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JP5210469B2 - 歪み検出センサ及びこれを用いた踏力検出装置 - Google Patents
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JP5210469B2 - 歪み検出センサ及びこれを用いた踏力検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歪み検出センサ及びこれを用いた踏力検出装置に関し、特に、自動車等の車両に搭載されるブレーキ装置に対する踏力の検出に好適な歪み検出センサ及びこれを用いた踏力検出装置に関する。
従来、自動車等の車両に搭載されるブレーキ装置に対する踏力を検出する踏力検出装置において、ブレーキペダルのレバーと、倍力装置のオペレーティングロッドとを連結するクレビスに取り付けられ、ブレーキペダルのレバーからオペレーティングロッドに伝わる力によるクレビスの歪みに応じた電気信号を出力する歪み検出センサを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この歪み検出センサにおいては、クレビスに、互いに平行な一対の平板部の両端相互を湾曲部で連結した長円形状のロッド連結部を備え、湾曲部の表裏両面に歪み検出素子を取り付け、ブレーキペダルのレバーからオペレーティングロッドに伝わる力によるクレビスの歪みを検出するものとなっている。
また、この歪み検出センサにおいては、ロッド連結部を構成する一対の平板部の間の空間に補強部材を設け、一方の平板部に過大な踏力が作用した場合に当該平板部の変位を抑え、湾曲部の過大な変形を抑えて湾曲部の破断を防止すると共に、湾曲部が破断した場合においても、補強部材を介してブレーキペダルからオペレーティングロッドへの踏力の伝達を確保できるように構成されている。
特開2007−131230号公報
しかしながら、上述したような踏力検出装置においては、ロッド連結部を構成する一対の平板部の間の空間に補強部材を設けることにより、湾曲部が破断した場合においても、補強部材を介してブレーキペダルからオペレーティングロッドへの踏力の伝達を確保できるが、湾曲部が破断した後においては歪み検出センサの機能は失われることとなり、踏力を検出することが不可能となるという問題がある。一方、このような問題に対応するため、湾曲部が破断し得る過大な踏力に耐え得るような強度をロッド連結部に持たせた場合には、本来的に検出対象となる範囲の踏力に応じて湾曲部を変形させることが困難となり、所望の踏力を適切に検出することが困難となるという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、入力された検出対象となる力が過大な場合にも破損することなく、本来的に検出対象となる範囲の力を適切に検出することができる歪み検出センサ及びこれを用いた踏力検出装置を提供することを目的とする。
本発明の歪み検出センサは、回動するレバー部材に一端部近傍を回動支点とし他端部を回動可能に取り付けられたブラケットと、前記ブラケットの一端部近傍にその一端が固定され、前記レバー部材の回動に応じて歪みが生じる起歪体と、前記起歪体に設けられ、当該起歪体に生じた歪みを検出する歪み検出素子と、前記ブラケットの他端部近傍に設けられ、前記レバー部材に対する前記ブラケットの一定量以上の回動を規制する回動規制手段とを具備し、前記回動支点と前記回動規制手段との間に、前記レバー部材の回動に応じて前記起歪体を押圧する力点部を設けたことを特徴とする。
上記歪み検出センサによれば、レバー部材の回動に応じてブラケットの回動を許容しながら起歪体を歪ませる一方、一定量以上のブラケットの回動を規制することができることから、レバー部材の回動量が大きくなった場合にはレバー部材とブラケットを一体的に回動させることができ、起歪体に一定量以上の負荷がかかるのを防止することができるので、入力された検出対象となる力が過大な場合にも破損するのを防止することができる。また、レバー部材に対するブラケットの回動が規制される前においては、レバー部材の回動量に応じて起歪体を歪ませ、この起歪体に生じる歪みを歪み検出素子で検出することができるので、本来的に検出対象となる範囲の力を適切に検出することができる。この結果、入力された検出対象となる力が過大な場合にも破損することなく、本来的に検出対象となる範囲の力を適切に検出することが可能となる。
上記歪み検出センサにおいては、前記レバー部材の一部に、前記起歪体側に突出して当該起歪体の一部に当接する当接部を設けることが好ましい。この場合には、レバー部材の一部に突出して設けられた当接部を起歪体の一部に当接させるようにしたことから、起歪体における所望の位置を適確に押圧することができるので、レバー部材の回動に応じて効果的に起歪体を歪ませることが可能となる。
上記歪み検出センサにおいては、前記起歪体の一部に、前記レバー部材側に突出して当該レバー部材の一部に当接する当接部を設けることが好ましい。この場合には、起歪体の一部に突出して設けられた当接部をレバー部材の一部に当接させるようにしたことから、起歪体における所望の位置で適確に押圧力を受けることができるので、レバー部材の回動に応じて効果的に起歪体を歪ませることが可能となる。
上記歪み検出センサにおいては、前記当接部における前記起歪体側又は前記レバー部材側への突出量を調整可能とすることが好ましい。この場合には、当接部における起歪体側又はレバー部材側への突出量を調整可能としたことから、レバー部材の回動量に応じて起歪体に生じる歪みの最大値を調整することができるので、結果として、歪み検出センサで検出可能な歪みの最大値を調整することが可能となる。
本発明の踏力検出装置は、上記いずれかの歪み検出センサを備え、前記レバー部材に入力された踏力に応じて前記起歪体に生じる歪みを前記歪み検出素子で検出することを特徴とする。
上記踏力検出装置によれば、上記いずれかの歪み検出センサを備え、レバー部材に入力された踏力に応じて起歪体に生じる歪みを歪み検出素子で検出するようにしたことから、レバー部材に入力された踏力が過大な場合にも破損することなく、本来的に検出対象となる範囲の踏力を適切に検出することができる踏力検出装置を提供することが可能となる。
本発明によれば、レバー部材の回動に応じてブラケットの回動を許容しながら起歪体を歪ませる一方、一定量以上のブラケットの回動を規制することができることから、レバー部材の回動量が大きくなった場合にはレバー部材とブラケットを一体的に回動させることができ、起歪体に一定量以上の負荷がかかるのを防止することができるので、入力された検出対象となる力が過大な場合にも破損することなく、本来的に検出対象となる範囲の力を適切に検出することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る歪み検出センサが適用された踏力検出装置の模式図である。 実施の形態1に係る歪み検出センサの側面図(a)及び背面図(b)である。 実施の形態1に係る歪み検出センサの側断面図である。 実施の形態1に係る歪み検出センサの動作を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態2に係る歪み検出センサの模式図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る歪み検出センサを、自動車等の車両に搭載されるブレーキペダルに対する踏力を検出する踏力検出装置に適用する場合について説明するが、本発明に係る歪み検出センサが適用される対象については、踏力検出装置に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る歪み検出センサが適用された踏力検出装置の模式図である。図1に示すように、実施の形態1に係る歪み検出センサ1が適用された踏力検出装置10は、ブレーキペダル11から入力された踏力を、ブレーキブースタ(踏力倍力装置)12により助勢した後、マスタシリンダ13において踏力を油圧に変換して各車輪ブレーキのホイールシリンダ14R、14L、15R、15Lに供給し制動を行うように構成されている。ブレーキペダル11に入力された踏力は、このブレーキペダル11のレバー11aに取り付けられたクレビス16、並びに、このクレビス16に固定されたオペレーティングロッド17を介してブレーキブースタ12に伝達されるものとなっている。歪み検出センサ1は、ブレーキペダル11のレバー11aに対して一端部(図1に示す下端部)を回動可能に取り付けられており、踏力に応じたレバー11aの回動に伴ってその一部を変位させ、その変位量を歪み検出素子で検出することによりブレーキペダル11に入力された踏力を検出するように構成されている。
図2(a)、(b)は、それぞれ実施の形態1に係る歪み検出センサ1の側面図、背面図である。図3は、実施の形態1に係る歪み検出センサ1の側断面図である。なお、以下においては、説明の便宜上、ブレーキブースタ12側(すなわち、図2(a)に示す左方側)を歪み検出センサ1の前方側とし、ブレーキペダル11側を歪み検出センサ1の後方側(すなわち、図2(a)に示す右方側)と呼ぶものとする。図3においては、ブレーキペダル11のレバー11aの中央を前後方向に通過する面における断面を示している。
歪み検出センサ1は、ブレーキペダル11のレバー11aに対して、図2に示す上端部近傍において、同図に示す下端部を回動可能に取り付けられたブラケット2と、このブラケット2の一部にスペーサ3を介して固定される起歪体4とを備えて構成されている。ブラケット2は、レバー11aの前方側の側面の一部を覆うように折り曲げ加工が施されており、その断面が上面視にて後方側に開口したU字形状を有し、対向する一対の対向面部2a,2bと、これらの対向面部2a、2bを連結する前面部2cとから構成されている。ブラケット2の前面部2cには、その下端部において切り欠き2dが形成されている。また、ブラケット2の前面部2cの上端部近傍には、平板形状のスペーサ3が固定されている。
起歪体4は、例えば、SUS630等のステンレス製バネ材で構成され、スペーサ3の前面にその上端部の後面を重ね合わせるように固定されている。また、起歪体4は、その下端部がブラケット2の切り欠き2dよりも下方側の位置まで延出する長さに設けられ、その下端部の後面が切り欠き2dに臨む位置に配置されている。ブレーキペダル11のレバー11aにおける切り欠き2dに対応する側面位置には、前方側に突出する当接部としての突起部11bが設けられている。この突起部11bは、切り欠き2dからブラケット2の前面よりも僅かに前方側に突出し、その先端部が起歪体4の後面に当接するように構成されている。この突起部11bは、ブラケット2の回動支点を構成する後述の取付ピン5aと、ブラケット2の回動を規制する後述のストッパピン5bとの間に位置に設けられ、ブレーキペダル11に入力された踏力に応じた力を起歪体4に作用させる力点部としての役割を果たすものとなっている。
起歪体4の前面及び後面であって、スペーサ3の下端部の近傍には、複数の歪み検出素子4a、4bが設けられている。複数の歪み検出素子4a、4bにおいては、例えば、一対の歪み検出素子4aが起歪体4の前面に設けられる一方、一対の歪み検出素子4bが起歪体4の後面に設けられ、これらの歪み検出素子4a、4bが抵抗体としてブリッジ回路に組み込まれる。一対の歪み検出素子4aによってブレーキペダル11を踏み込むことで起歪体4に生じる圧縮方向の歪みが検出される一方、一対の歪み検出素子4bによってブレーキペダル11を踏み込むことで起歪体4に生じる引っ張り方向の歪みが検出され、ブリッジ回路の出力端子間には、歪み検出素子4a、4bの抵抗変化に応じた出力電圧が生じるように構成されている。
ここで、ブレーキペダル11のレバー11aに対する歪み検出センサ1の取付状態について説明する。歪み検出センサ1は、ブラケット2の対向面部2a、2b間にレバー11aの一部を収容した状態で、対向面部2a、2bの上端部近傍に形成された挿通孔2eと、これらの挿通孔2eに対応してレバー11aに形成された挿通孔11cとに取付ピン5aが挿通されて、この取付ピン5aの軸芯を回動支点として回動可能にレバー11aに取り付けられている。なお、これらの挿通孔2a、2bと、挿通孔11cとは略同一の径を有しており、これらよりも僅かに小径の直径を有する取付ピン5aが挿通され、ブラケット2はレバー11aに対して回動できるものとなっている(図3参照)。
また、ブラケット2の対向面部2a、2bの下端部近傍には挿通孔2fが形成されており、これらの挿通孔2fと、これらの挿通孔2fに対応してレバー11aに形成された挿通孔11dとにストッパピン5bが挿通されている。なお、挿通孔11dは、挿通孔2fよりも大径に設けられ、挿通孔2fよりも僅かに小径の直径を有するストッパピン5bが挿通されている。このため、ブレーキペダル11のレバー11aが移動する場合、レバー11aは、挿通孔11dをストッパピン5bに接触させることなく所定量だけ移動できるものとなっている(図3参照)。一方、レバー11aが一定量以上回動した場合には、ストッパピン5bが挿通孔11dの内周壁に当接し、ブラケット2から独立した回動を規制するものとなっている。すなわち、実施の形態1に係る歪み検出センサ1においては、レバー11aに形成された挿通孔11dに当接するストッパピン5bにより回動規制手段が構成されている。
さらに、ブラケット2の対向面部2a、2bの挿通孔2eの僅かに下方側には挿通孔2gが形成されており、これらの挿通孔2gと、これらの挿通孔2gに対応してレバー11aに形成された挿通孔11eとにクレビス16の固定用のピン(以下、「クレビスピン」という)5cが挿通されている。このクレビスピン5cは、クレビス16の側面に形成された挿通孔16aに挿通された状態で挿通されている。すなわち、クレビスピン5cは、クレビス16の側面、ブラケット2の対向面部2a、2b及びブレーキペダル11のレバー11aに挿通された状態となっている。なお、挿通孔2g及び挿通孔16aは、略同一の径を有しており、挿通孔11eは、これらの挿通孔2g及び挿通孔16aよりも大径に設けられ、挿通孔2gよりも僅かに小径の直径を有するクレビスピン5cが挿通されている。このため、ブレーキレバー11のレバー11aが移動する際、レバー11aは、挿通孔11eをクレビスピン5cに接触させることなく所定量だけ移動できるものとなっている(図3参照)。
次に、このような構成を有する歪み検出センサ1において、ブレーキペダル11が踏み込まれた場合の動作について説明する。図4は、実施の形態1に係る歪み検出センサ1において、ブレーキペダル11が踏み込まれた場合の動作について説明するための模式図である。図4においては、説明の便宜上、クレビス16を省略すると共に、ブレーキペダル11のレバー11aの挿通孔11c〜11eと、取付ピン5a、ストッパピン5b及びクレビスピン5cとの関係について示している。
特に、図4(a)においては、ブレーキペダル11が踏み込まれる前の歪み検出センサ1の状態(すなわち、初期状態)について示し、同図(b)においては、ブレーキペダル11が踏み込まれた後の歪み検出センサ1の状態について示している。なお、ブレーキペダル11が踏み込まれた場合におけるレバー11a及びブラケット2は相対的に動作することとなるが、図4(b)においては、ブラケット2の位置が固定された場合について示している。図4(a)に示すように、初期状態においては、レバー11aに形成された突起部11bが、ブラケット2に固定された起歪体4の後面に当接した状態となっており、ストッパピン5b及びクレビスピン5cが、それぞれレバー11aの挿通孔11d、11eの中央位置に配置されて、これらの内周面に接触していない状態となっている。
図1に示す踏力検出装置10において、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブレーキペダル11は、その上端部近傍で車両本体にブレーキペダル11を支持する不図示の軸部(より具体的には、その軸中心)を回動支点として同図に示す矢印A方向に回動するものとなっている。そして、ブレーキペダル11のレバー11aにおいても、このブレーキペダル11の回動に伴って矢印A方向に回動するものとなっている。
このようにレバー11aが回動する場合において、これに取り付けられた歪み検出センサ1には、図4(a)に示すように、レバー11aに挿通された取付ピン5aを介してブラケット2を前方側に押圧する押圧力が加わると共に、突起部11bを介して起歪体4の下端部近傍を前方側に押圧する押圧力が加わることとなる。この場合、ブラケット2は、ストッパピン5bと挿通孔11dとの関係により一定範囲内での移動が許容された状態で、取付ピン5aによりレバー11aに対して回動可能に取り付けられていることから、ブラケット2に対して相対的にレバー11aが矢印B方向に回動する力が作用し、起歪体4の下端部を突起部11bが前方側に押圧することとなる。なお、クレビスピン5cには、クレビス16を介して後方側に押し戻す力が加わった状態となっている。
このようにブレーキペダル11が踏み込まれることにより起歪体4の下端部がレバー11aの突起部11bにより前方側に押圧され、起歪体4に歪みが発生する。歪み検出センサ1においては、このように起歪体4に発生する歪みに応じて歪み検出素子4a、4bからの出力抵抗を変化させることにより検出し、例えば、車両に搭載された制御部に出力することができるものとなっている。なお、このように起歪体4の歪みを検出する場合において、ストッパピン5bは、ブレーキペダル11の踏み込み量に応じたレバー11aの回動に伴って挿通孔11dの内周壁に接近するように移動している。
そして、一定量だけブレーキペダル11が踏み込まれると、レバー11aは、挿通孔11dとストッパピン5bとの関係で許容される最大限の距離だけ移動し、図4(b)に示すように、ストッパピン5bが挿通孔11dの内周壁に当接することとなる。このようにストッパピン5bが挿通孔11dの内周壁に当接した場合には、これ以降、ブレーキペダル11が踏み込まれてレバー11aが回動した場合においても、ブラケット2には、取付ピン5aを介して前方側に押圧する押圧力が加わるだけでなく、ストッパピン5bを介して前方側に押圧する押圧力が加わることとなる。これにより、ブラケット2は、レバー11aと一体的に回動することとなり、起歪体4がこれ以上歪むのを防止できるものとなっている。
このように実施の形態1に係る歪み検出センサ1においては、ブレーキペダル11のレバー11aの回動に応じてブラケット2の回動を許容しながら起歪体4を歪ませる一方、一定量以上のブラケット2の回動をストッパピン5bで規制するようにしたことから、レバー11aの回動量が大きくなった場合にはレバー11aとブラケット2とを一体的に回動させることができ、起歪体4に一定量以上の負荷がかかるのを防止することができるので、入力された検出対象となる踏力が過大な場合にも破損するのを防止することができる。また、レバー11aに対するブラケット2の回動が規制される前においては、レバー11aの回動量に応じて起歪体4を歪ませ、この起歪体4に生じる歪みを歪み検出素子4a、4bで検出することができるので、本来的に検出対象となる範囲の踏力を適切に検出することができる。この結果、入力された検出対象となる踏力が過大な場合にも破損することなく、本来的に検出対象となる範囲の踏力を適切に検出することが可能となる。
特に、実施の形態1に係る歪み検出センサ1においては、ブレーキペダル11のレバー11aの一部に突出して設けられた突起部11bを起歪体4の一部に当接させるようにしていることから、起歪体4における所望の位置を適確に押圧することができるので、レバー11aの回動に応じて効果的に起歪体4を歪ませることが可能となる。なお、実施の形態1に係る歪み検出センサ1においては、ブレーキペダル11のレバー11aの一部に突出して設けられた突起部11bを起歪体4の一部に当接させる場合について示しているが、これに限定されるものではなく、起歪体4の一部に突出して設けられた突起部をレバー11aの一部に当接させるようにしても良い。この場合にも、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る歪み検出センサ1においては、ブレーキペダル11に対する踏込み量に応じてレバー11aの突起部11bで起歪体4に歪みを発生させている。この場合、歪み検出センサ1で検出可能な歪みの最大値は、起歪体4に発生する歪みの最大値と同一の値となり、突起部11bにおけるレバー11aの側面からの突出量に応じて一律に決められることとなる。このような歪み検出センサ1で検出可能な歪みの最大値は、車種や起歪体4の材質などの外部環境に応じて柔軟に調整可能であることが望ましい。実施の形態2に係る歪み検出センサ6においては、歪み検出センサ6で検出可能な歪みの最大値を調整できるようにした点で実施の形態1に係る歪み検出センサ1と相違する。
以下、実施の形態2に係る歪み検出センサ6の構成について、実施の形態1に係る歪み検出センサ1との相違点を中心に説明する。図5は、実施の形態2に係る歪み検出センサ6の構成を示す模式図である。なお、図5において、図4と共通する構成については、同一の参照符号を付し、その説明を省略するものとする。また、図5においては、図4と同様に、説明の便宜上、クレビス16を省略すると共に、ブレーキペダル11のレバー11aの挿通孔11c〜11eと、取付ピン5a、ストッパピン5b及びクレビスピン5cとの関係について示している。
実施の形態2に係る歪み検出センサ6においては、起歪体4の下端部近傍に、突出量調整機構7が取り付けられている点でのみ、実施の形態1に係る歪み検出センサ1と相違する。レバー11aに対するブラケット2の取付状態、並びに、レバー11aの挿通孔11c〜11eと、取付ピン5a、ストッパピン5b及びクレビスピン5cとの関係については実施の形態1に係る歪み検出センサ1と共通している。
また、実施の形態2に係る歪み検出センサ6が適用される踏力検出装置10においては、実施の形態1に係る踏力検出装置10と異なり、レバー11aに突起部11bが設けられていない。実施の形態2に係る踏力検出装置10においては、レバー11aを、図5に示すように、突起部11bのない、概して長尺体として構成することができるものとなっている。
突出量調整機構7は、起歪体4の下端部近傍に挿通され、前後方向に延出する軸部7aと、この軸部7aにおける起歪体4の前方側に取り付けられ、起歪体4の後方側に突出する軸部7aの突出量を調整可能な調整部7bとを有している。軸部7aは、ストッパピン5bの前方側に配置されるレバー11aの前面部に当接可能な位置に配置され、レバー11aが回動した場合における押圧力を起歪体4に伝達することができるものとなっている。調整部7bは、例えば、円盤形状を有する2つの回動体で構成され、一方の回転体を回転させることで軸部7aを後方側に移動させることができ、他方の回転体を回転させることで軸部7aを前方側に移動させることができる。
このような構成を有する実施の形態2に係る歪み検出センサ6を適用した踏力検出装置10において、ブレーキペダル11が踏み込まれた場合の動作については、実施の形態1に係る歪み検出センサ1を適用した踏力検出装置10と実質的に同一である。すなわち、ブレーキペダル11が踏み込まれることにより起歪体4の下端部から後方側に突出した軸部7aの先端部が、レバー11aの前端部により前方側に押圧され、起歪体4に歪みが発生する。歪み検出センサ6においては、このように起歪体4に発生する歪みに応じて歪み検出素子4a、4bからの出力抵抗を変化させることにより検出し、例えば、車両に搭載された制御部に出力することができるものとなっている。
このように実施の形態2に係る歪み検出センサ6においては、起歪体4からの軸部7aの突出量を調整する突出量調整機構7を備えたことから、ブレーキペダル11に対する踏み込み量に応じて起歪体4に発生する歪みの最大値を調整することができるので、結果として、歪み検出センサ6で検出可能な歪みの最大値を調整することが可能となる。なお、実施の形態2に係る歪み検出センサ6においては、起歪体4の一部に突出量調整機構7を備える場合について説明しているが、これに限定されるものではなく、ブレーキペダル11のレバー11aの一部に、突出量調整機構7と同等の機能を有する突出量調整機構を備えるようにしても良い。この場合にも、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
1、6 歪み検出センサ
2 ブラケット
2a、2b 対向面部
2c 前面部
2d 切り欠き
2e、2f、2g 挿通孔
3 スペーサ
4 起歪体
4a、4b 歪み検出素子
5a 取付ピン
5b ストッパピン
5c クレビスピン
7 突出量調整機構
7a 軸部
7b 調整部
10 踏力検出装置
11 ブレーキペダル
11a レバー
11b 突起部
11c、11d、11e 挿通孔
12 ブレーキブースタ
13 マスタシリンダ
14R、14L ホイールシリンダ
15R、15L ホイールシリンダ
16 クレビス
17 オペレーティングロッド

Claims (5)

  1. 回動するレバー部材に一端部近傍を回動支点とし他端部を回動可能に取り付けられたブラケットと、前記ブラケットの一端部近傍にその一端が固定され、前記レバー部材の回動に応じて歪みが生じる起歪体と、前記起歪体に設けられ、当該起歪体に生じた歪みを検出する歪み検出素子と、前記ブラケットの他端部近傍に設けられ、前記レバー部材に対する前記ブラケットの一定量以上の回動を規制する回動規制手段とを具備し、前記回動支点と前記回動規制手段との間に、前記レバー部材の回動に応じて前記起歪体を押圧する力点部を設けたことを特徴とする歪み検出センサ。
  2. 前記レバー部材の一部に、前記起歪体側に突出して当該起歪体の一部に当接する当接部を設けたことを特徴とする請求項1記載の歪み検出センサ。
  3. 前記起歪体の一部に、前記レバー部材側に突出して当該レバー部材の一部に当接する当接部を設けたことを特徴とする請求項1記載の歪み検出センサ。
  4. 前記当接部における前記起歪体側又は前記レバー部材側への突出量を調整可能としたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の歪み検出センサ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の歪み検出センサを備え、前記レバー部材に入力された踏力に応じて前記起歪体に生じる歪みを前記歪み検出素子で検出することを特徴とする踏力検出装置。
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