JP5148444B2 - ワークの返却装置及びその返却方法 - Google Patents
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Description
図15は従来の技術の基本原理を説明する図であり、ワークの供給装置100のパーツフィーダー101から供給されたワーク102のうち、選別機構103で選別排除されたワーク102は、第1のワークの返却装置104に送られ、パーツフィーダー101に戻される。
また、ワークの供給装置100のパーツフィーダー105から供給されたワーク106のうち、選別機構107で選別排除されたワーク106は、第2のワークの返却装置108に送られ、パーツフィーダー105に戻される。
しかし、複数のワークに応じて、ワークの返却装置をそれぞれ設けると、ワークの供給装置104、108が大型化し、広いスペースが必要になる。すなわち、複数種類のワークを返却するワークの返却装置104、108を小型化する技術が求められている。
加えて、構成部品が少なくなるので、返却装置のコストを低減することができる。
加えて、構成部品が少ないので、装置のメンテナンスも容易である。
図1は本発明に係るワークの返却装置を含む供給装置の基本構成を説明する図であり、ワークの供給装置10は、種類の異なるワークとしてのロングボルト11及びワークとしてのショートボルト12をそれぞれ貯留して現在使用中の種類に合わせて下流工程にワーク11、12を供給する第1の専用供給コンベア13及び第2の専用供給コンベア14と、これらの第1、第2の専用供給コンベア13、14に臨むように設けられワーク11、12を整列して下流工程に供給する1個のパーツフィーダー15と、このパーツフィーダー15に設けられワーク11、12を流動する1条の共用レール16と、この共用レール16に臨むように設けられワーク11、12の種類を判別する判別機構17と、共用レール16に臨むように設けられ判別されたワーク11、12を把持する把持機構18と、この把持機構18の近傍にワーク11、12の種類に応じてそれぞれ設けられワーク11、12を組立装置(不図示)に流動する第1の専用レール21及び第2の専用レール22と、判別機構17で現在組付け中のワークと異なる種類と判別された異種ワークを第1、第2の専用供給コンベア13、14へそれぞれ返却する返却装置23と、一連の制御を実施する制御部24と、第1、第2の専用供給コンベア21、22にワーク11、12のストックが無くなったことを知らせるパトライト25と、からなる。
傾斜部56と連続傾斜部57が連続しているので、ワークが自重によって傾斜部としての斜面56及び連続傾斜部としての斜面57を滑走しながら受取り部材43から移送部材45に受け渡される。
当接部材75及び遮断部材74の上昇位置が、ワークの種類に応じて異なるため、ワークの種類を判別することができる。
図4は第1供給工程から共用レール流動工程までを説明する図である。
(a)は第1供給工程を説明する図であり、第1の専用供給コンベア13を作動させ、ワークとしてのロングボルト11を、矢印(1)のように、移動させてパーツフィーダー15に供給する。
(b)に示すように、把持爪65、65を、矢印(5)、(5)の向きに閉じ動作させ、ワークとしてのボルト11を把持する。
判別機構17の遮断部材74及び当接部材75を、矢印(6)の向きに上昇させ、当接部材75をワークとしてのボルト11の下端部に当接させる。
現在組付け中のワークと種類判別された場合、判別把持機構18を移動させ、矢印(7)のように、ワークとしてのボルト11を第1の専用レール21に移す。
なお、現在組付け中のワークが、ワークとしてのショートボルト12である場合は、上述した説明と同様にして、第2の専用供給コンベア14を作動させ、ワークとしてのショートボルト12を第2の専用レール22に供給する。
ワークの種類の切替時又は誤品検出時に返却装置が動作するが、ここでは、誤品検出された場合を例に説明する。
図8は現在組付け中のワークに誤品が混在している様子を説明する図であり、仮に、現在組付け中のワークは、ロングボルト11であるとする。
共用レール16には、ロングボルト11の中に、誤品としてのショートボルト12が混在している。ロングボルト11が供給されるにつれて、ショートボルト12は姿勢を吊り下げ状態にし、矢印(12)のように、共用レール16を流動して判別場78に移動する。
判別機構17の遮断部材74及び当接部材75を、矢印(14)の向きに上昇させ、当接部材75をワークとしてのボルト11の下端部に当接させる。
現在組付け中のものと異なるワークと種類判別された場合、把持機構18を移動させ、矢印(15)のように誤品としてのショートボルト12を、第2の専用レール22の上方に移動させる。
(b)に示すように、ショートボルト12の首下部分は受取り部材の溝81に入り、ショートボルト12の頭部は傾斜部56に引っ掛かる。ショートボルト12は、姿勢を吊り下げ状態にし、矢印(18)のように、傾斜部56から連続傾斜部57へ自重によって斜面を滑走しながら移送部材45に受け渡される。なお、移送部材45では、ボルトの首下部分は移送部材の溝82に入る。
このように、案内レール47の上端部48が、移送部材45の上昇端より低い位置に設けられているので、ワーク11、12が自重により上部ガイド51に倒れこむことができる。
すると、(b)に示すように、第2の専用コンベア14に導かれる経路が形成される。誤品としてのショートボルト12は、矢印(23)のように第2の専用供給コンベア14に返却される。
また、返送コンベア用センサー83で、ワークとしてのショートボルト12を監視し、返却ワークが専用供給コンベアに返却されるまで、次のワークを返却しない。
また、機種変更時に、種類判別工程で機種変更に該当すると種類判別されたワークの場合も、同様にして返却される。
現在組付け中のワークが、ロングボルト11であると仮定する。
ワークとしてのロングボルト11が第1の専用レール用センサー31に一定時間以上検出されている場合、制御部24は、第1の専用レール21に一定数以上のワーク有りと判断する。
第1の専用供給コンベア13の動作時に、第1のコンベア用センサー36で、一定時間ワークが検出されない場合、制御部24は、パトライト15を点灯させる。
加えて、専用レール21、22のワークを一定数以上に保つので、機種変更時、ワークの供給が迅速に、かつ、途切れることなく実施できる。
別実施例に係るワークの返却装置23に使用されるワークの供給装置85は、異なる4種類のワークを貯留する第1の専用供給コンベア13、第2の専用供給コンベア14、第3の専用供給コンベア86及び第4の専用供給コンベア87と、第1の専用供給コンベア13から供給されるワークをパーツフィーダー15に供給する第1のサブ供給コンベア88と、第4の専用供給コンベア87から供給されるワークをパーツフィーダー15に供給する第4のサブ供給コンベア89と、組立装置にワークを供給する第1の専用レール21、第2の専用レール22、第3の専用レール91及び第4の専用レール92と、各専用供給コンベア13、14、86、87に返却ワークを返送する第1の専用返送コンベア93、第2の専用返送コンベア94、第3の専用返送コンベア95及び第4の専用返送コンベア96と、返送コンベア52に臨むように揺動自在に設けられ各専用返送コンベア93、94、95、96に返却ワークを振り分ける振り分け機構97と、を備えている。
図1に示したワークの供給装置10及び図2に示したワークの返却装置と同様の作用は説明を省略する。
振り分け機構97は、判別機構17によるワークの種類判別情報に基づいて、矢印(24)のように回転し、返却ワークの返却通路を形成する。この結果、複数種類のワークを1個のパーツフィーダーと、1条の共用レールを備えたワークの供給装置で供給することができる。
また、本発明の判別機構は、ボルトの首下部分の長さによりボルトの種類を判別したが、これに限定されず、ワークの色、カメラによるワークの形状認識、ワークの質量等、ワークの種類を判別できれば、他の判別手段でも問題はない。
さらに、本発明のワークの供給装置は、2種類又は4種類のワークに適用したが、3種類、5種類等、複数種類のワークに適用することは差し支えない。
Claims (6)
- パーツフィーダーから供給されたワークのうち、指定外の種類のワークを返却する又は、パーツフィーダーから供給されたワークのうち、余剰分を返却するワークの返却装置において、
このワークの返却装置は、前記パーツフィーダーの下流に設けられ前記指定外のワーク又は余剰ワークを把持する把持機構と、この把持機構の近傍にワークの種類に応じてそれぞれ設けられ前記ワークを組立装置に流動する複数の専用レールと、これらの複数の専用レールのいずれかの近傍に前記専用レールに沿って進退自在に設けられ前進方向に向かって下降している傾斜部で前記ワークを受取る受取り部材と、この受取り部材に臨み昇降自在に設けられ前記受取り部材の傾斜部と組み合わされて連続する連続傾斜部で前記ワークを移送する移送部材と、この移送部材の上昇端より低い位置に設けられ前記移送部材を支持すると共に前記移送部材に収納された前記ワークを起立姿勢で案内する案内レールと、この案内レールの上部に設けられ前記移送部材から受け渡された前記ワークを返送する返送コンベアと、この返送コンベアの終端部に設けられ種類に応じて前記ワークを振り分ける振り分け部材と、からなることを特徴とするワークの返却装置。 - 前記受取り部材の傾斜部及び前記移送部材の連続傾斜部は、ワークを自重で滑走させる斜面であることを特徴とする請求項1記載のワークの返却装置。
- 前記把持機構は前記専用レールに沿って移動し、前記受取り部材は前記把持機構より低い位置で前記専用レール上を移動しつつ、前記把持機構から前記ワークを受取ることを特徴とする請求項1記載のワークの返却装置。
- パーツフィーダーから供給されたワークのうち、指定外の種類のワークを返却する又は、パーツフィーダーから供給されたワークのうち、余剰分を返却するワークの返却方法であって、
前記パーツフィーダーから供給されたワークを把持機構で把持する把持工程と、
把持されたワークを専用レールに沿って移動する移動工程と、
移動されたワークを受取り部材で受取る受取り工程と、
受取ったワークを受取り部材から移送部材に受渡す受け渡し工程と、
受け渡されたワークを起立姿勢で案内レールに沿って上昇させてこの案内レールの上端より高い位置まで移送する移送工程と、
移送されたワークを前記移送部材から返送コンベアへ払い出す払出工程と、
払い出されたワークを種類に応じて該当する専用供給コンベアに振り分けて返却する返却工程と、からなることを特徴とするワークの返却方法。 - 前記受取り部材に、進退する前進方向に向かって下降する傾斜部が設けられ、前記移送部材に、前記傾斜部と組み合わされて連続して下降する連続傾斜部が設けられており、
前記受け渡し工程は、ワークを自重により前記傾斜部及び前記連続傾斜部を滑走させることで受け渡されることを特徴とする請求項4記載のワークの返却方法。 - 前記受取り工程は、前記受取り部材を前進させることでワークを受取ることを特徴とする請求項4記載のワークの返却方法。
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