Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP5223884B2 - コイル部品 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP5223884B2 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP5223884B2
JP5223884B2 JP2010125910A JP2010125910A JP5223884B2 JP 5223884 B2 JP5223884 B2 JP 5223884B2 JP 2010125910 A JP2010125910 A JP 2010125910A JP 2010125910 A JP2010125910 A JP 2010125910A JP 5223884 B2 JP5223884 B2 JP 5223884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
core
electrode portion
electrode
mounting substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010125910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011253889A (ja
Inventor
孝輝 佐藤
伸明 ▲高▼橋
せつ 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2010125910A priority Critical patent/JP5223884B2/ja
Publication of JP2011253889A publication Critical patent/JP2011253889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5223884B2 publication Critical patent/JP5223884B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

本発明はコイル部品に関する。
従来よりドラムコア上に板状コアが載置されて構成されたコイル部品が知られている。ドラムコアは、巻芯部とその両端に設けられた鍔部とを有している。巻芯部には絶縁被覆された導線が巻回されている。
鍔部は、コイル部品が実装基板上に実装される際に実装基板に対向する実装面を有しており、また、実装面に対向する反実装面を有している。また、鍔部には複数の電極が設けられている。電極は、それぞれ実装電極部と継線電極部と端面電極部とを有しており、実装電極部及び継線電極部は鍔部の実装面上に設けられている。継線電極部には、導線の一端部、他端部が、それぞれ1つの電極に対して1つずつ電気的に接続されて継線されている。端面電極部は、巻芯部の軸方向における鍔部の端面に設けられている。端面電極部と継線電極部とは直接接続されている。このようなコイル部品は、例えば、特開2003−77730号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2003−77730号公報
上述した構成のコイル部品がリフローにより実装基板上に実装されると、端面電極部の全体にはんだフィレットが形成された状態となる。このように端面電極部の全体にはんだフィレットが形成された状態を目視又は機械にて認識することにより、コイル部品の実装基板への実装状態が良好であることを判断することができる。
しかし、従来のコイル部品では、継線電極部に導線の一端部又は他端部を熱圧着等により電気的に接続して継線するときに、熱圧着の熱により電極の表面に施されているすず等のめっきが酸化する。この際、主として継線電極部が酸化されるのであるが、継線電極部から熱が伝導される端面電極部の一部も同様に酸化される。端面電極部の一部が酸化されるとはんだの濡れ性が悪くなり、酸化された部分にははんだフィレットが形成されない。これでは、コイル部品の実装基板への実装状態が不良であると判断されることとなる。
そこで、本発明は、実装不良と判断されることを極力抑えることができるコイル部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一対の鍔部と該一対の鍔部を互いに連結する巻芯部とを備え、該巻芯部の一端又は他端が、該巻芯部の軸方向が該鍔部の一の面と直交するように該一の面に接続されたドラムコアと、該巻芯部に巻回された導線と、該一対の鍔部に設けられ、該導線の端部が電気的に接続された電極と、を備え、該一対の鍔部は、それぞれが、略直方体形状をなすとともに、該巻芯部の軸方向に略平行をなし実装基板の表面に対向する実装面を有し、該実装面は、該巻芯部の軸方向と直交する方向における該鍔部の角部に、該角部を切り欠いて内方へ窪んだ切欠きを有し該切欠きを画成する該鍔部の部分は、実装されたときに該実装基板の表面と平行になる底面を有し、該切欠きが形成されていない該実装面の部分は実装基板対向面部をなし、該電極は、該底面に沿って該底面上に設けられ該導線の端部が熱圧着により電気的に接続された継線電極部と、該実装基板対向面部に沿って該実装基板対向面部上に設けられ該実装基板上の導電パターンに電気的に接続される実装電極部と、該継線電極部と該実装電極部とを電気的に接続する接続電極部と、該巻芯部の軸方向における該鍔部の端面に沿って該鍔部の端面上に設けられ、継線電極部に直接接続されずに該実装電極部に直接接続された端面電極部と、を備えるコイル部品を提供している。
一対の鍔部は、巻芯部の軸方向に略平行をなし実装基板の表面に対向する実装面をそれぞれ有し、実装面は、該巻芯部の軸方向と直交する方向における該鍔部の角部に、該角部を切り欠いて内方へ窪んだ切欠きを有し欠きを画成する鍔部の部分は、実装されたときに該実装基板の表面と平行になる底面を有し、欠きが形成されていない実装面の部分は実装基板対向面部をなし、電極は、底面に沿って底面上に設けられ導線の端部が熱圧着により電気的に接続された継線電極部と、実装基板対向面部に沿って実装基板対向面部上に設けられ実装基板上の導電パターンに電気的に接続される実装電極部と、継線電極部と実装電極部とを電気的に接続する接続電極部と、巻芯部の軸方向における鍔部の端面に沿って鍔部の端面上に設けられ、継線電極部に直接接続されずに実装電極部に直接接続された端面電極部と、を備えるため、継線電極部に導線の端部を電気的に接続して継線する際の熱によって端面電極部が酸化することを抑制することができる。このため、コイル部品が実装基板に実装され、電極が実装基板上の導電パターンにはんだ付けされたときに、端面電極部全体に渡ってはんだフィレットを容易に形成することができる。この結果、実装不良か否かの判断を、端面電極部全体に渡ってはんだフィレットが形成されているか否かで行う場合に、実装不良が発生することを防止することができる。
また、底面に沿って底面上に設けられた継線電極部に導線の端部が電気的に接続されるため、導線の径が大きい場合であっても、鍔部の外形輪郭から継線電極部に継線された導線の端部が突出することを防止することができる。
ここで、該端面電極部は該実装電極部のみと直接接続されていることが好ましい。端面電極部は実装電極部のみと直接接続されているため、継線電極部に導線の端部を電気的に接続して継線する際の熱によって端面電極部が酸化することをより確実に抑制することができる。
また、該実装基板対向面部と該底面とは略平行をなし、該実装基板対向面部及び該底面と交差する傾斜面によって接続され、該接続電極部は該傾斜面に沿って設けられていることが好ましい。
実装基板対向面部と底面とは略平行をなし、実装基板対向面部及び底面と交差する傾斜面によって接続され、接続電極部は傾斜面に沿って設けられているため、端面電極部と継線電極部とをより確実に分離することができる。また、電極の形成を容易とすることができる。また、傾斜面上において継線電極部から端面電極部へと向かうにつれて鍔部の熱容量が大きくなるので、継線電極部に導線の端部を電気的に接続して継線する際の熱が実装電極部に伝達されることをより確実に防止することができる。
鍔部は略直方体形状をなし、巻芯部の一端又は他端は、巻芯部の軸方向が鍔部の一の面に直交するように一の面に接続され、切欠きは、巻芯部の軸心に直交する断面で見た鍔部の角部に形成されているため、継線電極部に導線の端部を電気的に接続して継線する際の熱の放熱効果を高めることができ、当該熱によって端面電極部が酸化することをより確実に抑制することができる。
以上により本発明は、実装不良を極力抑えることができるコイル部品を提供することができる。
本発明の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品のドラムコア及び電極を示す正面図。 本発明の実施の形態によるコイル部品のドラムコア及び電極を示す底面図。 本発明の実施の形態によるコイル部品のドラムコア及び電極を示す図であり、(a)は要部正面図、(b)は実装基板上に実装された状態を示す要部正面図。 本発明の実施の形態によるコイル部品のドラムコアの巻芯部に導線が巻回されている様子を示す概念図。 本発明の実施の形態の変形例によるコイル部品のドラムコア及び電極を示す要部正面図。
本発明の実施の形態によるコイル部品について図1乃至図5を参照しながら説明する。図1に示されるように、コイル部品1はコモンモードフィルタであり、それぞれフェライト等の磁性体からなるドラムコア10と、ドラムコア10上に載置された板状コア80を有している。ドラムコア10は、一対の鍔部20、20と、一対の鍔部20、20を互いに連結する巻芯部30(図3等)とを有している。巻芯部30には、絶縁被覆された銅線からなる第1導線41と第2導線42とが巻回されている。
以下、一対の鍔部20、20は同一形状であるため、特に明記しない限り一方の鍔部20のみで説明する。また、巻芯部3の長手方向をX軸方向、巻芯部3の幅方向をY軸方向、X軸方向とY軸方向とに直交する方向をZ軸方向と定義して説明する。更に、図1の左下から右上へと向かう方向をX軸+方向と定義し、その反対方向をX軸−方向と定義する。同様に、図1の右下から左上へと向かう方向をY軸+方向と定義し、その反対方向をY軸−方向と定義する。同様に、図1の下から上へと向かう方向をZ軸+方向と定義し、その反対方向をZ軸−方向と定義する。
巻芯部30は、その軸方向たる長手方向に直交する断面が略長方形状をなしている。X軸方向における巻芯部30の両端は、後述の一対の鍔部20、20の内端面26に対して巻芯部30の軸方向が直交する位置関係で、内端面26に一体接続されている。
鍔部20は略直方体形状をなしており、6つの面、即ち上面21、実装面22、第1の側面23、第2の側面24、外端面25、及び内端面26を有している。上面21と実装面22とはZ軸方向に直交する互いに平行な面をなしており、実装面22は巻芯部30の軸方向に平行な位置関係をなしている。第1の側面23と第2の側面24とは、Y軸方向に直交する互いに平行な面をなしている。また、外端面25と内端面26とは、X軸方向に直交する互いに平行な面をなしている。
上面21には後述の板状コア80が対向配置されている。実装面22には、実装基板2(図4(b))上にコイル部品1が実装されたときに実装基板2の表面2Aが対向する。実装面22の一部であってY軸方向における両端の部分には、Z軸+方向へ窪んだ切欠き20aが形成されている。切欠き20aは、略直方体形状をなす鍔部20を巻芯部30の軸心に直交する断面で見たときの当該鍔部20の角部に相当する位置に形成されている。実装面22の一部であって切欠き20aが形成されていない部分は実装基板対向面部22Aをなす。
図3に示すように切欠き20aは、鍔部20に設けられた底面22Bと傾斜面22Cと巻芯部側傾斜面22Dとにより画成されている。底面22Bは、X軸方向における縁部が外端面25の端縁に一致しており、実装基板対向面部22Aに平行な位置関係をなしている。傾斜面22Cは底面22Bと実装基板対向面部22Aとを接続している。従って、傾斜面22Cに沿って底面22Bから実装基板対向面部22Aへと向かうにつれて、Z軸方向における鍔部20の幅が大きくなるように構成されている。巻芯部側傾斜面22Dは、X軸方向において底面22Bと隣接しており、X軸方向であって巻芯部30により近い側に位置している。巻芯部側傾斜面22Dは、巻芯部30に近づくに連れてZ軸+方向へ向かうように傾斜している。
鍔部20には電極27が設けられており、電極27は、継線電極部27Aと実装電極部27Bと接続電極部27Cと端面電極部27Dとを有している。継線電極部27Aは、底面22Bに沿った底面22B上の全面と、巻芯部側傾斜面22Dに沿った巻芯部側傾斜面22D上の一部とに渡って設けられている。接続電極部27Cは傾斜面22Cに沿った傾斜面22C上の全面に渡って設けられている。実装電極部27Bは、実装基板対向面部22Aに沿った実装基板対向面部22A上に、接続電極部27Cに隣接して設けられている。Y軸+方向寄りの接続電極部27CとY軸−方向寄りの接続電極部27Cとの間は所定の距離で離間している。実装電極部27Bは、図4(b)に示すように実装基板2上の導電パターン2Bに、切欠き20a(図4(a))に充填されたはんだ2Cを介して電気的に接続される。継線電極部27Aは、接続電極部27Cのみと一体接続されて接続電極部27Cと電気的に接続されており、接続電極部27Cは実装電極部27Bと一体接続され実装電極部27Bと電気的に接続されている。上述のように、継線電極部27Aと実装電極部27Bとが鍔部20のZ軸−方向における端面に設けられているため、継線電極部27Aと実装電極部27Bとの距離を短くすることができ、直流抵抗を小さくすることができる。
図2に示すように端面電極部27Dは、外端面25に設けられている。Y軸方向における端面電極部27Dの一端、他端は、同方向における実装電極部27Bの一端、他端にそれぞれ一致した位置関係をなしており、Z軸+方向へ所定の位置まで延び、X軸方向からみた形状が長方形状をなしている。端面電極部27Dは実装電極部27Bのみと一体接続され実装電極部27Bと電気的に接続されている。
電極27は、継線電極部27A、実装電極部27B、接続電極部27C、及び端面電極部27Dのいずれも、鍔部20の直上に略1.5μmの厚さで印刷により塗布され焼付けられて設けられたAg層と、Ag層の上に略0.8μmの厚さでめっきされて設けられたCu層と、Cu層の上に略2.0μmの厚さでめっきされて設けられたNi層と、Ni層の上に略3.0μm〜8.0μmの厚さでめっきされて設けられたSn層とにより構成されている。
第1導線41、第2導線42は、直径がそれぞれ140μm程度であり、それぞれ一端部、他端部が継線電極部27Aにひとつずつ熱圧着により電気的に接続されて継線されている。第1導線41、第2導線42の一端部と他端部との間の部分は、巻芯部30に引き出されて巻回されている。
第2導線42は主として巻芯部30の直上に巻回されている。第1導線41は、主として当該第2導線42が巻回された巻芯部30のさらにその上に巻回されている。即ち、第1導線41及び第2導線42は、巻芯部30上において2層をなしている。但し、後述のように1ターン目と8ターン目のみはこれらの例外をなしている。第1導線41は一の導線に相当し、第2導線42は他の導線に相当する。
より詳細には、第1導線41及び第2導線42は、巻芯部30の軸方向に略直交する方向たる巻芯部30の周方向へ互いに平行に巻芯部30に巻回されている。図5に示すように、巻芯部30に巻回された第1導線41及び第2導線42の1ターン目(ハッチングを記入して示した○中に「1」の番号が付されたもの)は、巻芯部30の軸方向において互いに当接して隣接し合い、巻芯部30に直接対向して巻芯部30に巻回されている。この第1導線41の1ターン目の部分は第1巻芯部対向部41Aに相当し、この第2導線42の1ターン目の部分は第2巻芯部対向部42Aに相当する。なお、図5中においては、Xターン目の第1導線41及び第2導線42を、ハッチングを記入して示した○中に「X」の番号が付されたもので示している。また図5は、説明の便宜上ドラムコア10の形状や電極27や第1導線41、第2導線42の形状を模式的に分かり易く図示している。また、板状コア80は図示を省略している。
巻芯部30に巻回された第2導線42の2ターン目は、巻芯部30に直接対向して巻回されている。第2導線42の2ターン目は、巻芯部30の軸方向において第2巻芯部対向部42Aに関して第1巻芯部対向部41Aと反対の側に、第2巻芯部対向部42Aに当接し隣接して巻回されている。この第2導線42の2ターン目の部分は下層巻回部42Bに相当する。
巻芯部30に巻回された第1導線41の2ターン目は、第1巻芯部対向部41A及び第2巻芯部対向部42A上に第1巻芯部対向部41Aと第2巻芯部対向部42Aと掛け渡すように巻芯部30に巻回されている。この第1導線41の2ターン目の部分は上層巻回部41Bに相当する。
以下、第1導線41、第2導線42の2ターン目と同様に、3ターン目、4ターン目、・・・、7ターン目、8ターン目の最初の半周まで巻回されている。
8ターン目の最後の半周においては、第1導線41、第2導線42は、巻芯部30の軸方向において互いに当接して隣接し合い、巻芯部30に直接対向して巻芯部30に巻回されている。この第1導線41の8ターン目の部分は最終第1巻芯部対向部41Aに相当し、第2導線42の7ターン目に隣接し当接している。また、この第2導線42の8ターン目の部分は最終第2巻芯部対向部42Aに相当する。
板状コア80は、フェライト等の磁性体から構成されており、略直方体形状の板状をなしている。板状コア80の長手方向における一端部、他端部が、それぞれドラムコア10の鍔部20の上面21、21に対向するようにして接着されて、板状コア80はドラムコア10に固定されている。
上述したコイル部品の製造方法では、先ず、準備工程を行う。準備工程では、先ず電極27や第1導線41や第2導線42が設けられていないドラムコア10と、板状コア80とを用意する。次に、ドラムコア10の鍔部20に印刷を施すことにより、1つの鍔部20に電極27を2つずつ、計4つ設ける。以上が準備工程である。次に、第1導線41の一端部、第2導線42の一端部に相当する部分を、それぞれX軸方向−側の鍔部20の継線電極部27Aにそれぞれ熱圧着により電気的に接続することにより継線する。
次に巻回工程を行う。巻回工程では、所定の幅で離間した図示せぬ2つのノズルを有する図示せぬ導線供給部から、第1導線41及び第2導線42を繰り出してゆきながら、ドラムコア10を巻芯部30の軸心を中心として図示せぬ導線供給部に対して相対的に回転させると共に、ドラムコア10の巻芯部30の軸方向へ図示せぬ導線供給部を相対的に移動させる。このことにより、第1導線41及び第2導線42を、巻芯部30の軸方向に略直交する方向たる巻芯部30の周方向へ互いに平行に巻芯部30に巻回して行く。
より詳細には、先ず対向部形成工程を行う。対向部形成工程では、巻芯部30の一部であってX軸−方向側の鍔部20近傍部分に、第1導線41及び第2導線42の1ターン目を巻回する。このことにより、第1導線41、第2導線42の1ターン目からなる第1巻芯部対向部41Aと第2巻芯部対向部42Aとを同時に設ける。以上が対向部形成工程である。
次に、上層下層同時巻回工程を行う。上層下層同時巻回工程では、2ターン目となる第2導線42を、巻芯部30の軸方向において第2巻芯部対向部42Aに関して第1巻芯部対向部41Aと反対の側に第2巻芯部対向部42Aに当接して隣接し巻芯部30に直接対向するように巻回する工程と、2ターン目となる第1導線41を、第1巻芯部対向部41A及び第2巻芯部対向部42A上に第1巻芯部対向部41Aと第2巻芯部対向部42Aとを掛け渡すように巻芯部30に巻回する工程と、を同時に行う。以上が上層下層同時巻回工程である。
次に、3ターン目、4ターン目、・・・、7ターン目、8ターン目の最初の半周まで、2ターン目と同様に上層巻回部41Bと下層巻回部42Bとを同時に設けてゆく。そして、第2導線42の7ターン目のX軸+方向側に、第1導線41の8ターン目が当接して隣接するように、第1導線41及び第2導線42を巻芯部30に巻回する。このことにより、8ターン目の第1導線41と第2導線42とからなる第1巻芯部対向部41Aと第2巻芯部対向部42Aとを同時に設ける。以上が巻回工程である。
次に、第1導線41の他端部、第2導線42の他端部に相当する部分を、それぞれX軸方向+側の鍔部20の継線電極部27Aにそれぞれ熱圧着により電気的に接続することにより継線する。そして、鍔部20に板状コア80を接着することによりコイル部品1を製造する。
実装面22には鍔部20の内方へ窪んだ切欠き20aが形成され、電極27は、底面22Bに沿って底面22B上に設けられ第1導線41及び第2導線42の端部が電気的に接続された継線電極部27Aと、実装基板対向面部22Aに沿って実装基板対向面部22A上に設けられ実装基板2上の導電パターン2Bに電気的に接続される実装電極部27Bと、継線電極部27Aと実装電極部27Bとを電気的に接続する接続電極部27Cと、巻芯部30の軸方向における鍔部20の外端面25に沿って鍔部20の外端面25に設けられ、継線電極部27Aに直接接続されずに実装電極部27Bに直接接続された端面電極部27Dと、を備えるため、継線電極部27Aに第1導線41、第2導線42の端部を電気的に接続して継線する際の熱によって端面電極部27Dが酸化することを抑制することができる。このため、図4(b)に示すように、コイル部品1が実装基板2に実装され、電極27と実装基板2上の導電パターン2Bとの間にはんだ2Cを介した状態とされ電極27が実装基板2上の導電パターン2Bにはんだ付けされたときに、端面電極部27D全体に渡ってはんだフィレットを容易に形成することができる。なお、実際には、端面電極部27D上にははんだフィレットが形成されているが、図4(b)においては、はんだフィレットは便宜上図示を省略している。この結果、実装不良か否かの判断を、端面電極部27D全体に渡ってはんだフィレットが形成されているか否かで行う場合に、実装不良が発生することを防止することができる。
また、底面22Bに沿って底面22B上に設けられた継線電極部27Aに第1導線41、第2導線42の端部が電気的に接続されるため、第1導線41、第2導線42の径が大きい場合であっても、鍔部20の外形輪郭から継線電極部27Aに継線された第1導線41、第2導線42の端部が突出することを防止することができる。
また、端面電極部27Dは実装電極部27Bのみと直接接続されているため、継線電極部27Aに第1導線41、第2導線42の端部を電気的に接続して継線する際の熱によって端面電極部27Dが酸化することをより確実に抑制することができる。
また、実装基板対向面部22Aと底面22Bとは平行をなし、実装基板対向面部22A及び底面22Bと交差する傾斜面22Cによって接続され、接続電極部27Cは傾斜面22Cに沿って設けられているため、端面電極部27Dと継線電極部27Aとをより確実に分離することができる。また、電極27の形成を容易とすることができる。また、傾斜面22C上において継線電極部27Aから端面電極部27Dへと向かうにつれて鍔部20の熱容量が大きくなるので、継線電極部27Aに第1導線41、第2導線42の端部を電気的に接続して継線する際の熱が実装電極部27Bに伝達されることをより確実に防止することができる。
また、切欠き20aは鍔部20の角部に形成されているため、継線電極部27Aに第1導線41、第2導線42の端部を電気的に接続して継線する際の熱の放熱効果を高めることができ、当該熱によって端面電極部27Dが酸化することをより確実に抑制することができる。
本発明によるコイル部品は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、端面電極部27Dは実装電極部27Bのみに一体接続されていたが、この構成に限定されない。例えば図6に示すように、接続電極部127C及び実装電極部27Bに端面電極部27Dが一体接続された構成となっていてもよい。この場合であっても、端面電極部27Dは継線電極部27Aとは直接接続されていない。この場合には、図6において一点鎖線よりも右側の部分が継線電極部27Aである。
また、実装面22と巻芯部30の軸方向とは平行をなしていたが略平行であってもよい。また、鍔部20には切欠き20aが形成されていたが、切欠き20aに限定されず、例えば、鍔部20の内方へ窪んだ凹部が形成されていてもよい。また、実装基板対向面部22Aは底面22Bと平行をなしていたが、略平行であってもよい。
また、本実施の形態では、第1導線41、第2導線42は直径がそれぞれ140μm程度であったが、この値に限定されない。30μm乃至150μmであればよい。また、ドラムコア10、板状コア80の形状は本実施の形態の形状に限定されない。また、巻芯部30に巻回される第1導線41、第2導線42の巻回数は上述の実施の形態における巻回数に限定されない。また、本実施の形態ではコイル部品1はコモンモードフィルタであったが、コモンモードフィルタに限定されない。
本発明は、特にコモンモードフィルタの分野において特に有用である。
1 コイル部品
10 ドラムコア
20 鍔部
20a 切欠き
21 上面
22 実装面
22A 実装基板対向面部
22B 底面
22C 傾斜面
25 外端面
27 電極
27A 継線電極部
27B 実装電極部
27C 接続電極部
27D 端面電極部
30 巻芯部
41 第1導線
42 第2導線
80 板状コア

Claims (3)

  1. 一対の鍔部と該一対の鍔部を互いに連結する巻芯部とを備え、該巻芯部の一端又は他端が、該巻芯部の軸方向が該鍔部の一の面と直交するように該一の面に接続されたドラムコアと、
    該巻芯部に巻回された導線と、
    該一対の鍔部に設けられ、該導線の端部が電気的に接続された電極と、
    を備え、
    該一対の鍔部は、それぞれが、略直方体形状をなすとともに、該巻芯部の軸方向に略平行をなし実装基板の表面に対向する実装面を有し、
    該実装面は、該巻芯部の軸方向と直交する方向における該鍔部の断面の2つの角部のそれぞれに、該角部を切り欠いて内方へ窪んだ切欠きを有し、該切欠きが形成されていない該実装面の部分は実装基板対向面部をなし、
    該切欠きを画成する該鍔部の部分は、該実装基板対向面部と平行になる底面を有し、
    該電極は、該底面に沿って該底面上に設けられ該導線の端部が熱圧着により電気的に接続された継線電極部と、該実装基板対向面部に沿って該実装基板対向面部上に設けられ該実装基板上の導電パターンに電気的に接続される実装電極部と、該継線電極部と該実装電極部とを電気的に接続する接続電極部と、該巻芯部の軸方向における該鍔部の端面に沿って該鍔部の端面上に設けられ、継線電極部に直接接続されずに該実装電極部に直接接続された端面電極部と、を備えることを特徴とするコイル部品。
  2. 該端面電極部は該実装電極部のみと直接接続されていることを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 該実装基板対向面部と該底面とは略平行をなし、該実装基板対向面部及び該底面と交差する傾斜面によって接続され、該接続電極部は該傾斜面に沿って設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコイル部品。
JP2010125910A 2010-06-01 2010-06-01 コイル部品 Active JP5223884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125910A JP5223884B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 コイル部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010125910A JP5223884B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011253889A JP2011253889A (ja) 2011-12-15
JP5223884B2 true JP5223884B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=45417605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010125910A Active JP5223884B2 (ja) 2010-06-01 2010-06-01 コイル部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5223884B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5673585B2 (ja) * 2012-03-13 2015-02-18 Tdk株式会社 コイル部品
CN103730229B (zh) * 2012-10-16 2016-05-18 Tdk株式会社 线圈部件
JP5811139B2 (ja) * 2012-10-16 2015-11-11 Tdk株式会社 コイル部品
JP5771232B2 (ja) 2013-03-29 2015-08-26 Tdk株式会社 パルストランス
JP6086018B2 (ja) * 2013-04-22 2017-03-01 Tdk株式会社 コイル部品
JP6303341B2 (ja) * 2013-09-03 2018-04-04 Tdk株式会社 コイル部品
JP6743659B2 (ja) * 2016-11-09 2020-08-19 Tdk株式会社 コイル装置
JP6369577B2 (ja) * 2017-01-31 2018-08-08 Tdk株式会社 コイル装置
JP6493425B2 (ja) * 2017-01-31 2019-04-03 Tdk株式会社 コイル装置
JP7027922B2 (ja) * 2018-02-05 2022-03-02 株式会社村田製作所 コイル部品
JP7450331B2 (ja) * 2018-10-03 2024-03-15 Tdk株式会社 コイル装置およびパルストランス
JP7218588B2 (ja) * 2019-01-28 2023-02-07 Tdk株式会社 コイル部品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01100409U (ja) * 1987-12-24 1989-07-05
JPH06325938A (ja) * 1993-05-11 1994-11-25 Murata Mfg Co Ltd 巻線型コイル
JPH07302719A (ja) * 1994-05-09 1995-11-14 Murata Mfg Co Ltd インダクタ
JP2003077730A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Taiyo Yuden Co Ltd コモンモードチョークコイル
JP2004146662A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Tdk Corp コモンモードフィルタ
JP3878535B2 (ja) * 2002-10-31 2007-02-07 Tdk株式会社 コモンモードフィルタ
JP4791270B2 (ja) * 2006-06-28 2011-10-12 スミダコーポレーション株式会社 磁性素子
JP5247083B2 (ja) * 2007-07-30 2013-07-24 スミダコーポレーション株式会社 磁性素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011253889A (ja) 2011-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5223884B2 (ja) コイル部品
JP5585934B2 (ja) コイル部品及びコイル部品の製造方法
JP6443104B2 (ja) コイル部品
CN109494059B (zh) 线圈装置
CN109935448B (zh) 线圈装置
JP6086018B2 (ja) コイル部品
JP6658669B2 (ja) 巻線型コイル部品
JP6394820B2 (ja) コイル部品およびその製造方法
JP5120373B2 (ja) コイル部品
US11610726B2 (en) Coil device and pulse transformer
US11621118B2 (en) Coil device
JP2018107306A (ja) コモンモードフィルタ
JP6493425B2 (ja) コイル装置
US10347416B2 (en) Coil component, circuit board provided with the same, and manufacturing method for coil component
CN111128513A (zh) 线圈部件和电子器件
JP7352154B2 (ja) インダクタ部品およびインダクタ部品の製造方法
JP2014154839A (ja) 積層コイル部品
JP6728730B2 (ja) コイル部品
JP2010161352A (ja) リード型電子部品
JP2016058471A (ja) 巻線型コイルおよびその製造方法
JP4853841B2 (ja) コイル部品の製造方法及びコイル部品
JP6912853B2 (ja) コイル部品およびその製造方法
JP7342559B2 (ja) インダクタ部品
JP2012204475A (ja) 積層電子部品
WO2022091761A1 (ja) インダクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5223884

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250