JP5151637B2 - 日付表示機構付時計 - Google Patents
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Description
付表示機構付時計が知られている。また、このような時計において、時計の外周縁に沿っ
て1日から31日までの数字が表示される日付表示板を、1ヶ月で1回転させる構成では
、日付として表示される数字が小さくなるため、日付の一位と十位とを別々に表示させる
構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
0までの数字が表示される1位表示部材と、10日毎に1段階進むように構成されるとと
もに、0〜3の数字が表示される10位表示部材とを組み合わせて、1〜31日の日付を
表示させる装置である。
位置が異なるため、表示される日付の全てに段差が生じてしまう。このため、例えば商品
撮影などを実施する際に、段差による影が生じてしまい、撮影方向などを考慮する必要が
あるなど、煩雑な作業が発生するという問題があった。
が可能な日付表示機構付時計を提供することを目的とする。
十位日付表示孔から表示される十位の数字が表示される十位目盛が配設される十位日板
と、一位日板を駆動させる一位日付駆動機構と、
十位日板を前記一位日板と異なる回転軸で駆動させる十位日付駆動機構と、
を具備し、前記十位目盛は、前記十位日付表示孔にのみ十位の数字を表示させる通常十位目盛と、前記十位日付表示孔に十位の数字を表示させるとともに、前記一位日付表示孔に一位の数字を表示させる双表示目盛と、を備え
前記十位日板には、前記一位日付表示孔に対向する領域に一位表示孔が形成されている
ことを特徴とする。
き、十位日付表示孔から十位日板に設けられる十位目盛の数字を表示できる。これにより
、1つの表示窓で2桁の数字を表示させる場合に比べて、日付を大きく表示させることが
できる。これに加えて、本発明では、十位日板の十位目盛に、十位日付表示孔および一位
日付表示孔の双方に日付の数字を表示させることが可能な双表示目盛が設けられている。
したがって、十位日付表示孔および一位日付表示孔からこの双表示目盛が表示されている
状態では、十位の数字および一位の数字が十位日板に設けられている数字であるため、こ
れら数字間の段差をなくすことができる。また、十位日板の双表示目盛で十位数字および
一位数字を表示させることで、文字板を正面から見た際に、十位数字および一位数字の間
隔寸法や配置位置のずれによる縦横方向の位置ずれなどがなく、十位日付表示孔および一
位日付表示孔の適切な位置にこれらの十位数字および一位数字を表示させることができる
。よって、商品撮影などを実施する際に、段差にともなる影が生じず、例えば影をなくす
為に照明方向を調整するなどの煩雑な作業を省略でき、良好な商品撮影を実施することが
できる。
対向する面に、周方向に沿って、「1」から「9」までの数字が順に配列される上旬目盛
、「0」から「9」までの数字が順に配列される中旬目盛、「0」から「9」までの数字
が順に配列される下旬目盛、および2つの日付数字が表示されない非表示目盛が、それぞ
れ前記一位日付表示孔から表示可能に、均等間隔で順に配置されて構成され、前記通常十
位目盛は、十位の数時が「0」、「1」、「2」であり、前記双表示目盛は、十位の数字
が「3」であり、一位の数字が「0」または「1」であり、前記十位日板の十位目盛は、
前記文字板に対向する面に、周方向に沿って、前記通常十位目盛、前記双表示目盛の順に
配置されるとともに、前記通常十位目盛に対して、十位数字が「0」、「1」、「2」の
順に、前記双表示目盛に対して、一位数字が「0」、「1」の順に配置され、前記一位日
付駆動機構は、前記一位日板を、1日毎に1つの一位目盛分だけ駆動させ、前記十位日付
駆動機構は、前記一位日付表示孔に対向する位置に、前記上旬目盛の「1」、前記中旬目
盛の「0」、前記下旬目盛の「0」が移動されるタイミングで、それぞれ、前記通常十位
目盛の「0」、「1」、「2」を前記十位日付表示孔に対向する位置に移動させるととも
に、前記一位日付表示孔に対向する位置に、非表示目盛が移動されるタイミングで、前記
双表示目盛の前記十位日付表示孔に対向する位置に「3」を、前記一位日付表示孔に対向
する位置に「0」または「1」を移動させることを特徴とする。
表示される数字が切り替わり、10日毎に十位日付表示孔から表示される数字が切り替わ
る。ここで、日付板に「1」から「31」の数字を配置して、一つの日付表示孔から日付
を表示させる構成に比べて、本発明のように一位と十位との表示をそれぞれ分けることに
より各位の数字を大きく表示させることが可能となり、視認により日付がより確認しやす
くなる。また、日付が30日、および31日の場合、十位日付表示孔から月末十位目盛の
十位表示部の「3」が表示され、この十位表示部に近接して表示される一位表示部の「0
」または「1」が一位日付表示孔から表示される。すなわち、日付が30、31日である
場合に、十位日板により日付が表示され、十位日付表示孔から表示される数字と、一位日
付表示孔から表示される数字との間の段差を無くすことができる。
したがって、十位日板の構成をより簡単にすることができる。すなわち、双表示目盛が
例えば1〜29日の間である15日に設けられている場合、十位日板には、1〜14日に
対応する「0」、「1」の通常十位目盛に連続して、「15日」に対応する双表示目盛を
配置し、この双表示目盛に連続して16〜31日に対応する「1」、「2」、「3」の通
常十位目盛を配置する必要があり、十位日板に配置する目盛が増大する。これに対して、
上記発明では、「0」、「1」、「2」の通常十位目盛の後に、「30」、「31」の双
表示目盛を配置するのみでよいため、より構成を簡単にすることができる。
に、円環内周面に前記十位日板の駆動間隔に対応する周間隔で5つの十位駆動歯を備え、
前記十位日付駆動機構は、前記十位日板と連動するとともに、前記十位駆動歯により回転
駆動される十位日車を備えることが好ましい。
が伝達し、十位日板を駆動させることができる。したがって、一位日板および十位日板に
それぞれ駆動力を発生させるモータを設ける必要がなく、1つの駆動力で、これらの一位
日板および十位日板を駆動させることができる。よって、構成をより簡単にできるととも
に、小型時計の限られたスペースを有効に活用することができ、時計の小型化にも対応す
ることができる。
結されるとともに、内周に、前記一位日板の各一位目盛に対応した一位駆動歯を複数有す
る略円環状の一位日車と、前記一位駆動歯が所定角度回動すると、この一位駆動歯を、日
付の進む方向に押し出す一位ジャンパと、を備え、前記十位日車は、前記十位駆動歯に係
合可能な5つの係合歯を有し、前記十位日付駆動機構は、前記係合歯が所定角度回動する
と、この係合歯を、日付の進む方向に押し出す十位ジャンパを備え、前記十位ジャンパは
、前記上旬目盛の「1」、前記中旬目盛の「0」、前記下旬目盛の「0」、および2つの
非表示目盛が前記一位日付表示孔に対向する位置に移動する際に、前記一位ジャンパが前
記一位駆動歯を押し出すタイミングと略同一タイミングで、前記係合歯を押し出すことが
好ましい。
パが一位駆動歯や係合歯を押し出して一位日車や十位日車を移動させる。ここで、一位日
板として、時分針に連結される時分針の駆動歯車に連結されて、この駆動歯車から駆動力
を得る場合、時分針の駆動により一位日板も駆動し続ける。したがって、一位ジャンパが
設けられていない場合では、既に暦上の日付が代わっているにもかかわらず、文字板の一
位日付表示孔から表示される数字が完全に切り替わっていない場合などが考えられる。こ
れに対して、本発明では、上記したように、一位ジャンパおよび十位ジャンパを設け、例
えば時分針が0時0分位置に移動されると同時に、一位ジャンパが一位日板の一位駆動歯
を押し出す。これにより、即座に一位日付表示孔から表示される一位目盛を次の暦に対応
した一位目盛に即座に切り替えることができる。
また、一位日板が「01日」、「10日」「20日」、「30日」、「31日」に対応
する位置に移動すると、十位駆動歯により十位日車が駆動される。この際、十位歯車にも
十位ジャンパが設けられているため、十位日付表示孔の表示も、例えば時分針が0時0分
位置に移動されると同時に、切り替えることができる。すなわち、一位日付表示孔の表示
と、十位日付表示孔の表示とを同一タイミングで切り替えることが可能となる。したがっ
て、日付の一位の数字と十位の数字との切り替えタイミングのずれがなく、正確な日付を
表示させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態の係る日付表示機能付時計の概略を示す全体図である。
図2は、この日付表示機能付時計の内部において文字板を取り外した状態の概略構成を
示す正面図である。
図3は、図2におけるIII-III’線を断面した断面図である。
図4は、「1」〜「29」の日付が表示される状態における日付表示窓近傍を断面した
断面図である。
図1において、1は、日付表示機能付時計でありこの日付表示機能付時計1(以降、時
計1と略す)は、風防ガラス12を有する外装ケース11と、風防ガラス12から視認可
能な文字板13と、外装ケース11に収納されるムーブメント100(図2参照)とを備
えている。
文字板13は、円盤状に形成されるとともに、外周縁に沿って、時分表示目盛14が所
定間隔で配置されている。また、文字板13には、日付を表示する日付表示窓15が設け
られている。この日付表示窓15は、日付の一の位を表示させる一位日付表示孔16と、
日付の十の位を表示させる十位日付表示孔17とを備えている。そして、これら一位日付
表示孔16および十位日付表示孔17は、図2に示すように、所定の間隔を開けて配置さ
れている。
と、図示しない指針駆動機構と、外装ケースの裏蓋側に対向して配置される図示しない駆
動モータと、駆動電力を供給する図示しない電池と、時計1の全体の動作を制御する制御
回路部と、などを備えている。
このムーブメント100では、制御回路部から所定のパルス信号を駆動モータに出力し
、駆動モータでこのパルス信号に応じた駆動力を発生させる。そして、駆動モータにて発
生した駆動力は、指針駆動機構に出力され、この指針駆動機構から指針駆動軸101に伝
達される。
指針駆動軸101は、時針駆動軸102と、分針駆動軸103と、秒針駆動軸104と
、を有している。これらの時針駆動軸102、分針駆動軸103、および秒針駆動軸10
4は、文字板13と風防ガラス12との間で、それぞれ時針18、分針19、および秒針
20を保持している。そして、これら時針駆動軸102、分針駆動軸103、および秒針
駆動軸104は、指針駆動機構からの駆動力が伝達されることにより回転駆動され、時針
18、分針19、および秒針20を所定の駆動間隔で駆動させる。
また、時針駆動軸102は、駆動モータからの駆動力が伝達される時針駆動歯車102
Aと、一位日付駆動機構230に駆動力を伝達する日付駆動伝達歯車102Bとを備えて
いる。なお、本実施の形態では、時針駆動軸102は、12時間で1回転、1日で2回転
するものとする。
次に、ムーブメント100に組み込まれる日付表示機構200について説明する。
日付表示機構200は、図2および図3に示すように、ムーブメント100の文字板1
3に対向する地板110(図3参照)上に配置されている。そして、この日付表示機構2
00は、カレンダ輪列受210(図3参照)と、一位日板220と、一位日付駆動機構2
30と、十位日板240と、十位日付駆動機構250と、を備えている。
110と所定の間隔を開けて配置される略板状部材である。このカレンダ輪列受210は
、図2に示すように、文字板13の地板110側に略密接して設けられており、文字板1
3の日付表示窓15の一位日付表示孔16および十位日付表示孔17に対向する領域は、
少なくともこれら一位日付表示孔16および十位日付表示孔17以上の大きさの表示孔2
13(図3参照)形成されている。そして、このカレンダ輪列受210は、十位日板24
0および十位日車251を回転可能に保持している。
一位日板220は、図2に示すように、ムーブメント100の外周縁に沿う略円環状に
形成されるとともに、文字板13に対向する面に、日付の一位の数字を示す一位目盛が複
数配置されている。具体的には、一位日板220には、一位日付表示孔16に対向する円
環領域に31個の一位目盛221が所定間隔おきに均等に配置されている。これらの一位
目盛221には、図2に示すように、時計回り方向に沿って順に、「1」から「9」まで
の上旬目盛221A、続いて「0」から「9」までの中旬目盛221B、続いて「0」か
ら「9」までの下旬目盛221C、続いて数字が表示されていない2つの非表示目盛22
1Dが連続して配置されている。
歯222が突出形成されている。具体的には、この十位駆動歯222は、それぞれ、一位
日板220の内周面における、上旬目盛221Aの「1」と「2」との間、「2」と「3
」との間、中旬目盛221Bの「1」と「2」との間、下旬目盛221Cの「1」と「2
」との間、および非表示目盛221Dと上旬目盛221Aの「1」との間に対応する位置
に設けられている。
そして、この一位日板220は、連結部材223により後述する一位日付駆動機構23
0の一位日車232に連結され、一位日車232と連動してムーブメント100の外周縁
に沿って回転駆動する。
3とを備えている。
日回し車231は、地板110から突出する軸に回転可能に保持されている。この日回
し車231は、時針駆動軸102の日付駆動伝達歯車102Bに噛合し、この日付駆動伝
達歯車102Bから駆動力が伝達されて回転駆動される。ここで、日回し車231は、日
付駆動伝達歯車102Bに対して1/2のギア比に設定されており、日付駆動伝達歯車1
02Bが2回転する間に、この日回し車231は、1回転する。すなわち、日回し車23
1は、24時間で1回転する。
れらの歯のうち1本は、他の歯より外径側に突出する日車駆動歯231Aを構成している
。この日車駆動歯231Aは、一位日車232の内周面に設けられる一位駆動歯232A
に噛合可能となっている。これにより、日回し車231は、回転中この日車駆動歯231
Aが一位駆動歯232Aに噛合した時のみ一位日車232を駆動させる。すなわち、日回
し車231は、24時間に1回の頻度で一位日車232を一段階進ませる。
さらに、日回し車231は、日車駆動歯231Aと、この日車駆動歯231Aの反時計
回り方向で隣り合う歯との間から、日回し車231の外周縁に沿って時計回り方向に円弧
状となる切欠部231Bが形成されている。これにより、切欠部231Bより外周側で先
端に日車駆動歯231Aが設けられる1片部が弾性を有し、例えば日付を手動にて修正す
る際などにおいて、過度の応力が日車駆動歯231Aに加わった場合でも緩衝力が作用す
るため、日車駆動歯231Aの破損などを防止することができる。
、地板110に時針駆動軸102を中心軸として回転可能に保持されている。この一位日
車232は、時針駆動軸102からの径寸法が、時針駆動軸102から一位日板220ま
での径寸法と略同一に形成され、時計1の厚み方向において、一位日板220と重なる位
置に配設されている。そして、上記したように、一位日車232は、外周縁に外径方向に
突出する日板連結片232Bを備えている。これらの日板連結片232Bは、一位日車2
32の外周縁に等間隔に3つ配設されている。そして、これらの日板連結片232Bの先
端部には連結部材223が固定され、この連結部材223を介して、一位日車232と一
位日板220とが連結されている。したがって、日回し車231の駆動力により一位日車
232が回転駆動すると、一位日板220も連動して回転駆動する。
。具体的には、一位日車232は、一位日板220の各一位目盛221間に対向する位置
にそれぞれ配置される31個の一位駆動歯232Aが配置されている。そして、一位日車
232は、日回し車231の日車駆動歯231Aがこれらの一位駆動歯232Aのうちい
ずれか1つに係合して回転駆動することにより、この一位駆動歯232Aが押し出されて
、反時計回り方向に一つの一位駆動歯232Aの間隔分だけ回転駆動する。これにより、
一位日板220も反時計回りに回動し、一位日付表示孔16から表示される一位目盛が隣
り合う次の一位目盛に切り替わる。
に設けられている。この一位ジャンパ233は、図2に示すように、長手状に形成され、
一端部が一位ジャンパ軸部233Aにより地板110に回動自在に保持されている。また
、この一位ジャンパ233の一位ジャンパ軸部233Aにより保持される一端部(基端部
)には、一位ジャンパバネ部233Bが連続して形成されている。この一位ジャンパバネ
部233Bは、一位ジャンパ233の長手方向に延出するとともに、先端側がムーブメン
ト100の中心方向に湾曲して形成され、先端部が図示しない位置決め部に位置決めされ
ている。これにより、一位ジャンパ233における、基端部とは反対側となる先端部は、
外径側に付勢される。
そして、一位ジャンパ233の先端部には、一位日車232の一位駆動歯232Aに対
向する一位ジャンパ切り替え部233Cが形成されている。この一位ジャンパ切り替え部
233Cは、中心部が一位日車232側に突出する突出部233Dを有し、この突出部2
33Dから両端部に向かうに従って一位日車232から離れる方向に傾斜するテーパ面2
33E,233Fが形成されている。これにより、一位日車232が回動すると、一位駆
動歯232Aが一位ジャンパ切り替え部233Cのテーパ面233Eを押し込み、一位ジ
ャンパ切り替え部233Cが内径側に押し込まれる。そして、一位駆動歯232Aが一位
ジャンパ切り替え部233Cの突出部233Dと通過すると、一位ジャンパバネ部233
Bの付勢力により一位ジャンパ切り替え部233Cが外径方向に押し出され、テーパ面2
33Fにより一位駆動歯232Aを反時計回り方向に押し出す。ここで、一位駆動歯23
2Aが一位ジャンパ切り替え部233Cの突出部233Dを乗り越えるタイミングは、指
針駆動機構により時分針18,19が0時0分の指針位置に移動されるタイミングと一致
するように適宜位置が調整されている。
十位日板240は、略円盤状に形成され、カレンダ輪列受210および地板110に固
定される日車案内板212間に設けられる十位日車軸241により回転可能に保持されて
いる。この十位日板240は、図2に示すように、文字板13に対向する面に、日付の十
位の数字、および月末日(「30日」および「31日」)の一位の数字を示す十位目盛2
42が配置されている。
具体的には、十位日板240には、日付表示窓15に対向する円環領域に5個の十位目
盛242が均等に配置されている。この十位目盛242は、通常十位目盛242Aと、月
末十位目盛242Bとを備えている。
通常十位目盛242Aは、十位日付表示孔17に対向する領域に「0」、「1」、「2
」のいずれかが配置され、一位日付表示孔16に対向する領域に一位表示孔243が形成
される目盛である。一方、月末十位目盛242Bは、十位日付表示孔17に対向する領域
に「3」が配置され、一位日付表示孔16に対向する領域に「0」または「1」が配置さ
れる目盛である。そして、十位日板240には、時計回り方向に沿って、通常十位目盛2
42A、月末十位目盛242Bの順に十位目盛242が配置され、さらに通常十位目盛2
42Aは、時計回り方向に沿って十位の数字が「0」、「1」、「2」となるように、月
末十位目盛242Bは、時計回り方向に沿って一位の数字が「0」、「1」となるように
配置されている。
なお、図5に、図2における十位日車駆動機構の拡大図を示す。
十位日車251は、十位日車251と同軸上、すなわち十位日車軸241に固定され、
十位日車251と連動して回転駆動する。この十位日車251には、図5に示すように、
外周面に5個の係合歯251Aが周方向に均等に配置されている。これらの係合歯251
Aは、それぞれ、一位日板220の十位駆動歯222に係合可能に設けられており、一位
日板220の回動により十位駆動歯222が係合歯251Aに噛合することにより十位日
車251が回転駆動する。
る十位駆動歯222により、十位日車251が回動されるタイミングでは、一位日付表示
孔16に対向して一位日板220の上旬目盛221Aの「1」が移動し、日付表示窓15
に対向して十位日板240の十位が「0」である通常十位目盛242Aが移動する。した
がって、日付表示窓15の十位日付表示孔17には、十位日板240の「0」が表示され
、一位日付表示孔16には、十位日板240の一位表示孔243が対向するため、一位日
板220の「1」が表示される。同様にして、一位日板220における中旬目盛221B
の「1」と「2」との間に設けられる十位駆動歯222により、十位日車251が回動さ
れるタイミングでは、日付表示窓15の十位日付表示孔17には、十位日板240の「1
」が表示され、一位日付表示孔16には、一位日板220の「0」が表示される。また、
一位日板220における下旬目盛221Cの「1」と「2」との間に設けられる十位駆動
歯222により、十位日車251が回動されるタイミングでは、日付表示窓15の十位日
付表示孔17には、十位日板240の「2」が表示され、一位日付表示孔16には、一位
日板220の「0」が表示される。
られる十位駆動歯222により、十位日車251が回動されるタイミングでは、一位日付
表示孔16に対向して一位日板220の非表示目盛221Dが移動し、日付表示窓15に
対向して十位日板240の一位が「0」である月末十位目盛242Bが移動する。したが
って、日付表示窓15の十位日付表示孔17には、十位日板240の月末十位目盛242
Bの十位である「3」が表示され、一位日付表示孔16には、十位日板240の月末十位
目盛242Bの一位である「1」が表示される。同様にして、一位日板220における上
旬目盛221Aの「1」と「2」との間に設けられる十位駆動歯222により、十位日車
251が回動されるタイミングでは、日付表示窓15の十位日付表示孔17には、月末十
位目盛242Bの十位である「3」が表示され、一位日付表示孔16には、十位日板24
0の月末十位目盛242Bの一位である「1」が表示される。
ャンパ252の切り替えタイミングを調整している。
設けられている。この十位ジャンパ252は、一位ジャンパ233と同様に、長手状に形
成され、一端部が十位ジャンパ軸部252Aにより日車案内板212に回動自在に保持さ
れている。また、この十位ジャンパ252の十位ジャンパ軸部252Aにより保持される
一端部(基端部)には、十位ジャンパバネ部252Bが連続して形成されている。この十
位ジャンパバネ部252Bは、十位ジャンパ252の長手方向に延出するとともに、先端
側がムーブメント100の中心方向に湾曲して形成され、先端部が図示しない位置決め部
に位置決めされている。これにより、十位ジャンパ252における、基端部とは反対側と
なる先端部は、外径側に付勢される。
そして、十位ジャンパ252の先端部には、十位日車251の係合歯251Aに対向す
る十位ジャンパ切り替え部252Cが形成されている。この十位ジャンパ切り替え部25
2Cは、中心部が十位日車軸241側に突出する突出部252Dを有し、この突出部25
2Dから両端部に向かうに従って十位日車251から離れる方向に傾斜するテーパ面25
2E,252Fが形成されている。これにより、十位日車251が回動すると、係合歯2
51Aが十位ジャンパ切り替え部252Cのテーパ面252Eを押し込み、十位ジャンパ
切り替え部252Cが内径側に押し込まれる。また、係合歯251Aは、前記したように
、先端部が平面状に形成されているため、十位ジャンパ切り替え部252Cの突出部25
2Dは、この係合歯251Aの先端の平面部に当接する。この後、さらに十位日車251
が回動され、十位ジャンパ切り替え部252Cの突出部252Dが、係合歯251Aの先
端の平面部における端部を越えると、十位ジャンパバネ部252Bの付勢力により十位ジ
ャンパ切り替え部252Cが外径方向に押し出され、テーパ面252Fにより係合歯25
1Aを反時計回り方向に押し出す。ここで、係合歯251Aが十位ジャンパ切り替え部2
52Cの突出部252Dにより押し出されるタイミングは、一位ジャンパ233が一位ジ
ャンパ切り替え部233Cにより一位駆動歯232Aを押し出すタイミングを略同時とな
るように、適宜係合歯251Aの先端の平面部の寸法が設定されている。
次に上述したような時計1の日付の表示動作について説明する。
時計1では、指針駆動機構から時針駆動軸102に駆動力が伝達されると、時針駆動軸
102の日付駆動伝達歯車102Bから日回し車231に駆動力が伝達され、日回し車2
31は、1日で1回転する。また、日回し車231の日車駆動歯231Aが一位日車23
2の一位駆動歯232Aに係合し、一位日車232を一段階半時計回り方向に進ませる。
この時、指針駆動機構により、時分針が0時0分に移動されるタイミングで、一位ジャン
パ233により、一位駆動歯232Aが押し出されて、即座に一位日車232が回動され
、一位日車232と連動する一位日板220も回動する。これにより、一位表示孔243
に対向する一位目盛221が一日毎に切り替えられる。
が十位日車251の係合歯251Aに係合すると、十位日車251にも駆動力が伝達され
、十位日車251も半時計回り方向に一段階回動される。この時、一位ジャンパ233に
より一位駆動歯232Aが押し出されるタイミングで、十位ジャンパ252により、係合
歯251Aが押し出され、即財に十位日車251が回動される。すなわち、指針駆動機構
により、時分針が0時0分に移動されるタイミングで、一位日板220および十位日板2
40の双方が同時に回動される。
これにより、日付が「01日」、「10日」、および「20日」に変わる際に、十位日
付表示孔17に対向する位置に、十位日板240の通常十位目盛242Aの各十位の数字
が移動され、また、一位日付表示孔16に対向する位置に十位日板240の通常十位目盛
242Aの一位表示孔243が対向して一位日板220の一位目盛221が移動される。
したがって、十位日付表示孔17から十位日板240の通常十位目盛242Aの十位数字
である「0」、「1」、および「2」のうちいずれかが表示され、一位日付表示孔16か
ら一位日板220の一位目盛221の「0」〜「9」の数字のいずれかが表示される。
一方、日付が「30日」および「31日」に変わる際には、日付表示窓15に対向する
位置に十位日板240の月末十位目盛242Bが移動されるため、一位日板220が十位
日板240により隠される。したがって、十位日付表示孔17から十位日板240の月末
十位目盛242Bの十位数字である「3」が表示され、一位日付表示孔16から十位日板
240の月末十位目盛242Bの一位数字である「0」または「1」が表示される。
上述したように、上記実施の形態の時計1では、日付表示窓15が一位日付表示孔16
および十位日付表示孔17により構成されており、一位日付表示孔16からは一位日板2
20に設けられる一位目盛221が表示可能とされ、十位日付表示孔17からは、十位日
板240に設けられる十位目盛242が表示可能とされている。このため、例えば1つの
窓から2桁の数字を表示させる構成に比べて、日付表示窓15に表示される日付の各桁の
数字サイズを大きくすることができ、日付をより視認しやすくできるとともに、意匠性も
良好にすることができる。
また、十位日板240において、月末十位目盛242Bは、十位日付表示孔17に対向
する十位の数字である「3」と、一位日付表示孔16に対向する一位の数字である「0」
(または「1」)を備えている。したがって、十位日板240の月末十位目盛242Bが
日付表示窓15に対向する位置に移動された際には、日付表示窓15から表示される数字
が双方とも十位日板240に設けられる目盛であるため、これらの数字間の段差を無くす
ことができる。また、十位数字および一位数字を十位日付表示孔17および一位日付表示
孔16に対応した適切な位置に配置することができ、各数字間の間隔寸法のずれや配置位
置のずれによる縦横方向のずれも無くすことができる。したがって、例えば商品撮影など
の際に、数字間の段差による影が生じないため、照明位置などを微調整するなどの煩雑な
作業が伴わず、容易に数字間の段差を感じさせない良好な商品撮影を実施することができ
る。
る3つの通常十位目盛242Aと、「30」、「31」に対応する双表示目盛としての月
末十位目盛242Bとを備え、周方向に沿って均等に配置されている。
このため、例えば、双表示目盛が1〜29日のいずれかである場合に比べて、十位日板
240に配置される十位目盛242の数を減らすことができ、十位日板240の構成をよ
り簡単にすることができ、小型化にも対応することができる。
動される。そして、一位日板220は、内周面の所定位置に十位駆動歯222を有し、十
位日車251はこの十位駆動歯222により回転駆動されて十位日板240を回転駆動さ
せる。
このため、一位日板220と十位日板240とを連動させて駆動させることができ、日
付の一位数字と十位数字とがずれるなどの不都合を回避することができる。また、時針駆
動軸102からの駆動力を日回し車231を解して一位日車232に伝達させることで、
一位日板220および十位日板240の双方を駆動させることができる。したがって、こ
れら日付表示機構200を駆動するための専用のモータなどが不要であり、省エネルギー
化に貢献でき、また、このような専用のモータの配置位置を確保する必要がないため限ら
れたスペースを有効に活用することができる。
ンパ252により、それぞれ押し出されて駆動される。これにより、日付表示窓15に表
示される日付を即座に切り替えることができ、例えば一位日付表示孔16や十位日付表示
孔17に、隣り合う目盛の中間部が対向し、日付が不明確となる不都合を防止することが
できる。
また、日付が「01日」、「10日」、「20日」に変わる際には、一位ジャンパ23
3および十位ジャンパ252が、同一タイミングで、それぞれ一位日車232および十位
日車251を押し出す。これにより、一位の数字と十位の数字のタイミングのずれにより
、例えば「10」を表示する際に「19」や「00」が表示されるなどの不都合を防止す
ることができ、適切な日付を日付表示窓15から表示させることができる。
また、この際、一位ジャンパ233および十位ジャンパ252は、時分針18,19が
0時0分に移動されるタイミングで、それぞれ一位日車232および十位日車251を押
し出す。このため、例えば、日付が変わると同時に、日付表示窓15に表示される表示を
切り替えることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる
範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
一位ジャンパバネ部233Bおよび十位ジャンパ切り替え部252Cの付勢力により、一
位ジャンパ切り替え部233Cおよび十位ジャンパ切り替え部252C側が一位駆動歯2
32Aおよび係合歯251Aに近接する方向に付勢される構成を示したが、これに限定さ
れない。例えば、一位ジャンパや十位ジャンパとして、コイルバネなどの付勢手段により
、コマ状のジャンパ部材が一位駆動歯232Aおよび係合歯251Aに近接する方向に付
勢される構成されるなどとしてもよい。また、一位駆動歯232Aの先端部を平面状に形
成し、係合歯251Aと同様の動作により一位日車232を駆動させる構成としてもよい
。
、十位日板240が回動する構成としたが、十位日車が時針駆動軸から伝達される駆動力
により直接駆動される構成としてもよい。
さらに、日付表示機構200を駆動させるモータを別途設ける構成としてもよく、さら
には、一位日板220を駆動させる駆動モータ、十位日板240を駆動させる駆動モータ
をそれぞれ設ける構成などとしてもよい。
31」を備える構成を例示したが、例えば、双表示目盛として十の位に「0」、一の位に
「1」が表示される月頭十位目盛を設ける構成としてもよい。この場合、この月頭十位目
盛に続いて、十位に「1」、「2」、「3」が表示される通常十位目盛を配置する。一方
、一位日板は、1つの非表示目盛、「2」〜「9」の上旬目盛、「0」〜「9」の中旬目
盛、「0」〜「9」の下旬目盛、「0」および「1」の月末目盛を順に配置する。このよ
うな目盛配置であっても、上記実施形態と同様の効果が得られ、日付表示窓15から「0
1」が表示される際に、十位の数字と一位の数字との間の段差を無くすことができる。
との間、中旬目盛221Bの「1」と「2」との間、下旬目盛221Cの「1」と「2」
との間、および非表示目盛221Dと上旬目盛221Aの「1」との間に対応する位置に
十位駆動歯222が設けられる例を示すが、これに限定されない。すなわち、十位駆動歯
222は、文字板13の日付表示窓15の位置や、日付表示窓15に対する十位日板24
0や十位日車251の相対位置により適宜設定されるものであり、十位駆動歯222によ
り十位日車251が回転されることで、「1」〜「31」までの日付が順に表示可能な構
成であればよい。
する位置に一位表示孔243が形成される構成を例示したが、これに限定されない。例え
ば、十位日板240が、通常十位目盛242Aの一位日付表示孔16に対向する位置が切
り欠かれた形状に形成される構成などとしてもよい。
囲で他の構造などに適宜変更できる。
孔、200…日付表示機構、220…一位日板、221…一位目盛、221A…上旬目盛
、221B…中旬目盛、221C…下旬目盛、221D…非表示目盛、222…十位駆動
歯、230…一位日付駆動機構、232…一位日車、232A…一位駆動歯、233…一
位ジャンパ、240…十位日板、242…十位目盛、242A…通常十位目盛、242B
…双表示目盛としての月末十位目盛、250…十位日付駆動機構、251…十位日車、2
52…十位ジャンパ。
Claims (4)
- 日付の十位の数字を表示させる十位日付表示孔、および日付の一位の数字を表示させる
一位日付表示孔を有する文字板と、この文字板から所定の数字を表示させて日付を表示す
る日付表示機構と、を備えた日付表示機能付時計であって、
前記日付表示機構は、
一位日付表示孔から表示させる一位の数字が表示される一位目盛が配設される一位日板と、
十位日付表示孔から表示される十位の数字が表示される十位目盛が配設される十位日板と、
一位日板を駆動させる一位日付駆動機構と、
十位日板を前記一位日板と異なる回転軸で駆動させる十位日付駆動機構と、
を具備し、
前記十位目盛は、前記十位日付表示孔にのみ十位の数字を表示させる通常十位目盛と、前記十位日付表示孔に十位の数字を表示させるとともに、前記一位日付表示孔に一位の数
字を表示させる双表示目盛と、を備え
前記十位日板には、前記一位日付表示孔に対向する領域に一位表示孔が形成されている
ことを特徴とする日付表示機能付時計。 - 請求項1に記載の日付表示機能付時計であって、
前記一位日板の前記一位目盛は、前記文字板に対向する面に、周方向に沿って、「1」
から「9」までの数字が順に配列される上旬目盛、「0」から「9」までの数字が順に配
列される中旬目盛、「0」から「9」までの数字が順に配列される下旬目盛、および2つ
の日付数字が表示されない非表示目盛が、それぞれ前記一位日付表示孔から表示可能に、
均等間隔で順に配置されて構成され、
前記通常十位目盛は、十位の数時が「0」、「1」、「2」であり、
前記双表示目盛は、十位の数字が「3」であり、一位の数字が「0」または「1」であ
り、
前記十位日板の十位目盛は、前記文字板に対向する面に、周方向に沿って、前記通常十
位目盛、前記双表示目盛の順に配置されるとともに、前記通常十位目盛に対して、十位数
字が「0」、「1」、「2」の順に、前記双表示目盛に対して、一位数字が「0」、「1
」の順に配置され、
前記一位日付駆動機構は、前記一位日板を、1日毎に1つの一位目盛分だけ駆動させ、
前記十位日付駆動機構は、前記一位日付表示孔に対向する位置に、前記上旬目盛の「1
」、前記中旬目盛の「0」、前記下旬目盛の「0」が移動されるタイミングで、それぞれ
、前記通常十位目盛の「0」、「1」、「2」を前記十位日付表示孔に対向する位置に移
動させるとともに、前記一位日付表示孔に対向する位置に、非表示目盛が移動されるタイ
ミングで、前記双表示目盛の前記十位日付表示孔に対向する位置に「3」を、前記一位日
付表示孔に対向する位置に「0」または「1」を移動させることを特徴とした日付表示機能付時計。 - 請求項1または請求項2に記載の日付表示機能付時計において、
前記一位日板は、略円環状に形成されるとともに、円環内周面に前記十位日板の駆動間
隔に対応する周間隔で5つの十位駆動歯を備え、
前記十位日付駆動機構は、前記十位日板と連動するとともに、前記十位駆動歯により回
転駆動される十位日車を備えたことを特徴とした日付表示機構付時計。 - 請求項3に記載の日付表示機能付時計において、
前記一位日付駆動機構は、
前記一位日板に連結されるとともに、内周に、前記一位日板の各一位目盛に対応した一
位駆動歯を複数有する略円環状の一位日車と、
前記一位駆動歯が所定角度回動すると、この一位駆動歯を、日付の進む方向に押し出す
一位ジャンパと、を備え、
前記十位日車は、前記十位駆動歯に係合可能な5つの係合歯を有し、
前記十位日付駆動機構は、前記係合歯が所定角度回動すると、この係合歯を、日付の進
む方向に押し出す十位ジャンパを備え、
前記十位ジャンパは、前記上旬目盛の「1」、前記中旬目盛の「0」、前記下旬目盛の
「0」、および2つの非表示目盛が前記一位日付表示孔に対向する位置に移動する際に、
前記一位ジャンパが前記一位駆動歯を押し出すタイミングと略同一タイミングで、前記係
合歯を押し出すことを特徴とした日付表示機構付時計。
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