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JP5227664B2 - 積層鉄心の製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Description

本発明は、回転電機の固定子や回転子等に用いられる積層鉄心の製造方法及び製造装置に関し、特に、外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造装置及び製造方法に関する。
モータ等の回転電機用の積層鉄心は一般に、電磁鋼板のフープ材(帯状薄鋼板)を素材として、順送り金型装置により製造される。順送り金型装置では、フープ材に対して所定の打抜き加工が順次行われて鉄心薄板が連続的にかたちづくられ、外形打抜き後の鉄心薄板を所定の枚数積層して固着させることにより積層鉄心が製造される。この種の金型装置において、外形等が異なる鉄心薄板を所定枚数ずつ積層した積層鉄心を製造する技術が存在する。
例えば、外形等が異なる2種以上のコア片を打抜くための複数のフープ材を並列状態で供給し、これらのフープ材を上型金型と下型金型を用いて打抜き、該下型金型の同一のダイ部内に所定の順序でコア片として順次に積層して一体化した後に、ダイ部内から取り出すようにした積層コアの製造方法が存在する(特許文献1参照)。
特許第2876149号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明は、外形等が異なる複数のフープ材を金型内に並列状態で供給する構成であるため、金型が大型化し、装置コストが嵩むという問題があった。また、各フープ材から打抜かれた複数種類のコア片を積層する際に、ダイ装置を回転駆動させる手段を必要とするため、金型の構造が複雑化し、装置コストが嵩むという問題もあった。さらに、外形の異なる複数種類の鉄心薄板は、打抜き後の積層の際に精度良く位置合わせすることが難しいという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造において、各鉄心薄板を精度良く位置合わせしながら積層させることを可能とする積層鉄心の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、外形の異なる複数種類の鉄心薄板(2a〜2c)を積層してなる積層鉄心(1)の製造装置(11)であって、間欠移送される帯状薄鋼板(3)の前記各鉄心薄板が形成される領域内にガイド孔(D)を打抜くガイド孔打抜き手段と、前記帯状薄鋼板から前記各鉄心薄板を半抜きまたは打抜きした後にプッシュバックする鉄心薄板打抜き手段(24〜26,34〜36)と、前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から順次分離させながら積層する分離積層手段とを備え、前記分離積層手段は、前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から分離させるパンチ(27)と、前記分離された各鉄心薄板が内部に順次積層されるダイ(37)と、前記各鉄心薄板の前記ガイド孔に挿通されることにより、前記各鉄心薄板の積層をガイドするガイド部材(81)とを有する構成とする。
上記課題を解決するためになされた第2の発明として、前記ダイ内に配置され、積層される前記鉄心薄板を支持する支持手段(72)を更に有する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明として、前記分離積層手段は、前記ダイの下方に設けられ、かつ前記各鉄心薄板の外周の少なくとも一部と圧接するスクイズリング(70)を更に有する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第4の発明として、前記ガイド部材は、前記パンチ側から前記ダイ側に向けて進退自在に設けられ、前記パンチが前記鉄心薄板を前記ダイ内に押し込む際に、前記ダイ内に進出する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造方法であって、間欠移送される帯状薄鋼板の前記各鉄心薄板が形成される領域内にガイド孔を打抜くガイド孔打抜き工程と、前記帯状薄鋼板から前記各鉄心薄板を半抜きまたは打抜きした後にプッシュバックする鉄心薄板打抜き工程と、前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から順次分離させながら積層する積層工程とを備え、前記積層工程では、前記プッシュバックされた各鉄心薄板がパンチにより前記帯状薄板鋼板から分離され、当該分離された各鉄心薄板がダイ内部に順次積層されるとともに、当該各鉄心薄板が積層される際には、各鉄心薄板の前記ガイド孔に前記積層をガイドするガイド部材が挿通される構成とする。
上記第1及び第5の発明によれば、外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造において、ガイド部材が各鉄心薄板のガイド孔に挿通されてその積層がガイドされるため、各鉄心薄板を精度良く位置合わせしながら積層させることが可能となる。外形の異なる各鉄心薄板は、間欠移送される同一の帯状薄鋼板から打抜くことができるため、金型を大型化する必要がないという利点もある。
上記第2の発明によれば、ダイ内において積層される鉄心薄板を安定的に支持できるため、外形の異なる各鉄心薄板間をより精度良く位置合わせすることが可能となる。
上記第3の発明によれば、外形の異なる各鉄心薄板をより精度良く位置合わせしながら互いに固着させることが容易となる。
上記第4の発明によれば、ガイド部材は、各鉄心薄板の積層処理時には、ダイ内への進出によりその積層をガイドすることができる一方、帯状薄鋼板の間欠移送時には、ダイ内からの後退によりその間欠移送を阻害しないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の製造装置および製造方法により製造された積層鉄心の模式的な斜視図であり、図2は図1の積層鉄心についてのストリップレイアウトの一例を示す図である。
図1に示すように、積層鉄心1は、例えば、レゾルバ等の装置に用いられるものであり、外形の異なる3種類の鉄心薄板2a〜2cが所定枚数ずつ積層された構成を有する。第1の鉄心薄板2aは、長円形の外形を有し、その中心から長手方向の一方側(図1では右側)に偏倚した位置に軸孔Dが設けられている。第2の鉄心薄板2bは、円形の外形を有し、その中央部に軸孔Dが設けられている。また、第3の鉄心薄板2cは、長円形の外形を有し、その中心から長手方向の一方側(図1では左側)に偏倚した位置に軸孔Dが設けられている。
図2に示すように、積層鉄心1の製造工程は、フープ材3に対して鉄心薄板2a〜2cの外形形成等を行う前半打抜き工程(1)〜(6)と、鉄心薄板2a〜2cをフープ材3から順次分離させながら積層する分離積層工程(7)とからなる。
前半打抜き工程において、フープ材3は、パイロット孔Pの打抜き(1)と、計量用の鉄心薄板(即ち、積層鉄心1の最下層に位置する鉄心薄板)に対するかしめ孔C1の打抜き(2)と、軸孔Dの打抜き及び計量用以外の鉄心薄板に対するかしめ部(ここでは、上側凹部及び下側凸部を有する半抜きのダボ形状)C2形成(3)と、各鉄心薄板2a〜2cを半抜き(場合によっては打抜き)した後にプッシュバックする(即ち、パンチの下降をフープ材3の板厚の途中で停める加工を実施した後に、元の位置に嵌め込むようにして戻す)各鉄心薄板の外形形成(4)〜(6)とを順次施されて、外形の異なる各鉄心薄板2a〜2cの基本形状が形成される。
前半打抜き工程の後には分離積層工程(7)が実施される。この分離積層工程(7)では、プッシュバックされた各鉄心薄板2a〜2cをフープ材3から順次分離させながら積層させる。このとき、計量用の鉄心薄板に形成されたかしめ孔C1または計量用以外の鉄心薄板に形成されたかしめ部C2が、隣接する鉄心薄板間で互いに嵌合することにより、所定枚の鉄心薄板が互いに固着されて積層鉄心1が形成される。より詳細には、最下層に位置する計量用の鉄心薄板のかしめ孔C1に、その上の2番目に位置する鉄心薄板のかしめ部C2の下側凸部が嵌入され、さらに、2番目に位置する鉄心薄板のかしめ部C2の上側凹部に、その上の3番目に位置する鉄心薄板のかしめ部C2の下側凸部が嵌入されるという要領で、鉄心薄板間の固着が実施される。
図3は本発明の積層鉄心の製造装置を構成する順送り金型装置の概略構成図であり、図4および図5は分離積層工程の詳細を説明する図3X部の拡大詳細図である。なお、図3の順送り金型装置11に示した(1)〜(7)は、図2に示した各工程(1)〜(7)との対応を示すものである。
図3に示すように、順送り金型装置11は、上金型12および下金型13を備えており、これら金型間に装置の一方側(図3では左側)からフープ材3が供給される。フープ材3は、所定ピッチ(工程間距離)で間欠移送されながら鉄心薄板の打抜き加工や積層等が実施される。順送り金型装置11は、上下方向に移動する上金型12に取り付けられた複数のパンチ21〜26と、下金型13に取り付けられた複数のダイ31〜36とにより前半打抜き工程(1)〜(6)を実施する。また、順送り金型装置11は、上金型12に取り付けられた押込パンチ27と、下金型13に取り付けられたダイ37とにより分離積層工程(7)を実施する。上金型12にはストリッパープレート14が取り付けられている。ストリッパープレート14は、その下降動作によりフープ材3を下金型13の上面13aに当接させ、打抜き加工後にフープ材3から各パンチ21〜27を容易に離間させる。順送り金型装置11の各種動作はコントローラ15により総括的に制御される。
パンチ21はパイロット孔Pに対応する先端形状を有する。フープ材3を図3の矢印方向に間欠移送する際に、打抜かれたパイロット孔Pに図示しないパイロットピンが挿入されることで、各工程(1)〜(7)におけるフープ材3の位置合わせが可能となる。
パンチ22は4個のかしめ孔C1に対応する先端形状を有する。パンチ22は、その先端部(下端部)がフープ材3を打抜き可能な打抜き位置(下降位置)と、その先端部がフープ材3を打抜き不能な待機位置(上昇位置)との間を進退移動可能なように設けられている。パンチ22の上部には、その進退移動を実現するための周知のカム機構41およびカム駆動装置42が設けられている。カム駆動装置42は、例えば、ソレノイドやシリンダ装置からなり、コントローラ15の制御指令に基づきカム機構41を駆動する。パンチ22は、計量用の鉄心薄板を加工する場合には打抜き位置に移動し、計量用の鉄心薄板以外を加工する場合には待機位置に移動する。
パンチ23aおよびパンチ23bは、それぞれ軸孔Dおよびその周囲に形成される4個のかしめ部C2に対応する先端形状を有する。ダイ33の内部には、パンチ23bに対向するように設けられた受け部材43が配置されている。受け部材43は、その下端に接続されたばね44により上方(パンチ23bの方向)に付勢されており、この付勢力により、半抜きのダボ形状を有するかしめ部C2を形成することが可能となる。
パンチ24〜26は、それぞれ鉄心薄板2a〜2cの外形に対応する先端形状を有する。パンチ24〜26は、その先端部がフープ材3を半抜き可能となる打抜き位置(下降位置)と、その先端部がフープ材3を半抜き不能となる待機位置(上昇位置)との間を進退移動可能に設けられている。パンチ24〜26の上部には、それらの進退移動を実現するための周知のカム機構51〜53およびカム駆動装置54〜56がそれぞれ設けられている。カム駆動装置54〜56はコントローラ15の制御指令に基づきカム機構51〜53を駆動する。例えば、パンチ24は、対応する鉄心薄板2aを加工する場合には打抜き位置に移動し、それ以外の鉄心薄板2b,2cの場合には待機位置に移動することになる(パンチ25,26も同様)。図3は、パンチ24が打抜き位置にあり、パンチ25,26が待機位置にある場合を示している。
また、ダイ34〜36の内部には、パンチ24〜26に対向するように設けられた受け部材61〜63が配置されている。受け部材61〜63は、その下端に接続されたばね64〜66によりそれぞれ上方(各パンチ24〜26の方向)に付勢されており、この付勢力により、各鉄心薄板2a〜2cを半抜きした後にプッシュバックすることが可能となる。
押込パンチ27は、ダイ37とともに鉄心薄板の分離手段を構成する。押込パンチ27は、プッシュバックされた各鉄心薄板2a〜2cをダイ37側に押圧する機能を有し、各鉄心薄板2a〜2cをフープ材3から分離してダイ37内に押し込む。図4および図5にも示すように、ダイ37は、外形の異なる各鉄心薄板2a〜2cの外周の少なくとも一部と圧接するように設けられている。フープ材3から分離された各鉄心薄板2a〜2cはダイ37の内部に順次積層される。
ダイ37の下方に同心状に設けられたスクイズリング70は、ダイ37とともに鉄心薄板の積層手段を構成する。スクイズリング70は、ダイ37と同様に各鉄心薄板2a〜2cの外周の少なくとも一部と圧接するように設けられており、これにより、鉄心薄板の積層がガイドされる。
図4および図5に示すように、ダイ37の内部には、ダイ37内で積層される鉄心薄板(積層体)を支持する支持装置72が設けられている。支持装置72は、フープ材3から分離された鉄心薄板が載置される受け台73と、この受け台73を支持する支軸74と、この支軸74の下端に接続され、支軸74を伸縮させて受け台73の昇降動作を行う昇降機構75とを有している。この昇降機構75により、受け台73は、ダイ37の上端付近の上限位置から、スクイズリング70下方の下限位置(搬出位置)の間を昇降可能である。昇降機構75は、例えば、油圧シリンダから構成される。また、受け台73には、その上面に開口する凹部73aが設けられている。
また、押込パンチ27の軸心には、各鉄心薄板2a〜2cの軸孔Dに嵌入可能な外径を有する略円柱形のガイドピン81が挿通配置されている。ガイドピン81の上部にはカム機構82が設けられている。カム機構82は、ガイドピン81の中間には、鍔部材83が設けられている。この鍔部材83は、テーパ状をなすその上部がカム板84のカム面84aに対して摺動可能に設けられており、これにより、ガイドピン81の進退(上下)移動が実現される。また、下金型13にはカム板84を水平方向に駆動するカム駆動片85が設けられている。
図4に示す上金型12の上昇時には、カム駆動片85は、その先端に設けられた傾斜部85aがカム板84の挿通孔84bに挿入され、傾斜部85aの一部が挿通孔84bの傾斜した内面と係合した状態にある。このとき、カム板84は後退位置(左端位置)にあり、ガイドピン81も後退位置(上昇位置)にある。一方、図5に示す上金型12の下降時(即ち、フープ材3から各鉄心薄板2a〜2cを分離する際)には、カム駆動片85の傾斜部85aは、カム板84の挿通孔84bを貫通してその直胴部85bがカム板84の挿通孔84bの内面に係合した状態となる。このとき、図5に矢印で示すように、カム板84はその後端部に設けられたばね86の付勢力に抗して支持台87上を前進位置(右端位置)に移動し、ガイドピン81がその後端部に設けられたばね88の付勢力に抗して前進位置(下降位置)に移動する。これにより、ガイドピン81は、押込パンチ27の先端からダイ37側に向けて進出した状態となり、分離された鉄心薄板およびダイ37内で積層された鉄心薄板の軸孔Dに嵌入された状態となる。
なお、ガイドピン81は、その進退移動により、各鉄心薄板の積層処理時には、ダイ37内への進出によりその積層をガイドすることができる一方、フープ材3の間欠移送時には、図4に示すように、ダイ37内から後退する(即ち、押込パンチ27の内部に概ね収容された状態となる)ことによりその間欠移送を阻害しないようにすることができる。
上記構成の順送り金型装置11において、図1に示した積層鉄心1を製造する場合、フープ材3は、まず、パンチ21によってパイロット孔Pが形成された後、最下層に位置する鉄心薄板2cに対しては、パンチ22によってかしめ孔C1が打抜かれる。続いて、パンチ23aによって軸孔Dが打抜かれる一方、その上に重なる2枚目〜4枚目までの鉄心薄板2cに対しては、パンチ23bによってかしめ部C2が形成される。次に、パンチ24が打抜き動作を行うとともに、パンチ25,26が待機動作を行うことで、鉄心薄板2cが半抜きされた後にプッシュバックされる。なお、鉄心薄板2cの上に重なる鉄心薄板2b及び鉄心薄板2aについても、2枚目以降の鉄心薄板2cと同様に加工される。
次に、プッシュバックされた各鉄心薄板2a〜2cは、押込パンチ27によってフープ材3から順次分離されながらダイ37に押し込まれて積層される。ダイ37内に順次積層された鉄心薄板2a〜2cは、新たな鉄心薄板が積層されるのにともないダイ37下部のスクイズリング70内へと順次押し込まれる。鉄心薄板2a〜2cの積層の際には、ガイドピン81が、上金型12の下降の際に、押込パンチ27の先端からダイ37側に向けて進出した状態となり、分離された鉄心薄板およびダイ37内で積層された鉄心薄板の軸孔Dに嵌入される。
このガイドピン81の軸孔Dへの嵌入により鉄心薄板2a〜2cの積層がガイドされることで、各鉄心薄板2a〜2cを精度良く位置合わせしながら積層させることが可能となる。また、このとき、図5に示すように、ガイドピン81の先端が鉄心薄板を貫通して受け台73の凹部73aに嵌入されることで、ガイドピン81の先端の位置ずれを防止して積層のガイドをより安定かつ高精度に実施することができるという利点がある。
支持装置72の受け台73は、上限位置において積層鉄心の最下層となる鉄心薄板が載置された後、新たな鉄心薄板が積層されるたびに、その鉄心薄板1枚の厚み分だけ下降する。この支持装置72により、ダイ37内において積層される鉄心薄板を安定的に支持できるため、外形の異なる各鉄心薄板をより精度良く位置合わせすることが可能となる。また、図5ではダイ37内に1枚の鉄心薄板のみが示されているが、その後の鉄心薄板の分離時には、下降したパンチ27と受け台73との間に複数の鉄心薄板(積層体)が所定圧力で挟持された状態となるため、鉄心薄板間の密着性が高まり、それらをより確実に固着させることが可能となる。各鉄心薄板は、ダイ37およびスクイズリング70内において、外周面で生じる摩擦力により、上下に隣接する他の鉄心薄板と密接される。これにより、外形の異なる各鉄心薄板をより精度良く位置合わせしながら、かしめ部C2同士(またはかしめ部C2とかしめ孔C1)を係合させることによって互いに固着させることができる。
所定枚数の鉄心薄板同士を固着することにより最終的に1つの積層鉄心が形成されると、支持装置72の受け台73は下降位置まで移動する。これにより、スクイズリング70下部から排出された積層鉄心1が、公知の搬出装置91を用いて装置外に押し出され、次工程に送られる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、各鉄心薄板を固着させる方法は、上述の積層かしめ法に限らず、例えば、順送り金型装置内に接着剤供給装置を設けて、フープ材の表面に接着剤を塗布した後に鉄心薄板を積層して接着させる方法や、スクイズリングの部分にレーザ光照射手段を設けて、積層状態の各鉄心板に対して側面側からレーザ光を照射して上下に隣接する鉄心板を溶着によって結合する方法を用いてもよい。また、鉄心薄板の外形やその積層順序等は種々の変更が可能である。
本発明により製造された積層鉄心の模式的な斜視図 図1の積層鉄心についてのストリップレイアウトの一例を示す図 本発明に係る順送り金型装置の概略構成図 図2の分離積層工程の詳細を説明する図3X部の拡大詳細図 図2の分離積層工程の詳細を説明する図3X部の拡大詳細図
符号の説明
1 積層鉄心
2a〜2c 鉄心薄板
3 フープ材
11 順送り金型装置
12 上金型
13 下金型
14 ストリッパープレート
15 コントローラ
21〜26 パンチ
27 押込パンチ
31〜37 ダイ
70 スクイズリング
72 支持装置
73 受け台
75 昇降機構
81 ガイドピン
82 カム機構
83 鍔部材
84 カム板
84a カム面
85 カム駆動片
85a 傾斜部
85b 直胴部
91 搬出装置
C1 かしめ孔
C2 かしめ部
D 軸孔
P パイロット孔

Claims (5)

  1. 外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造装置であって、
    間欠移送される帯状薄鋼板の前記各鉄心薄板が形成される領域内にガイド孔を打抜くガイド孔打抜き手段と、
    前記帯状薄鋼板から前記各鉄心薄板を半抜きまたは打抜きした後にプッシュバックする鉄心薄板打抜き手段と、
    前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から順次分離させながら積層する分離積層手段と
    を備え、
    前記分離積層手段は、前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から分離させるパンチと、
    前記分離された各鉄心薄板が内部に順次積層されるダイと、
    前記各鉄心薄板の前記ガイド孔に挿通されることにより、前記各鉄心薄板の積層をガイドするガイド部材と
    を有し、
    前記ガイド部材は、前記パンチ側から前記ダイ側に向けて進出自在に設けられ、前記各鉄心薄板の前記積層時には前記ダイ内へ進出する一方、前記帯状薄鋼板の前記間欠移送時には前記ダイ内から後退することを特徴とする積層鉄心の製造装置。
  2. 前記ガイド部材は、前記各鉄心薄板の前記積層時には前記パンチの先端から前記ダイ側に向けて進出した状態となることを特徴とする請求項1に記載の積層鉄心の製造装置。
  3. 前記ダイ内に配置され、積層される前記鉄心薄板を支持する支持手段を更に有し、前記支持手段には、前記帯状薄鋼板から分離された各鉄心薄板が前記ダイ内において載置される受け台が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層鉄心の製造装置。
  4. 前記受け台は、その上限位置において、前記分離積層手段によって積層される前記鉄心薄板の最下層となる鉄心薄板が載置された後、新たな鉄心薄板が積層されるたびに、その前記鉄心薄板1枚の厚み分だけ下降することを特徴とする請求項3に記載の積層鉄心の製造装置。
  5. 外形の異なる複数種類の鉄心薄板を積層してなる積層鉄心の製造方法であって、
    間欠移送される帯状薄鋼板の前記各鉄心薄板が形成される領域内にガイド孔を打抜くガイド孔打抜き工程と、
    前記帯状薄鋼板から前記各鉄心薄板を半抜きまたは打抜きした後にプッシュバックする鉄心薄板打抜き工程と、
    前記プッシュバックされた各鉄心薄板を前記帯状薄板鋼板から順次分離させながら積層する積層工程と
    を備え、
    前記積層工程では、前記プッシュバックされた各鉄心薄板がパンチにより前記ダイ内に押し込まれて前記帯状薄板鋼板から分離され、当該分離された各鉄心薄板がダイ内部に順次積層されるとともに、前記パンチが前記鉄心薄板を前記ダイ内に押し込む際には、前記パンチ側から前記ダイ側に向けて進出したガイド部材が各鉄心薄板の前記ガイド孔に挿通されることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
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