース側取付け面20aとの当接により形成される流路30について説明する。流路30は、本体側取付け面10aに形成された溝部31、凹部14a、及び、ベース側取付け面20aによって構成される。具体的に、図5に示すように、流路30は、本体側取付け面10aとベース側取付け面20aとの当接面における溝部31、及び、凹部14aによって形成された隙間によって形成される。凹部14aは、該当接面中央において、収容空間11が通気孔12を介して通気するための隙間を形成する。また、溝部31は、凹部14aが形成する隙間と収容ケース1外部とを連通する隙間を形成する。このように、流路30は、本体側取付け面10aとベース側取付け面20aとの当接により形成され、収容ケース1の外部と通気孔12とを連通している。以下、流路30の外部から通気孔12へ向かう方向を連通方向と称す。
上述のように、収容ケース1が船舶200に取付けられると、船舶200が海上にいる場合の波浪、及び、収容ケース1の設置環境を清掃する際の水しぶき等により、流動体が収容ケース1に進入する可能性が生じる。ここで、収容ケース1の流路30における流動体の動作について説明する。
先ず、収容ケース1は、通気孔12への進入路を、流路30の開口32のみに限定している。これにより、収容ケース1に流動体の噴流が当たる場合でも、収容ケース1へ進入する流動体を開口32に当たったもののみとすることができる。その結果、外部からの噴流に対する保護性能を向上させることができる。
次に、収容ケース1に進入した流動体を排出させる動作について説明する。図9は、流路30に進入した流動体の排出動作を説明する説明図である。図9に示すように、4つの溝部31a・31b・31c・31dに対応する流路30a・30b・30c・30dが設けられている。
以上のように、本実施形態の収容ケース1は、本体側取付け面10aと、内部に形成された収容空間11と、該本体側取付け面10aに形成され該収容空間11を外部に連通させる通気孔12とを有する収容本体10と、本体側取付け面10aに当接されるベース側取付け面20aを有し、収容本体10に着脱可能に取付けられたベース体20と、本体側取付け面10aとベース側取付け面20aとの当接により形成され、外部と通気孔12とを連通する流路30と、流路30における収容本体10側の流路面からベース体20側に向かって突出された本体側突出部40と、流路30の連通方向における本体側突出部40の配設位置とは異なる位置に配置され、流路30におけるベース体20側の流路面から収容本体10側に向かって突出されたベース体側突出部50とを有する構成にされている。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
4 電子回路基板
10 収容本体
10a 本体側取付け面
11 収容空間
12 通気孔
20 ベース体
20a ベース側取付け面
21 位置合せ用突部
30 流路
31 溝部
34 拡大領域
40 本体側突出部
50 ベース体側突出部
100 舶用電子機器
Claims (10)
- 本体側取付け面と、内部に形成された収容空間と、該本体側取付け面に形成され該収容空間を外部に連通させる通気孔とを有する収容本体と、
前記本体側取付け面に当接されるベース側取付け面を有し、前記収容本体に着脱可能に取付けられたベース体と、
前記本体側取付け面と前記ベース側取付け面との当接により形成され、外部と前記通気孔とを連通する流路と、
前記流路における前記収容本体側の流路面から前記ベース体側に向かって突出された本体側突出部と、
前記流路の連通方向における前記本体側突出部の配設位置とは異なる位置に配置され、前記流路における前記ベース体側の流路面から前記収容本体側に向かって突出されたベース体側突出部と
を有することを特徴とする収容ケース。 - 前記流路は、
前記本体側突出部及び前記ベース体側突出部が配設され、流路断面積が他の部分の流路断面積よりも前記収容本体と前記ベース体との対向方向に拡大された拡大部を有していることを特徴とする請求項1に記載の収容ケース。 - 前記ベース体側突出部は、
先端の位置が、前記収容本体と前記ベース体との対向方向における前記本体側突出部先端の位置よりも前記収容本体側になるように突出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収容ケース。 - 前記流路は、前記本体側取付け面及び前記ベース側取付け面の少なくとも一方に形成された溝によって構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の収容ケース。
- 前記収容本体及び前記ベース体の少なくとも一方は、前記収容本体と前記ベース体との対向方向の前記流路面から突出し、前記溝に嵌合する位置合せ用突部を有することを特徴とする請求項4に記載の収容ケース。
- 前記流路は、前記通気孔から4方向に隣り合う同士が互いに垂直に延在していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の収容ケース。
- 前記各流路の前記本体側突出部及び前記ベース体側突出部の少なくとも一方は、前記通気孔を中心とした円軌跡に沿った形状に形成及び配置されていることを特徴とする請求項6に記載の収容ケース。
- 外部の流動体が進入自在に一端を開口された流路と、
前記流路内に突出され、該流路を流動する流動体の一部の連通方向を進路変更させる進路変更部と、
前記流路内に突出され、該流路を流動する流動体の一部を、前記進路変更部により進路変更された流動体の連通方向に対し逆方向の成分を含む方向に進路変更させる逆流衝突部と
を有していることを特徴とする流動体の流速低下構造。 - 請求項1乃至7の何れか1項の収容ケースと、
前記収容ケースの前記収容空間に収容された電子回路基板と
を有していることを特徴とする舶用電子機器。 - 請求項8に記載の流動体の流速低下構造と、
前記流動体の流速低下構造の前記流路の他端に連通された収容空間に収容された電子回路基板と
を有していることを特徴とする舶用電子機器。
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