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JP5157466B2 - 固体撮像装置、及び、電子カメラ - Google Patents
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JP5157466B2 - 固体撮像装置、及び、電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置及び電子カメラに関するものである。
近年、ビデオカメラや静止画用スチルカメラ等の電子カメラが広く一般に普及している。これらの電子カメラには、CCD型や増幅型などのイメージセンサが使用されている。これらのイメージセンサは、入射光の光量に応じて信号電荷を生成する光電変換部を有する画素が行方向(一般には横方向)と列方向(一般には縦方向)にマトリクス状に複数配置されている。
増幅型のイメージセンサでは画素の光電変換部にて生成・蓄積された信号電荷を画素に設けられた増幅部に導き、信号電荷に対応した電気信号を画素から出力する。画素は、列ごとに垂直信号線に接続されている。垂直信号線は、画素から上記電気信号を受け取って水平信号線に出力する。水平信号線に転送された電気信号は、出力アンプを介してイメージセンサの外部に出力される。
増幅型のイメージセンサには、例えば増幅部に接合型電界効果トランジスタを用いたイメージセンサ(特許文献1)や、増幅部にMOSトランジスタを用いたCMOS型イメージセンサ(特許文献2)などが提案されている。
イメージセンサは、パッケージ等に組み込まれ固体撮像装置の状態となされた後に電子カメラに搭載される。固体撮像装置の部品としては、イメージセンサの他、ノイズを低減させる部品や、イメージセンサを駆動させるための電子部品等が組み込まれることがある。
増幅型イメージセンサは、各垂直信号線に定電流を生成する画素電流源が配置されている(前記特許文献1においては、例えば図6符号44、特許文献2においては、例えば図2符号117)。周知のように、画素は、蓄積されている電荷をリセットして、画素リセット出力レベルを出力する。また、画素は、リセットされた後に蓄積される電荷に対応する画素信号を出力する。これらの電気信号は、垂直信号線の電圧を画素リセット出力レベルから画素信号出力レベルまで変動させる。この変動によってイメージセンサは、画像情報を得ている。画素電流源は、画素のソースフォロアアンプの負荷として動作し、垂直信号線の電圧が前記画素リセットレベル、あるいは画素信号出力レベルに達するまでの時間を大幅に短縮させる。近年のイメージセンサの画素数は、益々増大する傾向にある。画素数が増大し読み出される電気信号の総数が増大すると、この時間を短縮する技術は益々重要になってくる。具体的な画素電流源の回路、及び、画素電流源に定電流を流させるための画素電流源制御回路の構成は、例えば特許文献3に開示されている。
しかしながら、このような画素電流源は、原理的には定電流を生成するはずであるにも拘わらず、電流値が変動することがあった。このため垂直信号線に出力された画素からの電気信号が、正しく読み出されなかった。
これは、画素電流源に供給される電圧の変動が原因である。例えば、特許文献3において、画素電流源はMOSトランジスタを用いているが、このMOSトランジスタのゲート電圧が変動すると、垂直信号線に流れる電流も変動してしまう。
そして、この電圧の変動を生じさせる要因は、次の通りである。第一に、ノイズの影響が挙げられる。画素電流源の周囲には、多々の配線が配置されている。これらの配線にノイズが含まれると、画素電流源に供給される電圧もカップリングされて変動することが考えられる。このような場合には、得られる画像としては、横筋状のランダムノイズが含まれた画質の低い画像となる。
第二に、ある垂直信号線に読み出される画素からの電気信号が比較的大きいと(即ち、明るい被写体からの光が照射された画素からの信号)、隣接する垂直信号線に配置されている画素電気流源の電流値が変動してしまうことが考えられる。このような場合にはスミアが生じ、そのノイズが行方向に含まれた画質の低い画像となる。
そこで、当業者なら容易に解決する手段として、画素電流源に供給する電圧の配線に容量を付加する構成が考えられる。電気回路技術者ならば、容量が電圧の変動を吸収することは、周知である。例えば、非特許文献1には、容量を用いて電圧の変動を吸収する構成が開示されている。
すなわち、上記容量によりノイズによるAC成分の電圧変動が吸収され、これにより、ノイズの低減された高品質の画像が得られる。よって、この容量は、直接的には「電圧変動を低減する」効果を有するが、実質的には「AC成分のノイズを吸収する」効果を奏している。
特開平11−177076号公報 特開2004−129015号公報 特開平8−18866号公報 CMOSアナログ回路設計講座(平成13年8月24日開催) テキスト P.107 講師: 谷口研二(大阪大学工学部)
しかしながら、このようにして電圧変動を吸収するためには、1μF程度の大きな容量値を有する容量が要求される。このような大きな容量値を有する容量を画素電流源に電圧を供給する配線(以下、この配線を「供給配線」と称する)に接続すると、電子カメラの電源を入れてから撮像動作が可能とるまでの時間(シャッタータイムラグ)を長くせねばならないという新たな問題点が生ずる。
ここで、一般的な一眼デジタルカメラを考える。一眼デジタルカメラは、光学ファインダーが付いており、またAF(オートフォーカス)、AE(自動露出)のための専用センサーが設けられているため、イメージセンサを常時動作させておく必要はない。そのため、シャッターボタンが押されてからイメージセンサを起動し、撮像動作を行い、撮像終了後、撮像素子の電源供給を停止することが一般的である。
しかし、上記容量に電荷が充電されている間は、供給配線の電圧が所定の電圧になるまで徐々に変動してしまう。したがって、画素電流源が発生させる電流は、供給配線の電圧が所定になるまで徐々に増大する。この間に撮像動作しても正常な画像が得られない。そのため、電子カメラはレリーズボタンが押されてから撮像動作が行われるまで時間を長くする必要がある。すなわち、シャッタータイムラグの長いカメラとなる。
上記容量の容量値が小さくても、その値に応じて電圧変動を吸収する効果は有している。しかしながら、前に説明した供給配線の電圧の変動を多くのユーザーが納得する程度まで低減させると、電子カメラのシャッタータイムラグが長くなってしまう。近年の電子カメラのユーザーは、ハイエンドユーザーでなくとも画質に関して敏感である。
このように、供給配線の電圧変動を吸収する効果と、シャッタータイムラグの短縮化とは、トレードオフの関係となっていた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、供給配線の電圧変動が十分に吸収され、且つ、シャッタータイムラグが短縮化された固体撮像装置及び電子カメラを提供する。
本発明者は、電圧の変動を吸収するための上記容量に電荷を充電する時間が極めて短縮される構成を見出し、発明するに至った。
そこで、本発明の第1の態様による固体撮像装置は、行方向及び列方向に二次元状に配置され入射光量に対応する信号を出力する複数の画素と、画素列ごとに前記画素と接続され前記信号を画素から受け取る複数の垂直信号線と、前記垂直信号線ごとに設けられ前記垂直信号線に一定電流を供給する画素電流源と、前記画素電流源と供給配線によって接続され前記画素電流源に第1の電圧を供給する画素電流源制御回路と、一方の電極が前記供給配線に接続されて前記第1の電圧が供給され他方の電極にはグランドレベルの電圧が供給され、電源電圧の変動を吸収する大きさの容量と、前記容量の前記一方の電極に接続され第2の電圧を前記容量に供給して前記容量を充電する充電回路とを有し、前記充電回路は、電源投入時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を急速充電し、充電完了後にその動作を停止することを特徴とする。
本発明の第2の態様による固体撮像装置は、前記第1の態様において、シリコン基板からなるイメージセンサを有し、少なくとも前記画素、前記垂直信号線、前記供給配線、及び、前記画素電流源は、前記イメージセンサに設けられ、前記容量は、前記イメージセンサの外部に設けられる外付け部品であることを特徴とする。
本発明の第3の態様による固体撮像装置は、前記第1又は第2の態様において、前記画素は、入射光に応じた電荷を生成し蓄積する光電変換部と、前記電荷がゲート電極に供給され該ゲート電極の電位に応じた信号を出力する増幅部とを有し、前記画素電流源はNMOS型トランジスタからなり、前記供給配線は前記各NMOSトランジスタのゲート電極に共通に接続され、前記画素電流源と前記画素電流源制御回路とでカレントミラー回路が構成され、前記画素電流源制御回路は定電流を発生させ該定電流に対応する電圧を前記第1の電圧として前記各NMOSトランジスタのゲート電極に供給することを特徴とする。
本発明の第の態様による固体撮像装置は、前記第1〜3のいずれかの態様において、前記画素電流源制御回路はオン状態で前記第1の電圧を前記画素電流源に供給しオフ状態で前記第1の電圧より低い電圧を前記画素電流源に供給する第1の切り替えスイッチ部を有し、前記充電回路は前記第1の切り替えスイッチ部がオフ状態からオン状態に移行する時に前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を充電し充電完了後にその動作を停止することを特徴とする。
本発明の第の態様による固体撮像装置は、前記第1〜4のいずれかの態様において、前記充電回路は、前記第2の電圧を発生する電圧発生回路と前記容量への前記第2の電圧の供給状態を切り替えるスイッチとを有し、前記スイッチを所定時間オンすることにより前記容量を充電することを特徴とする。
本発明の第の態様による固体撮像装置は、前記第の態様において、前記充電回路は前記容量の前記一方の電極の電位を検出する比較回路をさらに有し、前記比較回路により検出された電位が所定の電圧となったときに前記スイッチをオフしてその動作を停止することを特徴とする。
本発明の第7の態様による電子カメラは、行方向及び列方向に二次元状に配置され入射光量に対応する信号を出力する複数の画素と画素列ごとに前記画素と接続され前記信号を画素から受け取る複数の垂直信号線と前記垂直信号線ごとに設けられ前記垂直信号線に一定電流を供給するNMOS型トランジスタからなる画素電流源と前記NMOS型トランジスタのゲート電極を共通接続する供給配線とを少なくとも有するCMOS型イメージセンサと、前記供給配線と接続されて前記画素電流源とカレントミラー回路を構成し前記各NMOS型トランジスタのゲート電極に第1の電圧を供給する画素電流源制御回路と、一方の電極が前記供給配線に接続されて前記第1の電圧が供給され他方の電極にはグランドレベルの電圧が供給され、電源電圧の変動を吸収する大きさの容量と、前記容量の前記一方の電極に接続され第2の電圧を前記容量に供給して前記容量を充電する充電回路と、前記画素から前記信号を出力させる撮像制御部とを有し、前記充電回路は、電源投入時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を急速充電し、充電完了後にその動作を停止する固体撮像装置を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様による電子カメラは、前記第の態様において、前記画素電流源制御回路はオン状態で前記第1の電圧を前記画素電流源に供給しオフ状態で前記画素電流源にグランドレベルの電圧を供給する第1の切り替えスイッチ部を有し、前記充電回路は前記第1の切り替えスイッチ部がオフ状態からオン状態に移行する時に前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を充電し充電完了後にその動作を停止し、前記撮像制御部は前記第1の切り替えスイッチ部及び前記充電回路を動作させる駆動信号を出力することを特徴とする。
本発明による固体撮像装置は、画素電流源に電圧を供給する配線に接続され電圧の変動を吸収するために設けられた容量に電荷を充電するのに要する時間が極めて短縮される。このため、本発明は、AC成分のノイズを低減させると共に、シャッタータイムラグの短い電子カメラを提供することができる。
以下、本発明によるイメージセンサ及びこれを用いた電子カメラについて、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子カメラ1を示す概略ブロック図である。電子カメラ1には撮影レンズ2が装着される。この撮影レンズ2は、レンズ制御部2aによってフォーカスや絞りが駆動される。この撮影レンズ2の像空間には、固体撮像装置3の構成の一つであるイメージセンサ30の撮像面が配置される。本固体撮像装置3にはイメージセンサ30の他、ノイズを吸収するための容量(図4符合50参照)やそれに付随する素子が搭載されるが、詳細は後述する。
固体撮像装置3は、撮像制御部4から出力される駆動信号によって駆動され信号を出力する。固体撮像装置3から出力される信号は、信号処理部5、及び、A/D変換部6を介して処理された後、メモリ7に一旦蓄積される。メモリ7は、バス8に接続される。バス8には、レンズ制御部2a、撮像制御部4、マイクロプロセッサ9、焦点演算部10、記録部11、画像圧縮部12及び画像処理部13なども接続される。撮像制御部4は、図面には示していないがタイミングジェネレータ等で構成され、固体撮像装置3の各部に駆動パルス等を供給する。マイクロプロセッサ9には、レリーズ釦などの操作部9aが接続される。また、上記の記録部11には記録媒体11aが着脱自在に装着される。
図2は、本固体撮像装置3に搭載されるイメージセンサ30の構成を示す概略回路図である。イメージセンサ30は、シリコン基板で形成されており、CMOS型のイメージセンサとして構成されている。イメージセンサ30は、行方向、列方向に二次元状に配置され入射光量に対応する電気信号を出力する複数の画素20と、画素20から信号を出力するための周辺回路とを有している。図において、画素数は、横に4行縦に4列の16個の画素を示している。しかし、これに限られるものではない。画素20は、周辺回路の駆動信号に従って信号を出力する。画素が二次元状に配置される領域が画素領域31である。
周辺回路は、垂直走査回路21、水平走査回路22、これらと接続されている駆動信号線23,24、画素列ごとに画素と接続され、画素からの電気信号を受け取る垂直信号線25、垂直信号線25ごとに設けられ垂直信号線25に一定電流を供給する画素電流源26、画素電流源制御回路(図2では図示せず。図4符合32参照)、画素電流源26と画素電流源制御回路とを接続し、画素電流源制御回路から電圧を画素電流源26に供給する供給配線(図2では図示せず。図4符合36参照)、垂直信号線25ごとに設けられる相関二重サンプリング回路(CDS)27、相関二重サンプリング回路27から出力される信号を受け取る水平信号線28、出力アンプ29等からなる。なお、画素電流源26は、本図において簡略化された記号で示されているが、より詳細な回路は後述する。
垂直走査回路21、及び、水平走査回路22は、電子カメラ1の撮像制御部4からの指令に基づいて駆動信号を出力する。各画素20は、垂直走査回路21から出力される駆動信号を所定の駆動信号線23から受け取って駆動され、入射光に対応する信号を垂直信号線25に出力する。垂直走査回路21から出力される駆動信号は複数あり、それに伴い駆動信号線23も複数ある。
画素20から出力された信号は、相関二重サンプリング回路27にて所定のノイズ除去が施される。そして、水平走査回路22から駆動信号が駆動信号線24を介して出力され、信号は水平信号線28及び出力アンプ29を介して外部に出力される。
図3は、イメージセンサ30における画素回路図である。本実施形態では、各画素20は、図3に示すように転送トランジスタTaと、ソースフォロアの増幅トランジスタTbと、リセットトランジスタTcと、選択トランジスタTdと、フォトダイオードPDとを有している。トランジスタTa〜Tdは、NチャネルMOSトランジスタで構成されている。従って、そのゲートがHレベル(ハイレベル)になるとオン状態となり、そのゲートがLレベル(ローレベル)になるとオフ状態となる。なお、VDDは電源である。
光電変換部としてのフォトダイオードPDは、入射光量に応じた電荷を生成し蓄積する。蓄積された電荷は、転送トランジスタTaがオン状態とされることにより、増幅トランジスタTbのゲート(電極)に供給される。転送トランジスタTaは、そのゲート(電極)に入力される駆動信号φTGによってオン・オフされる。駆動信号φTGは、垂直走査回路21から出力され駆動信号線23を介して転送トランジスタTaのゲートに印加される。また、電荷は、実際には増幅トランジスタTbのゲートと電気的に接続されるフローティング拡散部FDに転送される。
増幅トランジスタTbは、そのゲート(電極)に供給された電荷による電位に応じた電気信号を生成し出力する。
選択トランジスタTdは、オン状態とされることによって当該画素と垂直信号線とを電気的に接続状態にする。そして、選択トランジスタTdは、増幅トランジスタTbにて生成された電気信号を垂直信号線に出力させる。選択トランジスタTdは、そのゲート(電極)に入力される駆動信号φSによってオン・オフされる。駆動信号φSは、垂直走査回路21から出力され駆動信号線23を介して選択トランジスタTdのゲートに印加される。
リセットトランジスタTcは、オン状態とされることによって増幅トランジスタTbのゲート(及びフローティング拡散部)の電荷を排出し、リセット状態にする。リセットトランジスタTcは、そのゲート(電極)に入力される駆動信号φFDRによってオン・オフされる。駆動信号φFDRは、垂直走査回路21から出力され駆動信号線23を介してリセットトランジスタTcのゲートに印加される。
画素20に配置される転送トランジスタTaのゲートは、行方向で共通接続される。リセットトランジスタTc、及び、選択トランジスタTdの各ゲートも同様に行方向でそれぞれ共通接続される。そして、行方向の画素20は同時に駆動される。したがって、行方向に配置される画素20は、対応する垂直信号線25に同時に電気信号を出力する。
垂直信号線25に出力された電気信号は、垂直信号線25ごとに配置されるCDS回路27にて周知の相関二重サンプリングが行われて、ノイズが除去される。CDS回路27は、水平走査回路22から駆動信号線24を介して入力される駆動信号によって動作される。
ノイズが除去され、真の画像信号の成分にされた後の電気信号は、順次垂直信号線25から水平信号線28に出力され、出力アンプ29を介してイメージセンサ30の外部に出力される。なお、図2には図示されていないが、実際には水平信号線28をリセットするリセット部が水平信号線28に接続され、出力アンプ29から信号が外部に出力される毎に水平信号線28がリセットされる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置3の概略構成を示す回路図である。本固体撮像装置3は、図3を用いて説明したイメージセンサ30、充電回路40、及び、一方の電極50aがイメージセンサ30と電気的に接続され、他方の電極50bがグランド接続される外付け容量50とを有している。外付け容量50は、容量値が1μFであり、AC成分のノイズを吸収して除去する(電圧変動を抑える)格段な効果を有している。なお、容量値は、これに限られるものではない。本実施形態の固体撮像装置3に配置される外付け容量50は、このように容量値が大きく、したがって、電極面積が大きいためにイメージセンサ30内ではなく、外付けとされている。これは、イメージセンサ30のチップ面積を増大させないためである。しかし、本発明はこれに限らず、イメージセンサ30内に配置させてもよい。
ところで、イメージセンサ30は、画素電流源制御回路32を有している。画素電流源制御回路32は、供給配線36によって各画素電流源26と接続され、画素電流源26に所定の電圧を供給する(以下、この所定の電圧をVgと記載することがある)。そして、画素電流源26は、Vgを供給されてその電圧に対応する一定の電流を垂直信号線25に流すように構成されている。なお、画素電流源26、及び、画素電流源制御回路32の具体的な回路構成は後述する。
外付け容量50の一方の電極50aは、画素電流源26にVgを供給する供給配線36と電気的に接続されている。即ち、イメージセンサ内部端子38と供給配線36とを電気的に接続する配線37、外付け容量50の一方の電極50aと電気的に接続された容量側端子51、端子38と端子51とを電気的に接続するワイヤボンディング52により、供給配線36と一方の電極50aとは電気的に接続されている。従って、外付け容量50の一方の電極50aには、画素電流源制御回路32から出力されて画素電流源26に供給される所定の電圧(Vg)と同一の電圧が印加される。なお、配線36、37、ワイヤボンディング52は、僅かであるが抵抗値を有しており、これによる電圧降下が生ずる。この電圧降下を考慮に入れるならば、一方の電極50aに印加される電圧は、厳密にはVgと同一にはならない。しかし、ここでは、このような僅かな電圧降下が生じても実質的に同一の電圧とみなす。
そして、本固体撮像装置3は、外付け容量50の他方の電極50bにグランドが接続される。これにより、他方の電極50bにはグランドレベルの電圧が供給される。
外付け容量50の一方の電極50aは、外付け容量50を一定の電圧に急速充電するための充電回路40が接続されている。本固体撮像装置3において、上記の画素電流源制御回路32から外付け容量50の一方の電極50aに対して供給される電圧(Vg)と、充電回路40により外付け容量50を急速充電する際に電極50aに対して供給される電圧(Vc)とは、同一の電圧となるように設定されている。したがって、外付け容量50は、電子カメラ1が起動されたとき等に充電回路40を動作させることで、急速にその充電が完了し、その後は定常状態となる。このため、本電子カメラ1は、AC成分のノイズが除去されつつ、シャッタータイムラグが極めて短縮される。以下、このことについて、図面を用いて詳細に説明する。
図6は、比較例に係る固体撮像装置の構成を示す概略回路図である。本図は図4に対応しており、同一の構成要素は同一の符号を記す。この固体撮像装置140は、前記した「当業者なら容易に解決する手段」に該当する。
比較例に係る固体撮像装置140が本実施形態の固体撮像装置3と異なる点は、外付け容量50の電極50aに接続されている充電回路40が除去されている点にある。
この固体撮像装置140に搭載したイメージセンサ30が起動される前において、外付け容量50の一方の電極50aは、電圧が印加されていないため放電され実質的に接地された状態となっている。また、外付け容量50の他方の電極50bは、前述のようにグランドに接続されることで接地されている。イメージセンサ30が起動されると、供給配線36に印加される電圧VGは、0Vから所定の電圧Vgにされる。したがって、外付け容量50の一方の電極50aにはVgが供給される。しかし、外付け容量50の他方の電極50bは、接地されたままである。このため、一方の電極50aと他方の電極50bとの間には電圧差が生じ、外付け容量50にはこの電圧差に応じた電荷量が充電される。電荷が充電される間、前記したとおり供給配線の電圧がVgから変動することになり、電子カメラにはシャッタータイムラグが発生する。
一般的にVgは、NMOSトランジスタ35、36の閾電圧で決まり、通常その値は約1Vとなる。接地電圧はゼロボルトである。そして、外付け容量50の容量値は、1μF程度と大きい。このため、シャッタータイムラグは、100m秒よりも長くなってしまう。これは、外付け容量50の容量値が大きいので画素電流の安定に要する時間が100m秒程度になり、これにより、電子カメラのシャッタータイムラグは、100m秒よりも長くなってしまうのである。電子カメラのシャッタータイムラグは、画素電流源の安定化に要する時間よりも長くせねばならない。シャッタータイムラグの許される範囲は、電子カメラによっても異なるが、およそ40m秒以内と言われている。そして、それを実現するために画素電流源の安定に許される時間は、20m秒以内である。もちろん、固体撮像装置は、このような外付け容量が除去されたり、容量値の小さな外付け容量にしても良い。しかしながら、このような構成を採用すれば、AC成分によるノイズが除去されない。
本実施形態の固体撮像素子3は、外付け容量50の電極50aに、該外付け容量50をVcまで急速充電する充電回路40が接続されている。そして、実質的にVgとVcは、等しくされている。充電に要する時間は、充電する容量の大きさと、回路の内部抵抗の積によって求まる時定数τに応じて決まる。充電回路40の抵抗成分が小さくなるように回路を設計することにより、急速に充電することが出来る。充電が完了した後は、充電回路40は外付け容量50から電気的に切り離され、以降はその動作を停止する。したがって、本実施形態の固体撮像装置3では、比較例の固体撮像装置140において生じていたシャッタータイムラグが十分に短縮される。そして、本電子カメラ1は、AC成分のノイズが除去された高画質な画像を得ることが可能となる。
しかし、設計上VgとVcとが等しくなるように充電回路40を設けても、製造のばらつきや電源投入時の様々な不安定化要因により、シャッタータイムラグを完全になくすことは困難である。ただし、それらを勘案しても、本実施形態の電子カメラは、大幅にシャッタータイムラグを短縮させることが出来る。そして、当然ながら、本固体撮像装置3は、大きな容量値の外付け容量50が配置されるので、AC成分によるノイズが除去され、高画質の画像を得ることができる。
なお、本実施形態において、充電回路40は、Vgと実質的に等しいVcを外付け容量50の電極50bに充電しているが、本発明はそれに限らない。Vcは、グランドレベル(即ち、ゼロボルト)よりもVgに近い電圧なら、シャッタータイムラグが低減される。この場合は、外付け容量50が充電回路40により充電される際に一方の電極50aに供給される電圧Vcと、定常状態の電圧Vgとの間に電位差が生ずるので、充電回路40を外付け容量50から電気的に切り離した後に、画素電流源制御回路32によって外付け容量50が充電される。しかしながら、その電位差は、比較例による固体撮像装置140より小さい。このため、本固体撮像装置3は、充電に要する電荷量が比較例による固体撮像装置140より少ないので、充電に要する時間も短縮される。したがって、本実施形態の固体撮像装置3は、シャッタータイムラグが短縮される。
ここで図4に戻って、画素電流源26、画素電流源制御回路32、及び、充電回路40の具体的な回路構成を説明する。画素電流源26は、NMOSトランジスタで構成されている。画素電流源26を構成するNMOSトランジスタは、ソースが接地され、ドレインが垂直信号線25と接続される。画素電流源26を構成する各NMOSトランジスタのゲート(電極)は、共通に供給配線36と接続される。供給配線36は、後述するとおり画素電流源制御回路32と接続されている。
画素電流源制御回路32は、抵抗34、第1の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ33、ミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35を有している。PMOSトランジスタ33は、そのソースが電源電圧(VDD)と接続され、そのドレインが抵抗34と接続され、そのゲートには駆動信号φstbyが印加される。VDDは、後述するとおり二値の電圧である。ミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35は、そのドレインが抵抗34及び自身のゲートと接続され、そのソースが接地されている。そして、NMOSトランジスタ35のゲート(及びドレイン)は、供給配線36と接続され、NMOSトランジスタ35のゲート(及びドレイン)電圧と同一の電圧が画素電流源26を構成する各NMOSトランジスタのゲートに供給される。なお、画素電流源制御回路32が、供給配線36を介して画素電流源26に供給する端子の電圧をVGとする。
これらの構成により、画素電流源制御回路32のミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35を流れる電流を基準として、NMOSトランジスタ35とNMOSトランジスタ26のミラー比で決まる電流が、画素電流源26を構成する各NMOSトランジスタに流れる。即ち、画素電流源26と画素電流源制御回路32とでカレントミラー回路が構成されている。画素電流源制御回路32は、一方のVDD電圧(後述する通り本実施形態では5V)が入力されて定電流を発生させ、その電流に対応する電圧を所定の電圧Vgとして画素電流源26の各NMOSトランジスタのゲート(電極)に供給する。また、供給配線36は、外付け容量50の一方の電極50aと接続されており、VG(VDDが5VならばVg)と実質的に同一な電圧が外付け容量の50の一方の電極50aに供給される。
また、本固体撮像装置3は、例えば1秒などの長時間露光の際に画素電流源26をオフするための第1の切り替えスイッチ部としてのPMOSトランジスタ33が配置されている。長時間露光時において、垂直信号線25には定電流を流す必要は無い。つまり、イメージセンサ30において、長時間露光時には画素20からの信号が垂直信号線25に出力されないので、垂直信号線25に一定の電流を流す必要がないのである。よって、長時間露光時には画素電流源26をオフしてイメージセンサ30をスタンバイ状態とすることが可能である。これをオフすれば消費電力を低減することが可能となり、また、発熱を抑えることにより素子特性の安定化にも繋がる。そこで、本電子カメラ1は、長時間露光時においては、固体撮像装置3に配置される第1の切り替えスイッチ部としてのPMOSトランジスタ33のゲートにハイレベルの駆動信号φstbyを印加する。これにより、PMOSトランジスタ33は、オフ状態となり、画素電流源制御回路32のミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35から出力される電流が止まり、それに伴って、画素電流源26を構成するNMOSトランジスタに流れる電流も止まる。画素電流源26をオフするのは、露光時間が1/4秒以上としても良いし、或いは、1/2秒以上としても良い。
充電回路40は、電圧発生回路42及び転送ゲート48を有している。電圧発生回路42は、抵抗44、第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ43、バッファ回路47、及び、Vc電位を発生するためのNMOSトランジスタ45(ミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35と等価)を有している。第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ43は、そのソースが電源電圧(VDD)と接続され、そのドレインが抵抗44と接続され、そのゲートには駆動信号φstbyが印加される。転送ゲート48には、φSWパルスが接続されており、φSW=Hの場合に転送ゲート48がオン状態となる。VDDは画素電流源制御回路32に入力されるVDDと同一であり、二値の電圧である。Vc電位を発生するためのNMOSトランジスタ45は、そのドレインが抵抗44と自身のゲートとバッファ回路47と接続され、そのソースは接地されている。バッファ回路47は、転送ゲート48を介して、外付け容量50の電極50aと接続されている。この端子の電圧をVCとする。
この構成により、充電回路40は、一方のVDD電圧(本実施形態では5V)が入力されて、VGと等しい電圧を外付け容量50の電極50aに供給することが可能となる。なお、ここではVcは、Vgと実質的に等しくされているが、グランドレベルよりVgに近い電圧であれば良い。また、電圧発生回路42は、ここでは画素電流源制御回路32と等価な回路を用いて構成されているが、これに限らず、例えば電子ボリュームとレギュレータICを組み合わせた電圧発生回路を用いてもよい。電子ボリュームを用いると、設定されたステップより細かく電圧を変化させることは出来ない。このため、Vcは、Vgと一致させることが出来ない恐れがある。しかし、電子ボリュームを用いるなら、Vcは、最もVgに近接した電圧に設定されればよい。このように設定されたVc、又は、実質的にVgと一致するVcをここでは「略同一」の電圧とする。また、別な方法として、DAコンバーターを用いて目的の電圧を作り出す方法もある。この場合も、前記の電子ボリュームを用いた場合と同様、Vcは、最もVgに近接した電圧に設定されればよい。更に別な方法としては、VGとほぼ同じ電圧(約1.0V)に調整された、充電回路専用の電圧源を別途準備してもよい。
転送ゲート48は電気的なスイッチとして動作する。イメージセンサ30を起動した直後は、φSWをハイレベルにして、転送ゲート48を所定時間オン状態にする。すると、外付け容量50は、その容量値の大きさと転送ゲート48の持つ抵抗成分の大きさとによって決まる時定数τに応じて、充電回路40により急速に充電される。例えば容量値が1μF、抵抗成分が1kΩとすると、時定数はτ=CRで決まり、約1msecとなる。したがって、5×τ、すなわち5msec程度待てば、電源電圧の99%まで外付け容量50が充電される。その後でφSW=Lとし、転送ゲート48をオフすれば、充電回路40はイメージセンサ30から電気的に切り離される。このようにして、本電子カメラ1は、AC成分ノイズが除去されつつ、シャッタータイムラグが極めて短縮される。
上記のような回路動作を実現するために、図1に示すカメラ1の撮像制御部4内のタイミングジェネレータで生成した専用のパルスをφSWパルスとして出力することもできる。あるいは、φSWをHレベルとする必要があるのは、電子カメラ1を起動して固体撮像装置3にVDDが供給された直後、及び、φSTBYパルスがHからLに反転した直後なので、VDD電圧およびφSTBYパルスが所定の変動をしたとき、一定時間Hレベルになる回路を組んで使用しても良い。後者の場合は、φSWは既存の電源とパルスから作り出せるので、タイミングジェネレータは本発明適用前のものを、そのまま利用できる。
また、ここでは、充電回路40の電圧発生回路42は、バッファ回路47を含むように構成されている。しかし、本発明はこれに限らない。電圧発生回路42は、バッファ回路47を含まず、これらが別々の部品として構成されてもよい。そして、電圧発生回路42は、Vcを発生させてバッファ回路47に入力し、バッファ回路47は、転送ゲート48を介してVcを外付け容量50に供給する。或いは、電圧発生回路42とバッファ回路47との間にレベルシフト回路を挿入し(又はバッファ回路47がレベルシフト機能を有するバッファ回路とし)、電圧発生回路42はVcとは異なる電圧を発生させて、バッファ回路47が転送ゲート48を介してVcを外付け容量50に供給しても良い。
[第1実施形態の変形例]
図5は、充電回路40を図4とは別の回路構成とした固体撮像装置3の変形例の構成を示す概略回路図である。この変形例に示す充電回路40は、図4で説明した電圧発生回路42及び転送ゲート48に加えて、さらに比較回路49を有している。なお、図4とは異なり、本変形例において電圧発生回路42はバッファ回路47を含まない。
比較回路49の一方の入力端子は、電圧発生回路42内のNMOSトランジスタ45のゲート及びドレインと接続されている。これにより、比較回路49の一方の入力端子にはNMOSトランジスタ45の閾電圧が入力される。この閾電圧は、Vgと同じ約1.0Vである。比較回路49の他方の入力端子は、外付け容量50の電極50aに接続されている。これにより、外付け容量50の一方の電極50aの電位が比較回路49によって検出される。比較回路49からの出力は、φSWとして転送ゲート48に入力される。
図6の変形例における回路動作を説明する。固体撮像装置3に電源が供給されてVDDがHレベルとなり、かつイメージセンサ30がスタンバイ状態以外の場合に、充電回路40がその動作を開始する。外付け容量50の電極50aの電圧が低い間は、比較回路49の出力すなわちφSWはHレベルとなる。このとき、転送ゲート48がオンとなるため、外付け容量50の電極50aにVDDが供給され、外付け容量50が充電される。その後、外付け容量50が充電されて電極50aの電圧が上昇し、目的の閾値電圧を超えると、比較回路49の出力すなわちφSWが反転してLレベルとなる。すると、転送ゲート48がオフし、充電回路40はイメージセンサ30から電気的に切り離される。
なお、比較回路49の入力は、シュミットトリガー入力となっている。すなわち、NMOSトランジスタ45の閾電圧が1Vの場合、外付け容量50の電極50aの電位が1Vを超えると、比較回路49の出力がLからHに反転する。しかし、いちど反転を起こすと、(1−Δ)Vまで下がって初めて比較回路49の出力がHからLに戻る。このΔの値は、イメージセンサ30のノイズや電源変動によって生じるVG電位の変動よりも十分大きく設定することが好ましい。例えば、Δ=0.5Vとすれば、比較回路49の出力がLからHに反転するための閾値は1.0Vとなり、HからLに反転するための閾値は0.5Vとなる。ここで、通常のイメージセンサ30の動作時にノイズや電源電圧変動によってVGが変動する大きさは0.5Vよりも十分小さい。そのため、外付け容量50を充電する必要がある時のみ充電回路40が働き、それ以外の時は充電回路40が不用意に動作することを防止することが出来る。
以上説明した変形例では、充電回路40を制御するためのパルス(φSW)は比較回路49によって自動的に生成されるため、外部から供給する必要が無くなる。これにより、タイミングジェネレータからφSWを出力する必要がなく、本発明適用前のものをそのまま利用できる。
図7は、本実施形態に係る電子カメラ1の撮像制御部4が出力する駆動信号φstby、制御信号φSW及び電源電圧VDDと、固体撮像装置3が生成するVG及びVCの関係を示すタイミングチャートである。なお、VGは画素電流源制御回路32が外付け容量50の電極50aに供給する電圧であり、VCは充電回路40が外付け容量50を充電するために電圧発生回路42によって発生する電圧である。制御信号φSWは、充電回路40の動作・非動作状態を制御するパルスである。駆動信号φstby及び電源電圧VDDは、画素電流源制御回路32及び画素電流源26が定電流を流すための信号であるので、ここでは「電流電圧作成信号」と称す。なお、制御信号φSWもこの電流電圧作成信号に含まれるものとする。また、(a)は露光時間が通常(およそ1/4秒未満)である場合を示し、(b)は露光が長時間(およそ1/4秒以上)である場合を示す。
先ず、図7(a)のタイミングチャートを用いて、電子カメラ1の動作を絡めて露光時間が通常であるときの電流電圧作成信号と各切り替えスイッチ部の駆動との関係を説明する。T1までの初期状態において、電子カメラ1の電源は入っているがイメージセンサ30は停止している。マイクロプロセッサ9(図1参照)は、撮像制御部4にイメージセンサ30を停止状態にする指令を出力する。
撮像制御部4は、マイクロプロセッサ9の指令に基づきイメージセンサ30が停止状態となるための電流電圧作成信号を出力する。即ち、電源電圧(以下、VDD)は0V、駆動信号φstbyはローレベル(L)が出力される。この状態では、イメージセンサ30、および、充電回路40いずれにも、電源が供給されていないため、イメージセンサ30は動作せず、停止状態となる。このため、外付け容量50の電極50aは、電圧が印加されずグランドレベルの0Vとなる。
T1の時点において、電子カメラ1のシャッターボタンが押されると、マイクロプロセッサ9は、撮像制御部4に対して、固体撮像装置3の電源を投入し、固体撮像装置3に搭載されたイメージセンサ30を停止状態から起動状態にさせる指令を出力する。撮像制御部4は、その指令に基づき電流電圧作成信号を出力する。なお、撮像制御部4は、電流電圧作成信号以外の駆動信号も出力するが、ここではその説明を省略する。撮像制御部4は、マイクロプロセッサ9の指令に基づき、VDDを0Vから5Vに電圧を変えてイメージセンサ30に出力する。また、撮像制御部4は、引き続きローレベルの駆動信号φstbyを出力する。このとき、第1の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ33は、オン状態である。VDDが5Vになることによって、画素電流源制御回路32が動作して定電流が流れるようになる。そして、画素電流源制御回路32は、その定電流に対応する所定の電圧Vgを供給配線36に供給する。ここでは、Vgは1Vである。よって、VGは0Vから1Vに変化する。
また、T1の時点において、撮像制御部4からローレベルの駆動信号φstbyが出力されることで、第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ43はオン状態である。VDDが5Vになると、電圧発生回路42は所定の電圧Vcを出力する。ここでは、Vcは1Vである。よって、VCは0Vから1Vに変化する。このとき撮像制御部4は、制御信号φSWをHレベルとする。すると転送ゲート48がオン状態となり、充電回路40が動作し、外付け容量50の一方の電極50aにVc(1V)が供給される。これにより、外付け容量50が充電される。
以上説明したように、T1の時点において、イメージセンサ30が停止状態から起動状態となると、画素電流源制御回路32が出力する電圧VGと、充電回路40が電圧発生回路42により出力する電圧VCとが、0Vから1Vに急速に変化する。充電回路40は、内部抵抗が十分に小さく設計されており、急速に外付け容量50の充電を完了することができる。そのため、電源投入直後に、外付け容量50の充電は完了し、電圧VGは供給配線36に供給され、画素電流源26による定電流の発生に用いられる。かつ、外付け容量50によってAC成分のノイズが吸収される。従って、電子カメラ1のシャッタータイムラグが短縮される。
電極50aが所定の電圧となり、外付け容量50の充電が完了した後で、撮像制御部4はφSWをLレベルに下げる。すると転送ゲート48がオフ状態となる。その結果、充電回路40はイメージセンサ30から電気的に切り離される。これにより、外付け容量50の充電完了後は充電回路40の動作を停止して、充電回路40がイメージセンサ30の動作に不要な影響等を及ぼすのを避けることができる。
また、画素電流源26を構成するNMOSトランジスタのゲート(電極)にVgが供給されることにより、画素電流源26は、その動作を開始して定電流を垂直信号線25に流す。画素電流源26が動作することにより、画素20は、垂直信号線25に入射光量に応じた電気信号を出力することが可能となる。その後、不図示の駆動信号に従って、画素20から電気信号が出力される。
T1からT2の期間において、イメージセンサ30は、指定された露光時間(1/4秒未満)にて光電変換された電荷を生成し蓄積する。電子カメラ1は、イメージセンサ30から光電変換された電荷の量に応じた電気信号を出力させ、信号処理、画像圧縮、記録など所定の処理を施す。そして、それらの処理が終了したT2の時点において、マイクロプロセッサ9は、起動状態から停止状態に制御させる指令を撮像制御部4に出力する。この指令に基づき、撮像制御部4は、VDDを0Vに変化させてイメージセンサ30に出力する。イメージセンサ30は再度停止状態とされ、VG及びVCは0Vにされる。
次に、図7(b)のタイミングチャートを用いて、電子カメラ1の動作を絡めて露光時間が長時間であるときの電流電圧作成信号と各切り替えスイッチ部の駆動の関係を説明する。なお、T1までの期間、及び、T2以降の期間は、イメージセンサ30が停止状態である期間であり、図7(a)と説明が重複する。よって、ここでは重複する説明を極力省略し、図7(a)とは異なる駆動を行うT3からT4の期間について重点的に説明する。
T1の時点において、撮像制御部4は、マイクロプロセッサ9の指令に基づき、VDDを0Vから5Vに電圧を変えてイメージセンサ30に出力する。この時の動作は、図7(a)の説明と同じであり、急速に外付け容量50に充電が行われることにより、シャッタータイムラグが短縮される。
T3からT4の期間は、露光期間である。図7(b)においては、露光時間は1/4秒以上の長時間であり、この期間においてイメージセンサ30は、スタンバイ状態とされる。ここで、イメージセンサ30のスタンバイ状態とは、VDDは5Vを維持されており、イメージセンサ30に電源電圧5Vが印加されている状態を言う。このため、スタンバイ状態において、各画素20は光電変換して電荷を蓄積させる状態が維持されている。
T3の時点に至り、マイクロプロセッサ9は、露光を開始させる指令を撮像制御部4に出力すると共に、イメージセンサ30をスタンバイ状態に制御させる指令を撮像制御部4に出力する。この指令に基づき、撮像制御部4は、イメージセンサ30に露光を開始させる。具体的には撮像制御部4は、電子カメラ1のメカシャッターを開く。或いは、電子シャッターを実行するならば、撮像制御部4は、フォトダイオードに蓄積されている電荷を排出させる。
また、撮像制御部4は、VDDを5Vのまま保持させつつ、駆動信号φstbyをローレベル(L)からハイレベル(H)に変えてイメージセンサ30に出力する。このとき、画素電流源制御回路32において、第1の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ33は、ハイレベルの駆動信号φstbyをゲート(電極)に受けてオフ状態とされる。よって、ミラー回路を構成するNMOSトランジスタ35のドレインにはVDDが印加されない。このため、NMOSトランジスタ35のドレインは5Vから0Vに変化し、画素電流源制御回路32はオフ状態となる。これに伴い、VGはVg(1V)から0Vに変化し、画素電流源26もオフ状態となる。即ち、画素電流源制御回路32は、第1の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ33がオフ状態のときに、Vgより低い電圧である0V(グランドレベル)の電圧を画素電流源26に供給する。画素電流源制御回路32及び画素電流源26が動作しておらず、また、垂直信号線25に一定の電流が流れないので、消費電力は低減され、発熱も抑えられる。しかしながら、VDDは5Vに保持されているので、スタンバイ状態でありながら、画素20は入射光に応じた電荷を生成し蓄積する状態を維持している。
T4の時点において、マイクロプロセッサ9は、露光を終了させる指令を撮像制御部4に出力すると共に、イメージセンサ30をスタンバイ状態から起動状態に制御させる指令を撮像制御部4に出力する。この指令に基づき、撮像制御部4は、イメージセンサ30の露光を終了させる。具体的には、電子カメラ1のメカシャッターを閉じる。或いは、イメージセンサ30が特許文献1に開示されたように全画素同時露光を可能とする構成ならば、転送トランジスタをオンさせることによって、フォトダイオードから電荷を転送させる。また、撮像制御部4は、駆動信号φstbyをハイレベル(H)からローレベル(L)に変えて固体撮像装置3に出力する。画素電流源制御回路32において、第1の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ33は、ローレベルの駆動信号φstbyをゲート(電極)に受けてオン状態とされる。これに伴い、VDDと画素電流源制御回路32とが接続される。VDDは5Vに維持されている。よって、画素電流源制御回路32は、動作を開始して一定の電流が流れ、その一定電流に対応する所定の電圧Vgを供給配線36に供給する。
このとき、充電回路40の電圧発生回路42において、第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ43はローレベル(L)の駆動信号φstbyをゲート(電極)に受けてオン状態とされる。よって、NMOSトランジスタ45はNMOSトランジスタ35と同じ動作状態となり、電圧発生回路42から出力されるVCが0VからVc(1V)に変化する。それと同時に、撮像制御部4はφSWをHレベルとする。すると転送ゲート48がオン状態となるため、充電回路40は、外付け容量50の一方の電極50aにVc(1V)を供給して、外付け容量50を充電する。この結果、イメージセンサ30がスタンバイ状態から起動状態に変化しても、外付け容量50は急速に充電される。その結果、イメージセンサ30がスタンバイ状態から復帰した直後、直ちに外付け容量50が充電完了の状態となる。これに伴い、イメージセンサ30はスタンバイ状態からの復帰動作時間が短縮され、電子カメラ1はシャッタータイムラグが短縮される。
外付け容量50の充電が完了すると、T1の時同様、撮像制御部4はφSWをLレベルに下げる。すると転送ゲート48がオフ状態となり、充電回路40がイメージセンサ30から電気的に切り離される。これにより、外付け容量50の充電完了後は充電回路40の動作を停止して、充電回路40がイメージセンサ30の動作に不要な影響等を及ぼすのを避けることができる。
このように、T3からT4の期間においては、T1までの期間及びT2以降の期間とは異なり、VDDが5Vでありながら、イメージセンサ30はスタンバイ状態とされる。
本実施形態において、T3からT4の期間は、露光時間であり且つスタンバイ状態の期間とされている。しかし、本発明はこれに限らず、イメージセンサ30がスタンバイ状態とされる期間は、露光時間より短くされても良い。前記したように、例えVgとVcとを等しく設計しても、製造誤差等により僅かにずれる恐れがある。VgとVcがずれると、外付け容量50は電荷が充電され、充電される電荷量に応じてイメージセンサ30は、スタンバイ状態からの復帰に要する時間が長くなる。従って、スタンバイ状態から起動状態への移行時点は、VgとVcの許される最大のずれ量を予め想定し、充電時間を考慮して、露光終了時間より前に設定されるのが好ましい。このようにすれば、露光終了時点には、イメージセンサ30は、各画素から電気信号を出力できる状態とされる。このため、電子カメラ1は、シャッタータイムラグを短縮することが可能となる。
さらに、本実施形態においては、VgとVcは、略同一とされている。しかし、Vcを0VよりVgに近い電圧に設定するなら、VgとVcの差と、外付け容量50の容量値からスタンバイ状態からの復帰に要する時間を求め、それにより、スタンバイ状態から起動状態への移行時点を設定すればよい。
スタンバイ状態から起動状態へ復帰するのに要する時間が短ければ、それだけ、画素信号読み出し動作を開始する直前に画素電流源の復帰動作を開始すれば良くなり、消費電力低減や発熱の影響の低減に効果がある。
また、本実施形態において、VDDは0Vと5Vの二値としたが、これに限らず、例えば0Vと6Vとしても良い。
また、本実施形態において、画素電流源26、画素電流源制御回路32は、単純な回路構成にて示している。しかし、本発明はこれに限られない。図8は、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置に搭載するイメージセンサの変形例である。本変形例のイメージセンサ60がイメージセンサ30と異なる点は、画素電流源26に換えて画素電流源66が配置され、画素電流源制御回路32に換えて画素電流源制御回路62が配置されている点のみである。
画素電流源66は、NMOSトランジスタ67、68が2段のカスコード回路で構成されている。即ち、図の上の段のNMOSトランジスタ67は、ドレインが垂直信号線25に接続され、ソースが下の段のNMOSトランジスタ68のドレインに接続され、ゲート電極は供給配線69に接続される。図の下の段のNMOSトランジスタ68は、ドレインが上の段のNMOSトランジスタ67のソースに接続され、ソースがグランドに接続され、ゲート電極は供給配線36に接続される。そして、それに伴い、画素電流源制御回路62のミラー回路65、35は、2段で構成されている。即ち、上の段の負荷トランジスタ65は、ドレイン及びゲートが抵抗34及び供給配線69と接続され、ソースは下の段のNMOSトランジスタ35のドレインに接続される。下の段のNMOSトランジスタ35は、ドレイン及びゲートが上の段のNMOSトランジスタ65のソースと供給配線36に接続され、ソースは接地されている。
そして、画素電流源66と画素電流源制御回路62とで、カレントミラー回路を構成している。このようなカスコード回路による画素電流源66は、1段によるカレントミラー回路に比べて垂直信号線25に流れる電流が更に一定となり易く、より好ましい。
本変形例において、素子の動作原理上、垂直信号線25の電流値を決定しているのは、グランドに近い側のNMOSトランジスタである。従って、外付け容量の一方の電極は、グランドに近い側のNMOSトランジスタのゲート電極に電圧を供給する供給配線36に接続すればよい。このようにすれば、AC成分によるノイズは、外付け容量に吸収される。また、外付け容量の他方の電極には、第1実施形態にて説明した電圧発生器が接続される。これにより、シャッタータイムラグが短縮される。
[第2実施形態]
図9は、本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置63の構成を示す概略回路図である。本図は図4に対応しており、同一の構成要素は同一の符号を記し説明を省略する。本固体撮像装置63が第1実施形態の固体撮像装置3と異なる点は、図4に示すように固体撮像装置3ではイメージセンサ30の外部に充電回路40が設けられていたのに対して、本固体撮像装置63では充電回路80がイメージセンサ70内に配置されている点にある。
図9の回路では、充電回路80は、電圧発生回路82及び転送ゲート88を有している。電圧発生回路82は、抵抗84、第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ83、負荷トランジスタを構成するNMOSトランジスタ85、及び、バッファ回路87を有している。第2の切り替えスイッチ部を構成するPMOSトランジスタ83は、そのソースが電源電圧(VDD)と接続され、そのドレインが抵抗84と接続され、そのゲートには駆動信号φstbyが印加される。なお、駆動信号φstby及びVDDは、画素電流源制御回路32にも供給されている。VDDは、5Vと0Vの二値である。負荷トランジスタを構成するNMOSトランジスタ85は、そのドレインが抵抗84と自身のゲートと接続され、そのソースは接地されている。また、このNMOSトランジスタ85のドレイン(及びゲート)は、バッファ回路87、及び転送ゲート88を介して、配線37に接続される。即ち、NMOSトランジスタ85のドレインは、バッファ回路87、転送ゲート88、配線37、イメージセンサ内部端子38、ワイヤボンディング52及び容量側端子51を介して、外付け容量50の電極50aと電気的に接続される。
充電回路80は、VDDが5Vであるなら、電圧発生回路82から出力するVCを一定の電圧Vc(ここでは1V)にする。そして、φSWがHレベルであるときに、転送ゲート88をオンしてVCを外付け容量50の電極50aに供給し、外付け容量50を急速に充電する。なお、駆動信号φstby、φSW、及びVDDと、イメージセンサ70や電子カメラ1の動作は、実施形態1と同様であり、ここでは説明を省略する。
[第2実施形態の変形例]
図10は、充電回路80を図9とは別の回路構成とした固体撮像装置63の変形例の構成を示す概略回路図である。この変形例に示す充電回路80は、図5に示す第1実施形態の変形例に係る固体撮像装置3の充電回路40と同様の構成を有している。すなわち、本変形例において充電回路80は、図9で説明した電圧発生回路82及び転送ゲート88に加えて、さらに比較回路89を有している。なお、図9とは異なり、本変形例において電圧発生回路82はバッファ回路87を含まない。
本変形例においても、図9と同様に、電圧発生回路82、転送ゲート88及び比較回路89は、図5の電圧発生回路42、転送ゲート48及び比較回路49と同じ接続関係で接続されている。その状態で、充電回路80がイメージセンサ70内に配置されている。
以上説明した第2実施形態及びその変形例のように、充電回路80がイメージセンサ70内に配置されると、固体撮像装置63の組立部品の数を低減させることが可能となる。このため、固体撮像装置63を構成する部品の在庫管理が容易になり、また、製造工程も簡略される。
本発明の第1実施形態に係る電子カメラを示す概略ブロック図である。 本固体撮像装置におけるイメージセンサの構成を示す概略回路図である。 イメージセンサにおける画素回路図である。 本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す概略回路図である。 本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の変形例の構成を示す概略回路図である。 比較例に係る固体撮像装置の構成を示す概略回路図である。 本実施形態に係る電子カメラの撮像制御部が出力する駆動信号φstby、φSW及び電源電圧VDDと、固体撮像装置が生成するVG及びVCの関係を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置に搭載するイメージセンサの変形例である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す概略回路図である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の変形例の構成を示す概略回路図である。
符号の説明
1 電子カメラ
3,63,140 固体撮像装置
4 撮像制御部
9 マイクロプロセッサ
20 画素
25 垂直信号線
26,66 画素電流源
30,60,70 イメージセンサ
31 画素領域
32,62 画素電流源制御回路
36 供給配線
40,80 充電回路
42,82 電圧発生回路
48,88 転送ゲート
49,89 比較回路
50 外付け容量

Claims (8)

  1. 行方向及び列方向に二次元状に配置され、入射光量に対応する信号を出力する複数の画素と、
    画素列ごとに前記画素と接続され、前記信号を画素から受け取る複数の垂直信号線と、
    前記垂直信号線ごとに設けられ、前記垂直信号線に一定電流を供給する画素電流源と、
    前記画素電流源と供給配線によって接続され、前記画素電流源に第1の電圧を供給する画素電流源制御回路と、
    一方の電極が前記供給配線に接続されて前記第1の電圧が供給され、他方の電極にはグランドレベルの電圧が供給され、電源電圧の変動を吸収する大きさの容量と、
    前記容量の前記一方の電極に接続され、第2の電圧を前記容量に供給して前記容量を充電する充電回路と、を有し
    前記充電回路は、電源投入時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を急速充電し、充電完了後にその動作を停止することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の固体撮像装置において、
    シリコン基板からなるイメージセンサを有し、
    少なくとも前記画素、前記垂直信号線、前記供給配線、及び、前記画素電流源は、前記イメージセンサに設けられ、
    前記容量は、前記イメージセンサの外部に設けられる外付け部品であることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 請求項1又はに記載の固体撮像装置において、
    前記画素は、入射光に応じた電荷を生成し蓄積する光電変換部と、前記電荷がゲート電極に供給され該ゲート電極の電位に応じた信号を出力する増幅部と、を有し、
    前記画素電流源はNMOS型トランジスタからなり、
    前記供給配線は、前記各NMOSトランジスタのゲート電極に共通に接続され、
    前記画素電流源と前記画素電流源制御回路とでカレントミラー回路が構成され、
    前記画素電流源制御回路は、定電流を発生させ、該定電流に対応する電圧を前記第1の電圧として前記各NMOSトランジスタのゲート電極に供給することを特徴とする固体撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の固体撮像装置において、
    前記画素電流源制御回路は、オン状態で前記第1の電圧を前記画素電流源に供給し、オフ状態で前記第1の電圧より低い電圧を前記画素電流源に供給する第1の切り替えスイッチ部を有し、
    前記充電回路は、前記第1の切り替えスイッチ部がオフ状態からオン状態に移行する時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を充電し、充電完了後にその動作を停止することを特徴とする固体撮像装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の固体撮像装置において、
    前記充電回路は、前記第2の電圧を発生する電圧発生回路と、前記容量への前記第2の電圧の供給状態を切り替えるスイッチとを有し、前記スイッチを所定時間オンすることにより前記容量を充電することを特徴とする固体撮像装置。
  6. 請求項に記載の固体撮像装置において、
    前記充電回路は、前記容量の前記一方の電極の電位を検出する比較回路をさらに有し、
    前記比較回路により検出された電位が所定の電圧となったときに前記スイッチをオフしてその動作を停止することを特徴とする固体撮像装置。
  7. 行方向及び列方向に二次元状に配置され、入射光量に対応する信号を出力する複数の画素と、画素列ごとに前記画素と接続され前記信号を画素から受け取る複数の垂直信号線と、前記垂直信号線ごとに設けられ前記垂直信号線に一定電流を供給するNMOS型トランジスタからなる画素電流源と、前記NMOS型トランジスタのゲート電極を共通接続する供給配線と、を少なくとも有するCMOS型イメージセンサと、
    前記供給配線と接続されて前記画素電流源とカレントミラー回路を構成し、前記各NMOS型トランジスタのゲート電極に第1の電圧を供給する画素電流源制御回路と、
    一方の電極が前記供給配線に接続されて前記第1の電圧が供給され、他方の電極にはグランドレベルの電圧が供給され、電源電圧の変動を吸収する大きさの容量と、
    前記容量の前記一方の電極に接続され、第2の電圧を前記容量に供給して前記容量を充電する充電回路と、
    前記画素から前記信号を出力させる撮像制御部と、を有し、
    前記充電回路は、電源投入時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を急速充電し、充電完了後にその動作を停止する固体撮像装置を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項に記載の電子カメラにおいて、
    前記画素電流源制御回路は、オン状態で前記第1の電圧を前記画素電流源に供給しオフ状態で前記画素電流源にグランドレベルの電圧を供給する第1の切り替えスイッチ部を有し、
    前記充電回路は、前記第1の切り替えスイッチ部がオフ状態からオン状態に移行する時に、前記容量の電位が前記第2の電圧に略等しいレベルになるまで前記容量を充電し、充電完了後にその動作を停止し、
    前記撮像制御部は、前記第1の切り替えスイッチ部、及び、前記充電回路を動作させる駆動信号を出力することを特徴とする電子カメラ。
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