JP5233223B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
一方、コピーやプリントに支障をきたす一因として、画像形成装置内での結露発生が問題視されており、この結露を検出する結露検出シーケンスが、上記準備シーケンスと別個独立に、所定のタイミングで実行されている。
しかしながら、結露検出シーケンスと準備シーケンスとを順次実行すると、画質向上を図れるが、その一方で結露検出シーケンスの開始から準備シーケンスの終了までの間は、画像形成ができないことから、コピーやプリントを行おうとするユーザにとって、待ち時間が長くなってしまう。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像形成を実行するシーケンスに先立って準備シーケンスを実行する画像形成装置であって、前記準備シーケンスには、装置各部のうち、少なくとも一部の出力量を指標する指標値を取得する取得シーケンスと、当該指標値に基づいて当該出力量を調整する調整シーケンスとが含まれると共に、当該一部の結露の検出を行う結露検出シーケンスが組み込まれ、前記準備シーケンスが実行される際、前記結露検出シーケンスでは、前記取得シーケンスで取得された指標値を用いて結露の有無が判断され、準備シーケンスに先立って、機外温度の変化量を検出する温度変化検出シーケンスを実行し、準備シーケンスでは、装置の複数の部分それぞれについて、取得シーケンス、調整シーケンスおよび結露検出シーケンスを含む処理を実行し、機外温度の変化量が所定の幅を超えた場合には、各部が相互に前記処理を同時並行で実行し、機外温度の変化量が所定の幅を超えない場合には、一部ずつ順に前記処理を実行することを特徴とする。
[実施の形態1]
<複写機の全体構成>
図1は、複写機1の全体の構成を示す図である。
画像プロセス部4は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各再現色のそれぞれに対応する作像ユニット20Y、20M、20C、20K、中間転写ベルト27などを備える。
作像ユニット20Y〜20Kは、中間転写ベルト27に対向してベルト走行方向上流側から下流側に沿って所定間隔で直列に配置されている。作像ユニット20Yは、像担持体としての感光体ドラム21、その周囲に配設された帯電部22、現像部23、中間転写ベルト27を挟んで感光体ドラム21と対向する一次転写ローラ24、一次転写ローラ24に一次転写電圧を供給する一次転写電圧出力部28、クリーナ25、プリントヘッド26などを備えている。
図2に示すように、プリントヘッド26は、レーザダイオード261、コリメータレンズ262、シリンドリカルレンズ263、ポリゴンミラー264a、ポリゴンミラー264aを回転させるポリゴンモータ264b、f−θレンズ265a〜265c、ウインドウガラス266を備える。さらに主走査ライン毎に感光体ドラム21上の主走査位置を一致させるために、SOSミラー267、SOSセンサ268等を備える。
図1に戻り、給送部5は、記録シートSを収容する給紙カセット51、52、給紙カセット51、52内の記録シートSを1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ53、54、繰り出された記録シートSを搬送する搬送ローラ対55、二次転写位置571に記録シートSを送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対56などを備えている。
制御部7は、外部の端末装置からの画像信号をY〜K色用のデジタル信号に変換し、プリントヘッド26を駆動させるための駆動信号を生成する。
プリントヘッド26は、制御部7からの駆動信号によりY〜K色の画像形成のためのレーザ光Lを発し、感光体ドラム21Y〜21Kを露光走査させる。この露光走査により、帯電部22Y〜22Kにより帯電された感光体ドラム21Y〜21K上に静電潜像が形成される。各静電潜像は、現像部23Y〜23Kにより現像されて感光体ドラム21Y〜21K上にY〜K色のトナー像が形成される。各色のトナー像は、一次転写ローラ24Y〜24Kに作用する静電力により中間転写ベルト27上に順次転写される。この際、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト27上の同じ位置に重ね合わせて一次転写されるようにタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト27上に重ね合わされた各色トナー像は、中間転写ベルト27の回転により二次転写位置571に移動する。
二次転写位置571を通過した用紙Sは、定着部6に搬送され、用紙S上のトナー像(未定着画像)が定着部6において加熱、加圧により用紙Sに定着される。
定着部6の下方には、複写機1内の空気の流路を変更するためのフィン92が配されている。フィン92は、同図の実線位置と破線位置とに姿勢変更自在に保持されており、フィン駆動部92a(図4)の駆動力を受けて、いずれかの姿勢に切替えられる。
図3(a)は、IDCセンサ35の構成を示す模式図であり、(b)は、IDCセンサ35の出力値の変化を示す特性図である。
図3(a)に示すように、IDCセンサ35は、発光素子としてLED351を備えている。また、LED351から中間転写ベルト27に向けて出射された光のうち、中間転写ベルト27に当たって反射された光のS偏光成分とP偏光成分とを分離する偏光ビームスプリッタ354と、分離されたS偏光成分を受光するS偏光センサ352と、P偏向成分を受光するP偏光センサ353とを備える。S偏光センサ352とP偏光センサ353とは、受光量を示す信号を制御部7へ送る。
<制御部7の構成>
図4は、制御部7の構成を示すブロック図である。
I/F部71は、LANカードなどのネットワークに接続するためのインターフェイスである。
RAM73は、CPU70のプログラム実行中のワークエリアとして用いられる。
また、CPU70は、準備シーケンスの実行を複写機1の各部に指示する。準備シーケンスは画質に影響する制御変数の最適値を決定するものである。この制御変数には、例えばレーザ光の発光量、一次転写電圧、二次転写電圧などを最適に制御するための制御変数が含まれる。CPU70は準備シーケンスにおいて最適な制御変数の値を決定する毎に、その値を制御変数記憶部74に上書き保存する(制御変数の更新)。
<準備シーケンスの内容>
図5は、準備シーケンスの内容を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、初期化処理を実行する(ステップS1)。当該初期化処理では、CPU70やRAM73を初期化する処理を行う。そして、初期化処理が終了すると、定着部6のヒータを点灯し、定着温度に達すると、定着温度を維持するようにヒータの点灯を制御する定着ヒータ点灯制御を開始する(ステップS2)。
図6は、イニシャルシーケンス制御の内容を示すフローチャートである。
図6に示すように、イニシャルシーケンス制御では、まず、露光量設定処理を実行し(ステップS11)、その後、プロセス電圧設定処理を実行する(ステップS12)。以下、露光量設定処理とプロセス電圧設定処理とを順に説明する。
<露光量設定処理の内容>
図7は、露光量設定処理の内容を示すフローチャートである。
LD261が発光していない場合(ステップS23で「NO」)、トラブルが発生したと検知して(ステップS30)、イニシャルシーケンス制御のルーチンに戻る。
ここで、所定量とは、プリントヘッド26内の結露の有無を判断するための閾値として予め決められたものである。本実施の形態では、受光量と当該所定量との大小を比較することにより結露の有無を判断する。このようにして結露の有無が判断できるのは、結露の有無により受光量が変化するからである。具体的には、ポリゴンミラー264aやf−θレンズ265aなどに結露が発生すると、LD261からの発光量が適正であっても結露の部分で乱反射するなどしてSOSセンサ268の受光量が少なくなる。そこで、結露が生じていない場合に検知されるであろう受光量の範囲の最小値を予め実験等から求めておき、その値を閾値として、これ以上の場合には結露が生じておらず、閾値よりも少ない場合に結露が生じていると判断するものである。
受光量が所定量以上と判断すると(ステップS25で「YES」)、結露が発生していないと判断して、取得信号(受光量)に基づいてLD261の光量調整を行う(ステップS26)。この調整方法は、公知の方法を用いることができる。例えば、結露が発生していない状態で、画像形成に適した光量でレーザ光が出射されたときに受光されるであろう受光量(目標値)が予め実験等から決められており、SOSセンサ268による現在の受光量の値が当該目標値に一致するように、LD261の駆動電圧を調整する。この調整電圧が制御変数に相当する。そして、制御変数記憶部74に記憶されているレーザ光の光量を制御するための制御変数を、今回の光量調整による制御変数に書き換える(更新する)。
一方、受光量が所定量を下回っていると判断すると(ステップS25で「NO」)、結露が発生していると判断して、LD261を一旦消灯させ(ステップS28)、プリントヘッド(PH)結露除去処理を実行する(ステップS29)。具体的には、ポリゴンモータ264bを通常の画像形成時の速度よりも速い速度で回転駆動させ、その駆動により発生した熱で露を気化させる。プリントヘッド結露除去は、例えば十数秒〜数十秒間行われる。
従来では、結露検出・除去シーケンスで環境センサを用いて結露検出のための信号のサンプリングを行い(1回目)、次に準備シーケンスで露光量設定のためにレーザ光の光量をサンプリングしており(2回目)、結果、2度、サンプリングを行っていた。
<プロセス電圧設定処理の内容>
図8は、プロセス電圧設定処理の内容を示すフローチャートである。
次に、制御変数記憶部74から一次転写電圧を制御するための制御変数を読み出し、読み出された制御変数に基づいて、一次転写電圧出力部28に対し、一次転写ローラ24への一次転写電圧の印加を指示する(ステップS32)。一次転写電圧出力部28は、一次転写ローラ24に流れる一次転写電流量を検知する検知回路を有しており、検知した電流量を示す信号をCPU70へ送る。
Tfが所定値Tf0よりも小さいと判断すると(ステップS34で「NO」)、結露が発生していないと判断して、Tfの値に基づいて一次転写電圧の初期設定を行う(ステップS35)。この初期設定は、公知の方法により行われる。ここでは、画像形成に適した一次転写電圧(目標電圧値)が予め実験等から決められており、その目標電圧値が一次転写ローラ24に印加されるように、一次転写電圧出力部28から出力される電流量が調整される。この調整された電流量の値が制御変数に相当する。そして、制御変数記憶部74に記憶されている制御変数を、今回の調整による制御変数に更新する。一次転写電圧出力部28としては、公知の定電圧回路を用いることができる。なお、一次転写を適切に行えれば良く、定電圧制御とする構成に限られない。例えば、定電流制御を行うとしても良い。この場合、目標電流値になるように印加電圧の価が調整される。これらのことは、後述の二次転写電圧の調整において同様である。
結露除去処理は、具体的には次のように行われる。すなわち、ファン91を逆回転させると共に、フィン92を水平位置(実線位置:図1)から鉛直位置(破線位置)に姿勢変更させる第2モードを実行する。これにより図19に示すように、ファン91により機外から機内に取り入れられたエアを定着部6、フィン92を介して画像プロセス部4に向けて導くことができ、定着部6からの熱により昇温されたエアを感光体ドラム21などに吹き付けて、感光体ドラム21に生じている露を気化させ、除去できる。結露除去処理が終了すると、ステップS32に戻ってステップS32以下の処理を実行する。
次に、一次転写電圧の初期設定と同様の方法で二次転写電圧の初期設定を行う。すなわち、制御変数記憶部74から二次転写電圧を制御するための制御変数を読み出し、読み出された制御変数に基づいて、二次転写電圧出力部59に対し、二次転写ローラ57への二次転写電圧の印加を指示する(ステップS37)。二次転写電圧出力部59は、検知した電流量を示す信号をCPU70へ送る。
TsがTs0以上と判断すると(ステップS39で「YES」)、結露が発生していると判断して、二次転写電圧の印加を停止し(ステップS44)、結露除去処理を実行する(ステップS45)。結露除去処理は、一次転写電圧の初期設定で既述した処理方法と同様の方法が用いられる。結露除去処理が終了すると、ステップS38に戻ってステップS38以下の処理を実行する。
このように、露光量設定と同様に、一次転写電圧と二次転写電圧の調整に用いる電流量を示す信号のサンプリング結果を、結露有無の判断に利用したので、結露検出のためだけに信号のサンプリングを行わなくて済み、処理時間の短縮化を図ることができる。なお、上記では転写電流が目標値になるように転写電圧を調整するとしたが、これに限られず、例えば転写電圧が目標値になるように調整するようにしても良い。
図9は、補正シーケンス制御の内容を示すフローチャートである。
図9に示すように、補正シーケンス制御では、まず、IDCセンサ35の発光素子の光量補正処理を実行し(ステップS51)、続いて、画像濃度補正処理を実行する(ステップS52)。
<発光素子の光量補正処理の内容>
図10は、IDCセンサ35の光量補正処理の内容を示すフローチャートである。
駆動信号を受けてLED351が発光すると、中間転写ベルト27で反射された反射光のうち、P偏光センサ353により検出されたP偏向成分の検出信号(P偏向信号)と、S偏光センサ352により検出されたS偏向成分の検出信号(S偏向信号)とを、IDCセンサ35から受信する。
このように、露光量設定と同様に、LED351の光量補正に用いるP偏向信号およびS偏向信号のサンプリング結果を、結露有無の判断に利用したので、結露検出のためだけにサンプリングを行わなくて済み、処理時間の短縮化を図ることができる。
<画像濃度補正の内容>
図11は、画像濃度補正処理の内容を示すフローチャートである。図12(a)は、中間転写ベルト27とIDCセンサ35とを図1のD方向からみたときの概略図であって、IDCセンサ35は、35aと35bとの2つからなり、中間転写ベルト27の主走査方向両端側に対応する位置に配置されている。同図(b)は、IDCセンサの出力を経時的に示した概略特性図である。
取得した信号から画像濃度が正常範囲内か否かを判断する(ステップS83)。例えば、レーザ光の露光量や転写電圧などが正常であっても、帯電部22や現像部23などに結露が発生すると、帯電、現像などの各工程において結露部分を介してアースに電流が流れ易くなって、帯電電位や現像バイアス電圧などが規定値よりも下がり(規定値に維持できず)、画像濃度が極端に薄くなってしまう。換言すると、濃度が薄くて規定値以下だと結露発生の蓋然性が高いと言える。そこで、パターン濃度を濃度検出信号として取得し、基準パターンの濃度が所定の範囲内に収まるか否かでこれら各部に結露が発生しているか否かを判断する。
この補正方法は、公知の方法を用いることができる。例えば、結露の発生していない状態において、IDCセンサ35により検出されたパターン濃度と、その濃度に対する制御変数(適正な画像濃度を得るために必要な露光量、転写電圧、現像バイアス電圧、帯電量などを制御するための値)の対応テーブルが予め求められており、検出された濃度がどの濃度のときに、各部の制御変数をどの値に補正すれば良いかを対応テーブルを参照して決める。そして、制御変数記憶部74に現に記憶されている制御変数を、今回の補正による制御変数に書き換える(更新する)。
濃度補正が終了すると、補正シーケンスのルーチンに戻り(図9参照)、さらに準備シーケンスのルーチンに戻る(図5参照)。
以上説明したように、本実施の形態では、露光など各部において設定や調整に必要な信号の取得により結露検出を行うので、従来のように結露検出において各部で別々にセンサなどによる信号の取得を行うよりも処理時間を短縮できる。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る画像形成装置では、準備シーケンスの処理の開始タイミングが実施の形態1と異なるのみであるので、ここでは、同じ構成要素に同じ符号を付し、その説明を省略する。
図13に示すフローチャートは、複写機の待機中(コピーやプリントの指示を待っている状態)において所定のタイミングで開始される。
図13に示すように、待機制御実行中(ステップS201)に、不図示の温度センサにより機内温度をモニタし、機内温度変化が所定量を超えているか否かを判断する(ステップS202)。機内温度変化が所定量を超えていると判断すると(ステップS202で「YES」)、実施の形態1で説明したイニシャルシーケンス制御を実行し(ステップS4)、そして補正シーケンス制御を実行して(ステップS5)、準備シーケンス処理を終了する。
[実施の形態3]
実施の形態3では、機外温度を検出するセンサ等の検出手段を備え、単位時間当たりの機外温度の変化量に応じて、以下に説明する2通りの処理のうちいずれか一方の処理を実行する点が実施の形態1と異なる。ここでは、実施の形態1と同じ構成に同じ符号を付し、その説明を省略する。
図14に示すように、準備シーケンスでは、まず、初期化処理が実行され(ステップS1)、定着ヒータ点灯制御処理が開始される(ステップS2)。そして、定着部6の温度が所定の温度を超えたと判断されると(ステップS3で「YES」)、機外温度の変化量が所定量を超えているか否かが判断される(ステップS301)。
機外温度が所定量を超えていないと判断されると(ステップS301で「NO」)、結露検出・除去処理の含まれないイニシャルシーケンス制御が実行され(ステップS302)、その後、結露検出・除去処理の含まれない補正シーケンス制御が実行される(ステップS303)。
図15に示すイニシャルシーケンス制御は、図6(図7、図8)で示したイニシャルシーケンス制御から結露検出・除去シーケンスの部分を削除したものと同等であるので、ここでは、各ステップの説明を省略し、図16に示す補正シーケンス制御は、図9(図10、図11)で示した補正シーケンス制御から結露検出・除去シーケンス制御の部分を削除したものと同等であるので、ここでは、各ステップの説明を省略する。
本実施の形態では、最初に機外温度変化を1回検出すれば、その後は、装置の複数の部分それぞれにおいて露光量など設定や調整に必要な信号の取得により結露検出を行えることから、実施の形態1と同様に装置各部において検出信号の取得処理に要する時間を従来よりも短縮化できるという効果を享受しつつ、機外温度変化が小さい場合には、イニシャルシーケンスと補正シーケンスにおいて結露判断自体を省略して、その判断処理に要する時間分もさらに短縮できるという効果を奏する。
[実施の形態4]
実施の形態4では、主に機外温度の変化量を契機に以下に説明する2通りの処理のうちいずれか一方の処理を実行する点が実施の形態1と異なる。この点は実施の形態3と同様である。ここでは、実施の形態1と同じ構成に同じ符号を付し、その説明を省略する。
図17に示すように、準備シーケンスでは、初期化処理が実行され(ステップS1)、定着ヒータ点灯制御が開始される(ステップS2)。そして、定着部6の温度が所定の温度を超えたと判断されると(ステップS3で「YES」)、機外温度の変化が所定量を超えるか否かが判断される(ステップS301)。
一方、機外温度変化が所定量を超えていると判断されると(ステップS301で「YES」)、イニシャルシーケンス制御が実行され(ステップS303)、その後、補正シーケンス制御に移る(ステップS5)。
図18に示すように、本実施の形態に係るイニシャルシーケンス制御では、既述の露光量設定処理(図18(a))とプロセス電圧設定処理(図18(b))とが同時並行で処理される。
逆に、機外温度変化が小さい場合、結露発生の蓋然性が低く、結露発生していなければ結露の除去処理が行われないので、CPU70が露光量補正処理とプロセス電圧設定処理を順次に実行するとしても、CPU70の負担はそれほど大きくならず、かつ実施の形態1と同様に従来よりも時間短縮を図れる。この場合、別のCPUは、プロセス電圧設定処理を実行しないことになるから、例えば別のCPUが備えられていない構成の場合にCPU70だけではイニシャルシーケンスの後でないと実行できなかった他の処理を、当該別のCPUを配して当該別のCPUが担当すれば、イニシャルシーケンスと同時並行して実行することも可能になって、処理時間のさらなる短縮化を図ることができる。なお、所定量は実施の形態3と同じものとすることができる。
<変形例>
(1)上記各実施の形態では、結露除去方法として、ポリゴンモータ264bを回転させ、あるいは、ファン91を逆回転させて機内に外気を取り込むと共に、フィン92を実線位置に変更することにより、結露を除去していたが、これらに限定されない。例えば、図20に示すように各部にヒータを備える方法を採ることもできる。すなわち、図20に示すように、二次転写ローラ57の直下にヒータ93aを、中間転写ベルト27の内側にヒータ93bを、感光体ドラム21近傍にヒータ93c〜93fを、プリントヘッド26近傍にヒータ93g〜93jを配置し、これらヒータからの熱で結露を除去しても良い。
(3)上記実施の形態では、本発明の定着装置をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合の例を説明したが、これに限られない。カラーやモノクロの画像形成に関わらず、装置各部の結露を検出する機能を備えた画像形成装置であれば、例えば複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等の画像形成装置に適用できる。
4・・・・・・・・・・・・・画像プロセス部
6・・・・・・・・・・・・・定着部
20・・・・・・・・・・・・作像ユニット
22・・・・・・・・・・・・帯電部
23・・・・・・・・・・・・現像部
24・・・・・・・・・・・・一次転写ローラ
26・・・・・・・・・・・・プリントヘッド
27・・・・・・・・・・・・中間転写ベルト
27a・・・・・・・・・・・パターン列
28・・・・・・・・・・・・一次転写電圧出力部
35(35a、35b)・・・IDCセンサ
57・・・・・・・・・・・・二次転写ローラ
59・・・・・・・・・・・・二次転写電圧出力部
70・・・・・・・・・・・・CPU
74・・・・・・・・・・・・制御変数記憶部
91・・・・・・・・・・・・ファン
92・・・・・・・・・・・・フィン
261・・・・・・・・・・・レーザダイオード(LD)
264a・・・・・・・・・・ポリゴンミラー
267・・・・・・・・・・・SOSミラー
268・・・・・・・・・・・SOSセンサ
351・・・・・・・・・・・LED
352・・・・・・・・・・・S偏光センサ
353・・・・・・・・・・・P偏光センサ
Claims (9)
- 画像形成を実行するシーケンスに先立って準備シーケンスを実行する画像形成装置であって、
前記準備シーケンスには、
装置各部のうち、少なくとも一部の出力量を指標する指標値を取得する取得シーケンスと、当該指標値に基づいて当該出力量を調整する調整シーケンスとが含まれると共に、当該一部の結露の検出を行う結露検出シーケンスが組み込まれ、
前記準備シーケンスが実行される際、前記結露検出シーケンスでは、前記取得シーケンスで取得された指標値を用いて結露の有無が判断され、
更に、取得シーケンスと調整シーケンスが含まれ結露検出シーケンスが含まれていない、前記準備シーケンスとは異なる別の準備シーケンスの実行が可能であり、
準備シーケンスおよび別の準備シーケンスに先立って、機外温度の変化量を検出する温度変化検出シーケンスを実行し、
機外温度の変化量が所定の幅を超えた場合には、準備シーケンスが実行され、機外温度の変化量が所定の幅を超えない場合には、別の準備シーケンスが実行されることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成を実行するシーケンスに先立って準備シーケンスを実行する画像形成装置であって、
前記準備シーケンスには、
装置各部のうち、少なくとも一部の出力量を指標する指標値を取得する取得シーケンスと、当該指標値に基づいて当該出力量を調整する調整シーケンスとが含まれると共に、当該一部の結露の検出を行う結露検出シーケンスが組み込まれ、
前記準備シーケンスが実行される際、前記結露検出シーケンスでは、前記取得シーケンスで取得された指標値を用いて結露の有無が判断され、
準備シーケンスに先立って、機外温度の変化量を検出する温度変化検出シーケンスを実行し、
準備シーケンスでは、装置の複数の部分それぞれについて、取得シーケンス、調整シーケンスおよび結露検出シーケンスを含む処理を実行し、
機外温度の変化量が所定の幅を超えた場合には、各部が相互に前記処理を同時並行で実行し、
機外温度の変化量が所定の幅を超えない場合には、一部ずつ順に前記処理を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記装置の一部は、
画像形成の際に感光体を露光するための光を発する露光部であり、
前記取得シーケンスは、
前記露光部による感光体の露光量を示す信号を、前記一部の出力量を指標する指標値として取得し、
前記結露検出シーケンスは、
前記露光量に応じて結露の有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記装置の一部は、
画像形成の際に像担持体上に形成されたトナー像を被転写体に静電的に転写する転写部に転写電流を供給する供給部であり、
前記取得シーケンスは、
前記供給部から転写部に供給される転写電流の値を示す信号を、前記一部の出力量を指標する指標値として取得し、
前記結露検出シーケンスは、
前記転写電流の値の大きさに応じて結露の有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記装置の一部は、
トナー像が担持される像担持体表面に向けて光を発する発光部と当該発せられた光の前記像担持体表面からの反射光を受光する受光部を有する光学検出部であり、
前記取得シーケンスは、
前記受光部により検出された前記反射光の光量を示す信号を、前記一部の出力量を指標する指標値として取得し、
前記結露検出シーケンスは、
前記反射光の光量の大きさに応じて結露の有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記装置の少なくとも一部とは、
像担持体を帯電させる帯電部と、帯電された像担持体を露光する露光部と、露光により像担持体に形成された潜像を現像する現像部と、現像により像担持体上に顕像化された現像剤像を被転写体に転写する転写部のことであり、
前記取得シーケンスは、
帯電部、露光部、現像部、転写部の駆動により被転写体上に転写された基準パターン画像の濃度を示す信号を、各部の出力量を指標する指標値として取得し、
前記調整シーケンスは、
基準パターン画像の濃度に応じて、帯電部、露光部、現像部、転写部の少なくとも1部の動作を適正に調整し、
前記結露検出シーケンスは、
前記パターン画像の濃度に応じて結露の有無を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 画像形成後に記録シート上に形成された画像を熱定着する定着部と、
定着部周辺のエアを機外に排出する第1モードと定着部周辺のエアを前記少なくとも一部まで導いて吹き付ける第2モードを切替えて実行可能な送風手段と、を備え、
結露検出シーケンスで結露検出されなかった場合には、第1モードによる送風を行わせ、結露検出された場合には、第2モードによる送風を行わせる結露除去シーケンスを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 装置各部にヒータが備えられ、
結露検出シーケンスにおいて結露が検出された場合には、検出された部分に対応するヒータを動作させる結露除去シーケンスを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記感光体は、回転自在に保持された感光体ドラムであり、
前記露光部は、
光源と、光源からの光を偏向するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転させて前記光源からの光を感光体ドラムの回転軸方向へ走査させるポリゴンモータとを備え、
結露検出シーケンスにおいて露光部に結露が検出された場合に、前記ポリゴンモータを画像形成時よりも速い速度で回転させて、その回転により生じる熱により結露を除去する結露除去シーケンスを実行することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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