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JP5157459B2 - 光スキャナ - Google Patents
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Description

本発明は、光スキャナに関するものである。
従来より、シリコン等の弾性を有する材料を用いて形成された本体部に圧電素子等を積層して構成されたマイクロアクチュエータが種々提案されている。
例えば、矩形状に形成された枠体の中央部に反射ミラー部が配置され、この反射ミラー部の両側部と枠体とは、それぞれ2本の弾性部で連結されて本体部が形成されている。また、この本体部の反射ミラー部の両側部における2本の弾性部と枠体とを跨いで上部電極、圧電素子、下部電極が積層されている。そして、この上部電極と下部電極との間に駆動電圧を印可することによって、反射ミラー部を反射面に対して垂直方向に駆動することができるように構成されたマイクロアクチュエータがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−320089号公報(段落(0047)〜(0056)、図3(a))
上述した特許文献1に記載される構成では、反射ミラー部を2本の弾性部の長手方向回りに揺動させて振動させるためには、上部電極を2本の弾性部に対応させて2分割し、反射ミラー部を挟んで対向する一対の弾性部上に形成された各上部電極に同位相の交番電圧(例えば、交番電圧は、AC1V〜40Vである。)を印加することによって実現することが可能となる。そして、反射ミラー部の揺動軸回りの振幅を制御するために、交番電圧を印加していない圧電素子に発生する電圧を計測して、弾性部の歪み量を測定することが考えられる。
しかしながら、交番電圧を印加していない圧電素子に発生する電圧は、微弱な電圧(例えば、AC数mVである。)のため、交番電圧の接地電位の変動、つまり、ノイズに埋もれてしまって、弾性部の歪み量を測定することが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ミラー部の揺動軸回りの振幅を検出する検出精度の向上を図ることが可能となる光スキャナを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る光スキャナは、ミラー部を揺動軸回りに変位駆動して所定方向に光を走査する光スキャナにおいて、前記ミラー部の揺動軸方向両側にそれぞれ連結されて揺動軸に対して対称に配置される各一対の弾性部と、前記各一対の弾性部の外側端縁部が連結される固定枠と、前記各一対の弾性部の表面部から前記固定枠の表面部に渡って積層された一対の下部電極と、前記一対の下部電極上にそれぞれ前記各一対の弾性部の上側を含むように積層された一対の圧電素子と、前記一対の圧電素子上にそれぞれ前記各一対の弾性部毎に分割されて積層された各一対の上部電極と、を備え、前記一対の下部電極は、前記各一対の上部電極に対応するようにそれぞれ分割され、前記一対の圧電素子は、前記各一対の弾性部の個々の弾性部に対応するようにそれぞれ分割され、前記各一対の弾性部のうちの前記ミラー部の片側に設けられた一対の弾性部のうちの一方の弾性部に形成された圧電素子にのみ駆動電圧を印加し、該各一対の弾性部のうちの残り3つの弾性部に形成された各圧電素子に発生する電圧又は電流を全て検出することを特徴とする。
請求項1に係る光スキャナでは、圧電素子を挟んで積層された一対の下部電極と一対の上部電極とは、各弾性部毎に分割されているため、1つの弾性部に配置された駆動電圧を印加した圧電素子の接地電位と、残り3つの弾性部に配置された駆動電圧を印加していない圧電素子の接地電位とを切り離すことができる。これにより、ミラー部の揺動軸回りの揺動振幅を、駆動電圧を印加していない残り3つの弾性部に配置された圧電素子の発生電圧によって検出する場合に、駆動電圧との電圧差による接地電位のノイズの干渉を避け、検出精度の向上を図ることが可能となる。
また、圧電素子も各弾性部毎に分割されているため、3つの弾性部に配置された駆動電圧を印加していない圧電素子に、1つの弾性部に配置された駆動電圧を印加した圧電素子の不必要な歪みが加わることを防止して、3つの弾性部に配置された駆動電圧を印加していない圧電素子に発生する電圧又は電流のノイズ成分の更なる低減化を図ることが可能となる。
また、駆動電圧を印加された圧電素子が配置された弾性部に隣接する弾性部と、ミラー部を挟んで反対側に配置された一対の弾性部とに配置されて駆動電圧を印加されていない残り3つの圧電素子に発生する電圧又は電流を全て検出することが可能となり、駆動側弾性部の実動作の状態をより確実に検出することが可能となる。また、駆動電圧を印加していない残り3つの弾性部に配置された圧電素子に発生する電圧又は電流の加算、平均、差分を用いることが可能となり、検出精度の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る光スキャナ及び光スキャナの製造方法について具体化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[光スキャナの概略構成]
先ず、本実施例に係る光スキャナ1の概略構成について図1に基づき説明する。図1は光スキャナ1の概略構成を模式的に示す分解斜視図である。
図1に示すように、光スキャナ1は、本体部2がベース3に装着されて構成されている。この本体部2は、シリコン等、弾性を有する材料を用いて形成されている。本体部2の厚さは、約30μm〜200μmとされている。本体部2は、図1の上部に示すように、概略的には、光が通過し得る貫通孔5を有して薄板長方形状を成している。本体部2は、外側には固定枠6を備え、一方、内側には、反射面7が形成された平面視略円形の反射ミラー部8を有する振動体10を備えている。尚、反射ミラー部8は、円形に限らず、四角形、多角形であってもよい。
このような本体部2の構成に対応して、ベース3は、図1の下部に示すように、本体部2との装着状態において固定枠6が装着されるべき支持部12と、振動体10と対向する凹部13とを有するように構成されている。凹部13は、本体部2をベース3に装着した状態において、振動体10が振動によって変位してもベース3と干渉しない形状を有するために形成されている。
また、反射ミラー部8の反射面7は、それの対称中心線でもある揺動軸15を中心として揺動させられる。振動体10は、さらに、その反射ミラー部8の揺動軸15上の両側面部から外側方向に同一面上に延びて、その反射ミラー部8を固定枠6に接合する一対のはり部16A、16Bを備えている。つまり、反射ミラー部8の両側面部から一対のはり部16A、16Bがそれぞれ互いに逆向きに延び出している。
また、一方の(図1中、左側の)はり部16Aは、揺動軸15上に配置された1個のミラー側板ばね部17Aと、該揺動軸15に対して直角方向の対称位置に配置される一対の枠側板ばね部18A、18Bと、それらミラー側板ばね部17Aと一対の枠側板ばね部18A、18Bとを互いに接続する接続部20Aとを含むように構成されている。
また、他方の(図1中、右側の)はり部16Bは、揺動軸15上に配置された1個のミラー側板ばね部17Bと、該揺動軸15に対して直角方向の対称位置に配置される一対の枠側板ばね部18C、18Dと、それらミラー側板ばね部17Bと一対の枠側板ばね部18C、18Dとを互いに接続する接続部20Bとを含むように構成されている。
従って、図1の上部に示すように、一対の枠側板ばね部18A、18Bと一対の枠側板ばね部18C、18Dとは、反射ミラー部8を挟んで、各枠側板ばね部18A、18D、各枠側板ばね部18B、18Cが、それぞれ揺動軸方向に対向するように配置されている。つまり、一対の枠側板ばね部18A、18Bと一対の枠側板ばね部18C、18Dとは、反射ミラー部8を挟んで、各枠側板ばね部18A、18C、各枠側板ばね部18B、18Dが、それぞれ対角方向に対向するように配置されている。
また、各はり部16A、16Bにおいては、各ミラー側板ばね部17A、17Bが、反射ミラー部8のうち揺動軸15上において互いに対向する一対の縁の一方から、対応する各接続部20A、20Bまで延びている。また、各接続部20A、20Bは、揺動軸15と直交する方向に延びている。さらに、各はり部16A、16Bにおいては、一対の枠側板ばね部18A、18Bと一対の枠側板ばね部18C、18Dとが、対応する各接続部20A、20Bの端部から、揺動軸15に対して平行に固定枠6まで延びている。
また、はり部16Aにおいては、一対の枠側板ばね部18A、18Bのそれぞれから固定枠6に渡って、後述のように0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された一対の下部電極21A、21Bが形成されている。また、各一対の下部電極21A、21Bは、揺動軸15を挟んで対向するように分離されている。また、はり部16Bにおいては、一対の枠側板ばね部18C、18Dのそれぞれから固定枠6に渡って、後述のように0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された一対の下部電極21C、21Dが形成されている。また、各一対の下部電極21C、21Dは、揺動軸15を挟んで対向するように分離されている。
また、一対の下部電極21A、21Bの上側には、一対の枠側板ばね部18A、18Bのそれぞれから該各下部電極21A、21Bの固定枠6側の外周部と所定隙間を形成するように、後述のように1μm〜3μmの厚さで積層された圧電素子22Aが形成されている。従って、圧電素子22Aは固定枠6上から各枠側板ばね部18A、18B上に延出されて形成され、各一対の下部電極21A、21B間の分離部分を覆うように形成されている。
また、一対の下部電極21C、21Dの上側には、一対の枠側板ばね部18C、18Dのそれぞれから該各下部電極21C、21Dの固定枠6側の外周部と所定隙間を形成するように、後述のように1μm〜3μmの厚さで積層された圧電素子22Bが形成されている。従って、圧電素子22Bは固定枠6上から各枠側板ばね部18C、18D上に延出されて形成され、各一対の下部電極21C、21D間の分離部分を覆うように形成されている。
また、圧電素子22Aの上側には、一対の枠側板ばね部18A、18Bのそれぞれから該圧電素子22Aの固定枠6側の外周部と所定隙間を形成するように、後述のように0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された一対の上部電極23A、23Bが形成されている。また、一対の上部電極23A、23Bは、揺動軸15を挟んで対向するように分離されている。
また、圧電素子22Bの上側には、一対の枠側板ばね部18C、18Dのそれぞれから該圧電素子22Bの固定枠6側の外周部と所定隙間を形成するように、後述のように0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された一対の上部電極23C、23Dが形成されている。また、一対の上部電極23C、23Dは、揺動軸15を挟んで対向するように分離されている。
従って、後述のように、各下部電極21A〜21Dと各上部電極23A〜23Dとの固定枠6上に形成された部分にワイヤボンディングして、各枠側板ばね部18A〜18D上に形成された圧電素子に駆動電圧を印加し、または、発生した発生電圧を検出することが可能となる(図8参照)。つまり、各枠側板ばね部18A〜18Dに負荷を与えることなく、駆動電圧を印加し、また、発生電圧を検出することが可能となる。
[本体部2の製造方法]
次に、本体部2の製造方法について図2乃至図7に基づいて説明する。
図2は固定枠6、反射ミラー部8及び各はり部16A、16Bの作製を示す説明図である。図3は各下部電極21A〜21Dの作製を示す説明図である。図4は各圧電素子22A、22Bの作製を示す説明図である。図5は各上部電極23A〜23Dの作製を示す説明図である。図6は図5のX1−X1矢視断面を示す模式図である。図7は図5のX2−X2矢視断面を示す模式図である。
先ず、図2に示すように、厚さ約30μm〜200μmの薄長四角形のシリコン基材上において、貫通孔5の部分を除いた部分にレジスト膜を形成してマスキング後、エッチングして、貫通孔5を形成した後、レジスト膜を除去する。これにより、固定枠6、反射ミラー部8及び各はり部16A、16Bを構成する各ミラー側板ばね部17A、17B、各接続部20A、20B、各枠側板ばね部18A〜18Dが形成される。
そして、図3に示すように、固定枠6と各枠側板ばね部18A〜18Dとの上側の各下部電極21A〜21Dを形成する部分を除いた部分にレジスト膜を形成してマスキング後、白金(Pt)や金(Au)等を0.2μm〜0.6μm積層して各下部電極21A〜21Dを形成後、レジスト膜を除去する。例えば、各下部電極21A〜21Dの部分にチタン(Ti)を0.05μm積層し、続いて、その上側に白金(Pt)を0.5μm積層後、レジスト膜を除去するようにしてもよい。これにより、図3、図6及び図7に示すように、各下部電極21A〜21Dが各枠側板ばね部18A〜18Dから固定枠6に渡って、それぞれ分離された状態で形成される。
尚、一対の下部電極21A、21Bと一対の下部電極21C、21Dとを、それぞれ連続した状態で形成後、揺動軸15に沿って、それぞれ所定幅の分離孔を各下部電極の揺動軸15方向全幅に渡って形成するようにレジスト膜を形成してマスキングする。その後、エッチングして、一対の下部電極21A、21Bと一対の下部電極21C、21Dに分割した後、レジスト膜を除去するようにしてもよい。また、各下部電極21A〜21Dをシャドウマスク法でなく、エッチング法によって形成してもよい。
続いて、図4に示すように、各下部電極21A、21Bと各下部電極21C、21Dとの上側に各圧電素子22A、22Bを形成するように、この各圧電素子22A、22Bを形成する部分を除いた部分にレジスト膜を形成してマスキングする。その後、PZT等の圧電素子を1μm〜3μm積層して各圧電素子22A、22Bを形成後、レジスト膜を除去する。
これにより、図4、図6及び図7に示すように、圧電素子22Aが固定枠6上から各枠側板ばね部18A、18B上に延出されて形成され、各一対の下部電極21A、21B間の分離部分を覆うように形成される。また、圧電素子22Bが固定枠6上から各枠側板ばね部18C、18D上に延出されて形成され、各一対の下部電極21C、21D間の分離部分を覆うように形成される。
そして、図5に示すように、各圧電素子22A、22Bの上側に、各枠側板ばね部18A〜18Dから固定枠6に渡って各上部電極23A〜23Dを形成するように、各上部電極23A〜23Dを形成する表面部分を除いた部分にレジスト膜を形成してマスキングする。その後、白金(Pt)や金(Au)等を0.2μm〜0.6μm積層して各上部電極23A〜23Dを形成後、レジスト膜を除去する。例えば、各上部電極23A〜23Dの部分にチタン(Ti)を0.05μm積層し、続いて、その上側に白金(Pt)を0.5μm積層後、レジスト膜を除去するようにしてもよい。これにより、図5乃至図7に示すように、各上部電極23A〜23Dが各枠側板ばね部18A〜18Dから固定枠6に渡って、それぞれ分離された状態で形成される。
尚、上述した本体部2の製造方法においては、下部電極材料、圧電素子材料、上部電極材料を順に堆積させて、下部電極層、圧電素子層、上部電極層を順に積層し、各下部電極21A〜21D、各圧電素子22A、22B、各上部電極23A〜23Dを順に形成する物理気相成長法(PVD:PhysicalVapor Deposition)や真空蒸着法を採用した。物理気相成長法には、例えば、真空中に不活性ガスを導入しながら基板とターゲット間に直流電圧あるいは交流電圧を印加し、イオン化した不活性ガスをターゲットに衝突させて、はじき飛ばされたターゲット物質を基板に成膜させるスパッタリングあるいはナノサイズの微粒子を吹付けることによって成膜を行なうAD法もある。但し、これに限らず、化学気相成長法(CVD:ChemicalVapor Deposition)によって、下部電極層、圧電素子層、上部電極層のうち、少なくとも一つの層を形成してもよい。
[揺動駆動及び動作検出]
次に、光スキャナ1の反射ミラー部8を揺動駆動した場合に、この反射ミラー部8の動作状態を検出する方法について図8に基づいて説明する。図8は反射ミラー部8の揺動駆動及び動作検出の一例を示す説明図である。
図8に示すように、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18D上に形成された各圧電素子22A、22Bが駆動源として機能し、振動体10を揺動軸15の回りに捩り振動させて、反射ミラー部8を揺動軸15の回りに揺動させる。また、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18B、18C上に形成された各圧電素子22A、22Bが、動作を検出するセンサとして機能し、反射ミラー部8の揺動振幅を検出する。
尚、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18B、18C上に形成された各圧電素子22A、22Bを駆動源としてもよい。また同時に、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18D上に形成された各圧電素子22A、22Bを動作を検出するセンサとしてもよい。
具体的には、枠側板ばね部18A上に形成された下部電極21Aと上部電極23Aとに駆動回路31を介して所定駆動電圧(例えば、約1V〜40Vである。)の交番電圧が印加される。それにより、枠側板ばね部18A上に形成された圧電素子22Aには、その印加方向と直交する向き、即ち、長さ方向の変位が発生される。
また、枠側板ばね部18D上に形成された下部電極21Dと上部電極23Dとに駆動回路32を介して、駆動回路31の出力電圧と同位相で同電圧(例えば、約1V〜40Vである。)の交番電圧が印加される。それにより、枠側板ばね部18D上に形成された圧電素子22Bには、その印加方向と直交する向き、即ち、長さ方向の変位が発生される。
そして、この変位により、各枠側板ばね部18A、18Dは、固定枠6側を固定端とし、反射ミラー部8側を自由端として、各変位が上向きであるか下向きであるかにより、各自由端が上向き又は下向きに変位する。その結果、反射ミラー部8は、揺動軸15の回りに揺動される。
また同時に、各枠側板ばね部18B、18Cは、固定枠6側を固定端とし、反射ミラー部8側を自由端として、各自由端が、反射ミラー部8の揺動軸15回りの揺動に伴って、各接続部20A、20Bを介して各枠側板ばね部18A、18Dの自由端と反対方向に変位する。それにより、各枠側板ばね部18B、18Cに形成された各圧電素子22A、22Bは、長さ方向の変位が発生するため、その長さ方向と直交する向きに所定電圧(例えば、数mVである。)で、各駆動回路31、32の駆動電源と逆位相の交番電圧が発生する。
従って、図8に示すように、枠側板ばね部18B上に形成された下部電極21Bと上部電極23Bとの間の電圧と、枠側板ばね部18C上に形成された下部電極21Cと上部電極23Cとの間の電圧とを変位検出回路33に入力して、各電圧を加算又は平均することによって、この算出した電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。また、各下部電極21A、21Bと各下部電極21C、21Dとは、それぞれ固定枠6上で揺動軸15に沿って分割されて形成されているため、各駆動回路31、32の接地電位と、各下部電極21B、21Cの接地電位とを電気的に分離することができる。
そして、各駆動回路31、32を駆動制御する不図示の制御回路部に、変位検出回路33で検出した反射ミラー部8の揺動振幅の情報データを入力することによって、この制御回路部は変位検出回路33から入力された情報データに基づいて各駆動回路31、32を駆動制御して、反射ミラー部8の揺動振幅を精密制御することが可能となる。
ここで、光スキャナ1の反射ミラー部8の他の揺動駆動及び動作検出について図9に基づいて説明する。図9は反射ミラー部8の揺動駆動及び動作検出の他の組み合わせの一例を示す組み合わせテーブル41である。
尚、図9においては、説明を簡単にするため、組み合わせテーブル41の下側に示すように、図8に示す状態の各枠側板ばね部18A〜18Dを順に梁A、梁B、梁C、梁Dとする。
図9に示すように、組み合わせテーブル41は、組み合わせの順番を示す「No」と、枠側板ばね部18A上に形成された下部電極21Aと上部電極23Aの使用状態を表す「梁Aの電極」と、枠側板ばね部18B上に形成された下部電極21Bと上部電極23Bの使用状態を表す「梁Bの電極」と、枠側板ばね部18C上に形成された下部電極21Cと上部電極23Cの使用状態を表す「梁Cの電極」と、枠側板ばね部18D上に形成された下部電極21Dと上部電極23Dの使用状態を表す「梁Dの電極」とから構成されている。
従って、組み合わせテーブル41の「No1」と「No2」に示すように、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18D上に形成された各下部電極21A、21Dと各上部電極23A、23Dに各駆動回路31、32によって同位相の交番電圧を印加する。そして、枠側板ばね部18B上に形成された下部電極21Bと上部電極23B、又は枠側板ばね部18C上に形成された下部電極21Cと上部電極23Cとのうちの一方に発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、この電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。
また、組み合わせテーブル41の「No3」〜「No6」に示すように、枠側板ばね部18A上に形成された下部電極21Aと上部電極23Aに駆動回路31によって交番電圧を印加して、反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動する。そして、各枠側板ばね部18B〜18D上に形成された各下部電極21B〜21Dと各上部電極23B〜23Dのうちの全部、又は、2つに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、各電圧の加算又は平均又は差分をとることによって、この算出した電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。
また、組み合わせテーブル41の「No7」〜「No9」に示すように、枠側板ばね部18A上に形成された下部電極21Aと上部電極23Aに駆動回路31によって交番電圧を印加して、反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動する。そして、各枠側板ばね部18B〜18D上に形成された各下部電極21B〜21Dと各上部電極23B〜23Dのうち1つに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、この電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。
また、組み合わせテーブル41の「No10」に示すように、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18C上に形成された各下部電極21A、21Cと各上部電極23A、23Cに各駆動回路31、32によって逆位相の交番電圧を印加する。そして、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18B、18D上に形成された各下部電極21B、21Dと各上部電極23B、23Dに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、各電圧の加算又は差分又は平均をとることによって、この算出した電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。
更に、組み合わせテーブル41の「No11」と「No12」に示すように、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18C上に形成された各下部電極21A、21Cと各上部電極23A、23Cに各駆動回路31、32によって逆位相の交番電圧を印加する。そして、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18B、18D上に形成された各下部電極21B、21Dと各上部電極23B、23Dのうちの一方に発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、この電圧に基づいて反射ミラー部8の揺動振幅を検出することが可能となる。
尚、上記組み合わせテーブル41においては、図8に示す状態から各枠側板ばね部18A〜18Dを反射ミラー部8を中心として上下反転、左右反転した状態の各枠側板ばね部18A〜18Dを順に梁A、梁B、梁C、梁Dとしてもよい。
ここで、反射ミラー部8は、ミラー部として機能する。また、各枠側板ばね部18A〜18Dは、弾性部として機能する。
以上説明した通り、本実施例に係る光スキャナ1では、本体部2の圧電素子22Aを挟んで積層された各下部電極21A、21Bと各上部電極23A、23Bとは、揺動軸15に沿って固定枠6上で分割されて積層されている。また、圧電素子22Bを挟んで積層された各下部電極21C、21Dと各上部電極23C、23Dとは、揺動軸15に沿って固定枠6上で分割されて積層されている。
これにより、各枠側板ばね部18A、18Bのうちの一方の圧電素子22Aに駆動電圧を印加して、他方の圧電素子22Aに発生する発生電圧を検出する場合には、各下部電極21A、21Bが固定枠6上で分割されているため、駆動電圧との電圧差による接地電位のノイズの干渉を避け、他方の圧電素子22Aに発生する発生電圧の検出精度の向上を図ることが可能となる。また、各枠側板ばね部18C、18Dのうちの一方の圧電素子22Bに駆動電圧を印加して、他方の圧電素子22Bに発生する発生電圧を検出する場合には、各下部電極21C、21Dが固定枠6上で分割されているため、駆動電圧との電圧差による接地電位のノイズの干渉を避け、他方の圧電素子22Bに発生する発生電圧の検出精度の向上を図ることが可能となる。
また、反射ミラー部8を挟んで揺動軸15方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18D上に形成された各下部電極21A、21Dと各上部電極23A、23Dに各駆動回路31、32を介して同位相の交番電圧を印加して反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動する。また、隣接する一対の枠側板ばね部18B、18Cに形成された各下部電極21B、21Cと各上部電極23B、23Cのうちの少なくとも一方に発生する電圧を変位検出回路33に入力する。
これにより、駆動側の各枠側板ばね部18A、18Dに隣接する一対の枠側板ばね部18B、18Cに形成された各下部電極21B、21Cと各上部電極23B、23Cのうちの少なくとも一方に発生する発生電圧を検出することが可能となり、駆動側の各枠側板ばね部18A、18Dの実動作の状態をより確実に検出することが可能となる。また、一対の枠側板ばね部18B、18Cに形成された各下部電極21B、21Cと各上部電極23B、23Cに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、各電圧を加算又は平均することによって、検出精度の向上を図ることが可能となる。
また、枠側板ばね部18A上に形成された下部電極21Aと上部電極23Aに駆動回路31によって交番電圧を印加して、反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動する。そして、各枠側板ばね部18B〜18D上に形成された各下部電極21B〜21Dと各上部電極23B〜23Dのうちの全部、又は、2つ、又は、1つに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、各電圧の加算又は平均又は差分をとることによって、検出精度の向上を図ることが可能となる。また、枠側板ばね部18Aに隣接する枠側板ばね部18B上に形成された下部電極21Bと上部電極23Bに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力することによって、枠側板ばね部18Aの実動作の状態をより確実に検出することが可能となる。
更に、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18A、18C上に形成された各下部電極21A、21Cと各上部電極23A、23Cに各駆動回路31、32によって逆位相の交番電圧を印加する。そして、反射ミラー部8を挟んで対角方向に対向する一対の枠側板ばね部18B、18D上に形成された各下部電極21B、21Dと各上部電極23B、23Dのうちの少なくとも一方に発生する電圧を変位検出回路33に入力する。
これにより、駆動側の各枠側板ばね部18A、18Cに隣接する一対の枠側板ばね部18B、18Dに形成された各下部電極21B、21Dと各上部電極23B、23Dのうちの少なくとも一方に発生する発生電圧を検出することが可能となり、駆動側の各枠側板ばね部18A、18Dの実動作の状態をより確実に検出することが可能となる。また、一対の枠側板ばね部18B、18Dに形成された各下部電極21B、21Dと各上部電極23B、23Dに発生する発生電圧を変位検出回路33に入力して、各電圧を差分又は差分を平均することによって、検出精度の向上を図ることが可能となる。
尚、本発明は前記実施例に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
[他の実施例1]
(A)他の実施例1に係る光スキャナ50について図10及び図11に基づいて説明する。図10は他の実施例1に係る光スキャナ50の本体部51を示す平面図である。図11は図10のX3−X3矢視断面を示す模式図である。尚、図10及び図11において、上記実施例に係る光スキャナ1と同一符号は、上記実施例に係る光スキャナ1と同一あるいは相当部分を示すものである。
図10及び図11に示すように、光スキャナ50の本体部51は、上記本体部2とほぼ同じ構成であるが、上記各圧電素子22A、22Bに替えて、本体部51の各下部電極21A〜21Dのそれぞれの上側に各圧電素子52A〜52Dを形成するようにしてもよい。従って、一対の圧電素子52A、52Bは、揺動軸15を挟んで対向するように分割されている。また、一対の圧電素子52C、52Dは、揺動軸15を挟んで対向するように分割されている。
ここで、各圧電素子52A〜52Dの形成方法について説明する。
先ず、上記図3に示すように、固定枠6と各枠側板ばね部18A〜18Dとの上側に、各下部電極21A〜21Dを形成する。続いて、各下部電極21A〜21Dの上側に各圧電素子52A〜52Dを形成するように、この各圧電素子52A〜52Dを形成する部分を除いた部分にレジスト膜を形成、若しくは、別途用意した各圧電素子52A〜52Dを形成する形状部分が切り抜かれた金属片を用いてマスキングする。その後、PZT等の圧電素子を1μm〜3μm積層して各圧電素子52A〜52Dを形成後、レジスト膜、若しくは、金属片を除去する。
尚、図4に示すように、各下部電極21A、21Bと各下部電極21C、21Dとの上側に各圧電素子22A、22Bを形成後、揺動軸15に沿って、それぞれ所定幅の分離孔を各下部電極の揺動軸15方向全幅に渡って形成するようにレジスト膜を形成してマスキングする。その後、エッチングして、一対の圧電素子52A、52Bと一対の圧電素子52C、52Dに分割した後、レジスト膜を除去するようにしてもよい。
そして、図5に示すように、各圧電素子52A〜52Dの上側に、各枠側板ばね部18A〜18Dから固定枠6に渡って各上部電極23A〜23Dを形成することによって、本体部51を形成することができる。
従って、各枠側板ばね部18A〜18D毎に各圧電素子52A〜52Dが固定枠6上で分割されて積層されているため、駆動電圧を印加していない圧電素子に、駆動電圧を印加した圧電素子の不必要な歪みが加わることを防止して、駆動電圧を印加していない圧電素子に発生する電圧又は電流のノイズ成分の更なる低減化を図ることが可能となる。
尚、本体部51の反射ミラー部8を揺動駆動方法及び動作状態を検出する方法は、上記実施例と同一である。
[他の実施例2]
(B)他の実施例2に係る光スキャナ60について図12乃至図14に基づいて説明する。図12は他の実施例2に係る光スキャナ60の本体部61を示す平面図である。図13は図12のX4−X4矢視断面を示す模式図である。図14は図12のX5−X5矢視断面を示す模式図である。尚、図12乃至図14において、上記実施例に係る光スキャナ1と同一符号は、上記実施例に係る光スキャナ1と同一あるいは相当部分を示すものである。
図12乃至図14に示すように、光スキャナ60の本体部61は、上記本体部2とほぼ同じ構成である。但し、厚さ約30μm〜200μmの薄長四角形のシリコン基材である固定枠62の各下部電極21A〜21Dが形成される部分及びその外周縁部を含む部分が、約半分の厚さに窪むようにエッチングによって形成した各凹部63、64が設けられている。
これにより、各下部電極21A〜21D、各圧電素子22A、22B、及び、各上部電極23A〜23Dは、各凹部63、64内に形成されているため、固定枠62の周辺部を持っても各下部電極21A〜21D、各圧電素子22A、22B、及び、各上部電極23A〜23Dに触れることを防止することが可能となる。また、各枠側板ばね部18A〜18Dの各下部電極21A〜21Dが形成される部分の厚さは、固定枠62の約半分の厚さになるため、低電圧で反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動させることが可能となる。
[他の実施例3]
(C)他の実施例3に係る光スキャナ70について図15に基づいて説明する。図15は他の実施例3に係る光スキャナ70の本体部71を示す平面図である。尚、図15において、上記実施例に係る光スキャナ1と同一符号は、上記実施例に係る光スキャナ1と同一あるいは相当部分を示すものである。
図15に示すように、光スキャナ70の本体部71は、上記本体部2とほぼ同じ構成である。但し、厚さ約30μm〜200μmの薄長四角形のシリコン基材である固定枠72は、各枠側板ばね部18A〜18Dに替えて、各接続部20A、20Bの両端縁部から揺動軸15方向外側に所定長さ延びて、更に、それぞれ揺動軸15に対して直交する外側方向に延びて固定枠72に接合された各枠側板ばね部73A〜73Dが、エッチングによって形成されている。
そして、各枠側板ばね部73A〜73Dの揺動軸15に対して直交する部分から固定枠72に渡って、0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された各下部電極21A〜21Dが形成されている。また、各下部電極21A〜21Dの上側には、各枠側板ばね部73A〜73Dの揺動軸15に対して直交する部分から該各下部電極21A〜21Dの固定枠72側の外周部と所定隙間を形成するように、1μm〜3μmの厚さで積層された各圧電素子75A〜75Dが形成されている。更に、各圧電素子75A〜75Dの上側には、各枠側板ばね部73A〜73Dの揺動軸15に対して直交する部分から該各圧電素子75A〜75Dの固定枠72側の外周部と所定隙間を形成するように、0.2μm〜0.6μmの厚さで積層された各上部電極23A〜23Dが形成されている。
尚、各下部電極21A〜21Dを各枠側板ばね部73A〜73Dの各接続部20A、20Bに接続される部分から固定枠72に渡って形成してもよい。また、この各下部電極21A〜21Dの上側に、各枠側板ばね部73A〜73Dの各接続部20A、20Bに接続される部分から該各下部電極21A〜21Dの固定枠72側の外周部と所定隙間を形成するように各圧電素子75A〜75Dを形成するようにしてもよい。更に、各圧電素子75A〜75Dの上側に、各枠側板ばね部73A〜73Dの各接続部20A、20Bに接続される部分から該各圧電素子75A〜75Dの固定枠72側の外周部と所定隙間を形成するように各上部電極23A〜23Dを形成するようにしてもよい。これにより、各圧電素子75A〜75Dの面積を大きくして、低電圧で反射ミラー部8を揺動軸15回りに揺動させることが可能となる。
また、本体部71の製造方法は、上記実施例の本体部2の製造方法とほぼ同じである。また、光スキャナ70の反射ミラー部8を揺動駆動するために、各下部電極21A〜21Dと各上部電極23A〜23Dに駆動電圧を印加する方法は、各枠側板ばね部73A〜73Dを各枠側板ばね部18A〜18Dに対応させることによって、上記実施例と同じである。また、光スキャナ70の反射ミラー部8の動作状態を検出するために、各下部電極21A〜21Dと各上部電極23A〜23Dに発生する発生電圧を検出する方法は、各枠側板ばね部73A〜73Dを各枠側板ばね部18A〜18Dに対応させることによって、上記実施例と同じである。従って、光スキャナ70は、上記光スキャナ1と同じ効果を奏することが可能である。
本実施例に係る光スキャナの概略構成を模式的に示す分解斜視図である。 固定枠、反射ミラー部及び各はり部の作製を示す説明図である。 各下部電極の作製を示す説明図である。 各圧電素子の作製を示す説明図である。 各上部電極の作製を示す説明図である。 図5のX1−X1矢視断面を示す模式図である。 図5のX2−X2矢視断面を示す模式図である。 反射ミラー部の揺動駆動及び動作検出の一例を示す説明図である。 反射ミラー部の揺動駆動及び動作検出の他の組み合わせの一例を示す組み合わせテーブルである。 他の実施例1に係る光スキャナの本体部を示す平面図である。 図10のX3−X3矢視断面を示す模式図である。 他の実施例2に係る光スキャナの本体部を示す平面図である。 図12のX4−X4矢視断面を示す模式図である。 図12のX5−X5矢視断面を示す模式図である。 他の実施例3に係る光スキャナの本体部を示す平面図である。
符号の説明
1 光スキャナ
2、51、61、71 本体部
3 ベース
5 貫通孔
6、62、72 固定枠
8 反射ミラー部
12 支持部
13、63、64 凹部
15 揺動軸
17A、17B ミラー側板ばね部
18A〜18D 枠側板ばね部
20A、20B 接続部
21A〜21D 下部電極
22A、22B、52A〜52D、75A〜75D 圧電素子
23A〜23D 上部電極
31、32 駆動回路
33 変位検出回路
41 組み合わせテーブル

Claims (1)

  1. ミラー部を揺動軸回りに変位駆動して所定方向に光を走査する光スキャナにおいて、
    前記ミラー部の揺動軸方向両側にそれぞれ連結されて揺動軸に対して対称に配置される各一対の弾性部と、
    前記各一対の弾性部の外側端縁部が連結される固定枠と、
    前記各一対の弾性部の表面部から前記固定枠の表面部に渡って積層された一対の下部電極と、
    前記一対の下部電極上にそれぞれ前記各一対の弾性部の上側を含むように積層された一対の圧電素子と、
    前記一対の圧電素子上にそれぞれ前記各一対の弾性部毎に分割されて積層された各一対の上部電極と、
    を備え、
    前記一対の下部電極は、前記各一対の上部電極に対応するようにそれぞれ分割され
    前記一対の圧電素子は、前記各一対の弾性部の個々の弾性部に対応するようにそれぞれ分割され、
    前記各一対の弾性部のうちの前記ミラー部の片側に設けられた一対の弾性部のうちの一方の弾性部に形成された圧電素子にのみ駆動電圧を印加し、該各一対の弾性部のうちの残り3つの弾性部に形成された各圧電素子に発生する電圧又は電流を全て検出することを特徴とする光スキャナ。
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