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JP5198324B2 - 面状照明装置 - Google Patents
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JP5198324B2 - 面状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導光板の端部に光源を配置してなるサイドライト方式の面状照明装置に関し、特に、光源から出射された光の導光板への取り込み効率に優れた面状照明装置に関する。
液晶表示パネルの照明手段として、サイドライト方式の面状照明装置が、薄型化に有利であることから、携帯電話等の小型携帯情報機器の分野を中心に広く採用されている。導光板の端部に配置される光源としては、小型で環境適合性に優れたLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)が多用されている。
従来の面状照明装置の構成例を図9に示す。図9に示す面状照明装置100は、矩形平板状の導光板101の一端面である入光端面101aに、プリント基板102上に実装された複数のLED103を対向配置させて構成されている。また、導光板101の下面(反射平面)101bには複数条のプリズム101cが形成され、下面101bの下部側にはフィルム状の反射シート104が配置されている。
このように面状照明装置100を構成することにより、LED103から出射され入光端面101aから導光板101内に入光した光は、全反射を繰り返しながら導光板101内を前方(入光端面101aが、その対向する端面101dを向く方向)に伝搬する。そして、プリズム101cによって光路が変更された光が、導光板101の上面(出射平面)101eの全面から出射することにより、面状の光となって被照明体(液晶表示パネル)を照明する。なお、反射シート104を導光板101の下面101b側に配置することにより、導光板101の下面101bから漏れた光を導光板101内に戻し、照明光として有効活用させることができる。
ところで、サイドライト方式の面状照明装置には、プリント基板の実装面に対して平行に光を出射することが可能な、いわゆるサイドビュー型のLEDが主に適用されてきている。サイドビュー型のLEDとして、例えば、発光素子チップとしてのLEDチップがボンディングされた基板上に、モールド樹脂とともにLEDチップを収める貫通孔が形成されたランプハウスを設けてなるものが知られている。貫通孔の内面には、開口面(LEDの出射面)に向かって開口径が大きくなるように傾斜を付けられている。傾斜を付けることにより、LEDチップから貫通孔の内面に向かって出射した光を、この内面で反射させて開口側に導くことができる。この結果、LEDチップから出射された光の多くを開口面から取り出すことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−217459号公報
しかしながら、特許文献1が開示するLEDには、以下に示す問題がある。すなわち、ランプハウスは、成形性の観点から、シリカや酸化チタンなどの粒子状のセラミック(無機材料)が分散された、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂(いわゆる白色樹脂)を用いて形成されている。このため、貫通孔の内面に入射した光は、無機材料により散乱されながら反射する。この結果、内面の傾斜角度を調整しても、内面で反射した光のうち幾分かの光は、開口面に入射する入射角度が臨界角よりも大きくなる。臨界角よりも大きい入射角度で開口面に入射した光は、開口面で反射されて再度貫通孔の内面に入射し、再び散乱されながら反射する。このような散乱をともなう反射を繰り返すことにより、反射にともなう光の吸収損失が大きくなり、LEDから導光板に入光する光の量が減少していた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発光素子チップから出射された光を効率的に導光板に導くことにより、輝度に優れたサイドライト方式の面状照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る面状照明装置の特徴は、実装基板上に実装された発光素子チップ、および同発光素子チップを覆う封止部からなる発光素子と、前記発光素子を配置する側の端面である入光端面、および前記発光素子が出射した光を面状に出射する平面を有する導光板と、前記発光素子の近傍に配置されるリフレクタと、を備え、前記導光板の前記入光端面側には、前記発光素子の前記封止部を配置する収納凹部が形成され、前記実装基板は、前記封止部が前記収納凹部に配置された状態で、前記導光板の一方の平面に重ねて配置され、前記リフレクタは、前記封止部の後方に配置される第1反射部と、前記封止部の前記実装基板が配置される側とは反対側に配置される第2反射部と、を含み、前記第1反射部は、前記発光素子の中央部(平面視して略中心線上の位置)から前記入光端面の長手方向に沿って遠ざかるにしたがって後方に向かうように傾斜する一対の第1反射面を有することにある。なお、本発明のおける「前方」とは、入光端面がその対向する端面を向く方向であり、「側方」とは、前方方向と直交し入光端面の長手方向に沿う方向である。
本発明においては、発光素子チップを覆う封止部を導光板に形成した収納凹部に配置したことから、封止部の前方側を向く側面のみではなく、それ以外の側面の少なくとも一部の側面(側方側の側面)を、収納凹部の側面と直接対向(対面)させることができる。これにより、従来技術のようにランプハウスを使用する場合に比べて、導光板に直接導入される光の量が多くなる。この結果、反射にともなう吸収損失を低減することができる。
また、発光素子チップが実装された実装基板を、導光板の一方の平面(出射平面または反射平面)に重ねて配置させるとともに、発光素子の封止部の後方に第1反射部を配置し、封止部の実装基板が配置される側とは反対側に第2反射部を配置させている。このため、封止部から出射した光のうち、導光板の前方または側方に直接導かれなかった光(封止部の後方または封止部の実装基板が配置される側とは反対方向に進行した光、以下では「漏れ光」ともいう)を、第1および第2反射部で反射させることにより導光板の前方または側方に導くことができる。
また、第1反射部は、発光素子の中央部から入光端面の長手方向に沿って遠ざかるにしたがって後方に向かうように傾斜する一対の第1反射面を有している。これにより、発光素子から後方に出射した光を、発光素子の中心を通る中心線に対する角度の正負(右回りと左回り)に応じて所定の方向に反射させ、導光板の前方または側方に効率的に(反射回数を少なくして)導くことができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記収納凹部が、前記導光板の前記入光端面から前方に向かって切り欠いて形成された切り欠き部であり、前記切り欠き部に、前記封止部とともに、前記第1反射部および前記第2反射部が配置されている。
このように、導光板の入光端面に形成された切り欠き部に、発光素子の封止部とともに、第1反射部および第2反射部を配置させることにより、第1反射部および第2反射部により反射させた光の多くを、収納凹部の側面から導光板内に効率的に入光させることができる。
また、本発明の他の好ましい実施の形態においては、前記収納凹部が、前記導光板の厚み方向に貫通する貫通孔であり、前記一対の第1反射面が、前記導光板の前記入光端面から構成されている。
このように、第1反射部を構成する一対の反射面を、収納凹部の後方に位置する導光板の入光端面により形成することによって、光を全反射により反射させることができることから、反射の際の吸収損失を抑制することができる。
この場合、前記入光端面からなる前記第1反射面の各々が、前記発光素子からの光を全反射させるように平面視して放物線状に形成されているのが好ましい。また、前記導光板は、前記貫通孔の前方よりも前記貫通孔の後方の方が薄く形成されているのが好ましい。貫通孔の前方よりも後方の導光板の厚みを薄くする構成とすることにより、第1反射部の取り付けが容易になる。
また、本発明においては、前記第2反射部は、後方から前方に向かうにしたがって前記実装基板から離れるように傾斜した第2反射面を有することが好ましい。これにより、第2反射面に入射した光を収納凹部の側面から効率的に導光板内に入光させることができる。
以上説明したように本発明においては、発光素子から出射された光を効率的に導光板の前方に導くことができることから、輝度に優れた面状照明装置を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る面状照明装置の要部を示す分解斜視図である。 図1の2−2線に沿う断面図である。 図1の3−3線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るリフレクタの変形例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る導光板の変形例の要部を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る面状照明装置の要部を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る導光板の要部を示す平面図である。 図6の8−8線に沿う断面図である。 従来の面状照明装置の全体構成を示す斜視図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る面状照明装置10を図面を参照して説明する。図1は、面状照明装置10の要部を拡大して示す分解斜視図である。また、図2は、面状照明装置10の要部縦断面図であり、図3は、面状照明装置10の要部横断面図である。なお、面状照明装置10の特徴部分は光源(発光素子)およびその周辺部であり、装置全体の概略構成は従来技術と同様である。そこで、面状照明装置10の全体構成の説明には、図9を適宜参照する。
面状照明装置10は、図1に示すように、発光素子としてのLED11と、LED11が出射した光を面状に出射させるための導光板21と、LED11の近傍に配置され、LED11が出射した光のうち導光板21の前方または側方に向かって導光板21内に直接入光しなかった光(漏れ光)を導光板21の前方または側方に向けて反射させるリフレクタ(反射手段)31と、を備えている。
LED11は、矩形平板状をした実装基板としてのリードフレーム12と、リードフレーム12の略中央部に実装されたLEDチップ13(ダイスとも呼ばれている)と、LEDチップ13を覆う封止部14と、から構成されている。
リードフレーム12は、熱伝導性および光反射性に優れ、ワイヤボンディングが可能な金属材料(本実施形態では、銀メッキされた銅板)で形成されている。なお、図1では、リードフレーム12を便宜的に一体の平板として示しているが、実際には2枚の平板を僅かに隙間を空けて同一平面状に配置し、同2枚の平板を絶縁材料を用いて接合することにより構成されている。これにより、リードフレーム12を、一対の電極として機能させている。
また、リードフレーム12は、LEDチップ13が実装される平面が封止部14のリードフレーム12に実装される面よりも広く形成されている。これにより、リードフレーム12を、LEDチップ13から発生する熱の放熱部材、およびLEDチップ13が出射する光の反射部材としても機能させている。
LEDチップ13は、本実施形態では、青色光(410nmから480nm)を発光する小片の青色LEDチップであり、リードフレーム12の一方の平面(図1では図示下面側)に接着剤を用いて固定されている。また、LEDチップ13は、リードフレーム12に固定される面と対向する面に、図示しない一対の電極が形成されており、図示しないボンディングワイヤによってリードフレーム12に電気的に接続されている。
封止部14は、透光性材料(本実施形態では、シリコーン樹脂)を用いて形成され、この透光性材料には、LEDチップ13が発光する青色光を受けて黄色成分の光を発光する黄色蛍光体が分散されている。すなわち、LEDチップ13が発光する青色光と、黄色蛍光体が発光する黄色光とを混色させることによって所定の白色光が得られるように、封止部14が形成されている。
封止部14は、直方体状に形成され、LEDチップ13のリードフレーム12に固定される面を除く外形面を覆っている。封止部14は、導光板21に組み付けられた状態において前方を向く面である出射前方面14aと、出射前方面14aに直交する一対の側面である出射側方面14bと、出射前方面14aと対向する出射後方面14cと、リードフレーム12に固定される面と対向する面である出射頂面14dと、から外形面が構成されている。封止部14の厚さ(リードフレーム12と出射頂面14d間の距離)は、図2に示すように、導光板21の厚さ(反射平面23と出射平面24間の距離)より薄く(図示の例では略半分に)形成されている。
次に、導光板21の構成について説明する。導光板21は、透明材料(本実施形態では、ポリカーボネート樹脂)を用いて矩形平板状に形成されている(図9参照)。導光板21は、LED11を配置する側の端面である入光端面22と、入光端面22と略直交する一方の平面である反射平面23と、反射側平面23と対向する平面である出射平面24と、LED11(封止部14)を配置する収納凹部としての切り欠き部25と、を有している。
反射平面23には、複数のドットからなる光路変更パターンが形成され、図示していない反射シートが重ねて配置されている(図9参照)。なお、光路変更パターンは、従来技術で説明した多条のプリズムからなるものであってもよい。
一方、出射平面24には、図2に示すように、リードフレーム12が、そのLEDチップ13が固定される面が対向し、かつ、切り欠き部25の全体を覆うように重ねて配置されている。また、本実施形態においては、出射平面24のリードフレーム12で覆われていない部分に、図示していない拡散シートやプリズムシートなどからなるシート類が重ねて配置されている。
切り欠き部25は、図3に示すように、入光端面22側から前方に向かって部分的に切り欠いて形成され、その平面視形状は、本実施形態においては矩形である。切り欠き部25の、入光端面22の長手方向(図示上下方向)に沿う寸法W1は、LED11の封止部14の長手方向の寸法(一対の出射側方面14b間の距離)と略同一かそれよりも一回り大きい寸法である。また、切り欠き部25の前後方向(図示左右方向)の寸法W2は、LED11の封止部14の短手方向の寸法(出射前方面14aと出射後方面14c間の距離)よりも大きい寸法(図示の例では、略2倍)である。
また、切り欠き部25の側面は、前方側の側面である前方側面25a、および前方側面25aと直交する一対の側方側面25bから構成されている。
このように構成された切り欠き部25の前方寄りに、LED11の封止部14が配置される。このとき、前述のように、導光板21の出射平面24側にリードフレーム12が重ねて配置されることから、図2に示すように、封止部14の出射前方面14aが、切り欠き部25における前方側面25aの上側部分(出射平面24側部分)に対向する。また、封止部14の一対の出射側方面14bが、切り欠き部25における一対の側方側面25bの上側部分にそれぞれ対向する。
次に、リフレクタ31の構成について説明する。リフレクタ31は、成形性に優れた樹脂(本実施形態では、ポリカーボネート樹脂)に粒子状の無機材料(本実施形態では、酸化チタン)を混在してなる白色樹脂により成形されている。リフレクタ31は、LED11の後方に配置される第1反射部32と、LED11の下部側に配置される第2反射部33と、導光板21の入光端面22に沿って配置される長矩形平板状の基部35と、から構成されている。
第1反射部32は、基部35の長手方向の中央部において、短手方向の略中央部から上方(出射平面24方向)に延び断面が二等辺三角形状の柱状構造として構成されており、側面にそれぞれ矩形形状をした一対の第1反射面32aを有している。一対の第1反射面32aは、リフレクタ31の中心線C1(図3参照)に対して対称に形成され、一対の第1反射面32aが交わって構成される頂角は、本実施形態では90度である。以下では、一対の第1反射面32aが交わって形成され中心線C1と直交する稜線を、頂辺32bと称する。
このように構成された第1反射部32は、封止部14の出射後方面14cに対向するようにして、切り欠き部25内に配置される。このとき、第1反射部32の頂辺32bは、図3に示すように、封止部14(LEDチップ13)の中央部に対向するように配置される。言い換えると、リフレクタ31(第1反射部32)の中心線C1がLED11の中心線に略一致するように、LED11に対してリフレクタ31が配置される。
この結果、一対の第1反射面32aの各々は、封止部14の出射後方面14c対して、所定の角度(本実施形態では、45度)の傾き角で対向するように配置される。すなわち、一対の第1反射面32aは、頂辺32bを対称軸として、導光板21の入光端面22の長手方向に沿って遠ざかるにしたがって後方に向かうように傾斜する反射面として配置される。また、第1反射部32が切り欠き部25内に配置されることから、一対の第1反射面32aは、一対の側方側面25bに対して所定の角度(本実施形態では、45度)の傾き角で対向(交差)するように配置される。
一方、第2反射部33は、図1に示すように、第1反射部32の下側前方部に形成され、矩形形状の第2反射面33aと、第2反射面33aおよび一対の第1反射面32aを連結する直角三角形形状の一対の連結面33bと、を有している。
第2反射面33aは、基部35の平面の長手方向に対して平行に延び、かつ頂辺32bに対して所定の角度(本実施形態では、45度)で傾く傾斜面である。この第2反射面33aは、図2に示すように、封止部14の下部側(封止部14のリードフレーム12が配置される側とは反対側)に配置される。このように配置した状態において、第2反射面33aは、切り欠き部25の前方側面25aの下側部分(反射平面23側)部分に対して所定の角度(本実施形態では、45度)で対向するように配置される。すなわち、第2反射面33aは、後方から前方に向かうにしたがって封止部14(すなわち、リードフレーム12)から離れるように傾斜する反射面として配置される。
次に、第1の実施形態に係る面状照明装置10の作用・効果について説明する。外部に設置された制御回路(図示せず)からの駆動信号が、回路基板(図示せず)、リードフレーム12、およびボンディングワイヤ(図示せず)を介して、LEDチップ13に印加される。LEDチップ13は、給電される駆動信号に基づいて青色光を発光する。青色光の一部が、封止部14に分散している黄色蛍光体により黄色光に変換される。そして、青色光と黄色光とが混色することにより、所定の色調を有する白色光が生成される。
LED11の封止部14から出射する光のうち出射前方面14aから出射した光は、切り欠き部25の前方側面25aから導光板21内に直接(反射をともなうことなく)入光する。同様に、一対の出射側方面14bから出射した光も、白色樹脂(従来技術のランプハウス)での反射を経ることなく、切り欠き部25の一対の側方側面25bから導光板21内に直接入光する。このため、反射の際に発生する吸収損失を抑制することができる。
次に、封止部14の出射後方面14cから後方に出射した光(漏れ光)は、リフレクタ31を構成する第1反射部32の一対の第1反射面32aにより反射され、切り欠き部25の一対の側方側面25bから導光板21内に入光する。このとき、一対の第1反射面32aが、LEDチップ13の中央部(平面視して略中心線上の位置)から後方出射面14cに対して所定の傾斜角度(本実施形態では、45度)で後方に向かうように対称に形成されている。これにより、LED11から後方に出射した光を、中心線C1に対する角度の正負に応じて、対応する一対の側方側面25bに向けて反射させることができる。この結果、切り欠き部25の側方側面25bから導光板21内に対称性よく、かつ従来技術に比べて反射回数を少なくして入光させることができる。
また、封止部14の出射頂面14dから下方に出射した光(漏れ光)は、リフレクタ31を構成する第2反射部33の第2反射面33aにより反射され、切り欠き部25の前方側面25aから導光板21内に入光する。このとき、第2反射面33aが、所定の角度(本実施形態では、45度)で後方から前方に向かうようにしたがって下方に傾斜するように配置されている。これにより、LED11から下方に出射した光の多くを、反射回数を少なくして切り欠き部25の前方側面25aから導光板21内に入光させることができる。
そして、封止部14内において上方に進行した光は、リードフレーム12で反射されて、封止部14のいずれかの外形面14a〜14dから外部に出射し、前述のいずれかの経路を経て導光板21内に入光する。リードフレーム12は、反射特性に優れた金属材料で形成されていることから、反射の際の吸収損失を少なくすることができる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る面状照明装置10においては、LED11が出射した光を総合的に反射回数を少なくして導光板21内に導くことができるから、面状照明装置10の高輝度化を実現することができる。本発明者は、ランプハウスを有するLEDを光源に用いた従来構成の面状照明装置と比較して、輝度が20%向上することを確認している。また、輝度の均一性が向上することも確認している。
なお、上記実施形態おいては、リフレクタ31の第2反射面33aが矩形形状に形成されているが、図4に示すリフレクタ31Aのように、第1反射部32Aの頂辺32Ab上に頂点が位置する三角形状に形成された第2反射面33Aaとしてもよい。この場合、一対の第1反射面32Aaと第2反射面33Aaとの間にある一対の連結面33Abは、切り欠き部25の一対の側方側面25bを向くように傾斜する三角形形状の傾斜面として構成される。このため、連結面33Abに入射した光を、反射回数を少なくして切り欠き部25の側方側面25aから導光板21内に入光させることができる。
また、リフレクタ31,31Aは、連結面33b,33Abと第1反射面32a,32Aaおよび第2反射面33a,33Aaとを連結する部分に稜線が明瞭に見えるように形成されている。これに代えて、稜線が明瞭に見えないように連結部分の近傍における角度がなだらかに変化するように形成してもよい。すなわち、同一反射面内で傾斜角度が分布するように構成してもよい。傾斜角度を部分的または全体的に変えることにより、反射光の進行方向をより好ましい方向(総合的に反射損失がより小さくなる方向)に調整することができる。
また、図5に示すうように、導光板21の切り欠き部25の側方に、切り欠き部25の一対の側方側面25bから導光板21A内に入光した光を、前方に反射させる一対の湾曲状の入光端面(湾曲端面)37を形成してもよい。湾曲端面37を形成することにより、導光板21の前方に進行する光と、入光端面22Aに平行な方向(側方)に進行する光との割合を任意に調整することができる。
また、リフレクタ31は、例えば、導光板21や反射シートなどを保持し白色樹脂からなるハウジングフレーム(図示せず)と一体的に形成してもよい。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明の第2の実施形態に係る面状照明装置50を図面を参照して説明する。なお、第1の実施形態に係る面状照明装置10とは発光素子としてのLED11が共通するので、LED11およびその構成部材には同一符号を付して説明を適宜省略する。また、第1の実施形態と異なる主な点は、LED11を配置する収納凹部を貫通孔としたこと、およびリフレクタ(反射手段)91の第1反射部を導光板の入光端面に形成したことである。
面状照明装置50は、図6に示すように、LED11と、LED11が出射した光を面状に出射させるための導光板61と、LED11の下部側に配置され、LED11から下部側に漏れた光を導光板61の前方又は側方に向けて反射させる階段反射部(リフレクタ91の第2反射部に相当)81と、を備えている。
導光板61は、入光端面62と、反射平面63と、出射平面64と、入光端面62側から後方に突出する舌片部72と、舌片部72の中央部に形成された貫通孔77と、を有している。第1の実施形態に係る導光板21と異なる部分は、舌片部72およびLED11(封止部14)を配置する貫通孔(収納凹部)77であるので、以下では、舌片部72および貫通孔77について詳しく説明する。
舌片部72は、リフレクタ91の第1反射部として設けられるものであり、図7に示すように、平面視した外縁形状が双峰曲線状に形成されている。言い換えれば、舌片部72は、その外縁が中心線C2に対して対象な放物線柱面として構成されている。
また、舌片部72は、図8に示すように、舌片部72が形成されていないとした場合の仮想的な入光端面Fから後方に延び、厚みが仮想的な入光端面Fにおける厚みと同一の厚肉平坦部73と、下面側が傾斜して厚みが後方に向かうほど薄くなり仮想的な入光端面Fに平行な連結傾斜部74と、連結傾斜部74から後方に延び、厚みが一定の薄肉平坦部75と、から構成されている。薄肉平坦部75の厚みは、LED11を構成する封止部14の厚みと略同一である。
このように舌片部72を構成することにより、導光板61の入光端面62は、図7に示すように、舌片部72の中心線C2から入光端面62(仮想的な入光端面F)の長手方向に沿って離れるにしたがって後方に向かう放物線柱面状(平面視して放物線状)の一対の第1端面72aと、第1端面72aとともに薄肉平坦部75の外縁を構成し中心線C2から離れるにしたがって前方に向かうように湾曲する一対の第2端面72bと、連結傾斜部74の端面を形成する一対の第3端面72cと、厚肉平坦部73の端面を形成する一対の第4端面72dと、平面状の一対の第5端面72eと、から構成される。入光端面62を構成する各端面72a〜72eのうち第5端面72eは、仮想的な入光端面Fと同一平面上に位置する。また、中心線C2を境として対称に形成される一対の第1端面72aが本発明の第1反射面に相当するが、この一対の第1端面72aについては後述する。
次に、貫通孔77は、連結傾斜部74と中心線C2とが交わる点を中心として、連結傾斜部74の厚み方向に貫通する孔として形成されている。貫通孔77は、その開口形状は矩形であり、大きさはLED11の封止部14が嵌入または挿通可能な大きさである。したがって、中心線C2とLED11(封止部14)の中心線とは一致する。以下では、貫通孔77の側面のうち、前方側の面を前方側面77a、前方側面77aと直交する一対の側面を一対の側方側面77b、前方側面77aと対向する後方側の側面を後方側面77cと称する。
上記のように舌片部72および貫通孔77を形成することにより、舌片部72の上面側(出射平面64の延長上に位置する平面)にLED11のリードフレーム12が重ねて配置され、貫通孔77内にLED11の封止部14が配置される。封止部14が貫通孔77に配置された状態において、封止部14の出射前方面14aが、貫通孔77の前方側面77aの上側部分に対向する。また、封止部14の一対の出射側方面14bが、貫通孔77の一対の側方側面77bにそれぞれ対向する。そして、封止部14の出射後方面14cが、貫通孔77の後方側面77cに対向する。
次に、階段反射部81について説明する。階段反射部81は、成形性に優れた樹脂(本実施形態では、ポリカーボネート樹脂)に粒子状の無機材料(本実施形態では、酸化チタン)を混在してなる白色樹脂により形成されている。
階段反射部81は、図6および図8に示すように、幅の広い階段状(断面クランク状)に形成され、舌片部72の下部側に配置される。具体的には、舌片部72の厚肉平坦部73の下面に配置される長矩形状の下段水平部82と、舌片部72の連結傾斜部74の下面に配置され下段水平部82に対して傾斜する中段傾斜部83と、舌片部72の薄肉平坦部75の下面に配置され下段水平部82に平行な上段水平部84と、から構成されている。中段傾斜部83は、その傾斜角度を連結傾斜部74の傾斜角度に一致(本実施形態では、45度)させ、連結傾斜部74の下面に密着して配置されている。これにより、貫通孔77の下部側の開口が中段傾斜部83で覆われ、中段傾斜部83の中段傾斜面(本発明の第2反射面に相当)83aが封止部14の出射頂面14dと対向する。
以上説明した舌片部72および階段反射部81により、第2の実施形態におけるリフレクタ91が構成される。
次に、第2の実施形態に係る面状照明装置50の作用・効果について説明する。
LED11の封止部14から出射する光のうち出射前方面14aから出射した光は、貫通孔77の前方側面77aから導光板61(厚肉平坦部73)内に直接(反射をともなうことなく)入光する。同様に、一対の出射側面14bから出射した光も、白色樹脂(従来のランプハウス)での反射を経ることなく、貫通孔77の一対の側方側面77bから導光板61(連結傾斜部74)内に直接入光する。このため、反射の際に発生する吸収損失を抑制することができる。
次に、封止部14の出射後方面14cから後方に出射した光(この光も漏れ光とする)は、貫通孔77の後方側面77cから導光板61(薄肉平坦部75)内に入光する。導光板61内を後方に進行する光は、封止部14の後方に位置する入光端面62(舌片部72の各端面72a〜72d)に入射することになるが、最も中心線C2寄りに位置する一対の第1端面(第1反射面)72aに主として入射する。
ここで、一対の第1反射面72aは、LEDチップ13の中央部(平面視して略中心線上の位置)から入光端面62(仮想的な入光端面F)の長手方向に沿って遠ざかるにしたがって後方に向かうように形成されている。また、一対の第1端面72aを含め入光端面62は、点状の光源として擬制できるLED11(LEDチップ13)からの光を全反射させるように、各端面72a〜72dの曲率が決定されている。これにより、LED11から後方に出射した光を、中心線C2に対する角度の正負(右回りと左回り)に応じて、導光板61の前方または側方に対称性よく全反射させることが可能となる。また、白色樹脂を使用することなく全反射面として各端面72a〜72eを形成したことから、反射の際の吸収損失は基本的に生じない。
次に、封止部14の出射頂面14dから下方に出射した光(漏れ光)は、階段反射部(第2反射部)81の中段傾斜面(第2反射面)83aにより反射され、貫通孔77の前方側面77aから導光板61内に入光する。
また、封止部14内において上方に進行した光は、リードフレーム12で反射されて、封止部14のいずれかの外形面14a〜14dから外部に出射し、前述のいずれかの経路を経て導光板61内に入光する。リードフレーム12は、反射特性に優れた金属材料で形成されていることから、反射の際の吸収損失を少なくすることができる。
以上説明したように、第2の実施形態に係る面状照明装置50においても、LED11が出射した光を総合的に反射回数を少なくして導光板61内に導くことができるから、面状照明装置50の高輝度化を実現することができる。特に、一対の第1反射面72aが全反射面で形成されていることから、反射の際の吸収損失を抑制することができる。また、反射の際の散乱が少ないことから光の制御が容易になる。本発明者は、ランプハウスを有するLEDを光源に用いた従来構成の面状照明装置と比較して、輝度が25%向上することを確認している。また、輝度の均一性が向上することも確認している。
なお、上記実施形態においては、入光端面62に、中心線C2から離れるにしたがって前方に向かうように湾曲する端面72b〜72dを設けたが、各端面72b〜72dを設けることなく、一対の第1端面72aおよび同第1端面72aに連続する平面状の端面(第5端面72eと同様の面)から構成してもよい。なお、端面72b〜72dを設けることにより、導光板61の前方に進行する光と、入光端面62の長手方向に平行な方向(側方)に進行する光との割合を任意に調整することができる。
また、階段反射部(第2反射部)81は、導光板61の反射平面63側に配置される反射シートと一体的に構成してもよい。
〔その他の実施形態〕
以上、本発明の好ましい実施形態およびその変形例について説明したが、実施の形態については上記に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更および組み合わせが可能である。
例えば、上記にいずれの実施形態においても、LED11のリードフレーム12を導光板21,61の出射平面24,64側に配置したが、導光板21,61の反射平面23,63側に配置してもよい。
また、LED11の封止部14の形状を直方体として説明したが、これに限定されない。例えば、半球状であってもよいし、楕円球状であってもよい。
また、LED11の封止部14を配置する収納凹部としての切り欠き部25および貫通孔77の上面視形状を矩形として説明したが、これに限定されない。例えば、曲線からなる形状としてもよい。また、切り欠き部25および貫通孔77の側面25a〜77cには、例えば、導光板21,61の厚み方向に延びる多条のプリズム(いわゆる入光プリズム)を形成してもよい。
また、実装基板としてリードフレーム12を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、セラミックスからなり実装面に反射膜を形成した基板であってもよい。
また、リフレクタ31,91を形成する材料として白色樹脂を適用した場合について説明したが、これに限定されない。例えば、金属材料を用いて形成してもよいし、所定形状の基材に金属反射膜または多層膜からなる反射膜を形成したものであってもよい。
10,50 面状照明装置
11 LED
12 リードフレーム(実装基板)
13 LEDチップ(ダイス)
14 封止部
14a 出射前方面
14b 出射側方面
14c 出射後方面
14d 出射頂面
21,21A,61 導光板
22,22A,62 入光端面
23,63 反射平面
24,64 出射平面
25 切り欠き部(第1の実施形態の収納凹部)
25a 前方側面
25b 側方側面
31,31A,91 リフレクタ(反射手段)
32,32A 第1反射部(第1の実施形態における第1反射部)
32a,32Aa 第1反射面(第1の実施形態における第1反射面)
32b,32Ab 頂辺
33,33A 第2反射部(第1の実施形態における第2反射部)
33a,33Aa 第2反射面(第1の実施形態における第2反射面)
33b,33Ab 連結面
35 基部
37 湾曲端面
72 舌片部(第2の実施形態のおける第1反射部)
72a 第1端面(第1反射面)
72b 第2端面
72c 第3端面
72d 第4端面
72e 第5端面
73 厚肉平坦部
74 連結傾斜部
75 薄肉平坦部
77 貫通孔(第2の実施形態の収納凹部)
77a 前方側面
77b 側方側面
77c 後方側面
81 階段反射部(第2の実施形態のおける第2反射部)
82 下段水平部
83 中段傾斜部
83a 中段傾斜面(第2の実施形態のおける第2反射面)
84 上段水平部
C1,C2 中心線

Claims (6)

  1. 実装基板上に実装された発光素子チップ、および同発光素子チップを覆う封止部からなる発光素子と、
    前記発光素子を配置する側の端面である入光端面、および前記発光素子が出射した光を面状に出射する平面を有する導光板と、
    前記発光素子の近傍に配置されるリフレクタと、を備え、
    前記導光板の前記入光端面側には、前記発光素子の前記封止部を配置する収納凹部が形成され、
    前記実装基板は、前記封止部が前記収納凹部に配置された状態で、前記導光板の一方の平面に重ねて配置され、
    前記リフレクタは、前記封止部の後方に配置される第1反射部と、前記封止部の前記実装基板が配置される側とは反対側に配置される第2反射部と、を含み、
    前記第1反射部は、前記発光素子の中央部から前記入光端面の長手方向に沿って遠ざかるにしたがって後方に向かうように傾斜する一対の第1反射面を有する面状照明装置。
  2. 前記収納凹部が、前記導光板の前記入光端面から前方に向かって切り欠いて形成された切り欠き部であり、
    前記切り欠き部に、前記封止部とともに、前記第1反射部および前記第2反射部が配置されている請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記収納凹部が、前記導光板の厚み方向に貫通する貫通孔であり、
    前記一対の第1反射面が、前記導光板の前記入光端面からなる請求項1に記載の面状照明装置。
  4. 前記入光端面からなる前記第1反射面の各々が、前記発光素子からの光を全反射させるように平面視して放物線状に形成された全反射面である請求項3に記載の面状照明装置。
  5. 前記導光板は、前記貫通孔の前方よりも前記貫通孔の後方の方が薄く形成されている請求項3または4に記載の面状照明装置。
  6. 前記第2反射部は、後方から前方に向かうにしたがって前記実装基板から離れるように傾斜する第2反射面を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の面状照明装置。
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