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JP5157092B2 - 表示モニタ付き投影装置 - Google Patents
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Description

本発明は、情報を投影するプロジェクタと情報を表示する表示器とを備える電子機器に関する。
携帯電話機などの小型機器に投影機能を備えた電子機器が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載のプロジェクタ付き携帯電話機は、通話者が通話しながら通話者自身の手のひらに情報を投影したり、通話しながら壁面に情報を投影したりする。
特開2000−236375号公報
上記プロジェクタ付き携帯電話機には液晶表示器も備えられている。特許文献1には、プロジェクタおよび液晶表示器による情報表示(投影)の使い分けについて何も開示されていない。
本発明による表示モニタ付き投影装置は、光学像を投影表示する投影手段と、再生像を表示する表示モニタと、表示モニタによる表示と投影手段による投影表示とを同時に行う指示に応じて、投影表示と表示とで表示内容を異ならせるように投影手段および表示モニタをそれぞれ制御する表示制御手段とを備え、表示制御手段は、電源回路で検出された電池残量を示すマークを表示モニタに表示し、電池残量が所定量以下になった場合には、表示モニタおよび投影手段に電池残量を示すマークを表示することを特徴とする。
本発明によれば、モニタ表示と投影表示とを同時に行う場合に両者の表示態様を適切に使い分けることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態によるプロジェクタ付き電子カメラを前方から見た斜視図である。図1において、プロジェクタ付き電子カメラ10の正面には、撮影レンズ11と、照明光窓12と、プロジェクタ投射窓13とが設けられている。プロジェクタ付き電子カメラ10の上面には、レリーズボタン14と、ズームスイッチ16と、モード切替ダイヤル15と、メインスイッチ22とが設けられている。
図2は、図1のプロジェクタ付き電子カメラを後方から見た斜視図である。図2において、プロジェクタ付き電子カメラ10の背面には、液晶表示器17と、電子ビューファインダー18と、操作部材19と、スピーカ孔20とが設けられている。
プロジェクタ付き電子カメラ10には、後述するプロジェクタ装置(プロジェクタ部)が搭載されており、たとえば、机上に載置されたプロジェクタ付き電子カメラ10の正面側に配設されるスクリーンなどに向けて、画像などの情報をプロジェクタ投射窓13から投影する。プロジェクタ付き電子カメラ10は、スピーカ孔20の裏側にスピーカ21を内蔵しており、音声などの情報を電子カメラ10の後方へ向けて再生する。
モード切替えダイヤル15は、撮影モードや投影モードなどのプロジェクタ付き電子カメラ10の動作モードを切替えるためのモード切替え操作部材である。撮影モードは、被写体像を撮影し、撮影した画像データをメモリカードなどで構成される記録媒体に撮影画像ファイルとして保存する動作モードである。静止画撮影の場合は静止画像ファイルが生成され、動画撮影の場合には動画像ファイルが生成される。撮影動作モードにおいて、プロジェクタ付き電子カメラ10は、主としてハンドホールドで用いられる。撮影開始指示は、レリーズボタン14の押下操作に応じて出力される操作信号が対応する。プロジェクタ付き電子カメラ10には、後述する照明装置が搭載されており、キセノン管などの発光体から発せられた光が照明光窓12からプロジェクタ付き電子カメラ10の正面に向けて射出される。撮影モードでは、スピーカ孔20の裏側にスピーカ21とともに内蔵されるマイクにより集音した音声のデータを、記録媒体に保存することも可能に構成されている。
投影モードは、撮影済みの画像データを記録媒体(たとえば、後述するメモリカード200や不図示の内部メモリ)から読出すなどして、画像データによる再生画像をプロジェクタ部によってプロジェクタ投射窓13から投影する動作モードである。上述したスピーカ21からの音声再生は、投影モードにおいて作動する。なお、投影モードでは、記録媒体以外から読出された画像データや、プロジェクタ付き電子カメラ10の外部から供給される画像データによる再生画像を投影することも可能に構成されている。
プロジェクタ付き電子カメラ10には、プロジェクタ投射窓13から投影された光が撮影レンズ11のレンズ鏡筒Pでけられることがないように、レンズ鏡筒Pをカメラ筐体内に沈胴させる沈胴機構が設けられている。
図3は、以上説明したプロジェクタ付き電子カメラ10の構成を説明するブロック図である。図3において、プロジェクタ付き電子カメラ10はプロジェクタ部120と、撮像部220と、CPU101と、メモリ102と、操作部材103と、液晶表示器104と、スピーカ105と、マイク106と、外部インターフェイス(I/F)107と、照明装置108とを有する。不図示のカードスロットには、メモリカード200と、無線通信ユニット210とが実装されている。両カード(ユニット)は着脱可能である。
CPU101は、制御プログラムに基づいて、プロジェクタ付き電子カメラ10を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、プロジェクタ付き電子カメラ10の各部に対する制御信号を送出することにより、撮影動作および投影動作の制御を行う。なお、制御プログラムはCPU101内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。
メモリ102はCPU101の作業用メモリとして使用される。操作部材103は、図1におけるメインスイッチ22、レリーズボタン14、ズームスイッチ16、モード切替えダイヤル15、および図2における操作部材19に対応し、レリーズボタン14の押下操作に連動してオンする不図示の半押しスイッチや全押しスイッチを含む。半押しスイッチは、レリーズボタン14の押下げ量が半押し操作量に達するとオンし、全押しスイッチは、レリーズボタン14の押下げ量が半押し操作量より大きい全押し操作量に達するとオンする。操作部材103は、操作内容に対応する操作信号をCPU101へ送出する。
透過照明装置1031は、発光ダイオード(LED)などを発光体として有しており、CPU101からの指令に応じて点灯/消灯が制御される。操作部材103のうち、少なくとも投影モード時に操作される操作部材(本実施形態では、モード切替えダイヤル15、レリーズボタン14、ズームスイッチ16、および十字スイッチ19A)のキートップの一部もしくは全体が透光部材によって構成されている。これにより、透過照明装置1031が点灯すると、当該操作部材が透過照明される。
メモリカード200はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成され、CPU101の指令により撮像部220で撮影された画像データなどのデータの書き込み、保存および読み出しが可能である。無線通信ユニット210は外部機器(不図示)から送信されるデータを受信して復調し、復調後の画像データおよび音声データをCPU101へ送出する。
照明装置108は、CPU101からの発光指示に応じて発光体を発光させ、被写体を照明する照明光を照明光窓12からプロジェクタ付き電子カメラ10の正面に向けて射出する。
液晶表示器104(図2において17)は、CPU101の指令により画像やテキストなどの情報を表示する。テキスト情報は、プロジェクタ付き電子カメラ10の動作状態、操作メニューなどである。スピーカ105(図2において21)は、CPU101から出力される音声データによる音声を再生する。
マイク106は、集音した音声を電気信号に変換してCPU101へ送出する。音声信号のデータは、撮影モード時にメモリカード200に記録される。
外部インターフェイス(I/F)107は、ビデオカメラなどの外部機器から送信されるビデオ信号による再生画像を液晶表示器104に表示させたりプロジェクタ部120に投影させたりするために、ビデオ信号を画像データに変換し、変換後の画像データをCPU101へ送出する。また、外部インターフェイス(I/F)107は、外部機器から送信される音声信号による音声をスピーカ105で再生させるための音声データに変換し、変換後の音声データをCPU101へ送出する。
(撮像部)
撮像部220は、撮影レンズ221(図1において11)と、イメージセンサ222と、レンズ駆動回路223と、撮影制御回路224と、鏡筒沈胴機構225とを含む。イメージセンサ222としては、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮影制御回路224は、CPU101からの指令によりイメージセンサ222およびレンズ駆動回路223を駆動制御するとともに、イメージセンサ222から出力される撮像信号(蓄積電荷信号)に対して所定の画像処理を行う。画像処理は、ホワイトバランス処理やガンマ処理などである。
撮影レンズ221は、イメージセンサ222の撮像面上に被写体像を結像させる。撮影制御回路224は、撮影開始指示に応じてイメージセンサ222に撮像を開始させ、撮像終了後にイメージセンサ222から蓄積電荷信号を読出し、上記画像処理を施した上で画像データとしてCPU101へ送出する。
レンズ駆動回路223は、撮影制御回路224から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、撮影レンズ221を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸方向に進退駆動する。また、レンズ駆動回路223は、撮影制御回路224から出力されるズーム調節信号に基づいて、撮影レンズ221を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向(テレ側もしくはワイド側)へ進退駆動する。フォーカス調節量およびズーム調節量は、CPU101から撮影制御回路224へ指示される。
(カメラのフォーカス調節)
撮像部220は、撮影レンズ221を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ221のフォーカス調節を行う。オートフォーカス調節を行う場合のCPU101は、イメージセンサ222で撮像された画像信号のうち、フォーカス検出エリア(たとえば撮影画面中央)に対応する画像信号についての高周波数成分の積算値(いわゆる焦点評価値)を最大にするように、フォーカス調節信号を撮影制御回路224へ送る。焦点評価値を最大にするフォーカスレンズの位置は、イメージセンサ222によって撮像される被写体像のエッジのボケをなくし、画像のコントラストを最大にする合焦位置である。
(カメラのズーム調節)
撮像部220は、撮影レンズ121を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ221の光学ズーム調節を行う。CPU101は、ズームスイッチ16からの操作信号に応じてズーム調節信号を撮影制御回路224へ送る。CPU101は、ズームスイッチ16から右回し操作信号が入力された場合にズームアップするようにズーム調節信号を送り、ズームスイッチ16から左回し操作信号が入力された場合にはズームダウンするようにズーム調節信号を送る。ズームスイッチ16は、異なる2つの操作信号を択一的に出力するように構成される。
また、撮影制御回路224は、CPU101からの指令に応じて鏡筒沈胴機構225へ指令を送り、撮影レンズ221の鏡筒P(図1)をプロジェクタ付き電子カメラ10の筐体内に沈胴させたり、筐体内に沈胴されている鏡筒Pを撮影時の状態(図1)まで繰出させたりする。
(プロジェクタ部)
プロジェクタ部120は、投影レンズ121と、液晶パネル122と、LED光源123と、投射制御回路124と、レンズ駆動回路125とを含む。投射制御回路124は、CPU101から出力される投影指令に応じてLED光源123に駆動電流を供給する。LED光源123は、供給された電流に応じた明るさで液晶パネル122を照明する。
投射制御回路124はさらに、CPU101から送出される画像データに応じて液晶パネル駆動信号を生成し、生成した駆動信号で液晶パネル122を駆動する。具体的には、液晶層に対して画像信号に応じた電圧を画素ごとに印加する。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層の光の透過率が変化する。このように、画像信号に応じてLED光源123からの光を変調することにより、液晶パネル122が光像を生成する。
投影レンズ121は、液晶パネル122から射出される光像をスクリーンなどへ向けて投影する。レンズ駆動回路125は、投射制御回路124から出力されるオフセット調節信号に基づいて、投影レンズ121を光軸に対して直交する方向へ進退駆動する。また、レンズ駆動回路125は、投射制御回路124から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、投影レンズ121を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。レンズ駆動回路125はさらに、投射制御回路124から出力されるズーム調節信号に基づいて、投影レンズ121を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。オフセット調節量、フォーカス調節量およびズーム調節量は、CPU101から投射制御回路124へ指示される。
(投射像のオフセット)
投影レンズ121が光軸と直交する向きにシフトされることにより、プロジェクタ部120から射出される光束の射出方向が変化し、投射像がオフセットされる。投射像のオフセットは、投影レンズ121をシフトさせて行う他にも、液晶パネル122、LED光源123を光軸に対して垂直方向にシフトさせて行う構成としてもよい。すなわち、投影レンズ121と液晶パネル122の相対的位置関係を光軸に垂直な方向に変化させることで、投射像のオフセットを実現できる。
(投射像のキーストン補正)
投影レンズ121、液晶パネル122、LED光源123の一部を光軸に対して垂直方向にシフトさせる際には、そのシフト量に応じて投影するデータに対するキーストン補正を行う。投射像に上記オフセットを与えるだけでは投射像が台形状に変化するので、CPU101は、投射像を台形状から長方形状に補正するために画像処理による電気的なキーストン補正を施す。CPU101内のメモリには、あらかじめ投射像を方形状に補正するための初期補正値が記憶されている。CPU101は、オフセット調節量に対応する初期補正値を読み出し、読み出した初期補正値を元に投影する像のデータに対するキーストン補正処理をメモリ102上で施し、キーストン補正処理後の画像データを投射制御回路124へ送出する。
(投射像のフォーカス調節)
投影レンズ121を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタ部120は投射像のフォーカス調節を行う。マニュアルフォーカス調節を行う場合のCPU101は、操作部材103からの操作信号に応じてフォーカス調節信号を投射制御回路124へ送る。
(投射像のズーム調節)
投影レンズ121を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、プロジェクタ部120は投射像のズーム調節を行う。CPU101は、操作部材103からの操作信号に応じてズーム調節信号を投射制御回路124へ送る。
(投影ソース:source)
プロジェクタ部120は、CPU101の指令により下記ソース1.〜ソース4.のいずれかによるコンテンツを投影および再生する。CPU101は、操作部材103からソース切替え操作信号が入力されるごとに、ソース1.〜ソース4.の投影画像をソース1.→2.→3.→4.→1.…の順にサイクリックに切替えるように、各画像に対応する画像データをプロジェクタ部120へ送出する。ただし、プロジェクタ付き電子カメラ10にメモリカード200が装着されていない場合にはソース1.がスキップされ、無線通信ユニット210が装着されていない場合にはソース2.がスキップされる。また、外部インターフェイス(I/F)107に外部機器が接続されていない場合にはソース4.がスキップされる。
ソース1.メモリカード200から読出したデータによる再生画像
ソース2.無線通信ユニット210で受信されたデータによる再生画像
ソース3.内部メモリ(CPU101内の不揮発性メモリなど)に記録されている画像データによる再生画像
ソース4.外部インターフェイス(I/F)107から入力されたデータによる再生画像
CPU101は、上記ソース1.またはソース3.に対応する画像を投影する場合、記録日時が最も新しい(記録されている画像データの中で最後に撮影されたもの)画像データをメモリカード200(もしくは内部メモリ)から順に読出し、読出した画像データをプロジェクタ部120へ送出する。
本発明は、上記プロジェクタ付き電子カメラ10が投影モードに切替えられた場合の動作に特徴を有するので、投影モード起動時にCPU101によって行われる制御を中心に説明する。
図4は、プロジェクタ付き電子カメラ10のCPU101が投影モードにおいて実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。図4による処理は、投影モードへの切替えを指示する操作信号がモード切替えダイヤル15からCPU101へ入力されると起動する。投影モードへの切替え操作信号は、液晶表示器104(液晶モニタ)による再生表示とプロジェクタ部120による投影表示とを同時に行わせる指示に対応する。
図4のステップS1において、CPU101は、撮影制御回路224へ撮像部オフを指示するとともに、液晶表示器104(液晶モニタ)へ表示輝度を低下するように指示してステップS2へ進む。これにより、撮像部220における撮像動作が停止し、液晶表示器104の表示画面が暗くなる。表示輝度の低下は、たとえば、液晶モニタのバックライト(不図示)の点灯輝度を下げることによって行われる。
ステップS2において、CPU101は、レンズ鏡筒Pが沈胴状態か否かを判定する。CPU101は、撮影制御回路224から沈胴状態を示す信号を受けるとステップS2を肯定判定してステップS4へ進み、非沈胴状態を示す信号を受けた場合にはステップS2を否定判定し、ステップS3へ進む。
ステップS3において、CPU101は、撮影制御回路224へ沈胴指令(指示)を送出してステップS4へ進む。ステップS4において、CPU101は、投射制御回路124へ投影開始を指示するとともに、操作部材103のうち、プロジェクタ付き電子カメラ10の上面に配設されているレリーズボタン14およびズームスイッチ16の機能変更を行ってステップS5へ進む。投影開始指示により、プロジェクタ部120においてLED光源123が点灯される。
上記ステップS4以降、後述するステップS14において機能変更を解除するまで、レリーズボタン14およびズームスイッチ16のそれぞれは、撮影モード時と異なる機能の操作部材として扱われる。レリーズボタン14の場合、撮影指示のための操作部材ではなく、投影ソースを切替えるための操作部材として扱われる。ズームスイッチ16の場合は、撮影レンズ221のズーム調節ではなく、投影レンズ121(投射像)のズーム調節のための操作部材として扱われる。
ステップS5において、CPU101は、液晶表示器104(液晶モニタ)にキーメニュー表示を指示するとともに、透過照明装置1031に透過照明オン(点灯)を指示してステップS6へ進む。キーメニュー表示は、上記機能変更した操作部材を説明する表示であり、たとえば、ズームスイッチ16を表す図形と「投影レンズのズーム調節」というテキストとを関連づけて表示し、レリーズボタン14を表す図形と「投影ソース切替え」というテキストとを関連づけて表示する。
ステップS6において、CPU101は、記録日時が最も新しい画像データ(画像信号のうち本画像)をメモリカード200(もしくは内部メモリ)から読出す(デフォルト設定ではメモリカード200から読出す)とともに、記録日時が新しいファイルから順に所定数(たとえば、4ファイル)分のサムネイル画像データ(画像信号のうちサムネイル画像)を読出してステップS7へ進む。本画像データを読出すファイルからは、本画像およびサムネイル画像の双方が読出される。
ステップS7において、CPU101は、液晶表示器104(液晶モニタ)へサムネイル画像の表示用データを送出してサムネイル表示を指示するとともに、プロジェクタ部120へ本画像の投影表示用データを送出して再生画像の投影を指示し、ステップS8へ進む。これにより、液晶表示器104に4コマのサムネイル画像がそれぞれ表示され、プロジェクタ部120からは本画像データによる再生画像が投影される。なお、CPU101は、プロジェクタ部120による投影画像を派手目にするように、コントラスト、彩度および輪郭をそれぞれ強調した投影表示用データをプロジェクタ部120へ送る。
CPU101はさらに、液晶表示器104(液晶モニタ)に表示中のサムネイル画像のうち、プロジェクタ部120から投影されている投影表示画像に対応するサムネイル画像上にカーソル表示させる。CPU101は、投影中の画像のデータファイルに対応付けられて音声データが記憶されている場合には、当該音声データによる音声をスピーカ105から再生する。
ステップS8において、CPU101は、ユーザーによる操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103(図3)から操作信号が入力されるとステップS8を肯定判定してステップS9へ進み、操作部材103から操作信号が入力されない場合にはステップS8を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS9において、CPU101は、ユーザーによる操作がモード切替え操作か否かを判定する。CPU101は、入力された操作信号がモード切替えダイヤル15からの撮影モードへ切替える操作信号である場合、ステップS9を肯定判定してステップS14へ進む。また、CPU101は、入力された操作信号がレリーズボタン14の押下操作に連動する半押し操作信号(この場合はソース切替え信号)である場合、ステップS9を否定判定してステップS10へ進む。さらにまた、CPU101は、液晶表示器104(液晶モニタ)にサムネイル表示中であって、入力された操作信号が十字スイッチ19A(図2)からの操作信号(この場合はサムネイル選択信号)である場合には、ステップS9を否定判定してステップS13へ進む。ステップS10へ進む場合はソース切替え指示されたとみなし、ステップS13へ進む場合はサムネイル選択されたとみなす。
ステップS10において、CPU101は、半押し操作信号が入力されるごとに、プロジェクタ部120へ送出する投影用の画像データを、上記ソース1.→2.→3.→4.→1.…の順に1つ切替えてステップS11へ進む。
ステップS11において、CPU101は、プロジェクタ部120へ送出する画像データが上記ソース1.またはソース3.に対応する画像(すなわち、記録画像)か否かを判定する。CPU101は、プロジェクタ部120へ送出する画像データが記録画像である場合にステップS11を肯定判定してステップS6へ戻り、メモリカード200(もしくは内部メモリ)から画像データを読出す。一方、CPU101は、プロジェクタ部120へ送出する画像データが上記ソース2.またはソース4.に対応する画像(すなわち、非記録画像)である場合には、ステップS11を否定判定してステップS12へ進む。
サムネイル選択された場合に進むステップS13において、CPU101は、サムネイル選択信号によって示されるサムネイル画像上にカーソル移動するように液晶表示器104(液晶モニタ)へ指示してステップS6へ戻る。たとえば、十字スイッチ19Aから右向きを示す操作信号が入力された場合、液晶表示器104(液晶モニタ)にカーソル表示されているサムネイル画像の右側に表示中のサムネイル画像にカーソルを移動させる。
ステップS13を経由してステップS6へ戻ったCPU101は、カーソル移動後のサムネイル画像に対応する本画像データをメモリカード200(もしくは内部メモリ)から読出す(デフォルト設定ではメモリカード200から読出す)とともに、当該ファイルから記録日時順に所定数(たとえば、4ファイル)分のサムネイル画像データを読出してステップS7へ進む。
上記ステップS11を否定判定して進むステップS12において、CPU101は、液晶表示器104(液晶モニタ)にキーメニュー表示を指示してステップS8へ戻る。このように、投影ソースにサムネイル画像データが含まれていない場合は、サムネイル表示の代わりにキーメニュー表示を行う。キーメニュー表示はステップS5の場合と同様である。
モード切替えが指示された場合に進むステップS14において、CPU101は、投射制御回路124へ投影終了を指示するとともに、レリーズボタン14およびズームスイッチ16の機能変更を解除してステップS15へ進む。これにより、プロジェクタ部120においてLED光源123が消灯される。
ステップS15において、CPU101は、液晶表示器104(液晶モニタ)へ指令を送り、キーメニュー表示(サムネイル画像を表示している場合は当該サムネイル表示)を停止(終了)させるとともに、ステップS2で低下させた液晶表示器104の表示輝度を元に戻させる。CPU101はさらに、透過照明装置1031に透過照明オフ(消灯)を指示して図4による処理を終了する。
なお、上述したステップS4からステップS14までは、常に、投影レンズ121のズーム調節が可能に構成されている。CPU101は、ズームスイッチ16からの操作信号が入力された場合、以下の割り込み処理を行う。CPU101は、ズームスイッチ16から右回し操作信号が入力されると、投影像をズームアップするように投射制御回路124へズーム調節信号を送り、ズームスイッチ16から左回し操作信号が入力されると、投影像をズームダウンするように投射制御回路124へズーム調節信号を送る。
(エフェクター)
投射制御回路124は、プロジェクタ部120によって投影される静止画像が他の画像に切替わる際に、LED光源123の点灯輝度を一旦低下させる。たとえば、LED光源123による通常の発光量の状態から1秒間かけて発光量を徐々に下げ、発光量を低下させた状態から1秒間かけて発光量を徐々に上昇させて点灯輝度を元に戻すようにエフェクト処理を行う。投射制御回路124はさらに、エフェクトによってLED光源123の点灯輝度を低下させている間に、CPU101から新たに送出される画像データに応じた光像を液晶パネル122に生成させる。
上記エフェクト処理は、上記投影ソースの切替え時と、投影ソースが上記ソース1.またはソース3.のような記録画像である場合において、コマ送りやコマ戻しなどによる投影画像切替え時に行われる。投影画像の切替えは、CPU101が自動的に投影画像の切替えを指示するスライドショー投影時の切替えと、CPU101が操作部材103からの操作信号に応じて行う投影画像の切替えとを含む。なお、所定数のコマを一度に進める(あるいは戻す)場合、1回のエフェクト処理の間に、現在液晶パネル122に形成されている光像から所定コマ送り後の光像へ変更するのが好ましい(コマ送り途中の光像を液晶パネル122に形成しない)。
以上説明した第一の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影モードに切替えられると、メモリカード200に記録されている本画像データによる再生画像をプロジェクタ部120から自動的に投影する(ステップS4〜S7)ようにしたので、投影モードに切替え後、投影ランプのオン操作や投影画像の選択操作が不要である。この結果、プロジェクタ付き電子カメラ10の投影モードにおける使い勝手がよくなる。
(2)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影モードに切替えられると、レリーズボタン14を投影ソース切替え用の操作部材として扱うように機能変更し、ズームスイッチ16を投射像のズーム調節用の操作部材として扱うように機能変更した(ステップS4)。これにより、投影に関する新たな操作部材を追加しなくてもよい。
(3)上記(2)で機能変更した操作部材の説明を液晶表示器104へキーメニュー表示するようにしたので、使用者にとって使いやすい。
(4)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影モードに切替えられると、液晶表示器104の輝度を低下させたので(ステップS1)、投影時の暗い室内で適切な表示輝度にするとともに、消費電力を低減できる。また、撮影モードに復帰する場合は低下させた表示輝度を自動的に元に戻すので(ステップS15)、使用者にとって使いやすい。
(5)投影モードにおいて操作されるモード切替えダイヤル15、レリーズボタン14、ズームスイッチ16、および十字スイッチ19Aのキートップの一部もしくは全体を透光部材で構成し、投影モード時に透過照明する(ステップS5)ようにしたので、投影時の暗い室内で操作部材が視認しやすくなる上に、投影モード時に必要な操作部材を使用者に報知できる。
(6)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影モード時に投影する画像を派手目にするように、コントラスト、彩度および輪郭をそれぞれ強調したので、白地のスクリーンで投影像のコントラストが低下する場合にも高品位の投影像が得られる。強調処理の度合いは、たとえば、不図示の測光センサやイメージセンサ222の出力信号によって示される明るさ(輝度情報)に応じて変化させるようにしてもよい。この場合、輝度情報が明るいほど強く強調し、輝度情報が暗いほど強調処理を弱くする。
(7)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影ソースにサムネイル画像データが含まれている場合に、液晶表示器104に4つのサムネイル画像を表示し、表示中のサムネイル画像のうち、カーソル表示されているサムネイル画像に対応する本画像データによる再生画像をプロジェクタ部120から投影させる(ステップS6、S7、S9、S13)。これにより、使用者は、複数のサムネイル画像を見ながら投影する画像を選ぶことができる、
(8)プロジェクタ付き電子カメラ10は、投影モードにおいてソース切替え指示されるごとに、上記ソース1.〜ソース4.に対応する投影像をサイクリックに切替えるようにした(ステップS10)。これにより、プロジェクタ付き電子カメラ10へ入力される画像のデータ形式、信号形式にかかわらず、再生画像をプロジェクタ部120に投影させることができる上に、投影コンテンツの選択を簡単な操作で行うことができる。
(9)プロジェクタ付き電子カメラ10は、プロジェクタ部120によって投影される静止画像が他の画像に切替わる際に、投影輝度(LED光源123による点灯輝度)を一時低下させてエフェクトを入れるようにしたので、観察者の視覚に与える刺激を低減することができる。
(変形例1)
上記の説明では、液晶表示器104(液晶モニタ)に表示するサムネイル画像を1画面に4つとしたが、4つに限らず2つでも9つでもよい。
(変形例2)
上述したステップS1では、投影モードに切替えられたことに応じて液晶表示器104のバックライト(不図示)の点灯輝度を下げることによって表示輝度を低下させたが、この代わりに、液晶表示器104による表示はそのままに上記バックライトのみを消灯させることによって表示輝度を低下させてもよい。
(変形例3)
以上の説明では、液晶表示器104(液晶モニタ)に複数のサムネイル画像を表示し、これら複数のサムネイル画像の中でカーソル表示されているサムネイル画像に対応する再生画像をプロジェクタ部120から投射した。この代わりに、液晶表示器104(液晶モニタ)に1つのサムネイル画像を表示し、このサムネイル画像を拡大(もしくは縮小)した再生画像をプロジェクタ部120から投射してもよい。これにより、液晶表示器104(液晶モニタ)とプロジェクタ部120とで異なる範囲の画像を表示(投影)させることができる。
(変形例4)
ズームスイッチ16は、上述した回転操作型スイッチの代わりに、異なる2つの操作信号を択一的に出力するシーソー型スイッチで構成してもよい。また、「ズームアップ」スイッチと「ズームダウン」スイッチとを独立させた2つのスイッチで構成してもよい。
(変形例5)
プロジェクタと電子カメラとがあらかじめ一体化されたプロジェクタ付き電子カメラ10を例に説明したが、電子カメラに対して着脱自在に構成したプロジェクタと電子カメラとで電子カメラシステムを構成してもよい。この場合の電子カメラシステムは、電子カメラのアクセサリーシュー(不図示)にプロジェクタが装着されると投影モードに切替わり、図4と同様のプログラムを起動させる。なお、電子カメラ側のCPU101と、プロジェクタ側の投射制御回路とは、アクセサリーシューに併設される信号用端子(不図示)を介してデータを送受する。電子カメラの操作部材からの操作信号は、上記信号用端子を介してプロジェクタ側へ送信される。
(変形例6)
プロジェクタ付き電子カメラ10を例に説明したが、プロジェクタ120と液晶表示器104を備える電子機器であれば、たとえば、プロジェクタ付き携帯電話機、投影装置などの電子機器にも本発明を適用できる。
(第二の実施形態)
液晶表示器(液晶モニタ)が表示する内容と、プロジェクタ部120が投影する内容とが異なる例についてさらに詳細に説明する。図5は、プロジェクタ付き電子カメラ10の液晶表示器17(図3における符号104)が1つのサムネイル画像を表示し、このサムネイル画像に対応するオリジナル画像をプロジェクタ部120が投影する場合を例示する図である。
図5において、液晶表示器17には、画像ファイル内のデータのうちサムネイル表示用データによるサムネイル画像が表示される。液晶表示器17にはさらに、コマ番号を含む当該画像ファイルの名称52がサムネイル画像に重ねてオーバーレイ表示されるとともに、不図示の電源回路で検出された電池残量を示す電池マーク51がサムネイル画像に重ねてオーバーレイ表示される。液晶表示器17の表示制御は、プロジェクタ付き電子カメラ10のCPU101によって行われる。
一方、プロジェクタ部120は、画像ファイル内のデータのうち本画像(オリジナル画像)用データによる画像を投影するとともに、投影範囲を示す枠60をオリジナル画像の周りに投影する。プロジェクタ部120は、画像ファイルの名称を投影せず、電池マークも通常は投影しない。プロジェクタ部120の投影制御は、CPU101および投射制御回路124によって行われる。
図6は、電池残量が所定量以下になったことが不図示の電源回路で検出された場合に液晶表示器17(液晶モニタ)に表示される内容と、プロジェクタ部120から投影される内容とを例示する図である。電池残量が所定量以下になった場合には、液晶表示器17(液晶モニタ)に表示される電池マーク51と同様に、プロジェクタ部120がオリジナル画像に重ねて電池マーク61を投影する。
以上説明した第二の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ部120は、画像ファイル内のデータのうち本画像(オリジナル画像)用データによる画像を投影するので、画素数がサムネイル画像データを構成する画素数より多い液晶パネル122を用いれば、液晶表示器17(液晶モニタ)に表示されるサムネイル画像より高精細の投影画像が得られる。
(2)液晶表示器17(液晶モニタ)にはサムネイル画像に加えて画像ファイルの名称52や電池マーク51などの付加情報を表示する一方で、プロジェクタ部120による投影内容にはオリジナル画像以外の付加情報を含めない構成にしたので、投影画像を観察する観察者にとって画像ファイルの名称や電池マークなどが邪魔にならない。
(3)電池残量が所定量以下になったことが検出された場合には、電池マーク61をプロジェクタ部120による投影内容に含めるようにしたので、使用者が液晶表示器17(液晶モニタ)の表示内容でなくプロジェクタ部120による投影画像のみを観察している場合でも、使用者に電池残量低下を知らせることができる。
(4)プロジェクタ部120による投影範囲を示す枠60を投影するようにしたので、投影画像を観察する観察者にとって投影範囲がわかりやすくなる上に、キーストン補正の際にも有効である。
(変形例7)
液晶表示器17(液晶モニタ)の表示オフが指示されている場合には、プロジェクタ部120は、オリジナル画像の投影に加えて画像ファイルの名称や電池マークなどの付加情報を投影する構成としてもよい。
(第三の実施形態)
プロジェクタ部120が投影する内容に投影調節用のキャリブレーションパターンを含めてもよい。投射像のフォーカス調節を行う場合、投影内容に含まれるエッジのボケをなくし、投射像のコントラストを最大にするようにフォーカスレンズ(投影レンズ121)の位置が調節される。この場合、投射像にコントラスト情報が含まれていなかったり、投射像が動画像であってコントラスト情報が変動する場合にはフォーカス調整が困難である。第三の実施形態では、投影するオリジナル画像にかかわらずフォーカス調節が行えるように、プロジェクタ部120がオリジナル画像の一部にコントラスト算出用パターン62を含めて投影を行う。
図7は、第三の実施形態において液晶表示器17(液晶モニタ)に表示される内容と、プロジェクタ部120から投影される内容とを例示する図である。プロジェクタ部120は、オリジナル画像の一部をコントラスト算出用パターン62と置換して投影する。このようにすると、オリジナル画像が中間階調成分で構成されていてコントラスト情報を含まない場合や、オリジナル画像が変化する場合であっても、投射像のフォーカス状態を調節しやすくなる。
コントラスト算出用パターン62は、たとえば、コントラスト量が算出しやすいように縦ラインを複数連ねた所定形状パターンを有する。コントラスト算出用パターン62は、投影内容に常時含めるようにしてもよいし、投射像のフォーカス調節時にのみ一時的に含めてもよい。
図7において、プロジェクタ部120は、コントラスト算出用パターン62の下部に明るさ検出用パターン63も含める。プロジェクタ部120が適切な明るさで投射しないと、投影像が暗すぎたり明るすぎたりして観察者にとって見づらくなる。投射像の明るさ調整を行う場合、投影内容に含まれる高輝度部分を適切な明るさにするように、LED光源123の点灯輝度を変えて投射像の明るさが調節される。この場合、投射像に高輝度部分が含まれていなかったり、投射像が動画像であって高輝度部分の位置や輝度が変動する場合には明るさ調節が困難である。そこで、投影するオリジナル画像にかかわらず明るさ調節が行えるように、プロジェクタ部120がオリジナル画像の一部に明るさ検出用パターン63を含めて投影を行う。
明るさ検出用パターン63は、たとえば、投射像の明るさを検出しやすいように白色の所定形状パターンを有する。明るさ検出用パターン63は、投影内容に常時含めるようにしてもよいし、投射像の明るさ調節時にのみ一時的に含めてもよい。
以上説明した第三の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ部120による投影内容に投影調節に用いるコントラスト算出用パターン62および明るさ検出用パターン63を含め、液晶表示器17(液晶モニタ)による表示内容にはコントラスト算出用パターンおよび明るさ検出用パターンを含めなかったので、液晶表示器17(液晶モニタ)を観察する使用者にとって各パターンが邪魔にならない。
(2)縦ラインを複数連ねた所定形状パターンによってコントラスト算出用パターン62を構成したので、投影像の傾きの有無をチェックする場合にも有効である。
(変形例8)
図7においては、キャリブレーションパターン62、63をそれぞれ枠60の内側に含めるようにしたが、図8に示すように、キャリブレーションパターン62、63をそれぞれ枠60の外側に投影する構成としてもよい。キャリブレーションパターン62、63をそれぞれ枠60の外側に投影することで、キャリブレーションパターン62、63を投影内容に常時含める場合にも、投影画像を観察する観察者にとってキャリブレーションパターン62、63が邪魔にならない。
(変形例9)
投影調節用画像として例示したコントラスト算出用パターン62および明るさ検出用パターン63は、それぞれコントラスト算出や明るさ検出ができるものであれば、どのような形状のパターンにしても構わない。
(第四の実施形態)
図9は、プロジェクタ付き電子カメラ10の液晶表示器17(図3における符号104)が1つのサムネイル画像を表示し、このサムネイル画像に対応するオリジナル画像の中から抽出した被写体の顔領域を含む画像を、プロジェクタ部120からクローズアップ投影する場合を例示する図である。
この場合のCPU101は、画像ファイル内のデータのうち本画像(オリジナル画像)用データによる画像について顔抽出を行う。顔抽出は、たとえば、特開平9−251534号公報に開示されている技術を用いる。プロジェクタ部120は、CPU101によって抽出された顔領域のデータを通常投影時の投影サイズに比べて大きく引き延ばして拡大投射させる。図9によれば、液晶表示器17(液晶モニタ)に表示中の人物を含む画像のうち、当該人物の顔に対応する顔画像64がプロジェクタ部120によって投影されるとともに、投影範囲を示す枠60が顔画像64の周りに投影される。画像ファイルの名称を投影せず、電池マークも通常投影しない点は、第二の実施形態と同様である。
以上説明した第四の実施形態によれば、プロジェクタ付き電子カメラ10は、画像ファイル内のデータのうち本画像(オリジナル画像)について顔抽出を行い、抽出した顔を含む顔画像64をプロジェクタ部120からクローズアップ投影させるようにした。これにより、投影像の観察者は、人物の顔を高精細で大きく投影した投影像を観察できる。一方、液晶表示器17(液晶モニタ)の表示内容を観察する使用者は、サムネイル画像によって画像全体の確認もできる。なお、顔抽出は人物の顔の他、動物の顔について抽出してもよい。
(第五の実施形態)
図10は、プロジェクタ付き電子カメラ10の液晶表示器17(図3における符号104)がキーメニューを表示し、プロジェクタ部120がキャリブレーションパターン62、63を投影する場合を例示する図である。
図10によれば、液晶表示器17(液晶モニタ)に投影モード時のキーメニューが表示されている。ズームスイッチ16を表す図形と「投影レンズのズーム調節」というテキストとを関連づけて表示し、レリーズボタン14を表す図形と「投影ソース切替え」というテキストとを関連づけて表示する点は、上述したステップS5およびステップS12において説明した内容に対応する。
一方、プロジェクタ部120は、キャリブレーションパターンとしてコントラスト算出用パターン62および明るさ検出用パターン63を投影範囲の略中央に投影し、投影範囲を示す枠60をキャリブレーションパターンの周りに投影する。
以上説明した第五の実施形態によれば、プロジェクタ部120は、投影調節用のキャリブレーションパターンを略中央に投影するので、投影範囲の端部に投影する場合に比べて投射像のフォーカス調節や投射像の明るさ調節を行いやすい。一方、液晶表示器17(液晶モニタ)に表示するキーニューによって、液晶表示器17(液晶モニタ)の表示内容を観察する使用者へ機能変更した操作部材の説明をすることができる。
(変形例10)
液晶表示器17(液晶モニタ)に表示する画像の色調整係数と、プロジェクタ部120から投影する画像の色調整係数とを異ならせてもよい。プロジェクタ部120が投影するスクリーンや壁が白色でない場合、投影される画像の色合いが使用者が望む色合いと異なることがある。この場合のプロジェクタ部120は、色合い調節指示に応じてプロジェクタ部120による投影画像の色調整係数を変化させる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。第一の実施形態〜第五の実施形態および変形例1〜変形例10は、それぞれを適宜組合わせて構成しても構わない。
本発明の第一実施形態によるプロジェクタ付き電子カメラを前方から見た斜視図である。 図1のプロジェクタ付き電子カメラを後方から見た斜視図である。 プロジェクタ付き電子カメラの構成を説明するブロック図である。 CPUが投影モード時に実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。 第三の実施形態において液晶表示器に表示される内容と、プロジェクタ部から投影される内容とを例示する図である。 電池残量が所定量以下になった場合に液晶表示器に表示される内容を例示する図である。 第三の実施形態において液晶表示器に表示される内容と、プロジェクタ部から投影される内容とを例示する図である。 変形例において液晶表示器に表示される内容と、プロジェクタ部から投影される内容とを例示する図である。 第四の実施形態において液晶表示器に表示される内容と、プロジェクタ部から投影される内容とを例示する図である。 第五の実施形態において液晶表示器に表示される内容と、プロジェクタ部から投影される内容とを例示する図である。
符号の説明
10…プロジェクタ付き電子カメラ
11(221)…撮影レンズ
13…プロジェクタ投射窓
14…レリーズボタン
15…モード切替ダイヤル
16…ズームスイッチ
17(104)…液晶表示器
19(103)…操作部材
51、61…電池マーク
52…画像ファイルの名称
60…枠
62、63…キャリブレーションパターン
64…顔画像
101…CPU
120…プロジェクタ部
200…メモリカード
210…無線通信ユニット
220…撮像部

Claims (14)

  1. 光学像を投影表示する投影手段と、
    再生像を表示する表示モニタと、
    前記表示モニタによる表示と前記投影手段による投影表示とを同時に行う指示に応じて、前記投影表示と前記表示とで表示内容を異ならせるように前記投影手段および前記表示モニタをそれぞれ制御する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、電源回路で検出された電池残量を示すマークを前記表示モニタに表示し、前記電池残量が所定量以下になった場合には、前記表示モニタおよび前記投影手段に前記電池残量を示す前記マークを表示することを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  2. 請求項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタによる表示輝度を低下させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  3. 請求項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記投影手段による投影表示を強調させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  4. 請求項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、周囲が明るいほど前記強調を強めることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタにサムネイル画像を表示させるとともに前記投影手段に本画像を投影させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタにメニューを表示させるとともに前記投影手段に本画像を投影させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタと前記投影手段とで異なる範囲の画像を表示および投影させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  8. 請求項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタに表示されている被写体の顔を含む画像を前記投影手段に投影させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  9. 請求項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタの表示内容に前記サムネイル画像以外の付加情報を含めることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記投影手段の投影内容に投影範囲を示す情報を含めることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  11. 請求項5〜10のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記投影手段の投影内容に投影調節用画像を含めることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  12. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記表示モニタにメニューを表示させるとともに前記投影手段に投影調節用画像を投影させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記表示制御手段は、前記投影手段による投影内容の変更時に投影輝度を一時低下させることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の表示モニタ付き投影装置において、
    前記投影手段が投影表示する場合に操作部材を照明する照明手段をさらに備えることを特徴とする表示モニタ付き投影装置。
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