JP5221192B2 - 多層膜の形成方法 - Google Patents
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そして、本発明の多層膜の形成方法では、最も高粘度の塗工液を塗工する樹脂層形成装置において、塗工手段に最も近い側の供給ローラによるフィルム搬送速度を一定値に固定し、バックアップローラによるフィルム搬送速度を該塗工手段に最も近い側の供給ローラに追従するように制御することにより、最も高粘度の塗工液を吐出する塗工手段の先端を通過するフィルムの搬送速度を最も安定化させることができ、高粘度の塗工液がムラ無く均一に塗工されることとなる。
さらに、他の樹脂層形成装置に設けた供給ローラによるフィルム搬送速度を、フィルムの伸縮に応じて制御するようにしたため、フィルムのバタつきや搬送速度の変動を最小限に抑え、粘度の低い他の樹脂塗工液についてもムラなく塗工することが可能となる。しかも、フィルムのバタつきや搬送速度の変動を最小限に抑えることにより、前記高粘度の塗工液を吐出する塗工手段の先端を通過するフィルムの搬送速度に与える影響をも少なくすることができ、該フィルムの搬送速度がより一層安定化されることとなる。
図1は、本発明に係る多層膜の形成方法の一実施形態を示した概略フロー図であり、図2は図1の部分拡大図、図3は得られた多層膜の一実施形態を示した断面図である。
例えば、本実施形態では、バックアップローラを駆動するバックアップローラ駆動手段と、前記供給ローラの搬送速度を検出して供給ローラの搬送速度情報を出力する搬送速度検出手段と、該搬送速度検出手段から出力される供給ローラの搬送速度情報を得て、供給ローラの搬送速度と同一となるようなバックアップローラの搬送速度を前記バックアップローラ駆動手段に対して出力するバックアップローラ制御手段と、を備えて構成されている。
より具体的には、フィルムの伸縮を検出する伸縮検出手段が備えられ、フィルムの伸縮量が一定値を維持している場合には該変動制御供給ローラ11のフィルム搬送速度も一定に保たれるよう制御され、フィルムの伸縮量が変化した場合には、その変化に合わせて該変動制御供給ローラ11のフィルム搬送速度も変動するよう制御される。
また、前記ポリイミドとしては、例えば、面内配向性が高く、有機溶剤に可溶なポリイミドが好ましい。
上記溶剤の中では、メチルイソブチルケトンが樹脂組成物の溶解製に優れ、且つ基材フィルムを浸食することがないので特に好ましい。
これら溶剤は、1種又は2種以上を適宜に組み合わせて使用することができる。
尚、該フィルムとしては、偏光特性や耐久性などの観点から、トリアセチルセルロース等のセルロース系ポリマーが好適に用いられ、特にトリアセチルセルロースフィルムが好適に用いられる。
さらに、ダンサローラ方式の伸縮検出手段を設けた場合、フィルムが伸縮しても一定の付勢力を作用させながらダンサローラが移動するため、フィルムの張力が一定に保たれるという利点もある。
・基材フィルムA:トリアセチルセルロース製の長尺フィルム(富士写真フィルム社製、TF−80UL、膜厚80μm)を基材フィルムAとした。
・基材フィルムB:ポリエチレンテレフタレート製の長尺フィルム(東レ社製、ルミラー、膜厚75μm、幅1300mm)を基材フィルムBとした。
・低粘度の樹脂塗工液A1:芳香族ポリエステルを基本としたポリエステル系ポリウレタン樹脂(東洋紡社製、「VYRON UR−1400」)を、溶媒としてのメチルイソブチルケトンに溶解し、前記ポリエステル系ポリウレタン樹脂の濃度が5重量%、粘度が4.5mPa・sとなるよう調製したものを低粘度の樹脂塗工液A1とした。
・低粘度の樹脂塗工液A2:ポリウレタン樹脂(三井化学ポリウレタン社製、「タケネート M631N」)を、キシレン/酢酸エチル=1:1で混合してなる溶媒に溶解し、ポリウレタン樹脂の濃度が20重量%、粘度が2.5mPa・sとなるように調製したものを低粘度の樹脂塗工液A2とした。
・低粘度の樹脂塗工液A3:前記A1と同成分からなり、ポリエステル系ポリウレタン樹脂の濃度が8.0重量%、粘度が12mPa・sとなるよう調製されたものを高粘度の樹脂塗工液A3とした。
・高粘度の樹脂塗工液B1:2,2‘−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンおよび2,2−ビス(トリフルオロメチル)−4,4’−ジアミノビフェニルから合成されたポリイミドを、溶媒としてのメチルイソブチルケトンに溶解し、前記ポリイミド樹脂の濃度が10重量%、粘度が180mPa・sとなるよう調製されたものを高粘度の樹脂塗工液B1とした。
・高粘度の樹脂塗工液B2:前記B1と同成分からなり、ポリイミド樹脂の濃度が8.5重量%、粘度が100mPa・sとなるよう調製されたものを高粘度の樹脂塗工液B2とした。
・高粘度の樹脂塗工液B3:前記B1と同成分からなり、ポリイミド樹脂の濃度が13.5重量%、粘度が600mPa・sとなるよう調製されたものを高粘度の樹脂塗工液B3とした。
・高粘度の樹脂塗工液B4:下記構造式のポリアリレートをメチルエチルケトンに溶解し、濃度12重量%、粘度540mPa・sとなるように調整されたものを高粘度の樹脂塗工液B4とした。
前記実施形態として示した逐次塗工方式の多層膜形成装置(図1)を使用し、基材フィルムAの上に樹脂塗工液A1、及び樹脂塗工液B1による樹脂層を形成した。具体的には、上流側の樹脂層形成装置において低粘度の樹脂塗工液A1を基材フィルムA全面に塗布した後、120℃で2分間の加熱処理を施すことにより、基材フィルム上に平滑な厚み1μmの第一の樹脂層を形成した。続いて、下流側の樹脂層形成装置において、前記第一の樹脂層の上に高粘度の樹脂塗工液B1を塗布した後、120℃で3分間の加熱処理を施すことにより、第二の樹脂層を形成した。さらに、これらの樹脂層が積層されたフィルムをテンター延伸機にてフィルムの幅方向両端を把持し160℃の加熱条件下で幅方向1.15倍に延伸し、複屈折層を含む多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B1によって形成された第二の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が250nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
ここで、nx、ny及びnzはそれぞれ、x方向、y方向及びz方向の3方向の主屈折率であり、x方向は複屈折率層の面内において最大の屈折率を示す方向、y方向は面内においてx方向と直交する方向、z方向はフィルムの厚み方向である。
後段の供給ローラ21とバックアップローラ23との間のフィルム搬送距離を11mとすることを除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
同じく、前記実施形態として示した逐次塗工方式の多層膜形成装置(図1)を使用し、基材フィルムBの上に樹脂塗工液B1、及び樹脂塗工液A2による樹脂層を形成した。具体的には、上流側の樹脂層形成装置において高粘度の樹脂塗工液B1を基材フィルムB全面に塗布した後、120℃で3分間の加熱処理を施すことにより、基材フィルム上に平滑な厚み3μmの第一の樹脂層を形成した。続いて、下流側の樹脂層形成装置において、前記第一の樹脂層の上に低粘度の樹脂塗工液A2を塗布した後、120℃で3分間の加熱処理を施すことにより、第二の樹脂層を形成した。さらに、これらの樹脂層が積層されたフィルム上に、前記基材フィルムAを張り合わせた後、前記基材フィルムBを剥離し、更に、テンター延伸機にてフィルムの幅方向両端を把持し140℃の加熱条件下で幅方向1.15倍に延伸し、複屈折層を含む多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B1によって形成された第一の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が200nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
樹脂塗工液B1に代えて樹脂塗工液B2を用いることを除き、他は実施例1と同様にして光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B2によって形成された第二の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が250nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
樹脂塗工液B1に代えて樹脂塗工液B3を用いることを除き、他は実施例1と同様にして光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B3によって形成された第二の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が250nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
樹脂塗工液A1に代えて樹脂塗工液A3を用いることを除き、他は実施例1と同様にして光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B1によって形成された第二の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が200nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
供給ローラ21とバックアップローラ23との間のフィルム搬送距離を、2.5mとしたことを除き、他は実施例1と同様にして光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B1によって形成された第一の樹脂層の厚みが2.7μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が200nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
樹脂塗工液B1に代えて樹脂塗工液B4を用いることを除き、他は実施例1と同様にして光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B4によって形成された第二の樹脂層の厚みが5.2μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が53nm、面内位相差Δndの平均値が265nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
前段の供給ローラ11のフィルム搬送速度を固定するようにし、後段の供給ローラ21のフィルム搬送速度を、バックアップローラ13と駆動ローラ36間に配されたガイドローラ35bに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように制御することを除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
前段のバックアップローラ13のフィルム搬送速度を固定するようにし、該バックアップローラへフィルムを供給する前段の供給ローラ11のフィルム搬送速度を前記バックアップローラ13のフィルム搬送速度に追従させるように制御し、後段の供給ローラ21のフィルム搬送速度を、バックアップローラ13と駆動ローラ36間に配されたガイドローラ35bに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように制御することを除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
後段のバックアップローラ23のフィルム搬送速度を固定するようにし、該バックアップローラへフィルムを供給する後段の供給ローラ21のフィルム搬送速度を前記バックアップローラ23のフィルム搬送速度に追従させるように制御し、前段の供給ローラ11のフィルム搬送速度を、供給ローラ11とバックアップローラ13間に配されたガイドローラ35aに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように制御することを除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
後段の供給ローラ21のフィルム搬送速度を固定するようにし、該供給ローラ21からフィルムが供給されるバックアップローラ23のフィルム搬送速度を前記供給ローラ21のフィルム搬送速度に追従させるように制御し、前段の供給ローラ11のフィルム搬送速度を、該供給ローラ11とバックアップローラ13間に配されたガイドローラ35aに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように制御することを除き、他は実施例3と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
後段のバックアップローラ23のフィルム搬送速度を固定するようにし、該バックアップローラへフィルムを供給する後段の供給ローラ21のフィルム搬送速度を前記バックアップローラ23のフィルム搬送速度に追従させるように制御し、前段の供給ローラ11のフィルム搬送速度を、該供給ローラ11とバックアップローラ13間に配されたガイドローラ35aに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように制御することを除き、他は実施例3と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
後段のバックアップローラ23から上流側へ向かって二つ目の駆動ローラ36のフィルム搬送速度を固定するようにし、後段のバックアップローラ23のフィルム搬送速度を該駆動ローラ36のフィルム搬送速度に追従させるように制御したことを除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
基材フィルムAの上に樹脂塗工液B1による樹脂層を2層形成した。具体的には、上流側の樹脂層形成装置において高粘度の樹脂塗工液B1を基材フィルムA全面に塗布した後、120℃で3分間の加熱処理を施すことにより、基材フィルム上に平滑な厚み2μmの第一の樹脂層を形成した。続いて、下流側の樹脂層形成装置において、前記第一の樹脂層の上に高粘度の樹脂塗工液B1を塗布した後、120℃で3分間の加熱処理を施すことにより、第二の樹脂層を形成した。さらに、これらの樹脂層が積層されたフィルムをテンター延伸機にてフィルムの幅方向両端を把持し140℃の加熱条件下で幅方向1.12倍に延伸し、複屈折層を含む多層膜を備えた光学フィルムを作製した。得られた光学フィルムは、樹脂塗工液B1によって形成された第二の樹脂層の厚みが4μmであり、厚み方向位相差Rthの平均値が290nm、面内位相差Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。尚、多層膜形成装置の設定条件としては、実施例1と同様とした。
後段のバックアップローラ23を、供給ローラ21とバックアップローラ23間のガイドローラ35cに設置されたテンションピックアップ装置で測定されるフィルム張力が120Nとなるように搬送速度を制御した点を除き、他は実施例1と同様にして多層膜を備えた光学フィルムを作製した。
得られた光学フィルムは、複屈折層の厚みが2.7μmであり、Rthの平均値が250nm、Δndの平均値が50nmであり、nx>ny>nzの光学二軸性を有するものであった。
得られた光学フィルムの基材フィルム面側に粘着剤を用いて黒色板を貼り付け、蛍光灯による反射試験により、塗工面の光の干渉ムラを評価した。評価指標は下記の通りである。評価結果を表1に示す。
◎:目視評価では全く干渉ムラが観察されない
○:薄い干渉ムラがところどころに確認される
△:薄い干渉ムラが全面に確認される
×:薄い干渉ムラの中に強い干渉ムラがところどころに確認される(半数以上が薄い干渉ムラ)
××:はっきり見える強い干渉ムラが確認される(半数以上が強い干渉ムラ)
一方、実施例1〜8の多層膜の形成方法によって得られた光学フィルムは、何れも干渉ムラの少ないものとなっており、塗工ムラの発生が抑制されていることが認められる。
また、比較例3のように、塗工手段に併設されたバックアップローラ23を固定速度とした場合でも干渉ムラが観測されたのは、該バックアップローラ23は後段の加熱装置24によるフィルムの伸縮によって影響を受けやすくマイクロスリップが発生しやすいこと、及び、該バックアップローラ23に追従して制御される供給ローラ21の搬送速度のブレ幅が大きくなり、該塗工手段22へのフィルム供給速度のブレ幅が大きくなったことが原因であると推測される。
2 フィルム
11 変動制御供給ローラ
12、22 ダイコーター
13、23 バックアップローラ
14、24 加熱装置
21 基準供給ローラ
35 ガイドローラ
100 前段の樹脂層形成装置
200 後段の樹脂層形成装置
Claims (6)
- 長尺のフィルムを長手方向に連続的に搬送しつつ、該フィルムの搬送方向に複数の樹脂層形成装置を配し、該複数の樹脂層形成装置によって粘度が異なる複数の樹脂塗工液を塗工することにより、前記フィルム上に複数の樹脂層を形成する多層膜の形成方法であって、
前記樹脂層形成装置として、前記フィルムを所定速度で搬送するように駆動されるバックアップローラと、該バックアップローラ表面にて前記フィルムに対し樹脂塗工液を吐出する塗工手段と、該バックアップローラに前記フィルムを所定速度で供給しうるように駆動される供給ローラとを備えた樹脂層形成装置を用い、
前記複数の樹脂層形成装置のうち、最も高粘度の樹脂塗工液により樹脂層を形成する樹脂層形成装置において、前記塗工手段に最も近い側の供給ローラのフィルム搬送速度を一定値に固定し、前記バックアップローラのフィルム搬送速度を該塗工手段に最も近い側の供給ローラに追従するように制御し、他の樹脂層形成装置に備えた供給ローラのフィルム搬送速度を、搬送される前記フィルムの伸縮に応じて制御することを特徴とする多層膜の形成方法。 - 前記複数の樹脂塗工液の粘度差が50mPa・s以上あることを特徴とする請求項1記載の多層膜の形成方法
- 前記最も高粘度の樹脂塗工液の粘度が70mPa・s以上であり、他の樹脂塗工液の粘度が20mPa・s以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の多層膜の形成方法。
- 前記最も高粘度の樹脂塗工液を塗工する樹脂層形成装置において、塗工手段と該塗工手段に最も近い側の供給ローラとのフィルム搬送距離を、8m以内とすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の多層膜の形成方法。
- 前記樹脂塗工液が、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、ポリエーテルケトン、ポリアミド−イミド、ポリエステル−イミド、及びポリアリレートからなる群より選択される少なくとも何れか1種の樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の多層膜の形成方法。
- 前記塗工手段に最も近い側の供給ローラが、ニップローラであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の多層膜の形成方法。
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