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JP5199716B2 - 車両用メータ表示装置 - Google Patents
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JP5199716B2 - 車両用メータ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メータ類の照明輝度を個別に設定することのできる車両用メータ表示装置に関する。
自動車のインストルメントパネルには、スピードメータ、タコメータ、水温計、燃料計、警告灯等、車両の運転状態を示すメータ類をまとめて表示するコンビネーションメータが設けられている。このコンビネーションメータに配設されている各メータ類は、照明用光源により照明され、或いは自発光することで、搭乗者(多くの場合「運転者」が該当するため、以下においては「運転者」と称して説明する)に対して視認させるようにしている。
又、例えば特許文献1(特開2001−83913号公報)には、コンビネーションメータに表示させるメッセージを、タコメータ等の表示輝度よりも明るくすることで、運転者に注意を喚起させる技術が開示されている。
又、特許文献2(特開2007−132870号公報)には、カーナビゲーションシステムに設けられているモニタの画面を、運転者に対して伝達させたい情報がある場合にのみ明るく表示させることで、消費電力の低減を図るようにした技術が開示されている。
特開2001−83913号公報 特開2007−132870号公報
しかし、上述した特許文献1,2に開示されている技術は、表示内容に輝度差を設ける項目が予め決められているため、運転者がコンビネーションメータに配設されているメータ類の照明輝度を個別に調整することはできない。
又、コンビネーションメータ全体の照明輝度は、輝度調整ダイヤルを操作することで段階的に切換えることができるが、メータ類毎に個別に切換えることができるものではなく、使い勝手が悪いという問題がある。
すなわち、運転者によってはあまり注視する必要のないメータ類と注視したいメータ類とがある。例えば市販車でサーキット走行する場合、タコメータは注視するがスピードメータはあまり注視する必要はない。
注視する必要のないメータ類を注視したいメータ類と同じ照明輝度で表示させた場合、煩わしさを感じてしまう不都合がある。更に、メータ類の位置によっては、運転者が暗く感じる場合と、明るく感じる場合とがあるが、この感覚は個人差があるため、一律に設定することは困難である。
本発明は、上記事情に鑑み、メータ類の照明輝度を個別に設定することができて、使い勝手の良い車両用メータ表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車両のインストルメントパネルに配設された複数のメータ類と該メータ類を照明する光源を有する照明用光源部と該照明用光源の照明輝度を可変させる制御部とを備える車両用メータ表示装置において、前記照明用光源部は前記メータ類毎或いは所定に区分したメータ類群毎に光源が配設されており、前記制御部は、前記メータ類或いは所定に区分した該メータ類群の中から選択した該メータ類或いは該メータ類群を照明する前記光源の照明輝度を可変設定する照明輝度設定手段を有し、前記照明輝度設定手段は、ベース輝度を可変設定自在にすると共に、選択された前記メータ類或いは前記メータ類群の照明輝度と、選択されなかった前記メータ類或いは前記メータ類群の照明輝度との間の前記輝度差の配分割合を前記ベース輝度を基準として可変設定することを特徴とする。
本発明によれば、インストルメントパネルに配設されている複数のメータ類或いはメータ類群から、選択したメータ類或いは所定に区分したメータ類群を照明する光源の照明輝度を可変設定できるようにしたので、運転者の好みに応じて各メータ類の照明輝度を可変設定することが可能となり、使い勝手が良い。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態を説明する。図1に車両のインストルメントパネルに配設されているコンビネーションメータの正面図を示す。
このコンビネーションメータ(以下「コンビメータ」と略称)3は、車両の室内前部に配設されているインストルメントパネルの、運転者の視認しやすい位置に配設されている。又、コンビメータ3に運転者が必要とする情報を表示するメータ類が所定に配設されている。
本実施形態では、メータ類として、中央寄りの左右に配設されたエンジン回転数を示すタコメータ3a及び車速を表示するスピードメータ3bと、タコメータ3aの左側に配設されて冷却水温を表示する水温計3cと、スピードメータ3bの右側に配設されて燃料残量を表示する燃料計3dと、中央部に配設されて現在の変速段を表示する変速段表示部3eと、異常が発生した場合に点灯、或いは点滅するウォーニングランプ3fと、タコメータ3aの下部に配設されたマルチインフォメーションディスプレイ(以下「MID」と略称)12と、スピードメータ3bの下部に配設された燃費メータ13とを有している。尚、図示しないがコンビメータ3には、これら以外に、車両の状態を示す種々のインジケータ類が配設されている。本実施形態では、インジケータ類も含めてメータ類と称する。
変速段表示部3eとMID12とは液晶等を用いた表示デバイスであり、変速段表示部3eはセグメント表示器、MID12はドットマトリクス表示器である。又、MID12は区間走行距離を示すトリップメータや総走行距離を示すオドメータが表示されると共に、表示内容を切換えることで燃費、現在時刻等の情報を表示することができる。
又、燃費メータ13は、瞬間燃費とトリップ平均燃費との差に基づき経済的な走行を指標するもので、中立位置がトリップ平均燃費[Km/L]を示し、このトリップ平均燃費[Km/L]よりも瞬間燃費[Km/L]が高い場合は、指針13aがその偏差に応じてプラス(+)方向へ振れ、逆にトリップ平均燃費[Km/L]よりも瞬間燃費[Km/L]が低い場合は、指針13aがマイナス(−)方向へ振れる。
これら各メータ類3a〜3f,13、及びMID12は、図2示すように、制御部としてのメータ制御装置(メータ_ECU)21からの信号に基づいて制御される。このメータ_ECU21は、コンビメータ3全体を制御するもので、マイクロコンピュータ等のコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性メモリ等を有している。ROMにはCPUが実行する各種プログラムや固定データ等が記憶されている。
このメータ_ECU21の入力側に照明切換えスイッチ10、輝度調整ダイヤルスイッチ11等が接続されている。又、出力側に、メータ類3a〜3f,13を駆動するコンビメータ駆動部26、MID12を駆動するMID駆動部27、燃費メータ13を駆動させる燃費メータ駆動部28、及び照明駆動部29が接続されている。更に、この照明駆動部29に、メータ類3a〜3f,13、MID12を個々に照明する照明用光源部5が接続されている。尚、メータ_ECU21は、照明用光源部5の光源5a〜5h(後述する)の照明輝度を個別に設定する照明輝度設定手段としての機能を有している(詳細については後述する)。
照明切換えスイッチ10は、コンビメータ3全体の照明輝度を均一にするか、登録したメータ類のみを強調表示するかを選択するものである(このメータ類の強調表示については後述する)。輝度調整ダイヤルスイッチ11は、コンビメータ3の照明輝度を設定する際の基準となるベース輝度を段階的に可変設定するもので、メータ_ECU21は、輝度調整ダイヤル11から出力されるステップ的な信号に応じて輝度レベルを低輝度から高輝度側へL1〜L6の6段階に設定する(図5参照)。尚、ベース輝度はコンビメータ3全体の照明輝度を一律に変化させるものである。
又、このメータ_ECU21が、CAN(Controller Area Network)通信等の車内通信回線16を通じて、エンジン制御装置(E/G_ECU)22、変速機制御装置(T/M_ECU)23、制御部としてのナビゲーション制御装置(ナビ_ECU)24等の各制御装置に相互通信可能に接続されている。各ECU22〜24は、上述したメータ_ECU21と同様、マイクロコンピュータ等のコンピュータを主体に構成され、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性メモリ等を有している。ROMにはCPUが実行する各種プログラムや固定データ等が記憶されている。
E/G_ECU22は、燃料噴射制御、点火時期制御、及び電子制御スロットル装置を搭載している場合はスロットル制御等、エンジン全体を制御する。又、T/M_ECU23は、自動変速機の変速制御を行うもので、例えばセレクトレバー(図示せず)がDレンジにセットされているときは、予め設定されている変速パターンに従い変速制御が行なわれる。ナビ_ECU24は、周知のカーナビゲーションシステムに設けられているもので、GPS衛星等から得られる位置データに基づいて車両の位置を検出すると共に、目的地までの誘導路を演算する。そして、自車の現在地及び誘導路がディスプレイ4上の地図データに表示される。このディスプレイ4はタッチパネルを兼用しており、このディスプレイ4上で、後述する照明用光源部5の照明輝度の設定を行なうことができる。尚、照明用光源部5の照明輝度の設定については後述する。
上述した照明駆動部29に接続されている照明用光源部5は、コンビメータ3のメータ類が表示されている盤面の背面に配設されている。この照明用光源部5は、各メータ類3a〜3f,13、及びMID12を個々に照明する光源5a〜5hで構成されている。各メータ類3a〜3d,3f,13を照明する光源5a〜5fは、例えばLEDやEL(Electro-Luminescence)であり、又、変速段表示部3eとMID12の光源5g,5hは、それが液晶表示デバイスの場合はバックライトであり、有機EL(Electro-Luminescence)等の自発光タイプのものであれば直接発光される。
又、本実施形態で採用するコンビメータ3が、いわゆるブラックフェースメータの場合、イグニッションスイッチがOFFのときは、コンビメータ3がブラックフェース状態にあり、イグニッションスイッチをONすると、照明用光源部5に設けられている光源5a〜5gから出射される照明光が光透過素材で形成されている文字盤や針を透過し、各メータ類3a〜3f,13を浮かび上がらせる。従って、ブラックフェースメータでは、イグニッションスイッチがONされてからOFFされるまでの間、照明用光源部5が常時点灯されている。又、コンビメータ3が照明用光源部5から照明光を反射させて表示させる、いわゆるノーマルメータの場合、照明用光源部5からの照明光を、各メータ類3a〜3f,13の外周に設けた反射部材に反射させて、文字盤や針に照射させてこれらを表示させる。この場合、照明用光源部5は、ヘッドランプを代表とする灯火器の点灯操作を行うライティングスイッチに連動してON/OFFされる。尚、以下においては、コンビメータ3としてブラックフェースメータを採用した場合を例示して説明する。
又、各メータ類3a〜3f,13を照明する光源5a〜5g、及びMID12に設けた光源5hの照明輝度は、個々に設定することができる。この照明輝度の設定は、ナビ_ECU24に接続されているディスプレイ4上で設定する。この照明輝度の設定は、ナビ_ECU24のプログラムによって行なわれ、そのデータは車内通信回線16を通じてメータ_ECU21に格納される。従って、このナビ_ECU24が、本発明の輝度設定手段となる。尚、照明輝度の設定は、メータ_ECU21に格納されているプログラムに従って行なってもよい。この場合、このメータ_ECU21が、本発明の輝度設定手段となる。
次に、照明用光源部5に設けられている各光源5a〜5hの照明輝度の設定について説明する。尚、この照明輝度の設定は、ナビ_ECU24(或いはメータ_ECU21)に格納されているプログラムに従って行なわれる。
先ず、ディスプレイ4に表示されているメニューからメータ輝度調整の項目を選択する。すると、図3に示すように、ディスプレイ4に、強調表示させたいメータ類を選択する画面が表示される。運転者は、表示されているメータ類の中から所望のメータ類を1つ以上選択し、確定ボタン4aを押す。すると、選択したメータ類がメータ_ECU21の不揮発性メモリに格納される。例えば、運転者が図3に示すメータ類を選択する画面からタコメータ3aを選択し、確定した場合、図5に示すように、タコメータ3a以外のメータ類3b〜3f,13は照明輝度が輝度調整ダイヤルスイッチ11で設定するベース輝度に設定され、タコメータ3aの照明輝度のみが、このベース輝度に対して輝度差aだけ高輝度側の照明輝度となる。尚、このベース輝度は、各光源5a〜5hの照明輝度を設定する際の基準となるものである。
従って、同図(b)に示すように、輝度調整ダイヤルスイッチ11を操作してベース輝度を上げると、タコメータ3aの照明輝度と他のメータ類3b〜3f,13との輝度差aが一定に保持された状態で、コンビメータ3全体の照明輝度が一律に高くなる。
次に、運転者の選択したメータ類を強調表示させる手順について、図4に示す強調表示設定ルーチンに従って説明する。尚、このルーチンは、メータ_ECU21において行なわれる。
先ず、ステップS1で照明切換えスイッチ10がONか否かを調べる。そして、ONの場合は、強調表示が選択されていると判定してステップS2へ進み、又、OFFの場合は、均一の照明輝度が選択されていると判定してステップS4へジャンプする。
ステップS2へ進むと、強調表示させるメータ類が既に登録されているか否かを調べ、登録済みの場合はステップS3へ進み、登録されていない場合はステップS4へ進む。
ステップS3へ進むと、既に登録されているメータ類をベース輝度よりも輝度差a(図5参照)だけ高輝度側の照明輝度で強調表示させてルーチンを抜ける。又、ステップS1或いはS2からステップS4へ進むと、メータ類全体を同一のベース輝度で表示させてルーチンを抜ける。
このように、本実施形態では、運転者は自己の好みに応じて、強調表示させたいメータ類(本実施形態ではタコメータ3a)を、他のメータ類に比し輝度差aだけ明るく表示させることができるため、コンビメータ3から得たい情報のみを一瞬で視認することができ使い勝手が良い。
従って、市販車をサーキット走行させる運転者は、一般道を走行する際には、照明切換えスイッチ10をOFFにしてコンビメータ3全体を同一の照明輝度で表示させ、サーキット走行を行なう際は、照明切換えスイッチ10をONにして、予め強調表示させたメータ類として登録されているタコメータ3aのみを明るくすることで、サーキット走行時の視認性を確保することができる。
[第2実施形態]
図6〜図8に本発明の第2実施形態を示す。上述した第1実施形態では、運転者が強調表示させたいメータ類を選択することで、選択したメータ類を他のメータ類の照明輝度であるベース輝度よりも輝度差aだけ高輝度側の照明輝度で照明するようにしたが、本実施形態では、弱調表示させたいメータ類を選択できるようにし、選択したメータ類の照明輝度をベース輝度よりも輝度差aだけ低輝度側の照明輝度で表示させるようにしたものである。
従って、ディスプレイ4に表示されているメニューからメータ輝度調整の項目を選択すると、図6に示すように、ディスプレイ4上に弱調表示させたいメータ類を選択する画面が表示される。運転者は、表示されているメータ類の中から所望のメータ類を1つ以上選択し、確定ボタン4aを押す。すると、選択したメータ類がメータ_ECU21の不揮発性メモリに格納される。
例えば、運転者が図6に示すメータ類を選択する画面からタコメータ3aを選択した場合、図8に示すように、タコメータ3aの照明輝度が、ベース輝度よりも輝度差aだけ暗く設定される。この場合、他のメータ類3b〜3f,13は照明輝度が輝度調整ダイヤルスイッチ11で設定するベース輝度に設定される。
従って、同図(b)に示すように、輝度調整ダイヤルスイッチ11を操作してベース輝度を上げると、タコメータ3aの照明輝度と他のメータ類3b〜3f,13との輝度差aは一定に保持された状態で、コンビメータ3全体の照明輝度が一律に高くなる。
次に、運転者の選択したメータ類を弱調表示させる手順について、図7に示す弱調表示設定ルーチンに従って説明する。尚、このルーチンは、メータ_ECU21において行なわれる。
先ず、ステップS11で照明切換えスイッチ10がONか否かを調べ、ONの弱調表示が選択されている場合は、ステップS12へ進み、又、OFFの場合は、ステップS14へジャンプする。
ステップS12へ進むと、弱調表示させるメータ類が既に登録されているか否かを調べ、登録済みの場合はステップS13へ進み、登録されていない場合はステップS14へ進む。
ステップS13へ進むと、既に登録されているメータ類をベース輝度よりも輝度差a(図8参照)だけ低い照明輝度で弱調表示させてルーチンを抜ける。又、ステップS11或いはS12からステップS14へ進むと、メータ類全体を同一のベース輝度で表示させてルーチンを抜ける。
このように、本実施形態では、運転者は自己の好みに応じて、弱調表示させたいメータ類(本実施形態ではタコメータ3a)を、他のメータ類に比し輝度差aだけ暗く表示させることができるため、コンビメータ3からそれ程得たくない情報については照明輝度を暗くしておくことで、得たい情報のみを絞り込むことが可能となり、視認性が向上して使い勝手が良い。
[第3実施形態]
図9、図10に本発明の第3実施形態を示す。上述した第1、第2実施形態では、メータ類を強調表示、或いは弱調表示させる際の輝度差aはベース輝度を基準として設定されているが、本実施形態では選択したメータ類の照明輝度と選択しなかったメータ類の照明輝度との輝度差aは一定に保持しつつ、その配分割合を可変設定できるようにしたものである。
すなわち、例えば第1実施形態の図3に示されているように、ディスプレイ4に表示されている強調表示させたいメータ類から運転者が所望のメータ類(例えばタコメータ3a)を選択して、確定ボタン4aを押すと、次に、ナビ_ECU24は、図9に示す照明輝度の配分割合を設定する画面をディスプレイ4に表示させる。運転者はこの画面に表示されているレベル設定ボタン4b,4cを操作して照明輝度の配分割合を設定し、確定ボタン4aを押す。すると、設定した照明輝度の配分割合がメータ_ECU21の不揮発性メモリに格納される。
図10に示すように、照明輝度の配分割合は、例えばタコメータ3aを、強調表示させるメータ類として選択した場合、同図(a)に示すように、100[%]でタコメータ3aがベース輝度よりも輝度差a分だけ明るく表示され、選択されなかったメータ類がベース輝度で表示される。又、同図(b)に示すように、照明輝度の配分割合を50[%]に設定した場合、ベース輝度を基準としてタコメータ3aが、輝度差aの50[%]だけ明るくなり、相対的に、他のメータ類がベース輝度を基準として輝度差aの50[%]だけ暗く設定される。同様に、同図(c)に示すように、照明輝度の配合割合を0[%]とした場合、タコメータ3aの照明輝度がベース輝度に設定され、他のメータ類の照明輝度が輝度差aだけ暗く設定される。
従って、第1実施形態の図4に示す強調表示設定ルーチンのステップS1において照明切換えスイッチ10がONと判定された場合、ステップS3では、運転者の設定した照明輝度配分割合に応じた照明輝度で、メータ類が表示される。
尚、本実施形態では、第1実施形態の変形例として説明したが、第2実施形態の変形例として適用することもできる。すなわち、この場合、弱調表示させるメータ類(例えばタコメータ3a)を、図6に示すディスプレイ4で選択した後、図9に示す画面で照明輝度配分割合を設定すると、図10に示す表示態様とは逆に、100[%]で同図(c)の状態となり、0[%]で同図(a)の状態となる。
このように、本実施形態では、強調表示、或いは弱調表示を選択したメータ類と選択しなかったメータ類との照明輝度の配分割合を可変設定できるようにしたので、運転者が眩しい或いは暗いと感じるメータ類を個別に選択し、それらの照明輝度の配分割合を設定することができる。その結果、メータ類に対する照明輝度の配分割合と、輝度調整ダイヤルスイッチ11の操作によるコンビメータ3全体の明るさ調整とを行なうことで、運転者の好みに応じた照明輝度を任意に設定することができ、視認性をより一層向上させることができる。
[第4実施形態]
図11に本発明の第4実施形態を示す。本実施形態は上述した第1〜第3実施形態の応用例である。第1〜第3実施形態では、一人の運転者のみがメータ類毎の照明輝度を調整する態様であったが、本実施形態では、一台の車両を複数の運転者が運転する場合、運転者毎にメータ類の照明輝度を個別に設定して登録できるようにしたものである。
すなわち、ドア施解錠制御装置(ドア施解錠_ECU)31が車内通信回線16を通じて他の各ECU21〜24と相互通信可能に接続されている。ドア施解錠_ECU31は、周知のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM等の不揮発性メモリ等を有しており、ROMには、CPUが実行する各種プログラムやIDコード等の固定データが記憶されている。
このドア施解錠_ECU31は送受信部32で、携帯機33からの信号(ACK信号、IDコード等)を受信し、ドア錠の施解錠を行なうと共に運転者(携帯機33の保持者)を識別する。
又、携帯機33は、いわゆるスマートキーとしての機能を備える信号制御部34と送受信部35とを有している。信号制御部34は、携帯機33固有のIDコードを記憶すると共に当該携帯機33の各部を統括制御する。又、送受信部35は、ドア施解錠_ECU31に設けられている送受信部32から送信される各種要求信号を受信すると共に、この送受信部32に対して起動要求信号に対するACK信号(肯定応答信号)や、当該携帯機33固有のIDコード等を無線送信する。
携帯機33の信号制御部34は、ドア施解錠_ECU31に設けられている送受信部32から送信されるID要求信号を送受信部35を介して受信すると、この送受信部35を介して当該IDコードを送信する。
携帯機33を携帯している運転者が、ドア施解錠_ECU31に設けられている送受信部32の送受信エリアに入ると、携帯機33の送受信部35が、ドア施解錠_ECU31に設けられている送受信部32からのリクエスト信号を受信し、固有のIDコードを含む応答信号を送受信部35からドア施解錠_ECU31の送受信部32へ送信する。
すると、ドア施解錠_ECU31が送受信部32で受信した応答信号に含まれるIDコードを自身のメモリに記録されているコードと照合し、携帯機33が当該車両用のものであるかどうかを判定し、携帯機33が当該車両用のものであれば、アクチュエータ駆動回路(図示せず)に解錠信号を出力し、ドア錠を解錠させる。
その際、このIDコードがメータ_ECU21に送信され、ここで、当該IDコードが登録されているか否かを調べる。携帯機33を保持している運転者が、上述した第1〜第3実施形態の何れかで、強調表示、或いは弱調表示させるメータ類を既に登録している場合は、当該登録されているデータが読み出される。
すなわち、メータ_ECU21では、上述した図4の強調表示設定ルーチン、或いは図7の弱調表示設定ルーチンを実行し、そのステップS3或いはステップS13において、IDコードに対応して登録されているメータ類を強調表示、或いは弱調表示させてルーチンを抜ける。
このように、本実施形態では、一台の車両を複数の運転者が使用する場合であっても、携帯機33を保持する運転者毎に、メータ類の照明輝度が登録されているため、例えば携帯機33を2つ有しており、一方の携帯機33ではタコメータ3aを強調表示させる設定を登録し、他方の携帯機33ではスピードメータ3bを強調表示させる設定を登録することができる。その結果、携帯機33を保持する運転者毎の好みに応じてメータ類の照明輝度が切り替るため、高い利便性を得ることができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限るものではなく、例えばメータ類を所定の群に区分し、この区分されたメータ類群毎に照明輝度を強調表示、或いは弱調表示するようにしても良い。この場合、照明用光源部5の光源は、区分された各メータ類群毎に配設されていても良い。
又、メータ類の強調表示、或いは弱調表示の設定はディーラが行なうようにしても良い。この場合、ディスプレイ4に強調表示させたいメータ類を選択させる画面(図3参照)、或いは弱調表示させたいメータ類を選択させる画面(図6参照)、或いは照明輝度配分割合を設定する画面(図9参照)は、ディーラが予め設定されているパスワードを入力することで表示させる。
又、メータ類はコンビメータに配設されているものに限らず、インストルメントパネル全体に配設されているものも対象となり、これらメータ類を照明する光源の照明輝度を個別に可変設定できるようにしても良い。
第1実施形態によるコンビネーションメータの正面図 同、車両制御系の構成図 同、強調表示メータ選択画面の説明図 同、強調表示設定ルーチンを示すフローチャート 同、強調表示されるメータ類とベース輝度との関係を示す説明図 第2実施形態による弱調表示メータ選択画面の説明図 同、弱調表示設定ルーチンを示すフローチャート 同、弱調表示されるメータ類とベース輝度との関係を示す説明図 第3実施形態による照明輝度配分割合設定画面の説明図 同、照明輝度の配分割合を設定したメータ類とベース輝度との関係を示す説明図 第4実施形態による車両制御系の構成図
符号の説明
3…コンビネーションメータ、
3a…タコメータ、
3b…スピードメータ、
3c…水温計、
3d…燃料計、
3e…変速段表示部、
3f…ウォーニングランプ、
4…ディスプレイ、
4a…確定ボタン、
4b,4c…レベル設定ボタン、
5…照明用光源部、
5a〜5h…光源、
10…照明切換えスイッチ、
13…燃費メータ、
29…照明駆動部、
a…輝度差

Claims (2)

  1. 車両のインストルメントパネルに配設された複数のメータ類と該メータ類を照明する光源を有する照明用光源部と該照明用光源の照明輝度を可変させる制御部とを備える車両用メータ表示装置において、
    前記照明用光源部は前記メータ類毎或いは所定に区分したメータ類群毎に光源が配設されており、
    前記制御部は、前記メータ類或いは所定に区分した該メータ類群の中から選択した該メータ類或いは該メータ類群を照明する前記光源の照明輝度を可変設定する照明輝度設定手段を有し、
    前記照明輝度設定手段は、ベース輝度を可変設定自在にすると共に、選択された前記メータ類或いは前記メータ類群の照明輝度と、選択されなかった前記メータ類或いは前記メータ類群の照明輝度との間の前記輝度差の配分割合を前記ベース輝度を基準として可変設定する
    ことを特徴とする車両用メータ表示装置。
  2. 前記照明輝度設定手段は、輝度調整ダイヤルからの信号に基づいて前記ベース輝度を可変させると、前記メータ類或いは前記メータ類群の照明輝度が一律に可変設定される
    ことを特徴とする請求項記載の車両用メータ表示装置。
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